JP2005143103A - デジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機、デジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送信号の受信方法、コンテンツの受信方法およびdab多重構造情報の記憶方法 - Google Patents

デジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機、デジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送信号の受信方法、コンテンツの受信方法およびdab多重構造情報の記憶方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 DAB多重構造情報を用いて制御部の負荷を軽減し、SIdテーブルを用いてメモリを効率よく使用するデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送受信機を提供する。
【解決手段】 デジタル・オーディオ放送の伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号を受信するRF部10と、RF部10で受信した第1の放送信号に含まれる複数のコンテンツから第1のコンテンツを選択し対応するデータを出力するモデム部20と、モデム部20から出力された第1のコンテンツのデータを受信し復号するデコーダ30と、第1の放送信号に含まれるDAB多重構造情報に基づいて、RF部10およびモデム部20を制御する制御信号を生成する制御部40とを含むデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送受信機とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機、デジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送信号の受信方法、コンテンツの受信方法およびDAB多重構造情報の記憶方法に係る。
今日、放送機関における伝送方式がアナログ伝送方式からデジタル伝送方式に変わりつつある。このデジタル・オーディオ放送(Digital Audio Broadcasting;以下、DABと称す)には、大別して二つの方式が提案されている。1つは、ヨーロッパ地域において共同で提案されたEUREKA−147方式(以下、ヨーロッパ方式と称す)であり、もう1つは、米国で提案されたIN−BAND方式である。現在、多くの国では、ヨーロッパ方式のDABを基盤としてオーディオのみならず、データ・サービスおよび動画像サービスのサポートが可能なデジタル・マルチメディア放送(Digital Multimedia Broadcasting;以下、DMBと称す)を準備または実施中である。
図1は、ヨーロッパ方式のDABにおけるフレームの構造を示している。図1に示すように、ヨーロッパ方式のDABでは、同期チャンネル、FIC(Fast Information Channel)およびMSC(Main Service Channel)から構成されたフレームを伝送してサービスを提供する。同期チャンネルは、受信した信号に対する同期および復号のための基準周波数とタイミング情報とを含み、FICは、複数個のFIB(Fast Information Block)から構成される多重構造情報および各サービス情報を正しく復号するための情報を含み、MSCは、多重化した複数個のオーディオ・フレームおよびデータ・パケットを含んでいる。
詳しく説明すると、FICは、多重構造情報(MCI:Multiplex Configuration Information)、SI(Service Information)およびFIDC(Fast Information Data Channel)から構成され、MCIは、MSCのサービスの種類、位置、形態などの情報を含み、MSCを処理するために用いられる。一方、SIは、サービスの題名およびチャンネル情報などを含み、FIDCは、TMC(Traffic Message Channel)およびEWS(Emergency Warning System)のような緊急を要するデータ・サービスを提供する。
図2は、多重構造情報に含まれるDABの多重構造の一例を示している。DABの多重構造は、アンサンブルを最上位の階層としてサービス、サービス・コンポーネントの順に構成されており、提供されるコンテンツは、MSCの複数のサブチャンネルにより物理的に伝送される。ここで、アンサンブルは放送局を意味し、サービスは、例えば、‘スポーツ’、‘ニュース’、‘教育’、‘エンターテイメント’などの放送プログラムの種類を意味し、サービス・コンポーネントは、例えば、‘教育’のサービスが選択された場合、‘英会話’、‘文化講座’、‘高校数学1’などの実際に提供される放送プログラムを意味している。
このような方式により伝送された放送信号は、モバイルおよび固定式のDAB/DMB受信機で受信される。DAB/DMB受信機は、アンテナ、受信したデジタル放送信号を処理する信号処理部、受信した放送データを記憶する記憶部、および各構成要素を制御する制御部から主に構成される。DAB/DMB受信機において、信号処理部を制御する方法およびユーザのコンテンツの選択のためのユーザ・インターフェイスを設ける必要があり、信号処理部と制御部との間の通信のためのコマンド・セットを定義する必要がある。
以下、DAB/DMB受信機の制御方法、コンテンツの選択方法、およびコマンド・セットに関する従来技術について説明する。
第一に、特許文献1には、受信状況の変化などによりアンサンブルからの信号が弱まった場合に、別のアンサンブルを用いて、アンサンブル内の特定のサービスを探し出す方法が開示されている。ここでは、SIの一部であるサービスリンク情報(FIG0/6:FIG TYPE 0,extension 6)を用いて、特定のサービスを別のアンサンブルから探し出す。即ち、制御部は、FICのうちのFIG0/6を解読(decode)し、信号処理部が別のアンサンブル内の特定のサービスを選択して提供するように指示する。しかし、この方法では、複雑な構造を有するFIG0/6を解読する際に、制御部の動作への負荷が増大してしまうという問題点がある。
次に、特許文献2には、ユーザが所望するコンテンツを選択する方法が開示されている。ここでは、FICのうちの‘Program Type’(FIG0/17)および‘Label Information’(FIG1/0、FIG1/1、FIG1/4、FIG1/5)を用いて特定のコンテンツを選択する。この方法も同じく、ユーザが所望するサービスを選択するたびに、制御部がFIG0/17を解読しなければならないため、制御器への負担が増大してしまう。また、予めFIG0/17に関する情報を記憶して使用するために、メモリの浪費が発生するという問題点がある。
また、ヨーロッパ方式のDAB規格で提案された方法は、ストリーム・モードではSubChID(サブチャンネルID)を基準に、パケット・モードではSCID(サービス・コンポーネントID)を基準にして選択するものである。しかし、この方法では、サービス・コンポーネントの上位階層、即ち、アンサンブル階層とサービス階層とを変更した場合には、ユーザに対して、いかなる情報も提供できなくなるという短所がある。
一方、制御部と信号処理部との間において通信をするためには、コマンド・セットが必要となり、この代表的なコマンド・セットとしては、株式会社日立製作所のコマンド・セットとAtmel Corporationのコマンド・セットとが挙げられる。
まず、株式会社日立製作所の方式では、コマンド・セットをCIP(Control Interface Protocol)と称し、DAB/DMB受信機を制御するために41個のコマンド・セットが存在し、このうち、特定のコンテンツを選択し出力するモデム部を制御するためのものとしては、次に示す17個が存在する。
