JP2005144012A - 穿刺保持具及び穿刺保持吊具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 床マット等のように比較的重量が大きい保持対象物を確実に保持し得、保持を解除して保持対象物を取り外し得る、各種物品保持用の保持構造及び穿刺保持吊具。
【解決手段】 基体Bに基部が固定された固定保持部10と、可動保持部12を、薄肉に形成されたヒンジ部14を介して基部同士において揺動開閉可能なよう連結する。可動保持部12の先端部に、閉じた状態で固定保持部10に向かって突起する1本の穿刺針16を設け、固定保持部10の先端部に、閉じた状態で穿刺針16の先端を含む先端側部分を収容する穴状の凹部17を設ける。固定保持部10のうち基部側に、可動保持部12側に突起し、先端部に側方突部18aを有し、側方に弾性的に撓み得る係止突起18を設け、可動保持部12のうち係止突起18対応位置に、係止突起18が弾性的に撓みつつその先端部が挿通して側方突部18aが外縁部に係止し得る係止孔20を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、床マット等の各種物品を保持するための保持構造及びその保持構造を備えた穿刺保持吊具に関する。
スカート等の衣類を挟圧保持するクリップハンガーについての発明が、実開平5−84273号公報(特許文献1)に記載されている。このクリップハンガーは、フック部を中央上部に連設したハンガー本体の両端下部にそれぞれ固定側挟持片を一体に連設し、同固定側挟持片の上部に、前記ハンガー本体に対して折り曲げ可能なヒンジ部を介して可動側挟持片を一体に連設し、前記固定側挟持片に、多段の係止凹部を内側に形成した上下に変形可能な係合片を前方に向かって突設し、前記可動側挟持片に、同可動側挟持片を前記固定側挟持片に対して折り曲げたときに前記係合片が嵌入可能な穴部と、前記係合片を変形させるカム部と、前記係止凹部に係合して前記係合片と可動側挟持片との挟着状態を保持する係合部とを形成したことを特徴とするものである。
この実開平5−84273号公報(特許文献1)記載の発明によれば、合成樹脂による一体成形品で挟着力を切り換えることのできるクリップハンガーを実現することができ、部品点数や組立コストを削減して性能の良い製品を安価に提供することができる。
実開平5−84273号公報
しかしながら、床マット等のように、比較的に重量が大きい物品の場合、特に、その床マット等の端縁部を厚紙等で挟み、その厚紙等の上から保持しようとする場合、強く締めつけたとしても、対象物品が滑って脱落することとなりがちである。
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、床マット等のように、比較的に重量が大きい保持対象物を確実に保持し得ると共に保持を解除して保持対象物を取り外すことができる床マット等の各種物品を保持するための保持構造及びその保持構造を備えた穿刺保持吊具を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の穿刺保持構造は、
第1保持部と第2保持部が、揺動連結部において、両保持部が互いに揺動開閉可能なように連結され、
一方の保持部の先端側に、両保持部が閉じた状態において他方の保持部に向かって突起する穿刺針が設けられ、前記他方の保持部には、両保持部が閉じた状態においてその穿刺針の先端を含む一部を収容する凹部又は被穿刺部が設けられ、
両保持部を閉じることにより閉じた状態を維持し得る係止解除可能な係止手段が、両保持部における穿刺針並びに凹部又は被穿刺部よりも揺動連結部の側に設けられていることを特徴とする。
この穿刺保持構造において、第1保持部と第2保持部の間に保持対象物を挟み、両保持部を閉じて穿刺針を保持対象物に穿刺し、保持対象物を貫通させることにより、一方の保持部の穿刺針の先端を含む一部が、他方の保持部の凹部又は被穿刺部に収容される。
係止手段は、両保持部における穿刺針並びに凹部又は被穿刺部よりも揺動連結部の側に設けられているため、係止手段が保持対象物の外側に位置するようにして穿刺針を保持対象物に穿刺させると共に、その係止手段によって両保持部が閉じた状態に維持することができる。これにより、保持対象物は、穿刺針に穿刺貫通された状態で両保持部間に確実に保持され、一方の保持部の穿刺針の先端を含む一部が、他方の保持部の凹部又は被穿刺部に収容されているため、保持対象物が穿刺針から脱落することが防がれる。
保持対象物を取り外すには、係止手段の係止を解除し、両保持部を開いて穿刺針を引き抜く。
