JP2005142791A - トラッピング方法、トラッピング装置、トラッピングプログラム、および印刷システム - Google Patents

トラッピング方法、トラッピング装置、トラッピングプログラム、および印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】多色刷りにより画像を形成する場合において、オブジェクトよりさらに上位側に図形が配置される場合であっても、不要な色要素を現出させずにトラッピング処理を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】まず、オブジェクト52(環状形)と上位側にある関係図形53との間の隣接ベクトル52aを特定する。そして、オブジェクト52の輪郭のうち、上位側にある関係図形53との間の隣接ベクトル52aを除外した残余の輪郭を用いて、下位側にある関係図形51との間の隣接ベクトル52bを抽出する。こうすることによって、オブジェクト52の色と下位にある関係図形の色とが外観上隣り合う部分52bのみを隣接ベクトルとして抽出することができ、画像50上に不要な色要素を現出させずにトラッピング処理を行うことが可能となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、相対的な上位と下位の順序を有する複数の図形を所定の位置に配置して構成される画像について、複数の図形各々に含まれる異なる2つの色が隣接する境界部分に所定の図形を配置するトラッピング技術に関する。
従来より、複数の原色、たとえばC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(墨)の各色に対応した複数の刷版を使った多色刷りにより、印刷用紙上に画像を形成する技術が知られている。
このような多色刷りにより形成される画像には、異なる2つの色が隣接する境界部分が存在する。たとえば、図10(a)に示したようにM色の図形とK色の図形とが配置された画像では、M色とK色とが隣接する境界部分201,202(図中の太い線で示した箇所)が存在する。そして、刷版から印刷用紙にその画像を転写する際に、各色に対応する刷版の位置にずれが生じた場合や、印刷用紙に伸縮が生じた場合には、この境界部分に隙間ができ、印刷用紙の紙面色が覗いてしまうなどの不具合が生じることがある。
そこで、このような隙間を作らないために、従来よりプリプレス工程(前工程)において「トラッピング処理」が行われている。トラッピング処理は、画像上の2つの色が隣接する境界部分に沿って、いずれか、あるいは両側の色要素を含んだ色で作られた細い図形(以下、「トラップ図形」と称する。)を配置することなどにより行われる。従来のトラッピング処理については、たとえば特許文献1に開示されている。
なお、プリプレス工程におけるトラッピング処理などの画像の編集処理は、近年コンピュータ上で行う場合が多くなっており、所定のプログラムをコンピュータ上で実行させることによってトラッピング処理に係る一連の工程を実現させている。
特表2002−515188号公報
ところで、多色刷りにより印刷される画像(ページ)は、プリプレス工程においてコンピュータ上で編集を行う際には、複数の図形を所定の位置に配置して構成されたデータとして扱われる場合がある。そして、その複数の図形の間には、配置の相対的な上位と下位(紙面に対する手前と奥)の順序が指定されており、互いに重なる位置に配置された場合には、その順序にしたがって最前面に表示される図形が決定される場合がある。
たとえば、図10(a)に示したような画像の場合、図10(b)に斜視的に示したようにM色の方形101の上位側にK色の環状形102を重ねて配置したデータとして扱うことができる。
そして、このようにして構成された画像に対しては、その画像を構成する図形ごとにトラッピング処理が実行され、従来では、トラッピング処理の対象とする図形(以下、「オブジェクト」と称する。)より下位の図形との間に存在する全ての境界部分にトラップ図形を配置することが行われていた。
たとえば、図10(a)に示したような画像の場合、環状形102をオブジェクトとすると、それより下位にある方形101との間に存在する境界部分201,202の両方に、M色とK色のいずれか、あるいは両色要素を含んだトラップ図形を配置することが行われていた。
