JP2005131300A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遊技盤の裏側へ遊技球を受け入れるための受入口と、受入口に入った遊技球を遊技盤の表側へ排出するための排出口とが設けられた遊技機であって、遊技盤は、一部又は全部が透明性部材で構成されており、排出口から遊技球を排出することが可能な状態と、排出口から遊技球を排出することが困難な状態又は不可能な状態とのいずれかの状態にするための動作を行う排出開閉部材が、一部又は全部を遊技盤の透明性部材の裏側に設けられたことを特徴とする遊技機。
【選択図】 図7
Description
また、始動入賞口に遊技球が入ったことを受けて、大当たり又ははずれのいずれかを決定する抽選が行われ、当該抽選の結果が大当たりであった場合には、当該抽選の結果に基づいて行われる可変表示ゲームにおいて、識別情報である複数の特別図柄が、大当たりとなる組み合わせ(例えば、「7」−「7」−「7」等)で停止表示された後、大当たり状態が発生し、例えば、所定の遊技球を払い出す等、遊技者に所定の利益及び/又は有利な状態が提供されるのである。
このようなパチンコ遊技装置では、開閉部材の開閉動作により、演出効果を高めることが可能となる。
(1)遊技盤の裏側へ遊技球を受け入れるための受入口と、上記受入口に入った遊技球を遊技盤の表側へ排出するための排出口とが設けられた遊技機であって、
上記遊技盤は、一部又は全部が透明性部材で構成されており、
上記排出口から遊技球を排出することが可能な状態と、上記排出口から遊技球を排出することが困難な状態又は不可能な状態とのいずれかの状態にするための動作を行う排出開閉部材が、一部又は全部を上記遊技盤の透明性部材の裏側に設けられたことを特徴とする遊技機。
また、その一部又は全部が透明性部材で構成された遊技盤の透明性部分を介して、遊技盤の裏側に設けられた排出開閉部材の一部又は全部を視認することができるため、当該排出開閉部材の動きによる演出効果を向上させることが可能となる。
(2) 上記(1)に記載の遊技機であって、
上記排出口が複数設けられ、
遊技球が入ることにより大当たり遊技を行うか否かについての大当たり判定が行われる始動入賞口が遊技盤上に設けられ、
複数の上記排出口のなかのいずれかの排出口から排出された遊技球が上記始動入賞口に入りやすくなるように構成されていることを特徴とする。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の遊技機であって、
上記受入口に遊技球が入ることが可能な状態と、上記受入口に遊技球が入ることが困難な状態又は不可能な状態とのいずれかの状態にするための動作を行う受入開閉部材が、一部又は全部を上記遊技盤の透明性部分の裏側に位置させるように設けられたことを特徴とする。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1に記載の遊技機であって、
画像を表示可能な表示装置を備え、
上記排出開閉部材の動作に応じて、当該排出開閉部材を装飾するためのデザイン画像を上記表示装置に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする。
(5) 上記(4)に記載の遊技機であって、
上記排出開閉部材を動作させるための駆動手段を備え、
上記表示制御手段は、上記駆動手段の駆動制御を行うための制御信号が送信されたことに応じて、上記デザイン画像を上記表示装置に表示することを特徴とする。
(6) 上記(4)又は(5)に記載の遊技機であって、
前記表示装置は、前記遊技盤の裏側に設けられ、
前記排出開閉部材は、一部又は全部が透明性部材で構成され、前記遊技盤と前記表示装置との間に設けられていることを特徴とする。
(7) 上記(3)に記載の遊技機であって、
画像を表示可能な表示装置を備え、
前記受入開閉部材の動作に応じて、前記受入開閉部材を装飾するためのデザイン画像を前記表示装置に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする。
(8) 上記(7)に記載の遊技機であって、
前記受入開閉部材を動作させるための駆動手段を備え、
前記表示制御手段は、前記駆動手段の駆動制御を行うための制御信号が送信されたことに応じて、前記デザイン画像を前記表示装置に表示することを特徴とする。
(9) 上記(8)に記載の遊技機であって、
