JP2005143020A - 撮影装置およびその処理方法並びに撮影装置用のプログラム - Google Patents

撮影装置およびその処理方法並びに撮影装置用のプログラム Download PDF

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弘毅 伊藤
Masanobu Shirakawa
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Abstract

【課題】 単写撮影により撮影した画像と連写撮影により撮影した一連の画像とを同様に取り扱うと共に連写撮影した一連の画像の抽出を迅速に行なう。
【解決手段】 連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順の撮影番号を含むファイル名を付すと共にファイルのヘッダに連写IDを付し撮影した画像データをファイル化し、単写撮影により撮影された画像と同一のフォルダに保存する。連写撮影により撮影された画像ファイルを抽出するときには、選択した画像の撮影番号Nから降順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検出されるまでファイル抽出し(S310〜S360)、その後、選択した画像の撮影番号Nから昇順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検索されるまでファイル抽出する(S380〜S430)。
【選択図】 図10

Description

本発明は、撮影装置およびその処理方法並びに撮影装置用のプログラムに関する。
従来、この種の撮影装置としては、単写撮影と連写撮影とを切り替えて撮影を実行することができるデジタルカメラが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。このデジタルカメラでは、記憶媒体としてSD(Secure Digital)メモリカードやマルチメディアカードを用い、単写撮影により撮影された画像についてフォルダ番号を付したフォルダ内にJPEG(Joint Photograpic coding Experts Group)ファイルとして撮影順の番号を含んだファイル名を用いてファイル化されて記憶され、連写撮影により撮影された一連の画像についてフォルダ番号を付したフォルダに連写毎に異なる連写フォルダを作成して一連の画像をJPEGファイルとして連写の順の番号を含んだファイル名を用いてファイル化されて記憶される。
「取扱説明書 デジタルカメラ 品番DSC−J2 Xacti」,三洋電機株式会社,2003年10月,p.158
しかしながら、上述の撮影装置では、単写撮影により撮影された画像と連写撮影により撮影された画像とが異なるフォルダに記憶されているから、単写撮影により撮影された画像と連写撮影により撮影された画像とを同様に扱うことができない。例えば、単写撮影により撮影された画像を順送りして液晶ディスプレイに表示する際には連写撮影により撮影された画像については順送りして表示することができない。連写撮影により撮影された一連の画像から一つの画像を残して消去しても、残った一つの画像は連写撮影により撮影された画像として取り扱われるから、単写撮影により撮影した画像に含めて取り扱うことができない。
こうした問題に対して連写撮影により撮影した一連の画像についても単写撮影により撮影された画像と同一のフォルダに記憶させることも考えられるが、この場合、連写撮影された一連の画像だけを抽出しようとすると、記憶した画像ファイル数が多いときには抽出に時間を要してしまう。
本発明の撮影装置およびその処理方法は、単写撮影により撮影した画像と連写撮影により撮影した一連の画像とを同様に取り扱うと共に連写撮影した一連の画像の抽出を迅速に行なうことを目的の一つとする。また、本発明の撮影装置およびその処理方法は、連写撮影した一連の画像に対する処理の容易化を図ることを目的の一つとする。さらに、本発明の撮影装置およびその処理方法は、連写撮影した一連の画像から一つの画像だけを残して消去する際の手順を簡略化することを目的の一つとする。本発明の撮影装置用のプログラムは、撮影装置に単写撮影により撮影した画像と連写撮影により撮影した一連の画像とを同様に取り扱う機能と連写撮影した一連の画像の抽出を迅速に行なう機能とを付加することを目的とする。
本発明の撮影装置およびその処理方法並びに撮影装置用のプログラムは、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の撮影装置は、
画像を撮影する撮影装置であって、
データを記憶可能な記憶手段と、
操作者の操作に基づいて単写撮影と連写撮影とを切り替えて画像の撮影を実行する撮影実行手段と、
前記撮影実行手段により単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該撮影された画像を画像ファイルとして前記記憶手段に記憶させ、前記撮影実行手段により連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に該連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して前記記憶手段に記憶させるファイル記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴って該選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたとき、該選択された画像ファイルに付された連写識別情報に基づいて前記同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを該選択された画像ファイルからファイル名に含まれる撮影番号を昇降させて検索することにより抽出するファイル抽出手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の撮影装置では、単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して撮影された画像を画像ファイルとして記憶手段に記憶し、連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して記憶手段に記憶する。