JP2005143895A - 運転者心理状態判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者が車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの間に、車両に対してなされる操作の個数を計測することにより、運転者の心理状態を判定すること。
【解決手段】ドア開閉センサ102によって運転者がドアを開けたことを感知すると、操作個数計測部110aによる操作個数のカウントが開始される。運転席の位置が調整されたことが運転席座席位置センサ104により検出されるか、あるいは運転席以外の座席に同乗者が着座したことが着座センサ105により検出されるか、あるいは各種車載機器が操作されたことが機器操作センサ106により検出されると、操作個数計測部110aは上記操作の操作個数を加算する。車両が走行を開始するまでの間に操作個数計測部110aによって計測された操作個数と、基準値記憶メモリ109から読み込んだ基準個数とに基づいて、心理状態判定部110bにより運転者の心理状態が判定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転者が車両に乗り込んでから走行を開始するまでの間に、運転者の心理状態を変化させる要因の発生を監視し、当該要因の発生回数に基づいて運転者の心理状態を判定する運転者心理状態判定装置に関する。
従来は、次のような運転心理判定装置が特許文献1によって知られている。この運転心理状態判定装置は、運転者が車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの運転者が機器操作に要する時間を計測し、機器操作に要する時間が所定の時間未満である場合には、運転者に焦りの心理状態が発生していると判定する。また、機器操作に要する時間が所定の時間以上である場合には、運転者は平常の心理状態であると判定する。
特開2003−48449号公報
しかしながら、このような運転心理判定装置においては、次のような問題がある。実際には運転者の心理状態が焦りの状態で慌しく作業を行ったときでも、機器操作に対する操作した回数が多い場合には、必然的に操作時間が所定値を超える。この場合、従来の運転心理状態判定では、運転者の心理状態は平常であると判定されてしまう。
請求項1に記載の運転者心理状態判定装置は、車両における第1の事象と第2の事象を検出する事象検出手段と、車両に対してなされる操作を検出する操作検出手段と、第1の事象が検出されてから第2の事象が検出されるまでの間、操作検出手段によって検出された操作の個数を計測する操作個数計測手段と、操作個数計測手段によって計測された操作個数と操作個数の基準値とに基づいて、運転者の心理状態を判定する心理状態判定手段とを有することを特徴とする。また、請求項4に記載の運転者心理状態判定装置は、車両における第1の事象を検出する事象検出手段と、第1の事象が検出された際の車両の状況を検出する状況検出手段と、状況検出手段により検出された車両の状況に基づいて、運転者が車両に対して行うことが予想される操作を推定し、当該推定した操作の個数を計測する操作個数計測手段と、操作個数計測手段によって計測された操作個数と操作個数の基準値とに基づいて、運転者の心理状態を判定する心理状態判定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれは、第1の事象が検出されてから第2の事象が検出されるまでの間に、車両に対してなされる操作の個数を計測することにより、運転者の心理状態を判定した。これにより、操作の手間に基づく運転者の心理状態を、精度良く推定することができる。また、第1の事象が検出された際の車両の状況に基づいて、車両に対して操作がされると推定される操作の回数を計測し、当該推定した操作回数に基づいて運転者の心理状態を判定することとした。これにより、実際に車両に対して操作がされる前に運転者の心理状態を判定することが可能となる。
―第1の実施の形態―
本発明の一実施の形態による運転者心理状態判定装置を搭載した車両100の構成を図1に示す。この運転者心理状態判定装置を搭載した車両100は、運転者が車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの間に、車両に対してなされる操作の個数を計測することにより、運転者の心理状態を判定する。図1の車両100は、各種のセンサ群を有する。本実施の形態においては、センサ群は、自車両の車速を検出することにより自車両が走行を開始したことを認識する車速センサ101と、運転者が車両へ乗り込むためにドアを開閉したことを感知するドア開閉センサ102と、運転者が自らの運転ポジションに合わせて調整した運転席の位置を検出する運転席座席位置センサ104と、運転席以外の座席に同乗者が着座したことを検知する着座センサ105と、運転者によるナビゲーションシステムやオーディオ、あるいは空調装置などの車載機器の操作を検出する機器操作センサ106とを含む。
