JP2005132005A - グラビアシリンダー側面汚れ防止プレート - Google Patents

グラビアシリンダー側面汚れ防止プレート Download PDF

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Abstract

【課題】従来の汚れ防止フィルムの様に印刷中又は塗工中に溶剤に侵されて剥離脱落する危険性がなく、グラビアシリンダーの側面へのインキ又は塗料の付着を安全且つ確実に防止でき、印刷又は塗工の終了後の洗浄作業の負荷を大幅に軽減できる手段を提供する。
【解決手段】耐溶剤性且つ難付着性の合成樹脂からなる円盤状の板体11の中心部に、グラビアシリンダー2の軸22を挿通するための貫通孔12が設けられており、前記板体11の内部には、グラビアシリンダー2の側面23に吸着固定するための磁石13が埋設されているグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート1である。
【選択図】図4

Description

本発明は、グラビアシリンダーを用いた印刷中又は塗工中に、該グラビアシリンダーの側面にインキ又は塗料が付着して汚れるのを防止するための、グラビアシリンダー側面汚れ防止プレートに関する。
グラビア印刷又はグラビア塗工において、印刷中又は塗工中にグラビアシリンダーの側面にインキ又は塗料が付着して汚れとなり、印刷又は塗工の終了後に洗浄作業が必要となる。特に、印刷又は塗工を長時間連続して行った時には、付着したインキ又は塗料の乾燥皮膜が非常に厚くなるほか、硬化型のインキ又は塗料を使用した時には、時間の経過と共に硬化反応も進行しているので、その溶解除去は困難を極め、例えば塩化メチレン等の様な、溶解力は強いが毒性も強い溶剤を使用せざるを得ず、作業者の労働安全衛生上も大きな問題となっている。
この問題への対処法として、グラビアシリンダーの側面に、適宜の合成樹脂フィルムの片面に接着剤又は粘着剤を設けてなる汚れ防止フィルムを貼着しておき、印刷又は塗工の終了後には、付着したインキ又は塗料ごとフィルムを剥離除去する方法の提案がある(特許文献1)。しかし、使用するフィルムや接着剤又は粘着剤が、インキ又は塗料に含まれる溶剤に侵されて、印刷中又は塗工中にフィルムが剥離してしまう場合があるのが難点である。一般に、グラビアシリンダーの側面の平面性はあまり高くなく、製造時の切削痕や傷、錆等による凹凸があるため、フィルムを完全に密着させて貼着することは困難で、部分的に僅かな隙間があると、ここからインキ又は塗料が侵入し、接着剤又は粘着剤を侵すことにより、剥離の原因となり易い。
上記引用の先行技術文献は下記のものである。
特開平10−44382号公報
本発明は、従来の汚れ防止フィルムの様に印刷中又は塗工中に溶剤に侵されて剥離脱落する危険性がなく、グラビアシリンダーの側面へのインキ又は塗料の付着を安全且つ確実に防止でき、印刷又は塗工の終了後の洗浄作業の負荷を大幅に軽減できる手段を提供することを課題としたものである。
本発明は、グラビアシリンダーの側面にインキ又は塗料が付着して汚れるのを防止するためのグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートであって、耐溶剤性且つ難付着性の合成樹脂からなる円盤状の板体の中心部に、グラビアシリンダーの軸を挿通するための貫通孔が設けられており、前記板体の内部には、グラビアシリンダーの側面に吸着固定するための磁石が埋設されていることを特徴とするグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートである。
また本発明は、上記のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートにおいて、前記合成樹脂は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド系樹脂又はポリオレフィン系樹脂であることを特徴とするものである。
また本発明は、上記のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートにおいて、前記板体の外面(グラビアシリンダーの側面への当接面とは反対側の面)の前記貫通孔の周囲には、該貫通孔を取り囲む環状のリブが設けられていることを特徴とするものである。
また本発明は、上記のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートにおいて、前記リブの先端部には、前記貫通孔の内側に突出した環状の突起が設けられていることを特徴とするものである。
また本発明は、上記のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートにおいて、前記磁石は、前記板体の外面には露出していないことを特徴とするものである。
また本発明は、上記のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートにおいて、前記磁石は、前記板体の内面(グラビアシリンダーの側面への当接面)には露出していることを特徴とするものである。
また本発明は、上記のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートにおいて、前記磁石は、前記板体の内面には、該磁石の外形を該内面に投影した形状の面積よりも少ない面積だけ露出していることを特徴とするものである。
また本発明は、上記のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートにおいて、前記磁石は、直径の異なる2個の円柱が互いにその片面の中心を合わせて接合された形状を有しており、そのうち直径の小さい円柱の接合面とは反対側の面が前記板体の内面に露出する様に、1列又は複数列の同心円状に複数個が前記板体に埋設されていることを特徴とするものである。
