JP2005135276A - 自動販売機の扉ロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動販売機の自動販売機の扉ロック装置に関し、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法によらず、主ロック機構と補助ロック機構による自動販売機の扉ロック装置を図る。
【解決手段】補助ロック機構にフリ−カム12を設け補助シリンダ錠5の解錠操作によりロックプレ−ト6を後退動作中にスプリング11の付勢力によりロックプレ−ト6がシャッタ−プレ−ト8の手前で待機状態になるよう設計したことにより、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法によらず、主ロック機構と補助ロック機構による自動販売機の扉ロック装置ができる。
【選択図】図1

Description

本発明は缶入り飲料などの商品を販売する自動販売機の扉をロックする扉ロック装置に関するものである。
近年、缶入り飲料などの商品を販売する自動販売機は、金銭及び販売商品の盗難を防ぐべく主ロック機構の他に補助ロック機構を設け、防盗性の向上を図ってきた。
以下、図面を参照しながら上記従来の自動販売機の扉ロック装置を説明する。
図6は、従来の自動販売機の扉ロック装置の概略構成図である。図7は従来の自動販売機の扉ロック装置の詳細動作工程図である。図6および図7に示すように従来の自動販売機の扉ロック装置は、自動販売機の本体1の前面に設けられた扉2と、前記扉2に主シリンダ錠付きハンドルレバ−3の操作で上下スライド式の掛け金4をロック・解除位置に移動させる主ロック機構と、前記扉2に併設した補助シリンダ錠5の施錠でロックプレ−ト14を進退動作させ前記上下スライド式の掛け金4を固定すべく係合孔7に係合する補助ロック機構と、前記補助ロック機構のロックプレ−ト14後退動作時に落下させて係合孔7を塞ぐシャッタ−プレ−ト8とから構成されている。
以上のように構成された自動販売機の扉ロック装置について、以下その動作を説明する。
まず、図7(A)に示すように扉ロック状態では主ロック機構と補助ロック機構が施錠されている。扉2を開けるには補助シリンダ錠5を解錠する。図7(B)に示すように補助シリンダ錠5と共締めされたロックカム9の先端がロックプレ−ト14に開口した異形穴14aに嵌まり込んでおり、解錠と共にロックカム9がロックプレ−ト14を後退動作させる。すると図7(C)に示すようにシャッタ−プレ−ト8が落下し主ロック機構である上下スライド式の掛け金4に設けられた係合孔7を塞ぐ。次に補助シリンダ錠5を元の施錠位置に戻し、鍵10を補助シリンダ錠5から抜く。この時、シャッタ−プレ−ト8が係合孔7を塞いでいるため補助ロック機構は解錠されている。次に主ロック機構の主シリンダ錠付きハンドルレバ−3を鍵10にて解錠する。図7(D)に示すようにハンドル操作により上下スライド式の掛け金4を上方へスライドすることで扉2が本体1から開放できる。この時、シャッタ−プレ−ト8が上下スライド式の掛け金4に設けられているため同時に上方へスライドするが、係合孔7も上下スライド式の掛け金4に設けられているため同時に上方へスライドし、補助ロック機構のロックプレ−ト14はスプリング11の付勢力により上下スライド式の掛け金4に接している状態である。
次に扉2を閉めて主ロック機構と補助ロック機構を施錠するには、扉2を本体1へ押し込むだけで、図7(E)に示すように上下スライド式の掛け金4が下方へスライドし、係合孔7に補助ロック機構のロックプレ−ト14はスプリング11の付勢力により係合する。次に主シリンダ錠付きハンドルレバ−3を押し込むと主ロック機構と補助ロック機構が施錠状態となる。
特開2003−161068号公報
しかしながら、上記従来の構成は、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法を誤ると補助ロック機構が掛からないという欠点があった。
以下にその動作を説明する。
図7は従来の自動販売機の扉ロック装置の課題時詳細動作工程図である。
まず、図8(A)に示すように扉ロック状態では主ロック機構と補助ロック機構が施錠されている。扉2を開けるために主ロック機構である主シリンダ錠付きハンドルレバ−3のハンドル操作できるよう初めに解錠しておく。次に補助シリンダ錠5を解錠する。図8(B)に示すように補助シリンダ錠5と共締めされたロックカム9の先端がロックプレ−ト14に開口した異形穴14aに嵌まり込んでおり、解錠と共にロックカム9がロックプレ−ト14を後退動作させる。するとシャッタ−プレ−ト8が落下し主ロック機構である上下スライド式の掛け金4に設けられた係合孔7を塞ぐ。この時、補助シリンダ錠5を元の施錠位置に戻さずにしておくのでロックプレ−ト14は後退位置で留まったままである。次に図8(C)に示すように主ロック機構の主シリンダ錠付きハンドルレバ−3をハンドル操作により上下スライド式の掛け金4を上方へスライドすることで扉2が本体1から開放できる。