前記表示装置は、前記遊技盤の裏側に設けられ、
前記受入開閉部材は、一部又は全部が透明性部材で構成され、前記遊技盤と前記表示装置との間に設けられていることを特徴とする。
(10) 上記(4)、(5)、(7)及び(8)のいずれか1に記載の遊技機であって、
上記表示装置は、透過性が高い画像を表示可能であり、
上記遊技盤の前方に設けられていることを特徴とする。
さらに、透過性が高いデザイン画像を表示し、当該デザイン画像と排出開閉部材又は受入開閉部材とを重ね合わせて視認可能とするというように、両者が一体となった斬新な演出を行うことが可能となり、遊技の興趣を飛躍的に高めることが可能となる。
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
以下に説明する実施形態においては、本発明の遊技機の好適な実施例として、本発明をパチンコ遊技装置に適用した場合を示すこととする。
図1は、第1実施形態に係るパチンコ遊技装置を模式的に示す斜視図であり、図2は、図1に示したパチンコ遊技装置を模式的に示す分解斜視図である。
パチンコ遊技装置10は、前面に開口12aが形成された本体枠12と、その本体枠12における開口12aの内部に配設される各種の部品と、本体枠12の前方に開閉自在に軸着された扉11とから構成されている。この扉11は、図1に示すように、開口12aを前面から閉鎖するためのものであり、通常閉鎖した状態で遊技が行われる。
なお、本発明において、パチンコ遊技装置10とは、所定の発射数あたりの始動入賞数を調整する機能を有するパチコン機をも含む概念である。
この液晶表示装置32には、特別図柄ゲームにおける特別図柄、普通図柄ゲームにおける普通図柄、遊技に係る背景画像、演出用の演出画像、後述するデザイン画像等、各種の画像が表示される。
図3に示すように、遊技盤14には、発射装置82からの発射球を導くガイドレール30が設けられている。発射装置82からの発射球は、ガイドレール30に案内されて遊技盤14の上部に移動し、その後、遊技盤に植設された複数の障害釘(図示せず)によりその進行方向を変えながら、遊技盤14の下方に向かって落下する。
また、一般入賞口154の裏側には、一般入賞口154に遊技球が入ることが可能な状態と不可能な状態とのいずれかの状態にするための入賞口開閉部材90(図示せず)が設けられている。この入賞口開閉部材90については、後に図面を用いて詳述する。
さらに、一般入賞部材54の下側には、円弧板形状を有する球受部材85が設けられている。一般入賞部材54に入った遊技球が、入賞口開閉部材90により一般入賞口154に入ることができなかった場合、その遊技球は、球受部材85に衝突して、右側又は左側に跳ね返されそのまま落下する。このように、球受部材85を一般入賞部材54の下側に設けることにより、入賞口開閉部材90により一般入賞口154に入ることができなかった遊技球の落下経路を多様化させることが可能となる。さらに、一般入賞部材54に遊技球が入らなくても、球受部材85に衝突した遊技球が、直接、一般入賞口154に入ることもできるので、遊技の興趣をより向上させることできる。
また、遊技盤14の下端部の中央には、遊技球の大入賞装置38が設けられている。大入賞装置38に遊技球が入ると、その遊技球は、遊技盤14に形成された大入賞口138(図示せず)を通過し、球回収空間100に排出される。また、この大入賞装置38の近傍には、シャッタ40が開閉自在に設けられている。シャッタ40は、大当たり状態が発生したときには、断続的に開放状態となるように大入賞装置ソレノイド8a(図示せず)により駆動される。
上述した入賞口154、大入賞口138又は始動入賞口144に遊技球が入ったときには、払出装置81(図示せず)により、入賞口の種類に応じて予め設定されている数の遊技球が下皿22に払い出されるように構成されている。
なお、パチンコ遊技装置10が備える一般入賞口154、大入賞口138及び始動入賞口144は、いずれも本発明の遊技機が備える入賞口に該当するものである。
また、遊技盤14上の受入口130、排出口133a〜133cが設けられている部分には、受入口130、排出口133a〜133cとそれぞれ連通する開口が形成された球受部材160が設けられている。
図4(a)、(b)に示すように、遊技盤14は、その全部が透明性部材で構成されている。また、遊技盤14上に設けられた一般入賞部材54も、その全部が透明性部材で構成されている。遊技盤14の一般入賞部材54の裏側には、遊技球が入ることが可能な一般入賞口154が設けられている。
