JP2005131511A - 廃棄物供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シール性、およびごみの定量供給性能に優れた廃棄物供給装置を提供する。
【解決手段】 廃棄物供給装置1の給じんシュート6に、充填されたごみのマテリアルシールにより、ガス化炉9と廃棄物供給装置1外との雰囲気を遮断するシールシュート部7を設け、このシ−ルシュート部7に、充填されているごみを検知するとごみ供給停止信号を発信する第1ごみ検知センサ72、ごみが検知されなくなるとごみ供給開始信号を発信する第2ごみ検知センサ73、ごみが検知されなくなるとマテリアルシールのシール性不良信号を発信する第3ごみ検知センサ74を設けると共に、このシールシュート部7の下流側に、分散投入機75aと、ごみ押出しスクリュ75bと、ごみを検知してごみの堆積高さが上限堆積高さ以内になるように、前記分散投入機75aの作動を制御するごみ堆積レベル検知センサ75cとを備えたごみ定量供給装置75を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガス化炉に下水汚泥、都市ごみ等の廃棄物を供給する廃棄物供給装置に係り、より詳しくは、ガス化炉用として採用することができる、シール性、および廃棄物の定量供給性能に優れた廃棄物供給装置に関するものである。
近年、ごみの減容化と灰の無害化を同時に実現することを可能ならしめるガス化炉が注目されている。このようなガス化炉には、ごみ等の廃棄物を破砕する破砕機能を備えた廃棄物供給装置により廃棄物が供給されるが、このような廃棄物供給装置としては、例えば後述するような構成になるものが公知である。
従来例1に係る給じん装置と呼ばれる廃棄物供給装置は、ごみホッパに投入されたごみを油圧プッシャによって押出して支持台と破砕ロータの間に供給する。そして、ごみを支持台の固定刃と破砕ロータの外周に周設した回転刃とによって粗破砕すると共に粗破砕したごみを、排出口を通して焼却炉に供給するように構成されてなるものである(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、ガス化炉は、ごみの乾燥、分離、ガス化を行うものであるから、従来の焼却炉とは異なり、低空気比(不完全燃焼)での部分燃焼が行われており、炉内には可燃性ガス等が存在している。焼却炉とガス化炉との基本的な構造は殆ど同じであって、炉体の外部に通じる開口部は廃棄物等を投入する供給口が主となる。つまり、外部からの空気の漏れ込みや外部へのガスの漏れ出し等は、主としてごみの供給口を通じて行われることになる。前記焼却炉においては、外部からの空気の漏れ込みに対してはガス化炉ほど重要視されていない。従って、上記従来例1に係る廃棄物供給装置を、ガス化炉の廃棄物供給装置として採用することはできない。
また、ごみは粗破砕されるだけであり、そして紐や針金等の長尺物等が含まれている場合がある。そのため、一次的に引っ掛かった粗破砕されたごみ、紐や針金等の長尺物が開放された場合に、ごみのどか落ち等が生じる可能性がある。ごみがどか落ちした場合、ガス化炉の内圧が正圧になり、ガス漏れ出し等に繋がる。従って、廃棄物供給装置のごみの定量供給性能の向上は極めて重要であって、ごみの定量供給性能の向上により排ガスの有害成分の発生抑制、ガス発生量の変動抑制、ガス化プラントの性能向上や機器の余裕率の引き下げが可能になるため、ガス化プラントのコストダウンにも繋がる。しかしながら、上記従来例1に係る廃棄物供給装置では、ごみの定量供給性能に問題があるため、ガス化炉の廃棄物供給装置として採用することはできない。
ところで、上記従来例1に係る廃棄物供給装置の問題を解決し、ガス化炉に使用し得るようにした廃棄物供給装置(従来例2)が知られている。以下、この従来例2に係る「ガス化溶融システム」の廃棄物供給装置を、ごみホッパからごみの供給シュートの間に設けた不活性ガス吹き込み部の構成を示す図の図2を参照しながら説明する。