従って、単写撮影により撮影した画像と連写撮影により撮影した各画像とを同様に取り扱うことができる。そして、記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴ってこの選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたときには、この選択された画像ファイルに付された連写識別情報に基づいて同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを選択された画像ファイルからファイル名に含まれた撮影番号を昇降させて検索することにより抽出する。即ち選択された画像ファイルから撮影番号を前に遡ってファイル検索すると共に連写識別情報に基づいて同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルであるか否かを判定して抽出すると共に選択された画像ファイルから撮影番号を下ってファイル検索すると共に連写識別情報に基づいて同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルであるか否かを判定して抽出するのである。従って、全ての画像ファイルを照合して抽出するものや撮影順の最初或いは最後から照合して抽出するものに比して連写撮影した各画像の抽出を迅速に行なうことができる。
こうした本発明の撮影装置において、前記ファイル抽出手段は、前記選択された画像ファイルから前記撮影番号に対して昇順に検索し、該当する画像ファイルの抽出が途絶えたときに昇順の検索を終了し、その後、前記選択された画像ファイルから前記撮影番号に対して降順に検索し、該当する画像ファイルの抽出が途絶えたときに降順の検索を終了する手段であるものとすることもできるし、前記選択された画像ファイルから前記撮影番号に対して降順に検索し、該当する画像ファイルの抽出が途絶えたときに降順の検索を終了し、その後、前記選択された画像ファイルから前記撮影番号に対して昇順に検索し、該当する画像ファイルの抽出が途絶えたときに昇順の検索を終了する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の撮影装置において、画像などのデータを表示可能な表示手段と、前記ファイル抽出手段により抽出された画像ファイルの画像を前記撮影番号の順に前記表示手段に表示する連写画像表示制御手段と、を備えるものとすることもできる。この場合、前記連写画像表示制御手段は、前記抽出された画像ファイルの画像を値1から始まる通し番号と共に前記表示手段に表示する手段であるものとすることもできる。こうすれば、抽出された連写撮影により撮影された各画像を容易に識別することができる。
こうした抽出された画像ファイルの画像を撮影番号の順に表示手段に表示する態様の本発明の撮影装置において、前記連写画像抽出の指示は、前記記憶手段に記憶された画像ファイルの少なくとも一部の画像ファイルの画像が前記撮影番号の順に前記表示手段に一覧表示された状態で該一覧表示された画像からの選択を伴ってなされる指示であるものとすることもできる。こうすれば、連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを抽出する際の検索の中心となる画像の選択を容易なものとすることができる。
また、抽出された画像ファイルの画像を撮影番号の順に表示手段に表示する態様の本発明の撮影装置において、前記連写画像抽出の指示は、前記選択された画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルの少なくとも一部を前記記憶手段から消去するための処理に基づいてなされる指示であるものとすることもできる。この態様の本発明の撮影装置において、操作者の操作に基づいて前記連写画像ファイル抽出手段により抽出された画像ファイルの消去および消去の解除を設定する消去設定手段と、操作者の操作に基づいて前記消去設定手段により消去が設定された画像ファイルを前記記憶手段から消去する消去手段と、を備え、前記連写画像表示制御手段は、前記消去設定手段により消去が設定された画像ファイルの画像を前記表示手段に表示する際には消去を識別可能な消去情報を該画像と共に表示する手段であるものとすることもできる。こうすれば、連写撮影により撮影された画像のうち残そうとする画像と消去しようとする画像とを容易に識別することができると共に消去しようとする画像ファイルの消去を容易に行なうことができる。この場合、前記消去設定手段は、前記連写画像ファイル抽出手段により抽出された全ての画像ファイルに対して消去をデフォルトとして設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、残そうとする画像だけを選択することによりその他の画像ファイルの消去を容易に行なうことができる。
本発明の撮影装置において、前記連写画像抽出の指示は、前記選択された画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルによるスライドショウを実行するための処理に基づいてなされる指示であるものとすることもできる。なお、連写画像抽出の指示は、上述した連写撮影により撮影された画像の画像ファイルの少なくとも一部を消去するための処理に基づいてなされる指示や連写撮影により撮影された画像の画像ファイルによるスライドショウを実行するための処理に基づいてなされる指示に限定されるものではなく、連写撮影により撮影された画像の印刷処理に基づいてなされる指示などその他の処理に基づいてなされる指示としてもよい。
