JP2005140990A - 光デバイス及びそれを用いた光通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 光路に対する光学部品の位置を適切な位置に維持することができる光デバイス及びそれを用いた光通信システムを提供する。
【解決手段】 光デバイス1は、第1の光学ユニット2、連結部3、及び第2の光学ユニット4を備える。第1の光学ユニット2は、スリーブ6と、スリーブ6によって保持された円柱状のキャピラリ7と、キャピラリ7の中心軸上に内蔵された光ファイバ8とからなる。第2の光学ユニット4は、レンズ9と、レンズ9を保持する円筒状の保持部11とからなる。連結部3は、第1の光学ユニット2と第2の光学ユニット4を連結する。連結部3の周面には、所定間隔で電気抵抗13が取り付けられている。この電気抵抗に選択的に電流を供給して発熱させることで、連結部3を部分的に膨張変形させ、レンズ9に対する光ファイバ8の位置及び姿勢を調整する。
【選択図】 図1
【解決手段】 光デバイス1は、第1の光学ユニット2、連結部3、及び第2の光学ユニット4を備える。第1の光学ユニット2は、スリーブ6と、スリーブ6によって保持された円柱状のキャピラリ7と、キャピラリ7の中心軸上に内蔵された光ファイバ8とからなる。第2の光学ユニット4は、レンズ9と、レンズ9を保持する円筒状の保持部11とからなる。連結部3は、第1の光学ユニット2と第2の光学ユニット4を連結する。連結部3の周面には、所定間隔で電気抵抗13が取り付けられている。この電気抵抗に選択的に電流を供給して発熱させることで、連結部3を部分的に膨張変形させ、レンズ9に対する光ファイバ8の位置及び姿勢を調整する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、主に光通信に用いられる光デバイス及びそれを用いた光通信システムに関する。
従来における光デバイスの製造方法としては、例えば特許文献1に記載された調芯固定方法がある。この調芯固定方法では、ファイバコリメータ内のレンズ及び光ファイバと筐体に収容された光機能部品とを調芯したうえで、ファイバコリメータと筐体とを溶接して固定する。
特開平8−160251号公報
上述した調芯固定方法により製造された光デバイスにあっては、ファイバコリメータと筐体とを溶接する際に、光機能部品の光路に対してレンズ等の光学部品が位置ずれや角度ずれを起こすおそれがある。また、光デバイスの環境温度の変化等、光デバイスに作用する外乱を原因とした筐体等の膨張や機械的強度の劣化等によっても、光機能部品の光路に対してレンズ等の光学部品が位置ずれや角度ずれを起こすおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、光路に対する光学部品の位置及び姿勢を適切に維持することができる光デバイス及びそれを用いた光通信システムを提供することを目的とする。
本発明に係る光デバイスは、光路上に配置される第1の光学部品と、光路に対して第1の光学部品の位置及び姿勢を調整する調整手段とを備えることを特徴とする。この光デバイスにおいては、光路に対する第1の光学部品に位置ずれや角度ずれが生じた場合にも、調整手段によって光路に対する第1の光学部品の位置及び姿勢を調整することにより、第1の光学部品の位置及び姿勢を適切に維持することができる
更に本発明に係る光デバイスは、第1の光学部品と光路を結ぶ第2の光学部品をさらに備えるとよい。この構成によれば、第1の光学部品と第2の光学部品とを結ぶ光路に対して第1の光学部品の位置及び姿勢を調整することができるため、第2の光学部品に対する第1の光学部品の位置及び姿勢を適切に維持することができる。
また調整手段は、第1の光学部品と第2の光学部品との間に配置され、第1の光学部品と第2の光学部品とを連結する連結部と、連結部に取り付けられた電気抵抗とを有することが好適である。この構成によれば、電気抵抗に電流を流して電気抵抗を発熱させ、その熱によって連結部を膨張変形させることができる。したがって、この連結部の膨張変形によって、第2の光学部品に対する第1の光学部品の位置及び姿勢を調整することができる。
更に本発明に係る光デバイスは、第1の光学部品を通過する光の強度に基づいて調整手段を制御する制御手段をさらに備えると好適である。この構成によれば、第1の光学部品に十分な光が通過するように、制御手段によって調整手段を制御して光路に対する第1の光学部品の位置及び姿勢を調整することができる。