即ち、この従来例2に係る廃棄物供給装置では、ごみは貯蔵ピットから給じんホッパ51に投入され、定量供給機52により所定量のごみが配管53とシール機構54、供給シュート5を経由してガス化炉56の流動層57に供給されるように構成されている。前記シール機構54は、配管53内に配設された二つのロータリー弁54aと54bとを備えている。つまり、トリップ時には、配管58から不活性ガスを吹き込み、二つのロータリー弁54aと54bの間の空間に不活性ガスを充満させる。そして、吹込まれた不活性ガスの一部をガス化炉56内に流入させる一方、余剰の不活性ガスは配管59を通じて排出、あるいはロータリー弁54aを通じて定量供給機52、給じんホッパ51に排出させるように構成されてなるものである。なお、この従来例2に係る廃棄物供給装置の場合、ロータリー弁に代えて、二重のダンパー、または二重のゲート弁等も使用できるとしている(例えば、特許文献2参照。)。
実開平3−64322号公報 特開2002−22127号公報
上記従来例2に係る廃棄物供給装置は、ガス化炉用であるから確かにシール性に関しては上記従来例1に係る廃棄物供給装置より優れていると考えられる。しかしながら、この従来例2に係る定量供給機では、必ずしもごみを定量供給することができない。即ち、ごみには種々のもの、例えば紐や針金等の長尺物が含まれ、また大きなごみも小さなごみも含まれているため、時間的な観点、つまり短時間毎のごみの供給量で考えると、ごみの供給量に大きなばらつきが生じる。また、ロータリー弁による機械的なシール手段を設けているため、ごみのかみ込み等によるトラブルが発生し易い。さたに、このロータリー弁でシール性を高めようとした場合、シュートとのスペースをできるだけ小さくすることになるが、これは逆にごみのかみ込みによる詰まりの発生率を高めることになる。従って、ごみの定量供給に関しては、上記従来例1に係る廃棄物供給装置の場合と同様に、ごみのどか落ち等が生じる可能性がある。また、不活性ガスの吹込み系統が必要であって、管路系統が複雑になるから、この点に関しても設備費に関して不利になる。
従って、本発明の目的は、シール性、および廃棄物の定量供給性能に優れた廃棄物供給装置を提供することである。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、従って上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る廃棄物供給装置が採用した手段は、廃棄物ホッパに投入された廃棄物を破砕機により破砕し、破砕された廃棄物をガス化炉に供給する給じんシュートを備えた廃棄物供給装置において、前記給じんシュートに、充填された廃棄物のマテリアルシールにより前記ガス化炉と廃棄物供給装置外との雰囲気を遮断するシールシュート部を設け、このシールシュート部に、充填されている廃棄物を検知すると廃棄物供給停止信号を発信して、このシールシュート部への廃棄物の供給を停止させる第1廃棄物検知手段を設け、廃棄物が検知されなくなると廃棄物供給開始信号を発信して、このシールシュート部内への廃棄物の供給を開始させる第2廃棄物検知手段を設けると共に、このシールシュート部の下流側に、前記ガス化炉に廃棄物を定量的に供給する廃棄物定量供給手段を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る廃棄物供給装置が採用した手段は、請求項1に記載の廃棄物供給装置において、前記シールシュート部に、充填されている廃棄物が検知されなくなると、前記廃棄物のマテリアルシールのシール性不良信号を発信するシール状況検知手段を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る廃棄物供給装置が採用した手段は、請求項1または2のうちの何れか一つの項に記載の廃棄物供給装置において、前記廃棄物定量供給手段を、前記シールシュート