JP3563777B2 - 廃棄物焼却炉用給じん装置 - Google Patents
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【産業上の利用分野】
本発明は、都市ごみや産業廃棄物を焼却する廃棄物焼却炉用給じん装置の改良に係り、破袋・破砕機能は勿論のこと、ごみの定量供給機能と炉内ガスのシール機能を備えた焼却炉用給じん装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
都市ごみ等は、一般にごみ袋に入れた状態で収集車により収集され、ごみ焼却場のごみピットへ搬入されてくる。また、ごみピット内へ搬入されたごみ袋は、バケットクレーンで掴み上げられて焼却炉ホッパーへ投入され、ホッパー下方に設けた給じん装置により、順次焼却炉内へ供給されて行く。
【0003】
ところで、前記廃棄物焼却炉が流動床式焼却炉の場合には、他の燃焼方式の焼却炉に比較して廃棄物の燃焼速度が著しく早い。その結果、回収したごみ袋を破袋しない状態又は不十分な破袋状態のまま炉内へ投入すると、炉内で急激な可燃物のガス化や燃焼反応が起生し、炉圧が大きく変動したり、或いは一時的な空気不足が生じて不完全燃焼状態となり、一酸化炭素やダイオキシンを誘発することになる。
【0004】
そのため、流動床式の廃棄物焼却炉では、▲1▼プッシャー等の給じん装置の上流側に破袋機や破砕機を別に設置し、これによってごみ袋の破袋やごみの粗破砕を行なう方法か、又は▲2▼給じん装置自体に破袋又は粗破砕機能を持たせ、これによって破袋や粗破砕を行ないつつ炉内へ給じんする方法の何れかが採用されている。
しかし、前者の給じん装置の上流側に破袋機や破砕機を設置する方法は、破袋機等の設置スペースを別途に必要とするため、様々な不都合が起生することになる。
また、後者の破袋・粗破砕機能を備えた給じん装置を使用する方法に於いては、スクリュー式給じん装置や回転ドラム式給じん装置、プッシャーと回転ドラムを組合せた給じん装置等が主に使用されている。
しかし、後述するように何れの給じん装置も破袋・破砕機能が不十分であったり、或いは破袋等の機能は高くても廃棄物の定量供給性や炉内ガスのシール性に欠けると云う問題があり、破袋等の機能と定量供給性とガスシール性の何れをも備えた焼却炉用給じん装置の開発が待望されている。
【0005】
図5は従前のスクリュー式焼却炉用給じん装置の一例を示すものであり、2本のスクリュー軸1、1を一基の駆動装置4にて回転駆動するよう構成されている。尚、図5では一基の駆動装置4により両スクリュー軸1、1を回転するようにしているが、二基の駆動装置により、両スクリュー軸1、1を別個に駆動する構成のものもある。
また、図5に於いて、1aはスクリュー羽根、2は軸受機構、3は伝動機構、4は駆動装置、5はごみ投入ホッパー、6はごみ投入シュート、11はごみ、17はスクリュートラフ、18は掻出しドラムである。
【0006】
しかし、図5のスクリュー式給じん装置には、後述するように、▲1▼破袋機能が十分でなく、定量供給性にも劣ること、▲2▼ごみをバラす機能が低いこと、▲3▼ガスシール性が低いこと等の欠点がある。
【0007】
即ち、スクリュー式給じん装置では、2本のスクリュー軸1、1の羽根1a、1aの噛み合せ距離と羽根1a、1aの隙間が一定であるため、羽根1a、1aの間に入ったごみ袋12は、図6及び図7に示す如くスクリュー羽根1aの外表面、スクリュー軸1の外表面及び羽根1aの外周面に沿って滑動し、そのまま出口まで搬送されて炉内へ投入されることになる。
また、羽根1a、1aの隙間よりも大きなごみ袋12は、図8及び図9に示す如く、スクリュー羽根1a、1aの上端面を滑った状態で移動することになり、スクリュー軸1、1内へ取り込めない状態で出口まで搬送され、そのまま炉に投入されることになる。
更に、前記図8及び図9の如き状態に於いてごみ袋12をスクリュー軸1、1内へ取り込もうとすると、図10に示すようにスクリュー軸1、1の間隔を拡げねばならないが、この場合には、ごみ袋12の取り込みはできても破袋及び粗破砕効果が殆んど無くなることになり、大量のごみが一度に炉内へ供給されることになる。
【0008】
尚、スクリュー式給じん装置に於ける破袋及びバラシ効果と炉内ガスのシール性とは相関性のある事象であり、破袋が不十分な場合には、ガスシール性も悪化する。
また、破袋及びバラシ効果が低いときにはごみが大きな塊のまま炉内へ投入されるため、投入時の瞬時燃焼によって大きな炉内圧の変動を生ずることになり、その結果より高い炉内ガスのシール性が要求されることになる。
