JP2005143765A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【目的】 可変表示装置の背景画像を予告背景画像に切替えることで予告演出を実行し、視覚的な変化をもたせて特定表示結果となる期待感を遊技者に与え得る遊技機を提供することにある。
【構成】 所定の計時開始条件の成立に基づいて当該遊技機と他の遊技機との可変表示装置に表示される背景画像データを同期させ、事前判定手段の判定結果が特定表示結果であると判定された場合に、可変表示装置に特定表示結果が表示されることを遊技者に事前に予告演出する背景画像データとは異なる予告背景画像に変更させるため、他の遊技機との背景画像データの同期が崩れたときの特定遊技状態になる期待感を向上させることができる。
【選択図】 図18

Description

本発明は、所定の始動条件が成立した後に可変表示の開始条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報を可変表示する可変表示装置を含み、前記始動条件の成立後、可変表示の開始条件の成立に基づいて前記複数種類の識別情報を可変表示させた後に表示結果を導出表示させて当該可変表示の表示結果が特定表示結果となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御するパチンコ遊技機やスロット機等の遊技機に関する。
この種の遊技機において、従来から一般的に知られているものに、例えば、図柄等からなる複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置が設けられ、その可変表示装置が可変開始された後、停止制御される等して表示結果が導出表示され、その表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば777)になった場合に、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御されるように構成されたものがあった。
このような従来の遊技機には、可変表示装置において、前述したような識別情報の画像を可変表示することに加えて、視覚的な興趣を向上するために、可変表示装置に表示するための背景を形成する背景画像を表示する機能を備えたものが種々提案されている。例えば、表示図柄の変動回数や大当りの発生回数を累積記憶しておき、その累積記憶数に応じて表示内容を選択的に表示させるものや(特許文献1記載)、可変表示が停止する以前において予め決定された表示結果が特定表示結果と一致していることを判定する事前判定結果に基づいて予告を行うもので、予告として複数の遊技機が設置される遊技島(例えば、複数の遊技機が横方向に列設されている)で一斉に演出するものがあった(特許文献2記載)。
特開平9−206437号公報(段落0084〜0096、図13) 特開平5−305175号公報(段落0036)
しかしながら、上記した表示図柄の変動回数や大当りの発生回数を累積記憶しておき、その累積記憶数に応じて背景画像の表示内容を選択的に表示させる遊技機にあっては、特定表示状態になるか否かとは関係なく背景画像が変化するので、背景画像が切替わることでの興趣は低下してしまっていた。また、予告として複数の遊技機が設置される遊技島で一斉に演出する遊技機にあっては、他の遊技機にて遊技している遊技者にとっては単なる報知であるだけなので興趣が低下してしまっていた。さらに、これらを組み合わせた場合には、予告で背景画像を変化させ、その旨を示す信号を当該遊技機以外の遊技機に出力して遊技島で一斉に演出するものとなり、上記と同様、他の遊技機にて遊技している遊技者にとっては単なる報知であった。
そこで、本発明は、可変表示装置の背景画像を予告背景画像に切替えることで予告演出を実行し、視覚的な変化をもたせて特定表示結果となる期待感を遊技者に与え得る遊技機を提供することにある。
本発明による遊技機は、所定の始動条件が成立(例えば、始動入賞口14への始動入賞)した後に可変表示の開始条件の成立(例えば、前回の大当り遊技状態および前回の特別図柄の可変表示の終了)に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば、特別図柄)を可変表示する可変表示装置(例えば、可変表示装置8)を含み、前記始動条件の成立後、可変表示の開始条件の成立に基づいて前記複数種類の識別情報を可変表示させた後に表示結果を導出表示させて当該可変表示の表示結果が特定表示結果(例えば、大当り図柄)となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に制御する遊技機であって、前記可変表示装置の表示制御を行う表示制御手段(例えば、演出制御用CPU111)と、前記始動条件の成立に応じて、数値データ(例えば、大当り判定用乱数、等)を更新する数値データ更新手段(例えば、CPU56の大当たり判定用乱数等を更新(カウントアップ)する機能)から所定の数値データを抽出する抽出手段(例えば、ステップS113)と、該抽出手段によって抽出された数値データを記憶する数値データ記憶手段(例えば、数値データ記憶バッファ55a)と、該数値データ記憶手段に記憶された数値データが所定の判定値(例えば、大当り判定値)と合致するか否かに基づいて表示結果を前記特定表示結果とするか否かを判定する事前判定手段(例えば、ステップS123)と、前記可変表示装置に背景画像(例えば、図19の背景A〜背景D)を表示するための背景画像データを複数種類記憶する画像データ記憶手段(例えば、キャラクタROM102)と、所定の計時開始条件の成立(例えば、電源のオン)に基づいて計時が開始されてからの経過時間を計測する経過時間計測手段(例えば、CPU111およびRAM112によるステップS893でカウントクリアされてからのカウント数)と、該経過時間計測手段による経過時間が予め設定された所定時間(例えば、時間データ記憶手段113aに設定されるカウンタ所定値(例えば、時間にして10分となるように設定))を経過したか否かを判定する経過時間判定手段(例えば、ステップS892)と、を備え、前記表示制御手段は、前記画像データ記憶手段に記憶される前記背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示する制御を行う画像表示制御手段(例えば、RAM112の内容に従ってLCDを表示制御する機能)と、前記経過時間判定手段によって前記予め設定された所定時間が経過した旨の判定がなされたとき(例えば、ステップS892でY)に前記画像データ記憶手段に記憶される前記背景画像データのうち第1の背景画像データを所定の順序(例えば、背景Aから背景B、背景C、背景Dへと決められた順序)で選択する画像データ選択制御手段(例えば、ステップS894)と、該画像データ選択制御手段によって選択された前記第1の背景画像データに対応する背景画像(例えば、図19の背景A〜背景D)を前記可変表示装置に表示する制御を行う画像切替表示制御手段(例えば、ステップS898)と、前記事前判定手段の判定結果に基づいて前記背景画像データのうち第2の背景画像データに対応する背景画像(例えば、予告背景A、予告背景B)を前記可変表示装置に表示することにより前記事前判定手段の判定結果が前記特定表示結果である旨の予告演出を実行する予告表示制御手段(ステップS665で予告背景データを予告背景データバッファにセットし、ステップS881で予告背景データバッファ112bに格納された予告背景データに対応する背景画像を表示制御する機能)と、を含み、前記経過時間計測手段は、前記予告表示制御手段による前記予告演出を実行中(例えば、ステップS815で連続予告実行中フラグがセットされている状態)にも前記計時が開始されてからの経過時間を計測し(例えば、ステップS891でカウントし)、前記表示制御手段は、当該予告演出の終了後(ステップS844で連続予告実行中フラグのリセット後)、前記経過時間判定手段により前記予め設定された所定時間が経過した旨の判定がなされたとき(ステップS892でY)には、前記画像切替表示制御手段により選択した前記第1の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示する制御を行う(例えば、ステップS895で背景画像データを画像選択データバッファ112aに格納された背景画像データに対応する背景画像をステップS898で表示制御する)ことを特徴とする。
画像データ選択制御手段により選択された第1の背景画像データを記憶する画像選択データ記憶手段(例えば、画像選択データ記憶バッファ112a)を含み、経過時間判定手段は、予告表示制御手段による予告演出の実行中にも予め設定された所定時間を経過したか否かを判定し(ステップS892でカウンタ所定値であるか否かを判定し)、表示制御手段は、予告表示制御手段による予告演出の実行中に経過時間判定手段により予め設定された所定時間が経過していない旨の判定(ステップS892でN)がなされたときには、当該予告演出が終了したとき(ステップS844で連続予告実行中フラグがリセットされ、ステップS897でN)に画像選択データ記憶手段により記憶された当該第1の背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置に表示し(例えば、予告前からステップS895で背景画像データを画像選択データバッファ112aに格納されている背景画像データに対応する背景画像をステップS898で表示制御し)、予告表示制御手段による予告演出の実行中に経過時間判定手段により予め設定された所定時間が経過した旨の判定(ステップS892でY)がなされたときには、画像データ選択制御手段により選択された当該第1の背景画像データを画像選択データ記憶手段に記憶し(ステップS894で選択された背景画像データをステップS895で画像選択データバッファ112aに格納し)、当該予告演出が終了したとき(ステップS844で連続予告実行中フラグがリセットされ、ステップS897でN)に画像選択データ記憶手段により記憶された当該第1の背景画像データに基づいて画像切替表示制御手段により当該第1の背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置に表示する制御(例えば、ステップS895で背景画像データを画像選択データバッファ112aに格納された背景画像データに対応する背景画像をステップS898で表示制御)を行ってもよい。
画像データ選択制御手段により選択された第1の背景画像データを記憶する画像選択データ記憶手段(例えば、画像選択データ記憶バッファ112a)を含み、経過時間計測手段は、特定遊技状態中にも計時が開始されてからの経過時間を計測し(例えば、ステップS891でカウントし)、経過時間判定手段は、特定遊技状態中にも予め設定された所定時間を経過したか否かを判定し(ステップS892でカウンタ所定値であるか否かを判定し)、表示制御手段は、特定遊技状態中に経過時間判定手段により予め設定された所定時間が経過していない旨の判定(ステップS892でN)がなされたときには、当該特定遊技状態が終了したとき(ステップS650で大当り実行中フラグがリセットされ、ステップS896でN)に画像選択データ記憶手段により記憶された当該第1の背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置に表示し(例えば、大当り前からステップS895で背景画像データを画像選択データバッファ112aに格納されている背景画像データに対応する背景画像をステップS898で表示制御し)、特定遊技状態中に経過時間判定手段により予め設定された所定時間が経過した旨の判定(ステップS892でY)がなされたときには、画像データ選択制御手段により選択された当該第1の背景画像データを画像選択データ記憶手段に記憶し(ステップS894で選択された背景画像データをステップS895で画像選択データバッファ112aに格納し)、当該特定遊技状態が終了したとき(ステップS650で大当り実行中フラグがリセットされ、ステップS896でN)に画像選択データ記憶手段により記憶された当該第1の背景画像データに基づいて画像切替表示制御手段により当該第1の背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置に表示する制御(例えば、ステップS895で背景画像データを画像選択データバッファ112aに格納された背景画像データに対応する背景画像をステップS898で表示制御)を行ってもよい。
