JP2005142151A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用ガスであるXe含量の増加なしで、輝度、效率を上昇させることができるPDPを提供する。
【解決手段】 互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、前記金属電極の前記透明電極上の位置は、前記一対をなす透明電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離をd、前記一対の透明電極の両端の間の距離をhとしたとき、d<h/4を満たす。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに係り、より詳細には、輝度および效率を向上させ得るプラズマディスプレイパネルの電極構造に関する。
近年、陰極線管(Cathode Ray Tube)の短所である重さと嵩を低減できるような様々な平板ディスプレイが開発されつつある。このような平板ディスプレイは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)、電界放出ディスプレイ(Field Emission Display:FED)、プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:以下、「PDP」という)およびエレクトロルミネセンス(Electro-Luminescence:EL)表示装置などがある。
このうち、PDPは、気体放電を利用した表示素子であって、大型パネルの製作に容易であるという長所がある。図1は、従来のプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す斜視図である。図1に示すように、代表的なPDPとして、3電極を備えて交流電圧によって駆動される3電極面放電型AC−PDPが挙げられる。
図1を参照すると、従来のPDPセルは上部基板10上に順次形成された一対の維持電極14、16、上部誘電体層18および保護膜20を有する上板と、下部基板12上に順次形成されたアドレス電極22、下部誘電体層24、隔壁26および蛍光体層28を有する下板とを備える。上部基板10と下部基板12とは隔壁26によって平行に離隔される。
上部誘電体層18および下部誘電体層24には電荷が蓄積する。保護膜20はスパータリングによる上部誘電体層18の損傷を防止してPDPの寿命を増やすだけでなく、2次電子の放出效率を高める。保護膜20としては、通常、酸化マグネシウム(MgO)が用いられる。
アドレス電極22は、前記一対の維持電極14、16と交差するように形成される。このアドレス電極22にはディスプレイされるはずの各セルを選択するためのデータ信号が供給される。
隔壁26はアドレス電極22に並んで形成され、放電によって生成した紫外線が隣接したセルに漏洩することを防止する。この際、隔壁26はサブピクセルの境界ラインに存在しても良く、存在しなくても良い。
蛍光体層28は下部誘電体層24および隔壁26の表面に塗布され、赤色、緑色、または青色のうちのいずれか一つの可視光を発生するようになる。また、上部基板10と下部基板12および隔壁26との間に設けられた放電空間には、ガス放電のためのHe+Xe、Ne+Xe、He+Xe+Neなどの不活性ガスが注入される。
このような一対の維持電極14、16は、走査電極14と維持電極16とで構成される。走査電極14にはパネル走査のための走査信号と、放電維持のための維持信号とが主に供給され、維持電極16には維持信号が主に供給される。
一対の維持電極14、16のそれぞれは、相対的に広い幅を有し、可視光の透過のために透明電極物質(ITO)でなるストライプ(Stripe)形状の透明電極14A、16Aと、相対的に狭い幅を有し、透明電極14A、16Aの抵抗成分を補償するための金属でなる金属電極14B、16Bとでなる。この際、一対の維持電極14、16の各透明電極14A、16Aは、所定のギャップ(Gap)を挟んで向かい合うようになる。
図2は、図1に示された一対の維持電極を示す平面図である。図2に示すように、一対の維持電極14、16の各金属電極14B、16Bは、放電セルの外郭部に位置するように透明電極14A、16Aの一側端の方に形成される。すなわち、金属電極14B、16Bのそれぞれは、透明電極14A、16Aの外側端、すなわち放電が起きる空間から遠い領域に形成される。
かかる構造のPDPのセルは、アドレス電極22と走査電極14との間の対向放電によって選択された後、一対の維持電極14、16の間の面放電によって放電を維持するようになる。PDPのセルでは、維持放電の際に発生する紫外線によって蛍光体層28の蛍光体が発光することにより、可視光がセルの外部に放出されるようになる。この結果、これらのセルを有するPDPは画像を表示するようになる。この場合、PDPはビデオデータによってセルの放電維持期間、すなわち、維持放電回数を調節して映像表示に必要な階調(Gray Scale)を具現するようになる。
このように、従来のPDPでは、放電空間に注入される不活性ガスのうち、キセノン(Xe)がガス放電によって励起状態から基底状態に変わるときに発生する真空紫外線が蛍光体層28の蛍光体を励起させる。したがって、不活性ガスに含まれるXe含量が多いほど、放電空間においてガス放電時に発生する真空紫外線の量が多くなるので、PDPの效率が増加するようになる。
しかし、Xe含量の増加は、前面基板電極の間の放電開始電圧と放電維持電圧とを上昇させるような副作用をもたらす。また、Xe含量が増加するほど放電遅延時間が増加するなどの放電の不安定性が増加するようになる。
また、従来のPDPでは、金属電極14B、16Bが透明電極14A、16Aのそれぞれの外側端に形成されるので、金属電極14B、16Bの間の距離が離れてしまい、放電開始電圧および放電維持電圧を上昇させるという問題点があった。
本発明の目的は、使用ガスであるXe含量の増加なしで、輝度、效率を上昇させることができるPDPを提供することにある。
本発明の他の目的は、PDPの放電開始電圧と放電維持電圧とを減少させて電力消費を低減することができるPDPを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、PDPの放電遅延時間を減少させて放電安全性を向上させることができるPDPを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の前記後面基板との対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の前記前面基板との対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、前記金属電極の前記透明電極上の位置は、前記一対をなす透明電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離をd、前記一対の透明電極の両端の間の距離をhとしたとき、d<h/4を満たすことを特徴とする。