更に、上記のような光デバイスを光通信システムに適用し、光デバイスが光路上に配置されている光通信システムを構成するとよい。この構成により、光通信システムに適用された光デバイスにおいて、光路に対する第1の光学部品の位置及び姿勢を適切に維持することができる。そのため、光通信システムにおける光伝送損失を低減することができる。
本発明によれば、光路に対する光学部品の位置及び姿勢を適切に維持することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る光デバイス及びそれを用いた光通信システムの好適な第1の実施形態及び第2の実施形態について詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
<第1の実施形態>
図1〜図3を参照して第1の実施形態における光デバイス1を説明する。図1は光デバイス1の斜視図であり、図2は光デバイス1の正面図、図3は図1のIII−III線に沿っての断面図である。
図1〜図3を参照して第1の実施形態における光デバイス1を説明する。図1は光デバイス1の斜視図であり、図2は光デバイス1の正面図、図3は図1のIII−III線に沿っての断面図である。
光デバイス1は、第1の光学ユニット2、連結部3、及び第2の光学ユニット4を備えている。第1の光学ユニット2は、スリーブ6と、スリーブ6によって保持された円柱状のキャピラリ7と、キャピラリ7の中心軸上に内蔵された光ファイバ8とからなる。光ファイバ8の端面8aは、キャピラリ7の連結部3側の端面7aまで達している。第2の光学ユニット4は、レンズ9と、レンズ9を保持する円筒状の保持部11とからなる。連結部3は円筒形状であり、第1の光学ユニット2と第2の光学ユニット4との間に配置されている。この連結部3には、レンズ9の光軸と光ファイバ8の軸芯とが一致するように、第1の光学ユニット2のスリーブ6と第2の光学ユニット4の保持部11とが接合している。このように、連結部3は光ファイバ8とレンズ9とを連結する機能を有している。レンズ9と光ファイバ8の端面8aとの距離は、光デバイス1の外部からレンズ9に伝送される光Lがレンズ9によって光ファイバ8の端面8aに集光する距離である。なお、連結部3の内径は、レンズ9から光ファイバ8の端面8aへの集光を阻害しない十分な大きさである。このように光デバイス1を構成することにより、光ファイバ8とレンズ9との間で光路が結ばれる。
連結部3は熱によって膨張変形する材料、例えばステンレス鋼で形成されている。連結部3の周面には、所定間隔、例えば120度間隔で3個の電気抵抗13が取り付けられている(図2参照)。各電気抵抗13はリード線13a,13bを有している。これら連結部3及び電気抵抗13により調整手段が構成される。
次に、図4を参照して光デバイス1を利用した光通信システム20を説明する。
光デバイス21は、電気抵抗を備えていない点以外は光デバイス1と同じ構成であり、光デバイス21の光ファイバ22はレーザーダイオード光源(LD光源)23の出射口と接続されている。そして、LD光源23及び光デバイス21により光増幅用励起光源が構成される。光デバイス1及び光デバイス21は、光デバイス1のレンズ9と光デバイス21のレンズ24とが対向するように配置され、光デバイス1と光デバイス21との間には光学フィルタ26が配置されている。
光ファイバ8の他端はフォトカプラ27に接続されており、光ファイバ8により伝送された光は、フォトカプラ27に接続されている光ファイバ28及び29に分岐される。フォトカプラ27では、光ファイバ8により伝送される光のうち約90%が光ファイバ28に伝送され、残りの約10%が光ファイバ29に伝送される。光ファイバ28の他端は、WDMカプラ31に接続されている。このWDMカプラ31には信号光を伝送する光ファイバ32が接続されている。そして、WDMカプラ31は、光ファイバ31により伝送される信号光と光ファイバ28により伝送される励起光とを合成し、その合成光がエルビウム添加光ファイバ(EDF)33により伝送される。この光ファイバ33は光通信網34と繋がっている。
フォトカプラ27に接続された光ファイバ29の他端には、光ファイバ29により伝送された光を検出するフォトダイオード36が接続され、このフォトダイオード36にはコントローラ37が接続されている。このコントローラ37は、フォトダイオード36から出力された検出信号に基づいて、リード線13a,13bを介して各電気抵抗13に電流を供給する電流供給装置38を制御する。