予め設定された所定時間を記憶する時間データ記憶手段(例えば、時間データ記憶手段113a)を含み、時間データ記憶手段は、予め設定された所定時間として、特定遊技状態の実行時間として許容される最大の所要時間(例えば、15ラウンド消化時間)よりも長い時間を示すデータを記憶してもよい。
予め設定された所定時間を記憶する時間データ記憶手段(例えば、時間データ記憶手段113a)を含み、表示制御手段は、始動条件の成立が所定期間成立しないとき(例えば、ステップS53でカウンタ所定値になったとき)に背景画像データに含まれる客待ちのデモンストレーション画像データに対応する背景画像(例えば、デモンストレーション画像)を可変表示装置に表示する制御を行うデモンストレーション画像表示制御手段(例えば、ステップS54で客待ちデモコマンドを送信し、デモンストレーション画像を可変表示装置に表示する機能)を含み、時間データ記憶手段は、予め設定された所定時間として、デモンストレーション画像表示制御手段により背景画像データのうちデモンストレーション画像データに対応する背景画像の表示にかかる所要時間よりも長い時間を示すデータを記憶してもよい。
予告表示制御手段は、事前判定手段の判定結果に基づいて背景画像データのうち第2の背景画像データに対応する背景画像(たとえば、予告背景A)を可変表示装置に表示せずに、背景画像データのうちデモンストレーション画像データに対応する背景画像(例えば、予告背景B)を可変表示装置に表示することにより事前判定手段の判定結果が特定表示結果である旨の予告演出を実行してもよい。
予告表示制御手段は、当該決定された開始条件の成立による識別情報の可変表示の開始以前の段階(例えば、始動条件の成立したことに基づいて可変表示装置に予告背景を表示するとき)から複数回の可変表示に亘って連続して予告演出を実行する機能(ステップS663で乱数値によって複数回の連続予告実行回数が選択される機能)を有してもよい。
請求項1記載の発明によれば、所定の計時開始条件の成立に基づいて当該遊技機と他の遊技機との可変表示装置に表示される第1の背景画像データに対応する背景画像を同期させ、事前判定手段の判定結果が特定表示結果であると判定された場合に、可変表示装置に特定表示結果が表示されることを遊技者に事前に予告演出する第2の背景画像データに対応する背景画像に変更させるため、他の遊技機との背景画像データの同期が崩れたときの特定遊技状態になる期待感を向上させることができる。また、予告表示制御手段による予告演出を実行中にも経過時間計測手段により計時が開始されてからの経過時間を計測しているため、予告演出が実行された後も背景画像データを他の遊技機と同期させることができ、引き続いて同様の予告演出が可能になる。
請求項2記載の発明では、予告演出の実行中にも経過時間判定手段により予め設定された所定時間が経過したか否かによって第1の背景画像データを選択しているため、予告演出が終了した後、画像選択データ記憶手段により記憶された第1の背景画像データに基づいて可変表示装置に表示すればよく、新たに経過時間計測手段により計時が開始されてからの経過時間から背景画像データを決定する処理が必要ないので処理負担を軽減することができる
請求項3記載の発明では、特定遊技状態中にも経過時間判定手段により予め設定された所定時間が経過したか否かによって第1の背景画像データを選択しているため、特定遊技状態が終了した後、画像選択データ記憶手段により記憶された背景画像データに基づいて可変表示装置に表示すればよく、新たに経過時間計測手段により計時が開始されてからの経過時間から背景画像データを決定する処理が必要ないので処理負担を軽減することができる。
請求項4記載の発明では、可変表示装置に表示される第1の背景画像データを新たに選択するまでの予め設定された所定時間を特定遊技状態にかかる所要時間よりも長く設定するため、特定遊技状態中の背景画像データの切替頻度をなるべく少なくし、特定遊技状態中に第1の背景画像データを変更する処理回数を極力減らすことで、処理負担を軽減することができる。
請求項5記載の発明では、可変表示装置に表示される第1の背景画像データを新たに選択するまでの予め設定された所定時間をデモンストレーション画像表示にかかる所要時間よりも長く設定するため、デモンストレーション画像表示中の背景画像データの切替頻度をなるべく少なくし、デモンストレーション画像表示中に第1の背景画像データを変更する処理回数を極力減らすことで、処理負担を軽減することができる。
請求項6記載の発明では、遊技中には本来表示されることのないデモンストレーション画像データに対応する背景画像を予告演出として表示することで、予告演出に対する遊技者の興趣を向上させることができる。
請求項7記載の発明では、複数回の可変表示に亘って連続して予告演出を実行する機能を有するため、可変表示開始前から遊技者に特定遊技状態になる期待感を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例である弾球遊技機1の全体の構成について説明する。図1は弾球遊技機1を正面からみた正面図である。なお、ここでは、遊技機の一例として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に限られず、例えば、画像式の遊技機、コイン遊技機、及び、スロット機、等であってもよい。
弾球遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、弾球遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く)と、を含む構造体である。
図1に示すように、弾球遊技機1は、額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
遊技領域7の中央付近には、所定の始動条件の成立(例えば、始動入賞)に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば、特別図柄)の可変表示を行って表示結果を導出表示する可変表示装置8を備えている。本実施形態では、可変表示装置8は液晶表示装置(LCD)により構成され、その右上には特別図柄を可変表示する表示部9が設けられている。この表示部9は、左・中・右の3つの表示領域に識別情報が表示制御されるものである。
なお、本実施形態における弾球遊技機1は、後述する事前判定手段(ステップS123)が表示部9の表示結果を予め定められた特定表示結果とすることを決定したときに表示部9に特定表示結果を表示した後に遊技者にとって有利な特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御する機能を有する。
また、特定表示結果は、特別表示結果(確変図柄)と特別表示結果以外の非特別表示結果(非確変図柄)を含み、本実施形態における弾球遊技機1は、後述する事前判定手段が表示結果を特別表示結果とすることを決定したときに表示部9に特別表示結果を表示した後に特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御し、大当り遊技状態終了後に、表示結果が通常遊技状態より特定表示結果(大当り図柄)となり易い(大当りとなる確率が高い)特別遊技状態としての確変状態に制御する機能も有している。なお、通常遊技状態とは、特別遊技状態および特定遊技状態とは異なる遊技状態のことである。
また、表示部9は、始動条件の成立(打球が始動入賞口14へ入賞する)時に後述する数値データ更新手段(例えば、CPU56の数値データ(大当り判定用乱数、等)を更新(カウントアップ)する機能)から数値データを抽出し、抽出された数値データを始動条件に対応して抽出順番を特定可能に記憶すると共に、数値データのうち未だ開始条件(例えば、前回の特別図柄の可変表示および大当り遊技状態の終了)が成立していない始動条件に対応する数値データを予め定められた上限数(例えば、4または20個)まで記憶する数値データ記憶手段(例えば、数値データ記憶バッファ55a:主基板31のRAM55により数値データを記憶する機能)に記憶された数値データ(始動記憶)数を特定可能に表示する始動記憶表示エリア(図示しない)を有している。
この実施の形態では、始動記憶表示エリアに始動記憶数が表示される。この始動記憶表示エリアは、有効始動入賞(この実施の形態では、始動記憶数が20未満のときの始動入賞)がある毎に、始動記憶数の表示を更新し(例えば、始動記憶数の表示を1増やす)、可変表示装置8の可変表示が開始される毎に、始動記憶数の表示を更新する(例えば、始動記憶数の表示を1減らす)。
なお、この実施の形態における可変表示装置8においては、表示部9と、始動記憶表示エリアと、が区分けされて設けられているので、可変表示中も始動記憶数が表示された状態とすることができる。
可変表示装置8の下方には、始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。始動入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口スイッチによって検出される。また、始動入賞口14の下部には開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイドによって開状態とされる。
可変入賞球装置15の下部には、上述した特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド(図示しない)によって開状態とされる開閉板20が設けられている。開閉板20は大入賞口を開閉する手段である。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち、一方(V入賞領域)に入った入賞球はV入賞スイッチで検出され、もう一方(10カウント入賞領域)に入った入賞球はカウントスイッチで検出される。遊技盤6の背面には、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド(図示しない)も設けられている。
開閉板20の右側方には、「○」及び「×」と付された一対のLEDからなる普通図柄表示器13が設けられている。この普通図柄表示器13は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報(例えば、「○」及び「×」)を可変表示可能なものである。
ゲート32に遊技球が入賞しゲートスイッチで検出されると、普通図柄表示器13の始動記憶数である普通図柄始動記憶数が上限に達していなければ、所定の乱数値が抽出される。そして、普通図柄表示器13において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態であれば、普通図柄表示器13の可変表示が開始される。普通図柄表示器13において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態でなければ、普通図柄始動記憶の値が1増やされる。普通図柄表示器13の近傍には、普通図柄始動記憶数を表示する所定数(この実施の形態では4つ)のLEDによる表示部を有する普通図柄始動記憶表示器19が設けられている。ゲート32への入賞がある毎に、普通図柄始動記憶表示器19は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器13の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。なお、特別図柄と普通図柄とを一つの可変表示装置で可変表示するように構成することもできる。その場合には、特別図柄を可変表示する特別可変表示領域と、普通図柄を可変表示する普通可変表示領域と、は1つの可変表示装置で実現される。
この実施の形態では、○と×の付された上下のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって普通図柄の可変表示が行われ、可変表示は所定時間(例えば29.2秒)継続する。そして、可変表示の終了時に○の付された上側のランプが点灯すれば当りとなる。当りとするか否かは、ゲート32に遊技球が入賞したときに抽出された乱数の値が所定の当り判定値と一致したか否かによって決定される。普通図柄表示器13における可変表示の表示結果が当りである場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になって遊技球が入賞しやすい状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態に変化する。
