JP2005131625A - サイクロン型遠心分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で処理流量を簡単に確保でき、かつ分離粒径の細小化して分離精度を向上可能で、さらに処理流量、分離径を簡単に可変することができる。
【解決手段】サイクロン型遠心分離装置1は、液体吐出通路10から微細物を含む液体を供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路から微細物を分離した流体を排出し、渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させるサイクロン部2を備え、液体吐出通路10を複数箇所に配置し、複数箇所の液体吐出通路10の周囲に連通して形成した液圧室12と、液圧室12に微細物を含む液体を導入する液体導入通路13とを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、流体に含まれる微粉末状クズ等の微細物を分離して除去するサイクロン型遠心分離装置に関するものである。
例えば、機械加工装置では、供給タンクから切削液を供給しながら切削加工が行なわれ、切削液には微粉末状の切削クズが含まれる。この微粉末状の切削クズが含まれる切削液をフィルタ装置に供給し、このフィルタ装置で切削クズを除去して切削液を供給タンクに戻している(例えば特許文献1)。
このようなフィルタ装置には、例えばフィルタ膜によって切削クズを除去したり、沈殿によって切削クズを除去するものがあるが、いずれも切削液に大量に含まれる微粉末状の切削クズを、小型の装置で短時間に確実に除去することができない等の問題がある。また、フィルタ膜が目詰まりを起こすことがあり、詰まってしまった場合まずフィルタ装置の分解作業をし、そのフィルタ膜を洗浄しなければならない。この洗浄作業や使用不能になると交換作業が発生する。また、フィルタ膜は大抵繰り返し使用すると、濾過精度は悪くなり、詰まり易くなるため、フィルタ膜の殆どが使い捨てフィルタ膜であり、コストがかかる等の問題がある。
このようなフィルタ装置に代えてサイクロン型遠心分離装置を用いると、液体流入通路から微細物を含む液体を所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路から微細物を分離した流体を排出し、渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させるため、目詰まりのような問題は解消される(例えば特許文献2、特許文献3)。
特開2001−137743号公報 特開平10−286493号公報 特開2000−288425号公報
ところで、サイクロン型遠心分離装置では、液体流入通路が1箇所であり、分離性能を上げるには液体流入通路を絞り、渦巻きの流速を速くする必要があるが、液体流入通路を絞ると圧力損失が増加する共に、処理流量が得られにくい。
また、1箇所の液体流入通路から渦巻き流を作るために、所定の流速が得られず渦巻き流に乱れが生じ、分離粒径の細小化が困難で所定の分離精度を得ることができない等の問題がある。
このため、液体流入通路を複数設けて配管から供給するようにすると、処理流量は確保できるが、配管を複数設ける分装置が大型化し、配置スペースの確保が困難である等の問題がある。
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、小型で処理流量を簡単に確保でき、かつ分離粒径の細小化をして分離精度を向上することが可能で、さらに処理流量、分離径を簡単に可変することができるサイクロン型遠心分離装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、液体吐出通路から微細物を含む液体を供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路から微細物を分離した流体を排出し、前記渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させるサイクロン部を備え、
前記液体吐出通路を複数箇所に配置し、
前記複数箇所の液体吐出通路の周囲に連通して形成した液圧室と、
前記液圧室に前記微細物を含む液体を導入する液体導入通路と、
を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、液体吐出通路から微細物を含む液体を供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路から微細物を分離した流体を排出し、前記渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させるサイクロン部を複数個並列に配置し、
前記それぞれのサイクロン部に前記液体吐出通路を複数箇所に配置し、
前記複数の液体吐出通路に連通して形成した前記液圧室と、
前記液圧室に前記微細物を含む液体を導入する液体導入通路と、
前記それぞれのサイクロン部の前記液体流出通路を集合して排出する外部排出部と、
