JP2007211493A - 梯子 - Google Patents

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Abstract

【課題】山間部や森林地帯を移動する際に携帯できる程度にコンパクト化が可能でありながら、使用時には伸長して地上から数メートルの高さまで樹木を登るに適した状態とすることができる梯子を提供することを目的としている。
【解決手段】脚部を備えたベース部2と、該ベース部に連結されたラダー部11と、から成る梯子1であって、ラダー部は、互いに折り曲げ自在に連結された複数のラダーユニット12から成り、各ラダーユニットは、棒状部13と、該棒状部から側方へ突設される足掛け部15と、他の棒状部と折り曲げ自在、或いは着脱自在に連結される連結部20と、棒状部に設けられた樹木係止用のベルト30と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は折り畳むことによりコンパクト化して運搬が可能となる一方で、木登りのために使用する時には十分な長さに伸長することにより樹木の高所にまで登ることができる梯子に関する。
鉄塔間に張設される高圧送電線は、送電経路に沿った地上の樹木や建造物等の背の高い物体(送電線近接物)から十分に離隔した高さ位置に配置する必要がある。高圧送電線は絶縁樹脂等による絶縁被覆ができないために裸電線であり、空気を利用して絶縁を確保している。そのため、高圧電線から所定距離以内の空間に樹木等があると、電線に接触しなくても空気絶縁が破られることにより放電が発生し火災の原因となる。
特に、樹木は成長して送電線との間の距離が経時的に縮まるため、電力会社では一年に一回程度、定期的に電線と樹木頂部との間の離隔距離を確認するための巡視を行い、離隔距離が許容限度を下回っている場合には、地権者の承諾を得てから樹木の枝や幹を所定長に亘り伐採(剪定)したり、或いは樹木の頂部にロープをかけて地上から引っ張って幹を湾曲、傾斜させて固定することにより送電線との離隔距離を確保する等の措置を講じている。
ところで、樹木の高所にある枝や、幹の頂部を伐採したり、樹木の頂部にロープをかけるための作業は人間が樹木に登って行う必要がある。樹木に登るに際して、幹の低所に十分な強度を有した枝等の手掛かりとなる部分が存在しない場合には、適当な枝が生えている高さ位置(通常、2〜5m程度)まで梯子を用いて登る必要があるが、例えば2〜5mの長さを有した梯子を携行して山間部や森林地帯を移動することは極めて困難である。このように山間部等にある樹木に登る場合には、現地まで梯子等を運搬することが難しいため、従来は先端が尖った金具を靴に取り付けた昇柱器を用いて登っていた。しかし、従来の昇柱器を用いた木登りは、靴から突出した金具を幹表面に突き刺しながら行うため樹木に傷を付けることとなる。しかも、幹の表皮は脆かったり、滑りやすいために、一旦表皮に食い込ませた金具が離脱し、作業者が滑り落ちることが多々あった。
特許文献1には、吊るすことにより伸びる梯子が提案されているが、この梯子は上部に設けたフックを高所に係止してから吊り下げて使用するものであり、この梯子を吊り下げていない状態の樹木に地上から登るための手段としては適さない。
特許文献2に開示された縄梯子は携帯には適しているとしても、樹木の高所にある枝等を利用して吊り下げることが前提となるため、低所に枝等の手掛かりを有しない樹木に登るための手段としては適さない。
特許文献3には、電動ウィンチ等によって電動式に昇降する作業台を備えた昇降式作業装置が開示されているが、この装置は大型、且つ重量物となることが明かであり、山間部、森林地帯にある樹木に登る作業者が携行するには不向きである。
実開平6−21652号公報 特開平9−215762号公報 特開2001−248295公報
以上のように従来の梯子は、樹木に登るのに適した長尺な構造とした場合には運搬に適さず、縄梯子のように携帯に適した構造とした場合には地上から樹木の高所に登るのには適さなくなるという相容れない問題を有していた。