更に、特別遊技状態としての確変状態では、可変表示装置8の表示部9における特別図柄の停止図柄が当り図柄(特定表示結果:例えば、「777」)になる確率が通常遊技状態より高められるとともに、特別図柄の可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮される。更に、普通図柄表示器13において、停止図柄が当り図柄になる確率が通常遊技状態より高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数とのうちの一方又は双方が通常遊技状態より高められる。これにより遊技者にとって更に有利になる。また、確変状態等の所定の状態では、普通図柄表示器13における可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮されることによって、遊技者にとって更に有利になるようにしてもよい。
なお、特別遊技状態として時短状態に制御することにより、遊技者にとって更に有利な状態とするようにしてもよい。時短状態では、表示部9において特別図柄の変動表示(可変表示)が所定回数(例えば、100回)実行されるまで、可変表示装置8の表示部9および普通図柄表示器13において可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態より短縮される。更に、可変入賞球装置15において、開放時間と開放回数とのうちの一方又は双方が通常遊技状態より高められる。可変入賞球装置15の開放時間又は開放回数が通常遊技状態より高められることにより、始動入賞口14への始動入賞が起こりやすくなり、所定期間内での表示部9における特別図柄の可変表示回数が増加して特別図柄が当り図柄となる確率が通常遊技状態より高まるため、遊技者にとって更に有利な状態となる。
また、特別遊技状態は上記したものに限らず、遊技者に有利となる遊技制御を特別遊技状態とすればよい。以下、この遊技制御を大当りに直接的には係わらないもの(特定遊技状態中以外)と大当りに直接的に係わるもの(特定遊技状態中)とに分けて説明する。即ち、特定遊技状態に加える特別遊技状態とは、特定遊技状態とは別の特別遊技状態のことであってもよいし、また特定遊技状態を含む特別遊技状態のことであってもよい。先ず、大当りに直接的には係わらない遊技制御としては、特別図柄乃至普通図柄に対しての時間短縮(時短)制御又は確率変動(確変)制御、電役(例えば、可変入賞球装置15)の開放期間の延長制御、特別図柄乃至普通図柄に対しての始動通過領域の増設制御(例えば、遊技盤6に設置される入賞口(図示しない)を特別図柄の始動入賞口として設定変更する制御)、賞球数の増加制御(例えば、入賞に伴う賞球を通常遊技状態時の13個から15個に増加する制御)、あるいは所定領域への通過率向上制御(例えば、始動入賞口14の上流側に打玉規制装置を設け、該打玉規制装置の作動により始動入賞率を向上する制御)を特別遊技状態とすることができ、さらには始動入賞に基づいて可変表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利が発生又は継続する弾球遊技機に本発明を適用した場合には、特定領域への入賞率向上制御を特別遊技状態としてもよい。一方、大当りに直接的に係わる遊技制御としては、ラウンド上限数の向上制御、カウント上限数の向上制御、開閉板20の開放延長制御、あるいは開閉板20によって開放された大入賞口への入賞に伴う賞球数の増加制御を特別遊技状態とすることができる。なお、上記した遊技制御を組合せて特別遊技状態とすることもできるのは言うまでもない。さらには、特別遊技状態への突入(所定条件の成立)及び終了の契機については、本実施形態中に記載のものに限定せず、乱数、遊技履歴(例えば、時間、リーチ回数、所定入賞口への入賞回数、通過回数等)、入賞、及びサブゲーム(例えば、ジャンケンなどで遊技者自身が選択できるものを含む)の4つの要素のうちいずれか1つ乃至任意の組合せを突入契機乃至終了契機に設定するものであればよい。
遊技盤6の遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾ランプ25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周上部、外周左部および外周右部には、前面枠に設けられた天枠ランプ40、枠ランプ左41および枠ランプ右42が設けられている。また、可変表示装置8の左右上部には、ランプ10が設けられている。そして、この例では、枠ランプ左41の近傍に、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ51が設けられ、枠ランプ右42の近傍に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ52が設けられている。
次に、リーチ状態について説明する。本実施形態におけるリーチ状態とは、停止した図柄が大当り図柄の一部を構成しているときに未だ停止していない図柄については可変表示(変動表示)が行われていること、および全てまたは一部の図柄が大当り図柄の全てまたは一部を構成しながら同期して変動表示している状態である。
本実施形態では、予め定められた複数の表示領域としての表示部9に、予め定められた図柄が停止することで大当りとなる有効ラインが定められ、その有効ライン上の一部の表示領域に予め定められた図柄が停止しているときに未だ停止していない有効ライン上の表示領域において変動表示が行われている状態(例えば、左、中、右の表示領域のうち左、右の表示領域には大当り図柄の一部となる(例えば「7」)が停止表示されている状態で右の表示領域は未だ変動表示が行われている状態)、および有効ライン上の表示領域の全てまたは一部の図柄が大当り図柄の全てまたは一部を構成しながら同期して変動表示している状態(例えば、左、中、右の表示領域の全てに変動表示が行われており、常に同一の図柄が揃っている状態で変動表示が行われている状態)をいう。
また、リーチの際に、通常と異なる演出がランプや音で行われることがある。この演出をリーチ演出という。また、リーチの際に、キャラクタ(人物等を模した演出表示であり、図柄とは異なるもの)を表示させたり、背景の表示態様を変化させたりすることがある。このキャラクタの表示や背景の表示態様の変化をリーチ演出表示という。
また、図1には、弾球遊技機1に隣接して設置され、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするカードユニット50も示されている。カードユニット50には、使用可能状態であるか否かを示す使用可表示ランプ151、カードユニット50がいずれの側の弾球遊技機1に対応しているのかを示す連結台方向表示器153、カードユニット50内にカードが投入されていることを示すカード投入表示ランプ154、記録媒体としてのカードが挿入されるカード挿入口155、およびカード挿入口155の裏面に設けられているカードリーダライタの機構を点検する場合にカードユニット50を開放するためのカードユニット錠156が設けられている。
打球発射装置から発射された遊技球は、打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。打球が始動入賞口14に入り始動口スイッチで検出されると、特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、大当り遊技終了又は前回の可変表示の終了)、表示部9において特別図柄の可変表示(変動表示)を開始する。特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、数値データ記憶バッファ55aに記憶される始動記憶数を1増やし、始動記憶数の表示を更新する。
表示部9における特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の特別図柄が大当り図柄(特定表示結果)となると、大当り遊技状態に移行する。すなわち、開閉板20が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例えば、10個)の打球が入賞するまで開放する。そして、開閉板20の開放中に打球がV入賞領域に入賞し、V入賞スイッチで検出されると、継続権が発生し開閉板20の開放が再度行われる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)許容される。
表示部9における特別図柄の変動停止時の停止図柄が確率変動を伴う大当り図柄(特別表示結果:確変図柄)である場合には、大当り遊技状態に制御され、大当り遊技状態終了後に、次に大当りとなる確率が通常遊技状態より高くなる特別遊技状態に制御される。すなわち、確変状態という遊技者にとって更に有利な状態となる。
図2は、本実施形態に係る弾球遊技機1の回路構成の概要を表したブロック図である。主基板31には、プログラムに従って弾球遊技機1を制御する基本回路53が搭載されている。基本回路53は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って遊技の信号を制御する遊技制御手段としてのCPU56、及び演出制御基板80等に制御信号を送信するI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54、RAM55、およびI/Oポート部57は、CPU56に内蔵されている。すなわち、CPU56は、1チップマイクロコンピュータである。なお、1チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55がCPU56に内蔵されていればよく、ROM54及びI/Oポート部57は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、CPU56はROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、CPU56が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているCPUについても同様である。
なお、図2には示されていないが、ゲートスイッチ、始動口スイッチ、V入賞スイッチ、カウントスイッチ、満タンスイッチ、カウントスイッチ短絡信号及びクリアスイッチからの信号を基本回路53に与えるスイッチ回路、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド、開閉板20を開閉するソレノイド等を基本回路53からの指令に従って駆動するソレノイド回路、電源投入時に基本回路53をリセットするためのシステムリセット回路、基本回路53から与えられるデータに従って、大当りの発生を示す大当り情報、表示部9における特別図柄の可変表示開始に利用された始動入賞球の個数を示す有効始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路、も主基板31に搭載されている。
また、RAM(CPU内蔵RAMであってもよい)55の一部または全部が、電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされているバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。
また、主基板31に搭載されるRAM55には、始動条件の成立(打球が始動入賞口14へ入賞する)時に後述する数値データ更新手段(例えば、CPU56の数値データ(大当り判定用乱数、等)を更新(カウントアップ)する機能)から数値データを抽出し、抽出された数値データを始動条件に対応して抽出順番を特定可能に記憶すると共に、数値データのうち未だ開始条件(例えば、前回の特別図柄9a〜9cの可変表示および大当り遊技状態の終了)が成立していない始動条件に対応する数値データを予め定められた上限数まで記憶する数値データ記憶手段(例えば、数値データ記憶バッファ55a:主基板31のRAM55により数値データを記憶する機能)が設けられている。そして、CPU56は、数値データ記憶バッファ55aに記憶される数値データに応じて遊技の進行を制御するコマンドを演出制御基板80に送信する処理を実行する。
また、主基板31に設けられた遊技制御手段(例えば、CPU56)からのコマンドに基づいて、演出制御基板80に設けられた演出制御手段としての演出制御用CPU111が、可変表示装置8に設けられた表示部9の表示制御、スピーカ27の音声出力制御、ランプ・LEDの発光制御、等を行う。主基板31からは、可変表示装置8の表示制御、ランプ・LEDの点灯制御、遊技音発生等の演出の制御に関する指令情報として演出制御コマンドが伝送される。
