JP2005131217A - 食器洗浄機 - Google Patents

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幹彦 黒田
Tetsuo Yoshida
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Abstract

【課題】 洗浄機本体に高温湯を供給することを可能とし、エネルギ効率を向上することが可能な食器洗浄機を提供する。
【解決手段】 ヒートポンプ式加熱源を有する貯湯タンク3の頂部側と洗浄機本体4とを給湯路15によって接続する。給湯路15から分岐して貯湯タンク3の底部側に連通するバイパス路19を設け、このバイパス路19の分岐部に流路を切換るための切換手段16を介設する。上記バイパス路19にはポンプ20を介設する。洗浄機本体4からのすすぎ開始信号があると、バイパス運転制御手段21によって、給湯路15の温湯をバイパス路19から貯湯タンク3の底部側に返流させるバイパス運転を所定時間だけ行う。その後で上記給湯路15から新たにタンク頂部から高温のすすぎ用温湯を洗浄機本体4に供給する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エネルギ効率のよいヒートポンプを利用した食器洗浄機に関するものである。
従来より、業務用の食器洗浄機においては、洗浄タンクに貯留された約65℃の洗剤入り温湯で食器を洗浄した後、約85℃のすすぎ用温湯をノズルから噴射して、食器をすすいでいる。すすぎ用温湯を高温にしているのは、すすぎ終了後の余熱で食器を乾燥させるためである(例えば、特許文献1参照)。このように高温のすすぎ用温湯は、ブースタタンクにおいて、ガスによって加熱したり、あるいは電気ヒータによって加熱している。しかしながらこのような加熱法は、エネルギ効率が充分なものであるとはいえないことから、例えば特許文献2のようなヒートポンプ式給湯機を利用し、エネルギ効率の向上を図ることが考えられる。すなわちヒートポンプによって沸き上げた温湯を貯湯タンクに貯留し、貯湯タンクから給湯路を介して、洗浄機本体に供給するのである。
特開2003−275158号 特開2003−161521号
しかしながら、上記貯湯タンクは、通常は屋外に配置されるものであり、貯湯タンクから洗浄機本体に至る給湯路は、比較的長いものとなる。従って、給湯路に滞留する温湯が、すすぎ開始までの待機中に低下してしまい、すすぎには適さなくなるとの問題が生じる。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、洗浄機本体に高温湯を供給することを可能とし、エネルギ効率を向上することが可能な食器洗浄機を提供することにある。
そこで請求項1の食器洗浄機は、ヒートポンプ式加熱源を有する貯湯タンク3の頂部側と洗浄機本体4とを給湯路15によって接続し、給湯路15から分岐して貯湯タンク3の底部側に連通するバイパス路19を設け、このバイパス路19の分岐部に流路を切換るための切換手段16を介設すると共に、上記バイパス路19にはポンプ20を介設し、さらに、上記洗浄機本体4からのすすぎ開始信号により、上記給湯路15の温湯をバイパス路19から貯湯タンク3の底部側に返流させるバイパス運転を所定時間だけ行った後で上記給湯路15からすすぎ用温湯を洗浄機本体4に供給するよう上記切換手段16とポンプ20とを制御するバイパス運転制御手段21を設けたことを特徴としている。
請求項1の食器洗浄機では、すすぎ開始時に、待機中に温度低下した給湯路15の温湯を、バイパス路19から貯湯タンク3の底部側に返流させ、その後で、新たなすすぎ用温湯を洗浄機本体4に供給する。従って、洗浄機本体4に高温のすすぎ用温湯を供給できる。
請求項2の食器洗浄機は、上記給湯路15の切換手段16の下流側にブースタタンク17を介設したことを特徴としている。
請求項2の食器洗浄機では、上記ブースタタンク17は、三方切換弁16の動作時に、ウオータハンマーによる異音発生を抑制する
請求項1の食器洗浄機においては、すすぎ・乾燥に支障をきたさない高温のすすぎ用温湯を洗浄機本体に供給できるので、ヒートポンプ式加熱源を利用することができ、エネルギ効率を向上して低コストな洗浄作業が可能となる。
請求項2の食器洗浄機によれば、異音発生を抑制できるので、快適な洗浄作業が可能となる。
次に、この発明の食器洗浄機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこの食器洗浄機の簡略図を示し、この食器洗浄機は、タンクユニット1とヒートポンプユニット(熱源ユニット)2とを備え、タンクユニット1の水(温湯)をヒートポンプユニット2にて加熱するものである。このタンクユニット1は貯湯タンク3を備え、この貯湯タンク3に貯湯された温湯が、洗浄機本体4に供給される。貯湯タンク3には、その底壁に給水口5が設けられると共に、その上壁に出湯口6が設けられている。そして、給水口5から貯湯タンク3に市水が供給され、出湯口6から高温の温湯が出湯される。また、貯湯タンク3には、その底壁に取水口10が開設されると共に、側壁(周壁)の上部に湯入口11が開設され、取水口10と湯入口11とが循環路12にて連結されている。そして、この循環路12に水循環用ポンプ13と熱交換路14とが介設されている。なお、給水口5には給水用流路8が接続されている。
また、上記貯湯タンク3の出湯口6には、給湯路15の一端が接続され、この給湯路15の他端が、洗浄機本体4に接続されている。給湯路15の途中には、タンク側から順に、切換手段としての三方切換弁16、ブースタタンク17、すすぎ用ポンプ18が接続されている。上記三方切換弁16は、一次ポートが上記給湯路15の上流側に、一方の2次ポートが上記給湯路15の下流側に接続されているが、他方の2次ポートには、バイパス路19の一端が接続されている。バイパス路19の他端は、上記貯湯タンク3の底部に接続され、バイパス路19の途中には、返流用ポンプ20が介設されている。
