JP2005146241A - Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体 - Google Patents

Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005146241A
JP2005146241A JP2003423671A JP2003423671A JP2005146241A JP 2005146241 A JP2005146241 A JP 2005146241A JP 2003423671 A JP2003423671 A JP 2003423671A JP 2003423671 A JP2003423671 A JP 2003423671A JP 2005146241 A JP2005146241 A JP 2005146241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paraffin
ptc
heating element
graphite
carbon black
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003423671A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryushutsu Kin
龍出 金
Munenori Kobayashi
宗紀 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shuho KK
Original Assignee
Shuho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shuho KK filed Critical Shuho KK
Priority to JP2003423671A priority Critical patent/JP2005146241A/ja
Publication of JP2005146241A publication Critical patent/JP2005146241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

【課題】優れた柔軟性及び80℃において極めて高い耐熱安定性を有し、使用による経時変化が極めて少なく、優秀なPTC特性と低い初期電気抵抗とを兼備し、かつ形態安定性の良好な面状発熱体を提供しうる新規なPTC導電性塗料を提供すること。
【解決手段】カーボンブラック或いはグラファイト、パラフィン、熱可塑性エラストマ、結晶性熱可塑性樹脂、及び溶剤を含有する塗料において、▲1▼パラフィンの融点が86℃〜110℃の範囲内であり、▲2▼パラフィンのカーボンブラック或いはグラファイトに対する重量比が1.5〜3.5の範囲内であり、▲3▼パラフィンの熱可塑性エラストマと結晶性熱可塑性樹脂とを含む樹脂成分及びパラフィンの合計量に対して40重量%〜80重量%の範囲内であり、及び▲4▼カーボンブラック或いはグラファイトが全固形分に対して22重量%〜28重量%の範囲内であることを特徴とするPTC導電性塗料。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
本発明は、PTC導電性塗料に関し、さらに詳しくは、床暖房システムに好適な面状発熱体を得るのに適したPTC導電性塗料に関するものである。
従来、電気式発熱体として、約100℃以下の低温領域において自己温度制御性(PTC特性:電気抵抗の正温度係数の略であり、温度上昇につれて電気抵抗が大きくなる性質)を有しない抵抗発熱体、たとえばニクロム線を使用した発熱体は広く利用されている。しかし、この発熱体の宿命的欠陥は、温度が、実用上または安全上好ましくない程度に高い領域までに上昇する危険があり、複雑な過熱防止機構が必要であった。また、線状の発熱体であるので、面状発熱体として用いるには、ニクロム線の工夫された配置と高性能な均熱材が必要となる。
また、PTC特性を有する導電性塗料をたとえば繊維布帛上に形成し、これを面状発熱体として使用することが知られている。導電性塗料にPTC特性を付与する付与剤としてパラフィンが知られている。一般的にパラフィンはその融点が低く、60℃以下であるのが通常である。かかるパラフィンを用いた導電性インクは、これから得られる面状発熱体が比較的低い温度で軟化してしまうという欠陥を有している。
面状発熱体に用いられるパラフィン使いのPTC導電性インクは、導電性物質としてのカーボンブラック或いはグラファイト、PTC付与剤としてのパラフィン、構造材としての熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂等の樹脂成分、及び溶剤から構成されているものが一般的である。そして、かかるPTC導電性塗料から面状発熱体を取得する典型的な製法は、該塗料を繊維布帛あるいはフィルム等に塗布し、ついで、熱硬化性樹脂使いの場合は架橋のための焼成、乾燥、及びエイジング等の処理を順次施すという工程からなる。このようにして得られる従来の面状発熱体は、柔軟性に欠けて耐屈曲性に劣り、屈曲を繰り返すことにより亀裂が生じ抵抗を無視し得ないほど変化させてしまうとか、上述した様にパラフィンの融点が低いことに起因して耐熱安定性に欠けるとか、優秀なPTC特性を付与せんとすると初期電気抵抗が高くなりすぎ、即ち優秀なPTC特性と低い初期電気抵抗との兼備が困難であり、結局発熱量の大きな面状発熱体が得られないとか、および長期間使用後の経時変化を免れ得ないものがあるとか等の欠陥を有し面状発熱体の典型的用途である床暖房システムに適するものが極めて少ない。