しかしながら、このような従来のトラッピング処理では、オブジェクトよりさらに上位側に図形が配置される場合に、不要な色要素を含むトラップ図形を現出させてしまう場合がある。
たとえば、図11(b)に斜視的に示したように、M色の方形101の上位側にK色の環状形102を重ね、さらにその上位側にC色の方形103を環状形102の内縁に接するように重ねて、図11(a)に示したような画像100を構成する場合などに、この問題が生じる。このような画像のデータにおいて、環状形102をオブジェクトとして従来のトラッピング処理を実行すると、上述したように、下位にある方形101との間に存在する境界部分201,202の両方に、M色とK色のいずれか、あるいは両色要素を含んだトラップ図形が配置される。ところが、図11(a)に示す構成後の画像においては、境界部分202は、外観上K色とC色の境界となるべき箇所であり、M色の色要素を含んだトラップ図形が配置されていると不自然な色配置となってしまう。
特に、図12に示した画像300のように、同色であって濃淡度のみが異なる複数の図形302〜304を、これらとは異なる色の図形301の上位側に隣接配置し、濃淡の段階的変化(グラデーション)を表現するような画像の場合、図形302〜図形304の間の境界部分に図形301の色要素を含むトラップ図形が配置されると、外観上致命的な欠陥となってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、多色刷りにより画像を形成する場合において、オブジェクトよりさらに上位側に図形が配置される場合であっても、不要な色要素を現出させずにトラッピング処理を行うことができる技術を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、相対的な上位と下位の順序を有する複数の図形を配置して構成される画像について、前記複数の図形各々に含まれる異なる2つの色が隣接する境界部分に境界図形を配置するトラッピング方法であって、前記複数の図形に含まれる対象図形の輪郭のうち、前記対象図形より上位に配置された図形と隣接する第1の部分を特定する特定工程と、前記対象図形の輪郭から前記第1の部分を除外した残余の部分のうち、前記対象図形より下位に配置された図形と隣接する第2の部分を、前記対象図形と当該下位の図形との間の前記境界図形の骨格として抽出する抽出工程と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のトラッピング方法であって、前記第1の部分は、前記対象図形の輪郭のうち、前記対象図形より上位に配置された複数の図形のいずれかと隣接する部分であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のトラッピング方法であって、前記複数の図形のそれぞれを前記対象図形として順次に選択しつつ、前記特定工程と前記抽出工程とを実行することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3までのいずれかに記載のトラッピング方法であって、前記対象図形より下位に配置された図形であって前記対象図形との間に境界部分を有する下位関係図形を選出する工程と、前記対象図形と前記下位関係図形との間に配置するべき前記境界図形の属性を設定する工程と、前記対象図形と前記下位関係図形との間の前記第2の部分に前記属性を付与することによって、前記境界図形を作成し、配置する工程と、をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、相対的な上位と下位の順序を有する複数の図形を配置して構成される画像について、前記複数の図形各々に含まれる異なる2つの色が隣接する境界部分に境界図形を配置するトラッピング装置であって、前記複数の図形に含まれる対象図形の輪郭のうち、前記対象図形より上位に配置された図形と隣接する第1の部分を特定する特定手段と、前記対象図形の輪郭から前記第1の部分を除外した残余の部分のうち、前記対象図形より下位に配置された図形と隣接する第2の部分を、前記対象図形と当該下位の図形との間の前記境界図形の骨格として抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、コンピュータによって実行されることにより、前記コンピュータを、請求項1から請求項4までのいずれかの方法を実行する装置として機能させることを特徴とするトラッピングプログラムである。