心理状態判定装置を搭載する車両100はさらに、運転者による各操作機器に対する操作回数を計測する操作個数計測部110aと、運転者の心理状態を検出する心理状態判定部110bとを有する制御装置110と、ROM107およびRAM108と、心理状態の判定を行う際の操作回数の判定基準を記憶する基準値記憶メモリ109と、心理状態の判定結果を運転者に通知するモニタ111およびスピーカー112とを備えている。
操作個数計測部110aは、運転席座席位置センサ104、着座センサ105および機器操作センサ106からの操作検知信号が入力されるたびにカウントアップするソフトウェアで構成されるカウンタである。また、心理状態判定部110bは、マイクロプロセッサおよびその周辺回路から構成される制御装置110により、RAM108を作業エリアとしてROM107に格納された制御プログラムを実行することにより、運転者の心理状態を判定する。
以下、本実施の形態においては、次のようにして運転者の心理状態を判定する。まず、運転者が車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの間に、車両に対してなされる操作を監視する。そして、何らかの操作がされた場合には、その操作は運転者にとって出発前の余計な作業であり、運転者のイライラが発生する原因になると推定できる。このため、これらの操作の個数を計測し、計測した操作の個数と基準となる個数とを比較して心理状態を判定する。以下、本実施の形態における運転者の心理状態を判定する処理のフローチャートである図2を参照して説明する。この心理状態判定処理は、制御装置110によりROM107に格納されているプログラムを実行して行われる。
ステップS10において、運転者が車体へアクセスしたかの判断がなされる。ここでは、ドア開閉センサ102によって運転者が車両に乗り込むためにドアを開けたことを感知することにより、運転者が車体へアクセスしたと判断する。運転者が車体へアクセスしたと判断された場合には、ステップS20へ進む。ステップS20においては、操作個数計測部110aによる操作個数のカウントが開始される。操作カウントの開始時は操作個数のカウント数は0に初期化され、その後、運転席座席位置センサ104、着座センサ105、機器操作センサ106からの出力に基づいて、操作個数がカウントされる。
ステップS30においては、車速センサ101からの出力に基づいて、車両が走行を開始したかの判断がなされる。車両が走行を開始したと判断された場合には、ステップS90、S100からS110に進み、後述する心理状態の判定処理を行う。車両が走行を開始していないと判断された場合には、ステップS40へ進み、以下の通り操作個数計測部110aによる操作個数のカウントが行われる。
ステップS40においては、運転席座席位置センサ104により、運転席の位置が調整されたか否かの判断がなされる。運転席座席位置センサ104により運転席の位置が調整されたことが検出された場合には、ステップS50へ進む。
ステップS50においては、運転席の位置に基づいて、現在の運転者が誰であるかが識別される。運転者ごとの通常の運転席の位置が不図示の運転者識別ファイルに登録されており、このファイルを参照することにより、現在の運転席の位置に対応する運転者が識別される。なお、ステップS40において、運転席の位置が調整されなかった場合には、前回の運転者と同じと判断し、RAM108に保持された前回の運転者を現在の運転者として識別しても良いし、再度現在の運転席の位置に基づいて運転者識別ファイルを参照して識別しても良い。また、現在の運転席の位置が運転者識別ファイルに存在しない場合は、新規の運転者として運転者に不図示の登録手段により登録するよう促しても良いし、ゲスト運転者として運転者識別ファイルに登録されている運転者とは区別して識別しても良い。
ステップS50において運転者の識別がされると、ステップS80へ進み、操作個数の追加、すなわちカウントが1つ歩進する。運転席の位置が調整されてステップS80へ進んだ場合には、例えば、今回の運転者が前回の運転者と異なっているため、運転ポジションを自分に合わせるという、出発前に余計な操作が必要となったと推定される。この余計な操作の発生による煩わしさが、出発を遅らされたという運転者のイライラに繋がると考えられるため、操作個数計測部110aは操作個数を示すカウント値に「1」を加える。なお、本実施の形態においては、運転者によって運転席の位置が調整されたものとし、現時点での操作個数は「1」とする。
ステップS60においては、着座センサ105により、運転席以外の座席に同乗者が着座したか否かの判断がなされる。運転席以外の座席に同乗者が着座したと判断された場合にも、ステップS80へ進む。
