JP2005137128A - 電気自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動ユニットの冷却用冷媒を循環させるポンプ用の電動機が不要な簡易な構造の電気自動車を提供する。
【解決手段】 走行駆動用の電動機3およびこの電動機3を駆動する電源部13を備えた駆動ユニットと、この駆動ユニットとの間で冷媒4を循環させて前記駆動ユニットに生じた熱を放散するラジエター5と、走行風により駆動されるファン10と、このファン10の回転力および/または車軸2の回転力により駆動されて前記冷媒4を循環させるポンプ7とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電気自動車に係り、特に走行駆動用の電動機およびこの電動機を駆動する電源部を冷却するに最適な冷却機構を備えた電気自動車に関する。
近時、地球環境に優しい電気自動車の発展が目覚ましい。この電気自動車の駆動源となる走行駆動用の電動機は、バッテリまたは燃料電池に接続されたインバータ等のスイッチング装置(電源部)から電力が供給されて駆動される。この種の電気自動車は、一般に電動機の損失により生じた熱、或いはスイッチング装置の変換損失により生じた熱を放散して冷却する必要がある。
例えば電気自動車の走行駆動用の電動機を冷却する方法として、ホイール内に組み込まれて車輪を直接駆動するアウタロータ形ホイールイン・ダイレクトドライブ電動機を冷却する冷却構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。これは冷却用ファンが吸い込んだ空気を電動機内部に強制的に送って冷却するものである(強制空冷方式)。
或いは、駆動用の電動機として適用される直流電動機の特にブラシ部を冷却することにより、電動機の耐熱性を向上させた冷却構造が知られている(例えば、特許文献2を参照)。これは、直流電動機の最も発熱の大きいブラシに直接接触しているホルダープレートをリヤブラケットから離間配設する構造として放熱フィンを設けると共に、この放熱フィンを直流電動機の側面に配設するようにして、該ホルダープレートをヨークとリヤブラケットで挟持した構造をとるものである。そして車軸輪に対して直流電動機の回転軸方向が平行に取り付くような位置に配設し、走行風方向が放熱フィンに対して直交するようにして電動機の冷却を効率的に行えるようにしている。
上述した空冷方式の他、循環する冷却水(冷媒)を用いて走行駆動用の電動機およびこの電動機を駆動する電源部からなる駆動ユニットをより効果的に冷却する水冷方式もある。これは、図5に示すように車輪1と車軸2とを介して接続された走行駆動用の電動機(駆動モータ)3およびこの電動機3を駆動する電源部13からなる駆動ユニットと、この駆動ユニットとの間で冷却水(冷媒)4を循環させて該駆動ユニットに生じた熱を放散するラジエター5と、このラジエター5と駆動ユニットとの間に冷却水(冷媒)4を循環させる配管6に設けられたポンプ7、およびこのポンプ7を駆動するポンプ用電動機8を備えて構成したものである。そしてこの水冷方式は、ポンプ用電動機8によりポンプ8を駆動することにより、冷却水(冷媒)4を循環させて、駆動ユニットから吸収した熱をラジエター5から放散し、該駆動ユニットを冷却する。
実用新案登録第251790号公報 特開2001−251815号公報
上述した電気自動車において駆動ユニットを冷媒により冷却する水冷方式をとる場合、冷媒循環用のポンプ7を駆動するポンプ用電動機8が必要である。このため電気自動車には、走行駆動用の電動機と別の電動機を搭載する必要があり、部品点数の増加やコスト上昇の要因となっていた。
また電気自動車の走行駆動用の電動機およびこの電動機を駆動する電源装置は、一般に停車時に作動しない。このため、走行時のみ電動機と電源装置とに冷媒を循環させて駆動ユニットを冷却すれば十分であると考えられる。
本発明は、上述した問題点を解決すべく、電気自動車特有の特性を考慮してなされたものであり、水冷方式により駆動ユニットを冷却する電気自動車において、冷却用冷媒を循環させるポンプ用の電動機を不要とした簡易な構造の電気自動車を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明に係る電気自動車は、走行駆動用の電動機およびこの電動機を駆動する電源部を備えた駆動ユニットと、この駆動ユニットとの間で冷媒を循環させて前記駆動ユニットに生じた熱を放散するラジエターと、走行風により駆動されるファンと、このファンの回転力および/または車軸の回転力により駆動されて前記冷媒を循環させるポンプとを備えることを特徴としている。
このため走行中に受ける走行風や走行中の車軸の回転力によりポンプを回転駆動させて冷媒を循環させることができる。
好ましくは、上記ポンプは、前記ファンから所定の回転力が得られないとき、前記電動機により駆動されるよう構成することが望ましい。つまり、このように構成することで低速走行時など走行風が弱いとき等で前記ファンの回転速度が遅く、所定の回転力が得られず所望の冷却効果が得られないときは、走行駆動用の電動機によりポンプの駆動を補助して冷媒を循環させることができる。
