JP2005146646A - 貴重品保管装置及び保管装置管理サーバ - Google Patents

貴重品保管装置及び保管装置管理サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2005146646A
JP2005146646A JP2003385496A JP2003385496A JP2005146646A JP 2005146646 A JP2005146646 A JP 2005146646A JP 2003385496 A JP2003385496 A JP 2003385496A JP 2003385496 A JP2003385496 A JP 2003385496A JP 2005146646 A JP2005146646 A JP 2005146646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
safe
code
management server
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003385496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4469160B2 (ja
Inventor
Takahiko Ogino
隆彦 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP2003385496A priority Critical patent/JP4469160B2/ja
Publication of JP2005146646A publication Critical patent/JP2005146646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4469160B2 publication Critical patent/JP4469160B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 貴重品保管装置自体が盗難された場合に、その内部に収納された貴重品の盗用をより確実に防止すること。
【解決手段】 金庫制御装置150は、金庫10の施錠状態を設定した後に、ICタグ読取装置100から入力されるICタグのIDコードをもとに金融物品管理情報152aを更新する。また、金庫制御装置150は、GPS130から入力された現在位置情報をもとに、金庫10が所定の閾値以上移動されたと判断した場合には、金融物品管理情報152aとともに金庫10が移動された旨の移動信号を金庫管理サーバ30に送信し、金庫10の異常を通知する。これに応じて、金庫管理サーバ30の制御装置は、送信された金融物品管理情報を構成するIDコードをもとに金融システムを特定し、特定した金融システムに該当するIDコードを無効化依頼信号とともに送信して異常を報知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、貴重品保管装置及び保管装置管理サーバに関する。
金庫等に代表される貴重品保管装置は、堅牢な構造とその自重とによって盗難防止を保証しているのが一般的であるが、盗難防止及び盗難に対する防御措置として様々なものが考案されている。例えば、異常状態が発生したとき等に、金庫内に設置された塗料噴出手段が作動し、金庫内に塗料が噴出されるように構成されたものが知られている(特許文献1参照。)。
特開平9−310557号公報
しかし、貴重品保管装置の内部に収納された貴重品に塗料が塗布されたとしても、その貴重品の性質によっては、利用(すなわち盗用)が可能である場合がある。例えばクレジットカードなどである。そこで本発明は、貴重品保管装置自体が盗難された場合に、その内部に収納された貴重品の盗用をより確実に防止することを目的とする。
以上の課題を解決するため、第1の発明は、
所定の通信回線を介して保管装置管理サーバと通信可能に接続された貴重品保管装置であって、
貴重品保管装置内に存在し得るICタグと通信を行い、当該ICタグに記憶されたIDコードを読み取るICタグ読取装置(例えば、図2に示すICタグ読取装置100)と、
前記ICタグ読取装置によって読み取られたIDコードを前記保管装置管理サーバに送信するコード送信手段(例えば、図2に示す金庫制御装置150,通信装置160)と、
を備えたことを特徴としている。
ここで、貴重品保管装置とは、例えば、紙幣、硬貨、有価証券(例えば、小切手、手形、株券、債券、商品券、郵便為替証券等)、預金通帳、旅券等の証券や、クレジットカード、重要書類等の貴重品(以下、「金融物品」という。)を収納し、盗難等を防ぐための装置であり、金庫が代表例であるが、貸ロッカーやATM(現金自動預入れ支払い機)等であってもよい。
この第1の発明によれば、ICタグ読取装置によって読み取られた貴重品保管装置内のICタグのIDコードを、所定の通信回線を介して保管装置管理サーバに送信することができる。これにより、貴重品保管装置内のICタグのIDコードを、保管装置管理サーバで管理することができる。したがって、貴重品保管装置内にICタグが貼付又は含有等された金融物品を収納することにより、貴重品保管装置の盗難といった異常事態が発生した場合に、保管装置管理サーバで管理されるICタグのIDコードにより、これらの不正使用を防止することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明の貴重品保管装置であって、
