JP2005141840A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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徹 能瀬
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Abstract

【課題】光の利用効率を悪化させることなく小型化を実現することのできる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】この光ピックアップ装置は、DVD用のレーザ光を出射するレーザダイオード11に対応して板状の偏光ビームスプリッタ13を備える。偏光ビームスプリッタ13は、例えばS偏光についてはこれを反射し、P偏光についてはこれを透過する光学素子として構成されており、例えばワイヤグリッド型の表面微細構造を有している。そして、反射光がこの板状からなる偏光ビームスプリッタ13透過する際、偏光ビームスプリッタ13自身が有する所定の屈折率により非点収差が付与される。すなわち、偏光ビームスプリット機能と非点収差を付与する機能とを1つの光学素子で実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスク装置にあって光ディスクの再生、もしくは記録再生に使用される光ピックアップ装置に関する。
従来、光ディスク装置に搭載される光ピックアップ装置は、光ディスクに対するフォーカシングエラーを検出可能に構成され、その検出方法として非点収差法を用いたものが知られている。そして、この非点収差法を用いた光ピックアップ装置としては、例えば図5に示す構成からなるものが一般的に知られている。なお、同図では、CD(コンパクトディスク)系及びDVD(デジタルバーサタイルディスク)系に対応した2つの光源を有する光ピックアップ装置について示す。
この光ピックアップ装置は、DVD用のレーザダイオード31及びCD用のレーザダイオード32を各別に備え、それらレーザダイオード31,32に対向する位置には偏光ビームスプリッタ33,34を備えている。この偏光ビームスプリッタ33,34は、レーザ光を偏光に応じて反射または透過させる偏光ビームスプリット機能を有しており、本例ではレーザダイオード31,32からの出射光(例えば、S偏光)についてはこれを反射し、一方、CDやDVD等の光ディスク35からの反射光(例えば、P偏光)についてはこれを透過する。
ここで、上記光ディスク35がDVD系である場合、レーザダイオード31から出射されたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ33で反射され、偏光ビームスプリッタ34、1/4波長板36、コリメータレンズ37及び対物レンズ38を通過して光ディスク35(正確にはその反射層)に集光される。そして、光ディスク35で反射されたレーザ光(反射光)は、もとの光路を通り、逆に偏光ビームスプリッタ34及び偏光ビームスプリッタ33を透過してシリンドリカルレンズ39に到達する。このシリンドリカルレンズ39は、入射する反射光に対して非点収差法による対物レンズ38の遠近検出に必要な非点収差を発生させるものである。これにより、非点収差を含む反射光が受光素子40に受光されるようになる。
一方、光ディスク35がCD系である場合、CD用のレーザダイオード32から出射されたレーザ光が上記DVDの場合と同様に偏光ビームスプリッタ34で反射されて1/4波長板36、コリメータレンズ37及び対物レンズ38を通過して光ディスク35に集光する。そして、光ディスク35で反射された反射光はもとの光路を通って偏光ビームスプリッタ34及び偏光ビームスプリッタ33を透過し、同じくシリンドリカルレンズ39で非点収差が付与されて受光素子40に受光される。
受光素子40は、受光した反射光を電気信号に変換するものであり、検出回路41はその電気信号に基づきフォーカシングエラーを検出する。なお、この検出方法には種々の方法が提案されているが、例えば、受光素子として、縦横それぞれ2分割された4つの受光領域に分割されたものを用い、その受光素子の中心に対して対角位置にある2つの受光領域における電気信号の和をそれぞれ算出して比較することでフォーカスシングエラーを検出する方法が知られている。そして、フォーカシングエラーが検出された場合には光ディスク35(正確にはその反射層)に対する対物レンズ38の遠近を制御することでフォーカスの調整を行うようにしている。
特開平10−302295号公報