【0009】
一方、図11は従前の回転ドラム式給じん装置の一例を示すものである。当該装置は回転ドラム19と固定ドラム20の間でごみ袋12を掻き出し破砕するものであるが、前記スクリュー式給じん装置に比較して、破袋及びバラシ機能の点では優れている。しかし、ごみの定量供給性及び炉内ガスのシール性に欠けると云う難点がある。
尚、図11に於いて、19a、20aは爪体、3は伝動機構、6は投入シュートである。
【0010】
また、図12はプッシャー21と回転ドラム19の組み合せに係る給じん装置の一例を示すものである。
当該装置ではごみ袋12が回転ドラム19と固定刃22間へ押込み供給されるため、ごみ供給の定量性は若干改良される。しかし、当該ごみ供給の定量性は未だ十分ではなく、しかも油圧プッシャー21を組み合わせるため、装置の大形化を招くと云う難点がある。
【0011】
ところで、流動床式焼却炉に於いて、スクリュー式給じん装置やドラム式給じん装置の如き破袋機能に劣る給じん装置を用いてごみ供給を行なうと、前述の如くごみが大塊のまま炉内へ投入された際に急激な可燃物のガス化と燃焼反応が起り、空気不足による不完全燃焼状態が一時的に発生する。
そのため、通常の流動床式焼却炉に於いては、▲1▼ごみ投入シュートの途中にごみ塊検知器を設置して大きなごみ塊の投入を検知し、当該検知器からの信号によって流動用空気の供給量を一時的に減らすと同時に、二次燃焼空気の供給量を増し、これによって、一時的な不完全燃焼状態を解消したり、或いは、▲2▼燃焼炉内の明るさや炉内圧力の変化を検知し、当該検知信号値が設定値を越えると大きなごみ塊が投入されて不完全燃焼状態が起生していると判断して、流動用空気量の減少及び二次燃焼用空気量の増加を図って一時的な不完全燃焼状態を解消する方法が、採用されている。
【0012】
しかし、前者にあっては、炉内へ投入された大きなごみ塊の持つ発熱量が不明であるため、制御空気量が最適値であるか否かは全く不明である。また、後者にあっても、制御空気量が妥当な量か否かは全く不明である。その結果、多少の先行動作を考慮したとしても、後追い制御である故、不完全燃焼状態の解消と云う点では根本的な対策になり得ないと云う問題がある。
【0013】
また、従来の燃焼炉用給じん装置に於いては、何れの方式の装置であっても炉内ガスのシールを被焼却物自体を用いて行なっているため、炉の運転停止前にごみ投入ホッパーや給じん装置の内部に残留するごみを全て完全に炉内へ投入してしまうことができないという問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従前の廃棄物焼却炉用給じん装置に於ける上述の如き問題、即ち、
▲1▼給じん装置の前に破袋機等を設置する方式では、大きな設置スペースを別途に必要とし、様々な支障が生じること、▲2▼破袋機能付給じん装置に於いては、(イ)破袋・破砕機能が十分でなく、ごみ供給の定量性に劣ること、(ロ)ごみのバラシ効果が十分でないこと、(ハ)炉内ガスのシール性に劣ること等の問題を解決せんとするものであり、給じん装置の破袋・破砕機能とごみ供給の定量性とガスシール性の夫々をより高めることにより、炉内に於ける一時的な不完全燃焼状態の発生を無くし、ごみの能率的な焼却を可能にすると共に、炉の運転停止前には、ごみホッパー等の内部のごみを完全に炉内へ投入できるようにした廃棄物焼却炉用給じん装置を提供せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本件請求項1に記載の発明は、スクリュートラフの底部にスクリュー羽根を備えた2本のスクリュー軸を水平方向に並設し、上方より供給されたごみ袋やごみを前記スクリュー軸の間へ取り込んで破袋並びに粗破砕しつつ水平方向に移送するようにしたスクリュー式の廃棄物焼却炉用給じん装置に於いて、前記各スクリュー軸を大径のスクリュー羽根1aと小径のスクリュー羽根1bとを一定間隔を置いて二重に取付けしたスクリュー軸とすると共に、両スクリュー軸を一方のスクリュー軸の大径のスクリュー羽根1aと他方のスクリュー軸の小径のスクリュー羽根1bとが対向する状態で並設し、更に前記各大径のスクリュー羽根1aの外周縁と各小径のスクリュー羽根1bの外周縁に複数個の爪体1dを突設したことを発明の基本構成とするものである。
【0017】
【作用】
ごみ投入ホッパー5からスクリュー軸1、1上へ導入されたごみ袋12は、大径のスクリュー羽根1及び小径のスクリュー羽根1の外周端に突設された爪体1c、1dによって両スクリュー軸1、1間へ取り込まれ、破袋される。