また、前記一対をなす透明電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離dは、更にh/8<dを満たすことを特徴とする。
本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、前記金属電極は前記一対の透明電極が向かい合う辺の方に偏った位置に形成され、前記一対の透明電極が向かい合う辺の反対側の端部と前記金属電極との間に形成された補助金属電極を更に含むことを特徴とする。
また、前記金属電極は、前記透明電極の幅方向の中心と前記一対の透明電極が向かい合う辺との間に形成されることを特徴とする。
また、前記補助金属電極が2列以上にて平行に形成されることを特徴とする。
また、前記補助金属電極がジグザグ状に形成されることを特徴とする。
本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、前記金属電極は前記一対の透明電極が向かい合う辺の方に偏った位置に形成され、前記金属電極から突出する複数の突出電極を更に含むことを特徴とする。
また、前記金属電極は、前記透明電極の幅方向の中心と前記一対の透明電極が向かい合う辺との間に形成されることを特徴とする。
また、前記突出電極は、前記金属電極の中間部分で突出することを特徴とする。
また、前記突出電極の端部に、前記金属電極と平行に形成される補助金属電極を更に含むことを特徴とする。
また、前記補助金属電極は、前記金属電極より短いことを特徴とする。
また、前記突出電極の中間部分を交差して前記金属電極と平行に形成される補助金属電極を更に含むことを特徴とする。
また、前記補助金属電極は、前記金属電極より短いことを特徴とする。
また、前記突出電極の端部に、前記金属電極と平行に形成される第1補助金属電極と、前記第1補助金属電極と前記金属電極との間で前記突出電極の中間部分を交差して前記金属電極と平行に形成される第2補助金属電極を更に含むことを特徴とする。
また、前記第1および第2補助金属電極は、前記金属電極より短いことを特徴とする。
本発明の第4実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、前記透明電極は前記放電セル内に含まれ、前記金属電極の前記透明電極上の位置は、前記一対をなす透明電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離をd、前記放電セルの縦幅をLとしたとき、d<L/4を満たすことを特徴とする。
また、前記透明電極は、放電セルの中央から外郭の方に突出した突出部を含むことを特徴とする。
また、前記突出部は「山」字形状を有することを特徴とする。
また、前記突出部の端部に補助金属電極が形成されることを特徴とする。
また、前記突出部の全ての端部に補助金属電極が形成されることを特徴とする。
本発明の第5実施形態に係るプラズマディスプレイパネルは、互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、前記透明電極はパターニングされて形成され、前記金属電極の前記透明電極上の位置は、前記一対をなす透明電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離をd、前記放電セルの縦幅をLとしたとき、d<L/4を満たすことを特徴とする。
また、前記透明電極は第1透明電極と第2透明電極とを含み、前記第1透明電極は前記放電セルを取り囲んでいる前記隔壁の内側に沿って形成され、前記第2透明電極は前記金属電極と前記第1透明電極との間に連結されていることを特徴とする。
また、前記第1透明電極は、隔壁の内側に沿って曲がって形成されることを特徴とする。
また、前記透明電極の所定の位置に補助金属電極が形成されることを特徴とする。
また、前記第1または第2透明電極の所定の位置に補助金属電極が形成されることを特徴とする。
本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、Xe含量の増加なしで、輝度、效率を上昇させることができ、放電開始電圧と放電維持電圧とを減少させて電力消費を低減でき、放電遅延時間を減少させて放電安全性を向上させ得る。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、金属電極の透明電極に対する相対位置を記述するために、本明細書で使用される変数を定義する。図3は、本明細書で使用される変数の正義を説明するための面放電型PDPの前面基板の電極構造を示す平面図である。
以下では、放電セルの縦幅をLと定義する。隣接した2つの透明電極の両端の間の距離をhと定義する。放電領域の中心から金属電極の中心までの距離をdと定義する。
図4は、本発明の第1実施形態に係る面放電型PDPの前面基板の電極構造を示す平面図である。
図4に示すように、本発明の第1実施形態に係るPDPは、面放電型PDPの構造において、前面基板の透明電極410上に位置した金属電極420の位置は、前面から見たとき、中心からh/4より小さな距離分、外側の方に位置している。
すなわち、本発明の第1実施形態によれば、放電領域の中心がセルの中央部に位置した場合、放電領域の中心から金属電極420の中心までの距離dは、次の条件を満たす。
(数式1)d<h/4
すなわち、放電領域の中心から金属電極420の中心までの距離dは、放電領域の中心からの距離である、h/4より小さくなければならない。
数式1で提案された位置に形成された金属電極420は放電が始まるセルの中央部に電界を強化するようになる。強化された電界は輝度を増加させ、放電の遅延時間と放電の開始電圧を減少させるようになる。従って、究極的に効率を向上させるようになる。図5は従来のPDPと本発明の第1実施形態によるPDPの間の効率を比べたグラフである。図5に示したように、本発明の第1実施形態によるPDPが効率を従来技術対比40%〜50%向上させることが見られる。
本発明の第1実施形態の変形例によれば、放電領域の中心から金属電極420の中心までの距離dは、上記数式1の条件と共に次の条件を更に満たす。
(数式2)
h/8<d
すなわち、放電領域の中心から金属電極420の中心までの距離dは、放電領域の中心からの距離である、h/8よりは大きくなければならない。
