JP2005128318A - 画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 省エネモードを有する画像形成装置において、この省エネモードからの復帰タイミングを制御することにより、利用者が待ち時間なくスムーズに利用可能とする。
【解決手段】 印刷処理の実行されていない状態が所定時間経過すると、省エネモードに移行するモード切換手段12−5を備えた画像形成装置であって、印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時手段12−1と、計時された印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積手段12−2と、蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出手段12−3と、印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時手段12−4とを備え、モード切換手段12−1は、第二計時手段12−4により計時されている経過時間が、平均時間算出手段12−3により算出された平均時間に達したとき、移行していた省エネモードを解除する。
【選択図】 図2
【解決手段】 印刷処理の実行されていない状態が所定時間経過すると、省エネモードに移行するモード切換手段12−5を備えた画像形成装置であって、印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時手段12−1と、計時された印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積手段12−2と、蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出手段12−3と、印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時手段12−4とを備え、モード切換手段12−1は、第二計時手段12−4により計時されている経過時間が、平均時間算出手段12−3により算出された平均時間に達したとき、移行していた省エネモードを解除する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、省エネモードを有する画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラムに関し、より詳しくは、省エネモードからの復帰時間を適切に制御する画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラムに関する。
従来から、画像形成装置は、散発的に使用される場合が多く、装置が待機状態のまま放置される時間が発生する。そのため、最近では待機状態が一定時間以上経過すると、表示部や定着部等の装置の一部電力供給を自動的に制限するオートセーブモードや、すべての電力供給を自動的にカットしてしまうオートシャットオフモード等の省エネモードが使用されるようになってきた。
これらの省エネモードは、例えば、装置の操作部が設定時間操作されないと自動的にセーブ状態やシャットオフ状態に移行するようになっており、この設定時間は、省エネ効果を鑑み通常は5分〜15分程度の比較的短い時間に設定されることが多い。
これらの省エネモードは、例えば、装置の操作部が設定時間操作されないと自動的にセーブ状態やシャットオフ状態に移行するようになっており、この設定時間は、省エネ効果を鑑み通常は5分〜15分程度の比較的短い時間に設定されることが多い。
そして、省エネモードの状態にある画像形成装置を使用する場合には、省エネモードを解除して電力供給状態を通常状態に戻した通常モードにしてから運転させる必要がある。
このような省エネモードから通常モードに復帰させる技術として、例えば、省エネ解除スイッチを設け、このスイッチが押下されたことを検知することにより通常モードに復帰させる技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、復帰時刻を設定する設定手段と、現在時刻を計時する時計部を設け、計時時刻が設定された復帰時刻になったことを検知することにより通常モードに復帰させる技術もある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−10492号公報(第3頁、第1図)
特開2002−300329号公報(第5頁、第1図)
このような省エネモードから通常モードに復帰させる技術として、例えば、省エネ解除スイッチを設け、このスイッチが押下されたことを検知することにより通常モードに復帰させる技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、復帰時刻を設定する設定手段と、現在時刻を計時する時計部を設け、計時時刻が設定された復帰時刻になったことを検知することにより通常モードに復帰させる技術もある(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、このような従来の技術では、例えば、利用者が、省エネモードの状態にあった画像形成装置により印刷処理を実行させようとしたときに、必ずしもすぐには印刷処理を実行することができなかった。
すなわち、特許文献1に記載の発明によれば、省エネモードから通常モードへの復帰は、利用者により省エネ解除スイッチが押下されることにより行われているが、省エネモードでは定着温度等が低下しているため、省エネ解除スイッチが押下されてから印刷処理が実行可能となるまでには安定化時間を要する。したがって、利用者は、省エネ解除スイッチを押下してから少なくとも安定化時間を経過するまでの間は印刷処理を実行することができず、スムーズな画像形成装置の使用ができないといった問題があった。
すなわち、特許文献1に記載の発明によれば、省エネモードから通常モードへの復帰は、利用者により省エネ解除スイッチが押下されることにより行われているが、省エネモードでは定着温度等が低下しているため、省エネ解除スイッチが押下されてから印刷処理が実行可能となるまでには安定化時間を要する。したがって、利用者は、省エネ解除スイッチを押下してから少なくとも安定化時間を経過するまでの間は印刷処理を実行することができず、スムーズな画像形成装置の使用ができないといった問題があった。