本発明の撮影装置において、前記記憶手段は、記憶素子が組み込まれた着脱自在な記憶メディアを装着してなる手段であるものとすることもできる。また、撮影装置としてはデジタルカメラを挙げることができる。
本発明の撮影装置の処理方法は、
データを記憶可能な記憶手段と、操作者の操作に基づいて単写撮影と連写撮影とを切り替えて画像の撮影を実行する撮影実行手段と、画像などのデータを表示可能な表示手段と、を備える撮影装置の処理方法であって、
(a)前記撮影実行手段により単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該撮影された画像を画像ファイルとして前記記憶手段に記憶させ、前記撮影実行手段により連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に該連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して前記記憶手段に記憶させ、
(b)前記記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴って該選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたときには、該選択された画像ファイルに付された連写識別情報を用いて前記同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを該選択された画像ファイルからファイル名に含まれる撮影番号を昇降させて検索することにより抽出し、
(c)該抽出した画像ファイルの画像を前記撮影番号の順に前記表示手段に表示する
ことを要旨とする。
この本発明の撮影装置の処理方法によれば、単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して撮影された画像を画像ファイルとして記憶手段に記憶し、連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して記憶手段に記憶するから、単写撮影により撮影した画像と連写撮影により撮影した各画像とを同様に取り扱うことができる。また、記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴ってこの選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたときには、この選択された画像ファイルに付された連写識別情報に基づいて同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを選択された画像ファイルからファイル名に含まれた撮影番号を昇降させて検索することにより抽出するから、即ち選択された画像ファイルから撮影番号を前に遡ってファイル検索すると共に連写識別情報に基づいて同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルであるか否かを判定して抽出すると共に選択された画像ファイルから撮影番号を下ってファイル検索すると共に連写識別情報に基づいて同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルであるか否かを判定して抽出するから、全ての画像ファイルを照合して抽出するものや撮影順の最初或いは最後から照合して抽出するものに比して連写撮影した各画像の抽出を迅速に行なうことができる。
本発明の撮影装置用のプログラムは、
データを記憶可能な記憶手段と、操作者の操作に基づいて単写撮影と連写撮影とを切り替えて画像の撮影を実行する撮影実行手段と、画像などのデータを表示可能な表示手段と、を備える撮影装置に用いられるプログラムであって、
(a)前記撮影実行手段により単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該撮影された画像を画像ファイルとして前記記憶手段に記憶させ、前記撮影実行手段により連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に該連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して前記記憶手段に記憶させるモジュールと、
(b)前記記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴って該選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたときには、該選択された画像ファイルに付された連写識別情報を用いて前記同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを該選択された画像ファイルからファイル名に含まれる撮影番号を昇降させて検索することにより抽出するモジュールと、
(c)該抽出した画像ファイルの画像を前記撮影番号の順に前記表示手段に表示するモジュールと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の撮影装置用のプログラムによれば、プログラムを撮影装置にインストールすることにより、撮影装置を、単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して撮影された画像を画像ファイルとして記憶手段に記憶し、連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して記憶手段に記憶する装置として機能させることができると共に、記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴ってこの選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたときには、この選択された画像ファイルに付された連写識別情報に基づいて同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを選択された画像ファイルからファイル名に含まれた撮影番号を昇降させて検索することにより抽出し、抽出した画像ファイルの画像を撮影番号の順に表示手段に表示する装置として機能させることができる。