JP2005131449A - 撹拌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撹拌装置において、処理対象物を処理槽内において満遍なく撹拌する。
【解決手段】 処理対象物が収容される処理槽12が形成されるとともに処理対象物が取り出される排出口11bが形成された筐体13と、筐体13の処理槽12内において略水平方向に設置され、モータ15により回転されるシャフト16と、シャフト16の軸方向に対して所定の間隔を空け、且つ位相を順次ずらしてシャフト16の軸方向と交差する方向に延びて取り付けられた複数本の撹拌棒17a〜17dと、シャフト16の回転により回転するそれぞれの撹拌棒17a〜17dの先端に相互に同一の回転方向に傾斜して取り付けられた撹拌板18と、モータ15を第1の回転方向およびこれとは反対の第2の回転方向に繰り返し回転させる制御手段19とを有する構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は撹拌装置に関し、特に厨芥やその粉砕物、あるいは排水処理装置で発生する余剰汚泥等を撹拌する撹拌装置に関するものである。
家庭用や業務用の厨房等で排出される厨芥やその粉砕物、あるいは排水処理で発生する汚泥等などの処理対象物を撹拌、乾燥して減量する装置では、処理槽内の処理対象物を加熱しながら撹拌することで全体に熱を行き渡らせ、効率よく処理が行われるようになっている。
なお、生ごみを撹拌して乾燥する装置としては、たとえば特開平8−187487号公報や特開平9−271743号公報において、水平方向に設置された回転軸に取り付けられた撹拌羽根で生ごみを撹拌する技術が開示されている。
特開平8−187487号公報 特開平9−271743号公報
前述した特開平8−187487号公報および特開平9−271743号公報に記載の技術では、撹拌羽根を単に回転軸に相互に所定の間隔を空けて取り付けているだけなので、処理槽の底面に落下している生ごみをかき上げて十分に撹拌することは困難である。
そこで、本発明は処理対象物を処理槽内において満遍なく撹拌することのできる撹拌装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る撹拌装置は、処理対象物が収容される処理槽が形成されるとともに前記処理対象物が取り出される排出口が形成された筐体と、前記筐体の前記処理槽内において略水平方向に設置され、モータにより回転されるシャフトと、前記シャフトの軸方向に対して所定の間隔を空け、且つ位相を順次ずらして前記シャフトの軸方向と交差する方向に延びて取り付けられた複数本の撹拌棒と、前記シャフトの回転により回転するそれぞれの前記撹拌棒の先端に相互に同一の回転方向に傾斜して取り付けられた撹拌板と、前記モータを第1の回転方向およびこれとは反対の第2の回転方向に繰り返し回転させる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の好ましい形態において、前記排出口は、前記筐体の側壁における前記シャフトよりも上側に形成され、最も前記排出口側の前記撹拌棒に取り付けられた前記撹拌板の先端は前記排出口の形成された前記側壁に向かって傾斜していることを特徴とする。
本発明のさらに好ましい形態において、前記制御手段は、撹拌の終了時には、前記モータを所定の一方向に回転させて前記排出口の形成された前記側面寄りに前記処理対象物を移動させることを特徴とする。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、複数の撹拌棒が位相を順次ずらしてシャフトに取り付けられ、撹拌棒の先端に相互に同一の回転方向に傾斜して撹拌板が取り付けられているので、制御手段によりモータが第1の回転方向と第2の回転方向とに反転することにより、生ごみは処理槽内をシャフトの軸方向に往復移動しながら上下方向に回転して撹拌される。これにより、生ごみを処理槽内において満遍なく撹拌することが可能になる。
排出口を筐体の側壁におけるシャフトよりも上側に形成し、最も排出口側の撹拌棒に取り付けられた撹拌板の先端を排出口の形成された側壁に向かって傾斜させることにより、排出された生ごみを受け入れるための容器には、深さがあり容積の大きなものを用いることができるので、生ごみがすぐに容器に一杯になって頻繁に容器を取り替える手間がなくなる。