上述した第1実施形態の変形例によれば、h/8<d<h/4である場合が、d<h/8である場合より、金属電極による可視光の遮断の程度が小さいので、より高い效率を表し、反面、放電遅延時間においては特に差がない。図6は、金属電極の位置がd<h/8である場合{以下、(ア)である場合という。}と、h/8<d<h/4である場合{以下、(イ)である場合という。}とに対する效率比較グラフである。(イ)の場合が(ア)の場合に比べてより高い效率を表すことが分かる。図7は、金属電極の位置が(ア)および(イ)である場合の放電遅延時間を比較した表である。図7に示すように、それぞれの場合において、放電遅延時間は大差がないことが分かる。
結局、好ましくは、放電領域の中心から金属電極までの距離dは、次の条件を満たす。
(数式3)
h/8<d<h/4
したがって、金属電極を(ロ)の場合である、h/8<d<h/4を満たすように位置させれば、従来の場合に比べて輝度、效率および放電安全性を改善することができる。
<第2実施形態>
図8は、本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す斜視図である。図8に示すように、本発明の第2実施形態に係るPDPは、上部基板110上に順次形成された一対の維持電極114、116、上部誘電体層118および保護膜120を有する上板と、下部基板112上に順次形成されたアドレス電極122、下部誘電体層124、隔壁126および蛍光体層128を有する下板とを備える。上部基板110と下部基板112とは隔壁126によって平行に離隔される。
一対の維持電極114、116は、走査電極114と維持電極116とで構成される。走査電極114にはパネル走査のための走査信号と放電維持のための維持信号とが主に供給され、維持電極116には維持信号が主に供給される。
図9は、図8に示された一対の維持電極を示す平面図である。図10は、図9のA-A’線に沿った断面図である。 図9および図10に示すように、一対の維持電極114、116のそれぞれは、相対的に広い幅を有し、可視光の透過のために透明電極物質(ITO)でなるストライプ形状の透明電極114A、116Aと、相対的に狭い幅を有し、透明電極114A、116Aの抵抗成分を補償するための金属電極114B、116Bと、補助金属電極114C、116Cとでなる。この際、一対の維持電極114、116の各透明電極114A、116Aは、所定のギャップを挟んで向かい合うようになる。
維持電極対114、116の各金属電極114B、116Bは、図9に示すように、透明電極114A、116Aのそれぞれの中心部と放電セルの中心部との間の透明電極114A、116A上に形成される。すなわち、金属電極114B、116Bのそれぞれは、透明電極114A、116Aのそれぞれが向かい合う辺の方に偏るように透明電極114A、116Aのそれぞれに形成される。この際、放電セルの縦幅を「L」とし、金属電極114B、116Bと放電セルの中心部との間の距離を「D」とすれば、透明電極上で金属電極114B、116Bが形成される位置は、「D<L/4」になるように設定される。このように、金属電極114B、116Bのそれぞれは放電が始まる放電セルの中央部に対し電界を強化させ、放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させる。
補助金属電極114C、116Cのそれぞれは、図9に示すように、四角形の形態で透明電極114A、116Aのそれぞれが、放電セルの端部側の透明電極114A、116Aの端部と金属電極114B、116Bとの間に形成される。このように、補助金属電極114C、116Cのそれぞれは、金属電極114B、116Bによって形成された放電を、セルの端部側に拡張させる役割をする。
したがって、本発明の第2実施形態に係るPDPは、金属電極114B、116Bの間の距離が近いので、放電時、放電セルの中心部に強い電界を発生させ、且つ、補助金属電極114C、116Cを通じて金属電極114B、116Bによって形成された放電を放電セルの端部側に拡張させ、放電開始電圧と放電維持電圧とを減少させることができ、同時に、輝度および效率をも向上させ得る。また、本発明の第2実施形態に係るPDPは、放電開始電圧が減少し放電遅延時間が減少するので、放電の安全性を向上させ得る。
図11は、放電電圧による本発明の第2実施形態と従来の輝度とを比較したグラフである。図12は、放電電圧による本発明の第2実施形態と従来の效率とを比較したグラフである。図11および図12に示すように、本発明の第2実施形態に係るPDPの輝度は、同じ放電電圧に対し、従来のPDPに比べて概ね50%〜70%程度向上することが分かる。また、本発明の第2実施形態に係るPDPの效率は、同じ放電電圧に対し、従来のPDPに比べて40%〜50%程度向上することが分かる。
図13は、本発明の第2実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。本発明の第2実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造は、図13に示された維持電極対を除いては、図8に示された本発明の第2実施形態の電極構造と同じである。以下では、図13についてのみ説明する。
図13に示すように、維持電極対214、216のそれぞれは、相対的に広い幅を有し、可視光の透過のために透明電極物質(ITO)でなるストライプ形状の透明電極214A、216Aと、相対的に狭い幅を有し、透明電極214A、216Aの抵抗成分を補償するための金属電極214B、216Bと、複数の補助金属電極214C、216Cとでなる。この際、維持電極対214、216の各透明電極214A、216Aは、所定のギャップを挟んで向かい合うようになる。
維持電極対214、216の各金属電極214B、216Bは、透明電極214A、216Aのそれぞれが向かい合う辺の方に偏るように透明電極214A、216Aのそれぞれに形成される。このように、金属電極214B、216Bのそれぞれは、放電が始まる放電セルの中央部に電界を強化させ、放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させる。
複数の補助金属電極214C、216Cのそれぞれは、四角形の形態で透明電極214A、216Aのそれぞれが、放電セルの端部側の透明電極214A、216Aの端部と、金属電極214B、216Bとの間に並んで形成される。このような複数の補助金属電極214C、216Cのそれぞれは、金属電極214B、216Bによって形成された放電をセルの端部側に拡張させる役割をする。