次に扉2を本体1へ押し込むと、図8(D)に示すように上下スライド式の掛け金4と係合孔7が下方へスライドし、シャッタ−プレ−ト8が落下してくる。最後に図8(E)に示すように補助ロック機構の補助シリンダ錠5を元の施錠位置に戻し、ロックプレ−ト14はスプリング11の付勢力により引っ張られるが係合孔7には係合せずにシャッタ−プレ−ト8の手前で待機状態のままであり、補助ロック機構が施錠されない。
本発明は従来の課題を解決するもので、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法に関わらず主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠することができる自動販売機の扉ロック装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、自動販売機の本体の前面に設けられた扉と、前記扉に主シリンダ錠付きハンドルレバ−の操作で上下スライド式の掛け金をロック・解除位置に移動させる主ロック機構と、前記扉に併設した補助シリンダ錠の施錠でロックプレ−トを進退動作させ前記上下スライド式の掛け金に設けた係合孔に係合することで固定する補助ロック機構と、前記補助ロック機構のロックプレ−ト後退動作時に落下させて係合孔を塞ぐシャッタ−プレ−トからなり、前記補助ロック機構にフリ−カムを設け補助シリンダ錠の解錠操作により前記ロックプレ−トを後退動作中に、前記シャッタ−プレ−トが落下し前記係合孔を塞いだ後、スプリングの付勢力により前記ロックプレ−トが前記シャッタ−プレ−ト手前で待機状態になるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、さらに、前記フリーカムを前記補助シリンダ錠の取付け用歯付きワッシャに当て、前記補助ロック機構の前記ロックプレ−ト後退動作時に、前記シャッタープレートが落下する前に、前記ロックプレ−トの開口した異形穴掛かり爪部から抜けないという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明に、さらに、前記ロックプレ−トの先端を斜めに加工し、前記シャッタ−プレ−トが落下しやすくしたという作用を有する。
本発明の自動販売機の扉ロック装置は、主ロック機構と補助ロック機構による自動販売機の扉ロック装置において、補助ロック機構にフリ−カムを設け補助シリンダ錠の解錠操作によりロックプレ−トを後退動作中に、前記シャッタ−プレ−トが落下し前記係合孔を塞いだ後、スプリングの付勢力により前記ロックプレ−トがシャッタ−プレ−ト手前で待機状態になるため、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法によらず、主ロック機構と補助ロック機構による自動販売機の扉ロック装置が容易に実現できるという有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明は、自動販売機の本体の前面に設けられた扉と、前記扉に主シリンダ錠付きハンドルレバ−の操作で上下スライド式の掛け金をロック・解除位置に移動させる主ロック機構と、前記扉に併設した補助シリンダ錠の施錠でロックプレ−トを進退動作させ前記上下スライド式の掛け金に設けた係合孔に係合することで固定する補助ロック機構と、前記補助ロック機構のロックプレ−ト後退動作時に落下させて係合孔を塞ぐシャッタ−プレ−トとを備え、前記補助ロック機構の補助シリンダ錠の解錠操作により前記ロックプレ−トを後退動作中に、前記シャッタ−プレ−トが落下し前記係合孔を塞いだ後、スプリングの付勢力により前記ロックプレ−トが前記シャッタ−プレ−ト手前で待機状態になるようフリ−カムを設けたことにより、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法によらず、主ロック機構と補助ロック機構による自動販売機の扉ロック装置が容易に実現できるという有利な効果が得られる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の自動販売機の扉ロック装置に前記フリーカムを前記補助シリンダ錠の取付け用歯付きワッシャに当て、前記補助ロック機構の前記ロックプレ−ト後退動作時に、前記シャッタープレートが落下する前に、前記ロックプレ−トの開口した異形穴掛かり爪部から抜けないことにより、補助ロック機構の解錠が容易に実現できるという有利な効果が得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明の自動販売機の扉ロック装置に前記ロックプレ−トの先端を斜めに加工し、前記シャッタ−プレ−トが落下しやすくしたことにより、補助ロック機構の解錠が容易に実現できるという有利な効果が得られる。