請求項1に記載の貴重品保管装置であって、
所定の無線信号を受信して現在位置を検出する処理を定期的に行う位置検出装置と、
前記位置検出装置により検出された現在位置を前記保管装置管理サーバに送信する現在位置送信手段と、
を備えたことを特徴としている。
この第2の発明によれば、所定の無線信号を受信して定期的に検出した貴重品管理装置の現在位置を、保管装置管理サーバに送信することができる。したがって、保管装置管理サーバにおいて、貴重品保管装置の移動を監視することができ、その移動距離により盗難といった異常事態を検知することが可能となり、保管装置管理サーバに送信された貴重品保管装置内のICタグのIDコードにより、これらの不正使用を防止することが可能となる。
第3の発明は、
所定の通信回線を介して保管装置管理サーバと通信可能に接続された貴重品保管装置であって、
貴重品保管装置内に存在し得るICタグと通信を行い、当該ICタグに記憶されたIDコードを読み取るICタグ読取装置(例えば、図2に示すICタグ読取装置100)と、
所定の無線信号を受信して現在位置を検出する処理を定期的に行う位置検出装置(例えば、図2に示すGPS130)と、
前記位置検出装置によって検出された現在位置が前回検出された位置から所定距離以上変化した場合に、前記ICタグ読取装置によって読み取られたIDコードとともに、貴重品保管装置が移動された旨の移動信号を前記保管装置管理サーバに通知する通知手段(例えば、図2に示す金庫制御装置150,通信装置160)と、
を備えたことを特徴としている。
この第3の発明によれば、所定の無線信号を受信して貴重品管理装置の現在位置を定期的に検出し、貴重品管理装置の現在位置が前回検出された位置から所定距離以上変化した場合に、ICタグ読取装置によって読み取られた貴重品保存装置内のICタグのIDコードとともに、貴重品保管装置が移動された旨の移動信号を保管装置管理サーバに通知することができる。したがって、貴重品保管装置の現在位置の移動距離により盗難といった異常事態を検知し、保管装置管理サーバに送信された貴重品保管装置内のICタグのIDコードにより、これらの不正使用を防止することが可能となる。
第4の発明は、第1〜第3の何れかの発明の貴重品保管装置であって、
無停電電源装置を更に備えたことを特徴としている。
この第4の発明によれば、貴重品保管装置は、貴重品保管装置が盗難される等して移動された場合であっても、無停電電源装置により、保管装置管理サーバに対して、IDコードや貴重品保管装置が移動された旨の移動信号を確実に送信することができる。
第5の発明は、第1〜第4の何れかの発明の貴重品保管装置と通信可能に接続されているとともに、所定の金融機関システムと通信可能に接続された保管装置管理サーバであって、
前記IDコードには金融機関コードが含まれ、
前記貴重品保管装置からIDコードを受信するコード受信手段(例えば、図5に示す通信装置33)と、
前記受信したIDコードに含まれる金融機関コードが前記金融機関システムのコードであるか否かを判定する判定手段(例えば、図5に示す制御装置31)と、
前記金融機関システムのコードであると判定され、且つ無効化依頼信号を送信するための所定条件が満たされた場合に、前記受信したIDコードと当該IDコードの無効化を依頼する旨の信号とを前記金融機関システムに送信する無効化依頼信号送信手段(例えば、図5に示す制御装置31,通信装置33)と、
を備えたことを特徴としている。
この第5の発明によれば、貴重品保管装置から送信されたIDコードに含まれる金融機関コードが所定の金融機関システムのコードである場合であって、無効化依頼信号を送信するための所定条件が満たされた場合に、当該所定の金融機関システムに、IDコードの無効化を依頼する旨の信号を送信することができる。したがって、無効化されたIDコードのICタグが貼付又は含有等された金融物品の不正使用を防止することが可能となる。
本発明によれば、ICタグ読取装置によって読み取られた貴重品保管装置内のICタグのIDコードを、所定の通信回線を介して保管装置管理サーバに送信することができる。これにより、貴重品保管装置内のICタグのIDコードを、保管装置管理サーバで管理することができる。したがって、貴重品保管装置内にICタグが貼付又は含有等された金融物品を収納することにより、貴重品保管装置の盗難といった異常事態が発生した場合に、保管装置管理サーバで管理されるICタグのIDコードにより、これらの不正使用を防止することが可能となる。
そして、所定の無線信号を受信して定期的に検出した貴重品管理装置の現在位置を、保管装置管理サーバに送信することができる。したがって、保管装置管理サーバにおいて、貴重品保管装置の移動を監視することができ、その移動距離により盗難といった異常事態を検知することが可能となり、保管装置管理サーバに送信された貴重品保管装置内のICタグのIDコードにより、これらの不正使用を防止することが可能となる。
また、所定の無線信号を受信して貴重品管理装置の現在位置を定期的に検出し、貴重品管理装置の現在位置が前回検出された位置から所定距離以上変化した場合に、ICタグ読取装置によって読み取られた貴重品保存装置内のICタグのIDコードとともに、貴重品保管装置が移動された旨の移動信号を保管装置管理サーバに通知することができる。したがって、貴重品保管装置の現在位置の移動距離により盗難といった異常事態を検知し、保管装置管理サーバに送信された貴重品保管装置内のICタグのIDコードにより、これらの不正使用を防止することが可能となる。
