JP2005133735A - Lng供給用のバルク容器 - Google Patents

Lng供給用のバルク容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005133735A
JP2005133735A JP2003366804A JP2003366804A JP2005133735A JP 2005133735 A JP2005133735 A JP 2005133735A JP 2003366804 A JP2003366804 A JP 2003366804A JP 2003366804 A JP2003366804 A JP 2003366804A JP 2005133735 A JP2005133735 A JP 2005133735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulk container
lng
measuring means
gas
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003366804A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumori Ijiri
卓壮 井尻
Takamasa Ito
隆政 伊藤
Takashi Ichikawa
貴志 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2003366804A priority Critical patent/JP2005133735A/ja
Publication of JP2005133735A publication Critical patent/JP2005133735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 サテライト基地にLNGをバルク容器単位で搬送設置し、そのLNGの状態情報を管理基地が常時把握することで、サテライト基地において安全に使用すると共に、バルク容器内のLNGの貯残量の監視、バルク容器の交換時期の決定等を一元管理することにより、LNGを安全かつ物流システムの最適化を図る。
【解決手段】 バルク容器2に充填したLNGの状態を管理するための測定手段16、17と、バルク容器2に充填したLNGの消費量と残量を管理するための測定手段18、19、20と、バルク容器2の保安防災をするために、バルク容器2の傾斜角度を測定するタンク傾斜角度測定手段22等を備えた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、LNG(液化天然ガス)を搬送するときに用いるバルク容器をそのままサテライト基地の貯蔵用タンクとして使用し、そのLNGをガス化して供給する技術に係り、特にサテライト基地におけるLNGの貯残量等を監視すると共に、このバルク容器を安全に使用することができるLNG供給用のバルク容器に関するものである。
LNGは、地中より発生するメタンガスを主成分とする可燃性ガスである天然ガスを−162℃に冷却して液化したガスである。この液化する際に、除塵、脱硫、脱酸素、脱湿などの前処理を行い、硫黄などの不純物を除去しているので、クリーンなエネルギーとして注目されている。このLNGは、世界に広く分布し、長期に安定した供給が可能な原料である。
LNGは、図7に示すように、世界の産出国から各需要家、生産設備等に供給するようになっている。LNGは外国の積出基地からタンカー等を介して、例えば、日本の各港における出荷基地51まで搬送される。出荷基地51まで搬送されたLNGはこの出荷基地51の製造所で精製され、鉄道又は自動車による輸送容器(コンテナ)としてタンクローリー車52でサテライト基地53へ搬送されている。LNGは−162℃の超低温であるために、断熱構造を有する特殊なタンクローリー車52で運搬する必要がある。
このような液化ガスを貯蔵するバルク容器に関する先行技術としては、特許文献1の特開2000−191895公報「バルク容器内残液量管理システム」に示すように、バルク容器に残量管理装置を設けて、液化石油ガス(LPガス)の残液量や消費量を表示し、かつ管理する技術が提案されている。
この管理システムにおけるバルク容器61は、図8に示すように、台62上に設置されており、この台62とバルク容器61の間には重量センサ63が取り付けられ、この重量センサ63によりバルク容器61の重量を検出するようになっている。バルク容器61の上部には、ガス取出弁、均圧弁、安全弁が一体に組み込まれた弁機構64と、液取入弁、液取出弁65が設けられ、かつ、弁機構64の上部には、重量センサ63からの信号を受けて信号処理及び表示を行う残量管理装置66が取り付けられている。