Figure 2005143103
このためのコマンド・フレームの構造は、次の表2に示す通りである。
Figure 2005143103
表2に示したフレーム構造において、‘Command’は、コマンド・セットに対する識別子であり、‘Index’は、コマンド・セットが発生するときに増加する2進カウンタである。‘Size’は、後に続く‘Data’の長さを示し、‘Data’は、当該コマンド・セットの内容である。これに対する応答フレームの構造は、次の表3に示す通りである。
Figure 2005143103
ここで、‘Status’は、DAB/DMB受信機の全体の状態を示し、‘Index’は、当該応答に対するコマンド・セットがもっている‘Index’をそのままコピーしたものである。
次に、Atmel Corporationのコマンド・セットについて説明する。ここでは、DAB/DMB受信機を制御するためのコマンド・セットが30個存在し、このうち、モデム部を制御するためのコマンド・セットは、次の表4に示す9個が存在する。
Figure 2005143103
Atmel Corporationの方式のコマンド・セットのコマンドに対するプロトコル・フレームの構造は、次の表5に示した通りである。
Figure 2005143103
これに対する応答フレームの構造も、同様に表5に示す構造を有している。
前記のようなコマンド・セットでは、DAB伝送フレームがパケット・モードである場合におけるサポートができないという問題点がある。
米国特許出願公開第2000/0094040号明細書 欧州特許出願公開第1204231号明細書
本発明は、前記の問題点を解決するためになされたものであって、ユーザが所望するコンテンツを容易に入力可能なユーザ・インターフェイスをn備え、DAB多重構造情報を用いて制御部の負荷を軽減でき、メモリを効率よく使用する手段を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた本発明に係るDAB/DMB受信機は、デジタル・オーディオ放送(DAB:Digital Audio Broadcasting)のDAB伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号を受信するRF(Radio Frequency)部と、前記RF部で受信した前記第1の放送信号に含まれる複数のコンテンツから第1のコンテンツを選択して対応するデータを出力するモデム部と、前記モデム部から出力された前記第1のコンテンツのデータを受信して復号するデコーダと、前記第1の放送信号に含まれるDAB多重構造情報に基づいて、前記RF部および前記モデム部を制御する制御信号を生成する制御部とを含む。
前記制御部は、所望する放送局およびコンテンツの入力手段を提供するユーザ・インターフェイス部と、前記DAB多重構造情報が記憶されるメモリと、前記メモリに記憶されている前記DAB多重構造情報に基づいて、入力信号によって前記制御信号を生成して前記RF部および前記モデム部に伝送するプロセッサと、前記ユーザ・インターフェイス部を介して入力された信号に対応する記憶された前記DAB多重構造情報を表示する表示部とを含む。
前記DAB多重構造情報は、DAB多重構造の階層を構成するアンサンブル、サービスおよびサービス・コンポーネントに関する情報を含む。
本発明のDAB/DMB受信機は、前記第1のコンテンツを含む前記第1の放送信号の受信状態が、所定の基準以下である場合、前記第1のコンテンツを含む第2の放送信号を受信することができる。前記DAB伝送フレームが、ストリーム・モードであれば、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG(Fast Information Group)0/2(Fig Type 0,Extension 2)であることが好ましい。そして、前記伝送フレームがパケット・モードであれば、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2および前記サービス・コンポーネントに関する情報を含むFIG0/3であることが好ましい。
一方、前記ユーザ・インターフェイス部を介して前記第1の放送局の選局が要求されたとき、前記DAB多重構造情報は、前記アンサンブルに関する情報を含むFIG0/0およびアンサンブル・ラベルに関する情報を含むFIG1/0であることが好ましい。
そして、前記ユーザ・インターフェイス部を介して前記第1のコンテンツの選択が要求されたとき、前記DAB伝送フレームがストリーム・モードであれば、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2およびサービス・ラベルに関する情報を含むFIG1/1であることが好ましい。
前記ユーザ・インターフェイス部を介して前記第1のコンテンツの選択が要求されたとき、前記DAB伝送フレームがパケット・モードであれば、前記DAB多重構造情報は、それぞれ前記サービスおよび前記サービス・コンポーネントに関する情報を含むFIG0/2およびFIG0/3と、それぞれ前記サービス・ラベルおよび前記サービス・コンポーネント・ラベルに関する情報を含むFIG1/1およびFIG1/5であることが好ましい。前記制御部と前記モデム部との間の通信のためのコマンド・セットは、前記第1のコンテンツを含むパケットのアドレス情報を通知するためのコマンドを含む。
前記ユーザ・インターフェイス部は、アンサンブルの選択のための入力信号を出力する1つの方向キーからなる第1操作キーと、サービスの選択のための入力信号を出力する2つの方向キーからなる第2操作キーと、サービス・コンポーネントの選択のための入力信号を出力する2つの方向キーからなる第3操作キーとを含む。
前記メモリにおいて、全ての前記DAB多重構造情報を記憶するためには容量が不足する場合、前記プロセッサは、前記第1の放送信号が提供する前記複数個(n個)のサービスを区別するIDを順次にテーブル化したSID(Service ID)テーブルを生成することが好ましい。前記メモリには、前記SIDテーブルおよび現在受信しているサービスを含むk(k(n)個の前記サービスに関する前記DAB多重構造情報が順次に記憶される。
入力信号に応じてk番目に記憶された前記DAB多重構造情報が読み出された場合、k/2+1ないしk番目に記憶された前記DAB多重構造情報を、1ないしk/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報の記憶領域に移動させ、前記k/2+1ないしk番目の記憶領域には、前記k/2番目に記憶されたDAB多重構造情報の次のk/2個の前記DAB多重構造情報を順次に記憶することが好ましい。
一方、入力信号に応じて一番目に記憶された前記DAB多重構造情報が読み出された場合、1ないしk/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報を、k/2+1ないしk番目に記憶された前記DAB多重構造情報の記憶領域に移動させ、前記1ないしk/2番目の記憶領域には、前記k/2+1番目に記憶されたDAB多重構造情報の前のk/2個の前記DAB多重構造情報を順次に記憶することが好ましい。
本発明に係るDAB/DMB放送信号の受信方法は、(a)デジタル・オーディオ放送のDAB(Digital Audio Broadcasting)伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号を受信して、前記第1の放送信号に含まれる複数のコンテンツから第1のコンテンツを選択して出力するステップと、(b)前記第1のコンテンツを含む前記第1の放送信号の受信状態を監視するステップと、(c)前記(b)ステップにおいて、前記第1の放送信号の受信状態が所定の基準以下であれば、前記第1の放送局が送出するDAB伝送フレームのDAB多重構造情報に基づいて、前記第1のコンテンツを提供する第2の放送局を検出するステップと、(d)前記第2の放送局が送出する第2の放送信号を受信し、前記第2の放送信号に含まれる前記第1のコンテンツを選択して出力するステップとを含む。