さらに、貴重品保管装置は、貴重品保管装置が盗難される等して移動された場合であっても、無停電電源装置により、保管装置管理サーバに対して、IDコードや貴重品保管装置が移動された旨の移動信号を確実に送信することができる。
また、貴重品保管装置から送信されたIDコードに含まれる金融機関コードが所定の金融機関システムのコードである場合であって、無効化依頼信号を送信するための所定条件が満たされた場合に、当該所定の金融機関システムに、IDコードの無効化を依頼する旨の信号を送信することができる。したがって、無効化されたIDコードのICタグが貼付又は含有等された金融物品の不正使用を防止することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について、詳細に説明する。尚、以下では、本発明の貴重品保管装置を、金庫に適用した場合を例にとって説明する。
[概観]
図1は、金庫10の概観例を示す斜視図である。金庫10は、その前面が開口した箱状の本体12と、本体12の前面に設けられた開閉扉14とを備えており、この開閉扉14により、前記本体12の開口部が開閉される。また、金庫10は、電源と接続するための電源コネクタ(図示略)を有し、電源から供給される電力によって動作する。
本実施形態において、本体12の内部には、それぞれ固有に割り当てられたIDコードを記憶したICタグが貼付又は含有された金融物品が収納され、このIDコードにより、金庫10内の金融物品が管理される。
一方、開閉扉14の前面には、当該開閉扉14を開閉するためのハンドル16が設けられており、開閉扉14が閉じられた際に、図示しない電子錠によりハンドル16がロックされて金庫10が施錠されるようになっている。
さらに、開閉扉14の前面には、本人認証機能として、金庫10の所有者を指の指紋により特定する指紋認証装置18、及び眼の虹彩により特定する虹彩認証装置19が設けられており、これらにより指紋及び虹彩が認証・照合された場合に、前述の電子錠によりハンドル16のロックが解除されて金庫10が解錠される。
[機能構成]
図2は、金庫10の主要機能ブロックの構成例を示す図である。図2において、金庫10は、ICタグ読取装置100と、施錠/解錠装置110と、認証装置120と、GPS130と、通信装置160と、金庫制御装置150と、UPS140とを備えて構成されている。
また、図2において、金庫10の内部に収納される金融物品の例として、札70−1、小切手70−2、株券70−3、及びクレジットカード70−4を示しており、各金融物品には、それぞれICタグ90(90−1〜4)が貼付又は含有されている。このICタグ90は、例えばミューチップ等の公知のICタグであって、メモリやアンテナ、電源回路、制御回路等で構成され、ICタグ読取装置100との間で電磁誘導による無線通信を行い、メモリに記憶されたIDコードをICタグ読取装置100に送信する。
IDコードは、金融物品を特定するための情報であり、金融機関コードとしての、金融システム50の識別コード(以下、「金融システムコード」という。)と、金融物品の識別コード(以下、「金融物品コード」という。)とが組み合わされた情報である。図3に、IDコードの一例を示す。図3において、IDコードとして"A005_1250"が示されており、アンダーバー"_"の前部分"A005"が金融システムコードを、後部分"1250"が金融物品コードを、それぞれ示している。ここで、金融システム50の識別コードとは、該当するICタグ90が貼付又は含有された金融物品を取り扱う金融システム50を特定するための情報であり、詳細は後述する。また、金融物品コードは、その種別等をもとに設定される情報である。このIDコードにより金融物品がユニークに特定される。
ICタグ読取装置100は、アンテナや制御回路等により構成され、金庫制御装置150の制御により、金庫10の内部に収納される金融物品に貼付又は含有されたICタグ90との間で無線通信を行って、ICタグ90から送信されたIDコードを金庫制御装置150に出力する。例えば、金庫10の内部に、図2に示す札70−1、小切手70−2、株券70−3、及びクレジットカード70−4が収納されている場合には、ICタグ読取装置100は、これらに貼付又は含有されたICタグ90(90−1〜4)とそれぞれ無線通信を行って、受信したIDコードを金庫制御装置150に出力する。
施錠/解錠装置110は、例えば、電磁ロック方式の電子錠等により構成され、電子錠の施錠/解錠動作を行う。具体的には、施錠/解錠装置110は、金庫制御装置150から施錠制御信号が入力された場合に電子錠の施錠動作を行い、解錠制御信号が入力された場合には、電子錠の解錠動作を行う。
認証装置120は、金庫10の所有者を識別するための装置であり、図1に示す指紋認証装置18及び虹彩認証装置19に相当するものである。この認証装置120は、認証情報として、金庫10の所有者の指紋の画像データ及び虹彩の画像データが記憶されたROM122を備える。
指紋認証装置18は、例えば、光学式の指紋センサ等で構成され、取得した指紋画像と、ROM122内に記憶されている指紋の画像データとを比較して、本人認証を行う。また、虹彩認証装置19は、例えば、光学レンズやCCD等の撮像素子等で構成される虹彩センサ等を備え、取得した虹彩画像と、ROM122内に記憶されている虹彩の画像データとを比較して、本人認証を行う。尚、指紋認証装置18及び虹彩認証装置19による本人認証は、公知の技術を用いることとし、ここでの説明は省略する。