より好ましくは、上記ポンプは、停車時に車軸との間に介挿されたクラッチを開放して該車軸への動力伝達が絶たれた前記電動機により駆動されることが望ましい。つまり、電動機と車軸との間に介挿されたクラッチを開放して、該電動機を駆動させることにより、この電動機の回転力を車軸に伝達することなくポンプを回転駆動させて冷媒を循環させることができる。
以上説明したように、本発明に係る電気自動車においては、電気自動車の駆動ユニットを冷却する冷媒を循環させるポンプを、走行風により駆動されるファンの回転力および/または車軸の回転力により駆動するように構成しているので、ポンプ駆動用の電動機を用いることなく冷媒を循環させることができる。また、ポンプ駆動用の電動機が不要であるため、部品点数の削減、コストの低減を図ることが可能となる。
また、ポンプを駆動するファンから所定の回転力が得られないときは、走行駆動用の電動機によってポンプの回転を補助するように構成しているので、例えば低速走行時等の場合であっても十分な冷却効果を得ることができる等、実用上多大なる効果を奏する。
以下、本発明の第1の実施形態に係る電気自動車に関し、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態の係る電気自動車における駆動部分のみを示した概略構成図である。尚、この図において従来の実施形態を示す図5と同一機能を有する部位には同符号を付し、その説明を略述する。
この図において3は、電気自動車を走行駆動する電動機(駆動モータ)である。この駆動モータ3は、図示しないインバータ等の電源装置によって電源供給されるようになっている。また駆動モータ3には、車軸2を介して駆動される車輪1が結合されている。この駆動モータ3は、特に図示しないが電機子および界磁巻線、ブラシ等の構造物を収納する電動機筐体(ケース)の外囲を囲繞するように設けられたカバー体や、電動機のケース内に設けられた貫通孔(例えば冷却パイプ)に冷媒4が通るようになっている。そして駆動モータ3から生じた熱(損失熱)は、冷媒4により吸収されて電気自動車のフロント部に設けられたラジエター5により放散される。ちなみに、駆動モータ3に設けられた前記カバー体や貫通孔とラジエター5とは、配管6により接続されている。また、この配管6には冷媒4を循環させるポンプ7が介挿されている。
概略的には上述したように構成された本発明の第1の実施形態に係る電気自動車が特徴とするところは、走行風により駆動されるファン10により冷媒4を循環させるポンプ7を駆動する点にある。つまり、本発明の第1の実施形態に係る電気自動車は、該電気自動車が走行中に受ける風(走行風)をファン10の空気取入口11から取り込み、この空気によりファン10を回転させてポンプ7を駆動する。ちなみに、ファン10を回転させた空気は、空気排出口12から排出される。
このように本発明の第1の実施形態に係る電気自動車は、上述したように走行風によって回転されるファン10の回転力を用いて冷媒4を循環させるポンプ7を駆動しているので、走行中に駆動モータ3に生じた熱を冷媒4に吸収させつつ、ラジエター5からその熱を放散させることが可能となる。
尚、図1には駆動モータ3のみを図示したが、この電気自動車は、駆動モータ3に電力を供給するインバータ等から構成される電源部(図示せず)にも配管6が接続されて冷媒4がラジエター5との間で循環するように構成され、駆動モータ3と共に冷却されるようになっている。
次に本発明の第2の実施形態に係る電気自動車に関し、図面を参照しながら説明する。
図2は本発明の第2の実施形態に係る電気自動車における駆動部分のみを示した概略構成図である。尚、この図において前述した第1の実施形態を示す図1と同一機能を有する部位には同符号を付し、その説明を略述する。
この第2の実施形態が特徴とするところは、冷媒4を循環させるポンプ7の駆動源として車軸2の回転力を用いる点にある。
さて、この図において冷媒4を循環させるポンプ7の回転軸は、車軸2と同軸に形成され、この車軸2にポンプ7の翼(図示せず)が形成されたものとなっている。そして、車軸2の回転によって駆動されるポンプ7は、駆動モータ3を含む図示しない電源部13とからなる駆動ユニットとラジエター5との間に冷媒4を循環させる。ちなみに、ポンプ7は、上述した構成の他、後述する第4の実施形態に示すように車軸2に設けたプーリおよびベルトによって該車軸2の回転力をポンプ7に伝達する駆動するように構成してもかまわない。要は車軸2の回転力がポンプ7に与えられるように構成されていればよい。
このように構成された本発明の第2の実施形態に係る電気自動車は、車軸2の回転力によりポンプ7を回転駆動する。したがって、この電気自動車は、走行中に回転する車軸2の回転力がポンプ7に伝達されて冷媒4を駆動ユニットとラジエター5との間を循環させることができ、駆動ユニットを効果的に冷却することができる。