また、破袋により放出されたごみ1は前記両爪体1c、1dによって粗破砕されると共に、スクリュー軸1、1の回転に伴って出口側へ移送され、ごみ投入シュート6側へ移されて行く。
また、スクリュー軸1、1の先端から放出されたごみ11は、ロータリフィーダの回転羽根7a上へ落下し、回転羽根7aによってシールプレート8側へ押出される。これによって、シールプレート8の先端部がスプリング9の弾力に抗して反時計方向へ回動され、回転羽根7aとシールプレート8先端との間に形成された隙間を通して、ごみ11が投入シュート6内へ落下される。
ケーシング7cと回転羽根7aとの間は、ごみ供給通路7bを閉鎖する方向に付勢したシールプレート8によって閉鎖されているため、高いガスシール性が常時確保される。
【0018】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明に係る給じん装置Aの設置状態を示す断面概要図であり、図2はスクリュー軸の部分平面図、図3はスクリュー軸の正面図である。各図に於いて、1はスクリュー軸、1aは大径のスクリュー羽根、1bは小径のスクリュー羽根、1cは爪体、2は軸受機構、3は伝動機構、4は駆動装置、5はごみ投入ホッパー、6はごみ投入シュート、7はロータリフィーダ、8はシールプレート、9は押えスプリング、10は休炉用ダンパー、11はごみ、12はごみ袋、13はごみ収集車、14はごみピット、15はバケットクレーン、16は焼却炉である。
【0019】
前記給じん装置Aは並設した2本のスクリュー軸1、1と軸受機構2、伝動機構3及び駆動装置4等から形成されており、各スクリュー軸1、1は図3の矢印イ方向へ夫々所定の速度で回転駆動される。
【0020】
前記各スクリュー軸1には図2及び図3に示す如く、外形の大きなスクリュー羽根1aと外径の小さなスクリュー羽根1bとが、一定の間隔で二重に取付けられており、更に、前記各大径スクリュー羽根1a及び小径スクリュー羽根1bの外周には、90°〜180°の角度ピッチでもって、爪体1c,1dが外方へ向けて突出状に形成されている。尚、爪体1c,1dの形状やその取付け方法はどのようなものであってもよいが、本実施例では、四角状爪体1c,1dが羽根1a、1bに一体的に形成されている。
【0021】
前記給じん装置Aの出口側の下方にはロータリーフィーダ7が配設されている。当該ロータリーフィーダ7の出口側のごみ供給通路はケーシング7cへ基端部を回動自在に支持したシールプレート8によって閉鎖されており、且つシールプレート8は押えスプリング9によって閉鎖方向に常時付勢されている。
即ち、矢印ロ方向へ回動自在に支持されたシールプレート8の先端部は、ロータリーフィーダ7の回転羽根7a側へ常時押圧接当されており、これによってケーシング7cと回転羽根7a間に形成されたごみ供給通路7bが常時閉鎖されている。
【0022】
又、前記ロータリフィーダー7の出口側の下方には、休炉用ダンパ10が矢印ハ方向へ回動自在に配設されており、ごみ焼却炉の運転休止時には当該ダンパー10を点線の位置へ移動させることにより、ごみ投入シュート6が閉鎖される。
【0023】
尚、本実施例ではスクリュー軸1に大径スクリュー羽根1aと小径スクリュー羽根1bを設けた二重羽根スクリューとしているが、小径スクリュー羽根1bの方を省略して一重羽根スクリューとし、且つ小径スクリュー羽根1bの外周に突設した爪体1cを、スクリュー軸1の外周面へ直接に取り付けするようにしてもよい。
また、本実施例では、2本のスクリュー軸1を1基の回転駆動装置4により矢印イ方向へ同速で回転するようにしているが、各スクリュー軸1を別個に回転駆動する構成であってもよいことは勿論である。
更に、本実施例ではスクリュー軸1、1の間隔を一定としているが、これを適宣に調整できるようにしてもよく、また、スクリュー軸1を4本にすることも可能である。
【0024】
次に、本発明に係る給じん装置の作動について説明する。
図4を参照して、各家庭等から排出されたごみ11は、通常ごみ袋12に入れられた状態でごみ収集車13により収集され、ごみ焼却場のごみピット14内へ搬入される。また、ごみピット14内へ搬入されたごみ袋12は、バケットクレーン15により掴み上げられ、廃棄物焼却炉16のごみ投入ホッパー5内へ移され、このごみ投入ホッパー5から順次給じん装置Aへ供給されて行く。
【0025】