前記DAB多重構造情報は、DAB多重構造の階層を構成しているアンサンブル、サービス、およびサービス・コンポーネントに関する情報であることが好ましく、前記DAB伝送フレームがパケット・モードである場合、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2およびサービス・コンポーネントに関する情報を含むFIG0/3であることが好ましい。
本発明に係るDAB/DMB放送信号中の所望するコンテンツの受信方法は、デジタル・オーディオ放送のDAB(Digital Audio Broadcasting)伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号を受信し、前記第1の放送信号に含まれる複数のコンテンツから、要求された第1のコンテンツを選択して出力するデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号に含まれるコンテンツの受信方法であって、(a)アンサンブル、サービスおよびサービス・コンポーネントから構成されるDAB多重構造の階層を表示し、そのいずれかを選択するステップと、(b)前記(a)ステップにおいて前記アンサンブルが選択されると、前記アンサンブルのリストを表示し、そのいずれかを選択するステップと、(c)前記(b)ステップにおいて選択された前記アンサンブルに対応する前記第1の放送局の第1の放送信号を受信し、前記第1の放送信号に含まれるDAB伝送フレームのDAB多重構造情報を記憶するステップと、(d)前記(a)ステップにおいて前記サービスが選択されると、記憶されている前記DAB多重構造情報に基づいて、選択された前記アンサンブルが提供する前記サービスのリストを表示し、そのいずれかを選択するステップと、(e)前記(a)ステップにおいて前記サービス・コンポーネットが選択されると、記憶されている前記DAB多重構造情報に基づいて、前記サービスに含まれる前記サービス・コンポーネントのリストを表示し、そのいずれかを選択するステップと、(f)選択された前記サービス・コンポーネントに対応して受信した前記第1の放送信号から前記第1のコンテンツを選択して出力するステップとを含む。
前記(d)ステップにおいて、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2およびサービス・ラベルに関する情報を含むFIG1/1であることが好ましい。
前記DAB伝送フレームがストリーム・モードである場合、前記(e)ステップにおいて、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2およびサービス・ラベルに関する情報を含むFIG1/1であることが好ましい。
そして、前記DAB伝送フレームがパケット・モードである場合、前記(e)ステップにおいて、前記DAB多重構造情報は、それぞれ前記サービスおよび前記サービス・コンポーネントに関する情報を含むFIG0/2およびFIG0/3と、それぞれ前記サービス・ラベルおよびサービス・コンポーネント・ラベルに関する情報を含むFIG1/1およびFIG1/5であることが好ましい。
本発明に係るDAB放送信号のDAB多重構造情報の記憶方法は、デジタル・オーディオ放送の伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号に含まれるDAB(Digital Audio Broadcasting)多重構造情報の記憶方法であって、(a)前記第1の放送信号が提供する複数個(n個)のサービスを区別するIDを順次にテーブル化したSID(Service ID)テーブルを生成するステップと、(b)前記SIDテーブルおよび現在受信している前記サービスを含むk個(k(n)の前記サービスに関する前記DAB多重構造情報を順次にメモリに記憶するステップとを含む。
入力信号によってk番目に記憶された前記DAB多重構造情報が読み出された場合、k/2+1ないしk番目に記憶された前記DAB多重構造情報を、1ないしk/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報の記憶領域に移動させ、前記k/2+1ないしk番目の記憶領域には、k/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報の次のk/2個の前記DAB多重構造情報を順次に記憶することが好ましい。
入力信号によって一番目に記憶された前記DAB多重構造情報が読み出された場合、1ないしk/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報をk/2+1ないしk番目に記憶された前記DAB多重構造情報の記憶領域に移動させ、前記1ないしk/2番目の記憶領域には、前記k/2+1番目に記憶された前記DAB多重構造情報の前のk/2個の前記DAB多重構造情報を順次に記憶することが好ましい。
本発明にかかるDAB/DMB受信機によると、DAB多重構造を用いたユーザ・インターフェイスを備えることにより、ユーザが所望するコンテンツを容易に入力することができ、RF部およびモデム部を制御する際に、このDAB多重構造情報を用いることで、制御部の負荷を軽減できる。また、本発明によると、SIDテーブルと所定の多重構造情報とをメモリに記憶し、条件に応じて、その一部だけを更新することでメモリを効率よく使用することができる。本発明で提供するコマンド・セットは、伝送フレームがストリーム・モードである場合のみならず、パケット・モードである場合にも適用できる。
以下、添付した図面を参照しつつ、本発明の実施例を詳細に説明する。
図3は、FICを構成するFIBの構成を説明する図面である。図3に示すように、FIBは、30バイトのデータ・フィールドに複数個のFIGを有している。それぞれのFIGは、FIGヘッダとFIGデータ・フィールドとから構成され、FIGヘッダには、3ビットの‘FIG TYPE’が割り当てられ、FIGデータ・フィールドには、3ビットの‘Extension’が割り当てられる。ここで、‘FIG TYPE’は、FIGが多重構造情報、SI(Service Information)またはFIDC(Fast Information Data Channel)のいずれの情報を含んでいるかを示している。以下、FIGm/nという表記において、mは‘FIG TYPE’を示し、nは‘Extension’を示すこととする。
DAB/DMBシステムの最も大きな特徴は、同一の帯域幅にて複数個のプログラム・データを多重化して送出することができ、音声およびデータの高密度圧縮・復元技術に基づいて多くのチャンネルを保障できるという点である。DAB/DMB受信機は、DAB伝送フレームのFIC情報を用いてユーザに対し様々なサービスを提供できる。
本発明の第1の実施例に係るDAB/DMB受信機について説明する。図4は、本実施例のDAB/DMB受信機の概略ブロック図である。本実施例のDAB/DMB受信機は、RF部10、モデム部20、デコーダ30、および制御部40を含む。放送局から送信されるDAB信号は、DAB/DMB受信機に設けられた受信アンテナに伝わり、RF部10は、複数個の放送局からユーザが要求する放送局のDAB信号を選択し、中間周波数の変換およびA/D変換してモデム部20に伝送する。モデム部20は、選択された放送局が提供する複数個の放送プログラムからユーザが要求する放送プログラムに対応するデータを選択してデコーダ30に伝送する。デコーダ30は、放送プログラム・データのオーディオ信号およびビデオ信号を復号処理およびD/A変換し、音声出力装置およびディスプレイ装置へと出力する。