したがって、本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPは、放電時に、放電開始電圧および放電維持電圧を減少させることができ、放電遅延時間を減少させて放電の安全性を向上させ得るようになる。すなわち、本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPは、金属電極214B、216Bの間の距離が近いので、放電時に、放電セルの中心部に強い電界を発生させ、複数の補助金属電極214C、216Cを通じて金属電極214B、216Bによって形成された放電を放電セルの端部の方に拡張させることで、放電開始電圧および放電維持電圧を減少させることができ、同時に、輝度および效率を向上させ得る。また、本発明の第2実施形態の変形例に係るPDPは、さらに放電開始電圧が減少して放電遅延時間が減少するので、放電の安全性を向上させ得る。
図14は、本発明の第2実施形態の他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。本発明の第2実施形態の更に他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造は、図14に示された維持電極対を除いては、図8に示された本発明の第2実施形態の電極構造と同じである。以下では、図14についてのみ説明する。
図14に示すように、維持電極対314、316のそれぞれは、相対的に広い幅を有して可視光透過のために透明電極物質(ITO)でなるストライプ形状の透明電極314A、316Aと、相対的に狭い幅を有して透明電極314A、316Aの抵抗成分を補償するための金属電極314B、316Bと、ジグザグ状に配列され形成される複数の補助金属電極314C、316Cとでなる。この際、維持電極対314、316の各透明電極314A、316Aは、所定のギャップを挟んで向かい合うようになる。
維持電極対314、316の各金属電極314B、316Bは、透明電極314A、316Aのそれぞれが向かい合う辺の方に偏るように透明電極314A、316Aのそれぞれに形成される。かかる金属電極314B、316Bのそれぞれは、放電が始まる放電セルの中央部に電界を強化させて放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させる。
複数の補助金属電極314C、316Cのそれぞれは四角形の形態にて透明電極314A、316Aのそれぞれが放電セルの端部の方の透明電極314A、316Aの端部と金属電極314B、316Bとの間にジグザグ状に配置するように形成される。かかる多数の補助金属電極314C、316Cのそれぞれは、金属電極314B、316Bによって形成された放電をセルの端部の方に拡張させる役割をする。
したがって、本発明の第2実施形態の更に他の変形例に係るPDPは、放電時に放電開始電圧および放電維持電圧を減少させることができ、放電遅延時間を減少させて放電の安全性を向上させ得るようになる。すなわち、本発明の第2実施形態の更に他の変形例に係るPDPは、金属電極214B、216Bの間の距離が近いので放電時に放電セルの中心部に強い電界を発生させ、複数の補助金属電極214C、216Cを通じて金属電極214B、216Bによって形成された放電を放電セルの端部の方に拡張させるようになるので、さらに放電開始電圧および放電維持電圧を減少させることができ、同時に、輝度および效率を向上させ得る。また、本発明の第2実施形態の更に他の変形例に係るPDPは、放電開始電圧が減少して放電遅延時間が減少するので、放電の安全性を向上させ得る。
<第3実施形態>
図15は、本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造は、図15に示された維持電極対を除いては、図8に示された本発明の第2実施形態の電極構造と同じである。以下では、図15についてのみ説明する。
図15に示すように、維持電極対114、116のそれぞれは、相対的に広い幅を有して可視光透過のための透明電極物質(ITO)でなるストライプ形状の透明電極114A、116Aと、相対的に狭い幅を有して透明電極114A、116Aの抵抗成分を補償するための金属電極114B、116Bと、突出金属電極114C、116Cとでなる。この際、維持電極対114、116の各透明電極114A、116Aは、所定のギャップを挟んで向かい合うようになる。
維持電極対114、116の各金属電極114B、116Bは、透明電極114A、116Aのそれぞれの中心部と放電セルの中心部との間の透明電極114A、116A上に形成される。すなわち、金属電極114B、116Bのそれぞれは、透明電極114A、116Aのそれぞれが向かい合う辺の方に偏るよるように透明電極114A、116Aのそれぞれに形成される。この際、放電セルの縦幅を「L」とし、金属電極114B、116Bと放電セルの中心部との間の距離を「D」とすれば、放電セルにおいて金属電極114B、116Bが形成される位置は「D<L/4」になるように設定される。かかる金属電極114B、116Bのそれぞれは、放電が始まる放電セルの中央部に電界を強化させて放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させる。
突出金属電極114C、116Cのそれぞれは、金属電極114B、116Bの中間部部で放電セルの端部の方に突出して透明電極114A、116A上に形成される。これにより、金属電極114B、116Bと突出金属電極114C、116Cとは「T」字形状を有するように透明電極114A、116A上にそれぞれ形成される。かかる突出金属電極114C、116Cのそれぞれは、金属電極114B、116Bによって形成された放電をセルの端部の方に拡張させる役割をする。
したがって、本発明の第3実施形態に係るPDPは、金属電極114B、116Bの間の距離が近いので放電時に放電セルの中心部に強い電界を発生させ、また突出金属電極114C、116Cを通じて金属電極114B、116Bによって形成された放電を放電セルの端部の方に拡張させ、放電開始電圧および放電維持電圧を減少させ得ると同時に、輝度および效率を向上させ得る。また、本発明の第3実施形態に係るPDPは、放電開始電圧が減少して放電遅延時間が減少するので、放電の安全性を向上させ得る。
図16は、放電電圧による本発明の第3実施形態と従来の輝度とを比較したグラフであり、図17は、放電電圧による本発明の第3実施形態と従来の效率とを比較したグラフである。図16および図17に示すように、本発明の第3実施形態に係るPDPの輝度は、同じ放電電圧に対して従来のPDPに比べて約40%〜50%程度向上することが分かる。また、本発明の第3実施形態に係るPDPの效率は、同じ放電電圧に対し、従来のPDPに比べて約30%〜40%程度向上することが分かる。