この穿刺保持構造は、上記凹部又は被穿刺部が、両保持部が閉じた状態においてその穿刺針の先端側の部分を、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から支持し得るものであることが好ましい。
この場合、第1保持部と第2保持部の間に保持対象物を挟み、両保持部を閉じて穿刺針を保持対象物に穿刺し、保持対象物を貫通させることにより、一方の保持部の穿刺針の先端を含む一部が、他方の保持部の凹部又は被穿刺部に収容され、その穿刺針の先端側の部分が、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から凹部又は被穿刺部により支持され得る。一方の保持部の穿刺針の先端を含む一部が、他方の保持部の凹部又は被穿刺部に収容されているため、保持対象物が穿刺針から脱落することが防がれ、而も、その穿刺針の先端側の部分が、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から針先側支持部により支持され得るため、保持対象物から穿刺針に対し少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側に向かって作用し得る力による穿刺針の屈曲や伏倒等並びにそれらによる保持対象物の穿刺針からの脱落が防がれる。
また本発明の別の穿刺保持構造は、
第1保持部と第2保持部が、揺動連結部において、両保持部が互いに揺動開閉可能なように連結され、
一方の保持部の先端側に、両保持部が閉じた状態において他方の保持部に向かって突起する穿刺針が設けられ、前記他方の保持部には、両保持部が閉じた状態においてその穿刺針の先端側の部分を、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から支持し得る針先側支持部が設けられ、
両保持部を閉じることにより閉じた状態を維持し得る係止解除可能な係止手段が、両保持部における穿刺針並びに凹部又は被穿刺部よりも揺動連結部の側に設けられていることを特徴とする。
この穿刺保持構造において、第1保持部と第2保持部の間に保持対象物を挟み、両保持部を閉じて穿刺針を保持対象物に穿刺し、保持対象物を貫通させることにより、一方の保持部の穿刺針の先端側の部分が、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から針先側支持部により支持され得る。
係止手段は、両保持部における穿刺針並びに凹部又は被穿刺部よりも揺動連結部側に設けられているため、係止手段が保持対象物の外側に位置するようにして穿刺針を保持対象物に穿刺させると共に、その係止手段によって両保持部が閉じた状態に維持することができる。これにより、保持対象物は、穿刺針に穿刺貫通された状態で両保持部間に確実に保持され、一方の保持部の穿刺針の先端側の部分が、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から針先側支持部により支持され得るため、保持対象物から穿刺針に対し少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側に向かって作用し得る力による穿刺針の屈曲や伏倒等並びにそれらによる保持対象物の穿刺針からの脱落が防がれる。
保持対象物を取り外すには、係止手段の係止を解除し、両保持部を開いて穿刺針を引き抜く。
上記各穿刺保持構造は、
穿刺針から保護するための針カバー体が、その穿刺針を有する保持部に設けられ、
前記針カバー体は、無負荷状態において少なくとも穿刺針の先端部の周囲を覆い、穿刺針の先端側から基部側への押圧力により穿刺針の少なくとも先端部及びその基部側部分を露出し得るものであることが好ましい。
この場合、針カバー体が、無負荷状態において少なくとも穿刺針の先端部の周囲を覆うため、第1保持部と第2保持部を開いた状態において使用者等が穿刺針から保護される。一方、穿刺針の先端側から基部側への押圧力により穿刺針の少なくとも先端部及びその基部側部分を露出し得るので、両保持部の間に保持対象物を挟み、両保持部を閉じて穿刺針を保持対象物に穿刺する際には針カバーが邪魔にならず、穿刺針を保持対象物に貫通させて保持対象物を保持することができる。
また、上記各穿刺保持構造は、
両保持部が閉じた場合の両保持部間の間隔を一定以上に維持して穿刺針が凹部又は被穿刺部を突き抜けるのを防ぐためのストッパ手段を、一方又は両方の保持部に備えたものであることが好ましい。
両保持部が閉じた場合の両保持部間の間隔を一定以上に維持するストッパ手段を一方又は両方の保持部に備えるため、穿刺針が凹部又は被穿刺部を突き抜けることを防ぐことができる。