制御部40は、ユーザの要求に応じてRF部10およびモデム部20の動作を制御する。制御部40は、プロセッサ45、メモリ46、ユーザ・インターフェイス47および表示部48から構成される。
プロセッサ45は、ユーザが、ユーザ・インターフェイス47を介して所望する放送局とその放送プログラムとを入力すると、これに応じてRF部10に、対応する放送局を選択するように指示し、モデム部20に、対応する放送プログラムを選択するように指示する。
このとき、ユーザが所望するサービスを提供するために、ユーザが所望する放送局および放送プログラムを指示するための入力手段として、ユーザ・インターフェイス47および入力の便宜を助けるための表示部48としてLCDを用いる。図4にはユーザ・インターフェイス47の構成が示されており、ユーザ・インターフェイス47は、アンサンブル(放送局)の選択のための第1操作キー47a、サービスの選択のための第2操作キー47b、およびサービス・コンポーネントの選択のための第3操作キー47cを備える。このようにユーザ・インターフェイス47が、それぞれの多重構造の項目毎に選択ボタンを備えるため、ユーザが、多重構造を有するDAB/DMBが提供する複数のプログラムから特定のプログラムを容易に選択することができる。
アンサンブルの場合、1つの方向を指定する第1操作キー47aを用いて単方向に操作することができ、サービスおよびサービス・コンポーネントは、UPおよびDOWNの方向を指定する第2操作キー47bおよび第3操作キー47cを用いて両方向に操作することができる。一方、表示部48は、各操作キー(47a,47b,47c)の操作に対応して、FICから与えられるラベル情報に基づいて、選択された内容に関する文字情報を表示し、ユーザのプログラムの選択を補助する。例えば、現在、聴取中の放送プログラムが属するアンサンブル、サービス、サービス・コンポーネンおよびDAB多重構造を構成するそれぞれの項目に関するリストを表示する。
制御部40は、ユーザの指示内容に応じてRF部10およびモデム部20を作動させるためにDAB伝送フレームのFICを解読(decode)し、ユーザの指示に対応する制御信号をRF部10およびモデム部20へと出力する。しかし、ヨーロッパ方式のDABの規格では、最大64個のサブチャンネルをサポートする必要があり、また、最大232個のサービスをサポートする必要があるため、制御部40でこれを全て解読して記憶する必要があるという問題が生じる。
本発明では、モデムの動作において必然的に要求されるDAB多重構造情報を用いることでこの問題を解決する。
本発明の第2の実施例として、ユーザが特定の放送局から提供される特定の放送プログラムのサービスを受信しているときに、出力信号が所定時間以上にわたって予め設定された強度を下回るか、または、その信号にノイズが含まれている場合に、別のアンサンブルの同一の放送プログラムを提供するDAB/DMB受信機およびその方法について説明する。
図5Aは、アンサンブル1(例えば、KBS)から伝送されるDAB/DMB方式によるプログラムA(例えば、スポーツニュース)を聴取しているときにサービス環境が悪化した場合に、アンサンブル2(例えば、MBC)から伝送されるプログラムAに切り替える過程を示すフローチャートである。
図5Aを参照して、はじめに、本実施例に係るDAB/DMB受信機は、ユーザの選択によりアンサンブル1から伝送される放送プログラムAを提供している(S61)。このとき、図4に示したプロセッサ45は、モデム部20からFIC内のDAB多重構造情報を取得してメモリ46に記憶している。デコーダ30は、提供中の放送プログラムAに関する信号の強さおよび状態を監視し(S62)、この信号の強さおよび状態を予め設定された基準値と比較して、基準値以下の聴取環境が持続すると(S63において‘Y’の場合)、これを示す信号をプロセッサ45に送る。プロセッサ45は、メモリ46に記憶されているDAB多重構造情報を読出して解読し、放送プログラムAを伝送している別のアンサンブル(アンサンブル2)を検出する(S64)。
ここで用いるDAB多重構造情報を、例えば、図5Bに示したFIG0/2を用いて説明する。FIG0/2には、複数個のサービスに関する情報が含まれており、各サービスをSID(Service ID)により区別している。また、FIG0/2には、各サービスに該当する複数個のサービス・コンポーネントに関する情報も含まれている。
DAB伝送フレームには、ストリーム・モードとパケット・モードとの二通りの伝送モードを適用できる。ストリーム・モードでは、1つのサブチャンネルに1つのサービスだけを伝送するが、パケット・モードでは、1つのサブチャンネル内に複数個のサービスを伝送することができ、各パケットは、パケット・アドレスにより区分され、1つのサブチャンネル内で別のアドレスのパケットが順番に関係なく伝送される。
DAB伝送フレームにストリーム・モードを適用した場合、FIG0/2は、それぞれのサービス・コンポーネントが物理的に伝送される複数個のサブチャンネルのSUBCHID(Sub Channel ID)を含んでいる。それぞれの放送プログラムは、SIDおよび各サービス・コンポーネントに対応するSUBCHIDにより区別され、FIG0/2に含まれているSIDおよび特定のサービス・コンポーネントのSUBCHIDは、別のアンサンブル内の同一の放送プログラムを検出するために読み出される(S64)。
同一のSIDを含むアンサンブル2が存在すれば(S65において‘Y’の場合)、プロセッサ45は、RF部10にアンサンブル2を受信するように指示し、モデム部20に放送プログラムAを選択するように指示することによりアンサンブル2から伝送されるプログラムAを提供する(S66)。
本発明の第3の実施例として、ユーザが要求するコンテンツを、DAB多重構造を用いて提供するDAB/DMB受信機およびその方法について説明する。
ユーザが所望するコンテンツを選択したとき、本発明では、図2に示した多重構造とユーザ・インターフェイス47とを用いて、図6に示すようにコンテンツを選択する。図6において、矢印で示すものは、アンサンブル階層、サービス階層、およびサービス・コンポーネント階層に対応するユーザ・インターフェイス47の選択ボタン(47a,47b,47c)により選択された内容が変更されることを示している。
図7は、本実施例のDAB/DMB受信機により、アンサンブル1が伝送するプログラムAを聴取中のユーザが、所望するアンサンブル2が伝送するプログラムBのサービスに切り替える過程を説明するフローチャートである。
図7を参照して、はじめに、DAB/DMB受信機により、アンサンブル1が伝送するプログラムA(ここで、プログラムAは、アンサンブル1、サービスA、サービス・コンポーネントAの階層構造を有するものとする)のサービスが提供されている(S81)。ユーザが、他のプログラム(例えば、プログラムB)の聴取を所望するとき(ここで、ユーザが所望するプログラムBは、アンサンブル2、サービスB、サービス・コンポーネントBの階層構造を有するものとする)、ユーザは、表示部48を参照しつつ、第1操作キー47aを操作してアンサンブル2を選択する(S84)。プロセッサ45は、メモリ46に記憶されているアンサンブル2に対応するFIGを解読(decode)する。
図6に示すように、アンサンブルに関するFIGは、FIG0/0およびFIG1/0である。FIG0/0は、アンサンブル情報を含んでおり、FIG1/0は、アンサンブル・ラベル情報を含んでいる。図8Aおよび図8Bに、その構造の例をそれぞれ示す。アンサンブル2が選択されると、プロセッサ45は、RF部10にこれに対応する信号を送り、アンサンブル2が伝送する放送信号を受信して(S85)、プロセッサ45は、アンサンブル2に関する多重構造情報をメモリ46に記憶する(S86)。