図18は、本発明の第3実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。本発明の第3実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造は、図18に示された維持電極対を除いては、図8に示された本発明の第2実施形態の電極構造と同じである。以下では、図18についてのみ説明する。
図18に示すように、維持電極対214、216のそれぞれは、相対的に広い幅を有して可視光透過のための透明電極物質(ITO)でなるストライプ形状の透明電極214A、216Aと、相対的に狭い幅を有して透明電極214A、216Aの抵抗成分を補償するための金属電極214B、216B、突出金属電極214C、216Cと、補助金属電極214D、216Dとでなる。この際、維持電極対214、216の各透明電極214A、216Aは、所定のギャップを挟んで向かい合うようになる。
維持電極対214、216の各金属電極214B、216Bは、透明電極214A、216Aのそれぞれが向かい合う辺の方に偏るように透明電極214A、216Aのそれぞれに形成される。かかる金属電極214B、216Bのそれぞれは、放電が始まる放電セルの中央部に電界を強化させて放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させる。
突出金属電極214C、216Cのそれぞれは、金属電極214B、216Bの中間部分で放電セルの端部の方に突出して透明電極214A、216A上に形成される。これにより、金属電極214B、216Bと突出金属電極214C、216Cとは「T」字形状を有するように透明電極214A、216A上にそれぞれ形成される。かかる突出金属電極214C、216Cのそれぞれは、金属電極214B、216Bによって形成された放電をセルの端部の方に拡張させてる役割をする。
補助金属電極214D、216Dのそれぞれは、突出金属電極214C、216Cの端部で金属電極214B、216Bと並んで形成され、金属電極214A、216Aより短い長さを有するようになる。これにより、金属電極214B、216Bと、突出金属電極214C、216Cおよび補助金属電極214D、216Dとは「H」字形状を有するように透明電極214A、216A上にそれぞれ形成される。かかる補助金属電極214D、216Dのそれぞれは、金属電極214B、216Bによって形成された放電をセルの端部の方に拡張させる役割をする。
したがって、本発明の第3実施形態の変形例に係るPDPは、放電時に放電開始電圧および放電維持電圧を減少させることができ、放電遅延時間を減少させて放電の安全性を向上させ得るようになる。すなわち、本発明の第3実施形態の変形例に係るPDPは、金属電極214B、216Bの間の距離が近いので放電時に放電セルの中心部に強い電界を発生させ、突出金属電極214C、216Cおよび補助金属電極214D、216Dを通じて金属電極214B、216Bによって形成された放電を放電セルの端部の方に拡張させ、放電開始電圧および放電維持電圧を減少させ得ると同時に、輝度および效率を向上させ得る。また、本発明の第3実施形態の変形例に係るPDPは、放電開始電圧が減して放電遅延時間が減少するので、放電の安全性を向上させ得るようになる。
図19は、本発明の第3実施形態の他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。本発明の第3実施形態の更に他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造は、図19に示された維持電極対を除いては、図8に示された本発明の第2実施形態の電極構造と同じである。以下では、図19についてのみ説明する。
図19に示すように、維持電極対314、316のそれぞれは、相対的に広い幅を有して可視光透過のための透明電極物質(ITO)でなるストライプ形状の透明電極314A、316Aと、相対的に狭い幅を有して透明電極314A、316Aの抵抗成分を補償するための金属電極314B、316Bと、突出金属電極314C、316Cと、補助金属電極314D、316Dとでなる。この際、維持電極対314、316の各透明電極314A、316Aは、所定のギャップを挟んで向かい合うようになる。
維持電極対314、316の各金属電極314B、316Bは、透明電極314A、316Aのそれぞれが向かい合う辺の方に偏るように透明電極314A、316Aのそれぞれに形成される。かかる金属電極314B、316Bのそれぞれは、放電が始まる放電セルの中央部に電界を強化させて放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させる。
突出金属電極314C、316Cのそれぞれは、金属電極314B、316Bの中間部分で放電セルの端部の方に突出して透明電極314A、316A上に形成される。これにより、金属電極314B、316Bと突出金属電極314C、316Cとは「T」字形状を有するように透明電極314A、316A上にそれぞれ形成される。かかる突出金属電極314C、316Cのそれぞれは、金属電極314B、316Bによって形成された放電をセルの端部の方に拡張させる役割をする。
補助金属電極314D、316Dのそれぞれは、突出金属電極314C、316Cの中間部分で金属電極314B、316Bと並んで形成され、金属電極314A、316Aより短い長さを有するようになる。これにより、突出金属電極314C、316Cおよび補助金属電極314D、316Dは「+」字形状を有するように透明電極314A、316A上にそれぞれ形成される。かかる補助金属電極314D、316Dのそれぞれは、金属電極314B、316Bによって形成された放電をセルの端部の方に拡張させる役割をする。
したがって、本発明の第3実施形態の更に他の変形例に係るPDPは、放電時に放電開始電圧および放電維持電圧を減少させることができ、放電遅延時間を減少させて放電の安全性を向上させ得るようになる。すなわち、本発明の第3実施形態の更に他の変形例に係るPDPは、金属電極314B、316Bの間の距離が近いので放電時に放電セルの中心部に強い電界を発生させ、突出金属電極314C、316Cおよび補助金属電極314D、316Dを通じて金属電極314B、316Bによって形成された放電を放電セルの端部の方に拡張させ、放電開始電圧および放電維持電圧を減少させ得ると同時に、輝度および效率を向上させ得る。また、本発明の第3実施形態の変形例に係るPDPは、放電開始電圧が減少して放電遅延時間が減少するので、放電の安全性を向上させ得るようになる。