ところで、上記構成も含め、非点収差法を用いてフォーカシングエラーを検出する光ピックアップ装置では、シリンドリカルレンズ39のような非点収差を発生させる手段が必須の構成となる。そして、このことが光ピックアップ装置としての小型化を阻害する要因の1つとなっている。
なお従来、光ピックアップ装置としてのこうした小型化の要求に応えるべく、上記偏光ビームスプリッタ33及びシリンドリカルレンズ39に代えてハーフミラーを用いた光ピックアップ装置等も提案されてはいる(例えば、特許文献1参照)。しかし、このようなハーフミラーを用いた場合、反射及び透過の際にレーザ光の光量ロスが生じるなど、光の利用効率の悪化が避けられない。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであって、その目的は、光の利用効率を悪化させることなく小型化を実現することのできる光ピックアップ装置を提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、対物レンズを介して光ディスクの反射層に集光されたレーザ光の反射光に非点収差を生じせしめるとともに、この非点収差の発生度合いを受光素子にて検出し、この検出した非点収差の発生度合いに基づいて前記対物レンズのフォーカシングを行う光ピックアップ装置において、前記受光素子の直前に、所定の角度をもって配設されて前記光ディスクからの反射光を偏光分離する偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子を備え、この板状の光学素子による光の屈折を利用して前記非点収差を生じせしめることをその要旨とする。
上記構成では、光ディスクからの反射光を偏光分離する偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子が光の屈折を利用して非点収差を生じせしめる。すなわち、偏光ビームスプリット機能を持つ板状の光学素子を非点収差を発生させるための手段としても用いている。これにより、上記従来のシリンドリカルレンズのような非点収差を発生させるために設けられる手段に代えて上記板状の光学素子を利用することができるとともに、その光学素子自身が有する偏光ビームスプリット機能を利用して光ピックアップ装置の設計の自由度を向上させることもできる。また、先のハーフミラーを用いる場合と異なり、偏光ビームスプリット機能によって光の分離を行うものであるため、光の利用効率を悪化させることもない。従って、光の利用効率を悪化させることなく、光ピックアップ装置を構成する部品の点数を削減する等の設計が可能となり、ひいては、光ピックアップ装置としての小型化を実現することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光ピックアップ装置において、前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子に対する前記光ディスクからの反射光の入射面に同光ディスクからの反射光とは異なる角度からレーザ光を照射するレーザ光源を備え、該レーザ光源から照射されたレーザ光の前記板状の光学素子による反射光が前記対物レンズを介して光ディスクの反射層に集光されるとともに、前記板状の光学素子は、これを透過する光の屈折を利用して前記非点収差を生じせしめるものであることをその要旨とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の光ピックアップ装置において、前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子に対する前記光ディスクからの反射光の入射面の裏面に同光ディスクからの反射光に対向する方向からレーザ光を照射するレーザ光源を備え、該レーザ光源から照射されたレーザ光の前記板状の光学素子による透過光
が前記対物レンズを介して光ディスクの反射層に集光されるとともに、前記板状の光学素子は、そこで反射される光の屈折を利用して前記非点収差を生じせしめるものであることをその要旨とする。
上記板状の光学素子は偏光ビームスプリット機能を有しているため、この偏光ビームスプリット機能を利用してレーザ光源からのレーザ光を光ディスクに照射せしめることで、光ピックアップ装置を構成するうえで必要な偏光ビームスプリット機能及び非点収差を発生させるための機能の2つの機能を1つの光学素子で実現することができる。