次に、ユーザは、表示部48の表示を参照しつつ、第2操作キー47bを操作して所望するサービスBを選択する(S87)。プロセッサ45は、メモリ46に記憶された多重構造情報から、ユーザが入力したサービスBに対応するFIGを解読する。サービス情報に関するFIGは、FIG0/2およびFIG1/1である。FIG0/2は、前記のようにサービスに関する情報を含んでおり、その構造は、図5Bに示した通りである。FIG1/1は、サービスに関するラベル情報を含んでおり、その構造の例を図9に示す。プロセッサ45は、FIG0/2およびFIG1/1の情報に基づいて、対応するサービスBを選択するように、モデム部20に対応する信号を送る。
次に、ユーザは、表示部48の表示を参照しつつ、第3操作キー47cを操作して所望するサービス・コンポーネントBを選択する(S88)。プロセッサ45は、メモリ46に記憶された多重構造情報からユーザが入力したサービス・コンポーネントBに対応するFIGを解読する。
DAB伝送フレームがストリーム・モードであれば、前記のように、FIG0/2は、サービス・コンポーネントに関する情報を提供するため、プロセッサ45は、FIG0/2およびFIG1/1の情報に基づいて、対応するサービス・コンポーネントBを選択するように、モデム部20に対応する信号を送る。モデム部20は、対応するサブチャンネルのデータをデコーダ30に送ることによりアンサンブル2が送信するプログラムBをユーザに提供する(S89)。
しかし、パケット・モードである場合には、FIG0/2ではSIDおよびSCIDに関する情報だけを提供するため、物理伝送情報が更に必要とされる。即ち、SubChIDおよびパケット・アドレスに関する情報を提供するFIG0/3の解読が要求され、このラベル情報を提供するFIG1/5も解読する必要がある。ここで、図10および図11には、それぞれFIG0/3およびFIG1/5の構造の例を示している。
プロセッサ45は、FIG0/3およびFIG1/5の情報に基づいて対応するサービス・コンポーネント・データを選択するように、モデム部20に対応する信号を送る。ユーザが選択したコンテンツが含まれている物理伝送情報は、FIG0/1に入っている。これは、サブチャンネルに関する内容であり、例えば、図12に示すように構成されている。
ここで、図5に示すように、SIDは、32bitを有する。即ち、最大232個のサービスを提供可能である。しかしながら、提供されるサービスに関する情報を提供するFIG0/2は、図1に示す1つのフレーム構造の中に複数のFICが含まれており、ヨーロッパ方式でサービスされるアンサンブルがもつサービスの個数は16個前後である。1つのフレームのFICだけを解読することで、現在のアンサンブル内のサービス個数を特定できる。図6に示した多重構造を用いて16個のサービスをユーザに提供するためには、約7.9KByteのメモリ容量が必要となる。従って、制御部40のメモリ46の容量が、この使用量より小さい場合、円滑にサービスを提供することができない。
本発明に係る第4の実施例として、制御部40のメモリ46では多重構造情報を記憶する容量が不足する場合、これを解決する方法について説明する。
本発明を説明するに先立って、パラメーターのサイズを、次に示す表6の通りに設定する。
Figure 2005143103
表6に示した環境では、制御部40内のメモリ46の大きさ(M−byte)ではアンサンブルが伝送するn個のサービスに関する多重構造情報を全て記憶するためには容量が不足していることがわかる。これに対し、本実施例では、例えば、図13に示すようにメモリ46に現アンサンブルが伝送するn個のサービスに関するSID情報を有する4n-byteのSIDテーブルとk個のサービスに関するK‐byteの多重構造情報を順次に記憶する。
なお、ここで記憶されるk個の多重構造情報には、現在、聴取中のサービスに関する多重構造情報が含まれていなければならない。
本実施例では、1つのフレームが有するFICを解読し、現アンサンブルが伝送しているサービスのIDをテーブル化して、メモリ46の対応する領域に記憶することでサービスに関する最小限の情報を保持し、この情報に基づいて、ユーザに対してサービス情報を表示部48から提供する。
ここで、ユーザが特定のアンサンブルを選択した場合において、サービスを提供する処理手順の例を、図14のフローチャートに示す。
図14を参照して、はじめに、ユーザがユーザ・インターフェイス47を介して特定のアンサンブルを選択すると(S100)、プロセッサ45は、RF部10にユーザが選択したアンサンブルを受信させるコマンド(Set Center Frequency)を伝送し(S110)、その後、プロセッサ45は、モデム部20に1つのフレームに関するFIC情報を要求するコマンド(Read Global Status)を伝送する(S120)。プロセッサ45は、モデム部20から取得したFIC情報から、選択されたアンサンブルに関する多重構造情報を解読し(S130)、表示部48にアンサンブル・ラベルを表示する(S140)。プロセッサ45は、FIC情報からn個のサービスに関するSIDテーブルの作成およびk個の多重構造情報を読み出してメモリ46に記憶する(S150)。
1つのフレーム内のFICは、FIG0/2を通してアンサンブル内の全てのサービスに関するSIDを含むが、これらのサービスに対応する多重構造に関する全て情報が含まれない場合がある。従って、メモリ46にk個の多重構造情報が記憶されたか否かを判断し(S160)、k個の多重構造情報を記憶するまで、複数のフレームのFICを引き続き要求して解読する(S170)。
最後に、表示部48にSIDテーブルの一番目に記憶されたSIDに対するラベル、‘SID_index=K−1’、‘多重構造情報_index=0’を表示し、SID[0]に応じたサービスを提供する(S180)。ここで、‘SID_index’は、SIDテーブルに記憶されたSIDのうちの多重構造情報に記憶された最後のSIDを示し、‘多重構造情報_index’は、現在、提供しているサービスに関する多重構造情報を示す。
図15は、ユーザが所望するサービスを変更するために、第2操作キー47bのUP方向キーを操作したときの動作を示すフローチャートである。
図15を参照して、ユーザが第2操作キー47bのUP方向キーを押すと(S200)、プロセッサ45は、現在、提供している多重構造情報(‘多重構造情報_index’)の次に記憶されている多重構造情報(‘多重構造情報_index++’)を読み出して、‘多重構造情報_index’に置き換える(S205)。そして、‘多重構造情報_index’に対応するサービス・ラベルを表示部48に表示して、‘多重構造情報_index’に対応するサービスをユーザに提供する(S210)。
‘多重構造情報_index=k−1’である場合、即ち、最後に記憶された多重構造情報が選択され、それに応じたサービスが提供されると(S215において‘Y’の場合)、k/2+1番目に記憶された多重構造情報を1番目に、k番目に記憶された多重構造情報をk/2番目に、それぞれ記憶されるように、k/2+1ないしk番目に記憶されたk/2個の多重構造情報を順次に移動させる(S225)。k番目に記憶された多重構造情報が選択されると、この選択された多重構造情報を、メモリ領域の中間位置に記憶する。これは、ユーザが第2操作キー47bのUP方向キーを選択した場合に、メモリ46に記憶されていない多重構造情報を提供するためである。
図16には、メモリ46が更新される過程の例を示している。図16に示すように、制御部40は、FICを解読し、現在、提供しているサービスのSIDの次のk/2個のSIDに対応する多重構造情報をk/2+1ないしk番目の領域に記憶する(S260)。多重構造情報が記憶されるメモリ領域を、k個全て新規のSIDに応じた多重構造情報に変えず、k/2個のみ変える理由は、ユーザが継続してUP方向キーではなくDOWN方向キーを選択することにより、再び、多重構造情報が記憶されたメモリ領域を更新すること避けるためである。S235は、更新された多重構造情報が記憶されたメモリ領域において、現在提供している多重構造情報に応じたindexを示す。S245は、どこに、現在提供している多重構造情報のSIDよりも下位にあるk/2個のSIDの多重構造情報があるかを示す、多重構造情報の下位のk/2個のメモリ領域におけるk/2個のSIDに関する多重構造情報を保存すること示している。