発明が解決しようとする課題
従って、本発明の目的は、優れた柔軟性及び80℃において極めて高い耐熱安定性を有し、使用による経時変化が極めて少なく、優秀なPTC特性と低い初期電気抵抗とを兼備し、かつ形態安定性の良好な面状発熱体を提供しうる新規なPTC導電性塗料を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明者らが、鋭意検討した結果、本発明の上記目的は下記の構成を有する本発明によって工業的に有利に達成された。
〔1〕カーボンブラック或いはグラファイト、パラフィン、熱可塑性エラストマ、結晶性熱可塑性樹脂、及び溶剤からなるPTC導電性塗料において、▲1▼パラフィンの融点が86℃〜105℃の範囲内であり、▲2▼パラフィンのカーボンブラック或いはグラファイトに対する重量比が1.5〜3.5の範囲内であり、▲3▼パラフィンが熱可塑性エラストマと結晶性熱可塑性樹脂とを含む樹脂成分及びパラフィンの合計量に対して40重量%〜80重量%の範囲内であり、及び▲4▼カーボンブラック或いはグラファイトが全固形分に対して22重量%〜28重量%の範囲内であることを特徴とするPTC導電性塗料。
〔2〕熱可塑性エラストマの結晶性熱可塑性樹脂に対する重量比が2.0〜5.0の範囲内であることを特徴とする上記〔1〕記載のPTC導電性塗料。
〔3〕固溶比が1:1.5〜4であることを特徴とする上記〔1〕又は〔2〕に記載のPTC導電性塗料。
〔4〕上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のPTC導電性塗料を繊維布帛に塗布・焼成せしめてなる面状発熱体。
本発明の最大の特徴は、特定のパラフィンの使用、パラフィン及びカーボンブラックの使用量の限定、及び特定の樹脂成分の使用により、優れた柔軟性及び80℃において充分な耐熱安定性を有し、使用による経時変化が極めて少なく、優れたPTC特性と低い初期電気抵抗とを兼備し、かつ形態安定性の良好な面状発熱体を提供することを可能にするPTC導電性塗料を提供した点にある。
本発明において、PTC導電性塗料は、グラファイト或いはカーボンブラック、パラフィン、熱可塑性エラストマと結晶性熱可塑性樹脂とを含む樹脂成分、及び溶剤からなる。グラファイト或いはカーボンブラックが導電性付与材であり、パラフィンがPTC付与材であり、そして熱可塑性エラストマと結晶性熱可塑性樹脂とは樹脂成分であって、いわゆる構造材としての機能を果たし、これらが固形成分である。かかる固形成分と溶剤との比を固溶比という。
本発明において、カーボンブラック或いはグラファイトが全固形分に対して22重量%〜28重量%の範囲内であることが必要であり、好ましくは23重量%〜25重量%の範囲内である。この値が22重量%未満であると、初期電気抵抗が高くなりすぎ、また28重量%を超えると、所望とするPTC特性とりわけPTC倍率を得ることが困難となる。カーボンブラック或いはグラファイトは、如何なる種類のものも使用可能である。この導電性物質は、通常、微細粉末状で用いられる。
本発明において、パラフィンは、その融点が86℃を超え110℃以下の範囲内であることが必要である。融点が86℃以上のパラフィンを使用することにより耐熱性が大幅に改善されるからである。しかし、110℃を超えると、PTC特性が充分発揮される温度が高くなりすぎ、床暖房用の面状発熱体として不適となる。パラフィンの融点のより好ましい範囲は90℃〜105℃の範囲である。パラフィンには製造由来から石炭系と石油系があるが、本発明においてはいずれも採用可能である。
パラフィンのカーボンブラック或いはグラファイトに対する重量比が1.5〜3.5の範囲内であることが必要であり、1.5未満であると、所望のPTC倍率を付与することが困難であり、また3.5を超えると、カーボン濃度が低くさせるので、初期電気抵抗が高くなりすぎる傾向にあり、好ましくない。
本発明において、パラフィンが熱可塑性エラストマと結晶性熱可塑性樹脂とを含む樹脂成分及びパラフィンの合計量に対して40重量%〜80重量の範囲内であることが必要である。この値が40重量%未満であると所望のPTC倍率を付与することが困難であり、また80重量%を超えると、構造材としての樹脂成分が少なくなりすぎ、得られる面状発熱体の機械的物性が損なわれるので、好ましくない。より好ましい範囲は50重量%〜70重量%である。本発明に使用されるパラフィンはイソパラフィン含有量の少ないものが顕著なPTC特性を得るために好ましい。またパラフィンは微粉末状であることが好ましい。
本発明において使用できる熱可塑性エラストマとしては特に制限がなく、例えば、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合体、水素添加型スチレン・ブタヂエンランダム共重合体、動的加硫型ポリオレフィン系熱可塑性エラストマ、ポリエステル系熱可塑性エラストマ、ポリアミド系熱可塑性エラストマ、エチレン−酢酸ビニル系熱可塑性エラストマ、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマ、フッソゴム系熱可塑性エラストマ、トランス−ポリイソプレン系熱可塑性エラストマ、および塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマ等が挙げられる。