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて創案されたものであり、山間部や森林地帯を移動する際に携帯できる程度にコンパクト化が可能でありながら、使用時には伸長して地上から数メートルの高さまで樹木を登るに適した状態とすることができる梯子を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、脚部を備えたベース部と、該ベース部に連結されたラダー部と、から成る梯子であって、前記ラダー部は、互いに折り曲げ自在に連結された複数のラダーユニットから成り、前記各ラダーユニットは、棒状部と、該棒状部から突設される足掛け部と、他の棒状部と折り曲げ自在、或いは着脱自在に連結される連結部と、前記棒状部に設けられた樹木係止用のベルトと、を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記ベース部と前記ラダー部とは、折り曲げ自在、或いは着脱自在に連結されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記連結部は、前記棒状部間の折り曲げ角度を調整可能に構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1、2又は3において、前記ベース部は、前記脚部の長さを調整可能とする長さ調整部を備えていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4において、前記棒状部は、一本の棒材、又は複数本の棒材から構成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5において、前記足掛け部は、前記棒状部に対して折り曲げ自在に連結されることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至5において、前記足掛け部は、前記棒状部の一部を折り曲げることにより形成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7において、前記棒状部は他の棒状部に対して着脱自在な連結部と、前記棒状部自体を折り曲げ自在に構成する連結部と、を併有していることを特徴とする。
本発明に係る梯子は、地盤に立脚する脚部を備えたベース部と、該ベース部に連結されると共に、互いに折り曲げ自在に連結された複数のラダーユニットと、を備え、各ラダーユニットは、棒状部と、該棒状部から突設される足掛け部と、他の棒状部と折り曲げ自在、或いは着脱自在に連結される連結部と、棒状部に設けられた樹木係止用のベルトと、を備えているので、山間部や森林地帯を移動する際に携帯できる程度にコンパクト化が可能でありながら、使用時には伸長して地上から数メートルの高さまで樹木を登るに適した状態とすることができる。
また、ベース部を地盤面に立脚させつつベルトにより幹に対して固定することにより、十分な設置安定性、脱落防止、回り止めを確保することができ、安全性の高い作業を行うことが可能となる。また、樹木の径の変化、幹表面形状の変化、曲がり部や凹凸や小枝の有無にも対応して各棒状部の角度を調整しながら梯子を幹になじませることができるので、安定した取付け性を実現できる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)は本発明の一実施形態に係る梯子の伸長状態を示す正面図、(b)はその側面図であり、図2はその要部拡大斜視図、図3は折り畳み状態を示す図である。
この梯子1は、伐採、枝打ち等の対象となる樹木が生える地盤に立脚する脚部3を備えたベース部2と、ベース部2の上部に連結されたラダー部11と、から概略構成されている。
ベース部2を構成する脚部3は、この例ではアルミニウム等の軽量、且つ十分な強度を備えた金属から成るパイプ材をコ字状に構成した脚部本体4と、脚部本体4の2つの下端部に設けたネジ穴に螺着されて下方への突出長を調整可能に構成された長さ調整部材(長さ調整部)5と、脚部本体4の上部中間位置に突設された連結部材6と、を備えている。
なお、脚部3は、少なくとも2本の脚部本体4を有することにより地盤に立脚したときの接地安定性を確保できるように構成すればよく、必ずしもコ字状である必要はなく、逆V字状、逆Y字状等々任意の構成とすることができる。
連結部材6は、ラダー部11の下端部を回動自在(角度変更可能)、或いは着脱自在に支持するための手段であり、この例ではピン6aを用いてラダー部11の下部を回動自在に支持した構成を有している。或いは、連結部材6の上端開口部にラダー部11の下部を挿着して着脱自在に構成し、着脱自在なピンにより固定するようにしてもよい。
次に、ラダー部11は、互いに折り曲げ自在に連結された複数のラダーユニット12から成る。各ラダーユニット12は、アルミ等の軽量且つ十分な強度を備えた金属パイプから構成した棒状部13と、棒状部13から側方へ突設された足掛け部15と、隣接する他のラダーユニットの棒状部と折り曲げ自在、或いは着脱自在に連結される連結部20と、各棒状部13に設けられた樹木係止用のベルト30と、を備えている。