を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記微細物を含む液体を導入する液体導入通路を有する導入管部と、
前記導入管部の内部に配置され、前記液体吐出通路を複数箇所に形成したオリフィスリングとを有し、
前記導入管部と前記オリフィスリングとの間に、前記液体吐出通路に連通する液圧室を形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記液体吐出通路は、軸芯方向から視て対称位置の複数箇所に配置したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記液体吐出通路は、等間隔の位置に配置したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記液体吐出通路は、前記オリフィスリングの内壁の接線方向に液体を流入させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記液体吐出通路は、曲線状に形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記オリフィスリングは、出側液体吐出通路を有する内リング体と、入側液体吐出通路を有する外リング体とからなり、
前記内リング体と前記外リング体とを周方向に摺動して前記液体吐出通路の液体流入量を可変可能であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、前記液体吐出通路は、入口側の断面積を出口側の断面積より大きくしたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、前記液体吐出通路は、前記オリフィスリングの内壁の接線と平行な直線状の直線通路面と、この直線通路面側に凸曲線状の曲線通路面とを有することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、前記オリフィスリングは、異なる液体吐出通路を有するオリフィスリングと交換可能であることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、前記サイクロン部の鉛直方向の上部に、上方を開口して形成され、前記液体吐出通路を有する液体流入部と、
前記液体流入部の開口を塞ぎ、前記液体流出通路を有する蓋体と、
前記液体流入部と前記蓋体との間で前記オリフィスリングを着脱可能に支持することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、前記外部排出部は、前記液体導入通路の延長線上と異なる線上に配置したことを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、前記外部排出部は、前記液体導入通路の延長線上に配置したことを特徴とする。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、液体導入通路から液圧室に微細物を含む液体を導入し、この液圧室から複数箇所の液体吐出通路によって微細物を含む液体をサイクロン部に供給して所定流速で渦巻きを生じさせる。この液体を供給する液体吐出通路を複数箇所に配置して増加させたことで、処理流量を増加できる。また、液圧室によって複数箇所の液体吐出通路の供給圧力が均一になり、乱れのない整流された微細物を含む液体の渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。また、液圧室によって1箇所の液体導入通路に接続した配管から処理流量を増加でき、配管を複数設ける必要がなく、小型で配置スペースの確保が容易である。
請求項2に記載の発明では、サイクロン部を複数個並列に配置し、液体導入通路から液圧室に微細物を含む液体を導入し、この液圧室から複数箇所の液体吐出通路によって微細物を含む液体をそれぞれのサイクロン部に供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、サイクロン部を増加させることで処理流量をより増加できる。また、液圧室によってそれぞれのサイクロン部の複数箇所の液体吐出通路の供給圧力が均一になり、それぞれのサイクロン部で乱れのない整流された微細物を含む液体の渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。また、液圧室によって1箇所の液体導入通路に接続した配管から処理流量を増加でき、配管を複数設ける必要がなく、複数のサイクロン部を並列に配置しても小型で配置スペースの確保が容易である。
請求項3に記載の発明では、導入管部の内部に、液体吐出通路を複数箇所に形成したオリフィスリングを配置することで、導入管部とオリフィスリングとの間に、液体吐出通路に連通する液圧室を簡単に形成することができる。
請求項4に記載の発明では、液体吐出通路が軸芯方向から視て対称位置の複数箇所に配置されることで、乱れのない整流された液体の渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
