JP2005133363A - 作業用枠台 - Google Patents
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Abstract
【課題】梯子を使った高所作業を安全にかつ効率良く行うことができる作業用枠台を提供することにある。
【解決手段】筒状の囲繞枠2と、この囲繞枠2内の下部に起倒可能に設けた載置台部3と、囲繞枠2の上部に設けた引掛け部4とを備え、囲繞枠2は、複数の杆部材を接続した直方体形であって、前枠部7と後枠部8とを接続する杆部材6をヒンジ接続して、前枠部7と後枠部8とを杆部材6を介して折り畳み近接できるようにしてある。
【選択図】 図1
【解決手段】筒状の囲繞枠2と、この囲繞枠2内の下部に起倒可能に設けた載置台部3と、囲繞枠2の上部に設けた引掛け部4とを備え、囲繞枠2は、複数の杆部材を接続した直方体形であって、前枠部7と後枠部8とを接続する杆部材6をヒンジ接続して、前枠部7と後枠部8とを杆部材6を介して折り畳み近接できるようにしてある。
【選択図】 図1
Description
この発明は、梯子を使って高所で作業をするときに使用する作業用枠台に関するものである。
一般に庭木の剪定作業や、建物の高所の窓拭きや壁面補修、或いは屋外及び屋外での配線工事等の作業を行う場合には、一本梯子と呼ばれている伸縮しない梯子や、繋ぎ梯子(二連伸縮梯子、三連伸縮梯子等)と呼ばれている伸縮梯子を用いて前記の作業を行っている。
この場合、高所作業を行うにあたっては所望箇所に梯子を立て、作業で使用する道具等を片手で持つとともにもう一方の手で梯子の横杆(階段)を握って梯子の上部まで登り、片手で梯子を持ちながら或いは両手を使って作業を行っている。
しかしながら、片手で梯子を握りもう一方の手で作業を行うのは、危険でもあり、また動ける作業範囲も限られて効率良く作業を行うことができなかった。
また、作業者は両手を使って安全にかつ効率良く作業を行うために、安全ベルトを身に付けて梯子の上部まで登り、梯子の上部の適当な横杆(階段)の上に足を載せて立ち、安全ベルトの係止紐を梯子以外の箇所に掛止して作業を行っている。
この場合、片手で梯子を握って作業をする前記した例に比べれば、ある程度梯子の上で移動でき両手も使えて多少は作業効率を上げることができる。しかし、係止紐で動ける範囲が制約されているので動き辛く効率良く作業を行えるかと言うと疑問であった。また、安全ベルトを使用しているからと言って梯子の上で移動したりすると、梯子の足を掛けた横杆(階段)から足を滑らせてしまうといった心配もあった。
また、下記の公報に記載されているような脚立と一体に形成された手摺付作業台もあるが、手摺付作業台を一般に数多く市販され使用されている各種の梯子に容易に着脱して使用できるものではなかった。
特許文献としては次のような文献がある。
特開2003−239526号公報
本発明は前記のような問題点に鑑みて開発されたものであり、その目的は梯子を使った高所作業を安全にかつ安心して効率良く行うことができる作業用枠台を提供することにある。
前記のような目的を達成するために、請求項1記載の本発明の作業用枠台は、筒状の囲繞枠と、この囲繞枠内の下部に起倒可能に設けた載置台部と、囲繞枠の上部に設けた引掛け部とを備えていることを特徴とする構成である。
また、請求項2記載の本発明の作業用枠台は、請求項1記載の作業用枠台において、囲繞枠は、複数の杆部材を接続した直方体形であって、前枠部と後枠部とを接続する杆部材をヒンジ接続して、前枠部と後枠部とを杆部材を介して折り畳み近接できるようにしたことを特徴とする構成である。
本発明の作業用枠台は、庭木の剪定作業や建物の高所の窓拭き作業や壁面作業等の高所作業を、梯子を使って行う際に、囲繞枠に設けた掛止部を、所望の箇所に立て掛けた梯子の上部の横杆(階段)に掛け、囲繞枠の下部の載置台部を倒して他端部を囲繞枠の掛止部に掛ける。このようにして、この載置台部の上に立ったり、或いは座ったりして作業をすることにより、両手を使って作業ができるととともに、囲繞枠内で身体を自由に動かすことができるので、広い範囲の作業を迅速にかつ効率良く行うことができる。勿論、梯子が倒れないように作業を行うには、梯子を安全な傾斜角度に設置することが肝心である。
また、本発明の作業用枠台は、前枠部と後枠部とを杆部材を介しヒンジ接続した構造でもあるので、使用しない時には囲繞枠を折り畳んで嵩張ることなく保管しておくことができ、また、持ち運びも嵩張らずに容易に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図に示す例に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明に係る作業用枠台に関する図であって、この作業用枠台1は、直方体形の筒状の囲繞枠2と、この囲繞枠2の下部に設けた載置台部3と、囲繞枠2の上部に設けた引掛け部4とからなる。
図1〜図6は本発明に係る作業用枠台に関する図であって、この作業用枠台1は、直方体形の筒状の囲繞枠2と、この囲繞枠2の下部に設けた載置台部3と、囲繞枠2の上部に設けた引掛け部4とからなる。
より具体的に説明すると、囲繞枠2は、適宜の太さのアルミ製の複数の杆部材である管材5(縦杆)と管材6(横杆)および桟材5a、6aとによって長方形状に形成した前枠部7と、この前枠部7と略同じ構成からなる後枠部8と、前枠部7と後枠部8とを前記管材6(横杆)でヒンジ接続するための頭部9a付きピン9とによって構成されている。
前枠部7と後枠部8との複数箇所の同じ高さ位置には、ピン9を挿入する貫通孔10(図2参照)が形成されている。そして各管材6(横杆)の両端部11(図2、図3参照)は、平たく形成され、かつ端11aを半円状に形成されている。この各端部11にもピン9を挿入する孔12が形成されている。
各管材6(横杆)の両端部11は、前枠部7並びに後枠部8の各管材5(縦杆)の外側面に当接し、ピン9を孔12、貫通孔10に通して突き抜けた下端9bを潰して抜けないようにし、前記各管材5(縦杆)にヒンジ接続してある。
さらに、後枠部8の各管材6(横杆)の端部11をヒンジ接続した箇所の下側には、管材支持部材13が後枠部8と対向する前枠部7の方向に、後枠部8の管材5(縦杆)に対して直角となるように固着してある。