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載される演出制御手段(例えば、演出制御用CPU111等)に含まれる表示制御手段が、主基板31に搭載される遊技制御手段(CPU56及びROM54,RAM55等の周辺回路)からの制御信号(演出制御コマンド)に基づいて遊技盤6に設けられている可変表示装置8、普通図柄表示器13の表示制御を行う。主基板31からは、可変表示装置8の可変表示態様を指定する信号として、可変表示時間(変動時間)を特定可能な変動パターンコマンド(可変表示パターンコマンド)と、特別図柄停止図柄設定処理(ステップS301)で決定された特別図柄の停止図柄を指示するコマンド(特別図柄指定コマンド)と、が送信される。
演出制御基板80には、主基板31からの演出制御コマンドに応じて識別情報を含むデータ(例えば、ゲーム制御用のプログラム等)を記憶するデータ記憶手段としてのROM113、ワークメモリとして使用されるRAM112、主基板31からの演出制御コマンドに基づいて可変表示装置8等を表示制御する演出制御用CPU111および主基板31からの演出制御コマンドを受信するI/Oポート部114が搭載されている。
なお、この実施の形態のRAM112は、キャラクタROM102に記憶された複数種類の背景画像データのうち第1の背景画像データを所定の順序で選択する画像データ選択制御手段により選択された背景画像データを特定する画像選択データ記憶バッファ112aと、背景画像データのうち第2の背景画像データから選択された予告背景画像データまたは背景画像データのうちデモンストレーション画像データを特定する予告背景データ記憶バッファ112bと、を備えている。演出制御用CPU111は、画像表示制御手段による背景画像の表示指示に基づき、キャラクタROM113に格納される背景画像データに対応する背景画像を表示制御する。
また、この実施の形態のROM113は、背景画像データのうち第1の背景画像データを所定の順序で選択するカウンタ所定値(ステップS892:予め設定された所定時間)を記憶する時間データ記憶手段112bを備えている。
また、演出制御用CPU111は、VDP100を介してLCDを用いた表示部9の表示制御を行う。VDP100は、画像データ記憶手段としてのキャラクタROM102に記憶されているキャラクタ画像、背景、表示図柄に関する画像データをVRAM101に格納し、所定のタイミングでVRAM101から読み出して画像表示信号を生成し、表示部9に出力する。そして、可変表示装置8は、画像表示信号に基づいて表示部9に画像を表示させる。
次に遊技機の動作について説明する。図3は、主基板31における遊技制御手段(例えば、CPU56等)が実行する特別図柄プロセス処理のプログラムの一例を示すフローチャートである。これらの処理は、主基板31の遊技制御手段が実行するメイン処理にて2ms毎に行われる割込処理内で実行される。CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う際に、遊技盤6に設けられている始動入賞口22に遊技球が入賞したことを検出するための始動口スイッチがオンしていたら、すなわち遊技球が始動入賞口22に入賞する始動入賞が発生していたら(ステップS311)、始動口スイッチ通過処理(ステップS312)を行った後に、内部状態に応じて、ステップS300〜S308のうちのいずれかの処理を行う。
なお、始動口スイッチ通過処理では、CPU56は、始動記憶(数値データ)の記憶数が上限値に達しているかどうか確認し、始動記憶(数値データ)の記憶数が最大値に達していなければ、始動記憶(数値データ)の記憶数を1増やし、数値データ更新手段(例えば、CPU56の数値データ(大当り判定用乱数、等)を更新(カウントアップ)する機能)から大当り判定用乱数等の各乱数の値を抽出し、それらを始動記憶(数値データ)の記憶数の値に対応した保存領域(始動記憶バッファ)に格納する処理が実行される。なお、乱数を抽出するとは、乱数を生成させるためのカウンタからカウント値を読み出して、読み出したカウント値を乱数値とすることである。
特別図柄通常処理(ステップS300):特別図柄の可変表示を開始できる状態になるのを待つ。CPU56は、特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、始動記憶(数値データ)の記憶数を確認する。始動記憶(数値データ)の記憶数が0でなければ、特別図柄の可変表示の結果、当りとするか否か決定する。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に移行するように更新する。
特別図柄停止図柄設定処理(ステップS301):可変表示後の特別図柄の停止図柄を決定する。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に移行するように更新する。
変動パターン設定処理(ステップS302):特別図柄の可変表示の変動パターン(可変表示パターン)を、変動パターン決定用乱数の値に応じて決定する。また、決定された変動パターンに基づいて、特別図柄が可変表示を行って導出表示されるまでの可変表示時間(変動時間)を特別図柄プロセスタイマにセットした後、特別図柄プロセスタイマをスタートさせる。このとき、演出制御基板80に対して、特別図柄の停止図柄を指令する情報(特別図柄指定コマンド)と、変動態様(変動パターン)を指令する情報(変動パターンコマンド)と、が送信される。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に移行するように更新する。
特別図柄変動処理(ステップS303):所定時間が経過(ステップS302の特別図柄プロセスタイマがタイムアウト)すると、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に移行するように更新する。
特別図柄停止処理(ステップS304):特別図柄表示エリア10において可変表示される特別図柄が停止されるように制御する。具体的には、特別図柄停止を示す演出制御コマンド(確定コマンド)が送信される状態に設定する。そして、停止後の特別図柄が大当り図柄となった場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に移行するように更新する。そうでない場合には、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
大入賞口開放前処理(ステップS305):大入賞口を開放する制御を開始する。具体的には、カウンタやフラグを初期化するとともに、ソレノイドを駆動して開閉板24を開状態とすることで大入賞口を開放する。また、プロセスタイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に移行するように更新する。
大入賞口開放中処理(ステップS306):大入賞口ラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御基板80に送出する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。最後の大入賞口の閉成条件が成立したら、内部状態をステップS307に移行するように更新する。
特定領域有効時間処理(ステップS307):V入賞スイッチの通過の有無を監視して、大当り遊技状態継続条件の成立を確認する処理を行う。大当り遊技状態継続の条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態をステップS305に移行するように更新する。また、所定の有効時間内に大当り遊技状態継続条件が成立しなかった場合、または、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態をステップS308に移行するように更新する。
大当り終了処理(ステップS308):大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御手段に行わせるための制御を行う。そして、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
図4は、始動入賞が生じたときに実行される始動口スイッチ通過処理(ステップS312)を示すフローチャートである。始動口スイッチ通過処理において、CPU56は、始動入賞記憶数が最大値である4に達しているかどうか確認する(ステップS111)。始動入賞記憶数が4に達していなければ、始動入賞記憶数を1増やし(ステップS112)、大当り判定用乱数等の各乱数の値を抽出し、それらを始動入賞記憶数の値に対応した保存領域(特別図柄判定用バッファ)に格納する(ステップS113:抽出手段)。なお、乱数を抽出するとは、乱数を生成させるためのカウンタからカウント値を読み出して、読み出したカウント値を乱数値とすることである。そして、入賞時演出設定処理を実行する(ステップS114)。
図5は、入賞時演出設定処理を示すフローチャートである。入賞時演出処理において、CPU56は、まず、大当り判定用乱数を生成するためのカウンタから大当り判定用乱数を抽出し(ステップS122)、大当り判定モジュールを実行する。すなわち、大当り判定サブルーチンをコールする(ステップS123:事前判定手段)。大当り判定モジュールにおいて大当り判定用乱数の値にもとづいて大当りとなると判定された場合には(ステップS124)、確変大当りとなるか否か判定する(ステップS125)。
この実施の形態では、左中右の特別図柄は、それぞれ、「0」〜「11」の12通りあって、可変表示装置8の表示部9において「0」から順に特別図柄の表示が変化することによって特別図柄の変動が実現される。なお、特別図柄の変動中において、表示図柄の表示は非連続的に変化してもよい。また、特別図柄の最終停止図柄(確定図柄)が左中右揃った場合に大当りとなり、左右が揃った場合にリーチとなる。そして、大当りとなる場合において、奇数図柄で揃ったときには、大当り遊技終了後に高確率状態に移行する。また、高確率状態において、大当りが発生すると、または、所定回の特別図柄の変動が行われると高確率状態は終了し低確率状態に戻る。
従って、ステップS125では、CPU56は、大当り図柄決定用乱数を抽出し、抽出した乱数にもとづいて大当り図柄を判定し、判定結果が異数図柄であれば確変大当りとなると判定する。確変大当りとならないと判定した場合には、非特定大当り入賞指定コマンドを示すデータを入賞コマンドとしてRAM55にセットする(ステップS126)。確変大当りとなると判定した場合には、特定大当り入賞指定コマンドを示すデータを入賞コマンドとしてRAM55にセットする(ステップS127)。
ステップS124において大当りとしないと判定された場合には、リーチ判定用乱数を生成するためのカウンタからリーチ判定用乱数を抽出し(ステップS131)、リーチ判定モジュールを実行する。すなわち、リーチ判定サブルーチンをコールする(ステップS132)。リーチ判定モジュールにおいてリーチ判定用乱数の値にもとづいてリーチとなると判定された場合には(ステップS133)、リーチ入賞指定コマンドを示すデータを入賞コマンドとしてRAM55にセットする(ステップS134)。リーチとならないと判定された場合には、はずれ入賞指定コマンドを示すデータを入賞コマンドとしてRAM55にセットする(ステップS135)。
そして、RAM55に入賞コマンドとしてセットされたデータを、RAM55の所定の領域に設定して演出制御コマンドを送出するコマンドセット処理を行う(ステップS136)。
図6は、特別図柄プロセス処理における特別図柄通常処理(ステップS300)を示すフローチャートである。特別図柄通常処理において、CPU56は、特別図柄の変動を開始することができる状態(例えば特別図柄プロセスフラグの値がステップS300を示す値となっている場合)には、始動入賞記憶数の値を確認する(ステップS52)。具体的には、始動入賞カウンタのカウント値を確認する。なお、特別図柄プロセスフラグの値がステップS300を示す値となっている場合とは、可変表示装置9において図柄の変動がなされていず、かつ、大当り遊技中でもない場合である。
始動入賞記憶数がない場合には、カウンタの値を+1するとともに(ステップS52)、カウンタが所定値となっているか否かを判定する(ステップS53)。カウンタが所定値となった場合には、客待ちデモコマンド(客待ちコマンド)を演出制御基板80に送信する(ステップS54:デモンストレーション画像表示制御手段)。
