JP2005143752A - 遊技球発射装置 - Google Patents

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良行 窪井
Satoshi Inoue
聡 井上
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Abstract

【課題】幅方向の発射角度調整を簡便に且つ安価に行う。
【解決手段】端面が対向しているヨーク21と、このヨーク21に巻回されたコイル22と、ヨーク21が固定されるベース板20とからなり、磁性体からなる遊技球3をコイルの励磁で発生させた磁力で発射する遊技球発射装置である。上記ヨーク21のベース板20への固定角度を調整する調整機構を備える。ヨーク21のベース板20への固定角度を変更することで、幅方向の発射方向角度を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技球、殊にパチンコ玉のような磁性体からなる遊技球を電磁力で発射する遊技球発射装置に関するものである。
磁性体からなる遊技球に電磁力を直接作用させることで遊技球を発射する遊技球発射装置は、ハンマーを用いて遊技球を打ち出すものに比べ、磁束中心のばらつきのために、幅方向の発射角度にばらつきが生じやすい。このようなばらつきがあると、発射した遊技球が本来の到達点に至るまでに遊技装置の盤面に当たったり、盤面を覆うガラス板に当たったりしてしまう。
そして、構成部品の加工精度を厳しくして磁束中心のばらつきを少なくすることで対処するにはコスト的に問題がある上に、たとえ発射装置そのものにおける発射角度に全く誤差がなくとも、遊技装置への取付精度や遊技装置における発射装置の取り付け面の傾き等の関係で無調整で済ますことは無理である。
このために、特開平10−99486号公報(特許文献1)に示された遊技球発射装置では、発射する遊技球の初期位置を定める球係止部を発射方向と直交する方向に移動させることで幅方向の発射角度の調整を行うことができるようにしている。
しかし、上記の構造の発射角度調整では、球係止部を移動させるための調整構造を別途追加しなくてはならず、どうしてもコストが高くなってしまう。また、調整幅を大きくすると、磁束中心からの距離も変わってしまうために、遊技球の発射速度に影響を与えてしまうことになり、これを防ぐために磁束中心を中心とする円弧上を球係止部が移動するようにすると、調整構造が更に複雑となってコストが高くなる。
特開平10−99486号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、幅方向の発射角度調整を簡便に且つ安価に行うことができる遊技球発射装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る遊技球発射装置は、端面が対向しているヨークと、このヨークに巻回されたコイルと、ヨークが固定されるベース板とからなり、磁性体からなる遊技球をコイルの励磁で発生させた磁力で発射する遊技球発射装置において、ヨークのベース板への固定角度を調整する調整機構を備えていることに特徴を有している。ヨークのベース板への固定角度を変更することで、幅方向の発射方向角度を調整することができるようにしたものである。
そして、上記調整機構には、ヨークをベース板に固定するためのねじと、ヨークとベース板との間に介在させたばねとからなるものを用いることで、部品点数を更に少なくすことができる。
この時、ヨークにおける対向する端面の中心を通る線を中心としてヨークを回動させるものであると、調整をより的確に行うことができるものとなり、また、ヨークをベース板に固定する3本のねじのうち、2本がヨークにおける対向する端面の中心を通る線上に位置し、他の1本が遊技球の発射方向の軸線上に位置していると、的確な調整を簡便な構造で行うことができる。
さらにねじの回転にクリック感を付与するクリック手段を備えていると、調整時の操作が分かりやすいものとなる。
本発明は、ヨークのベース板への固定角度を調整機構で調整するものであり、このために調整時に遊技球と磁束中心との間の距離が変わったりすることがなくて的確な調整が可能であり、また調整機構にはヨークをベース板に固定するためのねじを利用することができるために、角度調整機能の付加を低コストで行うことができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図示例の発射装置2は、図5に示すように、盤面10にガイド用のレール11を配したパチンコ型遊技装置1において用いる磁性体からなる遊技球3を発射するもので、C字形で両端面が対向するヨーク21の両端部に夫々コイル22,22を配したものとして構成されている。
ここにおけるヨーク21は、図1に示すように、3本のねじ40,40,41でベース板20に固定されているもので、ヨーク21の対向している両端面のうちの一方には非磁性体からなるガイドレール23が取り付けられており、ガイドレール23の一端には球止め金具24が付設されている。図示していない球供給装置からガイドレール23上の球止め金具24で規定される位置に1個ずつ供給される遊技球3は、コイル22の励磁によって生じる磁気力で図1中の右方に発射される。図中26はコイルボビンである。
ここにおいて、ヨーク21は前述のように各コイル22の近傍部分に通されるねじ40,40と、ヨーク21の中間点に通されるねじ41の3本のねじ40,40,41でベース板20に固定されているが、上記ねじ41でベース板21に固定されるヨーク21の中間点とベース板20との間にはばね42を介在させている。