図5(a)に示すように、入賞口開閉部材90は、透明性部材からなる本体97と、本体97の上部に設けられた取付部98とからなる。本体97は、キャラクタである人物を模した形状を有しており、目と口の部分が刳り抜かれている。
また、取付部98には、入賞口開閉部材駆動モータ105のシャフト(図4参照)が取り付けられる。この取付部98は、入賞口開閉部材駆動モータ105を前方から視認不可能とするために着色が施されている。
液晶表示装置32には、上記キャラクタの顔や服装を示すデザイン画像110が表示され、そのデザイン画像110が透明性部材からなる本体97に映り込んでいる。また、本体97の顔の部分の右側には、「通しません」という台詞の吹出しを示すデザイン画像110が表示されている。
このように、第1実施形態に係るパチンコ遊技装置10では、一般入賞口154が閉鎖状態となっている場合と、開放状態となっている場合とで、異なるデザイン画像が表示されるのである。
遊技盤14の裏側(図6においては、手前側)には、受入口130及び3つの排出口133(133a〜133c)と連通する球通路135が設けられている。
球通路135は、図6に示すように、略逆T字形状を有しており、その上端部が受入口130と連通し、その下辺部の中央及び左右の両側がそれぞれ排出口133a〜133cと連通している。
受入口130に入った遊技球は、球通路135内を通過して、3つの排出口133のいずれかから遊技盤14の表側(図6においては、奥側)に排出されるようになっている。
また、中央の排出口133aの直下には、始動入賞口144が設けられており、排出口133aから遊技盤14の表側に排出された遊技球は、始動入賞口144と連通する始動入賞装置44に入りやすくなっている。従って、排出口133a排出された遊技球は、始動入賞口144に入りやすい。
受入開閉部材120は、透明性部材からなる本体121と、本体121の下部に設けられたスライド板122と、スライド板122の裏側(図6においては、手前側)に設けられた歯型部123とからなる。歯型部123の端部は、上記駆動手段である開閉部材駆動モータ125(図示せず)のシャフトに取り付けられた歯車126と噛み合っており、開閉部材駆動モータ125が回転することにより、スライド板122が左右に移動するようになっている。開閉部材駆動モータ125が正転し、歯車126が図中において、時計回りに回転すると、受入開閉部材120は右に移動し、開閉部材駆動モータ125が逆回転し、歯車126が図中において、反時計回りに回転すると、受入開閉部材120は左に移動する。
上述したように、始動入賞装置44の可動片58a、58bが開放状態となったときに、中央の排出口133aを開放状態とすることにより、始動入賞口144に多くの遊技球が入りやすくなるのである。このように、始動入賞装置44の可動片58a、58bの動作に、排出開閉部材133の動作を連動させることにより、遊技の興趣性を高めることが可能となる。
図8(a)は、受入開閉部材120により受入口130が閉鎖状態となっているとともに、排出開閉部材140aにより中央の排出口133aが閉鎖状態となり、左右の排出口133b、133cが開放状態となっている場合を示している。
また、液晶表示装置32の排出開閉部材140aの裏側には、コンドルを模したデザイン画像170が表示され、そのデザイン画像170が本体141aに映り込んでいる。また、コンドルを模したデザイン画像170の右側には、「キィー」という吹出しを示すデザイン画像170が表示されている。これらのデザイン画像170は、上述したデザイン画像172とは異なるものとなっている。
さらに、液晶表示装置32の排出開閉部材140b、140cの裏側には、デザイン画像172が表示されている。
パチンコ遊技装置10は、大当たり遊技を実行するか否かを決定する抽選(以下、大当たり抽選という)を行う処理や、入賞球処理などの一切の入賞判定処理を担い、遊技の主要事項を決定する主制御回路60と、この主制御回路60に一方向通信回線PLで接続された副制御回路70とを備えている。
また、出力側に、始動入賞装置44の可動片58a、58bを駆動する始動入賞装置ソレノイド6a、大入賞装置38のシャッタ40を駆動する大入賞装置ソレノイド8a、大入賞装置38の入賞球を大入賞装置38内のV入賞領域に案内するための大入賞装置シーソーを駆動するシーソーソレノイド8b、入賞口開閉部材駆動モータ105及び開閉部材駆動モータ125、145が接続されている。