始動入賞記憶数が0でなければ、始動入賞記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納するとともに(ステップS55)、始動入賞記憶数の値を1減らし、かつ、各保存領域の内容をシフトする(ステップS56)。すなわち、始動入賞記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、始動入賞記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。よって、各始動入賞記憶数に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、始動入賞記憶数=1,2,3,4の順番と一致するようになっている。すなわち、この例では、可変表示の開始条件が成立する毎に、各保存領域の内容をシフトする構成としているので、各乱数値が抽出された順番を特定することができる。
次いで、CPU56は、乱数格納バッファから大当り判定用乱数を読み出し(ステップS57)、大当り判定モジュールを実行する(ステップS58)。大当りとすることに決定した場合には(ステップS59)、CPU56は、大当りフラグをセットする(ステップS60)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄停止図柄設定処理に対応した値に更新する(ステップS61)。
次に、演出制御手段の動作を説明する。図7は、演出制御用CPU111が実行するメイン処理を示すフローチャートである。メイン処理では、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔を決めるための2mSタイマの初期設定等を行うための初期化処理が行われる(ステップS701)。その後、演出制御用CPU111は、タイマ割込フラグの監視(ステップS702)の確認を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、演出制御用CPU111は、タイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、演出制御用CPU111は、そのフラグをクリアし(ステップS703)、以下の演出制御メイン処理を実行する。
この実施の形態では、タイマ割込は2mS毎にかかる。すなわち、演出制御メイン処理は、2mS毎に起動される。また、この実施の形態では、タイマ割込処理ではフラグセットのみがなされ、具体的な演出制御処理はメイン処理において実行されるが、タイマ割込処理で演出制御メイン処理を実行してもよい。
演出制御メイン処理において、演出制御用CPU111は、まず、受信した演出制御コマンドを解析する(ステップS704)。次いで演出制御用CPU111は、表示制御プロセス処理を行う(ステップS705)。表示制御プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態に対応したプロセスを選択して実行する。また、背景表示制御処理を行う(画像表示制御手段:ステップS706)。背景表示制御処理では、画像データ記憶手段に記憶される背景画像データを可変表示装置8に表示する処理を実行する。そして、予告乱数カウンタを更新する処理を実行する(ステップS707)。その後、ステップS702のタイマ割込フラグの確認を行う処理に戻る。
図8および図9は、コマンド解析処理(ステップS704)の具体例を示すフローチャートである。遊技制御手段31から受信された演出制御コマンドは受信コマンドバッファに格納されるが、コマンド解析処理では、演出制御用CPU111は、コマンド受信バッファに格納されているコマンドの内容を確認する。
コマンド解析処理において、演出制御用CPU111は、まず、コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否か確認する(ステップS611)。コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されている場合には、演出制御用CPU111は、コマンド受信バッファから受信コマンドを読み出す(ステップS612)。
受信した演出制御コマンドが特別図柄左指定のコマンド(特別図柄左指定コマンド)であれば(ステップS613)、演出制御用CPU111は、「XX」で示される左特別図柄を示すデータを、RAMにおける左特別図柄格納領域に格納する(ステップS614)。また、特別図柄中指定のコマンド(特別図柄中指定コマンド)であれば(ステップS615)、演出制御用CPU111は、「XX」で示される中特別図柄を示すデータを、RAMにおける中特別図柄格納領域に格納する(ステップS616)。そして、特別図柄右指定のコマンド(特別図柄右指定コマンド)であれば(ステップS617)、演出制御用CPU111は、「XX」で示される右特別図柄を示すデータを、RAMにおける右特別図柄格納領域に格納する(ステップS618)。
また、受信した演出制御コマンドが変動パターンコマンドであれば(ステップS619)、演出制御用CPU111は、そのコマンドのEXTデータを変動パターンデータ格納領域に格納し(ステップS620)、変動パターン受信フラグをセットする(ステップS621)。
また、受信した演出制御コマンドが始動記憶数指定コマンドであれば(ステップS631)、演出制御用CPU111は、RAMにおける始動入賞数記憶領域の始動入賞記憶数を表示制御コマンドで指定された数に更新する(ステップS632)。また、可変表示装置8の始動記憶表示エリアに表示される始動入賞記憶数を更新する(ステップS633)。さらに、乱数カウンタの値を+1する(ステップS634)。乱数カウンタとは、連続予告を実行するか否か決定するための乱数を生成するためのカウンタである。なお、この実施の形態では、乱数カウンタのカウント値は0〜126の範囲の値をとり、カウント値が127になったら、その値を0に戻す。
また、受信した演出制御コマンドがはずれ入賞時指定コマンドであれば(ステップS635)、演出制御用CPU111は、乱数カウンタの値を+1する(ステップS636)。受信した演出制御コマンドがリーチ入賞時指定コマンドである場合にも(ステップS637)、乱数カウンタの値を+1する(ステップS638)。
また、受信した演出制御コマンドが非特定大当り入賞時指定コマンドであれば(ステップS641)、演出制御用CPU111は、乱数カウンタの値を+1するとともに(ステップS642)、乱数を抽出し(ステップS643)、連続予告の判定を行う(ステップS644)。受信した演出制御コマンドが特定大当り入賞時指定コマンドである場合にも(ステップS645)、乱数カウンタの値を+1するとともに(ステップS646)、乱数を抽出し(ステップS647)、連続予告の判定を行う(ステップS648)。
さらに、受信した演出制御コマンドが非特定大当り終了表示コマンドまたは特定大当り終了表示コマンドであれば(ステップS649)、演出制御用CPU111は、大当り実行中フラグをリセットする(ステップS650)。
そして、ステップS612で読み出した受信コマンドがその他の演出制御コマンドである場合には、受信コマンドに対応するフラグをセットする(ステップS651)。
次に、連続予告の判定について説明する。図10および図11は、予告判定テーブルの一例を示す説明図である。(A)予告判定テーブル1は、始動記憶数が1の場合の特定コマンド(非特定大当り入賞指定、特定大当たり入賞指定)の種類と連続予告の実行回数との関係を示し、(B)予告判定テーブル2は、始動記憶数が2の場合の特定コマンドの種類と連続予告の実行回数との関係を示し、(C)予告判定テーブル3は、始動記憶数が3の場合の特定コマンドの種類と連続予告の実行回数との関係を示し、(D)予告判定テーブル4は、始動記憶数が4の場合の特定コマンドの種類と連続予告の実行回数との関係を示す。
図10(A)に示すように、始動記憶数が1である場合には、特定コマンドを受信して、予告乱数カウンタから抽出した乱数値が予告判定テーブル1に示す値と一致することで連続予告が開始される。また、連続予告の実行回数は1回であり、予告乱数カウンタから抽出した乱数値によって実行される演出内容(予告背景Aまたは予告背景B)が決定される。さらに、この実施形態では、特定コマンドの種類に応じて連続予告が実行される割合を変化させている。つまり、特定コマンドの中でも、特定大当り入賞指定コマンドを受信した場合には、非特定大当り入賞指定コマンドを受信した場合に比べて連続予告が実行される割合が高くなるように予告判定テーブル1が構成されている。
図10(B)に示すように、始動記憶数が2である場合には、特定コマンドを受信して、予告乱数カウンタから抽出した乱数値が予告判定テーブル2に示す値と一致することで連続予告が開始される。また、連続予告の実行回数は最大2回であり、予告乱数カウンタから抽出した乱数値によって連続予告の実行回数(1回、2回)および実行される演出内容(予告背景Aまたは予告背景B)が決定される。また、予告判定テーブル1と同様に、特定コマンドの種類に応じて連続予告が実行される割合が変化するように予告判定テーブル2が構成されている。さらに、この実施の形態の予告判定テーブル2は、特定コマンドの種類に応じて連続予告の実行回数が変化するように構成されている。つまり、特定コマンドの中でも、特定大当り入賞指定コマンドを受信した場合には、非特定大当り入賞指定コマンドを受信した場合に比べて実行回数が多く(2回)なる割合が高くなるように予告判定テーブル2が構成されている。
図11(C)に示すように、始動記憶数が3である場合には、特定コマンドを受信して、予告乱数カウンタから抽出した乱数値が予告判定テーブル3に示す値と一致することで連続予告が開始される。また、連続予告の実行回数は最大3回であり、予告乱数カウンタから抽出した乱数値によって連続予告の実行回数(1回、2回、3回)および実行される演出内容(予告背景Aまたは予告背景B)が決定される。また、予告判定テーブル2と同様に、特定コマンドの種類に応じて連続予告が実行される割合および実行回数が変化するように予告判定テーブル3が構成されている。さらに、この実施の形態の予告判定テーブル3は、特定コマンドの種類に応じて実行される予告演出の種類が偏るように構成されている。つまり、特定コマンドの中でも非特定大当り入賞指定コマンドを受信した場合には、予告背景Aの実行される割合が高くなるように構成され、特定大当り入賞指定コマンドを受信した場合には、予告背景Bの実行される割合が高くなるように予告判定テーブル3が構成されている。
図11(D)に示すように、始動記憶数が4である場合には、特定コマンドを受信して、予告乱数カウンタから抽出した乱数値が予告判定テーブル4に示す値と一致することで連続予告が開始される。また、連続予告の実行回数は最大4回であり、予告乱数カウンタから抽出した乱数値によって連続予告の実行回数(1回、2回、3回、4回)および実行される演出内容(予告背景Aまたは予告背景B)が決定される。また、予告判定テーブル3と同様に、特定コマンドの種類に応じて連続予告が実行される割合、実行回数、予告演出の種類が変化するように予告判定テーブル4が構成されている。なお、予告判定テーブル4では、特定コマンドの中でも非特定大当り入賞指定コマンドを受信した場合には、予告背景Bの実行される割合が高くなるように構成され、特定大当り入賞指定コマンドを受信した場合には、予告背景Bが出現しないように構成されている。
上記の予告判定テーブル1〜4には、始動記憶数に対応した実行回数を示すデータが設定されているので、演出制御手段(演出制御用CPU111)は、判定結果コマンドと、予告判定テーブル1〜4の内容と、に基づいて連続予告実行回数を選定することができる。また、それぞれの予告判定テーブル1〜4の内容は、少なくとも一部が異なっているので、始動記憶数の違いに応じて、可変表示装置8等の演出手段を用いて異なる演出を行うことができる。
また、この実施の形態では、予告背景AとしてキャラクタROM102に記憶された背景画像データのうち第2の背景画像データに対応する背景画像を、予告背景Bとして背景画像データのうちデモンストレーション画像データに対応する背景画像を設定している。このように構成することにより、遊技中には本来表示されることのないデモンストレーション画像データに対応する背景画像を予告演出として表示することで、予告演出に対する遊技者の興趣を向上させることができる。