運転席以外の座席に同乗者が着座したと判断されてステップS80へ進んだ場合には、例えば、同乗者の乗車を待つ、または着座したのが幼児であれば、着座の際に補助が必要になるなど、出発前の余計な待機時間や操作が必要になったと推定される。この余計な待機時間や操作の発生による煩わしさが、出発を遅らされたという運転者のイライラに繋がると考えられるため、操作個数計測部110aのカウント値が加算される。
ここで、操作個数を示すカウント値に加算する数は、着座センサ105により着座が検知された座席の数、すなわち同乗者の人数とする。本実施の形態においては、助手席に1名と後部座席に2名が着座したとし、操作個数計測部110aのカウント値に「3」が加算され、運転席の位置調整に基づく加算分と合わせて、現時点での操作個数を示すカウント値は「4」となる。
ステップS70においては、機器操作センサ106により、ナビゲーションシステムやオーディオ、あるいは空調装置などの車載機器が操作されたか否かの判断がなされる。車載機器が操作されたと判断された場合にも、ステップS80へ進む。
ナビゲーションシステムやオーディオ、あるいは空調装置などの車載機器が操作されてステップS80へ進んだ場合には、例えば、ナビゲーションシステムに目的地設定を行い、走行経路を予め確認したことで、余計な待機時間や操作が必要になったと推定される。この余計な待機時間や操作の発生による煩わしさが、出発を遅らされたという運転者のイライラに繋がると考えられるため、操作個数計測部110aのカウント値が加算される。
ここで、操作個数を示すカウント値に加算する数は、機器操作センサ106により操作が検知された車載機器の数とする。本実施の形態においては、ナビゲーションシステムの操作による目的地の設定と、空調装置の操作による冷房設定温度の変更とを運転者が行ったものとし、操作個数計測部110aのカウント値に「2」が加算され、上記のカウント値と合わせて、現時点での操作個数を示すカウント値は「6」となる。
以上ステップS40〜ステップS80の処理はステップS30において、車速センサ101からの出力に基づいて、車両が走行を開始したと判断されるまで繰り返され、操作が検出される都度、操作個数計測部110aによるカウントアップが行われる。ステップS30において、車両が走行を開始したと判断された場合には、ステップS90へ進み、操作個数計測部110aによる操作個数のカウントを停止する。以上により、運転者が車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの間に、車両に対してなされた操作個数を計測することができる。
ステップS100においては、上記計測した操作個数に基づいて心理状態判定部110bが運転者の心理状態を判定する際に、判定の基準となる操作個数を基準値記憶メモリ109から読み込む。基準値記憶メモリ109には、運転者ごとにその運転者が車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの間に通常行う操作個数が基準個数(基準値)として格納されている。よって、以下に説明する運転者の心理状態の判定においては、基準個数よりも実際に行った操作が多くなればなるほど、通常よりも多くの操作が発生していることになるため、余計な待機時間や操作によって出発を遅らされたことによる運転者のイライラの度合いも高くなると判定されることになる。なお、基準値記憶メモリ109に格納される運転者ごとの基準個数は、運転者が車に搭乗するたびに行われる上記操作個数の計測の結果に基づいて、随時補正され精度が高められる。
上記補正は、例えば運転者が搭乗するたびに、1回の搭乗でカウントされた総操作個数を不図示の履歴ファイルに記憶しておき、当該運転者の1回あたりの操作個数を合計したものを搭乗回数で割る。これにより、運転者の1回の搭乗あたりの平均操作回数を算出することができ、当該平均操作回数を基準個数とすることにより、常に最新の平均操作回数に基づいた基準値を使用して心理状態の判定を行うことが可能となる。なお、補正は以上に説明した平均操作回数を算出する方法に限らず、その他のアルゴリズムによって行っても良い。
ステップS110においては、上記にて操作個数計測部110aによって計測された操作個数と、ステップS100にて読み込んだ現在の運転者の操作の基準個数とが心理状態判定部110bによって比較されることにより、運転者の心理状態が判定される。本実施の形態においては、基準値記憶メモリ109に格納された現在の運転者の基準個数は「2」であるものとして、操作個数と基準個数を以下の判定基準に基づいて比較することにより運転者の心理状態を判定する。
(1)操作個数が基準個数よりも9以上多い・・・運転者の心理状態は「イライラ」や「焦り」の状態であると判定(ステップS120)
(2)操作個数が基準値よりも3〜8多い・・・運転者の心理状態は「弱いイライラ」の状態であると判定(ステップS130)
(3)操作個数が基準値よりも0〜2多い・・・運転者の心理状態は「正常」な状態であると判定(ステップS140)