また、副制御回路70は、音源IC91、音データROM93及びAMP(アンプ)92を備え、AMP92を介してスピーカ6と接続されている。
さらに、副制御回路70は、ドライブ回路102を備えており、このドライブ回路102を介してランプ26と接続されている。
図10は、上述した主制御回路60において実行される入賞口開閉部材90の動作を制御するサブルーチンを示すフローチャートである。なお、このサブルーチンは、パチンコ遊技装置10の電源が投入されたときに呼び出されて実行されるものである。また、以下においては、パチンコ遊技装置10の電源が投入されたときには、入賞口開閉部材90により一般入賞口154が閉鎖状態となっていることとして説明する。
その後、CPU61は、所定時間待機し、入賞口開閉部材90が180°回転すると、入賞口開閉部材駆動モータ105を停止させる旨の制御信号を、入賞口開閉部材駆動モータ105に供給する(ステップS202)。
このステップS208において、CPU61は、入賞口開閉部材駆動モータ105を逆回転させる旨の制御信号を、入賞口開閉部材駆動モータ105に供給する。
その後、CPU61は、所定時間待機し、入賞口開閉部材90が180°回転して、一般入賞口154を塞ぐようになると、入賞口開閉部材駆動モータ105を停止させる旨の制御信号を供給する(ステップS210)。
ステップS212の処理を実行すると、CPU61は、入賞口開閉部材90により一般入賞口154が閉鎖され、デザイン画像110が表示された状態で、所定時間(5秒間)待機する処理を実行し、本サブルーチンを終了する。
その後、CPU61は、所定時間が経過するまで待機した後、開閉部材駆動モータ125を停止させる旨の制御信号を、開閉部材駆動モータ125に供給する(ステップS222)。
このステップS228において、CPU61は、開閉部材駆動モータ125を逆回転させる旨の制御信号を、開閉部材駆動モータ125に供給する。
その後、CPU61は、所定時間待機した後、開閉部材駆動モータ125を停止させる旨の制御信号を、開閉部材駆動モータ125に供給する(ステップS230)。
ステップS232に処理を実行すると、CPU61は、受入開閉部材120により受入口130が閉鎖され、デザイン画像170が表示された状態で、所定時間(3秒間)待機する処理を実行し、本サブルーチンを終了する。
ステップS240において、可動片58a、58bが開放状態となっていないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
その後、CPU61は、所定時間待機し、排出開閉部材140a〜140cの各々が180°回転すると、開閉部材駆動モータ145a〜145cを停止させる旨の制御信号を、開閉部材駆動モータ145a〜145cにそれぞれ供給する(ステップS244)。
その後、CPU61は、所定時間待機し、排出開閉部材140a〜140cの各々が180°回転すると、開閉部材駆動モータ145a〜145cを停止させる旨の制御信号を、開閉部材駆動モータ145a〜145cにそれぞれ供給する(ステップS252)。
最初に、図13に示すように、RAMアクセス許可、バックアップ復帰処理、作業領域を初期化等の初期設定処理を実行する(ステップS11)。そして、詳しくは図15を用いて後述するが、特別図柄ゲームの進行、液晶表示装置32に表示される識別情報に関する特別図柄制御処理を実行する(ステップS15)。そして、普通図柄ゲームの進行、液晶表示装置32に表示される普通図柄に関する普通図柄制御処理を実行する(ステップS16)。このように、メイン処理においては、ステップS11の初期設定処理が終了した後、ステップS15及びステップS16の処理を繰り返し実行することとなる。
また、メインCPU61は、メイン処理を実行している状態であっても、メイン処理を中断させ、システムタイマ割込処理を実行する場合がある。リセット用クロックパルス発生回路62から所定の周期(例えば2ミリ秒)毎に発生されるクロックパルスに応じて、以下のシステムタイマ割込処理を実行する。このシステムタイマ割込処理について図14を用いて説明する。
図13のステップS15において実行されるサブルーチンについて図15を用いて説明する。なお、図15において、ステップS72からステップS80の側方に描いた数値は、それらのステップに対応する制御状態フラグを示し、その制御状態フラグの数値に応じて、その数値に対応する一つのステップが実行され、特別図柄ゲームが進行することとなる。