本発明において、熱可塑性エラストマの結晶性熱可塑性樹脂に対する使用重量比は2.0〜5.0の範囲内であることが適度な柔軟性を有する面状発熱体を取得するために好ましい。
本発明において使用できる結晶性熱可塑性樹脂としては特に制限がなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリイミド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルファイド、およびポリパラキシレン等が挙げられる。
本発明において、熱可塑性エラストマと結晶性熱可塑性樹脂とは、同じモノマ単位を有するものの組み合わせで使用することが、両者の良好な相溶性の観点から、好ましく、即ち、熱可塑性エラストマとしてスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合体、水素添加型スチレン・ブタヂエンランダム共重合体等のスチレン系熱可塑性エラストマを使用する場合は、結晶性熱可塑性樹脂としてポリスチレンを使用するのが好ましい。
本発明において、樹脂成分として更に未硬化の熱硬化性樹脂を使用することができる。かかる未硬化の熱硬化性樹脂としては、塗料用として通常用いられるフェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン系樹脂、およびアルキド・メラミン系樹脂等が挙げられる。なかでも、アルキド樹脂およびアルキド・メラミン系樹脂が好ましく用いられる。
本発明において、固溶比とは、固体成分に対する液体成分の重量比を意味し、具体的にはカーボンブラック或いはグラファイト、パラフィン、熱可塑性エラストマと結晶性熱可塑性樹脂とを含有する樹脂成分の合計重量に対する溶剤重量の比である。固溶比が1:1.5〜4であることが、適度な粘度を有することになり、取り扱い上好ましい。
本発明にかかるPTC導電性塗料の製法は特に制限を受けないが、典型的な製法は次の通りである。すなわち、次の順序の工程により製造される。(1)加熱された攪拌容器に芳香族の溶剤を入れ、40〜60℃の温度まで加熱する、(2)結晶性熱可塑性樹脂及び熱可塑性エラストマからなる樹脂成分を加える、(3)パラフィンを添加し、すべての固形分が溶解乃至十分分散するまで、攪拌を続ける、(4)カーボンブラックまたはグラファイトの導電性微細粉体を加え、滑らかなペーストが形成されるまで攪拌する、そして、(5)そのペーストを、この導電性微細粉体の実質的に均一な分散体となるまで混練する。
かくして得られるPTC導電性塗料は、面状発熱体用として好適に用いられ、とりわけ床暖房用面状発熱体用として最も好適に用いられる。
このPTC導電性塗料から面状発熱体を得る方法としては高分子フィルムあるいは繊維シートに該塗料を塗布・焼成する方法が典型的である。以下繊維シートに塗布・焼成する方法について詳述すると、繊維シートとしての繊維布帛には、予め電極線を内包するものを用いるのが好ましく、またかかる繊維布帛としては、綿、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、アクリル系繊維、ビニロン系繊維等、又はこれらのうち少なくとも1種を含む紡績糸、又は混繊糸等よりなる繊維糸条を経糸及び/又は緯糸に配し、その経糸及び又は緯糸の一部に銅線又はこれに代わる良導電性線条物を所定間隔で配置した繊維織物が挙げられる。焼成のための加熱方法としては、たとえば、遠赤外線照射、マイクロウエーブ照射、誘電加熱、熱風加熱等が利用出来るが、これらに限定されるものではなく、適切な温度管理が可能なものであればよく、また、導電性塗料の溶媒の発散速度に塗膜の表面と内部とで差ができない方法が好ましい。
PTC導電性の面状発熱体の製法として糸に導電性塗料を含浸させて得たものを使用する方法もある。糸にPTC導電性塗料を含浸させてPTC導電性を付与せしめた糸を編織することにより繊維綿布となし、これを用いるのである。この場合、電極に用いる電極線も任意の素材を選択することが出来、編織の際任意の形状に挿入することができる。また、面状発熱体の横糸の方向に電圧を加えると、縦糸には殆ど電圧が加わらず、発熱機能を発揮しない。この場合、面布に導電性塗料を含浸させた糸を使用し、導電性塗料を含浸させていない糸との組み合わせで編織すれば、電圧が加わる方向の糸のみに、発熱機能を付与させることで、塗料の節約が可能となる。この場合、導電性塗料を含浸させる糸に、たとえば、ナイロン等のような引張強度の高い繊維を撚り合わせたケーブルを使用することにより発熱体の強度を増強することが出来る。
本発明にかかるPTC導電性面状発熱体は、種々な用途、例えば暖房用床パネル、ビニールハウス用暖房機器、除霜・水凍結防止ヒーター、調理器、融雪機器、便座装置、屋外用座席、および植物乾燥器等に好適に用いられる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕〜〔実施例5〕
アセチレンブラック「電気化学社製:デンカブラック」(Aと略す)を下記1表に示される量で、エチレン/プロピレン/スチレンコポリマー「シェル社製:KratonG1701」(Bと略す)、ポリスチレン(Cと略す)、融点90℃のパラフィン(Dと略す)、及びMEK/キシレン=20/80の混合溶媒(Eと略す)の成分からなり各成分は下記表1で示される量からなる溶液に添加し、均一な5種類のペースト(実施例1〜実施例5として記載)とした後、これを1.5倍量のキシレンで希釈し発熱材を含む5種類のコーティング液を調整した。