(4)操作個数が基準値よりも少ない・・・運転者の心理状態は「注意散漫」な状態であると判定(ステップS150)
上記(1)の状態においては、運転者が走行開始前に通常行う操作よりも、実際に行った操作が9以上多いことを示しており、余計な待ち時間や操作により大幅に出発時間が遅れたと判断できる。これにより運転者は、「早く出発したい」という気持ちからイライラしているか、「約束の時間に間に合わない」という気持ちから焦りの心理状態で走行を開始したと判定される。
(2)の状態においては、通常よりも2〜8個の操作を余分に行ったことから、(1)の状態のほどではないが、やはり出発時間が遅れたことによる弱いイライラの心理状態で走行を開始したと判定される。
(3)の状態においては、通常、運転者は車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの間に2個の操作を行っており、それと同じか2個までの操作個数の増加程度は、普段の慣れた操作と変わりはないので、平常心を保って走行を開始したと判定される。
(4)の状況においては、通常は2個の操作を行っているにも関わらず、それよりも少ない操作個数で走行を開始したため、他のことに気を取られ、必要な操作を行わない状態で走行を開始したと判断できることから、注意散漫な心理状態で走行を開始したと判定される。
なお、上記(1)〜(4)の判定基準は、あくまでも一例であり、心理状態判定装置を搭載する車両100の座席数や車載装置の数量等の車両側の条件や、運転者の家族数や日常生活で当該車両を運転する運転者の人数等の運転者側の条件にしたがって最適な判定基準が設けられる。
本実施の形態において計測した操作個数と上記判定基準に基づいて運転者の心理状態を判定すると以下のようになる。本実施の形態においては、最終的な操作個数は「6」であり、現在の運転者の基準個数は「2」であることから、操作個数は基準個数より「4」多い。よって上記判定基準の(2)に該当し、ステップS130にて運転者は弱いイライラの心理状態で走行を開始したと判定されることになる。
運転者の心理状態の判定が完了すると、ステップS160へ進み、判定結果をモニタ111およびスピーカー112を介して運転者に提示すると共に、必要に応じて判定結果に応じたアドバイスを出力する。例えば、運転者の心理状態が「イライラ」、「焦り」、「弱いイライラ」等の状態にある場合には、運転者に落ち着いた運転を心がけるようメッセージを出力する。また、運転者の心理状態が「注意散漫」な状態にある場合には、集中して運転するように、あるいは走行開始前にやり忘れた操作はないかを再度確認するようにといった内容のメッセージを出力する。その後、処理を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、次のような作用効果が得られる。
(1)運転者が車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの間に、車両に対してなされる各種車載装置に対する操作の個数を計測することにより、運転者の心理状態を判定した。これにより、操作の手間に基づく運転者の心理状態を、精度良く推定することができる。
(2)運転者ごとに設定された操作の基準個数と、実際に操作された操作個数とを比較し、さらに操作個数と基準個数との乖離度によって運転者の心理状態を判定することとした。このため、運転者がどのような心理状態にあるかだけでなく、心理状態の不安定さがどの程度なのかを判定することができる。
(3)操作個数と基準個数との乖離度を比較する際に、操作個数が基準個数をどれだけ上回っているかによって運転者が「イライラ」や「焦り」の心理状態にあることを判定した。さらに、操作個数が基準個数を下回っている場合についても判定を行うこととしたので、運転者が運転に集中していない、すなわち「注意散漫」である状態までもを判定することが可能となる。
(4)運転者の心理状態を判定する際に読み込まれる基準個数を、運転者が車に搭乗するたびに行われる操作個数の計測の結果に基づいて、随時補正するようにした。これにより、運転者が搭乗を繰り返すにつれて、基準個数の精度を向上することができる。
なお、本実施の形態においては、操作個数を計測するに当たって、「運転席の位置が調整されたか」、「同乗者の着座はあるか」、「車載機器が操作されたか」という3つの判断基準に基づいて、操作個数の計測を行った。しかし、これらはあくまでも一例であり、その他の走行を開始するまでに運転者の心理状態を変化させる要因となる操作も判断基準に加えることが可能である。
―第2の実施の形態―