また、特許文献2に記載の発明によれば、利用者は復帰時刻を任意に設定可能であるため、安定化時間を考慮して次回に画像形成装置を使用する予定時刻を設定することが可能であるものの、画像形成装置は複数の利用者に共用されることが多いため、他の利用者が使用する時刻までも予測して復帰時刻を設定することは不可能であった。このため、すべての利用者が画像形成装置をスムーズに使用することができる訳ではないといった問題もあった。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、省エネモードを有する画像形成装置において、この省エネモードからの復帰タイミングを制御することにより、利用者が待ち時間なくスムーズに利用することのできる画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、印刷処理の実行されていない状態が所定時間経過すると、省エネモードに移行するモード切換手段を備えた画像形成装置であって、印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時手段と、第一計時手段により計時された印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積手段と、間隔時間蓄積手段に蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出手段と、印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時手段とを備え、モード切換手段は、第二計時手段により計時されている経過時間が、平均時間算出手段により算出された平均時間に達したとき、移行していた前記省エネモードを解除する構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、第一計時手段が、印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時し、これら計時した印刷間隔時間を間隔時間蓄積手段が蓄積するため、平均時間算出手段が、この蓄積された印刷間隔時間の平均時間(以下、「平均印刷間隔時間」という。)を算出することができる。そして、第二計時手段が、印刷処理終了時からの経過時間を計時するため、モード切換手段は、この第二計時手段の計時する経過時間が平均印刷間隔時間に達したときに、省エネモードを解除することができる。
このため、画像形成装置は、過去の印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができる。したがって、利用者が印刷処理を行うタイミングを過去の利用頻度から予測して、省エネモードから復帰させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
このため、画像形成装置は、過去の印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができる。したがって、利用者が印刷処理を行うタイミングを過去の利用頻度から予測して、省エネモードから復帰させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
また、本発明の画像形成装置は、第一計時手段は、印刷処理終了時に代えて、省エネモード移行時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時し、第二計時手段は、印刷処理終了時に代えて、省エネモード移行時からの経過時間を計時する構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、印刷間隔時間は、省エネモードであった時間を計時したものとなるため、平均時間算出手段により算出される平均時間は、省エネモードであった時間帯の平均値となる。
このため、画像形成装置は、過去に省エネモードの状態にあった時間の平均時間に達するタイミングで省エネモードから復帰させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
このため、画像形成装置は、過去に省エネモードの状態にあった時間の平均時間に達するタイミングで省エネモードから復帰させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
また、間隔時間蓄積手段は、第一計時手段により計時された印刷間隔時間を、月,週,日,曜日,時,分,時間帯,暦のいずれかを含む所定の振り分け単位で振り分けて蓄積し、平均時間算出手段は、振り分け単位ごとに、間隔時間蓄積手段に蓄積された印刷間隔時間の平均時間をそれぞれ算出し、モード切換手段は、第二計時手段により計時されている経過時間が、この経過時間に対応する振り分け単位における平均時間に達したとき、省エネモードを解除する構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、平均時間算出手段は、印刷間隔時間を、月,週,日,曜日,時,分,時間帯,暦のいずれかを含む所定の振り分け単位で振り分け、それぞれの振り分け単位ごとに平均印刷間隔時間を算出することができるため、モード切換手段は、第二計時手段の計時する経過時間が、この経過時間に対応する振り分け単位における平均時間に達したときに、省エネモードを解除することができる。
例えば、企業内のオフィスに設置されている画像形成装置は、就業時間内である日中は印刷が頻繁に行われるが、就業時間終了後の夜間等には印刷は殆んど行われない。このような時間帯によって画像形成装置の使用頻度に偏りがある場合にまで、まとめて平均印刷間隔時間を算出するのはその安定性に欠ける。
しかし、本構成による画像形成装置は、月,週,日,曜日,時,分,時間帯,暦によって画像形成装置の使用頻度に偏りがある場合であっても、印刷間隔時間の振り分け単位ごとに算出した平均印刷間隔時間を有しているので、この振り分け単位ごとの平均印刷間隔時間に基づいて的確なタイミングで省エネモードから復帰させることができる。
例えば、企業内のオフィスに設置されている画像形成装置は、就業時間内である日中は印刷が頻繁に行われるが、就業時間終了後の夜間等には印刷は殆んど行われない。このような時間帯によって画像形成装置の使用頻度に偏りがある場合にまで、まとめて平均印刷間隔時間を算出するのはその安定性に欠ける。