請求項7に係る発明は、請求項6のトラッピングプログラムがインストールされたコンピュータと、当該コンピュータによるトラッピング処理後の画像を出力する画像出力手段とを、ネットワークを介して接続したことを特徴とする印刷システムである。
請求項1から請求項6に記載の発明によれば、対象図形の上位側に図形が配置される場合であっても、対象図形の色と下位に配置される図形の色とが外観上隣り合う部分のみを、トラッピング処理により配置する境界図形の骨格として抽出することができる。したがって、対象図形の色と下位に配置された図形の色とが外観上隣り合う部分のみに境界図形を配置することが可能となり、画像上に不要な色要素を現出させることなくトラッピング処理を行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、画像上に不要な色要素を現出させることなくトラッピング処理が行われた画像を印刷することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明するトラッピング処理の工程は、図1に概念的に示したような、記憶部(ハードディスク、ROM、RAM等)91aや演算部(CPU)91bなどを備えた一般的なコンピュータ(トラッピング装置)91上において、プログラム911aにより実行されるものである。具体的には、コンピュータ91内の記憶部91aにインストールされたプログラム911aおよび必要なデータを参照することによって、演算部91bがその処理を実行する。また、図1に示したように、コンピュータ91はネットワーク92を介してRaster Image Processor(RIP)93に接続され、さらに、イメージセッタ94、プリンタ95などを含む画像出力手段と電気的に接続され、これらが全体として印刷システム90を構成している。
図2は、本発明に係るトラッピング処理の手順を示したフローチャートである。本発明に係るトラッピング処理は、多色刷り印刷のプリプレス工程において実行される処理であり、主としてID描画(ステップS1)、関係図形リストの作成(ステップS2)、トラップルールの適用(ステップS3)、隣接ベクトルの抽出(ステップS4)、トラップ図形の作成(ステップS5)の各工程を含む。以下、これらの工程について順に説明する。
<1.ID描画>
本実施形態において多色刷りの対象とする画像(ページ)は、複数の図形の集合であり、各図形を所定の位置に配置して構成される。画像を構成する各図形は、Post Script(登録商標)(PS)やPortable Document Format(PDF)等のフォーマットで記述されたデータとしてコンピュータ91へ入力され、その後コンピュータ91においてプログラムに適したフォーマットに変換される。
ステップS1においては、画像を構成する図形のそれぞれに識別のためのIDを付与し、ビットマップ上において各図形が占める位置に対応したピクセルに、当該図形のIDを表示する。IDは各図形の識別を行うとともに各図形の相対的な上位と下位の順序を指定するための符号であり、たとえば、最下位に配置される画像から順に1,2,3,…と番号を付与すればよい。
一例として、図3(a)に示すような3つの方形11,12,13を、互いに重なる部分を有しつつ配置して構成した画像10を対象とする場合について考える。3つの方形11,12,13の間の関係は、方形11が最下位であり、方形13が最上位であるため、方形11のIDを1、方形12のIDを2、方形13のIDを3とする。
図3(b)は、このような画像10についてステップS1のID描画を行った結果を示した図である。図3(b)に示したように、ビットマップ20上において各方形が占める位置に対応したピクセルには、当該図形のIDが表示される。換言すれば、図形11,12,13を、ビットマップ20上にIDを用いて表示することになる。ただし、複数の図形が重なる位置のピクセルには、相対的に上位の図形のIDを優先して表示する。こうすることによって、画像10の外観に対応した配置でIDの表示を並べることができる。
<2.関係図形リストの作成>
トラッピング処理は、オブジェクトとその下位の図形との間に存在する境界部分にトラップ図形を配置することにより行われる。したがって、オブジェクトより下位の図形のうちオブジェクトの輪郭が隣接する図形、すなわち、オブジェクトより下位であってオブジェクトと重なりを有する図形または接する図形が、そのオブジェクトに係るトラッピング処理に関係する図形(以下、「下位関係図形」と称する。)となる。