この外付けの重量センサ63による検出信号を処理して残量管理装置66の表示部67に表示するようにしたので、外付けの重量センサ63で残液量が検出できるようになっている。
また、特許文献2の特開2001−339775公報「LPガスバルク容器の遠隔監視,保守管理および請求処理方法と請求処理システム」に示すように、LPガスバルク容器の設置に伴う設備の安全性および自動給配、これに伴う請求処理を行う技術が提案されている。
この方法では、LPガスバルク容器についてのLPガスの一定期間の使用量、圧力、温度、容量、地震、ガス洩れを含む監視項目について監視し、電話回線、専用線もしくはインターネットなどの通信網を介して前記監視によって取得された監視データを集中監視センタに送信し、該集中監視センタは給配車の手配を行ってLPガスのLPガスバルク容器への給配指示を行うようになっている。LPガスの給配量並びにLPガスバルク容器の遠隔監視および保守管理についての請求処理を行う。
LPガスバルク容器には、LPガスの供給を行う配管が設けられ、これらの配管にはFTセンサ、PTセンサ、TTセンサおよびLTセンサが設けられる。また、地中室内でLPガスバルク容器の側方に洩れセンサおよび振れセンサが設けられる。
FTセンサは流量センサ、PTセンサは圧力センサ、TTセンサは温度センサ、LTセンサはレベルセンサである。LPガスバルク容器には地震等の振れを検出する振れセンサ、洩れセンサによってガス洩れを検知するようになっている。
しかし、従来のタンクローリー車52でLNGを搬送し、サテライト基地53においてLNGタンク54へ移し替える際には、タンクローリー車52のタンクに供給する加圧ガスのガス圧を、LNGタンク(図示していない)に供給する加圧ガスのガス圧よりも高圧になるように制御しつつ、このタンクローリー車52からLNGを移し替える必要があるために、その手間と時間がかかるという問題を有していた。
また、外付けの重量センサ63で残液量が検出できるバルク容器は、そのバルク容器中の液化石油ガス(LPガス)の残液量や消費量を表示し、かつ管理するだけであった。LNGは−162℃の超低温であるために、断熱構造を有する特殊なバルク容器が必要であった。
更に、LPガスバルク容器の遠隔監視,保守管理および請求処理方法と請求処理システムにあっては、そのLPガスの一定期間の使用量、状態情報の他に、地震,ガス洩れについては監視し、その取得された監視データを集中監視センタに送信することはできるが、上述したように、搬送可能なバルク容器をそのまま一時設置してタンクとして利用するものではなかった。
特に、LNGを搬送するときに用いるバルク容器をそのままサテライト基地の貯蔵用タンクと使用できるバルク容器では、このバルク容器をサテライト基地において一時設置するときは、トレーラーから切り離し、このバルク容器の車輪と支持台を用いてサテライト基地に固定するようになっている。このバルク容器は、サテライト基地におけるLNG気化器等でガス化してから各需要家や生産設備をガスを供給するために必要な設備に着脱自在に接続し、不用意にそれらの接続が外れないように固定する必要がある。従来汎用されているバルク容器では安全に使用することができないという問題を有していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、サテライト基地にLNGをバルク容器単位で搬送設置し、そのLNGの状態情報を管理基地が常時把握することで、サテライト基地において安全に使用すると共に、バルク容器内のLNGの貯残量の監視、バルク容器の交換時期の決定等を一元管理することにより、LNGを安全かつ物流システムの最適化を図ることができるLNG供給用のバルク容器を提供することにある。
本発明によれば、LNGを搬送するときに用いるトレーラー型のバルク容器(2)をそのままサテライト基地(3)の貯蔵用タンクとして使用するLNG供給用のバルク容器(2)であって、前記バルク容器(2)に充填したLNGの状態を管理するために、該バルク容器(2)の貯蔵槽内の内部と外部の温度を測定する温度測定手段(16)及び該貯蔵槽内の圧力を測定する圧力測定手段(17)と、前記バルク容器(2)に充填したLNGの消費量と残量を管理するために、LNGの供給流量を測定する流量測定手段(18)及びLNGの貯蔵槽内の残量レベルを測定するLNGタンク残量レベル測定手段(19)と、前記バルク容器(2)に充填したLNGの品質を管理するために、LNGの熱量を測定する燃料熱量測定手段(20)と、前記バルク容器(2)の保安防災をするために、前記バルク容器(2)の傾斜角度を測定するタンク傾斜角度測定手段(22)と、前記温度測定手段(16)、前記圧力測定手段(17)、前記流量測定手段(18)、前記LNGタンク残量レベル測定手段(19)、前記燃料熱量測定手段(20)又は前記タンク傾斜角度測定手段(22)と、主にLNGの貯残量を監視すると共に、前記バルク容器(2)の状態情報を常時把握する管理基地(6)とを連絡する通信インターフェイス(21)と、を備えた、ことを特徴とするLNG供給用のバルク容器が提供される。