部内に充填されている廃棄物を分散投入させる分散投入機と、この分散投入機から分散投入された廃棄物を押出す廃棄物押出しスクリュと、この廃棄物押出しスクリュの直径がdであるとしたとき、廃棄物が前記廃棄物押出しスクリュの羽根の上端よりd/2になるまで堆積したことを検知すると、廃棄物の上限堆積高さ信号を発信し、前記分散投入機を停止させる廃棄物堆積レベル検知手段とから構成したことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る廃棄物供給装置が採用した手段は、請求項3に記載の廃棄物供給装置において、前記廃棄物押出しスクリュの先端前方位置に、この廃棄物押出しスクリュから押出された廃棄物を解砕する廃棄物解砕機を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る廃棄物供給装置が採用した手段は、請求項4に記載の廃棄物供給装置において、前記廃棄物解砕機と前記ガス化炉との間に、下部シール手段を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項6に係る廃棄物供給装置が採用した手段は、請求項1乃至5のうちの何れか一つの項に記載の廃棄物供給装置において、前記シールシュート部の廃棄物の入口側に、上部シール手段を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る廃棄物供給装置によれば、給じんシュートに設けたシールシュート部に、充填されている廃棄物を検知すると廃棄物供給停止信号を発信して、このシールシュート部への廃棄物の供給を停止させる第1廃棄物検知手段を設け、廃棄物が検知されなくなると廃棄物供給開始信号を発信して、このシールシュート部内への廃棄物の供給を開始させる第2廃棄物検知手段を設けると共に、このシールシュート部の下流側に、前記ガス化炉に廃棄物を定量的に供給する廃棄物定量供給手段が設けられている。従って、シールシュート部内の廃棄物の充填量に応じて廃棄物供給開始信号、廃棄物供給停止信号、および前記マテリアルシールのシール性不良信号が出力され、これらの信号に基づいて廃棄物の供給を開始し、また廃棄物の供給を停止することによりマテリアルシールのシール性を確保することができる。また、シールシュート部の廃棄物の排出側に、前記ガス化炉に廃棄物を定量的に供給する廃棄物定量供給手段が設けられているので、定量ずつの廃棄物をガス化炉に供給することができる。
本発明の請求項2に係る廃棄物供給装置によれば、シールシュート部に、充填されている廃棄物が検知されなくなると、前記廃棄物のマテリアルシールのシール性不良信号を出力するシール状況検知手段が設けられている。従って、シール状況検知手段からのシール性不良信号に基づいて対処することにより、外部からの空気の漏れ込みや外部へのガスの漏れ出し等を防止することができるから、シールシュート部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給系を設ける必要がない。
本発明の請求項3に係る廃棄物供給装置によれば、廃棄物堆積レベル検知手段から発信される廃棄物の上限堆積高さ信号により作動が制御される分散投入機によって廃棄物の上限堆積高さが維持されるように、廃棄物定量供給手段に廃棄物が分散投入される。廃棄物押出しスクリュ上の廃棄物堆積高さが低(廃棄物の層厚が薄い)く、廃棄物押出しスクリュでの廃棄物の圧密が極力抑えられるため、廃棄物の圧密が防止され、廃棄物押出しスクリュから上限堆積高さ以内の量の廃棄物が定量的に排出され、ガス化炉に定量的に廃棄物が供給されるから、廃棄物のどか落ちがなくなる。
本発明の請求項4に係る廃棄物供給装置によれば、廃棄物押出しスクリュから押出された廃棄物が廃棄物解砕機により解砕されるので、廃棄物の定量供給性能が向上することにより、ガス化炉内の内圧を安定化させることができる。