また、この食器洗浄機は、バイパス運転制御手段21を有している。バイパス運転制御手段21には、洗浄機本体4からすすぎ開始信号が入力され、バイパス運転制御手段21は、この信号に基づいて、三方切換弁16、返流ポンプ20、すすぎ用ポンプ18を制御する。
次に、ヒートポンプユニット(熱源ユニット)2は冷媒回路を備え、この冷媒回路は、圧縮機25と、熱交換路14を構成する水熱交換器26と、電動膨張弁(減圧機構)27と、空気熱交換器(蒸発器)28とを順に接続して構成される。すなわち、圧縮機25の吐出管29を水熱交換器26に接続し、水熱交換器26と電動膨張弁27とを冷媒通路30にて接続し、電動膨張弁27と蒸発器28とを冷媒通路31にて接続し、蒸発器28と圧縮機25とをアキュームレータ32が介設された冷媒通路33にて接続している。これにより、圧縮機25が駆動すると、水熱交換器26が熱交換路14を流れる水を加熱することができる。また、蒸発器28にはこの蒸発器28の能力を調整するファン34が付設されている。
上記のように構成された食器洗浄機によれば、圧縮機25を駆動させると共に、水循環用ポンプ13を駆動(作動)させると、貯湯タンク3の底部に設けた取水口10から貯溜水(温湯)が流出し、これが循環路12の熱交換路14を流通する。そのときこの温湯は水熱交換器26によって加熱され(沸上げられ)、湯入口11から貯湯タンク3の上部に返流される。このような動作を継続して行うことによって、貯湯タンク3に高温の温湯を貯湯することができる。この場合、現状の電力料金制度は深夜の電力料金単価が昼間に比べて安価に設定されているので、この運転は、低額である深夜時間帯(例えば、23時から7時までの時間帯)に行い、昼間にこれを使用する。また、昼間の使用時に、残湯量検出手段(図示せず)で検出された残湯量が所定量以下になったときに、追い炊き運転を行って、湯切れを防止するようにしている。
次に、上記食器洗浄機のすすぎ時の作動状態について説明する。まず、洗浄機本体4からすすぎ開始信号が、バイパス運転制御手段21に出力されると、バイパス運転制御手段21は、最初に三方切換弁16を切換位置に位置させる。次いで、返流ポンプ20を作動する。そうすると、給湯路15内における三方切換弁16の上流側の温湯が、バイパス路19を介して貯湯タンク3の底部へと返遊されると共に、給湯路15内における三方切換弁16の上流側には、貯湯タンク3の上部から高温の温湯が供給される。そして、このバイパス運転を所定時間だけ行った後、三方切換弁16を元の位置に復帰させると共に、すすぎ用ポンプ18を作動させる。この結果、高温の温湯が洗浄機本体に供給され、食器のすすぎ・乾燥が行われる。なお、上記ブースタタンク17は、三方切換弁16の動作時に、ウオータハンマーによる異音発生を抑制する機能を有する。
上記食器洗浄機では、すすぎ開始時に、待機中に温度低下した給湯路15の温湯を、バイパス路19から貯湯タンク3の底部側に返流させ、その後で、新たなすすぎ用温湯を洗浄機本体4に供給する。従って、すすぎ・乾燥に支障をきたさない高温のすすぎ用温湯を洗浄機本体4に供給できるので、ヒートポンプ式加熱源を利用することができ、エネルギ効率を向上して低コストな洗浄作業が可能となる。また、三方切換弁16の動作時に、ウオータハンマーによる異音発生を抑制できるので、快適な洗浄作業が可能となる。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、冷媒としては、ジクロロジフルオロメタン(R−12)、クロロジフルオロメタン(R−22)、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R−134a)のような冷媒であっても、二酸化炭素、エチレン、エタン、酸化窒素等の超臨界で使用する冷媒であってもよいが、すすぎに好適な高温の温湯が得られるという観点からは、超臨界で使用する冷媒が好ましい。なお、冷媒が超臨界で使用する冷媒であれば、水熱交換器26は、圧縮機25にて圧縮された高温・高圧の超臨界冷媒を冷却する機能を有するガス冷却器となる。
この発明の食器洗浄機の実施形態を示す簡略ブロック図である。
符号の説明
3 貯湯タンク
4 洗浄機本体
15 給湯路
16 切換手段
17 ブースタタンク
19 バイパス路
20 ポンプ
21 バイパス運転制御手段

Claims (2)

  1. ヒートポンプ式加熱源を有する貯湯タンク(3)の頂部側と洗浄機本体(4)とを給湯路(15)によって接続し、給湯路(15)から分岐して貯湯タンク(3)の底部側に連通するバイパス路(19)を設け、このバイパス路(19)の分岐部に流路を切換るための切換手段(16)を介設すると共に、上記バイパス路(19)にはポンプ(20)を介設し、さらに、上記洗浄機本体(4)からのすすぎ開始信号により、上記給湯路(15)の温湯をバイパス路(19)から貯湯タンク(3)の底部側に返流させるバイパス運転を所定時間だけ行った後で上記給湯路(15)からすすぎ用温湯を洗浄機本体(4)に供給するよう上記切換手段(16)とポンプ(20)とを制御するバイパス運転制御手段(21)を設けたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 上記給湯路(15)の切換手段(16)の下流側にブースタタンク(17)を介設したことを特徴とする請求項1の食器洗浄機。
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