しかし、本構成による画像形成装置は、月,週,日,曜日,時,分,時間帯,暦によって画像形成装置の使用頻度に偏りがある場合であっても、印刷間隔時間の振り分け単位ごとに算出した平均印刷間隔時間を有しているので、この振り分け単位ごとの平均印刷間隔時間に基づいて的確なタイミングで省エネモードから復帰させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、メイン電源の供給の開始時刻と終了時刻とを各曜日単位で予約する週間予約手段を備え、平均時間算出手段は、各曜日ごとに、予約された開始時刻から終了時刻までの間に第一計時手段により計時された経過時間の平均時間を算出し、モード切換手段は、第二計時手段により計時されている経過時間が、印刷終了時の曜日に対応する平均時間に達したとき、省エネモードから切り換える構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、週間予約手段は、メイン電源の供給の開始時刻と終了時刻を各曜日単位で予約することができるので、曜日ごとに画像形成装置の使用開始時刻又は使用終了時刻に偏りがある場合であっても、適切な平均印刷間隔時間を算出することができる。
例えば、企業内のオフィスに設置されている画像形成装置は、月〜金曜日は印刷が頻繁に行われるが、土曜日,日曜日には印刷は殆んど行われない。このような曜日単位によって画像形成装置の使用頻度に偏りがある場合にまで、まとめて平均印刷間隔時間を算出するのはその安定性に欠ける。
しかし、本構成による画像形成装置は、週間予約手段により予約されている画像形成装置の使用開始時刻前や使用終了時刻後の印刷処理が操作されることのない時間帯を第一計時手段の計時対象から除くことができる。したがって、平均印刷間隔時間を無闇に長くしてしまうことがなく、適切な平均印刷間隔時間を算出することができる。
このため、画像形成装置は、過去の適切な時間帯における印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができるとともに、曜日により画像形成装置の使用開始・終了時刻に偏りがある場合であっても、利用者が、印刷処理を行うタイミングを予測して省エネモードから復帰させることができる。
例えば、企業内のオフィスに設置されている画像形成装置は、月〜金曜日は印刷が頻繁に行われるが、土曜日,日曜日には印刷は殆んど行われない。このような曜日単位によって画像形成装置の使用頻度に偏りがある場合にまで、まとめて平均印刷間隔時間を算出するのはその安定性に欠ける。
しかし、本構成による画像形成装置は、週間予約手段により予約されている画像形成装置の使用開始時刻前や使用終了時刻後の印刷処理が操作されることのない時間帯を第一計時手段の計時対象から除くことができる。したがって、平均印刷間隔時間を無闇に長くしてしまうことがなく、適切な平均印刷間隔時間を算出することができる。
このため、画像形成装置は、過去の適切な時間帯における印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができるとともに、曜日により画像形成装置の使用開始・終了時刻に偏りがある場合であっても、利用者が、印刷処理を行うタイミングを予測して省エネモードから復帰させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、モード切換手段は、第二計時手段により計時されている経過時間が、平均時間から安定化時間を差し引いた時間に達したとき、省エネモードを解除する構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、モード切換手段は、装置の安定化時間を考慮し、通常モードへの切換タイミングを安定化時間だけ早くすることができる。
このため、利用者が装置を使用すると予測される時刻までには安定化時間を経過して、すぐに印刷処理を行える状態にしておくことが可能となり、利用者はよりスムーズに画像形成装置を利用することができる。
このため、利用者が装置を使用すると予測される時刻までには安定化時間を経過して、すぐに印刷処理を行える状態にしておくことが可能となり、利用者はよりスムーズに画像形成装置を利用することができる。
また、本発明の画像形成装置の制御方法は、印刷処理の実行されていない状態が所定時間経過すると、省エネモードに移行する第一切換ステップを含む画像形成装置の制御方法であって、印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時ステップと、第一計時ステップで計時された印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積ステップと、間隔時間蓄積ステップで蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出ステップと、印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時ステップと、第二計時ステップで計時されている経過時間が、平均時間算出ステップで算出された平均時間に達したとき、移行していた省エネモードを解除する第二切換ステップとを含む画像形成装置の制御方法としてある。
画像形成装置の制御方法をこのような制御方法にすれば、第一計時ステップで印刷間隔時間を計時し、これら計時した印刷間隔時間を間隔時間蓄積ステップで蓄積するため、平均時間算出ステップでこの蓄積された印刷間隔時間の平均印刷間隔時間を算出することができる。そして、第二計時ステップで印刷処理終了時からの経過時間を計時するため、第二切換ステップでは、この第二計時ステップで計時する経過時間が平均印刷間隔時間に達したときに、省エネモードを解除することができる。
このため、画像形成装置は、過去の印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができる。したがって、利用者が印刷処理を行うタイミングを過去の利用頻度から予測して、省エネモードを解除させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
このため、画像形成装置は、過去の印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができる。したがって、利用者が印刷処理を行うタイミングを過去の利用頻度から予測して、省エネモードを解除させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