更に、前記バルク容器(2)の保安防災をするために、該バルク容器(2)からLNGガスの漏洩の有無を検知するガス漏洩検知手段(23)、前記バルク容器(2)からの出火を検出する火気検出手段(24)、前記バルク容器(2)の振動を検出する振動検出手段(25)、前記バルク容器(2)への侵入者を監視する侵入者監視手段(26)、前記バルク容器(2)に、単位時間当たりのガス使用量を把握するために時計(27)又は前記バルク容器(2)に、加温器(10)、加圧加温器(11)、蒸発器(12)又は液量・減圧ユニット(13)へのLNGの供給状態を管理するために、供給弁開閉状態測定手段(28)を備える、ことが好ましい。
上記発明では、サテライト基地(3)に一時設置したバルク容器(2)のLNGの貯残量、そのバルク容器(2)に関する状態情報、例えば温度、内圧等を検出し、それらの情報と共に安全防災情報について、管理基地(6)へ連絡する。この連絡を受けた管理基地(6)では、その情報内容を基にLNGの貯残量が所定量以下になったバルク容器(2)を交換する指示を出荷基地(1)へ連絡する。この連絡を受けた出荷基地(1)では、LNGを充填した別のバルク容器(2)を該当するサテライト基地(3)へ搬送する。
特に、本発明のバルク容器(2)には温度測定手段(16)や圧力測定手段(17)の他に、保安防災に寄与する装置としてバルク容器(2)の傾斜角度を測定するタンク傾斜角度測定手段(22)、ガス漏洩検知手段(23)等の装置を具備している。バルク容器(2)が傾斜し、ガス漏れ等の何らかの不具合が発生してバルク容器(2)の異常情報について、管理基地(6)が一元管理することによって、それを早期に発見することができる。そこで、バルク容器(2)に充填したLNGをサテライト基地(3)において安全に供給することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明のLNG供給用のバルク容器は、LNGを搬送するときに用いるトレーラー型のバルク容器をそのままサテライト基地の貯蔵用タンクとして使用するようになっている。このバルク容器には、貯蔵中のLNGの状態を管理する装置、供給中のLNGの消費量と残量を管理する装置及びバルク容器の保安防災に寄与する装置を備えたものである。
図1は本発明のバルク容器を用いてLNGを供給する際の供給方法を示す全体説明図である。
本発明のLNG供給用のバルク容器は、出荷基地1に備えたLNGタンクに貯蔵されたLNGをトレーラー型のバルク容器2に移し、このバルク容器2をサテライト基地3に搬送する際に使用するものである。このバルク容器2は、サテライト基地3に一時設置し、貯蔵中のLNGを気化器4でガス化したLNGガスを需要家5等に供給するようになっている。サテライト基地3ではコジェネレーションシステムにより電力として利用、又は排熱を給湯に利用する。管理基地6はそのサテライト基地3のバルク容器2のLNGの貯残量を監視すると共に、安全に維持管理するようになっている。
LNGは、世界の産出国の積出基地からタンカー等を介して出荷基地1まで搬送され、製造所において除塵、脱硫、脱酸素、脱湿などの前処理を行い、硫黄などの不純物を除去した液化ガスに精製される。このLNGは、出荷基地1に備えたLNGタンクに貯蔵し、このLNGをトレーラー型のバルク容器2に充填して搬送する。
図2は本発明のバルク容器を示す正面図である。図3はバルク容器をトレーラーで牽引した状態を示す正面図である。
本発明のバルク容器2は、図2に示すように、構造的には従来のタンクローリー車のタンク部分の構造と同様で、超低温のLNGを貯蔵できるように断熱材構造になっている。このバルク容器2は、図3に示すように、サテライト基地3に搬送するときに、このバルク容器2自体に車輪7を取り付け、トレーラー8で牽引して出荷基地1とサテライト基地3間を搬送するようになっている。
図4は本発明のLNG供給用のバルク容器の他の実施の形態を示す正面図である。
本発明のバルク容器2は、タンク部分2aを保護する枠体9を構成することができる。このように枠体9を構成することによって汎用しているコンテナと同様に取り扱うことが可能になる。例えば、輸送船にバルク容器2の枠体9をコンテナを取り付けるように固定することができる。また、サテライト基地3においても、この枠体9をコンテナを固定するように取り付けるだけで、バルク容器2を短時間で固定設置することができる。
図5は本発明のバルク容器をサテライト基地において気化器等に接続した状態の平面配置図である。