従って、光ピックアップ装置として、的確にその小型化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の光ピックアップ装置において、前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子と前記対物レンズとを結ぶ光路中には前記レーザ光源から照射されたレーザ光の前記板状の光学素子による反射光を平行光化して前記対物レンズに与えるコリメータレンズが設けられ、前記光ディスクから反射されて前記板状の光学素子を透過し、前記受光素子に受光される光は、このコリメータレンズを介して逆集光された光であることをその要旨とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の光ピックアップ装置において、前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子と前記対物レンズとを結ぶ光路中には前記レーザ光源から照射されたレーザ光の前記板状の光学素子による透過光を平行光化して前記対物レンズに与えるコリメータレンズが設けられ、前記光ディスクから反射されて前記板状の光学素子にて屈折されて反射し、前記受光素子に受光される光は、このコリメータレンズを介して逆集光された光であることをその要旨とする。
非点収差の発生した光ディスクからの反射光を受光素子にて受光する際、その反射光は集光された状態で上記板状の光学素子を透過して受光素子に到達する必要がある。この点、上記光学素子で反射または透過された反射光または透過光を平行光化して対物レンズに与えるコリメータレンズは、逆に光ディスクからの反射光に対しては集光させる特性、つまり逆集光させる特性を有している。従って、上記板状の光学素子と光ディスクとの間にコリメータレンズを配置することで、集光された反射光を板状の光学素子に与えることができる。つまり、コリメータレンズを、平行光化させるのみならず、集光させる手段としても用いることができるため、光ピックアップ装置としてのさらなる小型化を図ることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置において、前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の偏光ビームスプリッタが、その受光面に前記レーザ光の波長よりも短い周期ピッチの格子パターンを有するワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタからなることをその要旨とする。
受光面にレーザ光の波長よりも短い周期ピッチの格子パターンを有する、いわゆるワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタを用いることにより、安定した偏光ビームスプリット機能を得られることが発明者らによって確認されている。従って、その板状の部分を用いて非点収差を発生させるとともに、偏光ビームスプリッタとしても、安定した偏光ビームスプリット機能を確保することができる。
請求項7に記載の発明は、第1の波長を有するレーザ光を出射する第1のレーザ光源と、前記第1の波長とは異なる第2の波長を有するレーザ光を出射する第2のレーザ光源と、前記第1のレーザ光源から出射されたレーザ光の所定の偏光成分を選択的に反射する第1の偏光ビームスプリッタと、前記第2のレーザ光源から出射されたレーザ光の所定の偏光成分を選択的に反射する第2の偏光ビームスプリッタと、これら第1及び第2の偏光ビ
ームスプリッタによって反射されたレーザ光を円偏光に変換する1/4波長板と、該円偏光に変換されたレーザ光を平行光化するコリメータレンズと、該平行光化されたレーザ光を光ディスクの反射層に集光せしめる対物レンズと、前記光ディスクの反射層から反射される光を前記対物レンズ及び前記コリメータレンズ及び前記1/4波長板及び少なくとも前記第1の偏光ビームスプリッタを介して受光する受光素子とを備え、前記第1の偏光ビームスプリッタが、偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子として形成されてなり、この板状の光学素子による透過光の屈折を利用して非点収差を生じせしめることをその要旨とする。
上記構成によれば、第1及び第2のレーザ光源から出射されたレーザ光が1/4波長板や対物レンズ等の各部材を通過して光ディスクに集光され、その光ディスクからの反射光がそれぞれ第1の偏光ビームスプリッタを透過する。そして、その第1の偏光ビームスプリッタを透過する際にその反射光に対して非点収差が与えられて受光素子で受光される。つまり、光ピックアップ装置を構成するうえで必要な偏光ビームスプリット機能は第1及び第2の偏光ビームスプリッタのそれぞれで確保されるとともに、第1及び第2のレーザ光源から出射されたレーザ光の反射光に対して非点収差を発生させる機能は第1の偏光ビームスプリッタで確保され、先のシリンドリカルレンズのような非点収差を発生させる手段を特別設ける必要がない。