さらに、この実施の形態では、特定大当り入賞指定の判定結果コマンドを受信した場合には、非特定大当り入賞指定の判定結果コマンドを受信した場合に比べて連続予告が出現する確率が高いが、例えば、特定大当り入賞指定の判定結果コマンドを受信した場合にのみ連続予告を実行しうるように構成してもよい。
また、本実施形態においては、連続予告として予告背景Aおよび予告背景Bを設けているが、始動記憶数が4であるとき(予告判定テーブル4)では、確変大当りとなる(特定大当り入賞指定)判定結果コマンドを受信したときには、予告背景Bは出現しない。そして、大当りとなる非特定大当り入賞指定の判定結果コマンドを受信したときには、予告背景Aの出現する確率が低く設定されている。このように、大当りとなる信頼度を実行する演出によって異ならせることで、遊技者に大当りの期待を抱かせるようにしてもよい。また、このように大当りとなる信頼度を異ならせることなく、予告背景Aおよび予告背景Bを均等に出現するようにしてもよい。
次に、連続予告の判定について説明する。図12は、ステップS644,S648で実行される連続予告の判定処理例を示すフローチャートである。連続予告の判定処理において、演出制御用CPU111は、まず、連続予告を実行中であるか否か判定する(ステップS661)。実行中であるか否かは、実行中にセットされている内部フラグである連続予告実行中フラグによって判定できる。連続予告の実行中でなければ、予告判定テーブル1〜4を選択する(ステップS662)。この実施の形態では、演出制御用CPU111は、予告判定テーブル1〜4のうち、直前に受信した始動記憶数指定コマンドが示す始動入賞記憶数に応じたテーブルを選択する。
そして、演出制御用CPU111は、抽出されている乱数の値と同じ連続予告判定値が予告判定テーブル1〜4に設定されているか否か確認し(ステップS663)、一致しているものがあれば、予告判定テーブル1〜4から対応する連続予告の実行回数を抽出する。実行回数が0でなければ(ステップS664)、予告背景データをRAMにおける予告背景データバッファ(予告背景データ記憶バッファ112a)に格納するとともに、連続予告の実行回数をRAMにおける実行回数バッファに格納し(ステップS665)、連続予告抽選済フラグセットする(ステップS666)。
以上の処理によって、乱数カウンタは、始動入賞記憶数指定、はずれ入賞指定、リーチ入賞指定、非特定大当り入賞指定、特定大当り入賞指定のコマンドを受信する度に歩進し、非特定大当り入賞指定、特定大当り入賞指定のコマンドを受信すると連続予告を行うか否かの抽選が実行される。そして、連続予告を行うことに決定された場合には、始動入賞記憶数に応じて実行回数が選択される。
後述するように、演出制御用CPU111は、0回でない実行回数が決定された後、可変表示装置8の表示部9において特別図柄の可変表示を行う場合には、実行回数分の特別図柄の可変表示期間において予告演出(連続予告)の制御を行う。
また、この実施の形態では、演出制御手段は、遊技機の遊技状態に関わらず、例えば確変状態(高確率状態)であるのか非確変状態(低確率状態)であるのかに関わらず、それぞれの始動入賞記憶数に応じた1つの予告判定テーブルを参照しているので、遊技状態が異なっていても、実行回数の選択確率は同じである。しかし、例えば確変状態用の始動入賞記憶数に応じた各予告判定テーブルと非確変状態用の始動入賞記憶数に応じた各予告判定テーブルとを設け、例えば確変状態では実行する回数が多い実行回数が選択される確率を高くするように連続予告判定テーブルのデータを構成してもよい。また、確変状態用の始動入賞記憶数に応じた各予告判定テーブルと非確変状態用の始動入賞記憶数に応じた各予告判定テーブルとを分けなくても、例えば確変状態では、実行する回数が多い実行回数が選択される数値(乱数値と比較される数値)範囲を広げることによって、確変状態では実行する回数が多い実行回数が選択される確率を高くするように構成することができる。
図13は、図7に示されたメイン処理における表示制御プロセス処理(ステップS705)を示すフローチャートである。表示制御プロセス処理では、表示制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S806のうちのいずれかの処理が行われる。各処理において、以下のような処理が実行される。
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):コマンド受信割込処理によって、変動時間を特定可能な表示制御コマンド(変動パターンコマンド)を受信したか否か確認する。具体的には、変動パターンコマンドが受信されたことを示すフラグ(変動パターン受信フラグ)がセットされたか否か確認する。変動パターン受信フラグは、コマンド解析処理によって、変動パターン指定の表示制御コマンドが受信されたことが確認された場合にセットされる。そして、変動パターンコマンド受信フラグがセットされていたら予告設定処理に移行するように制御する。
予告設定処理(ステップS802):連続予告演出を行う場合に、連続予告実行回数の設定などを行う。
図柄変動開始処理(ステップS803):特別図柄の変動が開始されるように制御する。また、受信した変動パターンコマンドに基づく変動時間を変動時間タイマにセットする。
図柄変動中処理(ステップS803):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミングを制御するとともに、変動時間の終了を監視する。
全図柄停止待ち設定処理(ステップS804):変動時間の終了時に、全図柄停止を指示する演出制御コマンド(確定コマンド)を受信していたら、図柄の変動を停止し停止図柄(確定図柄)を表示する制御を行う。
大当り表示処理(ステップS805):変動時間の終了後、確変大当り表示または通常大当り表示の制御を行う。
大当たり遊技中処理(ステップS806):大当たり遊技中の制御を行う。例えば、大入賞口開放前表示や大入賞口開放時表示の演出制御コマンドを受信したら、ラウンド数の表示制御等を行う。
図14は、図13に示された表示制御プロセス処理における予告設定処理(ステップS801)を示すフローチャートである。予告設定処理において、演出制御用CPU111は、連続予告を実行中であるか否か確認する(ステップS811)。実行中でなければ、連続予告抽選済フラグがセットされているか否か確認する(ステップS812)。連続予告抽選済みフラグは、図9の連続予告の判定処理におけるステップS666にてセットされ、連続予告を実行することが決定されたことを示している。そのため、ステップS812で連続予告抽選済フラグがセットされていれば、すなわち、連続予告を行うことに決定されていれば、連続予告抽選済フラグをリセットし(ステップS813)、実行回数バッファの内容を実行回数カウンタに設定する(ステップS814)。次いで、連続予告実行中フラグをセットし(ステップS815)、表示制御プロセスフラグを図柄変動開始処理(ステップS802)に対応した値に更新する(ステップS817)。
ステップS811において連続予告実行中であると確認したら、演出制御用CPU111は、実行回数カウンタを−1し(ステップS816)、ステップS817に移行する。
ステップS812において、連続予告抽選済フラグがセットされていないことを確認した場合には、連続予告を実行する決定がなされていないため、連続予告の設定を行わずにステップS817に移行する。
図15は、図13に示された表示制御プロセス処理における図柄変動開始処理(ステップS803)を示すフローチャートである。図柄変動開始処理において、演出制御用CPU111は、まず、連続予告実行中フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS880)。連続予告実行中フラグは、予告設定処理におけるステップS815でセットされ、連続予告が実行中であることを示すものである。連続予告が実行中であれば、予告背景データバッファおよび実行回数カウンタの値に従ってLCD(可変表示装置8)を表示制御する(ステップS881:予告演出表示制御手段)。
次に、演出制御用CPU111は、使用するプロセスデータを選択する(ステップS882)。次いで、選択されたプロセスデータの最初に設定されているプロセスタイマをスタートし(ステップS883)、特別図柄制御実行データ1の内容に従って特別図柄の変動表示を行う(ステップS884)。
その後、変動時間タイマ(特別図柄の変動時間に応じたタイマ)をスタートし(ステップS885)、表示制御プロセスフラグの値を図柄変動中処理に対応した値にする(ステップS886)。
図16は、図13に示された表示制御プロセス処理における図柄変動中処理(ステップS803)を示すフローチャートである。図柄変動中処理において、演出制御用CPU111は、プロセスタイマがタイムアウトしたら(ステップS831)、表示制御実行データの切替を行う(ステップS832)。すなわち、プロセスデータにおいて、次に設定されているプロセスタイマをスタートさせるとともに、その次に設定されている表示制御実行データの内容に従ってVDPを制御する。従って、VDPは、表示制御実行テーブルの内容に応じて可変表示装置8の表示状態を制御する。
そして、変動時間タイマがタイムアウトしていたら(ステップS833)、特別図柄停止の演出制御コマンドの受信を監視するための監視タイマをスタートさせ(ステップS834)、表示制御プロセスフラグの値を図柄停止待ち処理に対応した値にする(ステップS835)。
図17は、図13に示された表示制御プロセス処理における図柄停止待ち処理(ステップS804)を示すフローチャートである。図柄停止待ち処理において、演出制御用CPU111は、図柄停止を指示する演出制御コマンド(特別図柄停止の演出制御コマンド)を受信しているか否か確認する(ステップS841)。図柄停止を指示する演出制御コマンドを受信していれば、記憶されている停止図柄で図柄を停止させる制御を行う(ステップS842)。
そして、演出制御用CPU111は、連続予告実行回数カウンタが0でないか判定する(ステップS843)。この実行回数カウンタが0になった場合には、決定された実行回数分の連続予告が完了したことを表している。そのため、実行回数カウンタが0の場合には連続予告実行中フラグをリセットする(ステップS844)。
ステップS842で大当り図柄を表示した場合には(ステップS845)、演出制御用CPU111は、大当り実行中フラグをセットし(ステップS847)、表示制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS806)に対応した値に設定する(ステップS8478)。ステップS842で大当り図柄を表示しない場合(はずれ図柄を表示した場合)には、演出制御用CPU111は、表示制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に設定する(ステップS846)。
ステップS841で図柄停止を指定する演出制御コマンドを受信していない場合には、図16のステップS834でセットされた監視タイマがタイムアウトしているかどうか確認する(ステップS849)。監視タイマがタイムアウトした場合には、何らかの異常が発生したと判断して、可変表示装置8にエラー画面を表示する制御を行う(ステップS850)。そして、ステップS843に移行する。
なお、この実施の形態では、連続予告を実行中に連続予告を実行するきっかけとなった始動記憶とは別の始動記憶によって大当りとなったとき(ステップS843)には、大当り遊技状態終了後に引き続き連続予告を実行する構成となっているが、大当りとなったときに連続予告の実行回数分の予告が完了していなくてもこの時点で連続予告の制御を終了するようにしてもよい。つまり、連続予告が実行中に大当りとなったときに(ステップS843)、プロセスフラグを大当り表示処理にした後(ステップS846)、連続予告の実行回数を示す実行回数カウンタの値をクリアしておくとともに、連続予告実行中フラグをリセットするようにしてもよい。
次に、可変表示装置8における背景画像の表示について説明する。図18は、図7に示された演出制御メイン処理における背景表示制御処理(ステップS706)を示すフローチャートである。背景表示制御処理において、演出制御用CPU111は、カウンタの値を+1するとともに(ステップS891:経過時間計測手段)、カウンタが所定値(予め設定された所定時間)になっているか否かを判定する(ステップS892:経過時間判定手段)。カウンタが所定値になった場合には、カウンタをクリアし(ステップS893)、画像データ記憶手段から当該背景画像データの次の背景画像データを選択し(ステップS894:画像データ選択制御手段)、選択した背景画像データを画像選択データバッファ112a(画像選択データ記憶手段)に格納する(ステップS895:画像選択データ記憶手段)。