認証装置120は、指紋及び虹彩が認証・照合されて、金庫10の所有者本人を認証した場合に、認証通知信号を金庫制御装置150に出力する。
GPS(Global Positioning Systems)130は、GPS衛星からの電波を受信するGPSアンテナ等を備えて構成され、金庫制御装置150の制御により、GPSアンテナで受信した電波から金庫10の現在位置情報を抽出して、金庫制御装置150に出力する。
UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)140は、金庫10の電源装置である。UPS140は、外部電源から入力される交流電圧の電圧レベルを監視し、所定レベルより低くなった場合に、内蔵バッテリ(図示略)の電源を金庫10に供給する。また、外部からの電源入力が遮断された場合に、一定時間金庫10に電力を供給するためのバッテリ(コンデンサ)を備える。
金庫制御装置150は、金庫10を構成する各機能部への指示やデータの転送等を行って金庫10を統括的に制御する。具体的には、金庫制御装置150は、金庫10の内部に収納されている金融物品を管理するための金融物品管理処理や、金庫10の移動を監視するための現在位置監視処理、認証装置120から入力される認証通知信号に応じて施錠/解錠装置110に解錠制御信号を出力し、金庫10の解錠状態を設定する処理、金庫10の開閉扉14(図1)に設けられ、開閉扉14の閉動作を検知するセンサ(図示略)から入力される閉動作検知信号に応じて施錠/解錠装置110に施錠制御信号を出力し、金庫10の施錠状態を設定する処理等を実行する。
また、金庫制御装置150は、フラッシュメモリ152を備えており、このフラッシュメモリ152には、金融物品管理情報152aと、金庫位置情報152bとが格納される。
図4は、金融物品管理情報152aの一例を示す図である。金融物品管理情報152aには、金庫10の内部に収納されている金融物品に貼付又は含有されたICタグのIDコードが格納される。金庫制御装置150は、例えば、施錠/解錠装置110の動作を制御して金庫10の施錠状態を設定する毎に、ICタグ読取装置100の動作を制御して金庫10内のICタグとの無線通信を実行させ、ICタグ読取装置100から入力されるICタグのIDコードをもとに、金融物品管理情報152aを更新する。
金庫位置情報152bには、GPS130から入力された金庫10の現在位置情報が格納される。金庫制御装置150は、例えば、所定の時間間隔でGPS130に金庫10の現在位置検出処理を実行させ、GPS130から入力された金庫10の現在位置情報をもとに金庫位置情報152bを更新する。より詳細には、金庫制御装置150は、金庫位置情報152bを更新する前に、GPS130から入力された現在位置情報と、当該時点で金庫位置情報152bに格納されている現在位置情報とを比較する処理を行う。この際、金庫10が所定の閾値以上移動されたと判断した場合には、金庫制御装置150は、金融物品管理情報152aとともに金庫10が移動された旨の移動信号を金庫管理サーバ30に送信し、金庫10の異常を通知する処理を行う。
通信装置160は、通信回線Nを介して接続される外部機器(本実施形態では金庫管理サーバ30)と所定の情報を送受するための装置であり、外部機器との通信を行うための制御を行う。金庫10は、この通信装置160及び通信回線Nを介して、保管装置管理サーバとしての金庫管理サーバ30と接続されている。ここで、通信回線Nとは、データ授受が可能な通信路を意味する。すなわち、通信回線Nとは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLANの他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、通信方法については有線/無線を問わない。
図5は、金庫管理サーバ30の主要機能ブロックの構成例を示す図である。金庫管理サーバ30は、公知のサーバコンピュータシステムをもとに構成されており、CPU等の制御装置31、通信回線Nに接続するための通信装置33、及びハードディスク等の記憶装置35を備えて構成されている。
この金庫管理サーバ30は、通信装置33を介して金融システム50との通信接続が可能である。金融システム50は、例えば、金融物品を取り扱う金融機関により運用されるものであり、当該金融システム50を特定するための金融システムコードが固有に割り当てられている。本実施の形態では、金融システム50として、各種金融機関によりそれぞれ運用される複数の金融システムを包括して図示・説明する。
また、金庫管理サーバ30が備える記憶装置35には、前述の金融システム50を特定するための金融システム管理テーブル35aが記憶されている。
図6は、金融システム管理テーブル35aの一例を示す図である。図6に示すように、金融システム管理テーブル35aには、金融システムコードと、当該金融システムコードが割り当てられた金融システムとが対応付けられて設定されている。金庫管理サーバ30において、制御装置31は、金庫10から金融物品管理情報及び移動信号が送信されて、金庫10の異常が通知された場合に、送信された金融物品管理情報を構成するIDコードをもとに金融システムを特定し、特定した金融システムに対して、該当するIDコードを無効化依頼信号とともに送信して異常を報知する処理を行う。