本発明のバルク容器2は、サテライト基地3におけるLNG気化器4の他に、各需要家5等へガスを供給するために必要な設備が備えられている。バルク容器2は、複数の供給口と供給口切替弁を介して、加温器10、加圧加温器11、蒸発器12又は液量・減圧ユニット13に接続し、LNGのガス供給の他に、BOGの放出又は供給を選択的かつ円滑に実施し得るようになっている。これらの設備は安全を期してフェンス14に格納されている。更にパージ用容器15を備えている。
図6は本発明のLNG供給用のバルク容器の実施の形態を示す説明図である。
本発明のLNG供給用のバルク容器に充填したLNGの状態管理するために種々の装置を備えている。例えば、バルク容器2の貯蔵槽内の内部と外部の温度を温度測定手段16により測定して、バルク容器2が高温になりすぎたときは何らかの異常事態が生じていることを知ることができる。この温度測定手段16としては、温度計等の温度センサである。また、バルク容器2の貯蔵槽内の圧力を圧力測定手段17により測定して、バルク容器2内が高圧又は極端に低圧になったことを知ることができる。この圧力測定手段17としては、圧力計等の圧力センサを用いる。
バルク容器2にはLNGの消費量と残量を管理する装置を備えている。例えば、LNGの供給流量を流量計等の流量測定手段18により測定して、バルク容器2内のLNGの消費状況を知ることができる。LNGのバルク容器2の貯蔵槽内の残量レベルをLNGタンク残量レベル測定手段19により測定して、バルク容器2内のLNGの残量を知ることができる。このLNGタンク残量レベル測定手段19としては、重量計等を用いる。更に、バルク容器2内のLNGの品質を管理するためにLNGの熱量を測定する燃料熱量測定手段20を備えている。
本発明のバルク容器2では、サテライト基地3におけるLNGガス使用量やガス在庫量等について、流量測定手段18やLNGタンク残量レベル測定手段19により測定し、その測定データをサテライト基地3、管理基地6と出荷基地1とを例えば無線やインターネットのような通信インターフェイス21を介して連絡することができる。出荷基地1ではそのガス使用量やガス在庫量等の測定データに基づいて的確にLNGのバルク容器2を搬送することができる。
管理基地6では、各サテライト基地3のバルク容器2内におけるLNG貯残量を常時監視することにより、単位時間(時間、日、週、月等)当たりのガス使用量を把握できるので、バルク容器2内のLNG貯残量とガス使用量とから、LNGが無くなる欠品までの時間や日数を計算し、そのバルク容器2の交換時期をある程度予測することができる。それに合わせて出荷基地1においては、バルク容器2にLNGの充填の準備をすることができ、効率の良い流通が可能となる。
このとき、例えば管理基地6では、出荷基地1からの測定データによって該当するバルク容器2又はLNGの在庫量が不足する場合は、他の出荷基地1を選択する。同時に、他のサテライト基地3におけるバルク容器2のLNG貯残量を確認する。
本発明のバルク容器2には、上述した温度測定手段16や圧力測定手段17の他に、保安防災に寄与する装置を種々備えている。バルク容器2の傾斜角度をタンク傾斜角度測定手段22により測定して、バルク容器2自体の傾きを知ることができる。バルク容器2が傾斜しているとバルク容器2に何らかの不具合、例えば気化器4との連結配管に不要な力が加わり、その配管接続部分に隙間が形成され、ガス漏れ又は液漏れの原因になることがある。そこで、バルク容器2の傾斜を早期に発見することはガス漏れ又は液漏れを未然に防止することになる。
バルク容器2からLNGガスの漏洩の有無をガス漏洩検知手段23により検知する。このガス漏洩検知手段23はセンサを用いて、LNGガス、BOG(Boil Off Gas)ガスを検知することにより、サテライト基地3において安全にガスを供給することができる。本発明のバルク容器2には、防災効果を高めるために、出火を検出する火気検出手段24を備えている。
また、本発明のバルク容器2の振動を検出する振動検出手段25を備えることにより、バルク容器2の配管接続部分からのガス漏れ又は液漏れ等を早期に発見することができる。
或いは、バルク容器2に侵入者監視手段26を備えることにより、バルク容器2に危害を加えようとしている侵入者を監視して、災害を未然に防止することができる。例えば、インターネットを介して常時テレビカメラにより監視する。更に、警報装置(図示していない)を備えることにより、侵入者に警告するように構成することができる。
管理基地6には、バルク容器2に備えた通信インターフェイス21を介して上述した異常状態を始め測定データを受け取り、この測定データを受け取った管理基地6では、管理サーバー、計算装置、入出力装置、表示装置及びLNGバルク容器2の運用表示装置等により、出荷基地1の選択、管理基地6におけるバルク容器2の搬送のための最適ルートの検索処理し、その指示内容を所定の出荷基地1へ連絡する。