第2の実施の形態においては、次のようにして心理状態を判定する。まず、第1の実施の形態と同様に運転者が車両に乗り込んでから車両が走行を開始するまでの間に、車両に対してなされる操作を監視する。そして、何らかの操作がされた場合には、その操作が運転者にとって心理的な負担の原因となる、すなわち運転者の心理状態を変化させる要因となるような作業であるかを判断し、運転者の心理状態を変化させる要因となるような操作と判断された場合にのみ、操作個数を計測することとする。そして、計測した操作個数と基準個数とを比較することにより、運転者の心理状態を判定する。なお、図1に示した運転者心理状態判定装置の構成図については、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図3は、本実施の形態における運転者の心理状態を判定する処理のフローチャートである。なお、図3において、ステップS260およびステップS300以外の処理は、第1の実施の形態における図2のフローチャートに示す処理と同一のため、処理内容の詳細な説明は省略する。
ステップS260においては、ステップS250にて識別した運転者に基づいて、個数計測対象外操作リストを読み込む。個数計測対象外操作とは、走行を開始する前に運転者が行った操作のうち、運転者にとって心理的な負担にならない操作、すなわちステップS310において操作個数として計数する必要のない操作のことをいう。運転者にとって心理的な負担にならない操作とは、例えば「習慣的に行われる操作」や「短時間で終了する操作」や「身体的,精神的にも容易な操作」などのことをいう。この個数計測対象外操作は、運転者ごとにあらかじめ設定され、RAM108内の不図示の個数計測対象外操作ファイルに格納されている。よって、ここで読み込まれた個数計測対象外操作リストに含まれる操作を走行開始前に運転者が行ったとしても、ステップS310において操作個数に加算する必要はない。
ステップS300においては、ステップS240における運転席の調整、およびステップS280における同乗者の着席、およびステップS290における各種車載機器の操作のいずれかが検出された場合に、その操作がステップS260で読み込んだ個数計測対象外操作リストに含まれるかが判断される。個数計測対象外操作リストに含まれると判断された場合には、ステップS310における操作個数の加算を行わずにステップS30に戻る。個数計測対象外操作リストに含まれないと判断された場合には、ステップS310において操作個数計測部110aは操作個数を示すカウント値をカウントアップし、その後、ステップS30に戻る。
上記処理にて、運転者にとって心理的な負担にならない操作、すなわち個数計測対象外操作リストに含まれる操作を除いて計測した操作個数に基づいて、第1の実施の形態と同様に、ステップS340〜ステップS390の処理にて、運転者の心理状態を判定する。本実施の形態においては、例えば、現在の運転者における個数計測対象外操作リストに「助手席への同乗者の着座」と「ナビゲーションシステムの操作」が設定されていたとする。この場合、第1の実施の形態において運転者の心理状態が「弱いイライラ」と判定されたときの判定結果は以下のようになる。
第1の実施の形態においては、以下の操作により操作個数が「6」であった。
(1)運転者によって運転席の位置が調整された・・・操作個数は「1」
(2)助手席に1名と後部座席に2名が着座した・・・操作個数は「3」
(3)ナビゲーションシステムと空調装置が操作された・・・操作個数は「2」
本実施の形態においては、(2)の「助手席に1名着座する」と(3)の「ナビゲーションシステムの操作」は、個数計測対象外操作リストに含まれていることから、操作個数計測部110aは上記2つの操作を操作個数へ加算しない。よって、操作個数が「4」となる。
上記にて計測された操作個数「4」について、ステップS340で読み込まれる当該運転者の基準個数を第1の実施の形態と同様に「2」とし、さらにステップS350における判定基準を第1の実施の形態と同様のものとして、運転者の心理状態の判定を行う。操作個数は基準個数より「2」多いことから、第1の実施の形態における判定基準の(1)に該当し、ステップS380において、運転者は平常心を保って走行を開始したと判定されることになる。
運転者の心理状態の判定が完了すると、ステップS400へ進み、判定結果をモニタ111およびスピーカー112等を介して運転者に提示すると共に、必要に応じて判定結果に応じたアドバイスを出力した後、処理を終了する。
以上、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態で得られる効果に加えて次の効果が得られる。操作個数の計測を行うに当たって個数計測対象外操作リストに含まれる操作を計測の対象から外すこととした。これにより、運転者にとって心理的な負担にならない操作を運転者にとって「イライラ」や「焦り」の原因となる操作として検出するのを防ぐことができ、これらの操作が判定結果へ与える影響を低減して判定精度を向上することができる。
―第3の実施の形態―
第1および第2の実施の形態においては、運転者が車体にアクセスしてから車両が走行を開始するまでの間に車両に対してなされる操作を監視し、実際に運転者によってされた操作や同乗者の人数を操作個数として計測し、当該操作個数に基づいて運転者の心理状態を判定した。これに対して、第3の実施の形態においては、運転者が車体にアクセスした際の車内の状況や同乗者の人数から、走行を開始するまでの間に車両に対してなされると推定される操作回数を推定し、当該推定した操作回数に基づいて運転者の心理状態を判定する。