また、上記第1の偏光ビームスプリッタ自体、ハーフミラーと異なり、偏光ビームスプリット機能によって第1のレーザ光源から出射されたレーザ光源と光ディスクからの反射光とを分離させるため、光の利用効率を悪化させることもない。従って、光の利用効率を悪化させることなく2光源式光ピックアップ装置としての小型化を実現することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の光ピックアップ装置において、前記第1の偏光ビームスプリッタを構成する前記板状の光学素子が、その受光面に前記各レーザ光の波長よりも短い周期ピッチの格子パターンを有するワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタとして形成されてなることをその要旨とする。
受光面に各レーザ光の波長よりも短い周期ピッチの格子パターンを有する、いわゆるワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタを用いることで、上述のように、各レーザ光に対して安定した偏光ビームスプリット機能が得られることが発明者らによって確認されている。従って、その板状の部分を用いて非点収差を発生させるとともに、上記第1の偏光ビームスプリッタとしても、安定した偏光ビームスプリット機能を確保することができる。
この発明によれば、光の利用効率を悪化させることなく、光ピックアップ装置を構成する部品の点数を削減する等の設計が可能となり、ひいては、光ピックアップ装置としての小型化を実現することができる。
以下、この発明にかかる光ピックアップ装置の一実施の形態について、図1〜図4を参照にして説明する。なお、本実施の形態では、CD系及びDVD系の2つの光ディスクに対応した2光源式光ピックアップ装置について説明する。
図1に示すように、この光ピックアップ装置は、DVD用のレーザ光(例えば、波長655nm)を出射する第1のレーザ光源としてのレーザダイオード11と、CD用のレーザ光(例えば、波長780nm)を出射する第2のレーザ光源としてのレーザダイオード12とを備えている。なお、両レーザダイオード11,12から出射されるレーザ光は、S偏光、P偏光のいずれかに限定されることはないが、本実施の形態ではS偏光のレーザ光が出射されることとする。
DVD用のレーザダイオード11から出射されたレーザ光は、偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子としての偏光ビームスプリッタ13に入射される。この偏光ビームスプリッタ13は、前記S偏光についてはこれを反射し、前記P偏光についてはこれを透過する素子として構成されており、その構造の詳細については図2を参照して後述する。このため、この偏光ビームスプリッタ13に入射されたレーザ光(S偏光)は反射されて、CD用の偏光ビームスプリッタ14を透過して1/4波長板15に達し、この1/4波長板15を通じて直線偏光(S偏光)から円偏光に変換される。そして、この円偏光に変換されたレーザ光が、コリメータレンズ16を透過することで平行光化され、その後、対物レンズ17により光ディスク18の反射層に集光される。
一方、この光ディスク18に達したスポット光は、光ディスク18の反射層からの反射光(逆向きの円偏光)として対物レンズ17を介して再びコリメータレンズ16に入射される。このコリメータレンズ16を透過した反射光は、上記平行光化される場合とは逆に、平行光から集光された光となる。そして、その集光された反射光が1/4波長板15に達する。1/4波長板15は、逆方向に透過する光についてはこれを円偏光からP偏光の直線偏光に変換するものである。すなわち、上記反射光がこの1/4波長板15を逆方向に透過することによりP偏光に変換され、偏光ビームスプリッタ14を通過して偏光ビームスプリッタ13に入射される。偏光ビームスプリッタ13は、上述のようにP偏光を透過する素子として構成されており、該偏光ビームスプリッタ13に入射されたP偏光の反射光は偏光ビームスプリッタ13を透過して受光素子19に受光される。ただし、上記反射光が偏光ビームスプリッタ13を透過する際、この反射光には偏光ビームスプリッタ13の板状の部分の屈折に起因する非点収差が付与され、この非点収差が付与された状態で受光素子19に受光される。