Figure 2005146241
一方、約1mmの間隔で整経したポリエステル/綿混紡糸(20/2メートル番手)の中に良導電性線条物として275dtex/fのポリエステルフィラメント糸の表面に幅約0.3mmの銅箔を巻いたカバーリング糸5本を引き揃えて約250mm毎に5本の電極を配置し、緯糸にポリエステル/綿混紡糸(20/2メートル番手)を用いて約1mm間隔で打ち込んで幅約500mm、長さ600mmの目の粗い織物を形成し、得られた織物を上記5種類のコーティング液に浸漬して、軽くロールで絞った後、加熱乾燥した。かくして、5種類のPTC導電性の面状発熱体を取得した。ロールでの絞りの調整および予備実験等により各面状発熱体は電力密度が約400W/mになるように作成した。
得られた面状発熱体の電気特性は下記表2に記載の通りであった。
Figure 2005146241
表2において、電力密度の単位はW/mであり、PTC倍率は25℃における電気抵抗に対する90℃における電気抵抗の倍率を意味する。
各面状発熱体を80℃に3カ月保持した後、上記表2に示した電気特性は変化がなかった。
発明の効果
本発明によれば、特定のパラフィンの使用、パラフィン及びカーボンブラックの使用量の限定、及び特定の樹脂成分の使用により、優れた柔軟性及び80℃において極めて高い耐熱安定性を有し、使用による経時変化が極めて少なく、優れたPTC特性と低い初期電気抵抗とを兼備し、かつ形態安定性の良好な面状発熱体を提供することを可能にするPTC導電性塗料を提供することが出来た。

Claims (4)

  1. カーボンブラック或いはグラファイト、パラフィン、熱可塑性エラストマ、結晶性熱可塑性樹脂、及び溶剤を含有する塗料において、▲1▼パラフィンの融点が86℃〜110℃の範囲内であり、▲2▼パラフィンのカーボンブラック或いはグラファイトに対する重量比が1.5〜3.5の範囲内であり、▲3▼パラフィンの熱可塑性エラストマと結晶性熱可塑性樹脂とを含む樹脂成分及びパラフィンの合計量に対して40重量%〜80重量%の範囲内であり、及び▲4▼カーボンブラック或いはグラファイトが全固形分に対して22重量%〜28重量%の範囲内であることを特徴とするPTC導電性塗料。
  2. 熱可塑性エラストマの結晶性熱可塑性樹脂に対する重量比が2.0〜5.0の範囲内であることを特徴とする請求項1記載のPTC導電性塗料。
  3. 固溶比が1:1.5〜4であることを特徴とする請求項1又は2に記載のPTC導電性塗料。
  4. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のPTC導電性塗料を繊維布帛に塗布・焼成せしめてなるPTC面状発熱体。
JP2003423671A 2003-11-19 2003-11-19 Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体 Pending JP2005146241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423671A JP2005146241A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423671A JP2005146241A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005146241A true JP2005146241A (ja) 2005-06-09

Family

ID=34697353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003423671A Pending JP2005146241A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005146241A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108912989A (zh) * 2018-05-09 2018-11-30 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所南昌研究院 一种新型水性ptc电热涂料及其制备方法
CN108912990A (zh) * 2018-05-09 2018-11-30 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所南昌研究院 一种水性ptc纳米碳电热涂料及其制备方法
CN110283497A (zh) * 2019-06-28 2019-09-27 深圳烯材科技有限公司 一种印制精确自限温柔性电热膜的丝印导电油墨的方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5556576A (en) * 1995-09-22 1996-09-17 Kim; Yong C. Method for producing conductive polymeric coatings with positive temperature coefficients of resistivity and articles made therefrom