次に、本第1の実施形態における光デバイス1及びこれを利用した光通信システム20における動作について説明する。
LD光源23から出射された光は光デバイス21の光ファイバ22により伝送され、レンズ24によって平行光に整形されて光学フィルタ26に照射される。光学フィルタ26を透過した光は、光デバイス1のレンズ9によって光ファイバ8の端面8aに集光され、光ファイバ8により伝送される。光ファイバ8により伝送された光はフォトカプラ27によって分岐されて、約90%の光は光ファイバ28に伝送され、WDMカプラ31において光ファイバ32により伝送されてきた信号光と合成された後、EDFファイバ33、光通信網34へと伝送される。
フォトカプラ27において光ファイバ29に分岐された光の約10%はフォトダイオード36によって検出され、その検出信号がコントローラ37に出力される。このとき、光デバイス1が外乱を受けて歪むなど何らかの原因によりレンズ9の光軸と光ファイバ8の軸芯とがずれると、コントローラ37は、フォトダイオード36によって検出される光の強度が最大となるように、つまり検出信号が最大となるように、発熱させる電気抵抗を電気抵抗13から選択すると共に、選択した電気抵抗13に流す電流値を決定する。そして、コントローラ37は、決定内容を指示する制御信号を電流供給装置38に出力する。電流供給装置38は、コントローラ37によって出力された制御信号に基づいて、選択された電気抵抗13に対し、決定された電流値の電流を供給する。これらフォトダイオード36、コントローラ37、及び電流供給装置38により制御手段が構成され、この制御手段によりフィードバック制御が行われる。
なお、コントローラ37によって選択される電気抵抗13は、連結部3を変形させたい形状、姿勢によって、1個である場合もあり、2個又は3個の場合もある。また、コントローラ37は、フォトダイオード36の検出信号が最大となるように制御するため、レンズ9を介して光ファイバ8を通過する光が最大となるように制御することとなる。
電流の供給を受けた電気抵抗13は発熱し始める。その熱は、連結部3のうち発熱した電気抵抗と接触した部分からその部分の周囲及び内部へ伝導していく。熱が伝導してきた部分は熱量に応じて膨張変形する。このようにして、連結部3が部分的に膨張変形するため、連結部3に接合された第2の光学ユニット2に対する第1の光学ユニット3の位置及び姿勢が変化する。ここで、コントローラ37はフィードバック制御によって、フォトダイオード36の検出信号が最大となるように電流供給装置38を制御し、選択的に電気抵抗13を所定発熱量まで発熱させる。そのため、レンズ9に対する光ファイバ8の位置及び姿勢が微調整され、レンズ9の光軸と光ファイバ8の軸芯とが調芯されることになる。
以上、本発明を第1の実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明はこの第1の実施形態に限定されるものではない。上記第1の実施形態では、コントローラ37はフォトダイオード36の検出信号が最大となるように電流供給装置38を制御したが、これに限らず、コントローラ37は、フォトダイオード36の検出信号が所定の閾値以上となるように電流供給装置38を制御してもよい。この場合、閾値はレンズ9の光軸と光ファイバ8の軸芯とが調芯されていると判定される程度に十分高い値とする。
また、上記第1の実施形態においては、フィードバック制御を行う制御手段(フォトダイオード36,コントローラ37、電流供給装置38)によってレンズ9に対する光ファイバ8の位置及び姿勢を微調整したが、このような制御手段を設けずに、電気抵抗13に対してマニュアル操作で選択的に電流を流すことができるように電源を接続してもよい。また、上記第1の実施形態では、光学フィルタ26の代わりに光学アイソレータ等の光学部品であってもよく、フォトカプラ27はTAPフィルタであってもよい。また、光増幅用励起光源を構成するLD光源23及び光デバイス21に代えて、LDチップでもよい。
また、上記第1の実施形態においては、電気抵抗13のいずれかの発熱によって連結部3を膨張変形させたが、これに限らず、ピエゾ圧電効果を用いることもできる。この場合、連結部の材料にピエゾ圧電素子を用い、連結部をピエゾ圧電効果により変形させてレンズ9に対する光ファイバ8の位置及び姿勢を微調整することもできる。或いは、静電力或いは電気磁気力によって連結部の位置及び姿勢を微調整するようにしてもよい。
