JP2005130477A - 色変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 この色変換装置では、選択部1は色信号R,G,Bのうちの固定コンポーネントとする色信号Xを選択して出力する。選択部2は、固定コンポーネント以外の色信号Y,Zを選択して出力する。パラメータ演算部3は、特定色に関する各種設定データ、および選択部1からの色信号Xに基づいてパラメータ演算を行ない、補正処理に必要なデータ信号を出力する。補正処理部4は、パラメータ演算部3の出力データ信号に基づいて、選択部2からの色信号Y,Zの補正処理を行ない、補正した色信号YY,ZZを出力する。このため、従来の画像処理方法に比べて色補正の演算処理が大幅に簡略化され、回路規模を小型化できる。
【選択図】 図1
Description
図1は、この発明の実施の形態1による色変換装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、この色変換装置は、選択部1,2、パラメータ演算部3および補正処理部4を備える。
G1=Ri×ratioG1 …(2)
B1=Ri×ratioB1 …(3)
R2=Ri×ratioR2 …(4)
G2=Ri×ratioG2 …(5)
B2=Ri×ratioB2 …(6)
ユーザは、変換元比率ratioR1,ratioG1,ratioB1、および変換先比率ratioR2,ratioG2,ratioB2を、特定色に関する設定データとして予め設定する。外部からの設定データは、パラメータ演算部3に与えられる。色信号Rを固定コンポーネントとする場合は比率ratioR1=ratioR2=1とし、たとえば、設定データ(ratioR1=1、ratioG1=0.8、ratioB1=0.6、ratioR2=1、ratioG2=0.6、ratioB2=0.4)をユーザが予め設定する。数式(1)〜(6)による演算はパラメータ演算部3によって行なわれる。
Rthu=Ri×thru …(8)
Bthl=Ri×thbl …(9)
Bthu=Ri×thbu …(10)
Gthl=Ri×thgl …(11)
Gthu=Ri×thgu …(12)
変換範囲比率thrl,thru,thbl,thbu,thgl,thguは、特定色に関する設定データとしてパラメータ演算部3に与えられる。ただし、色信号Rを固定コンポーネントとする場合は、Rthl,Rthuは補正範囲の判断基準とされない。数式(7)〜(12)による演算はパラメータ演算部3によって行なわれる。
Biu=Bi+Ri×(ratioB2−ratioB1)−(Bi−Ri×ratioB1)×(ratioB2−ratioB1)/(ratioB1×thbu) …(14)
なお、数式(13),(14)は、数式(3),(6),(9),(10)を用いて、下記の数式(15),(16)を変形したものである。
Biu=Bi+(B2−B1)−(B2−B1)×(Bi−B1)/(B1×thbu) …(16)
ここで、数式(15),(16)の除算部の分母のB1は、数式(3)で表わされ、入力信号Riに応じて変化する変数である。このように、除算部の分母に変数があると、演算処理に手間がかかってしまう。しかし、数式(15),(16)を変形した数式(13),(14)において、除算部の分母の(ratioB1×thbl),(ratioB1×thbu)は、入力信号Riの影響を受けない定数である。このため、補正演算処理が簡略化される。
図4は、この発明の実施の形態2による色変換装置の概略構成を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図4の色変換装置を参照して、図1の色変換装置と異なる点は、制御部31が追加されている点と、パラメータ演算部4がパラメータ演算部32で置換されている点である。
図5は、この発明の実施の形態3による色変換装置の概略構成を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図5の色変換装置を参照して、図1の色変換装置と異なる点は、補正処理部5が補正処理部41で置換されている点と、加算器42および乗算器43〜45が追加されている点である。
…(17)
GaBiu=1+α(1−(Bi−Ri×ratioB1))/(Ri×thbu)
…(18)
なお、数式(17),(18)は、数式(3),(9),(10)を用いて、下記の数式(19),(20)を変形したものである。
GaBiu=1+α(1−(Bi−B1))/Bthu …(20)
このように、輝度ゲインGaBil、GaBiuは、入力信号BiがYパラメータ演算部11によって算出されるB1に近いほど大きくなる。すなわち、入力信号が素材データ(たとえば、デジタルカメラで撮影した被写体のデータ)の特定色の変換元の色成分に近いほど輝度ゲインが大きくなる。また、入力信号Biが変換範囲の境界((B1−Bthl)および(B1+Bthu))に近いほど、輝度ゲインGaBil、GaBiuが小さくなる。これは、たとえば、人の肌色は輝度成分が大きい方が好ましく、より健康的に見えるからである。
図8は、この発明の実施の形態4による色補正の概念を示す図である。図8において、色信号Riを固定コンポーネントとして色信号Gi,Biを色補正する場合を示す。ここで、ある特定色の色成分を変換中心の色成分(R3,G3,B3)とし、入力信号の色成分を(Ri,Gi,Bi)とする。これらの間には、下記の数式(21)〜(23)が成立する。