本発明のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートは、耐溶剤性且つ難付着性の合成樹脂からなる円盤状の板体からなり、該板体の内部に埋設された磁石の磁力によって、グラビアシリンダーの側面に吸着固定するものであるので、グラビアシリンダーの側面への着脱が簡単であり、しかも、従来の汚れ防止フィルムと異なり、接着剤や粘着剤を使用していないので、該接着剤や粘着剤がインキや塗料に含有される溶剤に侵されて剥離脱落するおそれがない。また、グラビアシリンダーの側面に多少の凹凸がある場合にも、本発明のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートの内面との間に隙間はできるが、この隙間は少々であれば磁石の磁力による吸着固定には支障がなく、この隙間からインキや塗料が侵入しても、脱落するおそれはない。
そして、印刷又は塗工の終了後には、該グラビアシリンダー側面汚れ防止プレートをグラビアシリンダーの側面から簡単に取り外すことができ、それによってグラビアシリンダーの側面部分の汚れを簡便に除去できると共に、グラビアシリンダー側面汚れ防止プレート自体も、難付着性の合成樹脂からなっているので、特に溶解力の強い有害な溶剤を使用しなくても、汚れを簡便に剥離除去することができる。この様にして、印刷又は塗工の終了後における洗浄作業の負荷を、従来よりも大幅に軽減することが可能となる。
特に、磁石が板体の外面には露出していない構成とすると、板体の外面は全面が難付着性の合成樹脂からなるので、板体の外面部分に付着した汚れの除去が容易であり、また、磁石が板体の内面に一部のみ露出している構成とすると、磁石とグラビアシリンダーの側面とを密着させて強固に吸着固定させることが可能となると共に、磁石が板体から抜け落ちることによるグラビアシリンダーからの脱落事故をも確実に防止することができる。
本発明のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートの一例を図面に沿って説明すれば、図面に示した様に、耐溶剤性且つ難付着性の合成樹脂からなる円盤状の板体11の中心部に、グラビアシリンダー2の軸22を挿通するための円形の貫通孔12が設けられていると共に、円盤状の板体11の内部には、グラビアシリンダー2の側面23に吸着固定するための磁石13が埋設されてなるものである。
円盤状の板体11を構成する耐溶剤性且つ難付着性の合成樹脂は、通常のグラビア印刷用インキ又はグラビア塗工用塗料に含まれる溶剤(例えばトルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、イソプロピルアルコール、水等)に侵されることのない耐溶剤性を備えると共に、通常のグラビア印刷インキ又はグラビア塗工用塗料に含まれるバインダー樹脂(例えばアクリル、ポリウレタン、ポリエステル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリオレフィン、硝化綿等)が付着しても強固に密着することのない難付着性を備えた合成樹脂であればよい。
係る合成樹脂として具体的には、ポリアセタール樹脂(ポリプラスチックス社製「ジュラコン」(登録商標)等)、ポリアミド系樹脂(ナイロン等)、ポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン等)等を好適に使用することができる。このほかフッ素樹脂、シリコーン樹脂等の使用も可能であるが高価である。また、これら各種樹脂をそれぞれ単体で使用するほか、複数種類の樹脂の複合材を使用しても良い。
円盤状の板体11の厚みは、あまり薄いと取扱中に折れ曲がったり割れたりし易く、逆にあまり厚いと重量が嵩んで使用中に脱落し易くなるので、3〜20mm程度とすることが望ましい。外周の直径や貫通孔12の直径は、装着するグラビアシリンダー2の寸法に合わせて設計すれば良い。一般的には、外周の直径は200〜700mm程度、貫通孔12の直径は100〜200mm程度である。
上記合成樹脂の成形法としては、大量生産の場合には射出成形法、圧縮成形法、注型成形法等が適しているが、上記した通り本発明のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートは、装着するグラビアシリンダー2の寸法に合わせて製造する必要があることから、少量生産に有利な切削法(旋盤、フライス盤等を使用して削り出す方法)による場合が多い。その場合には、合成樹脂としては切削性に優れたポリアセタール樹脂又はポリアミド系樹脂を使用することが望ましい。一方、大量生産の場合には、安価で溶融成形性や難付着性に優れたポリオレフィン系樹脂を使用した、生産性に優れた射出成形法が、最も有利であると考えられる。
円盤状の板体11の外面1A、すなわちグラビアシリンダー2の側面23への当接面とは反対側の面には、中心部の貫通孔12の周囲を取り囲む様に、環状のリブ14を設けることが望ましい。この環状のリブ14によって、グラビアシリンダー2の側面23への着脱時の取扱性が向上すると共に、板体11の外面1Aに付着したインキ又は塗料の、貫通孔12とグラビアシリンダー2の軸22との隙間への侵入を防ぎ、軸22の汚れを防止することができる。
一般的には、環状のリブ14の幅(半径方向)は10〜30mm程度、高さ(板体11の一般部分との厚み差)は5〜20mm程度とすることが望ましい。
環状のリブ14の先端部には、貫通孔12の内側に向かって貫通孔12の直径を狭める様に、環状の突起15を突出させて設けることが望ましい。この環状の突起15によって、グラビアシリンダー2の側面23への着脱の際の手掛かりとなることにより、着脱時の取扱性が向上する。また、グラビアシリンダー2の軸22の付け根部分にテーパー部24が設けられている場合は、このテーパー部24の高さに合わせて環状の突起15を設けると、貫通孔12と軸22との間の隙間が狭まり、ここからのインキ又は塗料の侵入による軸22の汚れの防止により有効である。
一般的には、環状の突起15の幅(半径方向)は5〜15mm程度、厚みは3〜10mm程度とすることが望ましい。