<第2の実施形態>
図5及び図6を参照して第2の実施形態における光デバイス40を説明する。図5は光デバイス40の斜視図であり、図6は図5のVI−VI線に沿っての断面図である。
図5及び図6を参照して第2の実施形態における光デバイス40を説明する。図5は光デバイス40の斜視図であり、図6は図5のVI−VI線に沿っての断面図である。
図5及び図6に示すように、光デバイス40は、光学ユニット41と、その光学ユニット41を支持する支持部材44A〜44Dとを備えている。この光デバイス40は支持台45の上に設置されている。光学ユニット41は、光学フィルタ42と光学フィルタ42を収容する直方体状のハウジング43とを有している。光学フィルタ42はハウジング43内で固定され、このハウジング43の底板の四隅の下に支持部材44A〜44Dが1つずつ配置されている。また、ハウジング43には、外部から照射された光が光学フィルタ42を透過できるように前後に開口部43a,43bが形成されている。
支持部材44A〜44Dは熱によって膨張変形する材料、例えばステンレス鋼で形成されている。支持部材44A〜44Dの側面には、それぞれ電気抵抗46が1つずつ取り付けられている。各電気抵抗46はリード線46a,46bを有している。これら支持部材44及び電気抵抗46により調整手段が構成される。この光デバイス40の前後には、光を照射する光デバイス21、及び光デバイス21により出射された光を受光する光デバイス61が光学フィルタ42を挟むように対向して配置される。
次に、図7を参照して光デバイス40を利用した光通信システム60を説明する。図7は光デバイス40を利用した光通信システムの構成図である。
光通信システム60において、第1の実施形態における光通信システム20(図4参照)と異なる点は次の点である。まず、光学フィルタ26の代わりに光デバイス40が配置されている。また、フォトダイオード36にはコントローラ62が接続されており、このコントローラ62は、フォトダイオード36から出力された検出信号に基づいて、リード線46a,46bを介して各電気抵抗46に電流を供給する電流供給装置63を制御する。なお、光デバイス61は、電気抵抗が取り付けられていない点を除いて光デバイス1と同じ構成であり、光デバイス21のレンズ24と光デバイス61のレンズ9とが互いに対向して光デバイス61の光学フィルタ42を挟むように配置されている。
次に、本第2の実施形態における光デバイス40及びこれを利用した光通信システム60における動作について説明する。
LD光源23から出射された光は光デバイス21の光ファイバ22により伝送され、レンズ24によって平行光に整形されて光学フィルタ42に照射される。光学フィルタ42を透過した光は、光デバイス61のレンズ9によって光ファイバ8の端面8aに集光され、光ファイバ8により伝送される。光ファイバ8により伝送された光はフォトカプラ27によって分岐されて、ほとんどの光(約90%)は光ファイバ28により伝送され、WDMカプラ31において光ファイバ32により伝送されてきた信号光と合成された後、EDFファイバ33、光通信網34へ伝送される。
フォトカプラ27において分岐された光は、光ファイバ29によりフォトダイオード36に伝送される。フォトダイオード36は伝送された光を検出し、その検出信号がコントローラ62に出力される。このとき、光デバイス40が外乱を受けて歪むなど何らかの原因により光学フィルタ42の光軸と光ファイバ8の軸芯とが傾いてずれると、コントローラ62は、フォトダイオード36の検出信号が最大となるように、発熱させる電気抵抗を4つの電気抵抗46から選択し、その選択した電気抵抗46に流す電流値を決定する。さらに、コントローラ62は決定内容を制御信号に変換し電流供給装置63に出力する。電流供給装置63は、コントローラ62によって出力された制御信号に基づいて、選択された電気抵抗46に対し、決定された大きさの電流を供給する。これらフォトダイオード36、コントローラ62、電流供給装置63により制御手段が構成され、この制御手段によりフォードバック制御が行われる。なお、ハウジング43を調整する位置及び姿勢によって、選択される電気抵抗46は1個の場合もあり、或いは2〜4個の場合もある。