撹拌の終了時には、モータを所定の一方向に回転させて排出口の形成された側面寄りに処理対象物を移動させることにより、特に取り出しのための作業を行うことなく、排出口から処理槽内の生ごみを外部に排出させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1は本発明の一形態である撹拌装置を示す概略図、図2は図1の撹拌装置における撹拌棒のシャフトに対する取り付け位置を示す説明図、図3は図1の撹拌装置における撹拌板の撹拌棒に対する取り付け位置を示す説明図、図4は図1の撹拌装置における排出口側の撹拌棒に取り付けられた撹拌板を示す斜視図、図5は図1の撹拌装置による処理対象物の撹拌状態を示す説明図である。
図1に示す撹拌装置は、家庭用や業務用の厨房等で排出される厨芥あるいはその粉砕物である生ごみ(処理対象物)が投入される投入口11a、および投入された生ごみが収容される処理槽12が形成された筐体13を備えている。投入口11aには当該投入口11aを開閉する蓋14が取り付けられている。また、筐体13の側面には、処理後の生ごみを取り出す蓋(図示せず)付きの排出口11bが、後述するシャフト16よりも上側に設けられている。但し、排出口11bはシャフト16よりも下側に設けられていてもよい。
筐体13の処理槽12内には、モータ15により回転されるシャフト16が略水平方向に設置されている。シャフト16には、このシャフト16の軸方向に対して所定の間隔を空け、且つシャフト16の軸方向と交差する方向に延びて複数本の撹拌棒17a〜17dが取り付けられている。そして、撹拌棒17a〜17dの先端には撹拌板18が固定されている。なお、モータ15は制御手段19により回転制御されており、第1の回転方向およびこれとは反対の第2の回転方向に、たとえば1分おきに繰り返し回転する。但し、反転間隔は1分おきではなくてもよい。
これにより、モータ15によりシャフト16が回転すると、シャフト16に取り付けられた撹拌棒17a〜17dと撹拌板18により処理槽12の生ごみが撹拌される。
ここで、図2に示すように、複数本の撹拌棒17a〜17dは、位相を順次ずらしてシャフトに取り付けられている。つまり、シャフト16の一方端に位置する撹拌棒17aに対し、この撹拌棒17aの隣に位置する撹拌棒17bは位相を45°ずらして取り付けられている。また、この撹拌棒17bの隣に位置する撹拌棒17cは、撹拌棒17bに対して位相を45°ずらして取り付けられている。さらに、この撹拌棒17cの隣に位置する撹拌棒17dは、撹拌棒17cに対して位相を45°ずらして取り付けられている。
また、図3に示すように、撹拌板18は撹拌棒17a〜17dの回転面Sに対して所定の角度(本願では、θ=30°)だけ傾斜して取り付けられている。
さらに、図4に示すように、最も排出口11b側の撹拌棒17aに取り付けられた撹拌板18の先端は、排出口11bの形成された側壁に向かって、たとえば30°(θ=30°)だけ傾斜している。
なお、撹拌棒の本数は図示する4本に限定されるものではなく、複数本であればよい。また、撹拌棒の間隔および位相のずれ量は必ずしも等しくなくてもよい。また、撹拌棒17a〜17dは、図示する場合には、シャフト16の両側に延びているが、片側のみであってもよい。さらに、傾斜角度θは30°に限定されるものではなく、それぞれの撹拌板18が撹拌棒17a〜17dの回転方向に対して相互に同一の方向に傾斜して取り付けられていれば足りる。そして、傾斜角度θも30°に限定されるものではない。
なお、この撹拌装置には処理槽12内の生ごみを加熱するヒータ(図示せず)が設けられている。したがって、生ごみは処理槽12内で加熱されながら撹拌され、乾燥処理されることになる。
次に、このような構成の撹拌装置の撹拌動作について説明する。
制御手段19によりモータ15が第1の回転方向に回転を開始すると、位相を順次ずらしてシャフト16に取り付けられた撹拌棒17a〜17dと、この撹拌棒17a〜17dの先端に相互に同一の回転方向に傾斜して取り付けられた撹拌板18とにより、生ごみは処理槽12内における中央部よりもシャフト16の軸方向の一方側に寄せ集められ、さらに撹拌棒17a〜17dの先端に取り付けられた撹拌板18でかき上げられて上下方向に回転しながら撹拌される。このときの処理槽12内における生ごみの位置を図5(a)とすると、制御手段19によりモータ15が第2の回転方向に反転すると、前述した撹拌棒17a〜17dと撹拌板18とにより、生ごみは処理槽12内で撹拌されながらシャフト16の軸方向に移動して中央部に至り(図5(b))、さらに移動してシャフト16の軸方向の他方側に寄せ集められ、ここで上下方向に回転しながら撹拌される(図5(c))。