[処理の流れ]
次に、本実施形態における金庫10の金庫制御装置150及び金庫管理サーバ30の制御装置31の処理の流れについて説明する。
(金融物品管理処理)
図7は、金融物品管理処理に係る金庫制御装置150の処理の一例を示すフローチャートである。この金融物品管理処理において、金庫制御装置150は、施錠/解錠装置110の動作を制御して金庫10の施錠状態を設定した場合に(ステップa10:YES)、ICタグ読取処理を実行する(ステップa20)。具体的には、金庫制御装置150は、ICタグ読取装置100の動作を制御して金庫10内のICタグ90との無線通信を実行させる。
そして、金庫制御装置150は、ICタグ読取装置100から入力されたIDコードをもとに金融物品管理情報152aを更新し(ステップa30)、本処理を終了する。
(金庫位置監視処理)
図8は、金庫位置監視処理に係る金庫10の金庫制御装置150の処理の一例を示すフローチャートである。金庫制御装置150は、例えば、以下説明する金庫位置監視処理を、所定の時間間隔(例えば、10分)で実行する。
すなわち、金庫制御装置150は、先ず、GPS130の動作を制御して、金庫10の現在位置を検出する(ステップb10)。そして、金庫制御装置150は、GPS130から入力された現在位置情報と、当該時点で金庫位置情報152bに格納されている前回の金庫10の現在位置情報とを比較し、金庫10の位置の移動量が所定の閾値以上の場合には(ステップb20:YES)、金融物品管理情報152aとともに金庫10が移動された旨の移動信号を金庫管理サーバ30に送信し、金庫10の異常を通知する処理を行い(ステップb30)、本処理を終了する。ここで、前記所定の閾値は、例えば、当該金庫10が設置された建物の敷地面積等に応じて設定する等、適宜変更してよい。
また、金庫制御装置150は、金庫10の位置の移動量が前記所定の閾値未満の場合には(ステップb20:NO)、ステップb10の処理によりGPS130から入力された現在位置情報をもとに金庫位置情報152bを更新し(ステップb40)、本処理を終了する。
(金庫管理処理)
図9は、金庫管理処理に係る制御装置31の処理の一例を示すフローチャートである。図9に示すように、制御装置31は、金庫10から金融物品管理情報とともに移動信号が送信され、金庫10の異常が通知された場合には(ステップc10:YES)、送信された金融物品管理情報に設定されているIDコードを順次読み出して、金融システムコードを判定する(ステップc20)。続いて、制御装置31は、金融システム管理テーブル35aをもとに、判定された金融システムコードに対応する金融システムを特定し、当該金融システムに、無効化依頼信号とともにIDコードを送信して異常を通報し(ステップc30)、本処理を終了する。
金庫管理サーバ30からIDコードが送信されて異常が通報された金融システムでは、例えば、IDコードの金融物品コードをもとに金融物品を特定し、特定された金融物品を無効化する手続きを行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、金庫10の内部に収納された金融物品を、そのIDコードにより管理することができる。また、金庫10の現在位置が所定の閾値以上移動した場合には、金庫10の内部に収納されている金融物品のICタグ90のIDコードが設定された金融物品管理情報35aとともに金庫10が移動された旨の信号を金庫管理サーバ30に送信し、金庫10の異常を通知することができる。
また、金庫管理サーバ30は、金庫10から金融物品管理情報及び移動信号が送信されて、金庫10の異常が通知された場合には、送信された金融物品管理情報を構成するIDコードをもとに金融システムを特定し、特定した金融システムに対して、該当するIDコードを無効化依頼信号とともに送信して異常を報知することができる。無効化依頼信号とともに金融システム50に送信されたIDコードのICタグ90が貼付又は含有された金融物品の不正使用を防止することが可能となり、金庫10の盗難に対して迅速に対応することができる。
以上、本発明についての好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記したものに限らず、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更可能である。
例えば、上記した実施形態では、GPS130により金庫10の移動を監視することとしたが、金庫10を、加速度計を備えた構成とし、金庫10の変位を検出することで移動を監視することとしてもよい。
また、上記した実施形態では、金庫10の内部に収納された金融物品のICタグ90のIDコードが設定された金融物品管理情報152aを、金庫10側で管理することとしたが、この金融物品管理情報152aを金庫管理サーバ30側で管理することとしてもよい。
この場合には、金庫10の金庫制御装置150は以下のように動作する。すなわち、金庫制御装置150は、金庫10の施錠状態を設定した後に、ICタグ読取装置100に読み取らせたIDコードが設定された金融物品管理情報152aを、通信回線Nを介して金庫管理サーバ30に送信する。また、金庫制御装置150は、GPS130から入力された現在位置情報と、当該時点で金庫位置情報152bに格納されている前回の金庫10の現在位置情報とを比較し、金庫10の位置の移動量が所定の閾値以上の場合には、金庫10が移動された旨の移動信号を金庫管理サーバ30に送信し、金庫10の異常を通知する。