この結果、撮影装置を、単写撮影により撮影した画像と連写撮影により撮影した各画像とを同様に取り扱うことができると共に全ての画像ファイルを照合して抽出するものや撮影順の最初或いは最後から照合して抽出するものに比して連写撮影した各画像の抽出を迅速に行なうことができる装置として機能させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としてのデジタルカメラ20の外観を例示する斜視図であり、図2は実施例のデジタルカメラ20の背面を例示する背面図であり、図3は実施例のデジタルカメラ20の機能ブロックを例示するブロック図である。
実施例のデジタルカメラ20は、図1に示すように、正面には光学3倍ズームが可能なズーム機構付きレンズ21と、点滅することによりセルフタイマーが作動中であることを表示するセルフタイマー点灯部25とを備え、上部にはモードを選択するモードダイヤル23と、このモードダイヤル23の中央に配置された電源ボタン22と、シャッターボタン24とを備える。また、デジタルカメラ20は、図2に示すように、背面30には、中央の左寄りに配置された液晶ディスプレイ31と、その右側に配置され上下左右の方向に操作可能な4方向ボタン32と、背面30の左上に配置された印刷ボタン33と、ズーム機能を操作するWボタン34aおよびTボタン34bと、4方向ボタン32の左上に配置されたメニューボタン35と、液晶ディスプレイ31の下方の左右に配置されたAボタン36およびBボタン37と、4方向ボタン32の下方左に配置され液晶ディスプレイ31への表示を切り替えるディスプレイボタン38と、その右方向に配置されたレビューボタン39とを備える。
実施例のデジタルカメラ20は、機能的には図3に例示するように、中央演算処理装置としてのCPU40aや処理プログラムを記憶するROM40b,一時的にデータを記憶するワークメモリ40c,設定されたデータを不揮発的に記憶するフラッシュメモリ40dなどを中心として構成されている。デジタルカメラ20は、撮影系として、レンズや絞りなどにより構成された光学系42や、この光学系42により結像される光学像を光電変換して得られる電荷を受光セル毎に一定時間蓄積し受光セル毎の受光量に応じた電気信号を出力するイメージセンサ43、このイメージセンサ43を駆動するために必要な駆動パルスをイメージセンサ43に出力する駆動回路としてのセンサコントローラ44、イメージセンサ43から出力される電気信号を量子化してデジタル信号に変換するアナログフロントエンド(AFE)部45、このAFE部45から出力されたデジタル信号に対して画像形成処理,ホワイトバランス補正,γ補正,色空間変換等を施して各画素についてR,G,Bの階調値やY,Cb,Crの階調値などを表すデジタル画像を出力するデジタル画像処理部46、デジタル画像の系列変換(離散コサイン変換やウェーブレット変換等)及びエントロピー符号化(ランレングス符号化やハフマン符号化等)を行なうことによりデジタル画像を圧縮しそれらの逆変換を施すことによりデジタル画像を伸張する圧縮伸張部47などを備える。また、実施例のデジタルカメラ20は、液晶ディスプレイ31の一画面分のデータを格納するためのフレームバッファやフレームバッファに格納されたデジタル画像に基づいて液晶ディスプレイ31を駆動するための表示回路を有するディスプレイコントローラ50やモードダイヤル23,4方向ボタン32,各種ボタン24,33〜39の入力および着脱可能なフラッシュメモリなどの記憶媒体53への入出力を司る入出力インタフェース52、USB(Universal Serial Bus)接続端子55に接続された機器(コンピュータやプリンタ)と通信のやり取りを管理するUSBホストコントローラ54やUSBデバイスコントローラなども備えている。なお、デジタル画像処理部46により画像処理された画像データや圧縮伸張部47により圧縮・伸張された画像データは、一旦ワークメモリ40cに書き込まれ、その後、撮影順にIDとしてのファイル名が付与されて画像ファイルとして入出力インタフェース52を介して記憶媒体53に書き込まれる。
次に、こうして構成された実施例のデジタルカメラ20の動作、特に撮影時に画像をファイル化して記憶媒体53に書き込む際の動作と、その後の画像ファイルの操作の際の動作について説明する。図4は、撮影時にCPU40aにより実行される撮影時ファイル処理の一例を示すフローチャートである。撮影時ファイル処理が実行されると、撮影が連写撮影か否か(単写撮影か)を判定する(ステップS100)。連写撮影か否かの判定はモードダイヤル23により連写モードにされているか否かにより行なう。連写撮影のときには、撮影された画像に対して撮影順の番号を用いてファイル名を付与すると共に(ステップS110)、一連の連写撮影であることを識別する連写IDをファイルのヘッダに付与して(ステップS120)、撮影した画像をファイル化して記憶媒体53に作成された指定のフォルダに保存し(ステップS130)、撮影時ファイル処理を終了する。なお、連写撮影のときには連続して撮影されるから、その撮影毎にこの処理が実行される。従って、連写撮影により撮影された一連の画像のファイルは、連続した撮影順の番号が含まれるファイル名が付与されることになると共に同一の連写IDがファイルのヘッダに付与されることになる。一方、連写撮影ではないときには、同じく撮影された画像に対して撮影順の番号を用いてファイル名を付与して(ステップS140)、撮影した画像をファイル化して連写撮影された画像のファイルが保存されたフォルダと同一のフォルダに保存し(ステップS150)、撮影時ファイル処理を終了する。図5に記憶媒体53のフォルダ構造の一例を示し、図6に画像ファイルのファイル構造の一例を示す。