ステップS2では、各図形をオブジェクトとしたときの下位関係図形を選出し、それらを下位関係図形リストとして記憶する。また、本実施形態のトラッピング処理においては、オブジェクトより上位であってオブジェクトとの間に境界部分を有する図形(以下、「上位関係図形」と称する。)も選出し、それらは上位関係図形リストとして記憶する。
下位関係図形リストおよび上位関係図形リストに登録する図形は、ステップS1でID描画を行った後のビットマップを利用して、以下の方法で選出する。まず、ID描画後のビットマップを縦横に走査しつつ各ピクセルに表示されたIDを読取る。次に、オブジェクトに対応するピクセルと隣接し、かつ、表示されているIDがオブジェクトのIDと異なるピクセルがある場合には、そのピクセルを含む図形を選出する。そして、選出した図形のIDがオブジェクトのIDよりも小さい場合には下方関係図形リストに、大きい場合には上方関係図形リストに、それぞれ登録する。そして、このような登録処理を、画像を構成する各図形をオブジェクトとした場合について実行する。
図4は、図3(a)に示した画像10について、各図形11,12,13をオブジェクトとしたときの下位関係図形リストと上位関係図形リストとを作成した結果を示した図である。この場合、図3(b)のビットマップ20を走査して各関係図形リストへ登録する図形が選出されることになる。その結果、方形11の上位関係図形リストには方形12,13が登録され、下位関係図形リストに登録されるは図形はない。また、方形12の上位関係図形リストには方形13が登録され、下位関係図形には方形11が登録される。そして、方形13の上位関係図形リストに登録される図形はなく、下位関係図形には方形11,12が登録される。
なお、上位関係図形リストや下位関係図形リストは、図4に模式的に示したようなツリー構造を有するページデータの一階層としてコンピュータの記憶手段に記憶され、各図形データの下層に記憶される。また、下位関係図形リストや上位関係図形リストに登録される各図形は、そのIDや後述するトラップ属性、隣接ベクトル等の情報を含んだ構造体(以下、「関係セル」と称する。)としてコンピュータの記憶手段に記憶される。図5はこの一例として、方形13の下位関係図形に係る関係セルの構成を示した図である。
<3.トラップルールの適用>
ステップS3においては、オブジェクトと、ステップS2で登録した下位関係図形との間の境界部分に配置するべきトラップ図形の属性(以下、「トラップ属性」)を設定する。トラップ属性とは、たとえばトラップ図形の配置方向、色、幅などを指し、それぞれ所定のルール(以下、「トラップルール」と称する。)に従って設定される。
たとえば、トラップ図形の配置方向、すなわち、トラップ図形を境界部分のオブジェクト側に沿って配置するか、下位関係図形側に沿って配置するか、あるいはその両側にわたって配置するかは、そのオブジェクトおよび下位関係図形の色等に基づいて設定される。通常、トラップ図形を目立たなくするために、オブジェクトと下位関係図形のうちルミナンス値(明るさ)の低い色を有する図形側に、配置方向が設定される。
また、トラップ図形の色も、それを挟むオブジェクトおよび下位関係図形の色等に基づいて設定され、通常、両図形の色版の最大値で合成した色に設定される。また、トラップ図形の幅は、オブジェクトのサイズ等に基づいて、そのサイズに適した幅に設定される。トラップルールは、トラップ属性を設定するためのこのような種々の規則の集合である。
ステップS3においては、オブジェクトとその全ての下位関係図形の間において、このようなトラップルールを適用し、トラップ属性を設定する。そして、画像を構成する全ての図形をオブジェクトとした場合について、このような設定処理を実行する。その結果、たとえば図5に示されるように、各下位関係図形に係る関係セルに、トラップ属性が記録される。後述するステップS5においてトラップ図形を作成するときには、ここで記録したトラップ属性が参照される。
<4.隣接ベクトルの抽出>
ステップS4においては、オブジェクトと、ステップS2で登録した下位関係図形との間の境界部分に配置するべきトラップ図形の骨格となる折線または線分(以下、これらを「隣接ベクトル」と称する。)の抽出を行う。隣接ベクトルは、オブジェクトの輪郭のうち、下位関係図形と隣接する部分として抽出することができる。