図4は、本実施の形態における運転者心理状態判定装置を搭載する車両100の構成を示すブロック図である。図4においては、第1の実施の形態における図1と共通する構成要素については、図1と同じ符号を付与し、その説明を省略する。図4の心理状態判定装置は、ドア開閉センサ102によって運転者による車体へのアクセスが検出されると、車内の状況や同乗者の人数に基づいて、操作個数の推定を行う。
操作個数の推定は制御装置110内の操作個数推定部201aにより行われる。操作個数を推定するため、この実施の形態の車両は、運転者が車体にアクセスした時点で、その運転者が誰であるかを識別する信号を出力する運転者識別装置202と、同乗者の着座を検知する着座センサ105と、温度計等により車内の温度を計測する車内温度センサ203と、フロントウィンドウがどの程度曇っているかを判別するフロントウィンドウ透過性検出装置204とを備えている。操作個数推定部201aは、各センサおよび装置からの出力信号に基づいて、操作個数を推定する。心理状態判定部110bは、上記車両の状況に基づいて推定された操作個数と基準値記憶メモリ109に格納された現在の運転者に対する基準個数とを比較して運転者の心理状態を判定する。
なお、運転者識別装置202はキーレスエントリーシステムやイモビライザのキー信号に、運転者を識別する情報を含めることにより実現することができる。また、フロントウィンドウ透過性検出装置204は、フロントウィンドウにLED光を投射し、フロントウィンドウからの反射程度を測定することにより実現される。
車両100はまた、前回搭乗した運転者が誰であったかを格納する運転者搭乗履歴記憶メモリ205を備えている。運転者搭乗履歴記憶メモリ205には前回の車体アクセス時に運転者識別装置202から出力された信号によって識別された運転者が記憶されている。
図5は、本実施の形態における運転者の心理状態を判定する処理のフローチャートである。なお、図5において、ステップS640〜ステップS690の処理は、第1、第2の実施の形態における操作個数と基準個数の比較処理、および心理状態の判定処理と同一のため、処理内容の詳細な説明は省略する。
図5のステップS510において、ドア開閉センサ102によって運転者による車体へのアクセスが検出されると、ステップS520において、運転者が誰であるかの識別が行われる。運転者の識別は、ステップS510におけるアクセス時に用いられたキー信号に含まれる運転者情報を運転者識別装置202から読み出して行われる。運転者の識別が完了すると、ステップS530において、当該運転者の基準個数が基準値記憶メモリ109から読み込まれる。本実施の形態においては、第1、第2の実施の形態と同様に、当該運転者の基準個数として「2」が読み込まれるものとする。その後、ステップS540において、操作個数推定部201aによって推定される操作個数のカウントが開始される。
ステップS550においては、ステップS520において認識された現在の運転者と、運転者搭乗履歴記憶メモリ205に格納されている前回の運転者とが同一であるか否かが判断される。現在の運転者が前回の運転者と異なると判断された場合には、ステップS560へ進む。
現在の運転者が前回の運転者と異なると判断された場合には、現在の運転者は、運転ポジションの調整のための運転席の位置調整やミラーの調整といった運転準備のための操作が発生すると推定される。このため、ステップS560においては、運転者が変わった場合に、運転準備のために必要と推定される操作の個数が操作個数推定部201aによって推定操作個数を示すカウンタに1が加算される。運転者が変わった場合に運転準備のために必要と推定される操作の個数は、あらかじめ設定されているものとする。本実施の形態においては、現在の運転者が前回の運転者と異なるものとし、あらかじめ設定された必要と推定される操作個数は「運転席の位置調整をする」、「ルームミラーの調整をする」、「サイドミラーの調整をする」による「3」であるものとする。したがって現時点での推定操作個数は「3」となる。
ステップS570においては、着座センサ105により運転席以外の座席に同乗者が着座したか否かの判断がなされる。運転席以外の座席に同乗者が着座したと判断された場合にも、ステップS580へ進む。
運転席以外の座席に同乗者が着座したと判断された場合には、例えば、同乗者の乗車を待つ、または着座したのが幼児であれば、着座の際に補助が必要になるなど、出発前の余計な待機時間や操作が必要になると推定される。このため、着座センサ105により着座が検知された座席の数、すなわち同乗者の人数が操作個数推定部201aによって推定操作個数が加算される。