図5に示すように、記憶媒体53のルートには、「DCIM」というフォルダが作成され、その下に「100ABCDE」や「101ABCDE」などのデジタルカメラ20のメーカーなどを示唆する名称(ここでは「ABCDE」)が含まれるフォルダが作成されている。実施例のデジタルカメラ20では、フォルダの指定をしなければ、画像ファイルが所定数(例えば9999個)記憶されるまではデフォルトとして「100ABCDE」のフォルダに画像ファイルが保存され、保存された画像ファイルが所定数を超えると、次の「101ABCDE」のフォルダに保存される。図5には、「100ABCDE」のフォルダに連写撮影により撮影された画像のファイルと単写撮影により撮影された画像のファイルとが混在して保存されている様子も示した。実施例では、メーカーを示唆する文字列「ABCDE」に4桁の撮影順を示す番号を組み合わせてファイル名とした。図5中最右欄は、画像ファイルのヘッダに付された連写IDを示す。この例によると、ABCDE0003.jpg〜ABCDE0007.jpgの5個の画像ファイルやABCDE0011.jpg〜ABCDE0019.jpgの9個の画像ファイルが連写撮影により撮影された一連の画像ファイルである。画像ファイルは、図6に示すように、ファイル名や撮影日時,連写IDなどがヘッダに付されており、画像データはJPEG(Joint Photograpic coding Experts Group)フォーマットに変換されている。以下の説明では、図5に例示した画像ファイルを具体例として適宜用いて説明する。
次に、連写撮影された一連の画像を消去する際の動作について説明する。デジタルカメラ20のモードダイヤル23を操作して再生モードにすると、図示しない再生モード処理により記憶媒体53の指定フォルダ(この場合、「100ABCDE」フォルダ)から画像ファイルを読み込み、図7に例示するように液晶ディスプレイ31に6個ずつ画像を表示する。この状態で4方向ボタン32を操作すると、操作する方向にフォーカスフレームを移動させることができる。右下の画像にフォーカスフレームを合わせた状態で右方向に4方向ボタン32を操作すると、次の6個の画像が液晶ディスプレイ31に表示され、左上の画像にフォーカスフレームを合わせた状態で左方向に4方向ボタン32を操作すると、前の6個の画像が液晶ディスプレイ31に表示される。図7では、4方向ボタン32を操作して、ABCDE0014の画像にフォーカスフレームが合わせられている状態を示した。この状態でメニューボタン35を操作すると、図8に例示する再生メニューが液晶ディスプレイ31に表示される。この再生メニュー画面では、4方向ボタン32を上下方向に操作してフォーカスフレームを移動させてメニュー項目を選択し、4方向ボタン32の中央を操作することにより選択したメニュー項目の処理を実行することができる。連写撮影された一連の画像を消去するには、図8に示すように、「連写グループ消去」にフォーカスフレームを移動させて4方向ボタン32の中央を操作することにより、その処理を実行することができる。
図9は、「連写グループ消去」が選択されて実行される際にCPU40aにより実行される連写グループ消去処理の一例を示すフローチャートである。連写グループ消去処理が実行されると、まず、再生メニュー画面を表示する際にフォーカスフレームにより選択された画像(図7ではABCDE0014の画像)のファイルのファイル名の一部を構成する撮影番号Nと連写IDとを取得する処理を実行する(ステップS200)。具体例では、選択画像がABCDE0014であるから、撮影番号Nとしては「0014」が取得され、連写IDとしては「002」が取得される。
続いて、取得した撮影番号Nと連写IDとに基づいて選択画像と同一の連写撮影により撮影された画像のファイルを記憶媒体53から抽出する処理を実行する(ステップS210)。この処理は、図10に例示するファイル抽出処理により行なわれる。連写グループ消去処理の説明を中断してファイル抽出処理について説明する。
ファイル抽出処理では、まず、取得した撮影番号Nを検索初期値Nsetに格納する(ステップS300)。次に、撮影番号Nを値1だけデクリメントし(ステップS310)、デクリメントした撮影番号Nをファイル名に含む画像ファイルを検索する(ステップS320)。画像ファイルが検索されないときには(ステップS330)、撮影番号Nを値1だけデクリメントするステップS310の処理に戻る。画像ファイルが検索されたときには(ステップS330)、検索された画像ファイルから連写IDを取得して選択画像のファイルから取得した連写IDと比較する(ステップS350)。連写IDが一致するときには検索した画像ファイルのファイル名を抽出リストに書き込んで(ステップS360)、撮影番号NをデクリメントするステップS310の処理に戻る。これらの一連の処理は、前述したように、連写撮影により撮影された画像のファイル名には連続する撮影番号が含まれるから、選択画像から撮影番号Nをデクリメントして連写IDが一致しなくなるまで検索された画像ファイルのファイル名を抽出リストに書き込む処理となる。即ち、撮影番号Nに対して降順に画像ファイルを検索し、連写IDが一致する画像ファイルのファイル名を抽出リストに書き込むのである。具体例では、選択画像は、ABCDE0014の画像であるから、図5のABCDE0014.jpgのファイルからABCDE0013.jpg,ABCDE0012.jpg,ABCDE0011.jpgの順(降順)に検索されて抽出リストにファイル名が書き込まれ、ABCDE0010.jpgが検索されたときにこのファイルが連写IDを持たないことから降順の検索を終了する。検索された画像ファイルから取得した連写IDと選択画像から取得した連写IDとが一致しないときには、撮影番号Nに格納した検索初期値Nsetをセットして初期値に戻し(ステップS370)、ステップS310〜S360の選択画像から撮影番号Nをデクリメントして連写IDが一致しなくなるまで検索された画像ファイルのファイル名を抽出リストに書き込む処理と同様の処理を選択画像から撮影番号Nを値1ずつインクリメントして行なう処理として実行する(ステップS380〜S430)。