具体的な抽出処理の手順としては、まず、オブジェクトの輪郭と下位関係図形の輪郭との交点を求める。そして、オブジェクトの輪郭のうちその交点を境として下位関係図形の輪郭の内側に存在する部分を抽出し、この部分を隣接ベクトルとする。ただし、オブジェクトと下位関係図形の輪郭同士が接する場合には、オブジェクトの輪郭のうち下位関係図形の輪郭と接する部分の全体を隣接ベクトルとする。
図6(a)に示したような画像30について、隣接ベクトルを抽出する一例を説明する。画像30は、M色の方形31の上位側にC色の三角形32を重ねて配置して構成した画像である。したがって、三角形32をオブジェクトとすると、方形31がその下位関係図形となる。これらの間の隣接ベクトルを得る場合には、まず、図6(b)に示したように、三角形32の輪郭と方形31の輪郭との交点33,34を求める。そして、三角形32の輪郭のうち、交点33,34を境として方形31の輪郭の内側に存在する部分(図6(b)において太い線で示した部分)32aを抽出し、これを隣接ベクトルとする。
なお、1つのオブジェクトに対して複数の下位関係図形が存在する場合には、相対的に上位に配置された下位関係図形との間の隣接ベクトルから順に抽出を行う。そして、相対的に下位に配置された下位関係図形との間の隣接ベクトルを得る際には、オブジェクトの輪郭のうち、先に隣接ベクトルとして抽出された部分を除外した残余の輪郭を用いて抽出処理を行う。
たとえば、図7(a)に示したような画像40について、方形43をオブジェクトとすると、その下位関係図形は、方形41および方形42の2つとなる。このような場合にはまず、相対的に上位に配置された方形42との間の隣接ベクトルから抽出を行う。ここでは、方形43の輪郭のうち、交点44,45より方形42の輪郭の内側にある部分(図7(b)において太い線で示した部分)43aが抽出され、方形42との間の隣接ベクトルとされる。その後、相対的に下位に配置された方形41との間の隣接ベクトルを得る際には、方形43の輪郭のうち、部分43aを除外した残余の輪郭を用いて抽出処理を行う。すなわち、方形43の輪郭のうち部分43aを除外した残余の部分であって、交点46より方形41の輪郭の内側に存在する部分(図7(c)において太い線で示した部分)43bが抽出され、方形41との間の隣接ベクトルとされる。
こうすることによって、複数の下位関係図形が存在する場合であっても、オブジェクトの色と下位関係図形の色とが外観上隣り合う部分のみを隣接ベクトルとして抽出することができる。したがって、ステップS5において作成するトラップ図形を外観上適切な色配置となるように作成することが可能となる。
また、オブジェクトに上位関係図形が存在する場合には、その上位関係図形を考慮しつつ、以下のように隣接ベクトルの抽出を行う。まず、上述した隣接ベクトルの抽出と同様にして、オブジェクトと上位関係図形との間の隣接ベクトルを特定する。そして、オブジェクトの輪郭のうち、上位関係図形との間の隣接ベクトルとして特定された部分を除外した残余の輪郭を用いて、下位関係図形との間の隣接ベクトルを抽出する。
上位関係図形を考慮した隣接ベクトルの抽出手順について、図8(a)に示した画像50を例に挙げて、説明する。画像50は、図11に示した画像100と同じように、M色の方形51の上位側にK色の環状形52を重ねて配置し、さらにその上位側にC色の方形53を環状形52の内縁に接するように配置したものである。この画像50において、環状形52をオブジェクトとすると、方形51が下位関係図形となり、方形53が上位関係図形となる。この場合には、まず、環状形52の方形53に対する隣接ベクトルを特定する。この場合、環状形52の内縁部分(図8(b)において太い線で示した部分)52aが方形53に対する隣接ベクトルとなる。その後、環状形52の輪郭のうち、この内縁部分52aを除外した残余の輪郭を用いて、方形51との間の隣接ベクトルの抽出を行う。すなわち、環状形52の輪郭のうち内縁部分52aを除外した残余の部分であって、交点54,55より方形51の輪郭の内側に存在する部分(図8(c)において太い線で示した部分)52bが抽出され、方形51との間の隣接ベクトルとされる。