本実施の形態においては、助手席に1名と後部座席に2名が着座したものとし、操作個数推定部201aによって推定される操作個数に「3」が加算され、運転席の変更に基づく操作個数の加算分と合わせて、現時点での推定操作個数は「6」となる。
ステップS590においては、車内温度センサ203によって計測された車内温度が所定の温度以上であるか否かが判断される。ここで所定の温度以上であった場合にはステップS600へ進む。なお、所定の温度とは、そのままの状態では車内に留まることが困難な温度をいい、例えば38℃等である。
車内温度が所定の温度以上であると判断された場合には、出発する前に温度を下げるための操作、例えば換気や空調機器の操作が必要になり、また車内温度が下がるまでの待機時間が必要になると推定される。このため、ステップS600においては、車内温度が所定の温度以上である場合に、必要と推定される操作の個数が操作個数推定部201aによって加算される。なお、車内温度が所定の温度以上である場合に必要と推定される操作の個数も、あらかじめ設定されているものとする。
本実施の形態においては、車内温度が所定の温度以上であるものとし、あらかじめ設定された必要と推定される操作個数は「空調機器のスイッチを入れる」、「空調機器の温度設定をする」による「2」であるものとする。したがって現時点での推定される操作個数は「8」となる。
ステップS610においては、フロントウィンドウ透過性検出装置204によって計測されたフロントウィンドウの透過性が所定値以下であるか否かが判断される。ここで所定値以下であった場合にはステップS620へ進む。なお、ここでいう所定値とは、ウィンドウの透過性を確保する作業が必要となる目安、例えば90%等である。
フロントウィンドウの透過性が所定値以下であると判断された場合には、出発する前にウィンドウの透過性を確保する操作、例えばデフロスタ等によるくもり取りの操作が必要になり、そのための待機時間も必要になると推定される。このため、ステップS620においては、フロントウィンドウの透過性が所定値以下である場合に、必要と推定される操作の個数が操作個数推定部201aによって加算される。なお、フロントウィンドウの透過性が所定値以下である場合に必要と推定される操作の個数も、あらかじめ設定されているものとする。
本実施の形態においては、フロントウィンドウの透過性が所定値以下であるものとし、あらかじめ設定された必要と推定される操作個数は「デフロスタのスイッチを入れる」による「1」であるものとする。したがって現時点での推定される操作個数は「9」となる。
推定される操作個数の計測が完了すると、ステップS630において、推定操作個数のカウントが停止される。これにより、運転者が車体にアクセスした際の車内の状況や同乗者の人数から、走行を開始するまでの間に車両に対してなされると推定される操作回数が計測される。
上記にて計測された推定される操作個数「9」とステップS530で読み込まれた当該運転者の基準個数「2」の差、すなわち「7」を、ステップS640における判定基準に基づいて判定を行うことにより、運転者の心理状態が判定される。操作個数は基準個数より「7」多いことから、第1の実施の形態における判定基準の(2)に該当し、ステップS660にて運転者は弱いイライラの心理状態で走行を開始すると推定されることが判定されることになる。
運転者の心理状態の判定が完了すると、ステップS690へ進み、判定結果をモニタ111およびスピーカー112等を介して運転者に提示すると共に、必要に応じて判定結果に応じたアドバイスを出力した後、処理を終了する。
以上、第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができ、さらに次のような効果が得られる。運転者が車体にアクセスした際の車内の状況や同乗者の人数に基づいて、走行を開始するまでの間に車両に対してなされると推定される操作の回数を推定し、当該推定した操作回数に基づいて運転者の心理状態を判定することとした。これにより、実際に運転者が操作を開始する前に、運転者の心理状態を判定することが可能となる。
なお、第3の実施の形態においては、「現在の運転者が前回の運転者と同一か」、「同乗者の着座はあるか」、「車内温度が所定の温度以上か」、「フロントウィンドウの透過性が所定値以下か」という4つの判断基準に基づいて推定操作個数の計測を行った。しかし、これらはあくまでも一例であり、その他の走行を開始するまでに運転者の心理状態を変化させる要因となる車内環境も判断基準に加えることが可能である。