一方、金庫管理サーバ30では、制御装置31は、金庫10から送信された金融物品管理情報を、当該金庫10の識別情報と対応付けて管理する。そして、制御装置31は、金庫10から移動信号を受信した場合には、当該金庫10の識別情報に基づいて該当する金融物品管理情報を読み出す。そして、制御装置31は、読み出した金融物品管理情報に設定されているIDコードをもとに金融システムコードを判定し、対応する金融システムに無効化依頼信号とともにIDコードを送信して異常を通報する処理を行う。
また、上記した実施形態では、金庫10の移動を金庫10が判断することとしたが、金庫管理サーバ30が金庫10に現在位置を問い合わせることにより、金庫管理サーバ30が金庫10の移動を判断することとしてもよい。この場合には、例えば、金庫10の通信装置160をPHS(Personal Handyphone System)とし、金庫管理サーバ30側が位置情報を提供する既存の無線通信網/無線電話網システムと連携して、当該金庫10が移動しているか否かを判断することとしてもよい。
また、金庫管理サーバ30が金庫10に現在位置を問い合わせる際に、ワンタイムパスワードを発行して、金庫10に送信することとしてもよい。金庫10には、予め複数のワンタイムパスワードが設定されており、金庫管理サーバ30からの問い合わせに応じて使用される。このワンタイムパスワードの技術は、公知の技術であるため、ここでの説明は省略する。
また、上記した実施形態では、所有者の状況に係わらず、金庫制御装置150は、認証装置120により指紋及び虹彩が認証・照合されて、金庫10の所有者本人を認証した場合に、金庫10を解錠状態とする。従って、所有者が脅迫されている状況であっても解錠することとなる。このため、脅迫にあって解錠したことを異常と判断し、金融物品管理情報152aを金庫管理サーバ30に送信して異常を通知する処理を行うこととしてもよい。具体的には、認証装置120による認証・照合の順番として先に虹彩、次に指紋を行う場合を通常として予め設定しておき、この順番が逆であった場合に異常と判断する。但し、解錠は行う。このように構成することで、脅迫にあって解錠し、金融物品が盗難された場合であっても、その盗用を防止することができる。
本発明を適用した金庫の概観を示す斜視図。 金庫の主要機能ブロックの構成例を示す図。 IDコードの一例を示す図。 金融物品管理テーブルの一例を示す図。 金庫管理サーバの主要機能ブロックの構成例を示す図。 金融システム管理テーブルの一例を示す図。 金融物品管理処理の一例を示すフローチャート。 金庫位置監視処理の一例を示すフローチャート。 金庫管理処理の一例を示すフローチャート。
符号の説明
10 金庫
100 ICタグ読取装置
110 施錠/開錠装置
120 認証装置
122 ROM
130 GPS
140 UPS
150 金庫制御装置
152 フラッシュメモリ
152a 金庫位置情報
152b 金融物品管理テーブル
160 通信装置
30 金庫管理サーバ
31 制御装置
33 通信装置
35 記憶装置
35a 金融システム管理テーブル
50 金融システム
N 通信回線
70(70−1〜4) 金融物品札
90(90−1〜4) ICタグ

Claims (5)

  1. 所定の通信回線を介して保管装置管理サーバと通信可能に接続された貴重品保管装置であって、
    貴重品保管装置内に存在し得るICタグと通信を行い、当該ICタグに記憶されたIDコードを読み取るICタグ読取装置と、
    前記ICタグ読取装置によって読み取られたIDコードを前記保管装置管理サーバに送信するコード送信手段と、
    を備えたことを特徴とする貴重品保管装置。
  2. 請求項1に記載の貴重品保管装置であって、
    所定の無線信号を受信して現在位置を検出する処理を定期的に行う位置検出装置と、
    前記位置検出装置により検出された現在位置を前記保管装置管理サーバに送信する現在位置送信手段と、
    を備えたことを特徴とする貴重品保管装置。
  3. 所定の通信回線を介して保管装置管理サーバと通信可能に接続された貴重品保管装置であって、
    貴重品保管装置内に存在し得るICタグと通信を行い、当該ICタグに記憶されたIDコードを読み取るICタグ読取装置と、
    所定の無線信号を受信して現在位置を検出する処理を定期的に行う位置検出装置と、
    前記位置検出装置によって検出された現在位置が前回検出された位置から所定距離以上変化した場合に、前記ICタグ読取装置によって読み取られたIDコードとともに、貴重品保管装置が移動された旨の移動信号を前記保管装置管理サーバに通知する通知手段と、
    を備えたことを特徴とする貴重品保管装置。
  4. 無停電電源装置を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の貴重品保管装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の貴重品保管装置と通信可能に接続されているとともに、所定の金融機関システムと通信可能に接続された保管装置管理サーバであって、
    前記IDコードには金融機関コードが含まれ、
    前記貴重品保管装置からIDコードを受信するコード受信手段と、