その後、制御手段19によりモータ15が再び第1の回転方向に反転すると、生ごみは図5(c)に示す位置からシャフト16の軸方向に移動して中央部に至り(図5(b))、さらに移動して図5(a)に示すシャフト16の軸方向の一方側に寄せ集められる。
このように制御手段19によりモータ15が第1の回転方向と第2の回転方向とに反転することにより、生ごみは処理槽内をシャフト16の軸方向に往復移動しながら上下方向に回転して撹拌される。したがって、本願によれば、生ごみを処理槽12内において満遍なく撹拌することが可能になる。
さて、本願の撹拌装置において、所定の撹拌時間(たとえば12時間)が経過して生ごみの撹拌、乾燥処理が終了したならば、制御手段19は、モータ15を所定の一方向(ここでは第1の回転方向)に回転させて排出口11bの形成された側面寄りに生ごみを移動させようになっている。前述のように、最も排出口11b側の撹拌棒17aに取り付けられた撹拌板18の先端は、排出口11bの形成された側壁に向かって傾斜しているので、生ごみは側面上部に向かって、つまり排出口11bに向かって投げ上げられる。したがって、特に取り出しのための作業を行うことなく、排出口11bの蓋を開くだけで、処理槽12内の生ごみが排出口11bから外部に排出される。
ここで、排出口11bは、筐体13の側面におけるシャフト16よりも上側に設けられていることから、排出された生ごみを受け入れるために筐体13の外側で排出口11bの直下に設置する容器20には、深さがあり容積の大きなものを用いることができる。このように大容量の容器20を排出された生ごみの受け入れに用いることができるので、生ごみがすぐに容器20に一杯になって頻繁に容器を取り替える手間がなくなる。
以上の説明では、撹拌が行われる処理対象物としては厨芥やその粉砕物である生ごみが例示されているが、これに限定されるものではなく、たとえば排水処理で発生する汚泥など、様々なものを適用することができる。したがって、本願の撹拌装置は生ごみ用の撹拌装置のみならず、様々な固体の撹拌装置に適用することが可能である。
本発明の一形態である撹拌装置を示す概略図である。 図1の撹拌装置における撹拌棒のシャフトに対する取り付け位置を示す説明図である。 図1の撹拌装置における撹拌板の撹拌棒に対する取り付け位置を示す説明図である。 図1の撹拌装置における排出口側の撹拌棒に取り付けられた撹拌板を示す斜視図である。 図1の撹拌装置による処理対象物の撹拌状態を示す説明図である。
符号の説明
11a 投入口
11b 排出口
12 処理槽
13 筐体
14 蓋
15 モータ
16 シャフト
17a〜17d 撹拌棒
18 撹拌板
19 制御手段
20 容器

Claims (3)

  1. 処理対象物が収容される処理槽が形成されるとともに前記処理対象物が取り出される排出口が形成された筐体と、
    前記筐体の前記処理槽内において略水平方向に設置され、モータにより回転されるシャフトと、
    前記シャフトの軸方向に対して所定の間隔を空け、且つ位相を順次ずらして前記シャフトの軸方向と交差する方向に延びて取り付けられた複数本の撹拌棒と、
    前記シャフトの回転により回転するそれぞれの前記撹拌棒の先端に相互に同一の回転方向に傾斜して取り付けられた撹拌板と、
    前記モータを第1の回転方向およびこれとは反対の第2の回転方向に繰り返し回転させる制御手段と、を有することを特徴とする撹拌装置。
  2. 前記排出口は、前記筐体の側壁における前記シャフトよりも上側に形成され、
    最も前記排出口側の前記撹拌棒に取り付けられた前記撹拌板の先端は前記排出口の形成された前記側壁に向かって傾斜していることを特徴とする請求項1記載の撹拌装置。
  3. 前記制御手段は、撹拌の終了時には、前記モータを所定の一方向に回転させて前記排出口の形成された前記側面寄りに前記処理対象物を移動させることを特徴とする請求項1または2記載の撹拌装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013116439A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Teruki Kuroki 生ごみ処理装置
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