ステップS892でカウンタが所定値になっていない場合には、画像データ記憶手段から背景画像データの選択を行わずに、ステップS896に移行する。
次に、大当り実行中フラグがセットされているか否か確認される(ステップS896)。大当り実行中フラグは、図17の図柄停止待ち処理におけるステップS847にてセットされ、大当り表示の制御が実行(ステップS805)されていることを示す。ステップS896において、大当り実行中フラグがセットされている場合には、大当り表示の制御が実行されているため、背景画像データに対応する背景画像を表示しない。
そして、連続予告実行中フラグがセットされているか否か確認される(ステップS897)。連続予告実行中フラグは、図14の予告設定処理におけるステップS815にてセットされ、連続予告が実行されていることを示す。連続予告設定フラグがセットされている場合には、図12の連続予告の判定におけるステップS665において予告背景データを予告背景データバッファにセットし、図15の図柄変動開始処理におけるステップS881において予告背景データバッファに格納された予告背景データに対応する背景画像を表示している(予告表示制御手段)。
ステップS896で連続予告実行中フラグがセットされていない場合には、画像選択データバッファ112aの内容に従ってVDP100を制御する(ステップS898:画像切替表示制御手段)。なお、画像選択データバッファ112aの内容は、ステップS892でカウンタが所定値になったときに、画像データ記憶手段から当該背景画像データの次の背景画像データを選択し(ステップS894)、選択した背景画像データを画像選択データバッファ112aに格納(ステップS895)することで更新される。
なお、この実施の形態では、経過時間計測手段は、ステップS815で連続予告実行中フラグがセットされていても、つまり、連続予告実行中(予告演出実行中)であっても、ステップS891でカウンタの値を+1するとともに、ステップS892でカウンタが所定値(予め設定された所定時間)になっているか否かを判定する。カウンタが所定値になった場合には、ステップS893でカウンタをクリアし、ステップS894で画像データ記憶手段から当該背景画像データの次の背景画像データを選択し、ステップS895で選択した背景画像データを画像選択データバッファ112aに格納する。
そして、演出制御手段は、予告演出の終了後、図17の図柄停止待ち処理におけるステップS844において連続予告実行中フラグがリセットされ、ステップS892において、経過時間判定手段によりカウンタ所定値(予め設定された所定時間)が経過した旨の判定がなされたときには、画像データ選択制御手段により次の背景画像データを選択するとともに(ステップS894)、選択した背景画像データを画像選択データバッファ112aに記憶し(ステップS895)、画像切替表示制御手段により選択した背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置8に表示する(ステップS898)。
また、演出制御手段は、ステップS815で連続予告実行中フラグがセットされているときに、つまり、予告表示制御手段による予告演出の実行中に、ステップS892で経過時間判定手段によりカウンタ所定値(予め設定された所定時間)が経過していない旨の判定がなされたときには、ステップS895で連続予告実行開始前の第1の背景画像データが画像選択データバッファ112aに格納されている。そして、ステップS844で連続予告実行中フラグがリセットされて当該予告演出が終了したときには、ステップS897で連続予告実行中フラグがセットされていないことが確認され、ステップS895で画像選択データバッファ112aにより記憶された当該第1の背景画像データに基づいてステップS898で画像切替表示制御手段により当該第1の背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置8に表示する。
また、ステップS815で連続予告実行中フラグがセットされているときに、つまり、予告表示制御手段による予告演出の実行中に、ステップS892で経過時間判定手段によりカウンタ所定値(予め設定された所定時間)が経過した旨の判定がなされたときには、ステップS894で画像データ選択制御手段により選択された第1の背景画像データをステップS895で画像選択データバッファ112aに記憶する。そして、ステップS844で連続予告実行中フラグがリセットされて当該予告演出が終了したときには、ステップS897で連続予告実行中フラグがセットされていないことが確認され、ステップS895で画像選択データバッファ112aにより記憶された当該第1の背景画像データに基づいてステップS898で画像切替表示制御手段により当該第1の背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置8に表示する。
また、ステップS897で大当り実行中フラグがセットされていても、つまり、大当り実行中(特定遊技状態)であっても、ステップS891でカウンタの値を+1するとともに、ステップS892でカウンタが所定値(予め設定された所定時間)になっているか否かを判定する。カウンタが所定値になった場合には、ステップS893でカウンタをクリアし、ステップS894で画像データ記憶手段から当該背景画像データの次の背景画像データを選択し、ステップS895で選択した背景画像データを画像選択データバッファ112aに格納する。
また、演出制御手段は、ステップS847で大当り実行中フラグがセットされているときに、つまり、特定遊技状態中に、ステップS892で経過時間判定手段によりカウンタ所定値(予め設定された所定時間)が経過していない旨の判定がなされたときには、ステップS895で大当り実行開始前の第1の背景画像データが画像選択データバッファ112aに格納されている。そして、ステップS650で大当り実行中フラグがリセットされて当該特定遊技状態が終了したときには、ステップS896で大当り実行中フラグがセットされていないことが確認され、ステップS895で画像選択データバッファ112aにより記憶された当該第1の背景画像データに基づいてステップS898で画像切替表示制御手段により当該第1の背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置8に表示する。
また、ステップS847で大当り実行中フラグがセットされているときに、つまり、特定遊技状態中に、ステップS892で経過時間判定手段によりカウンタ所定値(予め設定された所定時間)が経過した旨の判定がなされたときには、ステップS894で画像データ選択制御手段により選択された第1の背景画像データをステップS895で画像選択データバッファ112aに記憶する。そして、ステップS650で大当り実行中フラグがリセットされて当該特定遊技状態が終了したときには、ステップS896で大当り実行中フラグがセットされていないことが確認され、ステップS895で画像選択データバッファ112aにより記憶された当該第1の背景画像データに基づいてステップS898で画像切替表示制御手段により当該第1の背景画像データに対応する背景画像を可変表示装置8に表示する。
次に、本実施形態にかかる可変表示装置8で表示される背景画像の表示態様の一例について、図19を参照して説明する。図19は、可変表示装置8において連続予告および大当たりが実行されていない状態での表示態様を示す図である。
連続予告および大当たりが実行されていない状態においては、背景画像が「春」、「夏」、「秋」、「冬」というように、四季が変化するように所定の順序で表示される。なお、それぞれの季節を表す背景画像である複数種類の第1の背景画像データは、演出制御手段のキャラクタROM102(画像データ記憶手段)に記憶されている。すなわち、画像切替制御手段は、画像データ選択制御手段により現在選択されている背景画像データの次の背景画像データを選択し、時間データ記憶手段113aに設定されたカウンタ所定値(予め設定された所定時間)になったときに選択された背景画像データに対応する背景画像に切替表示するようになっている。
図20は、この実施形態で実行される背景画像の切り替えを示すタイミングチャートである。まず、遊技機の電源が投入されることで電源部から演出制御手段に電源電圧が供給されると、この通電タイミングに合わせて、背景画像データに対応する背景画像が表示される。演出制御手段内のROM113には、通電タイミングを検出することを条件として計時動作を開始するソフトウェアカウンタ(図15の背景表示制御処理におけるカウンタ+1(ステップS891):経過時間計測手段)のプログラムが記憶されており、このプログラムによってCPU111及びRAM112はカウンタとしての機能を実現している。そして、通電タイミングが開始されてからの経過時間が予め設定された所定時間(カウンタ所定値:時間データ記憶手段113a)と一致した場合には、CPU111からVDP100に画像データ切替用のコマンドデータが出力され、可変表示装置8に表示される背景画像を新たに選択された背景画像に切り替える。
従って、複数の遊技機の電源を同時に投入し、時間データ記憶手段113aに記憶されたカウンタ所定値を同値に設定することで、複数の遊技機における背景画像データの切替タイミングを一致させる、すなわち、複数の遊技機における可変表示装置8に表示される背景画像を同期させることができる。カウンタ所定値になった場合には、例えば遊技機A〜Eの背景画像が画像データ記憶手段に記憶された背景画像データに対応する背景画像にもとづいて一斉に切り替わる。この実施の形態では、画像データ記憶手段に記憶される背景画像データは、図20に示すように4種類の背景画像データが所定の順序で記憶されており、遊技機Aのように背景Aから背景B、背景C、背景D、そして背景Aへと所定の順序で繰り返すように選択され、カウンタ所定値になる毎に所定の間隔で背景画像が切り替わるように構成されている。
遊技機Bにおいて、例えば、背景Bを可変表示装置8の表示部9に表示中に予告演出を実行することが決定された場合には、背景画像を予告演出用の予告背景データに対応する背景画像に切り替える(ステップS897でY)。そして、予告演出の終了後、予告実行中フラグがリセットされたときに予告背景から背景画像に変更(ステップS897でN)することとなるが、この場合には、予告演出中にカウントが所定値になっていないため表示される背景画像を画像選択データ記憶バッファ112aにもとづいて背景Bに戻す。
また、予告演出の終了後、画像選択データ記憶バッファ112aにもとづいて背景Bに戻し、カウント所定値になった場合には、画像データ選択制御手段により選択された背景画像データにもとづいて画像切替表示制御手段により背景Bから背景Cに切替表示される。
そして、遊技機Cにおいて、例えば、背景Bを可変表示装置8に表示中に予告演出を実行することが決定された場合には、背景画像を予告演出用の予告背景に切り替える(ステップS898)。ここでは、予告演出の終了後、予告演出中にカウンタが所定値になったため(ステップS892でY)表示される背景画像を背景Cにする。なお、予告演出中にもカウンタを更新し(ステップS891)、カウンタが所定値であるか否か判定し(ステップS892)、カウンタが所定値になったときに背景画像データを背景Cに切り替えて画像選択データ記憶手段112aに記憶しているため(ステップS894)、この画像選択データ記憶バッファ112aにもとづいて背景画像データを表示することとなる。
また、遊技機Dにおいて、例えば、背景Bを可変表示装置8に表示中に大当りを実行することが決定された場合には、大当り実行中フラグがセット(ステップS845)され、大当り態様になる。そして、大当り終了後、大当り実行中フラグがリセット(ステップS650)されたときに大当り態様から背景画像に戻す(ステップS896でN、ステップS898)こことなるが、この場合には、大当り実行中にカウントが所定値になっていないため表示される背景画像を画像選択データ記憶バッファ112aにもとづいて背景Bに戻す。
また、遊技機Eにおいて、例えば、大当り終了後、大当り実行中フラグがリセット(ステップS650)されたときに予告背景から背景画像に戻す(ステップS897でY、ステップS898)こととなるが、ここでは、大当り中にカウンタが所定値になったため(ステップS892でY)表示される背景画像を背景Cにする。なお、大当り実行中にもカウンタを更新し(ステップS891)、カウンタが所定値であるか否か判定し(ステップS892)、カウンタが所定値になったときに背景画像データを背景Cに切り替えて画像選択データ記憶手段112aに記憶しているため(ステップS894)、この画像選択データ記憶バッファ112aにもとづいて背景画像を表示することとなる。