また本発明の穿刺保持吊具は、上記何れかの穿刺保持構造及び被吊下部に吊下げるための吊下手段を備える。
本発明の穿刺保持構造及び穿刺保持吊具によれば、保持対象物を穿刺針に穿刺貫通した状態で両保持部間に確実に保持し得、一方の保持部の穿刺針の先端を含む一部が、他方の保持部の凹部又は被穿刺部に収容されているため、保持対象物が穿刺針から脱落することが防がれ、或いは、一方の保持部の穿刺針の先端側の部分が、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から針先側支持部により支持され得るため、保持対象物から穿刺針に対し少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側に向かって作用し得る力による穿刺針の屈曲や伏倒等並びにそれらによる保持対象物の穿刺針からの脱落が防がれる。係止手段の係止を解除し、両保持部を開いて穿刺針を引き抜くことにより、保持対象物を取り外すことができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施の形態の例としての穿刺保持構造Pを備えた穿刺保持吊具Hの正面図、図2は図1における穿刺保持構造Pを開いた状態のII−II線断面図、図3は図1における穿刺保持構造Pを閉じた状態のII−II線断面図、図4は、穿刺保持吊具Hにより床マットMの側縁部をラベルヘッダLと共に穿刺保持した状態の正面図である。
この穿刺保持吊具Hは、合成樹脂製であり、横棒状をなす基体Bの両端部の下側にそれぞれ穿刺保持構造Pが設けられると共に、基体Bの中央部上側に、被吊下部(例えば、水平バー、フック等)に吊下げるためのフック部F(吊下手段)を備える。図1における左の穿刺保持構造Pは開いた状態を示し、右の穿刺保持構造Pは閉じた状態を示す。吊下手段としては、フックや片持ち水平バー等に掛止するための掛止用孔等を採用することもできる。なお、例えば1つの穿刺保持構造Pの基部付近に吊下手段を設けることもできる。
穿刺保持構造Pは、基体Bに対し基部が固定された固定保持部10(第1保持部)と、可動保持部12(第2保持部)からなり、薄肉に形成されたヒンジ部14を介して固定保持部10と可動保持部12が基部同士において揺動開閉可能なように連結されている。なお、基部に対し第1保持部と第2保持部が何れも揺動可能なものとすることもできる。
可動保持部12の先端部に、閉じた状態において固定保持部10に向かって突起する1本の穿刺針16が設けられ、固定保持部10の先端部には、閉じた状態において穿刺針16の先端を含む先端側部分を収容する穴状の凹部17が設けられている。穿刺針16は通常は金属製であるがこれに限らない。なお、穿刺針16が固定保持部10に設けられ、凹部17が可動保持部12に設けられてもよい。また、穿刺針は2本以上設けられていてもよく、凹部は、それに対応して2以上設けられてもよい。複数の穿刺針を1つの凹部で収容するものであってもよい。更に、固定保持部10と可動保持部12にそれぞれ穿刺針と凹部が設けられ、一方の穿刺針の先端側部分が他方の凹部に収容されるものであってもよい。
固定保持部10のうち基部側に、可動保持部12側に突起し、先端部に側方突部18aを有し、側方に弾性的に撓み得る係止突起18が設けられ、可動保持部12のうち係止突起18に対応する位置に、係止突起18が弾性的に撓みつつその先端部が挿通して側方突部18aが外縁部に係止し得る係止孔20が設けられている。なお、係止突起18を可動保持部12に設け、係止孔20を固定保持部10に設けることもできる。固定保持部10に対し可動保持部12を閉じると、係止突起18の先端部が係止孔20を挿通して側方突部18aが係止孔20の外縁部に係止し、それにより両保持部が閉じた状態が維持される。側方突部18aを押圧して係止突起18を撓ませ、側方突部18aと係止孔20の外縁部の係止を解除すれば、可動保持部12を開くことができる。
両保持部における係止突起18よりも基部側の部分には、両保持部が閉じた状態において互いに当接して両保持部間の間隔を一定以上に維持し、穿刺針16が凹部17を突き抜けるのを防ぐ固定保持部側ストッパ部10a及び可動保持部側ストッパ部12aを備える。
固定保持部10と可動保持部12の間のうち係止突起18よりも先端側の部分に、床マットM(商品)の側縁部を、その商品内容等を印刷した紙製のラベルヘッダLと共に挟み、両保持部を閉じて穿刺針16を床マットM及びラベルヘッダLに穿刺して貫通させることにより、可動保持部12の穿刺針16の先端側が固定保持部10の凹部17に収容される。係止突起18及び係止孔20は保持対象物である床マットM及びラベルヘッダLの外側に位置するので、穿刺針16が穿刺されて凹部17に収容されると共に、係止突起18の先端部は、係止孔20を挿通して側方突部18aが係止孔20の外縁部に係止し、それにより両保持部が閉じた状態が維持される。これにより、床マットM及びラベルヘッダLは、穿刺針16に穿刺貫通された状態で両保持部間に確実に保持され、可動保持部12の穿刺針16の先端側が、固定保持部10の凹部17に収容されているため、保持対象物である床マットM及びラベルヘッダLが穿刺針16から脱落することが防がれる。