図20は、本発明の第3実施形態の更に他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。本発明の第3実施形態の更に他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造は、図20に示された維持電極対を除いては、図8に示された本発明の第2実施形態の電極構造と同じである。以下では、図20についてのみ説明する。
維持電極対414、416のそれぞれは、相対的に広い幅を有して可視光透過のための透明電極物質(ITO)でなるストライプ形状の透明電極414A、416Aと、相対的に狭い幅を有して透明電極414A、416Aの抵抗成分を補償するための金属電極414B、416Bと、突出金属電極414C、416Cと、補助金属電極414D、416Dとでなる。この際、維持電極対414、416の各透明電極414A、416Aは、所定のギャップを挟んで向かい合うようになる。
維持電極対414、416の各金属電極414B、416Bは、透明電極414A、416Aのそれぞれが向かい合う辺の方に偏るように透明電極414A、416Aのそれぞれに形成される。かかる金属電極414B、416Bのそれぞれは、放電が始まる放電セルの中央部に電界を強化させて放電遅延時間と放電開始電圧とを減少させる。
突出金属電極414C、416Cのそれぞれは、金属電極414B、416Bの中間部分で放電セルの端部の方に突出して透明電極414A、416A上に形成される。これにより、金属電極414B、416Bと突出金属電極414C、416Cとは「T」字形状を有するように透明電極414A、416A上にそれぞれ形成される。かかる突出金属電極414C、416Cのそれぞれは、金属電極414B、416Bによって形成された放電をセルの端部の方に拡張させる役割をする。
補助金属電極414D、416Dのそれぞれは、突出金属電極414C、416Cの中間部分で金属電極414B、416Bと並んで形成され、金属電極414A、416Aより短い長さを有するように第1補助金属電極と、突出金属電極414C、416Cとの端部で金属電極414B、416Bと並んで形成され、金属電極414A、416Aより短い長さを有するように第2補助金属電極とを有するようになる。この際、第1および第2補助金属電極は、突出金属電極414C、416Cと「=」字形状をなすように交差する。これにより、突出金属電極414C、416Cおよび補助金属電極414D、416Dは「±」字形状を有するように透明電極414A、416A上にそれぞれ形成される。かかる補助金属電極314D、316Dのそれぞれは、金属電極314B、316Bによって形成された放電をセルの端部の方に拡張させる役割をする。
したがって、本発明の第3実施形態の変形例に係るPDPは、放電時に放電開始電圧および放電維持電圧を減少させることができ、放電遅延時間を減少させて放電の安全性を向上させ得るようになる。すなわち、本発明の第3実施形態に係るPDPは、金属電極414B、416Bの間の距離が近いので放電時に放電セルの中心部に強い電界を発生させ、突出金属電極414C、416Cおよび補助金属電極414D、416Dを通じて金属電極414B、416Bによって形成された放電を放電セルの端部の方に拡張させ、放電開始電圧および放電維持電圧を減少させ得ると同時に、輝度および效率を向上させ得る。また、本発明の第3実施形態の変形例に係るPDPは、放電開始電圧が減少して放電遅延時間が減少するので、放電の安全性を向上させ得る。
<第4実施形態>
図21は、本発明の第4実施形態に係るPDPの前面基板の電極構造を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造は、図21に示された前面基板の電極構造を除いては、図8に示された本発明の第2実施形態の電極構造と同じである。以下では、図21についてのみ説明する。
図21に示すように、本発明の第4実施形態に係るPDPの前面基板に形成された電極は、隔壁(図示せず)によって一定の間隔に区切られた放電セルの縦幅をLとし、横幅をwとしたとき、前記前面基板に形成された電極のうち金属電極111b、112bは、前記放電セルの中央からL/4の地点内に形成され(d<L/4)、前記前面基板に形成された電極のうち透明電極111a、112aは、前記放電セル内に形成される。このように、放電セルの中央部に設けられた金属電極111b、112bは、従来のセル外郭部に設けられた場合に比べ、PDP駆動の際に中央部の電界を強化させて放電開始電圧および放電維持電圧を減少させる。
一方、上述したように、実質的にセルの中央部の方に設けられたバス電極111b、112bは、不透明の金属材質でなって放電時に透過率を低下させ輝度を低下させる原因となり得る。したがって、セルの中央部から発生する放電を、セルの外郭部に效果的に伝達して全体の輝度を高めるように、透明電極111a、112aの構造が前記放電セルの中央から外郭の方に突出部を形成し、好ましくは前記透明電極の突出部が「山」字形状を有するようにする。
図22は、本発明の第4実施形態に係るPDPの前面基板の電極構造による電子密度を従来例と比べて示した図である。同図に示すように、本発明の第4実施形態に係るPDPの電極構造の電子密度が、放電セルの領域において従来よりも一層高くなり、PDPの駆動時に電界が一層強化されることが分かる。
図23は、本発明の第4実施形態に係るPDPの電極構造による発光效率と、従来のPDPの電極構造による発光效率とを比較して示したグラフである。同図に示すように、表示されたコンベンショナル(conventional)グラフは従来のPDPの電極構造であって、バス電極の位置が放電セルの外郭部に位置するときの発光效率を示したものであり、イン・バス(In-Bus)グラフは本発明の第4実施形態に係るPDPの電極構造であって、バス電極が放電セルの中央部の方に位置するときの発光效率を示したものである。これをよく見ると、本発明の第4実施形態に係るPDPの電極構造の発光效率が、従来のPDPの電極構造に比べて約5%程度上昇したことが分かる。
図24は、本発明の第4実施形態の変形例に係るPDPの前面基板の電極構造を示す平面図である。同図に示すように、(a)のように、放電セルの中央から外郭の方に「山」字形状を有する透明電極111a、112aにおいて最も長い突出部の端部に補助金属電極111a'、112a'が形成されたり、(b)のように、前記透明電極111a、112aの突出部の全ての端部に補助金属電極111a'、112a'が形成される。このように、透明電極の突出部の端部に形成された補助金属電極111a'、112a'は、PDPの駆動時に補助金属電極が形成された位置に強い電界を惹起して放電開始電圧を低減することができ、放電領域の拡張によって輝度特性を向上させ得るようになる。
<第5実施形態>