各ラダーユニット12は、何れもほぼ同等の構成とすることができる。
棒状部13は、例えば長さ700mm程度、直径30〜40mm程度、肉厚5mm程度のアルミパイプにより構成し、各棒状部13間の連結部20は連結部材6と同様な構成によって傾斜角度を調整可能となるように回動自在に連結する構成を備えている。連結部20はピン21によって下側の棒状部13の上端部と上側の棒状部13の下端部とを左右方向へ所定の角度(例えば45度程度)だけ回動させることができるように軸支する。
足掛け部15は、図1、図2に示すように棒状部13の適所に設けたピン17によって上下方向へ回動自在に軸支された足掛け部材16を備えており、足掛け部材16は実線で示した足掛け可能な姿勢(突出姿勢)から点線で示した退避姿勢との間を回動自在に構成されており、使用時には足掛け部材16を突出姿勢にする一方で、非使用時には退避姿勢に移行させることができる。足掛け部材16が突出姿勢にあるときにはそれ以上下方へ回動しないように棒状部13の外面によって係止される一方で、退避姿勢にあるときには下方へ開放させる力を加えない限りその位置を維持して棒状部の外面に密着できるように構成されている。足掛け部15の個数、配置間隔は任意であるが、棒状部13の長さを700mm程度とした場合には一つの棒状部に対して少なくとも一個の足掛け部15を設けるのが好ましい。また、上下位置関係で隣接し合う各足掛け部15は棒状部13に対して左右交互に配置する。足掛け部材16も十分な強度を備えた金属材料にて構成する。なお、足掛け部15は、梯子を登るに際して足のみならず、手を掛けることができることは勿論である。
ベルト30は必ずしも全ての棒状部13に設ける必要はないが、棒状部13の長さを700mm程度とした場合には全ての棒状部にベルト30を設けるのが好ましい。ベルト30は連結部20によって互いに回動自在に連結された個々の棒状部13を樹木の幹に対して強固に支持(幹表面との滑り等による脱落、位置ずれ防止、及び回り止め)させるための手段であり、その形状、サイズ、止着方法は任意である。本実施形態では、例えばベルト30として幅100〜200mm、長さ1000mm程度の、十分な強度(安全性)と柔軟性(操作性、及び樹木の損傷防止)を有した不織布ベルトを用いる。ベルト30はその一端を棒状部13に固定される一方で、ベルトの両端部には夫々ベルベットクロス(マジックテープ(登録商標))等の止着手段31を設ける。ベルト30は樹木の幹に巻き掛けた状態で止着手段同士を止着状態とすることにより各棒状部13を幹に対して密着して固定することができる。従って、隣接し合う各棒状部13間の角度を任意の角度にて幹に対して固定することができる。例えば、幹が曲がっていたり、枝等の障害物が突出している場合には、それらの状況に応じて障害物を回避しつつ連結部20における棒状部13の角度を調整した上で、ベルト30によって各棒状部13を幹に固定することができる(図4参照)。
最上部の棒状部13の端部に環状、或いはフック状の係止部材35を設けて、樹木の枝等の適所に梯子の上端部を係止できるように構成してもよい。このように構成すれば、梯子の落下、脱落を確実に防止できる。また、折り畳み時にはこの係止部材35を把持して運搬することも可能となる。
図3は梯子1を折り畳んだ状態を示しており、連結部材6、及び各連結部20を中心として各構成要素(連結手段)6、20を回動させることにより、梯子全体を折り畳むことができる。このように折り畳むことによりコンパクト化できるばかりでなく、個々の構成要素がアルミニウムパイプ等の軽量な金属材料からなるので、山岳地帯、森林地帯のように障害物が多く、足場の悪い箇所を移動するに際して、梯子を背負ったり、手で把持したり、バッグに収納する等して円滑に運搬することができる。
折り畳む時は、ベルト30は個々の棒状部13の外周に巻き付け、止着部31によって止着することにより展開しないように保持できる。
また、一又は複数のベルト30を、折り畳んだ梯子1の外周全体に巻き付けてから止着部31を利用して止めることにより、折り畳んだ状態を維持して運搬し易くすることができる。
なお、連結部材6、連結部20は、ボールジョイント(自在継手)としてもよい。
また、各ラダーユニット12を各連結部20において折り畳んだときに、ラダーユニット同士が衝突しないように各連結部20の位置をずらしておくように構成するのが好ましい。このことはベース部2と最下部のラダーユニット12との連結部材6と、他の連結部20との関係についても同様に当てはまる。