また、両保持部が閉じて凹部17に収容された穿刺針16の先端側の部分は、保持対象物である床マットM及びラベルヘッダLから受ける力等により何れかの向きに屈曲しようとした場合に、凹部17によって支持され得る。特に、側方揺動連結部であるヒンジ部14が位置する側とは逆の側である固定保持部10の先端側から支持され得るので、保持対象物から穿刺針16に対し両保持部の先端側に向かって作用し得る力による穿刺針16の屈曲や伏倒等並びにそれらによる保持対象物の穿刺針16からの脱落が防がれる。
保持対象物を取り外すには、側方突部18aを押圧して係止突起18を撓ませることにより側方突部18aと係止孔20の外縁部の係止を解除し、両保持部を開いて穿刺針16を引き抜く。
図5は、本発明の実施の形態の別の例に関する穿刺保持構造Pを開いた状態の側面図である。図5における図1乃至4と同一の符号は、図1乃至4と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
可動保持部12には、穿刺針16から使用者を保護するための針カバー体Cが設けられている。針カバー体Cは、軟質合成樹脂製の帯状をなし、その両基部は、可動保持部12における穿刺針16の基部をはさむ両側に固定され、円弧状に湾曲膨出しており、湾曲膨出した中央部には穿刺針16が貫通している。針カバー体Cは、可動保持部12を開いた無負荷状態において実線で示すように穿刺針16の先端部の周囲を覆い、可動保持部12を閉じて対象物を穿刺針16により保持する状態では、穿刺針16の先端側から基部側への押圧力により2点鎖線で示すように圧縮されて穿刺針16の少なくとも先端側部分を露出し得るものである。再び負荷が無くなれば実線で示す状態に弾性的に復元する。針カバー体Cは、両保持部が開いた無負荷状態において穿刺針16の先端部の周囲を覆うため、両保持部を開いた状態において使用者等が穿刺針16から保護される。一方、穿刺針16の先端側から基部側への押圧力により穿刺針16の先端側部分を露出し得るので、両保持部の間に床マットM及びラベルヘッダL等の保持対象物を挟み、両保持部を閉じて穿刺針16を保持対象物に穿刺する際には針カバーが邪魔にならず、穿刺針16を保持対象物に貫通させて保持対象物を保持することができる。
図6は、本発明の実施の形態の更に別の例に関する穿刺保持構造Pを開いた状態の側面図である。図6における図1乃至4と同一の符号は、図1乃至4と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
この例では、図1乃至4の例における凹部17に代えて、ゴム状物質又は好ましくは比較的硬めのスポンジ状物質からなる被穿刺部50を設けると共に、被穿刺部50の下側(固定保持部10の先端側)に、穿刺針16の屈曲や伏倒等並びにそれらによる保持対象物の穿刺針16からの脱落等を十分に防ぎ得る比較的剛的な支持部52を固定保持部10に一体的に設けてこの支持部52により穿刺針16を固定保持部10の先端側から支持し得るものとなっている。
図7は、本発明の実施の形態の更にまた別の例に関する穿刺保持構造Pを開いた状態の側面図である。図7における図1乃至4と同一の符号は、図1乃至4と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
この例では、図1乃至4の例における凹部17に代えて、両保持部が閉じた状態において穿刺針16を下側(固定保持部10の先端側)から支持し得る針先側支持突部60を固定保持部10に一体的に有し、穿刺針16の屈曲や伏倒等並びにそれらによる保持対象物の穿刺針16からの脱落等が、その針先側支持突部60により十分に防がれる。
図8は、本発明の実施の形態の更に別の例に関するものであって、穿刺保持吊具Hにより床マットMの側縁部を穿刺し、ラベルヘッダLと共に保持した状態の正面図である。図8における図1乃至4と同一の符号は、図1乃至4と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