また、CD用のレーザダイオード12から出射されたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ14に入射される。偏光ビームスプリッタ14は、2つの直角プリズムの斜面に偏光膜(誘電体多層膜コート)を成膜して立方体状に接着したものであり、ある一方の面側(図1における右下面側)に入射される光に対して、S偏光の光についてはこれを反射し、P偏光の光についてはこれを透過するように構成されている。そして、レーザダイオード12から出射されたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ14で反射されて1/4波長板15に入射され、直線偏光(S偏光)から円偏光に変換される。そして、この円偏光に変換された光はコリメータレンズ16により平行化され、その後、対物レンズ17により光ディスク18の反射層に集光される。
一方、光ディスク18の反射層からの反射光(逆向きの円偏光)は、対物レンズ17を介して再びコリメータレンズ16に入射される。この際、先のDVDの場合と同様に、反射光はコリメータレンズ16に逆方向に入射して集光される。そして、1/4波長板15にて円偏光からP偏光の直線偏光に変換されて偏光ビームスプリッタ14を透過し、偏光ビームスプリッタ13に入射される。そして、この偏光ビームスプリッタ13を透過する際、反射光にはDVDの場合と同じく非点収差が付与され、この非点収差が付与された状態で受光素子19に受光される。
受光素子19は、上記光ディスク18からの反射光に基づき、例えば光ディスク18に記録されているピット情報を検出してこれを電気信号に変換する部分である。この受光素子19は、図4を参照して後述するように中央で縦横それぞれ2分割された4つの受光領域a1〜a4を備えており、各受光領域a1〜a4から出力される電気信号に基づいて、フォーカスエラー信号、あるいは読み出しデータ等が生成される。そして、このうちのフォーカスエラー信号に基づいて検出回路20によるフォーカシングエラーの検出が行われる。
次に、図2を参照して、この実施の形態において用いられる上記偏光ビームスプリッタ13の構造について、その詳細を説明する。
図1にも示されるように、この偏光ビームスプリッタ13は、受光素子19の直前に、しかも入射光に対して45度の角度をもって配設されている。また、この偏光ビームスプリッタ13は、所定の厚さ(例えば、1mm)で所定の屈折率を有する透明基板を有してなり、その透明基板の一面(表面)には、図2に拡大して示すように、P偏光とS偏光とを偏光分離するワイヤグリッド型の格子パターン21が形成されている。詳しくは、基板表面には略矩形の凹凸が多数形成されており、且つ、それら凸部21aの上面および凹部21bの底面には、共に例えばアルミニウム等の金属層からなる反射層21cが形成されている。この微細構造はいずれも、その凹凸ピッチが入射光(レーザ光)の波長以下となるサブ波長構造の格子パターンとなっている。
そして、この偏光ビームスプリッタ13は、入射光を、同入射光およびその入射法線を含む平面(入射面)に平行なP方位成分(P偏光)と、同入射面に垂直なS方位成分(S偏光)とに分離するとともに、このうちP方位成分についてはこれを透過させる一方、S方位成分についてはこれを90度反射させるように機能する。
なお、偏光ビームスプリッタ13として、その所望とする光学特性を得る上での望ましい格子パターン21の構造は、以下の(イ)〜(ニ)に示す構造であり、アスペクト比(T1+T2/P)は「0.6」程度となるように設定されていることが望ましい。なお、この格子パターンは以下に限定されず、他の値を採用することもできる。
(イ)凸部21aの幅(格子幅)の寸法W=120nm
(ロ)反射層21cの層厚、すなわち寸法T1=T3=30nm
(ハ)格子ピッチの寸法P=200nm
(ニ)寸法T2=100nm
なお、上記構造を有するワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタ13は、例えば次のような工程を経て製造される。まず、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)を用い、表面に所定の格子ピッチPからなるサブ波長構造の凹凸を有するような透明基板を射出成形等により形成する。そして、その透明基板の凹凸上に反射層21cを形成する金属薄膜(例えば、アルミニウム層)を塗布して、同図2に示される構造を得る。
次に、上記偏光ビームスプリッタ13を利用した非点収差の発生(付与)態様について、図3を参照して説明する。なお、上述した格子パターン21は、その格子ピッチPが偏光ビームスプリッタ13の厚さに比して極小であり、非点収差の発生(付与)に影響を与えないため、同図3ではこの格子パターン21の図示を割愛する。
