JP2005142052A - 基板加熱ヒータ及びそれを備えた真空処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
本発明による基板加熱ヒータ40は、複数の棒状ヒータ10と、複数の棒状ヒータ10の各々と接続される複数の温度制御部50、65、66、67、68、69とを備える。各々の棒状ヒータ10は複数の発熱部11、12、13を有する。複数の温度制御部50、65、66、67、68、69は複数の発熱部11、12、13における発熱量をそれぞれ制御する。
【選択図】 図2
Description
図3は、第一の実施の形態に係る棒状ヒータの構成を示す概略図である。図中の矢印Aはヒータカバー60の方向を示す。本実施の形態において、棒状ヒータ10は複数の発熱部を有する。例えば、図3において、棒状ヒータ10は、上部発熱部11、中央発熱部12、下部発熱部13を備える。これら発熱部は棒状ヒータ10の長手方向に沿って分布している。また、中央発熱部12は、上部発熱部11と下部発熱部13の間に位置する。ここで、棒状ヒータ10の上部発熱部11と下部発熱部13の長さは、中央発熱部12の長さの0.1〜0.2倍の値に設定される。また、棒状ヒータ10の端部には、それら発熱部を挟むように上部非発熱部14と下部非発熱部15が存在し、これにより発熱部に電力の供給を安定して行えるようになっている。
図10は、第ニの実施の形態に係る棒状ヒータ10の構成を示す概略図である。本実施の形態における棒状ヒータ10の構成は、発熱部の制御と発熱エレメントの構成以外の点で、第一の実施の形態における棒状ヒータ10の構成と同様である。すなわち、本実施の形態において、上部発熱部11と中央発熱部12と下部発熱部13における発熱量は、それぞれ独立に制御される。管体30の内部には、上部発熱部11に対応する上部発熱エレメント21、中央発熱部12に対応する中央発熱エレメント22、下部発熱部13に対応する下部発熱エレメント23が配設される。例えば、図10において、三本の導電線20a、20b、20cが管体30の内部に配設されている。導電線20aは、上部発熱エレメント21を含む。導電線20bは、下部発熱エレメント23を含む。導電線20cは、中央発熱エレメント22を含む。それら導電線20a、20b、20cは端子台33に接続されている。
第三の実施の形態において、基板加熱ヒータは異なった種類の棒状ヒータを含む。例えば、図12A及び図12Bは、本実施の形態に係る第1棒状ヒータ10a及び第2棒状ヒータ10bをそれぞれ示す。第1、第2棒状ヒータ10a、10bの構成は、発熱部と発熱エレメントの構成以外の点で、第一の実施の形態における棒状ヒータ10の構成と同様である。
第三と第四の実施の形態に係る基板加熱ヒータの構成の差異は、第三の実施の形態における第一棒状ヒータ10aに代わって、図14に示される第一棒状ヒータ10cが使用される点である。すなわち、本実施の形態に係る第一棒状ヒータ10cおいて、上部発熱部11と下部発熱部13は、それぞれ独立に制御される。管体30の内部には、上部発熱部11に対応する上部発熱エレメント21、下部発熱部13に対応する下部発熱エレメント23が配設される。図14において、ニ本の導電線20a、20bが管体30の内部に配設されている。導電線20aは、上部発熱エレメント21を含む。導電線20bは、下部発熱エレメント23を含む。それら導電線20a、20bは端子台33に接続されている。
図15は、第五の実施の形態に係る基板加熱ヒータ40の構成を示す概略図である。図15は、第一の実施の形態における図6Bに対応する図である。本実施の形態において、基板加熱ヒータ40は複数の棒状ヒータ70を備える。複数の棒状ヒータ70の各々の内部には、少なくとも一本の発熱エレメント(発熱体)24が配設される。この発熱エレメント24としてコイルが例示される。コイルの巻き密度を場所によって変化させることによって、棒状ヒータ70の温度は分布を持ち得る。ヒータカバー60は、基板加熱ヒータ40に対向するように配置される。
11 上部発熱部
12 中央発熱部
13 下部発熱部
20a、20b、20c 導電線
21 上部発熱エレメント
22 中央発熱エレメント
23 下部発熱エレメント
40 基板加熱ヒータ
41 ヒータユニット
50 温度制御部
56 上部加熱領域
57 中央加熱領域
58 下部加熱領域
60 ヒータカバー
62 上部域温度センサー
63 中央域温度センサー
64 下部域温度センサー
65 中央域温度制御部
66 上下域温度制御部
67 上下域温度調整器
68 上部域温度制御部
69 下部域温度制御部
Claims (20)
- 複数の棒状ヒータと、
前記複数の棒状ヒータの各々と接続される複数の温度制御部とを具備し、
前記各々の棒状ヒータは複数の発熱部を有し、
前記複数の温度制御部は前記複数の発熱部における発熱量をそれぞれ制御する
基板加熱ヒータ。 - 並列に配置された複数のヒータユニットを具備し、