    前記受信したIDコードに含まれる金融機関コードが前記金融機関システムのコードであるか否かを判定する判定手段と、
    前記金融機関システムのコードであると判定され、且つ無効化依頼信号を送信するための所定条件が満たされた場合に、前記受信したIDコードと当該IDコードの無効化を依頼する旨の信号とを前記金融機関システムに送信する無効化依頼信号送信手段と、
    を備えたことを特徴とする保管装置管理サーバ。
JP2003385496A 2003-11-14 2003-11-14 貴重品保管装置、保管装置管理サーバ及び貴重品保管システム Expired - Lifetime JP4469160B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003385496A JP4469160B2 (ja) 2003-11-14 2003-11-14 貴重品保管装置、保管装置管理サーバ及び貴重品保管システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003385496A JP4469160B2 (ja) 2003-11-14 2003-11-14 貴重品保管装置、保管装置管理サーバ及び貴重品保管システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005146646A true JP2005146646A (ja) 2005-06-09
JP4469160B2 JP4469160B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=34693541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003385496A Expired - Lifetime JP4469160B2 (ja) 2003-11-14 2003-11-14 貴重品保管装置、保管装置管理サーバ及び貴重品保管システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4469160B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7249709B2 (en) * 2002-03-18 2007-07-31 Koninklijke Philips Electronics N.V. Holder for papers of value, and method of registering the contents thereof
WO2011011405A2 (en) * 2009-07-20 2011-01-27 University Of Memphis Research Foundation Theft detection systems and methods
KR20140109082A (ko) * 2013-03-05 2014-09-15 주식회사 이리언스 홍채 인증으로 보호되는 금고
CN104314417A (zh) * 2014-10-10 2015-01-28 广州优利康沛科技有限公司 全自动保管箱
KR101533421B1 (ko) * 2013-05-23 2015-07-03 주식회사 선일 금고 원격 제어 시스템과 방법 및 그 방법을 컴퓨터로 실행시키기 위한 프로그램 코드를 저장한 기록매체
KR101624848B1 (ko) * 2015-11-05 2016-05-30 (주)성광유니텍 스마트기반 보관함 모니터링 시스템
JP2018104902A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 喜一 滝田 耐火金庫及びそれに用いる鳴き笛装置
WO2018181666A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 株式会社Gsユアサ 電源装置、サーバ及び電源装置管理システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106522740B (zh) * 2016-11-18 2018-12-14 浪潮金融信息技术有限公司 一种保险柜状态监测装置、方法及系统

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7249709B2 (en) * 2002-03-18 2007-07-31 Koninklijke Philips Electronics N.V. Holder for papers of value, and method of registering the contents thereof
WO2011011405A2 (en) * 2009-07-20 2011-01-27 University Of Memphis Research Foundation Theft detection systems and methods
WO2011011405A3 (en) * 2009-07-20 2011-05-05 University Of Memphis Research Foundation Theft detection systems and methods
KR20140109082A (ko) * 2013-03-05 2014-09-15 주식회사 이리언스 홍채 인증으로 보호되는 금고