請求項5に記載の発明では、液体吐出通路が等間隔の位置に配置され、乱れのない整流された液体の渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
請求項6に記載の発明では、液体吐出通路がオリフィスリングの内壁の接線方向に液体を流入させることで、オリフィスリングの内壁に沿った乱れのない整流された渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
請求項7に記載の発明では、液体吐出通路が曲線に形成されていることで、オリフィスリングの内壁に沿った乱れのない整流された渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
請求項8に記載の発明では、内リング体と外リング体とを周方向に摺動して液体吐出通路の液体流入量を可変することで、簡単に分離粒径の可変ができる。
請求項9に記載の発明では、液体吐出通路は、入口側の断面積を出口側の断面積より大きくしており、液体吐出通路からの流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
請求項10に記載の発明では、液体吐出通路が直線状の直線通路面と曲線通路面とを有することで、直線通路面と曲線通路面とによって流速が上がり所定の分離処理量や分離性能を得ることができる。
請求項11に記載の発明では、オリフィスリングを異なる液体吐出通路を有するオリフィスリングと交換することで、簡単に分離粒径の可変ができる。
請求項12に記載の発明では、サイクロン部の鉛直方向の上部に、液体流入部と蓋体との間でオリフィスリングを着脱可能に支持することで、液体吐出通路に連通する液圧室を簡単に形成することができる。
請求項13に記載の発明では、外部排出部が液体導入通路の延長線上と異なる線上に配置され、外部排出部と液体導入通路の配管方向が異なる場合に配管方向を変えることなく、サイクロン型遠心分離装置を配置することができる。
請求項14に記載の発明では、外部排出部が液体導入通路の延長線上に配置され、外部排出部と液体導入通路の配管方向が同じ場合に配管方向を変えることなく、サイクロン型遠心分離装置を配置することができる。
以下、この発明のサイクロン型遠心分離装置の実施の形態について説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
この実施の形態のサイクロン型遠心分離装置は、製薬、化学、食品、飲料の原料他の微細物の濾過に、また自動車、工作機、加工業の切削粉等の微細物の回収に、また各工場、水処理等の循環水、排水の濾過に、また半導体、バイオ等の不純物等の微細物の除去に、また洗浄水、溶剤等の異物である微細物の除去等に使用され、液体に含まれる微細物を分離除去するものに広く使用される。
この実施の形態のサイクロン型遠心分離装置の一例を、図1乃至図3に示す。図1はサイクロン型遠心分離装置の断面図、図2はサイクロン型遠心分離装置の平面図、図3は図1のIII−III線に沿う断面図である。
この実施の形態では、工作機、加工業の切削粉等の微細物の回収に用いる場合について説明する。この実施の形態では、液体に含まれる微粉末状クズの微細物を除去する場合について用いているが、微細物であればよく、微粉末状クズに限定されない。
この実施の形態のサイクロン型遠心分離装置1は、密閉筒体2に鉛直方向にサイクロン部3と粒子捕集部4とを有し、この密閉筒体2はSUS、アルミニウム等の金属で形成され強度がある。
サイクロン部3は、上下2段のテーパ部3a,3bを有し、下部のテーパ部3bは連通孔5を介して粒子捕集部4に連通している。このサイクロン部3で液体吐出通路10から微細物を含む液体を供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路11から微細物を分離した流体を排出し、渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させる。
このサイクロン部3で沈降する分離された微細物は、連通孔5を通して粒子捕集部4に落下して溜る。粒子捕集部4は、下部の排出孔4aにドレンバルブ6が接続され、このドレンバルブ6によって粒子捕集部4に溜る微細物のドレンが排出される。
この実施の形態のサイクロン型遠心分離装置1は、液体吐出通路10を複数箇所に配置し、この複数箇所の液体吐出通路10の周囲に連通して形成した液圧室12と、液圧室12に微細物を含む液体を導入する液体導入通路13とを有する。複数箇所の液体吐出通路10は、オリフィスリング14に形成され、このオリフィスリング14は微細物を含む液体を導入する液体導入通路13を有する導入管部20の内部に配置され、この導入管部20とオリフィスリング14との間に、液体吐出通路10に連通する液圧室12を形成する。