ユーザが第2操作キー47bのDOWN方向キーを選択した場合に、サービスが提供される処理手順の例を、図17のフローチャートに示す。図14に示したフローチャートと異なる点は、多重構造情報に関するindexが減少し、多重構造情報を記憶したメモリ領域に対して、図18に示すように第2操作キー47bのUP方向キーを選択した場合と逆に動作することである。
図17を参照して、はじめに、DOWN方向キーの操作で‘多重構造情報_index=0’になった場合、即ち、1番目に記憶された多重構造情報が選択され、それに対応するサービスが提供されると(S315)、1番目に記憶された多重構造情報はk/2+1番目に、k/2番目に記憶された多重構造情報はk番目にそれぞれ記憶されるように、1ないしk/2番目に記憶されたk/2個の多重構造情報を順次に移動させる(S325)。
FICを解読して、現在、提供しているサービスのSIDの前のk/2個のSIDに対応する多重構造情報を1ないしk/2番目の記憶領域に記憶する(S360)。
多重構造情報が記憶されたメモリ領域を、k個全て新規のSIDに応じた多重構造情報を変えず、k/2個のみ変える理由は、ユーザが継続してDOWN方向キーではなくUP方向キーを選択することにより、再び多重構造情報が記憶されたメモリ領域を更新することを避けるためである。
本発明に係る第5の実施例として、DAB/DMB受信機のモデム部20を動作させるための最小限の機能を提供するコマンド・セットを考案する。これは、次に示す7つのコマンドから構成される。
Figure 2005143103
‘Set Center Frequency’および‘Set Video Service’については、モデム部20に直接接続されて動作するものではないため、本実施例では、決まった形式は定義しない。‘Set Center Frequency’は、RF部10に、所望する周波数を伝送すると、RF部10から確かに受信したという応答を受ける単純な機能があればよい。基本的に、ヨーロッパ方式のDABは、オーディオ・サービスを先に提供するため、‘Set Video Service’は、ビデオ・サービスについてのフラグ(flag)の形態で、データのデコーダに指示する。
制御部40からコマンド・セットを伝送するとき、ヘッダ情報として0xFFを先頭に伝送する。これは、制御部40がモデム部20に、現在伝送している内容がコマンド・セットの開始部分であることを知らせるためである。モデム部20では、0xFFを受信してコマンド・セットの伝送を感知すると、応答として0xFEを制御部40に伝送する。応答データを0xFFにせず、0xFEとして応答する理由は、制御部40からコマンド・セットに関する0xFFを伝送したにもかかわらず、モデム部20でこれが感知できなかったか、または他の作業のため応答できない場合、モデム部20に組み込まれ制御部40と伝送を行うデータ・レジスタが伝送されたデータをそのまま伝送することもあり、従って、0xFF応答をすると、モデム部20でコマンド・セットが感知できていないのにも関わらず、コマンド・セットを感知したことと判断して、誤動作を防止するためである。
コマンド・セットに対して、モデム部20から応答として0xFEを伝送すると、制御部40では、各コマンド・セットを識別させる残りの1バイトを伝送する。例えば、‘Set Short SubCh’に対し0x06を制御部40からモデム部20に伝送する。次に、モデム部20は、‘Read Global Status’および‘Read FIC Data’とは異なる方式で、‘Set Short SubCh’、‘Set Long SubCh’、‘Set Packet Address’に関する動作を実行する。
‘Set Short SubCh’、‘Set Long SubCh’、‘Set Packet Address’に対し制御部40は、モデム部20から0xFEを応答として受け、識別バイトを伝送した後、図19ないし図21に示したデータを伝送する。図19および20は、図17のFIG0/1を解読して伝送されたデータであり、図21は、図10に示すFIG0/3を解読して伝送されたデータである。
‘Set Packet Address’は、DABのMSCが有するモードのうち、パケット・モードをサポートし、制御部40がモデム部20に所定のコンテンツを含むパケットのアドレス情報を通知するためのコマンドである。
他のコマンド・セットは、ストリーム・モードとパケット・モードをサポートするのに対し、これは、パケット・モードのみをサポートする。N.C.は、‘No Care’の略語であって、いかなる値が入っても構わないという意味である。
‘Read Global Status’および‘Read FIC Data’に関する動作は、制御部40から先に0xFFを送り、モデム部20から応答として0xFEを受ける。その後、制御部40からコマンド・セットを識別するバイトである0x20、0x3Xをそれぞれ伝送する。次の動作としては、モデム部20から、図22および図23に示すデータをそれぞれ伝送される。図22に示すONは、モデムが動作していることを示し、MODEは、DABの伝送モードの4通りのいずれであるかを示す。ここで、モード1の場合に0x00、モード2の場合に0x01、モード3の場合に0x10、モード4の場合に0x11と設定する。図23に示すFIBの個数は、モードごとにX値が決められている。モード1の場合に12、モード2の場合に3、モード3の場合に4、モード4の場合に6と決められている。
‘Read Global Status’および‘Set Center Frequency’は、図14に示すアンサンブルの選択による動作に必要なコマンド・セットである。‘Read FIC Data’は、図14、図15、図17に示すサービスの提供に必要なコマンド・セットである。
以上、本発明の好適な実施例について、添付した図面を用いて詳細に説明したが、本発明は、前記した特定の実施例に限定されるものではない。本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の特許請求の範囲に記載された要旨を逸脱することなく種々の変形例を実施可能である。したがって、本発明は、特許請求の範囲に記載された技術的思想により定められる。
本発明は、デジタル・オーディオ放送またはデジタル・マルチメディア放送受信機に、好適に適用することができる。
DAB伝送フレームの構造を示す図である。 DAB多重構造の例を示す図である。 FIBの構成を示す図である。 DAB/DMB受信機の概略ブロック図である。 受信中の特定のプログラムを他のアンサンブルから探す方法を説明するためのフローチャートである。 FIG0/2の構成図である。 DAB多重構造を用いたコンテンツの選択を説明するための図である。 ユーザが所望するプログラムを提供する過程を説明するためのフローチャートである。 FIG0/0の構成図である。 FIG1/0の構成図である。 FIG1/1の構成図である。 FIG0/3の構成図である。 FIG1/5の構成図である。 FIG0/1の構成図である。 メモリ内の構成を示す図である。 サービスのUP方向キーに関する動作の流れを示すフローチャートである。 アンサンブルの選択に関する動作の流れを示すフローチャートである。 図14のS215ステップにおける多重構造情報のメモリの更新を示す図である。 サービスのDOWN方向キーに関する動作の流れを示すフローチャートである。 図17のS315ステップにおける多重構造情報のメモリの更新を示す図である。 ‘Set Short SubCh’で伝送されるデータを示す図である。 ‘Set Long SubCh’で伝送されるデータ示す図である。 ‘Set Packet Address’で伝送されるデータを示す図である。 ‘Read Global Status’で伝送されるデータを示す図である。 ‘Read FIC Data’で伝送されるデータを示す図である。