図3(a)は偏光ビームスプリッタ13を上面から見た図、図3(b)は偏光ビームスプリッタ13を側面から見た図である。これらの図に示すように、仮に偏光ビームスプリッタ13がないとした場合、反射光(破線で示す)は二点鎖線F1で示す位置で焦点を結ぶ。これに対して、偏光ビームスプリッタ13を透過した場合、反射光(実線で示す)は、板状の偏光ビームスプリッタ13の屈折率に起因して、上面図(図3(a))では二点鎖線F2で示す位置で焦点を結び、側面図(図3(b))では二点鎖線F3で示す位置で焦点を結ぶ。すなわち、光軸を外れた反射光が二点鎖線F2及びF3の間でそれぞれ異なる位置で焦点を結ぶ、いわゆる非点収差が反射光に対して付与される。
これに対して、受光素子19は、二点鎖線F2と二点鎖線F3との中央の位置、つまり反射光により形成されるスポットが円形となる位置に配置されている。これにより、受光素子19は、フォーカスが正しい場合には受光面にて円形のスポットを受光し、フォーカスシングエラーが発生した場合には非点収差により楕円形のスポットを受光することとな
る。なお、同図に示すA〜Dは、受光素子19の位置関係を明確にすべく示したものであり、図4に示す受光素子19の各位置A〜Dと対応する。
詳しくは、フォーカシングエラーが発生していない場合、受光素子19は上記のごとく反射光を円形で受光するため図4(a)に示すようなスポットで反射光を受光する。
一方、フォーカシングエラーが発生して対物レンズ17が光ディスク18に対して近い場合には、反射光が焦点を結ぶ位置は図3(a)及び(b)に示す位置から偏光ビームスプリッタ13から遠ざかる側(同図における右側)に移動する。これにより、図3(a)の上面図に示す焦点位置は受光素子19に近づき、逆に、図3(b)の側面図に示す焦点位置は受光素子19から遠ざかる方向に移動する。従って、受光素子19は、図4(b)に示すような楕円形のスポットを受光することとなる。
また、同じくフォーカシングエラーが発生して対物レンズ17が光ディスク18に対して遠い場合には、反射光が焦点を結ぶ位置は図3(a)及び(b)に示す位置から偏光ビームスプリッタ13寄り(同図における左側)に移動する。これにより、図3(a)の上面図に示す焦点位置は受光素子19から遠ざかり、逆に、図3(b)の側面図に示す焦点位置は受光素子19に近づく方向に移動する。従って、受光素子19は、図4(c)に示すような楕円形のスポットを受光することとなる。
そして、検出回路20は、受光素子19の中心に対して対向位置にある2つの受光領域、つまり、受光領域a1及びa3と、受光領域a2及びa4とにおける電気信号の和をそれぞれ算出して両者を比較することでフォーカスシングエラーを検出する。そして、フォーカシングエラーが検出された場合には、対物レンズ17の上記光ディスク18に対する遠近を制御することでフォーカスの調整を行う。
以上説明した上記実施の形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)板状の偏光ビームスプリッタ13を受光素子19の直前に配置し、光ディスク18からの反射光が偏光ビームスプリッタ13を透過することで非点収差を発生させる構成とした。このため、偏光ビームスプリット機能及び非点収差を発生させる機能を1つの偏光ビームスプリッタ13で実現することが可能となる。従って、光ピックアップ装置の部品点数を削減でき、ひいては、光ピックアップ装置の小型化を実現することができる。
(2)また、ハーフミラーを用いる場合と異なり、偏光ビームスプリット機能によってレーザダイオード11からの出射光と光ディスク18からの反射光とを分離させるため、光の利用効率を悪化させることもない。従って、光の利用効率を下げる等の不具合なく光ピックアップ装置の小型化を実現することができる。
(3)コリメータレンズ16を1/4波長板15と対物レンズ17との間に配置した。レーザダイオード11,12から出射されたレーザ光を平行光とするコリメータレンズ16は、逆方向に透過する反射光に対しては集光させる特性を有している。従って、上記位置にコリメータレンズ16を配置することで、反射光を集光させる手段を特別設ける必要がなくなり、さらなる小型化を図ることができる。
(4)ワイヤグリッド型の格子パターン21を持つ板状の偏光ビームスプリッタ13を用いた。このため、透過光の屈折を利用して非点収差を発生させることができるとともに、安定した偏光ビームスプリット機能を確保することができる。特に、上記(イ)〜(ニ)として示した構造を採用することで、特に安定した偏光ビームスプリット機能を得ることができる。
(5)中央で縦横それぞれ2分割された受光領域a1〜a4を備える受光素子19を用
いてフォーカシングエラーを検出する構成とした。このため、上述した検出態様により光ディスク18が対物レンズ17に対して近いか遠いかを精度良く判断することができる。