以下、本発明による自動販売機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機の扉ロック装置の概略構成図である。図2は、本発明の実施の形態1による自動販売機の扉ロック装置の補助ロック機構から解錠する詳細動作工程図である。図3は、本発明の実施の形態1による自動販売機の扉ロック装置の主ロック機構から解錠する詳細動作工程図である。
図1に示すように、補助ロック機構の補助シリンダ錠5の解錠操作によりロックプレ−ト6を後退動作中にスプリング11の付勢力によりロックプレ−ト6がシャッタ−プレ−ト8の手前で待機状態になるようフリ−カム12を設けたものである。
以上のように構成された自動販売機の扉ロック装置について、以下にその動作を説明する。
まず、補助ロック機構から解錠する場合の動作を説明する。図2(A)に示すように扉ロック状態では主ロック機構と補助ロック機構が施錠されている。扉2を開けるには補助シリンダ錠5を解錠する。図2(B)に示すように補助シリンダ錠5と共締めされたロックカム9の先端が重力により自由に駆動するフリーカム12に連結されている。フリーカム12の先端がロックプレ−ト6に開口した異形穴6aに嵌まり込んでおり、解錠と共にロックカム9がフリーカム12と共にロックプレ−ト6を後退動作させる。すると後退動作途中でシャッタ−プレ−ト8が落下し主ロック機構である上下スライド式の掛け金4に設けられた係合孔7を塞ぐ。さらに図2(C)に示すように後退動作途中に今度はロックプレ−ト6に開口した異形穴6aに嵌まり込んでいたフリーカム12が異形穴掛かり爪部6bを乗り越え、スプリング11の付勢力によりロックプレ−ト6がシャッタ−プレ−ト手前で待機状態になる。次に図2(D)に示すように補助シリンダ錠5を元の施錠位置に戻し、鍵10を補助シリンダ錠5から抜く。この時、シャッタ−プレ−ト8が係合孔7を塞いでいるため補助ロック機構は解錠されている。次に図2(E)に示すように主ロック機構の主シリンダ錠付きハンドルレバ−3を鍵10にて解錠する。ハンドル操作により上下スライド式の掛け金4を上方へスライドすることで扉2が本体1から開放できる。この時、シャッタ−プレ−ト8が上下スライド式の掛け金4に設けられているため同時に上方へスライドするが、係合孔7も上下スライド式の掛け金4に設けられているため同時に上方へスライドし、補助ロック機構のロックプレ−ト6はスプリング11の付勢力により上下スライド式の掛け金4に接している状態である。
次に扉2を閉めて主ロック機構と補助ロック機構を施錠するには、扉2を本体1へ押し込むだけで、図2(F)に示すように上下スライド式の掛け金4が下方へスライドし、係合孔7に補助ロック機構のロックプレ−ト6はスプリング11の付勢力により係合する。次に主シリンダ錠付きハンドルレバ−3を押し込むと主ロック機構と補助ロック機構が施錠状態となる。
次に、主ロック機構から解錠する場合の動作を説明する。図3(A)に示すように扉ロック状態では主ロック機構と補助ロック機構が施錠されている。扉2を開けるために主ロック機構である主シリンダ錠付きハンドルレバ−3のハンドル操作できるよう初めに解錠しておく。次に補助シリンダ錠5を解錠する。図3(B)に示すように補助シリンダ錠5と共締めされたロックカム9の先端が重力により自由に駆動するフリーカム12に連結されている。フリーカム12の先端がロックプレ−ト6に開口した異形穴6aに嵌まり込んでおり、解錠と共にロックカム9がフリーカム12と共にロックプレ−ト6を後退動作させる。すると後退動作途中でシャッタ−プレ−ト8が落下し主ロック機構である上下スライド式の掛け金4に設けられた係合孔7を塞ぐ。図3(C)に示すようにさらに後退動作途中に今度はロックプレ−ト6に開口した異形穴6aに嵌まり込んでいたフリーカム12が異形穴掛かり爪部6bを乗り越え、スプリング11の付勢力によりロックプレ−ト6がシャッタ−プレ−ト手前で待機状態になる。この時、補助シリンダ錠5を元の施錠位置に戻さずにしておく。次に図3(D)に示すようにさらに主ロック機構の主シリンダ錠付きハンドルレバ−3をハンドル操作により上下スライド式の掛け金4を上方へスライドすることで扉2が本体1から開放できる。この時、シャッタ−プレ−ト8が上下スライド式の掛け金4に設けられているため同時に上方へスライドするが、係合孔7も上下スライド式の掛け金4に設けられているため同時に上方へスライドし、補助ロック機構のロックプレ−ト6はスプリング11の付勢力により上下スライド式の掛け金4に接している状態である。