この実施の形態では、導入管部20が、サイクロン部3の鉛直方向の上部に、上方を開口して形成され、液体吐出通路10を有する液体流入部20aで構成され、この液体流入部20aの開口を液体流出通路11を有する蓋体20bで塞ぎ、液体流入部20aと蓋体20bとの間でオリフィスリング14を着脱可能に支持する。この液体流入部20aの環状溝20a1にパッキン30が係合され、蓋体20bの環状溝20b1にパッキン31が係合され、パッキン30とパッキン31との間に、オリフィスリング14が液密に支持されている。オリフィスリング14は交換可能に設けられている。
このオリフィスリング14と蓋体20bの液体流出通路11を形成する円筒部20b2との間に、サイクロン部3の上段テーパ部3aに連通する導入室19が形成される。複数箇所の液体吐出通路10から流体である切削液が導入室19に供給されて渦流となって上段テーパ部3aに入るようになっている。
この実施の形態のサイクロン型遠心分離装置1は、例えば、流体である切削液を供給しながら切削加工を行なう系に配置され、微細物である微粉末状の切削クズが含まれる切削液をサイクロン型遠心分離装置1に供給し、このサイクロン型遠心分離装置1で切削クズを除去して切削液を供給タンク等に戻す。
このサイクロン型遠心分離装置1の液体流入通路13から切削液が液圧室12に導入され、この液圧室12から複数箇所の液体吐出通路10によって切削液をサイクロン部3の上段のテーパ部3aに供給され、所定流速で渦巻きを生じさせる。この上段のテーパ部3aから下段のテーパ部3bに所定流速で渦巻きを生じ遠心状態となり、その作用により微細物が外側へ、微細物の取り除かれたきれいな流体が軸芯方向から液体流出通路11方向へ上昇して流れていく。この渦巻きを上段のテーパ部3aから下段のテーパ部3bで減速させることで、微細物が沈降して連通孔5に導かれて順次下側の粒子捕集部4に入り、微細物40が粒子捕集部4に沈殿する。
この実施の形態のサイクロン型遠心分離装置1では、液体吐出通路10を増加させることで処理流量を増加できる。また、液圧室12によって複数箇所の液体吐出通路10の供給圧力が均一になり、乱れのない整流された切削液の渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。また、液圧室12によって1箇所の液体導入通路13に接続した配管41から処理流量を増加でき、配管を複数設ける必要がなく、小型で配置スペースの確保が容易である。
また、導入管部20の内部に、液体吐出通路10を複数箇所に形成したオリフィスリング14を配置することで、導入管部20とオリフィスリング14との間に、液体吐出通路10に連通する液圧室12を簡単に形成することができる。
図4乃至図6はサイクロン型遠心分離装置の他の実施の形態を示し、図4はサイクロン型遠心分離装置の断面図、図5はサイクロン型遠心分離装置の平面図、図6は図4のVI−VI線に沿う断面図である。
この実施の形態のサイクロン型遠心分離装置1は、図1乃至図4の実施の形態と同様に構成されるサイクロン部3を複数個並列に配置しており、図1乃至図4の実施の形態と同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
この実施の形態では、サイクロン部3が5個配置され、それぞれのサイクロン部3には、液体吐出通路10から微細物を含む液体を供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路11から微細物を分離した流体を排出し、渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させる。 それぞれのサイクロン部3に液体吐出通路10を複数箇所に配置し、この複数の液体吐出通路10に連通して液圧室12が形成されている。この液圧室12はオリフィスリング14に形成され、この液体吐出通路10に連通して微細物を含む液体を導入する液体導入通路13が形成されている。また、それぞれのサイクロン部3の液体流出通路11を集合して排出する外部排出部50が形成されている。
このように、サイクロン部3を複数個並列に配置し、液体導入通路13から液圧室12に微細物を含む液体の切削液を導入し、この液圧室12から複数箇所の液体吐出通路10によって微細物を含む液体をそれぞれのサイクロン部3に供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、サイクロン部3を増加させることで処理流量をより増加できる。また、液圧室12によってそれぞれのサイクロン部3の複数箇所の液体吐出通路10の供給圧力が均一になり、それぞれのサイクロン部3で乱れのない整流された微細物を含む液体の渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。また、液圧室12によって1箇所の液体導入通路13に接続した配管51から処理流量を増加でき、配管51を複数設ける必要がなく、複数のサイクロン部3を並列に配置しても小型で配置スペースの確保が容易である。
また、この実施の形態では、外部排出部50が液体導入通路13の延長線L1上と異なる線L2上に配置されている。外部排出部50が液体導入通路13の延長線L1上と直交する線L2上に配置されており、このサイクロン型遠心分離装置1を機器や施設のコーナ部等に配置する場合で、外部排出部50と液体導入通路13の配管方向が異なる場合に配管方向を変えることなく、サイクロン型遠心分離装置1を配置することができる。