符号の説明
10 RF部
20 モデム部
30 デコーダ
40 制御部
45 プロセッサ
46 メモリ
47 ユーザ・インターフェイス
48 表示部

Claims (26)

  1. デジタル・オーディオ放送(DAB:Digital Audio Broadcasting)のDAB伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号を受信するRF(Radio Frequency)部と、
    前記RF部で受信した前記第1の放送信号に含まれる複数のコンテンツから第1のコンテンツを選択して対応するデータを出力するモデム部と、
    前記モデム部から出力された前記第1のコンテンツのデータを取得して復号するデコーダと、
    前記第1の放送信号に含まれるDAB多重構造情報に基づいて、前記RF部および前記モデム部を制御する制御信号を生成する制御部と、
    を含むことを特徴とするデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  2. 前記制御部は、
    所望する放送局およびコンテンツの入力手段を提供するユーザ・インターフェイス部と、
    前記DAB多重構造情報が記憶されるメモリと、
    前記メモリに記憶されている前記DAB多重構造情報に基づいて、入力信号に応じて前記制御信号を生成して前記RF部および前記モデム部に伝送するプロセッサと、
    前記ユーザ・インターフェイス部を介して入力された信号に対応する記憶された前記DAB多重構造情報を表示する表示部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  3. 前記DAB多重構造情報は、DAB多重構造の階層を構成するアンサンブル、サービスおよびサービス・コンポーネントに関する情報であること、
    を特徴とする請求項2に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  4. 前記第1のコンテンツを含む前記第1の放送信号の受信状態が、所定の基準以下である場合、前記第1のコンテンツを含む第2の放送信号を受信すること、
    を特徴とする請求項2に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  5. 前記DAB伝送フレームが、ストリーム・モードであれば、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG(Fast Information Group)0/2(Fig Type 0,Extension 2)であること、
    を特徴とする請求項4に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  6. 前記DAB伝送フレームがパケット・モードであれば、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2および前記サービス・コンポーネントに関する情報を含むFIG0/3であること、
    を特徴とする請求項4に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  7. 前記ユーザ・インターフェイス部を介して前記第1の放送局の選局が要求されると、前記DAB多重構造情報は、前記アンサンブルに関する情報を含むFIG0/0およびアンサンブル・ラベルに関する情報を含むFIG1/0であること、
    を特徴とする請求項3に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  8. 前記ユーザ・インターフェイス部を介して前記第1のコンテンツの選択が要求されたとき、前記DAB伝送フレームがストリーム・モードであれば、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2およびサービス・ラベルに関する情報を含むFIG1/1であること、
    を特徴とする請求項3に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  9. 前記ユーザ・インターフェイス部を介して前記第1のコンテンツの選択が要求されたとき、前記DAB伝送フレームがパケット・モードであれば、前記DAB多重構造情報は、それぞれ前記サービスおよび前記サービス・コンポーネントに関する情報を含むFIG0/2およびFIG0/3と、それぞれ前記サービス・ラベルおよび前記サービス・コンポーネント・ラベルに関する情報を含むFIG1/1およびFIG1/5であること、
    を特徴とする請求項3に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  10. 前記制御部と前記モデム部との間の通信のためのコマンド・セットは、前記第1のコンテンツを含むパケットのアドレス情報を通知するためのコマンドを含むこと、
    を特徴とする請求項9に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  11. 前記ユーザ・インターフェイス部は、
    アンサンブルの選択のための入力信号を出力する1つの方向キーからなる第1操作キーと、
    サービスの選択のための入力信号を出力する2つの方向キーからなる第2操作キーと、
    サービス・コンポーネントの選択のための入力信号を出力する2つの方向キーからなる第3操作キーと、
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  12. 前記メモリにおいて、全ての前記DAB多重構造情報を記憶するためには容量が不足する場合、前記プロセッサは、前記第1の放送信号が提供する前記複数個(n個)のサービスを区別するIDを順次にテーブル化したSID(Service ID)テーブルを生成すること、
    を特徴とする請求項2に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  13. 前記メモリには、前記SIDテーブルおよび現在受信しているサービスを含むk(k(n)個の前記サービスに関する前記DAB多重構造情報が順次に記憶されること、
    を特徴とする請求項12に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  14. 入力信号に応じてk番目に記憶された前記DAB多重構造情報が読み出された場合、k/2+1ないしk番目に記憶された前記DAB多重構造情報を、1ないしk/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報の記憶領域に移動させ、前記k/2+1ないしk番目の記憶領域には、前記k/2番目に記憶されたDAB多重構造情報の次のk/2個の前記DAB多重構造情報を順次に記憶すること、
    を特徴とする請求項13に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  15. 入力信号に応じて一番目に記憶された前記DAB多重構造情報が読み出された場合、1ないしk/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報を、k/2+1ないしk番目に記憶された前記DAB多重構造情報の記憶領域に移動させ、前記1ないしk/2番目の記憶領域には、前記k/2+1番目に記憶されたDAB多重構造情報の前のk/2個の前記DAB多重構造情報を順次に記憶すること、
    を特徴とする請求項13に記載のデジタル・オーディオ放送/デジタル・マルチメディア放送の受信機。