図25は、本発明の第5実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの前面基板の電極構造を示した平面図である。同図に示すように、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの金属電極310は放電セル300の中央部に位置する。すなわち、一つの金属電極310の中心と放電ギャップ315の中心との間の距離をdとし、放電セル300の縦幅をLとしたとき、dがL/4より小さくなるように金属電極310が放電セル300の中央部に位置する。
また、本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、第1透明電極320aと第2透明電極320bとを含み、第1透明電極320aと第2透明電極320bとは、パターニングによって形成される。
この際、第1透明電極320aは隔壁330に沿って曲がって形成されることで、隔壁330上に形成された蛍光層から光が放出されるようにする。第2透明電極320bは、金属電極310と第1透明電極320aとの間に連結され、放電が放電セル300全体に拡散されるようにする。
このように、第1透明電極320aと第2透明電極320bとがパターニングによって形成されるので、透明電極の面積が減って電流の大きさが減少する。
このように、金属電極310が中央部に位置することで、放電開始電圧および放電維持電圧が低くなり、第1透明電極320aおよび第2透明電極320bによって放電が隔壁300の付近を含んだ放電セル300の全体にもれなく拡散するので、蛍光体を效率的に利用することができる。したがって、キセノン含量の増加による様々な問題点も解決することができる。
図26および図27は、本発明の第5実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの前面基板の電極構造を示す平面図である。同図に示すように、本発明の第5実施形態の変形例では、第1透明電極320aと第2透明電極320bとのうちのいずれか一つ以上の透明電極の所定の位置に補助金属電極325が形成され、放電が一層円滑に行われる。
図28は、本発明の第5実施形態に係る電極構造による電子密度と一般の電極構造による電子密度とを示した図である。同図に示すように、本発明の電極構造による電子密度が放電セルの領域において一般の電極構造に比べて一層高くなり、プラズマディスプレイパネルの駆動時に電界が一層強化されたことが分かる。
図29は、サステイン電圧を可変させるとき、本発明の第5実施形態に係る電極構造を有するプラズマディスプレイパネルの発光效率(E1)と一般の電極構造を有するプラズマディスプレイパネルの発光効率(E2)とを比較したグラフである。同図に示すように、本発明の第5実施形態に係る電極構造を有するプラズマディスプレイパネルの発光效率が、一般の電極構造を有するプラズマディスプレイパネルの発光效率に比べて約5%程度上昇したことが分かる。
従来のプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す斜視図である。 図1に示された一対の維持電極を示す平面図である。 本明細書で使用される変数の定義を説明するための面放電型PDPの前面基板の電極構造を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る面放電型PDPの前面基板の電極構造を示す平面図である。 従来のPDPと、本発明の第1実施形態に係るPDPとの間の效率を比較したグラフである。 金属電極の位置が、d<h/8である場合と、h/8<d<h/4である場合とに対する效率比較グラフである。 金属電極の位置が、(ア)および(イ)であるときの放電遅延時間を比較した表である。 本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの電極構造を示す斜視図である。 図8に示された一対の維持電極を示す平面図である。 図9のA−A’線に沿った断面図である。 放電電圧による本発明の第2実施形態と従来の輝度とを比較したグラフである。 放電電圧による本発明の第2実施形態と従来の效率とを比較したグラフである。 本発明の第2実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。 本発明の第2実施形態の他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。 放電電圧による本発明の第3実施形態と従来の輝度とを比較したグラフである。 放電電圧による本発明の第3実施形態と従来の效率とを比較したグラフである。 本発明の第3実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の更に他の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係るPDPの前面基板の電極構造を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係るPDPの前面基板の電極構造による電子密度を従来と比較して示す図である。 本発明の第4実施形態に係るPDPの電極構造による発光效率と従来のPDPの電極構造による発光效率とを比較して示すグラフである。 本発明の第4実施形態の変形例に係るPDPの前面基板の電極構造を示す平面図である。 本発明の第5実施形態に係るプラズマディスプレイパネルの前面基板の電極構造を示す平面図である。 本発明の第5実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの前面基板の電極構造を示す平面図である。 本発明の第5実施形態の変形例に係るプラズマディスプレイパネルの前面基板の電極構造を示す平面図である。 本発明の第5実施形態に係る電極構造による電子密度と一般の電極構造による電子密度とを示す図である。 サステイン電圧を可変させるとき、本発明の第5実施形態に係る電極構造を有するプラズマディスプレイパネルの発光效率(E1)と一般の電極構造を有するプラズマディスプレイパネルの発光効率(E2)とを比較したグラフである。
符号の説明
100 金属電極
200 透明電極
210 スキャン電極
220 サステイン電極
300 隔壁
400 放電
600 弱い放電
700 ポジティブ・カラム領域
710 ネガティブ・グロー 放電領域
800 ポジティブ・カラム領域

Claims (25)

  1. 互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記金属電極の前記透明電極上の位置は、前記一対をなす透明電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離をd、前記一対の透明電極の両端の間の距離をhとしたとき、