前記複数のヒータユニットの各々は、
複数の棒状ヒータと、
前記複数の棒状ヒータの各々と接続される複数の温度制御部とを具備し、
前記各々の棒状ヒータは複数の発熱部を有し、
前記複数の温度制御部は前記複数の発熱部における発熱量をそれぞれ制御する
基板加熱ヒータ。 - 請求項1又は2において、
前記複数の発熱部は前記各々の棒状ヒータの長手方向に沿って分布する
基板加熱ヒータ。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記複数の棒状ヒータは同一面に沿って配列される
基板加熱ヒータ。 - 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
前記複数の棒状ヒータは互いに略平行に配列される
基板加熱ヒータ。 - 請求項4又は5において、
前記複数の棒状ヒータが配列される方向は、前記各々の棒状ヒータの長手方向に略直角である
基板加熱ヒータ。 - 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
前記各々の棒状ヒータは、
第1発熱部と、
第2発熱部と、
第3発熱部を前記複数の発熱部として含み、
前記第2発熱部は前記第1発熱部と前記第3発熱部の間に位置する
基板加熱ヒータ。 - 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
前記複数の棒状ヒータは、
複数の第1棒状ヒータと、
複数の第2棒状ヒータを含み、
前記複数の第1棒状ヒータの各々は、第1発熱部と第3発熱部を前記複数の発熱部として含み、
前記複数の第2棒状ヒータの各々は、第2発熱部を前記複数の発熱部として含み、
前記第2発熱部は前記第1発熱部と前記第3発熱部の間の領域に対応して位置する
基板加熱ヒータ。 - 請求項8において、
前記複数の第1棒状ヒータと前記複数の第2棒状ヒータは交互に配置される
基板加熱ヒータ。 - 請求項7乃至9のいずれかにおいて、
前記複数の温度制御部は、
前記第1発熱部と前記第3発熱部における発熱量を制御する第1温度制御部と、
前記第2発熱部における発熱量を制御する第2温度制御部を含む
基板加熱ヒータ。 - 請求項7乃至9のいずれかにおいて、
前記複数の温度制御部は、
前記第1発熱部における発熱量を制御する第1温度制御部と、
前記第2発熱部における発熱量を制御する第2温度制御部と
前記第3発熱部における発熱量を制御する第3温度制御部を含む
基板加熱ヒータ。 - 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
前記各々の棒状ヒータの内部に、前記複数の発熱部に対応して複数の発熱体が形成され、
前記複数の発熱体は、前記複数の温度制御部から導電線を介してそれぞれ電力が供給されることにより発熱する
基板加熱ヒータ。 - 請求項1乃至12のいずれかにおいて、
ヒータカバーは前期複数の棒状ヒータに対向するように設置され、
前記各々の棒状ヒータの少なくとも一端は、前記ヒータカバーから離れる方向へ屈曲している
基板加熱ヒータ。 - 請求項1乃至13のいずれかにおいて、
前記複数の棒状ヒータの内部の空所は絶縁物で充填されている
基板加熱ヒータ。 - 請求項1乃至14のいずれかに記載された基板加熱ヒータを具備する
真空処理装置。 - 請求項1乃至14のいずれかに記載された基板加熱ヒータと、
前記基板加熱ヒータに対向するように距離をおいて配置されたヒータカバーと、
複数の温度センサーとを具備し、
前記ヒータカバーは、前記複数の発熱部にそれぞれ相対する複数の加熱部を含み、
前記複数の温度センサーは、前記複数の加熱部における温度をそれぞれ測定し、
前記複数の温度センサーの各々により測定された温度データは、前記複数の温度制御部のいずれかに入力される
真空処理装置。 - 請求項10に記載された基板加熱ヒータと、
前記基板加熱ヒータに対向するように距離をおいて配置されたヒータカバーと、
複数の温度センサーとを具備し、
前記ヒータカバーは、前記第1、第2、第3発熱部にそれぞれ相対する第1、第2、第3加熱部を含み、
前記複数の温度センサーは、前記第1、第2、第3加熱部における温度をそれぞれ測定する第1、第2、第3温度センサーを含み、
前記第1温度センサー及び前記第3温度センサーによりそれぞれ測定された第1温度データ及び第3温度データは、前記第1温度制御部に入力され、
前記第2温度センサーにより測定された第2温度データは、前記第2温度制御部に入力され、
前記第1温度制御部は、前記第1温度データと前期第3温度データに基づいて、前記第1発熱部と前記第3発熱部における発熱量を制御し、
前記第2温度制御部は、前記第2温度データに基づいて、前記第2発熱部における発熱量を制御する
真空処理装置。 - 請求項17において、
前記第2温度制御部は、前記第2発熱部における発熱量を制御する制御情報を前記第1温度制御部に出力し、