本発明の請求項5に係る廃棄物供給装置によれば、廃棄物定量供給手段とガス化炉との間に、下部シール手段が設けられているから、たとえシールシュート部内の廃棄物の充填レベルが低下してシール性が不良になっても、下部シール手段により外部からの空気の漏れ込みや外部へのガスの漏れ出し等を防止することができる。また、下部シール手段によりシールすることにより、廃棄物押出しスクリュと、廃棄物堆積レベル検知手段の点検や補修時の安全を確保することができる。
本発明の請求項6に係る廃棄物供給装置によれば、シールシュート部の廃棄物の入口側に、上部シール手段が設けられているので、廃棄物供給装置の運転停止時やシールシュート部内の廃棄物を完全に処理して空にしても、この上部シール手段によって外部からの空気の漏れ込みや外部へのガスの漏れ出し等を防止することができる。
以下、本発明の形態に係る廃棄物供給装置を、その模式的構成説明図の図1を参照しながら説明する。図に示す符号1は、本発明の形態に係る廃棄物供給装置である。この廃棄物供給装置1は、後述するシールシュート部7と、このシールシュート部7に連接され、ガス化炉9に斜めに連通してごみ(廃棄物)を供給する先端シュート部8とからなる給じんシュート6を備えている。即ち、ごみホッパ2(廃棄物ホッパ)に供給されたごみ10はプッシャ3で押出され、押出されたごみは破砕機4で粗破砕される。そして、破砕機4で粗破砕されたごみは、気密可能なコンベヤハウジングを備えたコンベヤ5によって斜め上方に運ばれ、上部シール手段であるスライド式の上部ゲート弁71を介して前記シールシュート部7に落下供給されるように構成されている。
前記シールシュート部7は、上部ゲート弁71の下方に延設された第1垂直部分、この第1垂直部分に連なり、後述するごみ押出しスクリュ(廃棄物押出しスクリュ)75b等を収容する水平部分、およびこの水平部分に連なる第2垂直部分とから構成されている。
この第1垂直部分の前記上部ゲート弁71の下方位置の外部には、このシールシュート部7内に充填されたごみを検知するとごみ供給停止信号(廃棄物供給停止信号)を発信し、前記プッシャ3とコンベヤ5の作動を停止させる第1ごみ検知センサ(第1廃棄物検知手段)72が設けられている。また、この第1ごみ検知センサ72の下方位置には、このシールシュート部7内に充填されたごみを検出することができなくなるとごみ供給開始信号(廃棄物供給開始信号)を発信し、前記プッシャ3とコンベヤ5を作動させる第2ごみ検知センサ(第2廃棄物検知手段)73が設けられている。
さらに、第2ごみ検知センサ73の下方位置には、このシールシュート部7内に充填された廃棄物を検出することができなくなると、ごみのマテリアルシール性が不良であるというシール性不良信号を出力する第3ごみ検知センサ(シール状況検知手段)74が設けられている。前記第1ごみ検知センサ72、第2ごみ検知センサ73、および第3ごみ検知センサ74は同構成であって、何れもマイクロ波式レベルセンサからなるものである。
なお、例えば非接触式の超音波式レベルセンサ等もごみ検知センサとして採用することができるので、ごみ検知センサの形態は上記形態に係るものに限定されるものではない。
ところで、第2ごみ検知センサ73からのごみ供給開始信号により、前記プッシャ3とコンベヤ5が作動されれば、ごみのマテリアルシール性が不良になるようなことがない。にもかかわらず、第3ごみ検知センサ74を設けたのは、後述する理由による。即ち、上流側の機器トラブルやメンテナンス等のためにシールシュート部7内に充填されたごみの充填レベルが低くなってマテリアルシール性が不良になったときに、下部シール手段であるスライド式の後述する下部ゲート弁77を閉弁させてシールシュート部7と先端シュート部8とを遮断して、外部からの空気の漏れ込みや外部へのガスの漏れ出しを防止するためである。