このために、ねじ41を螺進退させたならば、図2に示すように、ヨーク21の中間部分とベース板20との間の距離が変化するものであり、このためにヨーク21の両端面間を結ぶ方向と遊技球3の発射方向とに対して共に直交する方向である幅方向の発射角度を調整することができる。
この時、ねじ40は図2から明らかなように、ヨーク21を貫通する円筒状スペーサ43に通されてベース板20に締め付けられており、ねじ40の頭部とヨーク21との間には波形のばね座金48が配設されている。このために上記調整操作に伴うヨーク21の幅方向の傾きはばね座金48の撓みにより許容される。このばね座金48は、ねじ40の締め込みを可能とするスペーサ43と共にねじ40の緩み止めとしても機能する。
この調整機構4の場合、もともとヨーク21をベース板20に固定するためのねじ41,40を利用することから、調整可能とするために追加するのはばね42やばね座金48,スペーサ43といった部品だけでよく、きわめて安価に調整機構4を付加することができる。しかも、ヨーク21そのものを傾けることで幅方向の発射角度を調整するために、球止め金具24で規定される遊技球3の位置と、磁束中心との位置関係は全く変わらず、このために角度調整が遊技球3の発射速度に影響を与えてしまうことがないものである。
また、ここでは上記2つのねじ40,40をヨーク21に通している位置を、ヨーク21の両端間を結ぶ線上で磁力線の中心を通る位置として、ねじ41を回転させた際のヨーク21の回転中心をヨーク21における対向する端面の中心を通る線に略一致させており、さらにねじ41を遊技球3の発射の軸線上に配していることから、ねじ41の螺進退で正確に幅方向の発射角度のみが調整されるものとなっている。
なお、ねじ41はパチンコ型遊技装置1の盤面10の前面カバーを外せば露出することになる前面に頭部を位置させているために、この点においても調整作業が容易なものである。
図3はねじ41の他例を示している。これはねじ41を螺進退させることで発射角度調整を行うにあたり、クリック感を付与するとともにねじ41が緩んだりしてしまうことがないようにするために、頭部の裏面側に突起47を設けたもので、図4に示すクリック板44を併用することで、上記クリック感の付与を行う。ヨーク21に回り止めがなされた状態で取り付けられるクリック板44は、ねじ41が挿通される孔を中心とする円状に複数の突部45を等間隔に形成することで、突部45間に上記突起47が係合する溝46を形成したものであり、放射状に並ぶ複数の溝46に突起47が係合することで、ねじ41の緩み止めがなされ、ねじ41を回転させた際には突起47が突部45を乗り越えることでクリック感が生じる。ちなみに図示例ではねじ41の回転で30°毎にクリックが生じる。なお、上記突部45及び溝46はヨーク21の表面に形成してもよい。
ばね42として圧縮コイルばねを示したが、渦巻きコイルばねであってもよく、後者の場合、ベース板20とヨーク21との間隔を狭くすることができるために、発射装置全体の厚みを薄くすることができる。
ヨーク21におけるねじ40とスペーサ43を通す孔は、ヨーク21の上記傾きを可能とするためのクリアランスをその内面とスペーサ43外面との間に確保した内径のものとしなくてはならないが、この時、上記孔を楕円形として、その長軸を発射方向と平行に、短軸を発射方向と交差する方向とし、短軸方向の内径はスペーサ43の外径とほぼ同一、長軸方向の内径は前記角度調整を許すクリアランスを確保したものとすれば、発射角度調整に際し、ヨーク21の不要な動きを抑えることができて、角度調整時をより的確に行うことができる上に、上記孔によるヨーク21の断面積減少を少なくすることができる。
本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。 (a)(b)(c)は夫々階段断面図である。 ねじの他例を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 クリック板を示すもので、(a)は平面図、(b)は断面図である。 パチンコ型遊技装置の概略正面図である。
符号の説明
1 遊技装置
2 発射装置
3 遊技球
4 調整機構
40 ねじ
41 ねじ
42 ばね

Claims (5)

  1. 端面が対向しているヨークと、このヨークに巻回されたコイルと、ヨークが固定されるベース板とからなり、磁性体からなる遊技球をコイルの励磁で発生させた磁力で発射する遊技球発射装置において、ヨークのベース板への固定角度を調整する調整機構を備えていることを特徴とする遊技球発射装置。
  2. 調整機構は、ヨークをベース板に固定するためのねじと、ヨークとベース板との間に介在させたばねとからなることを特徴とする請求項1記載の遊技球発射装置。
  3. 調整機構は、ヨークにおける対向する端面の中心を通る線を中心としてヨークを回動させるものであることを特徴とする請求項1または2記載の遊技球発射装置。
  4. ヨークをベース板に固定する3本のねじのうち、2本がヨークにおける対向する端面の中心を通る線上に位置し、他の1本が遊技球の発射方向の軸線上に位置していることを特徴とする請求項2または3記載の遊技球発射装置。
  5. ねじの回転にクリック感を付与するクリック手段を備えていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊技球発射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008161477A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sophia Co Ltd 遊技機

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