電流の供給を受けた電気抵抗46は発熱し、その電気抵抗46が取り付けられた支持部材44に熱が伝導する。その支持部材44は、伝導してきた熱量に応じて膨張変形する。このようにして、選択された支持部材44が膨張変形するため、支持部材44A〜44Dによって支持された光学ユニット41の位置及び姿勢が変化する。ここで、コントローラ62はフィードバック制御によって、フォトダイオード36の検出信号が最大となるように電流供給装置63を制御し、選択的に電気抵抗46を所定発熱量まで発熱させる。そのため、光路に対する光学フィルタ42の位置及び姿勢が微調整され、光学フィルタ42の光軸と光デバイス61の光ファイバ8の軸芯とが調芯されることになる。
以上、本発明を第2の実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記第2の実施形態に限定されるものではない。上記第2の実施形態において、コントローラ62は、フォトダイオード36の検出信号が最大となるように電流供給装置38を制御したが、その代わりに、コントローラ62は、フォトダイオード36の検出信号が所定の閾値以上となるように、発熱させる電気抵抗46及びその電気抵抗46に流す電流値を決定するようにしてもよい。
また、上記第2の実施形態において、フィードバック制御を行う制御手段(フォトダイオード36,コントローラ62、電流供給装置63)によって光学フィルタ42の位置及び姿勢を微調整したが、このような制御手段を設けずに、電気抵抗46に対してマニュアル操作で選択的に電流を流すことができるように電源を接続してもよい。
また、上記第2の実施形態では、光学フィルタ42の代わりに全反射ミラーを配置してもよい。この場合、図5において二点鎖線で示す如く、光デバイス21によって出射された光が全反射ミラーによって反射されて光デバイス61により受光されるように、全反射ミラーに対する光デバイス21の出射口の角度(入射角)と、全反射ミラーに対する光デバイス61の受光口の角度(反射角)とを一致させて、光デバイス21及び光デバイス61を配置する。このような構成とした場合、全反射ミラーに位置ずれや角度ずれが生じても、選択した支持部材44を熱により膨張変形させることで全反射ミラーの位置及び姿勢を調整できるため、光路に対する全反射ミラーの位置及び姿勢を適切に維持することができる。また、上記第2の実施形態において光学フィルタ42の代わりに複屈折材料など他の光学部品を用いても良い。
1…光デバイス、3…連結部、8…光ファイバ(第1の光学部品)、9…レンズ(第2の光学部品)、13…電気抵抗、20…光通信システム、36…フォトダイオード、36…コントローラ、38…電流供給装置、40…光デバイス、42…光学フィルタ(第1の光学部品)、44A〜44D…支持部材、46…電気抵抗、60…光通信システム、62…コントローラ、63…電流供給装置。
Claims (5)
- 光路上に配置される第1の光学部品と、
前記光路に対して前記第1の光学部品の位置及び姿勢を調整する調整手段と、
を備えることを特徴とする光デバイス。 - 前記第1の光学部品と前記光路を結ぶ第2の光学部品をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光デバイス。
- 前記調整手段は、
前記第1の光学部品と前記第2の光学部品との間に配置され、前記第1の光学部品と前記第2の光学部品とを連結する連結部と、
前記連結部に取り付けられた電気抵抗と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の光デバイス。 - 前記第1の光学部品を通過する光の強度に基づいて前記調整手段を制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光デバイス。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光デバイスが光路上に配置されていることを特徴とする光通信システム。
Priority Applications (1)
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JP2003377328A JP2005140990A (ja) | 2003-11-06 | 2003-11-06 | 光デバイス及びそれを用いた光通信システム |
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