給じん装置Aのスクリュー軸1、1の上方へ降下して来たごみ袋12は、各スクリュー軸1に取り付けた大径羽根1aの爪体1cと小径羽根1bの爪体1dとにより両スクリュー軸1、1間へ取り込まれると共に、両爪体1c、1dの旋回力によって破袋される。
また、ごみ袋12の破袋によりばらけたごみ11は、スクリュー軸1、1の回転によって前記各爪体1c、1dにより粗破砕されつつ出口側へ移送され、ロータリーフィーダー7の上方へ連続的に定量供給されて行く。
【0026】
給じん装置Aの出口側から破袋・粗破砕された状態で搬送されてきたごみ11は、ロータリーフィーダー7の供給羽根7aが回転することにより、シールプレート8側へ押圧される。これによって、前記シールプレート8の先端は矢印ロ方向へ回動され、ごみ11によって押し開かれたシールプレート8の先端と回転羽根7aとの間隙を通して、ごみ11はごみ投入シュート6内へ放出され、廃棄物焼却炉16内へ供給されて行く。
尚、シールプレート8は押えスプリング9によって閉方向に常時付勢されているので、高い燃焼ガスのシール性が確保され、炉内ガスの逆流が皆無となる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の発明では、スクリュー式給じん装置に於いて、並設した複数のスクリュー軸に取付けした大径のスクリュー羽根の外周縁に複数個の爪体を突設すると共に、前記大径羽根の間に位置してスクリュー軸の外周面又はスクリュー軸に取付けた小径のスクリュー羽根の外周縁に複数個の爪体を突設する構成としている。従って、スクリュー軸内へのごみ袋の取込みが確実に行なえると共に、前記両スクリュー軸の回転する爪体の剪断作用によってごみ袋の破袋及びごみの粗破砕が確実に行なわれる。
その結果、ごみが大きな塊まりのまま焼却炉へ投入されることが皆無となり、ごみの急激なガス化及び燃焼反応により生ずる一時的な空気不足とこれに起因する不完全燃焼が防止され、高能率で安定した廃棄物の焼却が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給じん装置の断面概要図である。
【図2】給じん装置のスクリュー軸の一部分を示す平面図である。
【図3】図2のA−A視図である。
【図4】本発明の給じん装置を設置したごみ焼却炉の一例を示す断面概要図である。
【図5】従前のスクリュー式焼却炉用給じん装置の一例を示す斜面図である。
【図6】従前のスクリュー式給じん装置に於けるごみ袋の搬送状態を示す説明図である。
【図7】図6のA−A視断面図である。
【図8】従前のスクリュー式給じん装置に於けるごみ袋の搬送状態を示す説明図である。
【図9】図8のA−A視断面図である。
【図10】従前のスクリュー式給じん装置に於いて、スクリュー軸間隔を拡げた場合のごみ袋の搬送状態を示す説明図である。
【図11】従前の回転ドラム式給じん装置の一例を示す説明図である。
【図12】プッシャーと回転ドラムの組合せに係る給じん装置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
Aは給じん装置、1はスクリュー軸、1aは大径のスクリュー羽根、1bは小径のスクリュー羽根、1cは大径羽根の爪体、1dは小径羽根の爪体、2は軸受機構、3は伝動機構、4は駆動装置、5はごみ投入ホッパー、6はごみ投入シュート、7はロータリーフィーダ、7aは回転羽根、7bはごみ供給通路、7cはケーシング、8はシールプレート、9は押えスプリング、10は休炉用ダンパー、11はごみ、12はごみ袋、13はごみ収集車、14はごみピット、15はバケットクレーン、16は焼却炉、17はスクリュートラフ。
Claims (1)
- スクリュートラフの底部にスクリュー羽根を備えた2本のスクリュー軸を水平方向に並設し、上方より供給されたごみ袋やごみを前記スクリュー軸の間へ取り込んで破袋並びに粗破砕しつつ水平方向に移送するようにしたスクリュー式の廃棄物焼却炉用給じん装置に於いて、前記各スクリュー軸を大径のスクリュー羽根(1a)と小径のスクリュー羽根(1b)とを一定間隔を置いて二重に取付けしたスクリュー軸とすると共に、両スクリュー軸を一方のスクリュー軸の大径のスクリュー羽根(1a)と他方のスクリュー軸の小径のスクリュー羽根(1b)とが対向する状態で並設し、更に前記各大径のスクリュー羽根(1a)の外周縁と各小径のスクリュー羽根(1b)の外周縁に複数個の爪体(1d)を突設した構成としたことを特徴とする廃棄物焼却炉用給じん装置。
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