JP2005145171A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン20の出力を制御するエンジン出力制御部52、53と、前記エンジンと駆動輪との間に設けられたロックアップクラッチ31と前記駆動輪との間に設けられ前記駆動輪に伝達される駆動力を低減可能な駆動力低減手段230とを備え、車両が被駆動状態であるとき、又は車両が駆動状態から被駆動状態への過渡時であるときであって、前記ロックアップクラッチが係合又は半係合される場合には、前記ロックアップクラッチが係合又は半係合されない場合に比べて、前記エンジン出力制御部は、前記エンジンの出力が大きくなるように制御し、前記駆動力低減手段は、前記駆動輪に伝達される駆動力を低減させるように作動する。
【選択図】 図1
Description
本実施形態の目的は、被駆動状態(パワーオフ状態)において、ロックアップクラッチの係合を確実に行うことである。
スロットル開度センサ55は、電子スロットル弁52の開度TAを検出し、その検出結果を示す信号を制御装置100に出力する。
車速センサ56は、自動変速機10の出力軸120cの回転速度Noなどから車速Vを検出し、その検出結果を示す信号を制御装置100に出力する。
タービン回転速度センサ58は、タービン26の回転速度又はクラッチC0のクラッチドラムの回転速度を検出することによって実質的に入力軸回転速度Ninを検出し、その検出結果を示す信号を制御装置100に出力する。ここで、入力軸回転速度Ninは、入力軸25の回転速度に対応する。
ステップS1では、アクセルが全閉か否かが判定される。制御装置100は、アクセル開度センサ51の検出結果に基づいて、アクセルが全閉か否かを判定する。ステップS1の判定の結果、アクセルが全閉である場合(ステップS1−Y)には、ステップS2においてフラグFがチェックされる。
ステップS3では、ロックアップクラッチ31の係合判断の有無が判定される。ここでは、制御装置100により、ロックアップクラッチ31を係合させるべきか否かが判断される。この判断は、ロックアップクラッチ31を解放するとして予めROM79に設定された変速段(第1変速段及び第2変速段)以外の変速段(第3変速段〜第5変速段)に関して、図5を参照して行われる。
ステップS4では、ロックアップクラッチ31を係合させる旨の指令が出力される(ステップS4)。このロックアップクラッチ31の係合指令は、ロックアップクラッチ制御信号SG2として、制御装置100から油圧制御装置34に出力される。ステップS4の次にステップS5が行われる。
ステップS5では、電子スロットル52の開指令が出力される。即ち、通常のアクセル開度に対応する電子スロットル52の開き量よりも電子スロットル52の開き量を増加させる。制御装置100は、ステップS5の電子スロットル52の開指令をスロットル弁制御指令SG1としてスロットル開度制御装置53に出力する。このステップS5は、ステップS4と同時に実行される。ステップS5に続いてステップS6が行われる。
ステップS6では、ステップS5と同時に、上記電子スロットルの開指令(ステップS5)によるタイヤの駆動力の増加分をキャンセルするように、制動力制御装置230により制動力を増加する制御が行われる。制御装置100は、ステップS6において増加させるべき制動力を示す制動力制御信号SG3を、制動力制御装置230に出力する。ステップS6に続いて、ステップS7が実行される。
ステップS7では、ロックアップクラッチ31の係合が完了したか否かが判定される。制御装置100は、エンジン回転速度Neと、入力軸回転速度(自動変速機10を構成する回転要素(ATメンバー)の回転速度)Ninとが同じになった時(図2のt5参照)に、ロックアップクラッチ31の係合が完了したと判定する。
ステップS8では、電子スロットル52の閉指令が出力される。ここでは、電子スロットル52が徐々に(漸次)閉まるような指令が出力される。制御装置100は、ステップS8の電子スロットル52の閉指令を、スロットル弁制御指令SG1として、スロットル開度制御装置53に出力する。ステップS8に次いで、ステップS9が実行される。
ステップS9では、制動力制御装置230による制動力を徐々に減少させるような指令が出力される。制御装置100は、ステップS9の制動力漸減指令を制動力制御信号SG3として制動力制御装置230に出力する。ステップS9は、ステップS8と同時に実行される。その後、フラグF=0にセットされた後に、本制御フローはリセットされる。
上記のように、アクセルが全閉ではなくなると(ステップS1−N)、ステップS11において、制動力制御装置230及び電子スロットル52の制御が終了される。制動力制御装置230及び電子スロットル52の制御が実行されていない場合には、そのままとされる。ステップS11に次いで、フラグFがF=0にセットされて(ステップS12)、本制御フローはリセットされる。