図15のステップS72において実行されるサブルーチンについて、図17を用いて説明する。
一方、副制御回路70では、主制御回路60からの送信される各種のコマンドを受信し、図18に示すようなコマンド受信処理を実行することとなる。
最初に、図18に示すように、変動パターン指定コマンドを受信したか否かの判断を行う(ステップS301)。この処理において、サブCPU71は、主制御回路60から変動パターン指定コマンドを受信したと判別した場合には、受信コマンドに基づく変動パターンを決定し、決定された変動パターンを示すデータをサブRAM73の所定領域にセットする(ステップS302)。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。一方、サブCPU71は、変動パターン指定コマンド以外のコマンドを受信したと判別した場合には、ステップS303に処理を移す。
VDP81は、サブCPU71からのデータに基づいて、識別情報を示す特別図柄画像データ、普通図柄画像データ、背景画像データ、演出画像データ、デザイン画像データ等、各種の画像データを画像データROM84から読み出し、重ね合わせて、液晶表示装置32に表示を行う。つまり、主制御回路60によって決定され、コマンドとして送信された識別情報の可変表示の結果に基づいて液晶表示装置32に対する表示制御を行うこととなるのである。このように、始動入賞装置44に遊技球が入賞したことを主な条件として、特別図柄ゲームにおける識別情報の可変表示の制御を行うこととなる。また、球通過検出器55の近傍を遊技球が通過したことを条件として、普通図柄ゲームにおける普通図柄94の可変表示の制御を行うこととなる。特に、サブCPU71、VDP81は、ステップS105の処理によって決定された識別情報の可変表示の結果に基づいて液晶表示装置32に対する表示制御を行うため、ステップS105の処理によって識別情報の可変表示の結果が特定の表示態様となると決定された場合には、識別情報の可変表示の結果を特定の表示態様となるように表示制御することとなる。
また、全部が透明性部材で構成されている遊技盤14を介して、遊技盤14の裏側に設けられた3つの排出開閉部材140の全部を視認することができるため、排出開閉部材140の動きによる演出効果を向上させることが可能となる。
また、この受入開閉部材120は、遊技盤14の裏側に設けられているため、遊技盤14上を遊技球が通過する領域を広く確保することが可能となる。その結果、遊技球の落下経路に多様性を持たせることができ、遊技の興趣を高めることができる。
また、全部が透明性部材で構成された遊技盤14を介して、遊技盤14の裏側に設けられた受入開閉部材120を視認することができるため、受入開閉部材120の動きによる演出効果を向上させることが可能となる。
また、受入開閉部材120の本体121、排出開閉部材140の本体141が透明性部材で構成され、液晶表示装置32に表示されたデザイン画像170、172が、これらの本体に映り込み、これらの本体に映り込んだデザイン画像が示すキャラクタの表情等が多様に変化するようにパチンコ遊技装置10が構成されているため、受入開閉部材120及び排出開閉部材140と、デザイン画像とが一体となった斬新な演出を行うことが可能となり、遊技の興趣を飛躍的に高めることが可能となる。
例えば、受入口が閉鎖状態となったときには、受入開閉部材が受入口の一部を塞ぐようにして、受入口が開放状態のときよりも、受入口に遊技球が入りにくくなるようにしてもよい。
例えば、入賞口が閉鎖状態となったときには入賞口開閉部材が入賞口の一部を塞ぐようにして、入賞口が開放状態のときよりも、入賞口に遊技球が入りにくくなるようにしてもよい。
例えば、遊技盤に設けられた複数の入賞口のなかの一の入賞口の裏側に入賞口開閉部材が設けられており、この入賞口開閉部材は、他の入賞口に遊技球が入る毎に、上記一の入賞口を開放状態及び閉鎖状態とする動作を行うように遊技機が構成されていてもよい。
第1実施形態では、表示装置(液晶表示装置)が遊技盤の裏側に設けられている場合について説明したが、以下の第2実施形態では、表示装置が遊技盤の前方に設けられている場合について説明する。