特許請求の範囲の構成要素と実施の形態との対応関係について説明する。第1の事象は運転者による車体へのアクセスに、第2の事象は自車両の走行開始に相当する。車速センサ101およびドア開閉センサ102は事象検出手段に、運転席座席位置センサ104は操作検出手段および運転者識別手段に、機器操作センサ106は操作検出手段に相当する。操作個数計測部110aおよび操作個数推定部201aは操作個数計測手段に、心理状態判定回路110は心理状態判定手段に、RAM108は操作記憶手段に相当する。車内温度センサ203およびフロントウィンドウ透過性検出装置204は状況検出手段に、着座センサ105は操作検出手段および状況検出手段に相当する。運転者識別装置202は状況検出手段および運転者識別手段に相当する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した説明における構成に何ら限定されない。
第1、第2の実施の形態における運転者心理状態判定装置の構成を示す図である。 第1の実施の形態における運転者の心理状態の判定を行う処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施の形態における運転者の心理状態の判定を行う処理のフローチャートを示す図である。 第3の実施の形態における運転者心理状態判定装置の構成を示す図である。 第3の実施の形態における運転者の心理状態の推定を行う処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
100 心理状態判定装置を搭載する車両
101 車速センサ
102 ドア開閉センサ
104 運転席座席位置センサ
105 着座センサ
106 機器操作センサ
109 基準値記憶メモリ
110 制御装置
110a 操作個数計測部
110b 心理状態判定部
201a 操作個数推定部
202 運転者識別装置
203 車内温度センサ
204 フロントウィンドウ透過性検出装置
205 運転者搭乗履歴記憶メモリ

Claims (8)

  1. 車両における第1の事象と第2の事象を検出する事象検出手段と、
    車両に対してなされる操作を検出する操作検出手段と、
    前記第1の事象が検出されてから前記第2の事象が検出されるまでの間、前記操作検出手段によって検出された操作の個数を計測する操作個数計測手段と、
    前記操作個数計測手段によって計測された操作個数と操作個数の基準値とに基づいて、運転者の心理状態を判定する心理状態判定手段とを有することを特徴とする運転者心理状態判定装置。
  2. 請求項1に記載の運転者心理状態判定装置において、
    運転者の心理状態を変化させる要因とはならない操作を記憶する操作記憶手段をさらに有し、
    前記操作個数計測手段は、前記操作記憶手段に記憶された操作以外の操作を操作個数として計測することを特徴とする運転者心理状態判定装置。
  3. 請求項2に記載の運転者心理状態判定装置において、
    前記運転者の心理状態を変化させる要因とはならない操作は、習慣的に行われる操作と、短時間で終了する操作と、身体的・精神的に容易な操作のうち少なくともいずれか1つの操作であることを特徴とする運転者心理状態判定装置。
  4. 車両における第1の事象を検出する事象検出手段と、
    前記第1の事象が検出された際の車両の状況を検出する状況検出手段と、
    前記状況検出手段により検出された車両の状況に基づいて、運転者が車両に対して行うことが予想される操作を推定し、当該推定した操作の個数を計測する操作個数計測手段と、
    前記操作個数計測手段によって計測された操作個数と操作個数の基準値とに基づいて、運転者の心理状態を判定する心理状態判定手段とを有することを特徴とする運転者心理状態判定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の運転者心理状態判定装置において、
    前記心理状態判定手段は、前記操作個数と前記基準値との差を算出し、当該差が大きいほど、運転者の心理状態の不安定度が大きいと判定することを特徴とする運転者心理状態判定装置。
  6. 請求項5に記載の運転者心理状態判定装置において、
    前記心理状態判定手段は、前記操作個数が前記基準値より多い場合、運転者の心理状態は「イライラ」や「焦り」の傾向にあると判定し、前記操作個数が前記基準値より少ない場合、運転者の心理状態は「注意散漫」な傾向にあると判定することを特徴とする運転者心理状態判定装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の運転者心理状態判定装置において、
    運転者を識別する運転者識別手段をさらに有し、
    前記基準値は、前記運転者識別手段にて識別した運転者ごとに設定され、
    前記心理状態判定手段は、前記運転者ごとの基準値に基づいて、運転者ごとに心理状態の判定を行うことを特徴とする運転者心理状態判定装置。
  8. 請求項7に記載の運転者心理状態判定装置において、
    前記運転者ごとの基準値は、前記心理状態判定手段による心理状態の判定が行われる度に、前記操作個数計測手段によって計測された操作個数に基づいて補正されることを特徴とする運転者心理状態判定装置。
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