こうすることによって、オブジェクトに上位関係図形が存在する場合であっても、オブジェクトの色と下位関係図形の色とが外観上隣り合う部分のみを隣接ベクトルとして抽出することができる。つまり、上位関係図形が配置されることによって外観上下位関係図形の色が隠れるべき位置においては、隣接ベクトルを抽出しないことが可能となる。したがって、後続のステップS5においても、このような位置に下位関係図形の色要素を含んだトラップ図形を現出させることはなく、画像上に不要な色要素を現出させずにトラッピング処理を行うことが可能となる。
なお、図8は、オブジェクトが環状形であり、上位関係図形がその内縁に接するように配置される例であったが、このような配置関係だけではなく、本発明は、オブジェクトに対して上位関係図形が存在する場合一般に適用することができる。たとえば、図9に示した画像60のように、方形61の上位側に方形62を配置し、方形62に隣接するように方形63を最上位に配置して構成した場合であっても、本発明が適用される。画像60において、方形62をオブジェクトとすると、方形61が下位関係図形となり、方形63が上位関係図形となる。この場合、まず上位関係図形である方形63に対する隣接ベクトルとなる線分(図9(b)において太い線で示した部分)62aが特定される。そして、方形62の輪郭のうち線分62aを除外した残余の部分であって、交点64より方形61の輪郭の内側に存在する部分(図9(c)において太い線で示した部分)62bが抽出され、方形61との間の隣接ベクトルとされる。この場合にも、外観上方形62の色と方形63の色とが隣り合う部分62aを除外して、方形62の色と方形61の色とが隣り合う部分62bのみを隣接ベクトルとして抽出することが実現される。
さらに、1つのオブジェクトに対して、複数の上位関係図形が存在する場合には、その全ての上位関係図形に対する隣接ベクトルを特定し、オブジェクトの輪郭のうち、隣接ベクトルとして特定された全ての部分(すなわち、複数の上位関係図形のいずれかと隣接する部分)を除外した残余の輪郭を用いて、下位関係図形との間の隣接ベクトルを抽出する。このとき、複数の上位関係図形のうち、相対的に下位に配置された図形に対する隣接ベクトルから順に特定していき、既に隣接ベクトルとして特定した部分を除外した残余の部分を用いて、相対的に上位に配置された図形に対する隣接ベクトルを特定するようにすると、重複するすることなく全ての上位関係図形に対する隣接ベクトルを特定することができる。
ステップS4においては、1つのオブジェクトについては、その全ての下位関係図形に対する隣接ベクトルを上述したような方法で抽出する。そして、画像を構成する全ての図形をオブジェクトとした場合について、このような隣接ベクトルの抽出処理を実行する。その結果、たとえば図5に示されるように、各下位関係図形に係る関係セルに、隣接ベクトルを特定する情報が記録される。後続のステップS5においてトラップ図形の作成は、ここで記録した隣接ベクトルを骨格として行われる。
<5.トラップ図形の作成>
ステップS5においては、ステップS4で抽出した隣接ベクトルを骨格として、ステップS3で設定したトラップ属性に基づいて方向、色、幅等を付与することによってトラップ図形を作成し、配置する。この処理は、上述した関係セル内に一対の情報として記録されている隣接ベクトルとトラップ属性とを参照して実行され、全ての関係セルについて実行される。
このようにして、一連のトラッピング処理が完了する。トラッピング処理後の画像は、
PSやPDF等のフォーマットで記述されたデータとして、図1に示したコンピュータ91から出力され、ネットワーク92を介してRaster Image Processor(RIP)93に送信され、RIP処理が行われる。その後、RIP処理済の画像がイメージセッタ94、プリンタ95などに送信され、後続の画像出力処理へ供されることとなる。
以上、説明したように、本発明に係るトラッピング処理では、オブジェクトの色と下位関係図形の色とが外観上隣り合う部分のみにトラップ図形を配置することが可能となるため、画像上に不要な色要素を現出させることなくトラッピング処理を行うことができる。