前記シールシュート部7の第1垂直部分の下部と水平部分には、ガス化炉9に対してごみを定量供給する、後述する構成になるごみ定量供給装置(廃棄物定量供給手段)75が設けられている。このごみ定量供給装置75は、第1垂直部分の下部に設けられ、ごみの重量を受け、かつごみの堆積レベルに応じて作動してごみを下方に分散落下させる分散投入機75aを備えている。また、水平部分に略水平配設されてなるごみ押出しスクリュ75bを備えると共に、この水平部分内におけるごみの堆積レベルを検知して、前記分散投入機75aを制御するごみ堆積レベル検知センサ(廃棄物堆積レベル検知手段)75cを備えている。前記分散投入機75aは、ごみ押出しスクリュ75bの直径がdであるとしたとき、ごみの上限堆積高さが前記ごみ押出しスクリュ75bの羽根の上端よりd/2以内になるように分散投入する働きをするものである。なお、本形態における分散投入機75aは、平板が水平軸を支点として往復回動する構成になっているが、例えばロータリーバルブのような回転構成にすることができる。
シールシュート部7内ではごみが堆積しているため、ごみは自身の自重によってある程度押し固められている。このシールシュート部7とごみ押出しスクリュ75bがスペースなしで直結されていると、ごみ押出しスクリュ75bにより押し固められたごみを無理やり押出すことになるため、ごみのどか落ちの原因となる。これに対して、本形態に係る廃棄物供給装置1では、シールシュート部7の下部に、マテリアルシールを確保するための床(スペース)と、ごみ押出しスクリュ75bへのごみ供給の2つの機能を有する分散投入機75aが設けられていて、シールシュート部7内で押し固められたごみを解砕した状態でごみ押出しスクリュ75bに供給することができるため、ごみが押し固められるのを防止することができる。
また、前記ごみ押出しスクリュ75bの先端部の上方側に、油圧シリンダと、この油圧シリンダの伸縮ロッドの伸縮により前記ごみ押出しスクリュ75bの長手方向に往復移動される垂直板とから構成され、ごみの圧密を防止する圧密防止装置75dが設けられている。さらに、前記ごみ押出しスクリュ75bの先端側であって、かつ圧密防止装置75dの外方位置に、ごみ押出しスクリュ75bで押出されたごみを解砕する解砕機76が設けられている。なお、本形態における圧密防止装置75dは、上記のとおり、油圧シリンダと垂直板とから構成されているが、例えば揺動式の構成(垂直板に取付け部を支点として揺動させる構成)や、スクリュ式の構成のものに代えることができる。また、本形態における解砕機76は回転式であるが、揺動式の構成のものを採用することが可能である。
ところで、ごみ定量供給装置75内におけるごみの上限堆積高さを、ごみ押出しスクリュ75bの羽根の上端よりd/2以内になるように設定したのは、下記の理由によるものである。即ち、ごみの堆積高さが上限堆積高さを超えると、ごみ押出しスクリュ75bによりごみを押出す際に、ごみが圧縮されて圧密状態になり易くなる。また、スクリュから離れたごみの中に随伴されるごみと、随伴されないごみとがあり、定量的に押出すことが困難になる。その結果、ガス化炉9にごみを定量供給するという目的が達成できなくなるからである。このような手段によってごみの圧密化防止の可能性を高めることができるので、圧密防止装置75dは設けられていなくても良いものである。勿論、圧密防止装置75dにより圧密が生じ易いごみ押出しスクリュ75bの先端部におけるごみをほぐすことができるから、より確実にごみの圧密を防止することが可能になるという、ごみ圧密防止性能の向上効果を得ることができる。
前記シールシュート部7の第2垂直部分には、前記第3ごみ検知センサ74から発信されるシール性不良信号に基づいて閉弁制御されるスライド式の下部ゲート弁77が設けられている。即ち、前記解砕機76で解砕されたごみ10は、開弁状態の下部ゲート弁77を通って先端シュート部8に落下し、この先端シュート部8を通してガス化炉9に供給されるように構成されている。