なお、上記実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態においては、偏光ビームスプリッタ13を、その格子パターン21の面(反射面)がレーザダイオード11側に向くように配置したが、表裏を反対にして配置する構成を採用してもよい。この場合、レーザダイオード11から出射されたレーザ光が偏光ビームスプリッタ13において屈折して反射することになるため、それに合わせて光学系を調整する必要があるが、上記実施の形態に準じたかたちで光ピックアップ装置としての小型化を実現することができる。
・上記実施の形態では、CD系及びDVD系に対応した2つのレーザダイオード11,12を備える2光源式光ピックアップ装置について例示したが、もちろん単光源からなる光ピックアップ装置についてもこの発明は同様に適用することができる。例えば、上記実施の形態における偏光ビームスプリッタ14及びレーザダイオード12を省略した構成とすることが考えられる。なお、単光源としても、上述のような偏光ビームスプリッタ13の表裏を反対にした構成はもちろん採用することが可能である。また、単光源とした場合、レーザダイオード11から出射されたレーザ光を格子パターン21の面側から入射させて偏光ビームスプリッタ13を透過させ、逆に光ディスク18からの反射光についてはこれを格子パターン21の裏面から入射させるとともに、そこで屈折、並びに反射させて受光素子19に受光させる構成を採用することも可能である。これによっても、所定の屈折率により非点収差が与えられた状態で光ディスク18からの反射光が受光素子19に受光される。なお、2光源式の光ピックアップ装置として構成する場合であれ、その対象とする光ディスクの規格は、CD系やDVD系に限られることなく任意である。
・上記実施の形態では、偏光ビームスプリット機能を有する光学素子としてワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタ13を用いていたが、他の光学素子を用いてもよい。例えば、S偏光の光についてはこれを反射し、P偏光の光についてはこれを透過する偏光膜を直角プリズムの一方の斜面に成膜するとともに、これに所定の屈折率を有する平板を張り合わせた光学素子を形成し、この光学素子を上記偏光ビームスプリッタ13に代えて配設するようにしてもよい。これによっても、プリズム及び偏光膜により偏光ビームスプリッタ機能を得ることができるとともに、貼り合わせた平板により非点収差を発生させる機能を担保することができる。
・上記実施の形態では、コリメータレンズ16を1/4波長板15と対物レンズ17との間の光路上に配置していたが、偏光ビームスプリッタ14と対物レンズ17との間であれば特にその配置される位置については限定されない。また、コリメータレンズ16をレーザダイオード11,12の直後に配置する構成を採用することもできる。
・上記実施の形態では、偏光ビームスプリッタ13が受光素子19の直前にてレーザダイオード11に対して45度の角度で配置されていたが、この角度については特に限定されない。ただし、レーザダイオード11からのレーザ光の反射及び光ディスク18からの反射光の透過を考慮すると45度の角度で配置することが光ピックアップ装置としての小型化を図るうえでも最も望ましい。
本発明にかかる光ピックアップ装置の一実施の形態についてその概略構成を示す側面図。 同実施の形態に用いられるワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタの格子パターン構造を示す斜視図。 (a)上記ワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタの上面から見た非点収差の発生態様を示す平面略図、(b)同偏光ビームスプリッタの側面から見た非点収差の発生態様を示す側面略図。 (a)〜(c)は受光素子における反射光の受光態様を示す正面図。 従来の光ピックアップ装置の概略構成を示す側面図。
符号の説明
11,12…レーザ光源としてのレーザダイオード、13…板状の光学素子としての偏光ビームスプリッタ、14…偏光ビームスプリッタ、15…1/4波長板、16…コリメータレンズ、17…対物レンズ、18…光ディスク、19…受光素子、21…格子パターン。

Claims (8)

  1. 対物レンズを介して光ディスクの反射層に集光されたレーザ光の反射光に非点収差を生じせしめるとともに、この非点収差の発生度合いを受光素子にて検出し、この検出した非点収差の発生度合いに基づいて前記対物レンズのフォーカシングを行う光ピックアップ装置において、
    前記受光素子の直前に、所定の角度をもって配設されて前記光ディスクからの反射光を偏光分離する偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子を備え、この板状の光学素子による光の屈折を利用して前記非点収差を生じせしめる