更に、バルク容器2には単位時間当たりのガス使用量を把握するための時計27を備えることができる。この時計27は、ガス使用量以外にバルク容器2の振動を検出した時間やバルク容器2に危害が加えられた時間を管理するとき等に使用する。
また、バルク容器2と加温器10、加圧加温器11、蒸発器12又は液量・減圧ユニット13に接続した複数の供給口についてLNGの供給状態を管理するために、供給弁開閉状態測定手段28を備えることができる。
なお、本発明は、サテライト基地3に一時設置するLNGをバルク容器2に、LNGの残量、状態情報及び安全管理手段を設けたことで、バルク容器2をサテライト基地において安全に使用することができる方法であれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明のLNG供給用のバルク容器は、バルク容器に状態情報、安全防災情報に関する装置を装着し、管理基地において状態、貯残、異常状態等の一元管理及び運用を行うことにより、サテライト基地におけるLNGのガスの安全かつ安定供給することができる。
更に、そのサテライト基地における異常状態の発見やその異常への迅速な対応が可能となり安全の確保、異常の監視することができる。
本発明のバルク容器を用いてLNGを供給する際の供給方法を示す全体説明図である。 本発明のバルク容器を示す正面図である。 バルク容器をトレーラーで牽引した状態を示す正面図である。 本発明のLNG供給用のバルク容器の他の実施の形態を示す正面図である。 本発明のバルク容器をサテライト基地において気化器等に接続した状態の平面配置図である。 本発明のLNG供給用のバルク容器の実施の形態を示す説明図である。 従来のLNGの供給方法を示す概略ブロック図である。 従来のバルク容器を示す一部切欠いた正面図である。
符号の説明
1 出荷基地
2 バルク容器
3 サテライト基地
5 需要家
6 管理基地
16 温度測定手段
17 圧力測定手段
18 流量測定手段
19 LNGタンク残量レベル測定手段
20 燃料熱量測定手段
21 通信インターフェイス
22 タンク傾斜角度測定手段
23 ガス漏洩検知手段
24 火気検出手段
25 振動検出手段
26 侵入者監視手段
27 時計
28 供給弁開閉状態測定手段

Claims (7)

  1. LNGを搬送するときに用いるトレーラー型のバルク容器(2)をそのままサテライト基地(3)の貯蔵用タンクとして使用するLNG供給用のバルク容器(2)であって、
    前記バルク容器(2)に充填したLNGの状態を管理するために、該バルク容器(2)の貯蔵槽内の内部と外部の温度を測定する温度測定手段(16)及び該貯蔵槽内の圧力を測定する圧力測定手段(17)と、
    前記バルク容器(2)に充填したLNGの消費量と残量を管理するために、LNGの供給流量を測定する流量測定手段(18)及びLNGの貯蔵槽内の残量レベルを測定するLNGタンク残量レベル測定手段(19)と、
    前記バルク容器(2)に充填したLNGの品質を管理するために、LNGの熱量を測定する燃料熱量測定手段(20)と、
    前記バルク容器(2)の保安防災をするために、前記バルク容器(2)の傾斜角度を測定するタンク傾斜角度測定手段(22)と、
    前記温度測定手段(16)、前記圧力測定手段(17)、前記流量測定手段(18)、前記LNGタンク残量レベル測定手段(19)、前記燃料熱量測定手段(20)又は前記タンク傾斜角度測定手段(22)と、主にLNGの貯残量を監視すると共に、前記バルク容器(2)の状態情報を常時把握する管理基地(6)とを連絡する通信インターフェイス(21)と、を備えた、
    ことを特徴とするLNG供給用のバルク容器。
  2. 前記バルク容器(2)の保安防災をするために、該バルク容器(2)からLNGガスの漏洩の有無を検知するガス漏洩検知手段(23)を、更に備えた、ことを特徴とする請求項1のLNG供給用のバルク容器。
  3. 前記バルク容器(2)からの出火を検出する火気検出手段(24)を、更に備えた、ことを特徴とする請求項1のLNG供給用のバルク容器。
  4. 前記バルク容器(2)の振動を検出する振動検出手段(25)を、更に備えた、ことを特徴とする請求項1のLNG供給用のバルク容器。
  5. 前記バルク容器(2)への侵入者を監視する侵入者監視手段(26)を、更に備えた、ことを特徴とする請求項1のLNG供給用のバルク容器。
  6. 前記バルク容器(2)に、単位時間当たりのガス使用量を把握するために時計(27)を、更に備えた、ことを特徴とする請求項1のLNG供給用のバルク容器。
  7. 前記バルク容器(2)に、加温器(10)、加圧加温器(11)、蒸発器(12)又は液量・減圧ユニット(13)へのLNGの供給状態を管理するために、供給弁開閉状態測定手段(28)を、更に備えた、ことを特徴とする請求項1のLNG供給用のバルク容器。