円盤状の板体11の内部に埋設する磁石13は、グラビアシリンダー2の使用中の高速回転による振動や遠心力等に耐えて吸着を維持するための強力な磁力を有したものが必要であり、例えばMK鋼、アルニコ等の強磁性鋼や、フェライト系磁石等の、強力な永久磁石を使用することが望ましい。
磁石13は、円盤状の板体11の内部に完全に埋設されていても良いし、一部が表面に露出していても良い。但し、板体11の外面1A、すなわちグラビアシリンダー2の側面23への当接面とは反対側の面に磁石13が露出していると、印刷中又は塗工中にインキ又は塗料が磁石13の露出表面にも付着するが、磁石13は板体11を構成する耐溶剤性且つ難付着性の合成樹脂の様な難付着性を備えていないので、磁石13の表面に付着したインキ又は塗料の乾燥皮膜の除去の手間がかかる。
そこで、磁石13を少なくとも板体11の外面1Aには露出させない様にして埋設すると、板体11の外面1Aは全面が耐溶剤性且つ難付着性の合成樹脂から構成されているので、ここに付着したインキ又は塗料の乾燥皮膜は、板体11に強固に固着することがないため、特殊な溶剤を使用する必要なく、簡単に剥離除去することができる。
一方、板体11の内面1B、すなわちグラビアシリンダー2の側面23への当接面に関しては、磁石13が露出していなくてもグラビアシリンダー2の側面23への吸着は可能であるが、両者の間が合成樹脂の層によって隔てられている分だけ吸着力が減衰するので、使用中の脱落を確実に防止する強固な吸着力を確保するためには、磁石13は板体11の内面1Bには露出していることが望ましい。
但し、磁石13が板体11の内面1Bに完全に露出していると、グラビアシリンダー2の使用中の高速回転による振動や遠心力によって、磁石13が板体11から抜け落ち、これによって板体11がグラビアシリンダー2の側面23から脱落する事態が発生するおそれがある。
その様な事故を防止するためには、磁石13の一部のみを板体11の内面1Bに露出させ、露出していない部分が磁石13の板体11からの抜け落ちを防止できる構造とすることが望ましい。つまり、磁石13の外形を板体11の内面1Bに投影した形状のうちの少なくとも一部は、磁石13の内面1Bへの露出部分ではない様に、前記投影した形状の面積よりも少ない面積だけ、磁石13が板体11内面1Bに露出した構造とすればよい。
係る構造の具体例を挙げれば、図面に示した様に、断面が略凸字状の磁石13を用い、その上辺に相当する面を板体11の内面1Bに露出させる様にして、板体11の内部に埋設した構造などを好適に採用することができる。
この磁石13は、直径の異なる2個の円柱が、互いにその片面の中心を合わせて接合された形状を有している。係る形状の磁石13は、予め磁性材料を係る形状に成形してから磁化処理を施して得ることもできるし、1個の円柱状の磁石を切削加工して得ることもできる。また、接合強度に問題がなければ、比較的入手の容易な直径の異なる2個の円柱状の磁石を接着剤等で接合したものを用いることもできる。そして、上記2個の円柱のうち直径の小さい円柱の、他の円柱との接合面とは反対側の面が、板体11の内面1Bに露出する様に、板体11の内部に埋設される。
この磁石13の埋設方法としては、図3に示す様に、板体11に予め、磁石13の形状に相当する部分と、その外面1A側の磁石13よりも大面積の部分とからなる磁石嵌装用孔16を形成しておき、ここに磁石13を嵌装すると共に、その外面1A側の空隙部分に、板体11と同様の材質からなる蓋材17を嵌装する方法を挙げることができる。
上記蓋材17の板体11との接合方法としては、接着剤による接合等も考えられるが、使用中の高速回転による振動や遠心力等に耐える強固な接合強度が必要であることや、板体11や蓋材17が難付着性の合成樹脂からなること等を考慮すると、係る難付着性の合成樹脂であっても強固に接合可能な溶接法(熱融着法)によることが最も望ましい。
なお、板体11を射出成形法等により成形する場合には、磁石13を予め金型内に挿入設置しておいてから合成樹脂の成形を行うインサート成形法によると、磁石13の嵌挿部分の複雑な加工の必要もなく、板体11の成形と同時に磁石13の埋設を行うことができるので、生産性に優れ好適である。
磁石13によるグラビアシリンダー2の側面23への吸着力を十分に確保する為には、磁石13は複数個使用することが望ましい。その配置としては、板体11が中心部に貫通孔12を有する円盤状(ドーナツ状)をなしていることから、全体に均一に吸着力を発生させるために、同心円状の配列とすることが望ましい。
板体11の半径方向の幅に余裕があれば、同心円状の配列を複数列設けても良い。例えば、図2に示した例では、磁石13を角度30度間隔で12個配置した同心円状の配列を2列設け、合計24個の磁石13を板体11に埋設している。この様に、磁石13は、板体11の強度を損なわない範囲で、可能な限り多数埋設することが、十分な吸着力の確保の為には望ましい。
本発明のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートの一例のシリンダー軸を含む面で切断した断面図である。 本発明のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートの一例を内面(グラビアシリンダーの側面への当接面)側から見た平面図である。 本発明のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートの一例における板体に磁石を埋設する方法を示す説明断面図である。 本発明のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートをグラビアシリンダーの側面に装着した状態を示す説明断面図である。
符号の説明
1 グラビアシリンダー側面汚れ防止プレート
1A 外面(グラビアシリンダーの側面への当接面とは反対側の面)
1B 内面(グラビアシリンダーの側面への当接面)
11 円盤状の板体
12 貫通孔
13 磁石
14 リブ
15 突起
16 磁石嵌装用孔
17 蓋材
18 溶接部
2 グラビアシリンダー
21 版面
22 軸
23 側面
24 テーパー部