以下、上記構成になる廃棄物供給装置1の作用態様を説明すると、ごみホッパ2に供給されたごみ10はプッシャ3によって押出され、押出されたごみは破砕機4によって粗破砕される。破砕機4で粗破砕されたごみは、コンベヤ5により斜め上方に運ばれ、開弁状態の上部ゲート弁71を通って前記シールシュート部7に落下供給される。落下したごみは、シールシュート部7に充填されるが、運転開始前においてはシールシュート部7内にごみがないか、または少ないため下部ゲート弁77は閉弁されている。この状態でごみの堆積レベルが次第に上昇し、第3ごみ検知センサ74によってごみが検知されると、ごみのマテリアルシールによるシール性不良が解消されるため、前記下部ゲート弁77を開弁することができる。この段階で、分散投入機75aを作動させると、ごみの堆積レベルが下がり直ちに第3ごみ検知センサ74で検知できないレベルとなり、シール性不良になる虞があるため、第2ごみ検知センサ73で検出される堆積レベルになるまで待つ方が好ましい。ごみの堆積レベルがさらに上昇すると、第2ごみ検知センサ73でごみが検知されるが、プッシャ3、破砕機4、コンベヤ5の運転が継続され、シールシュート部7へのごみの供給が継続される。
ごみの充填レベルがさらに上昇し、第1ごみ検知センサ72によってごみが検知されると、ごみの堆積レベルが最高位置に達し、これ以上供給されるとごみがシールシュート部7から溢れる虞があるとしてごみ供給停止信号が発信され、このごみ供給停止信号に基づいてプッシャ3、コンベヤ5の駆動が停止される。そして、ごみのガス化炉9への供給の継続によりシールシュート部7内のごみの充填レベルが低下し、第2ごみ検知センサ73によってごみが検知されなくなると、ごみの充填レベルが下限になったとしてごみ供給開始信号が発信される。そして、このごみ供給開始信号によりプッシャ3、コンベヤ5が駆動され、シールシュート部7内へのごみの供給が開始される。このような繰り返しによって、廃棄物供給装置1の運転が継続される。勿論、このような運転の継続中を通じて、分散投入機75a、ごみ押出しスクリュ75b、圧密防止装置75d、解砕機76が駆動され続け、ガス化炉9へのごみの定量供給が行われる。
従って、本実施の形態に係る廃棄物供給装置1によれば、シールシュート部7内のごみの充填量に応じてごみ供給開始信号、ごみ供給停止信号、およびマテリアルシールのシール性不良信号が出力される。そして、これらの信号に基づいてごみ供給を開始し、またごみの供給を停止することによりマテリアルシールのシール性を確保することができ、従来例2に係る廃棄物供給装置のように、不活性ガスの供給系を設ける必要がない。また、シールシュート部の下部で押し固められたごみを分散投入機75aでほぐして分散させることができ、さらにシールシュート部7のごみの排出側に、ガス化炉9にごみを定量的に供給するごみ定量供給装置75が設けられているので、定量ずつのごみをガス化炉9に供給することができる。
また、本実施の形態に係る廃棄物供給装置1によれば、ごみ押出しスクリュ75bの先端側であって、かつ前記圧密防止装置75dの外方位置に、ごみ押出しスクリュ75bにより押出されたごみを解砕する解砕機76が設けられているため、ガス化炉9にごみがより定量的に分散供給することができ、ごみの定量供給性能がより一層向上する。従って、排ガスの有害成分の発生抑制、ガス発生量の変動抑制が可能になり、ガス化溶融プラントの性能向上や各機器類の余裕率の引き下げが可能になるため、ガス化溶融プラントのコストダウンにも寄与することができる。
また、本実施の形態に係る廃棄物供給装置1によれば、解砕機76とガス化炉9との間に、下部ゲート弁77が設けられているから、たとえシールシュート部7内のごみの充填レベルが低下してシール性が不良になっても、下部ゲート弁77の閉弁により外部からの空気の漏れ込みや外部へのガスの漏れ出し等を防止することができる。また、下部ゲート弁77によりシールすることにより、分散投入機75a、ごみ押出しスクリュ75b、ごみ堆積レベル検知センサ75cの点検や補修時の安全を確保することができる。