図7乃至図9はサイクロン型遠心分離装置のさらに他の実施の形態を示し、図7はサイクロン型遠心分離装置の断面図、図8はサイクロン型遠心分離装置の平面図、図9は図7のIX−IX線に沿う断面図である。
この実施の形態のサイクロン型遠心分離装置1は、図1乃至図4の実施の形態と同様に構成されるサイクロン部3を複数個並列に配置しており、図1乃至図4の実施の形態と同じ構成は同じ符号を付して説明を省略する。
また、この実施の形態では、サイクロン部3が図4乃至図6の実施の形態と同様に5個配置されるが、外部排出部50は、液体導入通路13の延長線L1上に配置されている。外部排出部50が液体導入通路13の延長線L1上に配置されており、機器と機器の間等の直線ライン等に配置する場合で、外部排出部50と液体導入通路13の配管方向が同じ場合に配管方向を変えることなく、サイクロン型遠心分離装置1を配置することができる。
次に、サイクロン型遠心分離装置の図1乃至図3に示す実施の形態、図4乃至図6に示す実施の形態、図7乃至図9に示す実施の形態に用いるオリフィスリング14の実施の形態を図10乃至図13に示す。
図10の実施の形態のオリフィスリング14は、液体吐出通路10が軸芯方向から視て対称位置の複数の2箇所に配置され、180度の等間隔に位置している。また、図10(a)〜(c)は液体吐出通路10は、オリフィスリング14の内壁14cの接線方向に液体を流入させるように直線状に形成されている。
図10(d)は液体吐出通路10の他の実施の形態を示し、液体吐出通路10の入口側100の断面積を出口側101の断面積より大きく、液体が入口側100から出口側101へ向けて徐々に絞られており、これにより液体吐出通路10からの流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
図10(e)は液体吐出通路10の他の実施の形態を示し、図10(d)と同様に構成されるが、軸芯方向に対して直交する断面において接線と平行な直線状の直線通路面10g1と、この直線通路面側に凸曲線状の曲線通路面10g2とを有する。この直線通路面10g1と曲線通路面10g2とによって液体吐出通路10からの流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
図11の実施の形態のオリフィスリング14は、図10と同様に構成されるが液体吐出通路10が軸芯方向から視て対称位置の複数の4箇所に配置され、90度の等間隔に位置している。
図12の実施の形態のオリフィスリング14は、液体吐出通路10が軸芯方向から視て対称位置の複数の4箇所に配置され、90度の等間隔に位置している。また、液体吐出通路10は、オリフィスリング14の内壁14cの接線方向に液体を流入させるように曲線状に形成されている。
このように、オリフィスリング14は、液体吐出通路10が軸芯方向から視て対称位置の複数箇所に配置されることで、乱れのない整流された液体の渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。また、液体吐出通路10が等間隔の位置に配置され、乱れのない整流された液体の渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。また、液体吐出通路10がオリフィスリング14の内壁14cの接線方向に液体を流入させることで、オリフィスリングの内壁に沿った乱れのない整流された渦巻きを得ることができ、
結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
さらに、図12に示すように、液体吐出通路10が曲線に形成されていることで、オリフィスリング14の内壁14cに沿った乱れのない整流された渦巻きを得ることができ、結果として流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
図12(d)は液体吐出通路10の他の実施の形態を示し、曲線に形成された液体吐出通路10の入口側100の断面積を出口側101の断面積より大きく、液体が入口側100から出口側101へ向けて徐々に絞られており、これにより液体吐出通路10からの流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
図13の実施の形態のオリフィスリング14は、出側液体吐出通路10aを有する内リング体14aと、入側液体吐出通路10bを有する外リング体14bとからなる。この内リング体14aと外リング体14bは、外リング体14bの両端に形成した保持片14b1が内リング体14aの両端を保持し、内リング体14aと外リング体14bとは周方向に摺動可能になっている。
この内リング体10aと外リング体10bとを周方向に摺動することで、出側液体吐出通路10aと入側液体吐出通路10bの重なり程度によって液体吐出通路10の絞りが変化する。これにより、液体吐出通路10による液体流入量が可変し、簡単に分離粒径を可変することができる。