この処理は、撮影番号Nに対して昇順に画像ファイルを検索し、連写IDが一致する画像ファイルのファイル名を抽出リストに書き込む処理となる。具体例では、選択画像は、ABCDE0014の画像であるから、図5のABCDE0014.jpgのファイルからABCDE0015.jpg,ABCDE0016.jpg,ABCDE0017.jpgの順(昇順)に検索されて抽出リストにファイル名が書き込まれ、ABCDE0020.jpgが検索されたときにこのファイルが連写IDを持たないことから昇順の検索を終了する。検索された画像ファイルから取得した連写IDと選択画像から取得した連写IDとが一致しないときには、抽出を終了し、抽出リストに書き込まれたファイル名を撮影番号Nの順に並び替え(ステップS440)、撮影番号Nの順に値1から始まる連番の抽出番号を設定して(ステップS450)、ファイル抽出処理を終了する。ここで抽出リストに書き込まれたファイル名を撮影番号Nの順に並び替えるのは、抽出リストに書き込まれる順が撮影番号Nの順と異なるからである。具体例における抽出番号が付与された抽出リストの一例を図11に示す。このように選択画像の撮影番号Nから降順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検出されるまでファイル抽出すると共にその後選択画像の撮影番号から昇順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検索されるまでファイル抽出してファイル抽出を終了することにより、記憶媒体53の「100ABCDE」フォルダに保存されている全ての画像ファイルを検索すると共に連写IDが一致するかの判定を行なってファイル抽出するものに比して、迅速にファイル抽出を完了することができる。
こうしてファイル抽出処理を終了すると、図9の連写グループ消去処理では、抽出された全ファイルに対して消去を設定し(ステップS220)、抽出番号と消去マークを伴って選択画像を液晶ディスプレイ31に表示する(ステップS230)。この状態の具体例を図12に示す。図示するように、液晶ディスプレイ31の全体に画像が表示されると共に左上に抽出番号が抽出されたファイル数に対する分数の形式で表示され、表示部のほぼ中央に「消去」を示す消去マークが表示される。また、表示部の下部には、4方向ボタン32の上下方向の操作により消去の設定とその解除が行なえるインフォメーションや4方向ボタン32の中央の操作により連写グループとして抽出され消去が設定されている画像ファイルの全てを消去するインフォメーション、メニューボタン35の操作により前の画面、即ち図8に例示した再生メニュー画面に戻る旨のインフォメーションが表示される。更に、表示部の両サイドには4方向ボタン32の左右方向の操作により液晶ディスプレイ31に表示する画像を抽出リストの順に変更することができるようそのマークが表示される。操作者は、4方向ボタン32の左右方向の操作により液晶ディスプレイ31に表示する画像を変更し、4方向ボタン32の上下方向の操作により表示されている画像の消去の設定を解除したり再設定することができる。連写グループ消去処理では、こうしたボタン操作を受け付け(ステップS240)、受け付けたボタン操作が消去実行の指示、即ち4方向ボタン32の中央の操作であるか否かを判定する(ステップS250)。ボタン操作が消去実行の指示ではないときには、ボタン操作に対応する処理を実行して(ステップS260)、ボタン操作を受け付ける処理に戻る。なお、フローチャートには示さないが、ボタン操作がメニューボタン35の操作のときには再生メニューの処理に移行するから、ボタン操作を受け付ける処理には戻らない。この処理については本発明の中核をなさないからこれ以上の説明は省略する。
受け付けたボタン操作が消去実行の指示のときには、抽出された画像ファイルのうち消去が設定されているファイルを記憶媒体53から消去し(ステップS270)、再生モードの初期画面(図7参照)に戻って(ステップS280)、連写グループ消去処理を終了する。抽出されたファイルABCDE0011.jpg〜ABCDE0019.jpgのうちABCDE0016.jpgの消去の設定だけを解除して消去実行の指示を行なったときの記憶媒体53の状態を図13に示す。図示するように、連写ID002の画像ファイルはABCDE0016.jpgを残して全て消去されている。
以上説明した実施例のデジタルカメラ20によれば、連写撮影により撮影された一連の画像のファイルのヘッダに連写IDを付すことにより、連写撮影された画像やそのファイルを単写撮影された画像やそのファイルと同様に取り扱うことができると共に同一のフォルダに混在させて保存することができる。また、実施例のデジタルカメラ20によれば、撮影順の撮影番号を含むように画像ファイルのファイル名を付し、連写グループ消去の処理の際には選択画像の撮影番号Nから降順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検出されるまでファイル抽出すると共にその後選択画像の撮影番号Nから昇順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検索されるまでファイル抽出してファイル抽出を終了することにより、記憶媒体53に記憶されている全ての画像ファイルを検索すると共に連写IDが一致するかの判定を行なってファイル抽出するものに比して、迅速にファイル抽出を行なうことができる。
また、実施例のデジタルカメラ20によれば、連写グループ消去の処理において抽出されたファイルの全てにデフォルトとして消去を設定し、その後、抽出された画像毎に消去の設定を解除するものとしたから、連写撮影された一連の画像のうち一つだけを残して他の全てを消去する操作を迅速に簡易に行なうことができる。