G3=Ri×ratioG3 …(22)
B3=Ri×ratioB3 …(23)
ユーザは、変換中心比率ratioR3,ratioG3,ratioB3を特定色に関する設定データとして予め設定する。色信号Riを固定コンポーネントとする場合は比率ratioR3=1とする。
RTHU=Ri×THRU …(25)
BTHL=Ri×THBL …(26)
BTHU=Ri×THBU …(27)
GTHL=Ri×THGL …(28)
GTHU=Ri×THGU …(29)
ここで、変換範囲比率THRL,THRU,THBL,THBU,THGL,THGUは、特定色に関する設定データとして予め与えられる。ただし、色信号Riを固定コンポーネントとする場合は、RTHL,RTHUは補正範囲の判断基準とされない。
BiU=Bi−β×(Bi−B3)×(1−(Bi−B3)/BTHU) …(31)
ここで、βは色補正の強度を示す係数として予め設定される。数式(30)において、Bi<B3、かつ(B3−Bi)<BTHLである場合に、入力信号BiがB3に近づくように補正される。また、数式(31)において、Bi>B3、かつ(Bi−B3)<BTHUである場合に、入力信号BiがB3に近づくように補正される。
GiU=Gi−β×(Gi−G3)×(1−(Gi−G3)/GTHU) …(33)
ただし、G3,GTHL,GTHUは、数式(22),(28),(29)によって算出される。以上のような構成により、入力信号Ri,Gi,Biは、数式(21)〜(23)で表わされる変換中心の色成分(R3,G3,B3)に近づくように補正される。
図11は、この発明の実施の形態5による色変換装置の概略構成を示すブロック図である。図11において、この色変換装置は、特定色変換部71、白色逆変換部72およびパラメータ演算部73を備える。
ratioG21=(1−ratioG1)×(1+constG)+ratioG2 …(35)
ratioB21=(1−ratioB1)×(1+constB)+ratioB2 …(36)
ratioR22=1 …(37)
ratioG22=1 …(38)
ratioB22=1 …(39)
ただし、constR,constG,constBは、下記の数式(40)〜(42)で表わされるものとする。
constG=(ratioG1−ratioG2)/(ratioG1×thgu) …(41)
constB=(ratioB1−ratioB2)/(ratioB1×thbu) …(42)
ここで、色信号Rを固定コンポーネントとした場合は、比率ratioR1=ratioR2=1であるため、数式(40)で表わされるconstRは0であり、数式(34)によって表わされるratioR21は1である。
数式(34)〜(36)は、実施の形態1で説明した補正演算部23が演算処理を行なう際に使用した数式に、Gi=Bi=Riを代入することによって導出されたものである。これは、白色の色成分の割合(R:G:B)が(1:1:1)であることを利用している。ここで、数式(36)の導出方法を例に挙げて説明する。
これは、特定色変換部71による特定色の色補正によって、白色の色成分Bi(=Ri)が、Biに{(1−ratioB1)×(1+constB)+ratioB2}を乗算した色成分Biuに変化することを意味する。そこで、変化してしまった白色近傍の色を、白色逆変換部72によって元の白色に逆変換する。このため、パラメータ演算部73は、数式(34)〜(39)で表わされる変換元比率ratioR21,ratioG21,ratioB21および変換先比率ratioR22,ratioG22,ratioB22を算出して白色逆変換部72に与える。
Giuu=Giu+Ri×(ratioG22−ratioG21)−(Giu−Ri×ratioG21)×(ratioG22−ratioG21)/(ratioG21×thgu) …(45)
ただし、ここでは説明を簡略化するため、入力信号Riが固定コンポーネントに指定され、かつ入力信号Gi,BiがそれぞれGi>G1,Bi>B1である場合の数式を示している。入力信号Gi,BiがそれぞれGi<G1,Bi<B1である場合は、Biu,Giuに代わってBil,Gilが用いられ、変換範囲比率thgu,thbuに代わって変換範囲比率thgl,thblが用いられる。
Claims (8)
- 素材データのカラー画像信号を色補正して画像表示デバイスに与える色変換装置であって、
制御信号に基づいて、前記素材データに含まれる第1、第2および第3の色信号のうちのいずれか1つを固定色信号として選択する第1の選択手段、
前記制御信号に基づいて、前記第1、第2および第3の色信号のうちの前記固定色信号以外の色信号を第1および第2の補正色信号として選択する第2の選択手段、および
前記固定色信号と特定色に関する設定データに基づいて、前記素材データにおける前記特定色の色成分を示す変換元データと、前記変換元データの近傍の変換範囲と、前記画像表示デバイスで前記特定色を再現する場合の前記特定色の色成分を示す変換先データとを算出し、前記第1および第2の補正色信号が前記変換範囲に含まれる場合に、前記第1および第2の補正色信号が前記変換先データに近づくように色補正を行ない、前記第1および第2の補正色信号が前記変換範囲に含まれない場合は色補正を行なわない補正手段を備える、色変換装置。 - 前記特定色に関する設定データは、それぞれ前記第1および第2の補正色信号に対応する第1および第2の変換元比率と、第1および第2の変換先比率と、第1および第2の変換範囲比率とを含み、