図4はこの梯子1を樹木50に取り付けた状態を示している。この樹木50はその幹51自体が瘤や曲がり部等の変形部52を有しているため、梯子1を幹51に沿って直線状に取り付けることが困難である。本発明の梯子1は、棒状部13の両端部に屈曲自在な連結部20を設けると共に、各棒状部13に設けたベルト30を幹51(或いは枝53)に巻き付けることにより、幹に対して棒状部13を安定固定するようにしているので、足掛け部15に手や足をかけて登る際にもベルト30が体重を支えることができ、安心して登ることができる。
幹が直線的に伸びる樹木や、変形部を有しない樹木を登る場合には、梯子1の取付けと、梯子を利用した木登りが更に容易となる。
この梯子を樹木に取り付ける際には、図3のように折り畳んだ状態にある梯子1を展開し、ベース部2を構成する脚部3を地盤60に立脚させる。この際に、長さ調整部材5を個別に調整して突出長を設定することにより、地盤面に存する段差に対応させることができる。また、長さ調整部材5によって梯子全体の高さを微調整することが可能となる。
脚部3を地盤60上に立脚させてから、最下段に位置する棒状部13を幹表面に沿って上方に延ばし、この棒状部13設けたベルト30を幹に巻き付けて止着する。二段目以降の棒状部13についても同様に幹に沿って配置してから各ベルト30を幹表面に巻き付けて固定する作業を順次繰り返す。作業者の背丈を超える高さにある棒状部13を幹に巻き付ける場合には、既にベルト30によって幹51に固定してある下方の棒状部13から突出した足掛け部15に手や足をかけて梯子を登りながらより高所にある棒状部13を幹に固定する作業を実施する。
連結部材6と連結部20の構成としては、一方の端部を他方の端部に嵌合させることにより着脱自在に構成してもよい。図5はその構成例を示しており、この例に係る連結部では、下側の棒状部13の端部を上側の棒状部13の端部開口内に挿入可能に寸法設定すると共に、一方の端部外周に設けた突起13Aを他方の端部に設けた嵌合穴13B内に嵌合可能に構成する。この際、突起13Aは棒状部の端部に設けた支持孔によって内外径方向へ進退自在に支持されると共に、図示しないバネによって常時外径方向へ突出するように付勢されている。従って、下側棒状部端部を上側棒状部端部開口内に挿入する際には突起13Aは内径側へ一旦退避し、その後嵌合穴13B内に嵌合する。離脱時には逆の操作を行う。
図5の実施形態において、棒状部同士を着脱自在、且つ折り曲げ自在に連結する場合には、折り曲げ自在な連結部(折り曲げ連結部)20を図5に示した着脱自在な連結部の上方か、或いは下方に設ければよい(図5は上方に設けた例を示す)。つまり、棒状部13の一部に着脱自在な連結部(着脱連結部)を設ける一方で、棒状部の他の部位には当該棒状部自体を折り曲げ自在とする折り曲げ連結部を設けることにより、棒状部同士を着脱自在、且つ折り曲げ自在に構成することができる。
或いは、図5に示した折り曲げ連結部は、ボールジョイントであってもよい。
このように構成した場合には、樹木の幹から突出する枝の高さ位置に応じて使用するラダーユニット12の個数を最適の個数に調整して使用することが可能となる。
或いは、図6に示した実施形態のように、従来からテントの骨格材に用いられているパイプ材の連結構造を連結部材6、連結部20の構造に流用してもよい。即ち、一方のパイプ材(棒状部13)の端部を他方のパイプ材13の端部に着脱自在に嵌合するように寸法設定すると共に、両パイプ材の端部開口内に設けた支持部25によって両端部を固定された長尺の弾性体26によって両パイプ材を連結する。両パイプ材を連結する際にはこの弾性体26による引張り力によって連結が可能となる一方で、両パイプ材を引き離して折り畳む際には弾性体の存在によって連結状態が維持されるように構成する。
次に、図7は本発明の変形例であり、この実施形態に係る梯子1では、棒状部13を構成するパイプ材の一部を折り曲げることによって足掛け部15を形成している点が特徴的である。この実施形態によれば、図1の実施形態のように格別の部材から成る足掛け部を回動自在に取り付ける必要がなく、構成と製造工程を簡略化し、低コスト化することができる。
或いは、図8のように個々の棒状部13にクランク状の屈曲部18を形成し、この屈曲部18を足掛け部15として利用するようにしてもよい。この場合も部品点数を低減して構成のシンプル化、低コスト化を実現できる。