次に扉2を閉めて主ロック機構と補助ロック機構を施錠するには、扉2を本体1へ押し込むだけで、図3(E)に示すようにさらに上下スライド式の掛け金4が下方へスライドし、係合孔7に補助ロック機構のロックプレ−ト6はスプリング11の付勢力により係合する。次に図3(F)に示すように補助シリンダ錠5を元の施錠位置に戻し、鍵10を抜く。最後に主シリンダ錠付きハンドルレバ−3を押し込むと主ロック機構と補助ロック機構が施錠状態となる。
したがって、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法によらず、主ロック機構と補助ロック機構による自動販売機の扉ロック装置が実現できる。
以上のように本実施の形態の自動販売機の扉ロック装置は、自動販売機の本体1の前面に設けられた扉2と、扉2に主シリンダ錠付きハンドルレバ−3の操作で上下スライド式の掛け金4をロック・解除位置に移動させる主ロック機構と、扉2に併設した補助シリンダ錠5の施錠でロックプレ−ト6を進退動作させ上下スライド式の掛け金4を固定すべく係合孔7に係合する補助ロック機構と、補助ロック機構のロックプレ−ト6の後退動作時に落下させて係合孔7を塞ぐシャッタ−プレ−ト8と、補助ロック機構の補助シリンダ錠5の解錠操作によりロックプレ−ト6を後退動作中にスプリング11の付勢力によりロックプレ−ト6がシャッタ−プレ−ト8手前で待機状態になるようフリ−カム12を設けたので、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法によらず、主ロック機構と補助ロック機構による自動販売機の扉ロック装置が実現できる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2による自動販売機の扉ロック装置のフリーカム回転動作詳細図である。
本実施の形態は、実施の形態1による自動販売機の扉ロック装置に、さらに、フリーカム12を補助シリンダ錠5の取付け用歯付きワッシャ13に当て、補助ロック機構のロックプレ−ト6後退動作時に、シャッタープレート8が落下する前に、ロックプレ−ト6の開口した異形穴掛かり爪部6bから抜けない構造にしたものである。
以上のように構成された自動販売機の扉ロック装置について、以下にその動作を説明する。
まず、補助シリンダ錠5を解錠する。ただし、主ロック機構である主シリンダ錠付きハンドルレバ−3のハンドル操作できるよう初めに解錠してもよい。補助シリンダ錠5と共締めされたロックカム9の先端が重力により自由に駆動するフリーカム12に連結されている。フリーカム12の先端がロックプレ−ト6に開口した異形穴6aに嵌まり込んでおり、解錠と共にロックカム9がフリーカム12と共にロックプレ−ト6を後退動作させる。この時フリーカム12を補助シリンダ錠5の取付け用歯付きワッシャ13に当てているので、ロックプレ−ト6の開口した異形穴掛かり爪部6bから抜けない。すると後退動作途中でシャッタ−プレ−ト8が落下し主ロック機構である上下スライド式の掛け金4に設けられた係合孔7を塞ぐ。さらに後退動作途中に今度はロックプレ−ト6に開口した異形穴6aに嵌まり込んでいたフリーカム12が異形穴掛かり爪部6bを乗り越え、スプリング11の付勢力によりロックプレ−ト6がシャッタ−プレ−ト手前で待機状態になる。
したがって、フリーカム12を補助シリンダ錠5の取付け用歯付きワッシャ13に当て、補助ロック機構のロックプレ−ト6後退動作時に、シャッタープレート8が落下する前に、ロックプレ−ト6の開口した異形穴掛かり爪部6bから抜けない構造が実現できる。
以上のように本実施の形態の自動販売機の扉ロック装置は、フリーカム12を補助シリンダ錠5の取付け用歯付きワッシャ13に当てているため、補助ロック機構のロックプレ−ト6の後退動作時に、シャッタープレート8が落下する前に、ロックプレ−ト6の開口した異形穴掛かり爪部6bから抜けないので、補助ロック機構の解錠が容易に実現できる。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3による自動販売機の扉ロック装置のロックプレート部品詳細図である。