JP2003366804A 2003-10-28 2003-10-28 Lng供給用のバルク容器 Pending JP2005133735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366804A JP2005133735A (ja) 2003-10-28 2003-10-28 Lng供給用のバルク容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366804A JP2005133735A (ja) 2003-10-28 2003-10-28 Lng供給用のバルク容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005133735A true JP2005133735A (ja) 2005-05-26

Family

ID=34644988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003366804A Pending JP2005133735A (ja) 2003-10-28 2003-10-28 Lng供給用のバルク容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005133735A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085403A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Chugoku Electric Power Co Inc:The バルクコンテナを用いた液化天然ガスの輸送方法
JP2007154999A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The Lng提供管理システム
JP2008144877A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Chugoku Electric Power Co Inc:The 天然ガス供給システム及び天然ガス供給方法
CN104121477A (zh) * 2014-07-17 2014-10-29 上海雷尼威尔技术有限公司 车用lng气罐控制系统及方法
CN108279126A (zh) * 2017-12-26 2018-07-13 中国空间技术研究院 一种基于地面流量测试数据确定在轨电推进流量方法及系统
KR20220091884A (ko) * 2020-12-24 2022-07-01 주식회사 에이스이앤티 Lng 탱크 유지보수 및 상태관리를 위한 디지털 측정시스템
JP7257011B1 (ja) 2022-08-26 2023-04-13 株式会社日新 液化水素搬送システム
JP7260216B1 (ja) 2022-08-26 2023-04-18 株式会社日新 液化水素搬送システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085403A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Chugoku Electric Power Co Inc:The バルクコンテナを用いた液化天然ガスの輸送方法
JP2007154999A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The Lng提供管理システム
JP2008144877A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Chugoku Electric Power Co Inc:The 天然ガス供給システム及び天然ガス供給方法
CN104121477A (zh) * 2014-07-17 2014-10-29 上海雷尼威尔技术有限公司 车用lng气罐控制系统及方法
CN108279126A (zh) * 2017-12-26 2018-07-13 中国空间技术研究院 一种基于地面流量测试数据确定在轨电推进流量方法及系统
KR20220091884A (ko) * 2020-12-24 2022-07-01 주식회사 에이스이앤티 Lng 탱크 유지보수 및 상태관리를 위한 디지털 측정시스템
KR102472799B1 (ko) * 2020-12-24 2022-12-01 주식회사 에이스이앤티 Lng 탱크 유지보수 및 상태관리를 위한 디지털 측정시스템
JP7257011B1 (ja) 2022-08-26 2023-04-13 株式会社日新 液化水素搬送システム