Claims (8)

  1. グラビアシリンダーの側面にインキ又は塗料が付着して汚れるのを防止するためのグラビアシリンダー側面汚れ防止プレートであって、耐溶剤性且つ難付着性の合成樹脂からなる円盤状の板体の中心部に、グラビアシリンダーの軸を挿通するための貫通孔が設けられており、前記板体の内部には、グラビアシリンダーの側面に吸着固定するための磁石が埋設されていることを特徴とするグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート。
  2. 前記合成樹脂は、ポリアセタール樹脂、ポリアミド系樹脂又はポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項1に記載のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート。
  3. 前記板体の外面(グラビアシリンダーの側面への当接面とは反対側の面)の前記貫通孔の周囲には、該貫通孔を取り囲む環状のリブが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート。
  4. 前記リブの先端部には、前記貫通孔の内側に突出した環状の突起が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート。
  5. 前記磁石は、前記板体の外面には露出していないことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート。
  6. 前記磁石は、前記板体の内面(グラビアシリンダーの側面への当接面)には露出していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート。
  7. 前記磁石は、前記板体の内面には、該磁石の外形を該内面に投影した形状の面積よりも少ない面積だけ露出していることを特徴とする請求項6に記載のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート。
  8. 前記磁石は、直径の異なる2個の円柱が互いにその片面の中心を合わせて接合された形状を有しており、そのうち直径の小さい円柱の接合面とは反対側の面が前記板体の内面に露出する様に、1列又は複数列の同心円状に複数個が前記板体に埋設されていることを特徴とする請求項7に記載のグラビアシリンダー側面汚れ防止プレート。
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