この管材支持部材13は、横断面がL字形(図4参照)で、管材6(横杆)を下側で支持するとともに外側への動きも阻止できる。管材支持部材13が後枠部8に固着されていることにより、各管材6(横杆)が後枠部8の管材5(縦杆)に対して直角方向より下に下がることがない。したがって、使用時には囲繞枠2を直方体状にして使用することができる。
後枠部8の上部には両側近傍にフック状の引掛け部4が設けてあり、引掛け部4を梯子16(図6参照)の上部の横杆17に掛けて作業用枠台1を梯子16に吊下げられるようにしてある。
前記囲繞枠2の下部に設けた載置台部3は、前枠部7並びに後枠部8と同じ位の長さで、
管材6(横杆)より少し短い幅の板状部材14であって、一端部3aを筒状に形成して管材6(横杆)に回動自在に係止し、他端部3bにフック部15を設けて、倒した時に囲繞枠2の下部の、この例の場合の掛止部となる管材6(横杆)に掛止できるようにしてある。
管材6(横杆)より少し短い幅の板状部材14であって、一端部3aを筒状に形成して管材6(横杆)に回動自在に係止し、他端部3bにフック部15を設けて、倒した時に囲繞枠2の下部の、この例の場合の掛止部となる管材6(横杆)に掛止できるようにしてある。
上述のような構成からなる作業用枠台1にあっては、通常は(図5参照)ヒンジ接続箇所から折り畳んで前枠部7と後枠部8とを重ねるようにすれば、運び易くまた保管もし易い。
そしてこの作業用枠台1を使って高所作業を行う場合は、梯子16を所望の箇所に立て、この梯子16の傍で、前記のように折り畳んだ状態から囲繞枠2を直方体状にするとともに、板状部材14を起こして囲繞枠2の片方の管材6(横杆)側に立てておく。この状態にすることにより囲繞枠2は上下方向に貫通した筒状となる。
作業者は、このようにした囲繞枠2の中に入り、この作業用枠台1を肩で担ぐなり片手で持つなりして梯子16を登る。そして梯子16(図6参照)の上部に達したら所望の横杆17に引掛け部4を掛けて、作業用枠台1を梯子16の上部に吊るす。また、立ててあった板状部材14を倒して囲繞枠2の下部の管材6(横杆)にフック部15を掛止する。このようにした状態で板状部材14の上に立って、両手を使って所望の高所作業を行えばよい。勿論、作業中に梯子16が倒れないように十分に傾けて立てておくことが肝心である。
また、梯子16を立てる前に、上部の横杆17に作業用枠台1の引掛け部4を掛けて梯子16を立ててもよい。この場合、板状部材14が倒れた状態になっていれば、梯子16を下から上がって行って、囲繞枠2の下部を蓋した状態の板状部材14を一旦押し上げ、囲繞枠2の中に作業員の身体を入れ、その後、板状部材14を倒して、フック部15を管材6(横杆)に掛止する。このようにした後は、前記と同様にして高所作業をすればよい。
なお、本発明に係る作業用枠台の囲繞枠は、ヒンジ接続した折り畳みできる構造に限らず、折り畳めない筒状の枠体であってもよい。また、囲繞枠は、直方体に限らず円筒形、または多角筒形の枠体であってもよい。また、載置台部3を倒したときに先端部を掛止するための掛止部は、図示の例では囲繞枠2の下部の管材6(横杆)が掛止部であるが、この管材6(横杆)に掛止部となる別の載置部材を固着して、この載置部材に載置台部3の先端部を載置して支持させる構成のものであってもよい。さらに、囲繞枠を構成する杆部材は、管材に限らず軸材であってもよい。
1 作業用枠台
2 囲繞枠
3 載置台部
4 引掛け部
5 管材(杆部材)
6 管材(杆部材)
7 前枠部
8 後枠部
15 掛止部
16 梯子
17 横杆
2 囲繞枠
3 載置台部
4 引掛け部
5 管材(杆部材)
6 管材(杆部材)
7 前枠部
8 後枠部
15 掛止部
16 梯子
17 横杆
Claims (2)
- 筒状の囲繞枠と、この囲繞枠内の下部に起倒可能に設けた載置台部と、囲繞枠の上部に設けた引掛け部とを備えていることを特徴とする作業用枠台。
- 囲繞枠は、複数の杆部材を接続した直方体形であって、前枠部と後枠部とを接続する杆部材をヒンジ接続して、前枠部と後枠部とを杆部材を介して折り畳み近接できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の作業用枠台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003368376A JP2005133363A (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | 作業用枠台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003368376A JP2005133363A (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | 作業用枠台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005133363A true JP2005133363A (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=34646056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003368376A Pending JP2005133363A (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | 作業用枠台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005133363A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008113123A1 (en) * | 2007-03-20 | 2008-09-25 | David Whitfield | Ladder safety rail |
-
2003
- 2003-10-29 JP JP2003368376A patent/JP2005133363A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008113123A1 (en) * | 2007-03-20 | 2008-09-25 | David Whitfield | Ladder safety rail |
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