実施例のデジタルカメラ20では、記憶媒体53が記憶手段に相当し、モードダイヤル23やシャッターボタン24,CPU40a,ROM40b,ワークメモリ40c,光学系42,イメージセンサ43,AFE部45,デジタル画像処理部46,圧縮伸張部47などが撮影実行手段に相当し、図4の撮影時ファイル処理を実行するCPU40aやワークメモリ40cがファイル記憶制御手段に相当し、図10のファイル抽出処理を実行するCPU40aやワークメモリ40cがファイル抽出手段に相当する。
実施例のデジタルカメラ20では、連写グループ消去の処理の一部としてファイル抽出処理を行なうものとしたが、こうした連写撮影された一連の画像のファイルを抽出する処理をファイルを消去するための処理の一部として用いられるものに限定されるものではなく、連写撮影した一連の画像のファイルを取り扱う如何なる処理の一部としても用いることができる。例えば、図8に例示する再生メニュー画面でフォーカスフレームを連写グループスライドショウに移動させて4方向ボタン32の中央を操作することにより、連写撮影された一連の画像のファイルを抽出し、抽出されたファイルによるスライドショウを行なうものとすることができる。また、図示しないが連写撮影された画像をまとめて印刷する連写グループ印刷の処理にも同様にファイル抽出処理を用いることができる。
実施例のデジタルカメラ20のファイル抽出処理では、選択画像の撮影番号Nから降順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検出されるまでファイル抽出し、その後、選択画像の撮影番号Nから昇順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検索されるまでファイル抽出するものとしたが、逆に、選択画像の撮影番号Nから昇順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検出されるまでファイル抽出し、その後、選択画像の撮影番号Nから降順に連写IDが一致しなくなる画像ファイルが検索されるまでファイル抽出するものとしてもよい。
実施例では、連写撮影により撮影された一連の画像のファイルを抽出する際に撮影番号を昇降させてファイル抽出する本発明の内容をデジタルカメラ20として説明したが、デジタルカメラ20における処理方法の形態としたり、デジタルカメラ20にインストールされて用いられるプログラムの形態としてもよい。プログラムの形態とする場合、図4に例示した撮影時ファイル処理や図9に例示した連写グループ削除処理,図10に例示したファイル抽出処理の各ステップの処理を各手順として適当なプログラミング言語を用いてプログラムすればよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、撮影装置の製造産業に利用可能である。
実施例のデジタルカメラ20の外観を例示する斜視図。 実施例のデジタルカメラ20の背面を例示する背面図。 実施例のデジタルカメラ20の機能ブロックを例示するブロック図。 撮影時ファイル処理の一例を示すフローチャート。 記憶媒体53のフォルダ構造の一例を示す説明図。 画像ファイルのファイル構造の一例を示す説明図。 再生モードの液晶ディスプレイ31の一例を示す説明図。 再生メニュー画面とその操作を説明する説明図。 連写グループ消去処理の一例を示すフローチャート。 ファイル抽出処理の一例を示すフローチャート。 具体例における抽出リストの一例を示す説明図。 連写グループ消去における表示の一例を示す説明図。 記憶媒体53のフォルダ構造の一例を示す説明図。
符号の説明
20 デジタルカメラ、21 ズーム機構付きレンズ、22 電源ボタン、23 モードダイヤル、24 シャッターボタン、25 セルフタイマー点灯部、30 背面、31 液晶ディスプレイ、32 4方向ボタン、33 印刷ボタン、34a Wボタン、34b Tボタン、35 メニューボタン、36 Aボタン、37 Bボタン、38 ディスプレイボタン、39 レビューボタン、40a CPU、40b ROM、40c ワークメモリ、40d フラッシュメモリ、42 光学系、43 イメージセンサ、44 センサコントローラ、45 アナログフロントエンド(AFE)部、46 デジタル画像処理部、47 圧縮伸張部、50 ディスプレイコントローラ、52 入出力インタフェース、53 記憶媒体、54 USBホストコントローラ、55 USB接続端子。

Claims (14)

  1. 画像を撮影する撮影装置であって、
    データを記憶可能な記憶手段と、
    操作者の操作に基づいて単写撮影と連写撮影とを切り替えて画像の撮影を実行する撮影実行手段と、
    前記撮影実行手段により単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該撮影された画像を画像ファイルとして前記記憶手段に記憶させ、前記撮影実行手段により連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に該連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して前記記憶手段に記憶させるファイル記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴って該選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたとき、該選択された画像ファイルに付された連写識別情報に基づいて前記同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを該選択された画像ファイルからファイル名に含まれる撮影番号を昇降させて検索することにより抽出するファイル抽出手段と、
    を備える撮影装置。