次に、図8及び図9を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態において、上記実施形態と共通する部分については同じ符号を付してその説明を省略する。
次に、図10を参照して、第3実施形態について説明する。第3実施形態において、上記各実施形態と共通する部分については同じ符号を付してその説明を省略する。
ステップS3では、制御装置100により、ROM79に格納された変速マップ(図示せず)に従い、車速Vとスロットル開度TAに基づいて、ダウンシフトを行うか否かが判定される。制御装置100は、ステップS3の判定の結果、ダウンシフトを行うと判断したとき(ステップS3−Y)には、ステップS4を行い、ダウンシフトを行わないと判断したとき(ステップS3−N)には、ステップS4をパスしてステップS5を行う。
ステップS4において、制御装置100は、油圧制御装置34にダウンシフト指令を出力する。油圧制御装置34では、ダウンシフト指令によって指示された変速段に変速すべく、図4に示すような自動変速機10の係合要素等の係合/解放を行うための油圧の制御を行う。ステップS4の次に、ステップS5が行われる。
ステップS7では、非変速又は変速が完了したか否かが判定される。その判定の結果、未完了であれば(ステップS7−N)、フラグFが1にセットされ(ステップS15)、完了するまで待つ(ステップS2→ステップS7)。完了したら、ステップS8が行われる。
上記ステップS6において、ロックアップクラッチ31の半係合指令が出力された場合には、ステップS12として、ロックアップクラッチ31の半係合制御(スリップ制御)が行われる。即ち、ロックアップクラッチ31の半係合に際しては、上記のように、入力回転速度106とエンジン回転速度107とが所定の回転速度(上記例では50[rpm])で保持されるように、フィードバック制御が行われる。
20 エンジン
21 トルクコンバータ
23 クランク軸
24 ポンプ
25 入力軸
26 タービン
31 ロックアップクラッチ
32 係合側油室
33 解放側油室
34 油圧制御装置
35 フロントカバー
36 ロックアップピストン
50 アクセルペダル
51 アクセル開度センサ
52 電子スロットル
53 スロットル開度制御装置
54 エンジン回転速度センサ
55 スロットル開度センサ
56 車速センサ
58 タービン回転速度センサ
79 ROM
80 燃料噴射弁
100 制御装置
120c 出力軸
230 制動力制御装置
C0〜C2 クラッチ
B0〜B4 ブレーキ
Ne エンジン回転速度
Ni 入力軸回転速度
No 出力軸の回転速度
SG1 スロットル弁制御指令
SG2 ロックアップクラッチ制御信号
SG3 制動力制御信号
T トーラス
TA スロットル開度
V 車速
Claims (3)
- エンジンの出力を制御するエンジン出力制御部と、
前記エンジンと駆動輪との間に設けられたロックアップクラッチと前記駆動輪との間に設けられ前記駆動輪に伝達される駆動力を低減可能な駆動力低減手段とを備え、
車両が被駆動状態であるとき、又は車両が駆動状態から被駆動状態への過渡時であるときであって、前記ロックアップクラッチが係合又は半係合される場合には、前記ロックアップクラッチが係合又は半係合されない場合に比べて、前記エンジン出力制御部は、前記エンジンの出力が大きくなるように制御し、前記駆動力低減手段は、前記駆動輪に伝達される駆動力を低減させるように作動する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
前記駆動力低減手段は、変速機の係合要素、ブレーキ、及びモータジェネレータの少なくともいずれか一つである
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1または2に記載の車両用駆動力制御装置において、
更に、
前記ロックアップクラッチと前記駆動輪の間にある回転体の回転状態を検出する第1検出部と、
前記エンジンの回転状態を検出する第2検出部を備え、
前記回転体の回転状態の検出結果及び前記エンジンの回転状態の検出結果に基づいて、前記エンジン出力制御部による前記制御及び前記駆動力低減手段の前記作動を終了する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
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JP2003383413A JP4675039B2 (ja) | 2003-11-13 | 2003-11-13 | 車両用駆動力制御装置 |
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JP2011208529A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
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