前記変換元データは、前記固定色信号に前記第1の変換元比率を乗算した色成分と、前記固定色信号に前記第2の変換元比率を乗算した色成分とを含み、
前記変換先データは、前記固定色信号に前記第1の変換先比率を乗算した色成分と、前記固定色信号に前記第2の変換先比率を乗算した色成分とを含み、
前記変換範囲は、変換元データを中心とし、前記固定色信号に前記第1の変換範囲比率を乗算した変換幅と、前記固定色信号に前記第2の変換範囲比率を乗算した変換幅によって定められる、請求項1に記載の色変換装置。 - さらに、前記素材データにおける前記特定色の前記第1、第2および第3の色信号の比率と、前記画像表示デバイスで前記特定色を再現する場合の前記第1、第2および第3の色信号の比率とを比較し、双方において前記比率の最も高い色信号を前記固定色信号とするように制御する前記制御信号を出力する制御手段を備える、請求項1または請求項2に記載の色変換装置。
- 前記補正手段は、前記第1および第2の補正色信号が前記特定色に関する変換元データに近いほど大きな値になる輝度ゲインをさらに生成し、
前記固定色信号と、前記補正手段からの前記第1および第2の補正色信号の各々に前記輝度ゲインを乗算する乗算手段をさらに備える、請求項1に記載の色変換装置。 - 素材データのカラー画像信号を色補正して画像表示デバイスに与える色変換装置であって、
制御信号に基づいて、前記素材データに含まれる第1、第2および第3の色信号のうちのいずれか1つを固定色信号として選択する第1の選択手段、
前記制御信号に基づいて、前記第1、第2および第3の色信号のうちの前記固定色信号以外の色信号を第1および第2の補正色信号として選択する第2の選択手段、および
前記固定色信号と特定色に関する設定データに基づいて、変換中心とする前記特定色の色成分を示す変換中心データと、前記変換中心データの近傍の変換範囲とを算出し、前記第1および第2の補正色信号が前記変換範囲に含まれる場合に、前記第1および第2の補正色信号が前記変換中心データに近づくように色補正を行ない、前記第1および第2の補正色信号が前記変換範囲に含まれない場合は色補正を行なわない補正手段を備える、色変換装置。 - 前記特定色に関する設定データは、それぞれ前記第1および第2の補正色信号に対応する第1および第2の変換中心比率と、第1および第2の変換範囲比率とを含み、
前記変換中心データは、前記固定色信号に前記第1の変換中心比率を乗算した色成分と、前記固定色信号に前記第2の変換中心比率を乗算した色成分とを含み、
前記変換範囲は、変換中心データを中心とし、前記固定色信号に前記第1の変換範囲比率を乗算した変換幅と、前記固定色信号に前記第2の変換範囲比率を乗算した変換幅によって定められる、請求項5に記載の色変換装置。 - 前記補正手段は、前記第1および第2の補正色信号が前記変換中心データに近づくように色補正を行なう際、変換中心および変換範囲の境界で補正量が最小となり、変換中心と変換範囲の境界との真中で補正量が最大となるように色補正を行なう、請求項5または請求項6に記載の色変換装置。
- さらに、前記補正手段によって色補正が行なわれた後に、白色近傍の色が色補正前の白色に近づくように白色補正を行なう白色逆変換手段を備える、請求項1から請求項7までのいずれかに記載の色変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004279422A JP2005130477A (ja) | 2003-09-29 | 2004-09-27 | 色変換装置 |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2003337391 | 2003-09-29 | ||
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JP2004279422A Pending JP2005130477A (ja) | 2003-09-29 | 2004-09-27 | 色変換装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008286649A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Shiseido Co Ltd | 顔の肌色の白さ評価方法並びにその方法を用いたプログラム及び肌色測定機器 |
-
2004
- 2004-09-27 JP JP2004279422A patent/JP2005130477A/ja active Pending
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JP2008286649A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Shiseido Co Ltd | 顔の肌色の白さ評価方法並びにその方法を用いたプログラム及び肌色測定機器 |
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