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子に対する前記光ディスクからの反射光の入射面に同光ディスクからの反射光とは異なる角度からレーザ光を照射するレーザ光源を備え、該レーザ光源から照射されたレーザ光の前記板状の光学素子による反射光が前記対物レンズを介して光ディスクの反射層に集光されるとともに、前記板状の光学素子は、これを透過する光の屈折を利用して前記非点収差を生じせしめるものである
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 請求項2に記載の光ピックアップ装置において、
    前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子と前記対物レンズとを結ぶ光路中には前記レーザ光源から照射されたレーザ光の前記板状の光学素子による反射光を平行光化して前記対物レンズに与えるコリメータレンズが設けられ、前記光ディスクから反射されて前記板状の光学素子を透過し、前記受光素子に受光される光は、このコリメータレンズを介して逆集光された光である
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子に対する前記光ディスクからの反射光の入射面の裏面に同光ディスクからの反射光に対向する方向からレーザ光を照射するレーザ光源を備え、該レーザ光源から照射されたレーザ光の前記板状の光学素子による透過光が前記対物レンズを介して光ディスクの反射層に集光されるとともに、前記板状の光学素子は、そこで反射される光の屈折を利用して前記非点収差を生じせしめるものである
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 請求項4に記載の光ピックアップ装置において、
    前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子と前記対物レンズとを結ぶ光路中には前記レーザ光源から照射されたレーザ光の前記板状の光学素子による透過光を平行光化して前記対物レンズに与えるコリメータレンズが設けられ、前記光ディスクから反射されて前記板状の光学素子にて屈折されて反射し、前記受光素子に受光される光は、このコリメータレンズを介して逆集光された光である
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 前記偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子が、その受光面に前記レーザ光の波長よりも短い周期ピッチの格子パターンを有するワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタからなる
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置。
  7. 第1の波長を有するレーザ光を出射する第1のレーザ光源と、
    前記第1の波長とは異なる第2の波長を有するレーザ光を出射する第2のレーザ光源と、
    前記第1のレーザ光源から出射されたレーザ光の所定の偏光成分を選択的に反射する第1の偏光ビームスプリッタと、
    前記第2のレーザ光源から出射されたレーザ光の所定の偏光成分を選択的に反射する第2の偏光ビームスプリッタと、
    これら第1及び第2の偏光ビームスプリッタによって反射されたレーザ光を円偏光に変
    換する1/4波長板と、
    該円偏光に変換されたレーザ光を平行光化するコリメータレンズと、
    該平行光化されたレーザ光を光ディスクの反射層に集光せしめる対物レンズと、
    前記光ディスクの反射層から反射される光を前記対物レンズ及び前記コリメータレンズ及び前記1/4波長板及び少なくとも前記第1の偏光ビームスプリッタを介して受光する受光素子とを備え、
    前記第1の偏光ビームスプリッタが、偏光ビームスプリット機能を有する板状の光学素子として形成されてなり、この板状の光学素子による透過光の屈折を利用して非点収差を生じせしめる
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  8. 前記第1の偏光ビームスプリッタを構成する前記板状の光学素子が、その受光面に前記各レーザ光の波長よりも短い周期ピッチの格子パターンを有するワイヤグリッド型の偏光ビームスプリッタとして形成されてなる
    請求項7に記載の光ピックアップ装置。
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