尚、図2にあっても駆動モータ3のみを図示したが、この電気自動車は、駆動モータ3に電源を供給するインバータ等から構成される電源部にも配管6が接続されて冷媒4がラジエター5との間で循環するように構成され、駆動モータ3と共に冷却されるようになっている。このため、駆動モータ3および電源部からなる駆動ユニットを効果的に冷却することができる。
次に本発明の第3の実施形態に係る電気自動車に関し、図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る電気自動車における駆動部分のみを示した概略構成図である。尚、この図において前述した第1の実施形態を示す図1と同一機能を有する部位には、同符号を付し、その説明を略述する。
この第3の実施形態が上述した第1および第2の実施形態と異なるところは、駆動モータ3と車輪1とを結合している車軸2にクラッチ16aを設けて、このクラッチ16aを開放することにより停車中であってもポンプ7を駆動モータ3で駆動させることができる点にある。
さて、この図において13は、駆動モータ3に電力を供給する電源部である。この電源部13には、駆動モータ3が誘導電動機等の交流電動機の場合はインバータが適用され、駆動モータ3が直流電動機の場合は直流チョッパが適用される。この電源部13には、駆動モータ3と共に、ポンプ7により循環される冷媒4が配管6を介して供給される。そして電源部13および駆動モータ3を駆動することによって生じたそれぞれの損失熱は、ポンプ7によって循環される冷媒4により吸収されてラジエター5から放散されるようになっている。また駆動モータ3および電源部13からなる駆動ユニットには、それぞれ温度センサ14が設けられている。この温度センサ14が検出した温度データは、後述する制御部15に与えられる。
また、前述したように駆動モータ3と車輪1とを結合する車軸2には、クラッチ16aが設けられている。このクラッチ16aは、その開閉に伴って車輪1に対して駆動モータ3の回転力を絶ったり、伝達したりする役割を担うものである。ちなみに車軸2に結合されるポンプ7は、前述した第2の実施形態に示したように駆動モータ3とクラッチ16aとの間の車軸2aに設けられて該車軸2aの回転力により駆動するように構成される。尚、ポンプ7は、後述する第4の実施形態に示すように車軸2aの回転力を伝達するプーリおよびベルトによって駆動するように構成してもよい。
このような役割を担うクラッチ16aの開閉制御は、制御部15により行われるようになっている。つまりこの第3の実施形態が上述した第1および第2の実施形態と異なる所は、駆動モータ3と車軸2,2aと間に駆動モータ3の回転力を絶つクラッチ16aを設けた点にある。
つまり走行時における駆動モータ3の回転力は、制御部15の制御により閉じられたクラッチ16a、車軸2,2aを介して車輪1に伝達される。このとき車軸2aに結合されたポンプ7は、駆動モータ3の回転力により駆動される。すると冷媒4は、ポンプ7の回転により駆動ユニットとラジエター5との間で循環することになる。このため駆動モータ3および電源部13のそれぞれに生じた熱を吸収した冷媒4がラジエター5との間で循環して、駆動ユニットを冷却することができる。
また、低速走行、登坂走行あるいは高速走行が連続した後に停車したとき等、駆動モータ3および電源部13の冷却が十分でなく、温度センサ14が検出した温度データが所定定の温度を上回っているとき等の場合、制御部15はクラッチ16aを開放するとともに駆動モータ3を回転させて車軸2aに結合されたポンプ7を回転駆動して冷媒4を循環させて駆動ユニットを冷却する。
このように本発明の第3の実施形態に係る電気自動車によれば、車軸2,2aに車輪1への駆動モータ3の駆動力を絶つクラッチ16aが設けられているので、このクラッチ16aを開くことで停車中であっても駆動モータ3により車軸2aに結合されたポンプ7を駆動することができる。このため本発明の第3の実施形態に係る電気自動車は、駆動モータ3および電源部13からなる駆動ユニットに生じた熱を停車中であってもラジエター5から効率的に放散することができ、駆動ユニットを冷却することが可能となる。
次に本発明の第4の実施形態に係る電気自動車に関し、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第4の実施形態に係る電気自動車における駆動部分のみを示した概略構成図である。尚、この図において前述した第1の実施形態を示す図1と同一機能を有する部位には同符号を付し、その説明を略述する。
この第4の実施形態が特徴とするところは、前述した第1乃至第3の実施形態を複合して構成した点にある。すなわち、冷媒4を循環させるポンプ7の駆動源として、ファン10、車軸2および駆動モータ3のそれぞれの回転力を用いた点にある。