次に、図9は本発明の他の変形実施形態に係る梯子の要部構成図であり、この実施形態に係る梯子1は、棒状部13を平行な二本の棒材19aにて構成し、更に二本の棒材19aの間に差し渡した棒材19bによって足掛け部15を構成している点が特徴的である。これによれば、棒状部13の強度を高めると共に、幹に取り付ける際の取付け安定性を高めることができる。
上記各実施形態に係る梯子は、何れも樹木の頂部まで梯子をかけて登ることを想定しておらず、作業者の体重を支えるのに適した強度を有した枝がある高さ位置まで作業者が登りやすくする為の手段に過ぎない。従って、通常の樹木を対象とした場合には、2m〜5m程度の全長を有していれば十分である。従って、折り畳んで携帯する場合にも梯子が過大な寸法、重量となって、運搬作業に支障が生じることもない。
また、ベース部2を地盤面に立脚させつつベルト30により幹に対して固定することにより、十分な設置安定性、脱落防止、回り止めを確保することができ、安全性の高い作業を行うことが可能となる。特に、従来の作業と同様に命綱を併用すれば安全性に問題はない。また、樹木の径の変化、幹表面形状の変化、曲がり部や凹凸や小枝の有無にも対応して各棒状部の角度を調整しながら梯子を幹になじませることができるので、安定した取付け性を実現できる。
なお、上記各実施形態は互いに組合せ可能である。例えば、図5に示した棒状部間の着脱構造、及び棒状部自体の折り曲げ構造は、図7、図8、図9の実施形態にも適用することができる。
(a)は本発明の一実施形態に係る梯子の伸長状態を示す正面図、(b)はその側面図。 図1の梯子の要部拡大斜視図。 折り畳み状態を示す図。 樹木に取り付けた状態の一例を示す図。 連結部材、及び連結部の一例の構成説明図。 連結部材、及び連結部の他の一例の構成説明図。 本発明の他の変形実施形態に係る梯子の構成図。 本発明の他の変形実施形態に係る梯子の構成図。 本発明の他の変形実施形態に係る梯子の構成図。
符号の説明
1…梯子、2…ベース部、3…脚部、4…脚部本体、5…調整部材、6…連結部材、6a…ピン、11…ラダー部、12…ラダーユニット、13…棒状部、13A…突起、13B…嵌合穴、15…足掛け部、16…足掛け部材、17…ピン、18…屈曲部、19a…棒材、19b…棒材、20…連結部、21…ピン、25…支持部、26…弾性体、30…ベルト、50…樹木、51…幹、52…変形部、53…枝、60…地盤。

Claims (8)

  1. 脚部を備えたベース部と、該ベース部に連結されたラダー部と、から成る梯子であって、
    前記ラダー部は、互いに折り曲げ自在に連結された複数のラダーユニットから成り、
    前記各ラダーユニットは、棒状部と、該棒状部から突設される足掛け部と、他のラダーユニットの棒状部と折り曲げ自在、或いは着脱自在に連結される連結部と、前記棒状部に設けられた樹木係止用のベルトと、を備えていることを特徴とする梯子。
  2. 前記ベース部と前記ラダー部とは、折り曲げ自在、或いは着脱自在に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の梯子。
  3. 前記連結部は、前記棒状部間の折り曲げ角度を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の梯子。
  4. 前記ベース部は、前記脚部の長さを調整可能とする長さ調整部を備えていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の梯子。
  5. 前記棒状部は、一本の棒材、又は複数本の棒材から構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の梯子。
  6. 前記足掛け部は、前記棒状部に対して折り曲げ自在に連結されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の梯子。
  7. 前記足掛け部は、前記棒状部の一部を折り曲げることにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の梯子。
  8. 前記棒状部は他の棒状部に対して着脱自在な連結部と、前記棒状部自体を折り曲げ自在に構成する連結部と、を併有していることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の梯子。
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