JP2001110552A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Shuho Kk 折り畳み可能な面状発熱体
JP2003133103A (ja) * 2002-11-05 2003-05-09 Tdk Corp 有機質正特性サーミスタの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5556576A (en) * 1995-09-22 1996-09-17 Kim; Yong C. Method for producing conductive polymeric coatings with positive temperature coefficients of resistivity and articles made therefrom
JP2001110552A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Shuho Kk 折り畳み可能な面状発熱体
JP2003133103A (ja) * 2002-11-05 2003-05-09 Tdk Corp 有機質正特性サーミスタの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108912989A (zh) * 2018-05-09 2018-11-30 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所南昌研究院 一种新型水性ptc电热涂料及其制备方法
CN108912990A (zh) * 2018-05-09 2018-11-30 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所南昌研究院 一种水性ptc纳米碳电热涂料及其制备方法
CN110283497A (zh) * 2019-06-28 2019-09-27 深圳烯材科技有限公司 一种印制精确自限温柔性电热膜的丝印导电油墨的方法
CN110283497B (zh) * 2019-06-28 2022-07-12 深圳烯材科技有限公司 一种印制精确自限温柔性电热膜的丝印导电油墨的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101602880B1 (ko) 고분자 수계 에멀전 전도성 조성물을 이용한 피티씨 소자의 제조 방법과, 그 제조 방법에 의해 제조된 피티씨 소자 및 그 피티씨 소자가 구비된 면상 발열체
US4700054A (en) Electrical devices comprising fabrics
US4983814A (en) Fibrous heating element
KR20120096451A (ko) 도전성 실리콘고무 발열체의 제조방법
DE102009013874B4 (de) Heizgewebe
JP2005146241A (ja) Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体
JP4502181B2 (ja) Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体
JP2005146242A (ja) Ptc導電性塗料及びptc面状発熱体
JP2007224207A (ja) 導電性組成物、導電性塗料、導電性繊維材料、導電性繊維材料の製造方法及び面状発熱体
JP4502179B2 (ja) 新規なptc面状発熱体
JP5738001B2 (ja) Ptc導電性塗料の製造方法、ptc面状発熱体の製造方法、ptc導電性塗料及びptc面状発熱体
JP4502182B2 (ja) Ptc面状発熱体
JP4502180B2 (ja) Ptc面状発熱体
JP2006206706A (ja) 熱処理導電性組成物、並びにそれを有してなる導電性塗料、導電性繊維材料、及び面状発熱体
JPH11354261A (ja) 面状発熱体
CN113882056B (zh) 一种多电极电致发热面料及其织造方法
JP5026035B2 (ja) Ptc面状発熱体用基材及びその製造方法
JP2008091308A (ja) Ptc面状発熱体
CN112616207A (zh) 用于可穿戴加热器的可拉伸聚合物厚膜炭黑组合物
JP2012079538A (ja) 面状発熱体
JP2001076852A (ja) 面状発熱体
KR101574098B1 (ko) 한지 면상발열체 및 그 제조방법
KR101558860B1 (ko) 전도성 조성물 코팅 기반의 면상 발열체 제조방법 및 그 제조방법에 의해 제조된 면상 발열체
DE2400607A1 (de) Elektrische heizvorrichtung
JP2007084949A (ja) 導電性繊維材料、導電性塗料、導電性繊維材料の製造方法及び面状発熱体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100816

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100916

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20101008