JP7260216B1 (ja) 2022-08-26 2023-04-18 株式会社日新 液化水素搬送システム
JP7384509B1 (ja) 2022-08-26 2023-11-21 株式会社日新 液化水素搬送システム
JP7386588B1 (ja) 2022-08-26 2023-11-27 株式会社日新 液化水素搬送システム
JP2024031598A (ja) * 2022-08-26 2024-03-07 株式会社日新 液化水素搬送システム
JP2024031223A (ja) * 2022-08-26 2024-03-07 株式会社日新 液化水素搬送システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7937216B2 (en) System for monitoring propane or other consumable liquid in remotely located storage tanks
US7295919B2 (en) System for delivering propane or other consumable liquid to remotely located storage tanks
US20060243347A1 (en) System for monitoring propane or other consumable liquid in remotely located storage tanks
US8051882B2 (en) Tanker truck monitoring system
AU733783B2 (en) Process for generating at least one warning signal relating to the level in a product storage tank and device for implementing the process
CN105546328A (zh) 一种lng槽车装卸撬
JP2005133735A (ja) Lng供給用のバルク容器
CN205606167U (zh) 一种lng槽车装卸撬
AU2012244083A1 (en) Monitoring liquid in remotely located storage tanks
KR20100079859A (ko) 케미칼 용액 또는 액상가스 대용량 저장탱크를 이용한 정제및 대유량 공급장치
JP2008144877A (ja) 天然ガス供給システム及び天然ガス供給方法
JP5095269B2 (ja) 通信システム
KR20140087794A (ko) 저온고압탱크의 압력제어방법
RU2803855C1 (ru) Система мониторинга технического состояния криогенных танк-контейнеров
KR101973037B1 (ko) 온도 측정 시스템
KR20130058968A (ko) 온도 측정 시스템 및 그의 온도 측정 방법
JP2003049995A (ja) ガス供給方法
JP4845495B2 (ja) Lng提供管理方法
JP2005048794A (ja) バルク容器を用いたlngの供給方法
KR20210001562U (ko) 정압기의 개도율 표시장치
JPH11110662A (ja) Lpガス需要家の保守管理システム及び機器点検表
JPH10318499A (ja) Lng基地の払出ポンプ装置
JP2006242656A (ja) 電子式ガスメータ
JP2010174916A (ja) ガス保安システム
ITMI970627A1 (it) Apparecchiatura e metodo per la refrigerazione e l'erogazione di bevande

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060810

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070904

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071121

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080620

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080807

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080929

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02