前記第1温度制御部は、前記制御情報に基づいて、前記第1発熱部と前記第3発熱部における発熱量を制御する
真空処理装置。 - 請求項11に記載された基板加熱ヒータと、
前記基板加熱ヒータに対向するように距離をおいて配置されたヒータカバーと、
複数の温度センサーとを具備し、
前記ヒータカバーは、前記第1、第2、第3発熱部にそれぞれ相対する第1、第2、第3加熱部を含み、
前記複数の温度センサーは、前記第1、第2、第3加熱部における温度をそれぞれ測定する第1、第2、第3温度センサーを含み、
前記第1、第2、第3温度センサーによりそれぞれ測定された温度データは、前記第1、第2、第3温度制御部にそれぞれ入力され、
前記第1、第2、第3温度制御部は、前記温度データに基づいて前記第1、第2、第3発熱部における発熱量をそれぞれ制御する
真空処理装置。 - 互いに略平行に配置された複数の棒状ヒータと、
前記複数の棒状ヒータに対向するように距離をおいて配置されたヒータカバーと、
開口部を有する金属板とを具備し、
前記金属板は、前記複数の棒状ヒータと前記ヒータカバーとの間に挿入され、前記複数の棒状ヒータの端部を覆うように配置された
真空処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378033A JP2005142052A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 基板加熱ヒータ及びそれを備えた真空処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003378033A JP2005142052A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 基板加熱ヒータ及びそれを備えた真空処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005142052A true JP2005142052A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34688552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003378033A Pending JP2005142052A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 基板加熱ヒータ及びそれを備えた真空処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005142052A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007115751A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 基板加熱ヒータシステム、真空処理装置、温度制御方法、及び薄膜製造方法 |
US20100209082A1 (en) * | 2008-05-30 | 2010-08-19 | Alta Devices, Inc. | Heating lamp system |
US10932323B2 (en) | 2015-08-03 | 2021-02-23 | Alta Devices, Inc. | Reflector and susceptor assembly for chemical vapor deposition reactor |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003378033A patent/JP2005142052A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007115751A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 基板加熱ヒータシステム、真空処理装置、温度制御方法、及び薄膜製造方法 |
US20100209082A1 (en) * | 2008-05-30 | 2010-08-19 | Alta Devices, Inc. | Heating lamp system |
US20160130724A1 (en) * | 2008-05-30 | 2016-05-12 | Alta Devices, Inc. | Heating lamp system |
US10932323B2 (en) | 2015-08-03 | 2021-02-23 | Alta Devices, Inc. | Reflector and susceptor assembly for chemical vapor deposition reactor |
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