さて、走行風によって回転するファン10の回転力は、回転軸17a,17bにより結合されたポンプ7に与えられる。この回転軸17a,17bには、制御部15によって開閉が制御される第2のクラッチ16bが介挿されている。また、この第2のクラッチ16bとポンプ7との間の回転軸17bには、クラッチ機構を有するプーリ18bが介挿されている。このプーリ18bは、駆動モータ3とクラッチ16aとの間の車軸2aに設けられたプーリ18aとベルト等により掛け回されて、駆動モータ3の回転力が伝達される。そして回転軸17bに設けられたプーリ18bは、後述する制御部15の制御により、回転軸17bにロック/アンロックするようになっている。つまり、プーリ18bは、制御部15からのクラッチ機構のロック指令を受けると回転軸17bに駆動モータ3の回転力を伝達する一方、制御部15からクラッチ機構のアンロック指令を受けると、プーリ18bと回転軸17bとの結合を開放する。
このように構成された本発明の第4の実施形態に係る電気自動車は、ファン10とポンプ7とを結合する回転軸17a,17bとの間に介挿された第2のクラッチ16bを閉じ、走行中に受ける走行風によりファン10を回転させて、その回転力によりポンプ7を駆動する。
また、低速走行、登坂走行あるいは高速走行が連続した後に停車したとき等、ファン10の回転力が低下または停止しているとき、駆動モータ3および電源部13の冷却が十分でない場合、即ち温度センサ14が検出した駆動モータ3および電源部13の温度データが所定の温度を上回っているとき等の場合、制御部15はクラッチ機構付きのプーリ18bの回転力を回転軸17bに伝達させるべく該プーリ18bのクラッチをロック制御する。このとき電気自動車が走行中の場合は、第2のクラッチ16bを開放して、回転力の弱いファン10を車軸2aに回転力により駆動しないようにしてポンプ7を該車軸2aの回転力により駆動させるようにするとよい。
また停車中の場合で駆動モータ3および電源部13の冷却が十分でなく、温度センサ14が検出した駆動モータ3および電源部13の温度データが所定の温度を上回っているとき等の場合、制御部15は、車輪1と駆動モータ3とを結合する車軸2,2aに介挿された第1のクラッチ16aを開放すると共に、第2のクラッチ16bを開放して、駆動モータ3を駆動させる。するとポンプ7は、駆動モータ3により車軸2a、プーリ18a,18bおよびベルト19を介して回転駆動される。
このように構成した本発明の第4の実施形態に係る電気自動車によれば、走行風により回転するファン10の回転力によりポンプ7を駆動すると共に、その回転力が低下したとき駆動モータ3の回転力を該ポンプ7に伝達することができる。このため、電気自動車の走行状態によらず効果的に駆動ユニット(駆動モータ3および電源部13)を冷却することが可能となる。
また、駆動モータ3と車輪1との間の車軸2,2aにはクラッチ16aが介挿される一方、このクラッチ16aと駆動モータ3との間の車軸2aにはプーリ18a,18bおよびベルト19が設けられている。このため停車中であっても、駆動モータ3を回転させることによって、駆動モータ3の回転力を車輪1に伝達することなく、ポンプ7を駆動することができる。このため、必要に応じて駆動ユニット(駆動モータ3および電源部13)を冷却することが可能である。
尚、上述した実施形態においては、駆動モータ3が駆動する車軸2,2aの回転力を用いてポンプ7を駆動する方法を例示したが、駆動力が伝達されない車輪(図示せず)の車軸の回転力を用いてポンプ7を駆動するように構成してもかまわない。
その他、本発明に係る電気自動車は、その要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電気自動車の駆動部の概略構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る電気自動車の駆動部の概略構成を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る電気自動車の駆動部の概略構成を示す図。 本発明の第4の実施形態に係る電気自動車の駆動部の概略構成を示す図。 従来の電気自動車の駆動部の概略構成を示す図。
符号の説明
1 車輪
2,2a 車軸
3 駆動モータ
4 冷媒
5 ラジエター
6 配管
7 ポンプ
8 ポンプ用電動機
10 ファン
11 空気取入口
12 空気排出口
13 電源部
14 温度センサ
15 制御部
16a,16b クラッチ
17a,17b 回転軸
18a,18b プーリ
19 ベルト

Claims (3)

  1. 走行駆動用の電動機およびこの電動機を駆動する電源部を備えた駆動ユニットと、
    この駆動ユニットとの間で冷媒を循環させて前記駆動ユニットに生じた熱を放散するラジエターと、
    走行風により駆動されるファンと、
    このファンの回転力および/または車軸の回転力により駆動されて前記冷媒を循環させるポンプと
    を備えることを特徴とする電気自動車。
  2. 上記ポンプは、前記ファンから所定の回転力が得られないとき、前記電動機により駆動されるものである請求項1に記載の電気自動車。
  3. 上記ポンプは、停車時に車軸との間に介挿されたクラッチを開放して該車軸への動力伝達が絶たれた前記電動機により駆動されるものである請求項1または2に記載の電気自動車。
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