KR101973569B1 (ko) * 2013-03-05 2019-04-30 주식회사 이리언스 홍채 인증으로 보호되는 금고
KR101533421B1 (ko) * 2013-05-23 2015-07-03 주식회사 선일 금고 원격 제어 시스템과 방법 및 그 방법을 컴퓨터로 실행시키기 위한 프로그램 코드를 저장한 기록매체
CN104314417A (zh) * 2014-10-10 2015-01-28 广州优利康沛科技有限公司 全自动保管箱
KR101624848B1 (ko) * 2015-11-05 2016-05-30 (주)성광유니텍 스마트기반 보관함 모니터링 시스템
JP2018104902A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 喜一 滝田 耐火金庫及びそれに用いる鳴き笛装置
WO2018181666A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 株式会社Gsユアサ 電源装置、サーバ及び電源装置管理システム
JPWO2018181666A1 (ja) * 2017-03-30 2019-04-25 株式会社Gsユアサ 電源装置、サーバ及び電源装置管理システム
US11563340B2 (en) 2017-03-30 2023-01-24 Gs Yuasa International Ltd. Power supply device, server, and power supply device management system

Also Published As

Publication number Publication date
JP4469160B2 (ja) 2010-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3120334B1 (en) An electronic locking system
RU2637746C2 (ru) Способ и система для уменьшения риска грабежа/кражи банкнот
JP4495295B2 (ja) 有価証券類の不正利用防止方法および有価証券類の不正利用防止システム
US9990797B2 (en) User terminal system and method
US20080238669A1 (en) Door entry security device with electronic lock
US8169313B2 (en) Method and apparatus for asset management in an open environment
JP5064663B2 (ja) 書類管理システム
JP4469160B2 (ja) 貴重品保管装置、保管装置管理サーバ及び貴重品保管システム
CN113538770A (zh) 一种智能款箱控制系统和方法
JP2008197806A (ja) セキュリティ管理システム及びセキュリティ管理方法
NL1032907C2 (nl) Geldautomaatsysteem.
US10552811B2 (en) Cash machine security systems and methods
TWI332628B (ja)
CN103164728A (zh) 装载指纹认证功能的ic卡
JP4942392B2 (ja) 不正使用防止機能つき自動販売機及び自動販売機の不正使用防止方法
JP2014015774A (ja) 鍵管理装置及び鍵管理システム
JP5365955B2 (ja) 人体通信制御システム
JP5796337B2 (ja) 入退出管理システム
JP4843919B2 (ja) Icカード積増機および電子マネーシステム
WO2021059769A1 (ja) 物品管理装置、物品管理システム、物品管理方法及び記録媒体
US20200402338A1 (en) Edge computing-based theft mitigation system
Jaiganesh et al. Anti Theft Control of Automatic Teller Machine Using Wireless Sensors
JP2005150925A (ja) セキュリティシステム
Vikram et al. ATM Security and Privacy Preserving System
CN107845176A (zh) 一种智能门锁系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Effective date: 20090519

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090908

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20091106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20100223

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100226

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350