本発明に係る印刷システムの構成を概念的に示した図である。 本発明に係るトラッピング処理の手順を示したフローチャートである。 ID描画の一例を説明するための図である。 下位関係図形リストと上位関係図形リストとを作成した結果の一例を示した図である。 関係セルの構成の一例を示した図である。 隣接ベクトルを抽出する一例を説明するための図である。 1つのオブジェクトに対して複数の下位関係図形が存在する場合に、隣接ベクトルを抽出する一例を説明するための図である。 オブジェクトに上位関係図形が存在する場合に、隣接ベクトルを抽出する一例を説明するための図である。 オブジェクトに上位関係図形が存在する場合に、隣接ベクトルを抽出する一例を説明するための図である。 複数の図形を上位と下位に配置して構成される画像の一例を示した図である。 オブジェクトよりさらに上位側に図形が配置される画像の一例を示した図である。 同色であって濃淡度のみが異なる複数の図形を、これらとは異なる色の図形の上位側に隣接配置し、グラデーションを表現するような画像の位置例を示した図である。
符号の説明
10,30,40,50,60,100,300 画像
11,12,13,31,32,41,42,43,51,52,53,61,62,63,101,102,103,301,302,303,304 図形
20 ビットマップ
32a,43a,43b,52a,52b,62a,62b 隣接ベクトル
33,34,44,45,46,54,55,64 交点
90 印刷システム
91 コンピュータ
91a 記憶部
91b 演算部
92 ネットワーク
93 RIP
94 イメージセッタ
95 プリンタ
201,202 境界部分

Claims (7)

  1. 相対的な上位と下位の順序を有する複数の図形を配置して構成される画像について、前記複数の図形各々に含まれる異なる2つの色が隣接する境界部分に境界図形を配置するトラッピング方法であって、
    前記複数の図形に含まれる対象図形の輪郭のうち、前記対象図形より上位に配置された図形と隣接する第1の部分を特定する特定工程と、
    前記対象図形の輪郭から前記第1の部分を除外した残余の部分のうち、前記対象図形より下位に配置された図形と隣接する第2の部分を、前記対象図形と当該下位の図形との間の前記境界図形の骨格として抽出する抽出工程と、
    を備えることを特徴とするトラッピング方法。
  2. 請求項1に記載のトラッピング方法であって、
    前記第1の部分は、前記対象図形の輪郭のうち、前記対象図形より上位に配置された複数の図形のいずれかと隣接する部分であることを特徴とするトラッピング方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のトラッピング方法であって、
    前記複数の図形のそれぞれを前記対象図形として順次に選択しつつ、前記特定工程と前記抽出工程とを実行することを特徴とするトラッピング方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のトラッピング方法であって、
    前記対象図形より下位に配置された図形であって前記対象図形との間に境界部分を有する下位関係図形を選出する工程と、
    前記対象図形と前記下位関係図形との間に配置するべき前記境界図形の属性を設定する工程と、
    前記対象図形と前記下位関係図形との間の前記第2の部分に前記属性を付与することによって、前記境界図形を作成し、配置する工程と、
    をさらに備えることを特徴とするトラッピング方法。
  5. 相対的な上位と下位の順序を有する複数の図形を配置して構成される画像について、前記複数の図形各々に含まれる異なる2つの色が隣接する境界部分に境界図形を配置するトラッピング装置であって、
    前記複数の図形に含まれる対象図形の輪郭のうち、前記対象図形より上位に配置された図形と隣接する第1の部分を特定する特定手段と、
    前記対象図形の輪郭から前記第1の部分を除外した残余の部分のうち、前記対象図形より下位に配置された図形と隣接する第2の部分を、前記対象図形と当該下位の図形との間の前記境界図形の骨格として抽出する抽出手段と、
    を備えることを特徴とするトラッピング装置。
  6. コンピュータによって実行されることにより、前記コンピュータを、請求項1から請求項4までのいずれかの方法を実行する装置として機能させることを特徴とするトラッピングプログラム。
  7. 請求項6のトラッピングプログラムがインストールされたコンピュータと、当該コンピュータによるトラッピング処理後の画像を出力する画像出力手段とを、ネットワークを介して接続したことを特徴とする印刷システム。
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