なお、この実施の形態では、時間データ記憶手段113aに記憶されたカウンタ所定値を時間にして10分となるように設定し、10分毎に可変表示装置8に表示される背景画像が切り替わるように制御されているが、複数の遊技機における背景画像データの切替タイミングを一致させる、すなわち、複数の遊技機における可変表示装置8に表示される背景画像を同期させればよく、例えば、カウンタ所定値(切替タイミング)を10分の次は20分に、20分の次は10分のように変動させ、背景画像が表示される間隔を異なるように制御してもよい。
また、カウンタ所定値として、大当りの実行時間として許容される最大の所要時間(例えば、15ラウンドの消化時間)よりも長い時間を示すデータが時間データ記憶手段113aに記憶されている。このように構成することにより、大当たり中の背景画像データの切替頻度をなるべく少なくし(0回または1回)、画像データ選択制御手段により大当り中に背景画像データを選択(ステップS895)する処理回数を極力減らすことで、演出制御手段の処理負担を軽減することができる。
また、始動条件の成立が所定期間成立しないときに背景画像データに含まれるデモンストレーション画像データに対応する背景画像を可変表示装置8に表示される(デモンストレーション画像表示制御手段)。なお、カウンタ所定値として、デモンストレーション画像の表示にかかる所要時間よりも長い時間を示すデータが時間データ記憶手段113aに記憶されている。このように構成することにより、デモンストレーション画像の表示中の背景画像データの切替頻度をなるべく少なくし(0回または1回)、画像データ選択制御手段によりデモンストレーション画像表示中に背景画像データを選択(ステップS895)する処理回数を極力減らすことで、演出制御手段の処理負担を軽減することができる。
なお、上記した図3から図18のフローチャート等で示した制御は、始動入賞したときにその始動入賞が当りか否かを判定する、いわゆる入賞時判定を示したが、主基板で実行される制御として、このような入賞時判定に限らず、可変表示装置8の可変表示開始時に、現在記憶されている始動記憶の全てに対して当りがあるか否かを判定する、いわゆる開始時判定(開始時全スキャン)を行うものであってもよい。この実施の形態(入賞時判定)では、事前判定手段は、図5の入賞時演出設定処理における大当り判定(ステップS123)において始動入賞する毎にその始動入賞が当りか否かが判定されたが、開始時判定では、入賞時演出設定判定において当りか否かを判定せずに、特別図柄通常処理において可変表示装置の可変表示開始時に、現在記憶されている始動記憶の全てに対して当りがあるか否かを判定する。
パチンコ遊技機を正面からみた正面図である。 弾球遊技機1の回路構成の概要を表したブロック図である。 特別図柄プロセス処理を示すフローチャートである 始動口スイッチ通過処理を示すフローチャートである。 入賞時演出設定処理を示すフローチャートである。 特別図柄通常処理を示すフローチャートである。 表示制御用CPUが実行するメイン処理を示すフローチャートである。 コマンド解析処理を示すフローチャートである。 コマンド解析処理を示すフローチャートである。 連続予告の予告判定テーブルである。 連続予告の予告判定テーブルである。 連続予告の判定処理を示すフローチャートである。 表示制御プロセス処理を示すフローチャートである。 予告設定処理を示すフローチャートである。 図柄変動開始処理を示すフローチャートである。 図柄変動中処理を示すフローチャートである。 図柄停止待ち処理を示すフローチャートである。 背景表示制御処理を示すフローチャートである。 背景画像の一例を示す説明図である。 背景画像の切替制御を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 弾球遊技機
8 可変表示装置
9 表示部
22 始動入賞口
31 主基板
55a 数値データ記憶バッファ
56 CPU
80 演出制御基板
100 VDP
102 キャラクタROM
111 演出制御用CPU
112a 画像選択データ記憶バッファ
112b 予告背景データ記憶バッファ
113a 時間データ記憶手段

Claims (7)

  1. 所定の始動条件が成立した後に可変表示の開始条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報を可変表示する可変表示装置を含み、前記始動条件の成立後、可変表示の開始条件の成立に基づいて前記複数種類の識別情報を可変表示させた後に表示結果を導出表示させて当該可変表示の表示結果が特定表示結果となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
    前記可変表示装置の表示制御を行う表示制御手段と、
    前記始動条件の成立に応じて、数値データを更新する数値データ更新手段から所定の数値データを抽出する抽出手段と、
    該抽出手段によって抽出された数値データを記憶する数値データ記憶手段と、
    該数値データ記憶手段に記憶された数値データが所定の判定値と合致するか否かに基づいて表示結果を前記特定表示結果とするか否かを判定する事前判定手段と、
    前記可変表示装置に背景画像を表示するための背景画像データを複数種類記憶する画像データ記憶手段と、
    所定の計時開始条件の成立に基づいて計時が開始されてからの経過時間を計測する経過時間計測手段と、
    該経過時間計測手段による経過時間が予め設定された所定時間を経過したか否かを判定する経過時間判定手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記画像データ記憶手段に記憶される前記背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示する制御を行う画像表示制御手段と、
    前記経過時間判定手段によって前記予め設定された所定時間が経過した旨の判定がなされたときに前記画像データ記憶手段に記憶される前記背景画像データのうち第1の背景画像データを所定の順序で選択する画像データ選択制御手段と、
    該画像データ選択制御手段によって選択された前記第1の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示する制御を行う画像切替表示制御手段と、
    前記事前判定手段の判定結果に基づいて前記背景画像データのうち第2の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示することにより前記事前判定手段の判定結果が前記特定表示結果である旨の予告演出を実行する予告表示制御手段と、を含み、
    前記経過時間計測手段は、前記予告表示制御手段による前記予告演出を実行中にも前記計時が開始されてからの経過時間を計測し、
    前記表示制御手段は、当該予告演出の終了後、前記経過時間判定手段により前記予め設定された所定時間が経過した旨の判定がなされたときには、前記画像切替表示制御手段により選択した前記第1の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示する制御を行うことを特徴とする遊技機。
  2. 前記画像データ選択制御手段により選択された前記第1の背景画像データを記憶する画像選択データ記憶手段を含み、
    前記経過時間判定手段は、前記予告表示制御手段による前記予告演出の実行中にも前記予め設定された所定時間を経過したか否かを判定し、
    前記表示制御手段は、
    前記予告表示制御手段による前記予告演出の実行中に前記経過時間判定手段により前記予め設定された所定時間が経過していない旨の判定がなされたときには、当該予告演出が終了したときに前記画像選択データ記憶手段により記憶された当該第1の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示し、
    前記予告表示制御手段による前記予告演出の実行中に前記経過時間判定手段により前記予め設定された所定時間が経過した旨の判定がなされたときには、前記画像データ選択制御手段により選択された当該第1の背景画像データを前記画像選択データ記憶手段に記憶し、当該予告演出が終了したときに前記画像選択データ記憶手段により記憶された当該第1の背景画像データに基づいて前記画像切替表示制御手段により当該第1の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示する制御を行うことを特徴とする
    請求項1記載の遊技機。
  3. 前記画像データ選択制御手段により選択された前記第1の背景画像データを記憶する画像選択データ記憶手段を含み、
    前記経過時間計測手段は、前記特定遊技状態中にも前記計時が開始されてからの経過時間を計測し、
    前記経過時間判定手段は、前記特定遊技状態中にも前記予め設定された所定時間を経過したか否かを判定し、
    前記表示制御手段は、
    前記特定遊技状態中に前記経過時間判定手段により前記予め設定された所定時間が経過していない旨の判定がなされたときには、当該特定遊技状態が終了したときに前記画像選択データ記憶手段により記憶された当該第1の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示し、
    前記特定遊技状態中に前記経過時間判定手段により前記予め設定された所定時間が経過した旨の判定がなされたときには、前記画像データ選択制御手段により選択された当該第1の背景画像データを前記画像選択データ記憶手段に記憶し、当該特定遊技状態が終了したときに前記画像選択データ記憶手段により記憶された当該第1の背景画像データに基づいて前記画像切替表示制御手段により当該第1の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示する制御を行うことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記予め設定された所定時間を記憶する時間データ記憶手段を含み、
    前記時間データ記憶手段は、前記予め設定された所定時間として、前記特定遊技状態の実行時間として許容される最大の所要時間よりも長い時間を示すデータを記憶することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記予め設定された所定時間を記憶する時間データ記憶手段を含み、
    前記表示制御手段は、前記始動条件の成立が所定期間成立しないときに前記背景画像データに含まれる客待ちのデモンストレーション画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示する制御を行うデモンストレーション画像表示制御手段を含み、
    前記時間データ記憶手段は、前記予め設定された所定時間として、前記デモンストレーション画像表示制御手段により前記背景画像データのうちデモンストレーション画像データに対応する背景画像の表示にかかる所要時間よりも長い時間を示すデータを記憶することを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記予告表示制御手段は、前記事前判定手段の判定結果に基づいて前記背景画像データのうち第2の背景画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示せずに、前記背景画像データのうちデモンストレーション画像データに対応する背景画像を前記可変表示装置に表示することにより前記事前判定手段の判定結果が前記特定表示結果である旨の前記予告演出を実行することを特徴とする
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記予告表示制御手段は、当該決定された開始条件の成立による識別情報の可変表示の開始以前の段階から複数回の可変表示に亘って連続して前記予告演出を実行する機能を有することを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の遊技機。

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