図13(d)は液体吐出通路10の他の実施の形態を示し、曲線に形成された出側液体吐出通路10aの入口側110の断面積を出口側111の断面積より大きく、また入側液体吐出通路10bの入口側120の断面積を出口側121の断面積より大きく、液体が入口側から出口側へ向けて徐々に絞られており、これにより液体吐出通路10からの流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
図13(e)は液体吐出通路10の他の実施の形態を示し、図13(d)と同様に構成されるが、軸芯方向に対して直交する断面において接線と平行な直線状の直線通路面10g11,10g12と、この直線通路面側に凸曲線状の曲線通路面10g21,10g22とを有する。この直線通路面10g11,10g12と曲線通路面10g21,10g22とによって液体吐出通路10からの流速が上がり分離粒径の細小化が可能で分離精度が向上する。
なお、液体吐出通路10の位置や個数は、特に限定されず、液体が液圧室12から導入室19へ吐出する流速が速くなる構造が好ましく、この構造は特に限定されない。
[実施例]
(比較例)
図1乃至図3に示す多孔型入口のサイクロン型遠心分離装置と、比較例として図14及び図15に示す単孔型入口のサイクロン型遠心分離装置とを用い、微細物を含む液体は、シリカ粒子を含むイオン交換水の分散媒を試料として用いた。試料粉体の流量を変化させて分離効率を測定した。
比較例として図14及び図15に示す単孔型入口のサイクロン型遠心分離装置は、軸芯に流体出口を有し、軸芯から偏位した位置に流体入口を有し、流体入口から微細物を含む流体を所定流速で供給して渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて流体出口から微細物を分離した流体を排出し、渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させるものである。
この結果を図16に示した。
図16に示す測定条件は、以下の通りである。
試料粉体:シリカ粒子
分散媒:イオン交換水
分散媒の温度T:41℃
分散媒の流量Q:600l/h、800l/h、1000l/h
分散媒の濃度Cp:0.5wt%
図16に示す測定結果では、分散媒の流量を変化させた場合でも粒子径Dpは10μm程度までしか分離できなかった。
(実施例)
図17及び図18に示す実施例のサイクロン型遠心分離装置を用い分離処理を行なった。微細物を含む液体は、シリカ粒子を含むイオン交換水の分散媒を試料として用いた。
この実施例のサイクロン型遠心分離装置は、液体吐出通路から微細物を含む液体を供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路から微細物を分離した流体を排出し、渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させるサイクロン部と、液体吐出通路を2箇所に形成したオリフィスリングと、2箇所の液体吐出通路の周囲に連通して形成した液圧室と、液圧室に微細物を含む液体を導入する液体導入通路と、を有し、液体吐出通路をオリフィスリングの内壁の接線方向に形成したものである。
このサイクロン型遠心分離装置を用いて試料粉体の分離を行ない、この結果を図19に示した。
図19に示す測定条件は、以下の通りである。
試料粉体:シリカ粒子
分散媒:イオン交換水
分散媒の温度T:40℃
分散媒の流量Q:540l/h
分散媒の濃度Cp:0.5wt%
ブローダウン流量比Qb(下部室へ流出する割合):15%
この測定条件で、液体吐出通路が2個で、液体吐出通路の幅が1mmで、長さが6mmの場合の分離粒径と分離効率の関係を示した。このように、図19に示す実施例の測定結果では、粒子径Dpは1μm程度まで分離でき、図16に示す比較例の測定結果では、粒子径Dpが10μm程度であるのと比較して分離性能を向上させることができた。
このサイクロン型遠心分離装置は、製薬、化学、食品、飲料の原料他の微細物の濾過に、また自動車、工作機、加工業の切削粉等の微細物の回収に、また各工場、水処理等の循環水、排水の濾過に、また半導体、バイオ等の不純物等の微細物の除去に、また洗浄水、溶剤等の異物である微細物の除去等に使用され、液体に含まれる微細物を分離除去するものに広く使用される。
サイクロン型遠心分離装置の断面図である。 サイクロン型遠心分離装置の平面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 サイクロン型遠心分離装置の断面図である。 サイクロン型遠心分離装置の平面図である。 図4のVI−VI線に沿う断面図である。 サイクロン型遠心分離装置の断面図である。 サイクロン型遠心分離装置の平面図である。 図7のIX−IX線に沿う断面図である。 オリフィスリングの実施の形態を示す図である。 オリフィスリングの実施の形態を示す図である。 オリフィスリングの実施の形態を示す図である。 オリフィスリングの実施の形態を示す図である。 比較例のサイクロン型遠心分離装置の断面図である。 比較例のサイクロン型遠心分離装置の平面図である。 比較例の分離効率を示す図である。 実施例のサイクロン型遠心分離装置の断面図である。 実施例のサイクロン型遠心分離装置のオリフィスリングを示す図である。 実施例の分離効率を示す図である。