  16. (a)デジタル・オーディオ放送のDAB(Digital Audio Broadcasting)伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号を受信して、前記第1の放送信号に含まれる複数のコンテンツから第1のコンテンツを選択して出力するステップと、
    (b)前記第1のコンテンツを含む前記第1の放送信号の受信状態を監視するステップと、
    (c)前記(b)ステップにおいて、前記第1の放送信号の受信状態が所定の基準以下であれば、前記第1の放送局が送出するDAB伝送フレームのDAB多重構造情報に基づいて、前記第1のコンテンツを提供する第2の放送局を検出するステップと、
    (d)前記第2の放送局が送出する第2の放送信号を受信し、前記第2の放送信号に含まれる前記第1のコンテンツを選択して出力するステップと、
    を含むことを特徴とするデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号の受信方法。
  17. 前記DAB多重構造情報は、DAB多重構造の階層を構成しているアンサンブル、サービス、およびサービス・コンポーネントに関する情報であること、
    を特徴とする請求項16に記載のデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号の受信方法。
  18. 前記DAB伝送フレームがストリーム・モードである場合、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2であること、
    を特徴とする請求項17に記載のデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号の受信方法。
  19. 前記DAB伝送フレームがパケット・モードである場合、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2およびサービス・コンポーネントに関する情報を含むFIG0/3であること、
    を特徴とする請求項17に記載のデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号の受信方法。
  20. デジタル・オーディオ放送のDAB(Digital Audio Broadcasting)伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号を受信し、前記第1の放送信号に含まれる複数のコンテンツから、要求された第1のコンテンツを選択して出力するデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号に含まれるコンテンツの受信方法であって、
    (a)アンサンブル、サービスおよびサービス・コンポーネントから構成されるDAB多重構造の階層を表示し、そのいずれかを選択するステップと、
    (b)前記(a)ステップにおいて前記アンサンブルが選択されると、前記アンサンブルのリストを表示し、そのいずれかを選択するステップと、
    (c)前記(b)ステップにおいて選択された前記アンサンブルに対応する前記第1の放送局の第1の放送信号を受信し、前記第1の放送信号に含まれるDAB伝送フレームのDAB多重構造情報を記憶するステップと、
    (d)前記(a)ステップにおいて前記サービスが選択されると、記憶されている前記DAB多重構造情報に基づいて、選択された前記アンサンブルが提供する前記サービスのリストを表示し、そのいずれかを選択するステップと、
    (e)前記(a)ステップにおいて前記サービス・コンポーネットが選択されると、記憶されている前記DAB多重構造情報に基づいて、前記サービスに含まれる前記サービス・コンポーネントのリストを表示し、そのいずれかを選択するステップと、
    (f)選択された前記サービス・コンポーネントに対応して受信した前記第1の放送信号から前記第1のコンテンツを選択して出力するステップと、
    を含むことを特徴とするデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号に含まれるコンテンツの受信方法。
  21. 前記(d)ステップにおいて、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2およびサービス・ラベルに関する情報を含むFIG1/1であること、
    を特徴とする請求項20に記載のデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号に含まれるコンテンツの受信方法。
  22. 前記DAB伝送フレームがストリーム・モードである場合、前記(e)ステップにおいて、前記DAB多重構造情報は、前記サービスに関する情報を含むFIG0/2およびサービス・ラベルに関する情報を含むFIG1/1であること、
    を特徴とする請求項20に記載のデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号に含まれるコンテンツの受信方法。
  23. 前記DAB伝送フレームがパケット・モードである場合、前記(e)ステップにおいて、前記DAB多重構造情報は、それぞれ前記サービスおよび前記サービス・コンポーネントに関する情報を含むFIG0/2およびFIG0/3と、それぞれ前記サービス・ラベルおよびサービス・コンポーネント・ラベルに関する情報を含むFIG1/1およびFIG1/5であること、
    を特徴とする請求項20に記載のデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号に含まれるコンテンツの受信方法。
  24. デジタル・オーディオ放送の伝送フレームを送出する複数の放送局から選局された第1の放送局が送出する第1の放送信号に含まれるDAB(Digital Audio Broadcasting)多重構造情報の記憶方法であって、
    (a)前記第1の放送信号が提供する複数個(n個)のサービスを区別するIDを順次にテーブル化したSID(Service ID)テーブルを生成するステップと、
    (b)前記SIDテーブルおよび現在受信している前記サービスを含むk個(k(n)の前記サービスに関する前記DAB多重構造情報を順次にメモリに記憶するステップと、
    を含むことを特徴とするデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号のDAB多重構造情報の記憶方法。
  25. 入力信号によってk番目に記憶された前記DAB多重構造情報が読み出された場合、k/2+1ないしk番目に記憶された前記DAB多重構造情報を、1ないしk/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報の記憶領域に移動させ、前記k/2+1ないしk番目の記憶領域には、k/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報の次のk/2個の前記DAB多重構造情報を順次に記憶すること、
    を特徴とする請求項24に記載のデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号のDAB多重構造情報の記憶方法。
  26. 入力信号によって一番目に記憶された前記DAB多重構造情報が読み出された場合、1ないしk/2番目に記憶された前記DAB多重構造情報をk/2+1ないしk番目に記憶された前記DAB多重構造情報の記憶領域に移動させ、前記1ないしk/2番目の記憶領域には、前記k/2+1番目に記憶された前記DAB多重構造情報の前のk/2個の前記DAB多重構造情報を順次に記憶すること、
    を特徴とする請求項24に記載のデジタル・オーディオ放送信号/デジタル・マルチメディア放送信号のDAB多重構造情報の記憶方法。
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