    d<h/4を満たすことと特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記一対をなす透明電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離dは、h/8<dを更に満たすことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記金属電極は、前記一対の透明電極が向かい合う辺の方に偏った位置に形成され、
    前記一対の透明電極が向かい合う辺の反対側の端部と前記金属電極との間に形成された補助金属電極を更に含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記金属電極は、前記透明電極の幅方向の中心と前記一対の透明電極が向かい合う辺との間に形成されることを特徴とする請求項3記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記補助金属電極が、2列以上にて平行に形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記補助金属電極が、ジグザグ状に形成されることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記金属電極は、前記一対の透明電極が向かい合う辺の方に偏った位置に形成され、
    前記金属電極から突出する複数の突出電極を更に含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記金属電極は、前記透明電極の幅方向の中心と前記一対の透明電極が向かい合う辺との間に形成されることを特徴とする請求項7記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記突出電極は、前記金属電極の中間部分で突出することを特徴とする請求項7又は8に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記突出電極の端部に、前記金属電極と平行に形成される補助金属電極を更に含むことを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記補助金属電極は、前記金属電極より短いことを特徴とする請求項10記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記突出電極の中間部分を交差して前記金属電極と平行に形成される補助金属電極を更に含むことを特徴とする請求項7記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記補助金属電極は、前記金属電極より短いことを特徴とする請求項12記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 前記突出電極の端部に、前記金属電極と平行に形成される第1補助金属電極と、
    前記第1補助金属電極と前記金属電極との間で、前記突出電極の中間部分を交差して前記金属電極と平行に形成される第2補助金属電極とを更に含むことを特徴とする請求項7記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記第1および第2補助金属電極は、前記金属電極より短いことを特徴とする請求項14記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記透明電極は前記放電セル内に含まれ、
    前記金属電極の前記透明電極上の位置は、前記一対をなす透明電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離をd、前記放電セルの縦幅をLとしたとき、
    d<L/4を満たすことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  17. 前記透明電極は、放電セルの中央から外郭の方に突出した突出部を含むことを特徴とする請求項16記載のプラズマディスプレイパネル。
  18. 前記突出部は、「山」字形状を有することを特徴とする請求項17記載のプラズマディスプレイパネル。
  19. 前記突出部の端部に補助金属電極が形成されることを特徴とする請求項17又は18に記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 前記突出部の全ての端部に補助金属電極が形成されることを特徴とする請求項19記載のプラズマディスプレイパネル。
  21. 互いに対向した前面基板と後面基板とを備え、前記前面基板の対向面上に形成された一対の透明電極と、前記透明電極のそれぞれに形成された金属電極と、前記透明電極および金属電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に塗布された保護膜と、前記後面基板の対向面上に形成されたアドレス電極と、前記アドレス電極を覆う誘電層と、前記誘電層上に形成された隔壁と、前記隔壁で区切られた放電セルと、前記放電セル内に塗布された蛍光体層と、を含むプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記透明電極はパターニングされて形成され、
    前記金属電極の前記透明電極上の位置は、前記一対をなす維持電極の間の放電領域の中心から前記金属電極の中心までの距離をd、前記放電セルの縦幅をLとしたとき、
    d<L/4を満たすことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  22. 前記透明電極は、第1透明電極と第2透明電極とを含み、
    前記第1透明電極は、前記放電セルを取り囲んでいる前記隔壁の内側に沿って形成され、
    前記第2透明電極は、前記金属電極と前記第1透明電極との間に連結されていることを特徴とする請求項21記載のプラズマディスプレイパネル。
  23. 前記第1透明電極は、隔壁の内側に沿って曲がって形成されることを特徴とする請求項22記載のプラズマディスプレイパネル。
  24. 前記透明電極の所定位置に補助金属電極が形成されることを特徴とする請求項21記載のプラズマディスプレイパネル。
  25. 前記第1または第2透明電極の所定位置に補助金属電極が形成されることを特徴とする請求項22又は23に記載のプラズマディスプレイパネル。
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