  2. 前記ファイル抽出手段は、前記選択された画像ファイルから前記撮影番号に対して昇順に検索し、該当する画像ファイルの抽出が途絶えたときに昇順の検索を終了し、その後、前記選択された画像ファイルから前記撮影番号に対して降順に検索し、該当する画像ファイルの抽出が途絶えたときに降順の検索を終了する手段である請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記ファイル抽出手段は、前記選択された画像ファイルから前記撮影番号に対して降順に検索し、該当する画像ファイルの抽出が途絶えたときに降順の検索を終了し、その後、前記選択された画像ファイルから前記撮影番号に対して昇順に検索し、該当する画像ファイルの抽出が途絶えたときに昇順の検索を終了する手段である請求項1記載の撮影装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載の撮影装置であって、
    画像などのデータを表示可能な表示手段と、
    前記ファイル抽出手段により抽出された画像ファイルの画像を前記撮影番号の順に前記表示手段に表示する連写画像表示制御手段と、
    を備える撮影装置。
  5. 前記連写画像表示制御手段は、前記抽出された画像ファイルの画像を値1から始まる通し番号と共に前記表示手段に表示する手段である請求項4記載の撮影装置。
  6. 前記連写画像抽出の指示は、前記記憶手段に記憶された画像ファイルの少なくとも一部の画像ファイルの画像が前記撮影番号の順に前記表示手段に一覧表示された状態で該一覧表示された画像からの選択を伴ってなされる指示である請求項4または5記載の撮影装置。
  7. 前記連写画像抽出の指示は、前記選択された画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルの少なくとも一部を前記記憶手段から消去するための処理に基づいてなされる指示である請求項4ないし6いずれか記載の撮影装置。
  8. 請求項7記載の撮影装置であって、
    操作者の操作に基づいて前記ファイル抽出手段により抽出された画像ファイルの消去および消去の解除を設定する消去設定手段と、
    操作者の操作に基づいて前記消去設定手段により消去が設定された画像ファイルを前記記憶手段から消去する消去手段と、
    を備え、
    前記連写画像表示制御手段は、前記消去設定手段により消去が設定された画像ファイルの画像を前記表示手段に表示する際には消去を識別可能な消去情報を該画像と共に表示する手段である
    撮影装置。
  9. 前記消去設定手段は、前記ファイル抽出手段により抽出された全ての画像ファイルに対して消去をデフォルトとして設定する手段である請求項8記載の撮影装置。
  10. 前記連写画像抽出の指示は、前記選択された画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルによるスライドショウを実行するための処理に基づいてなされる指示である請求項1ないし9いずれか記載の撮影装置。
  11. 前記記憶手段は、記憶素子が組み込まれた着脱自在な記憶メディアを装着してなる手段である請求項1ないし10いずれか記載の撮影装置。
  12. 前記撮影装置はデジタルカメラである請求項1ないし11いずれか記載の撮影装置。
  13. データを記憶可能な記憶手段と、操作者の操作に基づいて単写撮影と連写撮影とを切り替えて画像の撮影を実行する撮影実行手段と、画像などのデータを表示可能な表示手段と、を備える撮影装置の処理方法であって、
    (a)前記撮影実行手段により単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該撮影された画像を画像ファイルとして前記記憶手段に記憶させ、前記撮影実行手段により連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に該連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して前記記憶手段に記憶させ、
    (b)前記記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴って該選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたときには、該選択された画像ファイルに付された連写識別情報を用いて前記同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを該選択された画像ファイルからファイル名に含まれる撮影番号を昇降させて検索することにより抽出し、
    (c)該抽出した画像ファイルの画像を前記撮影番号の順に前記表示手段に表示する
    撮影装置の処理方法。
  14. データを記憶可能な記憶手段と、操作者の操作に基づいて単写撮影と連写撮影とを切り替えて画像の撮影を実行する撮影実行手段と、画像などのデータを表示可能な表示手段と、を備える撮影装置に用いられるプログラムであって、
    (a)前記撮影実行手段により単写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該撮影された画像を画像ファイルとして前記記憶手段に記憶させ、前記撮影実行手段により連写撮影により画像が撮影されたときには撮影順に付される撮影番号を含むファイル名を付して該連写撮影により撮影された各画像を画像ファイルとすると共に該連写撮影と他の連写撮影とを識別する連写識別情報を各画像の画像ファイルに付して前記記憶手段に記憶させるモジュールと、
    (b)前記記憶手段に記憶された画像ファイルのうちの一つの画像ファイルの選択を伴って該選択に係る画像ファイルと同一の連写撮影により撮影された画像の連写画像抽出の指示がされたときには、該選択された画像ファイルに付された連写識別情報を用いて前記同一の連写撮影により撮影された画像の画像ファイルを該選択された画像ファイルからファイル名に含まれる撮影番号を昇降させて検索することにより抽出するモジュールと、
    (c)該抽出した画像ファイルの画像を前記撮影番号の順に前記表示手段に表示するモジュールと、
    を備えるプログラム。
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