本実施の形態は、実施の形態1または実施の形態2による自動販売機の扉ロック装置に、さらに、ロックプレ−ト6の先端を斜めに加工し、シャッタ−プレ−ト8が落下しやすくした構造にしたものである。
以上のように構成された自動販売機の扉ロック装置について、以下にその動作を説明する。
まず、補助シリンダ錠5を解錠する。ただし、主ロック機構である主シリンダ錠付きハンドルレバ−3のハンドル操作できるよう初めに解錠してもよい。補助シリンダ錠5と共締めされたロックカム9の先端が重力により自由に駆動するフリーカム12に連結されている。フリーカム12の先端がロックプレ−ト6に開口した異形穴6aに嵌まり込んでおり、解錠と共にロックカム9がフリーカム12と共にロックプレ−ト6を後退動作させる。すると後退動作途中でシャッタ−プレ−ト8が落下し主ロック機構である上下スライド式の掛け金4に設けられた係合孔7を塞ぐ。この時、ロックプレ−ト6の先端を斜めに加工し、シャッタ−プレ−ト8が落下しやすくなる。さらに後退動作途中に今度はロックプレ−ト6に開口した異形穴6aに嵌まり込んでいたフリーカム12が異形穴掛かり爪部6bを乗り越え、スプリング11の付勢力によりロックプレ−ト6がシャッタ−プレ−ト手前で待機状態になる。
したがって、ロックプレ−ト6の先端を斜めに加工し、シャッタ−プレ−ト8が落下しやすくした構造が実現できる。
以上のように本実施の形態の自動販売機の扉ロック装置は、ロックプレ−ト6の先端を斜めに加工し、シャッタ−プレ−ト8が落下しやすくしたので、補助ロック機構の解錠が容易に実現できる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機の扉ロック装置は、補助ロック機構にフリ−カムを設け補助シリンダ錠の解錠操作によりロックプレ−トを後退動作中に、前記シャッタ−プレ−トが落下し前記係合孔を塞いだ後、スプリングの付勢力により前記ロックプレ−トがシャッタ−プレ−ト手前で待機状態になるため、主ロック機構と補助ロック機構の解除・施錠の方法によらず、主ロック機構と補助ロック機構による自動販売機の扉ロック装置が容易に実現が可能となるので、缶入り飲料などの商品を販売する自動販売機の扉をロックする扉ロック装置等の用途にも適用できる。
本発明による自動販売機の扉ロック装置の実施の形態1の概略構成図 本発明による自動販売機の扉ロック装置の実施の形態1の補助ロック機構から解錠する詳細動作工程図 本発明による自動販売機の扉ロック装置の実施の形態1の主ロック機構から解錠する詳細動作工程図 本発明による自動販売機の扉ロック装置の実施の形態2のフリーカム回転動作詳細図 本発明による自動販売機の扉ロック装置の実施の形態3のロックプレート部品詳細図 従来の自動販売機の扉ロック装置の概略構成図 従来の自動販売機の扉ロック装置の詳細動作工程図 従来の自動販売機の扉ロック装置の課題時詳細動作工程図
符号の説明
1 本体
2 扉
3 主シリンダ付きハンドルレバ−
4 上下スライド式の掛け金
5 補助シリンダ錠
6 ロックプレ−ト
6b 異形穴掛かり爪部
7 係合孔
8 シャッタ−プレ−ト
11 スプリング
12 フリ−カム
13 歯付きワッシャ

Claims (3)

  1. 自動販売機の本体の前面に設けられた扉と、前記扉に主シリンダ錠付きハンドルレバ−の操作で上下スライド式の掛け金をロック・解除位置に移動させる主ロック機構と、前記扉に併設した補助シリンダ錠の施錠でロックプレ−トを進退動作させ前記上下スライド式の掛け金に設けた係合孔に係合することで固定する補助ロック機構と、前記補助ロック機構のロックプレ−ト後退動作時に落下させて係合孔を塞ぐシャッタ−プレ−トとを備え、前記補助ロック機構の補助シリンダ錠の解錠操作により前記ロックプレ−トを後退動作中に、前記シャッタ−プレ−トが落下し前記係合孔を塞いだ後、スプリングの付勢力により前記ロックプレ−トが前記シャッタ−プレ−ト手前で待機状態になるようフリ−カムを設けたことを特徴とした自動販売機の扉ロック装置。
  2. 前記フリーカムを前記補助シリンダ錠の取付け用歯付きワッシャに当て、前記補助ロック機構の前記ロックプレ−ト後退動作時に、前記シャッタープレートが落下する前に、前記ロックプレ−トの開口した異形穴掛かり爪部から抜けないことを特徴とした請求項1に記載の自動販売機の扉ロック装置。
  3. 前記ロックプレ−トの先端を斜めに加工し、前記シャッタ−プレ−トが落下しやすくしたことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の自動販売機の扉ロック装置。
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