この例では、図4に示すの例におけるラベルヘッダLに切欠部L1を設け、床マットMの側縁部のうち切欠部L1により外部に露出した部分を穿刺保持吊具Hにより穿刺保持すると共に、可動保持部12の左右に張リ出すように設けた押え部12aと固定保持部10の左右に張リ出すように設けた押え部(図示せず)によりラベルヘッダLを挟んで保持するものである。このようにラベルヘッダに切欠部を設けることにより、ラベルヘッダを穿刺する必要がなくなって床マットの穿刺が容易となり、穿刺保持吊具に押え部を設けることによりラベルヘッダを挟んで保持することができる。
なお、以上の実施の形態についての記述における上下位置関係は、単に図に基づいた説明の便宜のためのものであって、実際の使用状態等を限定するものではない。
穿刺保持構造を備えた穿刺保持吊具の正面図である。 図1における穿刺保持構造を開いた状態のII−II線断面図である。 図1における穿刺保持構造を閉じた状態のII−II線断面図である。 穿刺保持吊具により床マットの側縁部をラベルヘッダと共に穿刺保持した状態の正面図である。 別の例の穿刺保持構造を開いた状態の側面図である。 更に別の例の穿刺保持構造を開いた状態の側面図である。 更にまた別の例の穿刺保持構造を開いた状態の側面図である。 穿刺保持吊具Hにより床マットMの側縁部を穿刺してラベルヘッダLと共に保持した状態の正面図である。
符号の説明
10 固定保持部
10a 固定保持部側ストッパ部
12 可動保持部
12a 可動保持部側ストッパ部
14 ヒンジ部
16 穿刺針
17 凹部
18 係止突起
18a 側方突部
20 係止孔
50 被穿刺部
52 支持部
60 針先側支持突部
B 基体
C 針カバー体
F フック部
H 穿刺保持吊具
L ラベルヘッダ
M 床マット
P 穿刺保持構造

Claims (6)

  1. 第1保持部と第2保持部が、揺動連結部において、両保持部が互いに揺動開閉可能なように連結され、
    一方の保持部の先端側に、両保持部が閉じた状態において他方の保持部に向かって突起する穿刺針が設けられ、前記他方の保持部には、両保持部が閉じた状態においてその穿刺針の先端を含む一部を収容する凹部又は被穿刺部が設けられ、
    両保持部を閉じることにより閉じた状態を維持し得る係止解除可能な係止手段が、両保持部における穿刺針並びに凹部又は被穿刺部よりも揺動連結部の側に設けられていることを特徴とする穿刺保持構造。
  2. 上記凹部又は被穿刺部が、両保持部が閉じた状態においてその穿刺針の先端側の部分を、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から支持し得るものである請求項1記載の穿刺保持構造。
  3. 第1保持部と第2保持部が、揺動連結部において、両保持部が互いに揺動開閉可能なように連結され、
    一方の保持部の先端側に、両保持部が閉じた状態において他方の保持部に向かって突起する穿刺針が設けられ、前記他方の保持部には、両保持部が閉じた状態においてその穿刺針の先端側の部分を、少なくとも揺動連結部が位置する側とは逆の側から支持し得る針先側支持部が設けられ、
    両保持部を閉じることにより閉じた状態を維持し得る係止解除可能な係止手段が、両保持部における穿刺針並びに凹部又は被穿刺部よりも揺動連結部の側に設けられていることを特徴とする穿刺保持構造。
  4. 穿刺針から保護するための針カバー体が、その穿刺針を有する保持部に設けられ、
    前記針カバー体は、無負荷状態において少なくとも穿刺針の先端部の周囲を覆い、穿刺針の先端側から基部側への押圧力により穿刺針の少なくとも先端部及びその基部側部分を露出し得るものである請求項1、2又は3記載の穿刺保持構造。
  5. 両保持部が閉じた場合の両保持部間の間隔を一定以上に維持して穿刺針が凹部又は被穿刺部を突き抜けるのを防ぐためのストッパ手段を、一方又は両方の保持部に備えた請求項1乃至4の何れかに記載の穿刺保持構造。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の穿刺保持構造及び被吊下部に吊下げるための吊下手段を備える穿刺保持吊具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7389885B2 (en) * 2007-03-30 2008-06-24 David F. MacNeil Hanger with ratcheting sliding-jaw clamps
US7753241B2 (en) 2008-06-17 2010-07-13 Macneil Ip Llc Hanger with double ratcheting sliding-jaw clamps

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