さらに、本実施の形態に係る廃棄物供給装置1によれば、上記のとおり、前記シールシュート部7のごみの入口側に、上部ゲート弁71が設けられている。従って、廃棄物供給装置1の運転を停止させ、またシールシュート部7内のごみを完全に処理して空にしたとしても、この上部ゲート弁71を閉弁することによって、外部からの空気の漏れ込みや外部へのガスの漏れ出し等を防止することができる。
ところで、以上の実施の形態においては、廃棄物供給装置1にコンベヤ5が設けられている場合を例として説明した。しかしながら、コンベヤを設けずに、破砕機4で破砕したごみを直接シールシュート部7に落下供給する構成にすることができる。このような構成にすることにより、設置スペースが狭くてよく、これら設備を収容する建屋を小さくすることができるから、廃棄物供給装置に係る設備コストを低減させることができるという経済効果が得られる。
本発明の形態に係る廃棄物供給装置の模式的構成説明図である。 従来例2に関し、ごみホッパからごみの供給シュートの間に設けた不活性ガス吹き込み部の構成を示す図である。
符号の説明
1…廃棄物供給装置
2…ごみホッパ
3…プッシャ
4…破砕機
5…コンベヤ
6…給じんシュート
7…シールシュート部,71…上部ゲート弁,72…第1ごみ検知センサ,73…第2ごみ検知センサ,74…第3ごみ検知センサ,75…ごみ定量供給装置,75a…分散投入機,75b…ごみ押出しスクリュ,75c…ごみ堆積レベル検知センサ,75d…圧密防止装置,76…解砕機,77…下部ゲート弁
8…先端シュート部
9…ガス化炉(流動床式)
10…ごみ

Claims (6)

  1. 廃棄物ホッパに投入された廃棄物を破砕機により破砕し、破砕された廃棄物をガス化炉に供給する給じんシュートを備えた廃棄物供給装置において、前記給じんシュートに、充填された廃棄物のマテリアルシールにより前記ガス化炉と廃棄物供給装置外との雰囲気を遮断するシールシュート部を設け、このシールシュート部に、充填されている廃棄物を検知すると廃棄物供給停止信号を発信して、このシールシュート部への廃棄物の供給を停止させる第1廃棄物検知手段を設け、廃棄物が検知されなくなると廃棄物供給開始信号を発信して、このシールシュート部内への廃棄物の供給を開始させる第2廃棄物検知手段を設けると共に、このシールシュート部の下流側に、前記ガス化炉に廃棄物を定量的に供給する廃棄物定量供給手段を設けたことを特徴とする廃棄物供給装置。
  2. 前記シールシュート部に、充填されている廃棄物が検知されなくなると、前記廃棄物のマテリアルシールのシール性不良信号を発信するシール状況検知手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物供給装置。
  3. 前記廃棄物定量供給手段を、前記シールシュート部内に充填されている廃棄物を分散投入させる分散投入機と、この分散投入機から分散投入された廃棄物を押出す廃棄物押出しスクリュと、この廃棄物押出しスクリュの直径がdであるとしたとき、廃棄物が前記廃棄物押出しスクリュの羽根の上端よりd/2になるまで堆積したことを検知すると、廃棄物の上限堆積高さ信号を発信し、前記分散投入機を停止させる廃棄物堆積レベル検知手段とから構成したことを特徴とする請求項1または2のうちの何れか一つの項に記載の廃棄物供給装置。
  4. 前記廃棄物押出しスクリュの先端前方位置に、この廃棄物押出しスクリュから押出された廃棄物を解砕する廃棄物解砕機を設けたことを特徴とする請求項3に記載の廃棄物供給装置。
  5. 前記廃棄物解砕機と前記ガス化炉との間に、下部シール手段を設けたことを特徴とする請求項4に記載の廃棄物供給装置。
  6. 前記シールシュート部の廃棄物の入口側に、上部シール手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか一つの項に記載の廃棄物供給装置。

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