符号の説明
1 サイクロン型遠心分離装置
3 サイクロン部
10 液体吐出通路
11 液体流出通路
12 液圧室
13 液体導入通路

Claims (14)

  1. 液体吐出通路から微細物を含む液体を供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路から微細物を分離した流体を排出し、前記渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させるサイクロン部を備え、
    前記液体吐出通路を複数箇所に配置し、
    前記複数箇所の液体吐出通路の周囲に連通して形成した液圧室と、
    前記液圧室に前記微細物を含む液体を導入する液体導入通路と、
    を有することを特徴とするサイクロン型遠心分離装置。
  2. 液体吐出通路から微細物を含む液体を供給して所定流速で渦巻きを生じさせ、遠心状態で微細物を外側へ移動させて液体流出通路から微細物を分離した流体を排出し、前記渦巻きを減速させて分離された微細物を沈降させるサイクロン部を複数個並列に配置し、
    前記それぞれのサイクロン部に前記液体吐出通路を複数箇所に配置し、
    前記複数の液体吐出通路に連通して形成した前記液圧室と、
    前記液圧室に前記微細物を含む液体を導入する液体導入通路と、
    前記それぞれのサイクロン部の前記液体流出通路を集合して排出する外部排出部と、
    を設けたことを特徴とするサイクロン型遠心分離装置。
  3. 前記微細物を含む液体を導入する液体導入通路を有する導入管部と、
    前記導入管部の内部に配置され、前記液体吐出通路を複数箇所に形成したオリフィスリングとを有し、
    前記導入管部と前記オリフィスリングとの間に、前記液体吐出通路に連通する液圧室を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  4. 前記液体吐出通路は、軸芯方向から視て対称位置の複数箇所に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  5. 前記液体吐出通路は、等間隔の位置に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  6. 前記液体吐出通路は、前記オリフィスリングの内壁の接線方向に液体を流入させることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  7. 前記液体吐出通路は、曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  8. 前記オリフィスリングは、出側液体吐出通路を有する内リング体と、入側液体吐出通路を有する外リング体とからなり、
    前記内リング体と前記外リング体とを周方向に摺動して前記液体吐出通路の液体流入量を可変可能であることを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれか1項に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  9. 前記液体吐出通路は、入口側の断面積を出口側の断面積より
    大きくしたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  10. 前記液体吐出通路は、前記オリフィスリングの内壁の接線と平行な直線状の直線通路面と、この直線通路面側に凸曲線状の曲線通路面とを有することを特徴とする請求項9に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  11. 前記オリフィスリングは、異なる液体吐出通路を有するオリフィスリングと交換可能であることを特徴とする請求項2乃至請求項10のいずれか1項に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  12. 前記サイクロン部の鉛直方向の上部に、上方を開口して形成され、前記液体吐出通路を有する液体流入部と、
    前記液体流入部の開口を塞ぎ、前記液体流出通路を有する蓋体と、
    前記液体流入部と前記蓋体との間で前記オリフィスリングを着脱可能に支持することを特徴とする請求項2乃至請求項11のいずれか1項に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  13. 前記外部排出部は、前記液体導入通路の延長線上と異なる線上に配置したことを特徴とする請求項2に記載のサイクロン型遠心分離装置。
  14. 前記外部排出部は、前記液体導入通路の延長線上に配置したことを特徴とする請求項2に記載のサイクロン型遠心分離装置。
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