図20に示すように、扉11には、表示装置332備えられており、各種の演出画像が表示される。この表示装置332は、遊技者により触接された座標位置を検出するタッチパネル351と、保護カバーである透明アクリル板353、355と、それら透明アクリル板353、355の間にITO(Indium Tin Oxide、インジウムスズ酸化物)などの透明液晶表示装置から構成される液晶表示装置354と、が積層されている。この表示装置332(液晶表示装置354)は、表示領域に透過性の高い画像を表示可能となる。尚、液晶表示装置354は、表示領域に透過性の高い画像を表示するだけでなく、識別情報の可変表示、普通図柄の可変表示、演出用の演出画像の表示、衝突画像の表示等を行う。
14 遊技盤
32 特別図柄表示装置
38 大入賞口
44 始動口
60 主制御回路
61 CPU
70 副制御回路
90 入賞口開閉部材
105 入賞口開閉部材駆動モータ
110、112、170、172 デザイン画像
120 受入開閉部材
125 開閉部材駆動モータ
130 受入口
133(133a〜133c) 排出口
140(140a〜140c) 排出開閉部材
145(145a〜145c) 開閉部材駆動モータ
Claims (10)
- 遊技盤の裏側へ遊技球を受け入れるための受入口と、前記受入口に入った遊技球を遊技盤の表側へ排出するための排出口とが設けられた遊技機であって、
前記遊技盤は、一部又は全部が透明性部材で構成されており、
前記排出口から遊技球を排出することが可能な状態と、前記排出口から遊技球を排出することが困難な状態又は不可能な状態とのいずれかの状態にするための動作を行う排出開閉部材が、一部又は全部を前記遊技盤の透明性部材の裏側に設けられたことを特徴とする遊技機。 - 前記排出口が複数設けられ、
遊技球が入ることにより大当たり遊技を行うか否かについての大当たり判定が行われる始動入賞口が遊技盤上に設けられ、
複数の前記排出口のなかのいずれかの排出口から排出された遊技球が前記始動入賞口に入りやすくなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記受入口に遊技球が入ることが可能な状態と、前記受入口に遊技球が入ることが困難な状態又は不可能な状態とのいずれかの状態にするための動作を行う受入開閉部材が、一部又は全部を前記遊技盤の透明性部分の裏側に位置させるように設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
- 画像を表示可能な表示装置を備え、
前記排出開閉部材の動作に応じて、当該排出開閉部材を装飾するためのデザイン画像を前記表示装置に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の遊技機。 - 前記排出開閉部材を動作させるための駆動手段を備え、
前記表示制御手段は、前記駆動手段の駆動制御を行うための制御信号が送信されたことに応じて、前記デザイン画像を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項4に記載の遊技機。 - 前記表示装置は、前記遊技盤の裏側に設けられ、
前記排出開閉部材は、一部又は全部が透明性部材で構成され、前記遊技盤と前記表示装置との間に設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載の遊技機。 - 画像を表示可能な表示装置を備え、
前記受入開閉部材の動作に応じて、前記受入開閉部材を装飾するためのデザイン画像を前記表示装置に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。 - 前記受入開閉部材を動作させるための駆動手段を備え、
前記表示制御手段は、前記駆動手段の駆動制御を行うための制御信号が送信されたことに応じて、前記デザイン画像を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項7に記載の遊技機。 - 前記表示装置は、前記遊技盤の裏側に設けられ、
前記受入開閉部材は、一部又は全部が透明性部材で構成され、前記遊技盤と前記表示装置との間に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の遊技機。 - 前記表示装置は、透過性が高い画像を表示可能であり、
前記遊技盤の前方に設けられていることを特徴とする請求項4、5、7及び8のいずれか1に記載の遊技機。
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