また、本発明の画像形成装置の制御プログラムは、印刷処理の実行されていない状態が所定時間経過すると、省エネモードに移行する第一切換ステップを含む画像形成装置の制御プログラムであって、印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時ステップと、第一計時ステップで計時された印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積ステップと、間隔時間蓄積ステップで蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出ステップと、印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時ステップと、第二計時ステップで計時されている経過時間が、平均時間算出ステップで算出された平均時間に達したとき、移行していた省エネモードを解除する第二切換ステップとを画像形成装置に実行させる画像形成装置の制御プログラムとしてある。
画像形成装置の制御プログラムをこのような制御プログラムにすれば、例えば、制御プログラムを記憶させた記録媒体をコンピュータを搭載した画像形成装置に直接装着して当該コンピュータに読み込ませることにより、第一計時ステップで印刷間隔時間を計時し、これら計時した印刷間隔時間を間隔時間蓄積ステップで蓄積するため、平均時間算出ステップでこの蓄積された印刷間隔時間の平均印刷間隔時間を算出することができる。そして、第二計時ステップで印刷処理終了時からの経過時間を計時するため、第二切換ステップでは、この第二計時ステップで計時する経過時間が平均印刷間隔時間に達したときに、省エネモードを解除することができる。
このため、画像形成装置は、過去の印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができる。したがって、利用者が印刷処理を行うタイミングを過去の利用頻度から予測して、省エネモードを解除させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
このため、画像形成装置は、過去の印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができる。したがって、利用者が印刷処理を行うタイミングを過去の利用頻度から予測して、省エネモードを解除させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
本発明によれば、印刷処理終了時、又は省エネモード移行時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時手段と、計時された過去の印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積手段と、蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出手段と、印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時手段とを備え、モード切換手段は、第二計時手段により計時されている経過時間が、平均時間算出手段により算出された平均時間に達したとき省エネモードを解除するため、過去の印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができる。
したがって、利用者が印刷処理を行うタイミングを過去の利用頻度から予測して、省エネモードから復帰させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
したがって、利用者が印刷処理を行うタイミングを過去の利用頻度から予測して、省エネモードから復帰させることができるので、利用者は待ち時間なくスムーズに画像形成装置を利用することができる。
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。図2は、本第一実施形態の画像形成装置における電源制御部の構成を示すブロック図である。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。図2は、本第一実施形態の画像形成装置における電源制御部の構成を示すブロック図である。
本第一実施形態の画像形成装置1は、電源装置から画像形成装置を構成する各部に電源を供給する電源モードとして、記録,印字部の定着機に設けられたヒータをオンにして画像記録が可能な状態で待機させる通常モードと、常時電源を供給する必要のない部品に対して電源供給を低減又は停止した状態で待機させる省エネモードとに切り換える機能を有する複合機である。
図1に示すように、画像形成装置1は、制御部10、ネットワークインターフェース20、HDD(Hard Disk Drive)30、表示手段40、入力手段50、スキャナー部60、エンジン部70を有している。また、画像形成装置1には、情報端末装置3a,3b,...(以下、略して「端末3」という。)が、直接又はネットワーク2を介して接続されている。
図1に示すように、画像形成装置1は、制御部10、ネットワークインターフェース20、HDD(Hard Disk Drive)30、表示手段40、入力手段50、スキャナー部60、エンジン部70を有している。また、画像形成装置1には、情報端末装置3a,3b,...(以下、略して「端末3」という。)が、直接又はネットワーク2を介して接続されている。
制御部10は、複合機の各種機能を統括制御する装置であり、CPU及びメモリにより構成され、画像処理部11、電源制御部12及び複合機内における各装置とのインターフェース部(図示せず)を有している。
画像処理部11は、ネットワーク2及びネットワークインターフェース20を介して端末3から、或いは、スキャナー部60から画像情報を入力したり、HDD30等と画像情報を入出力する。そして、これらの各装置から入力した画像情報をHDD30に記憶し、エンジン部70に出力して印刷処理を実行させる。
画像処理部11は、ネットワーク2及びネットワークインターフェース20を介して端末3から、或いは、スキャナー部60から画像情報を入力したり、HDD30等と画像情報を入出力する。そして、これらの各装置から入力した画像情報をHDD30に記憶し、エンジン部70に出力して印刷処理を実行させる。
電源制御部12は、定着ヒータや駆動モータなどの電装系の電源制御を行ったり、CPUをクロック制御することによりCPUにおける電力状態をコントロールしている。図2に示すように、電源制御部12は、第一計時部12−1、間隔時間蓄積部12−2、平均時間算出部12−3、第二計時部12−4、モード切換部12−5を有している。
第一計時部12−1は、印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間(印刷間隔時間)を計時する。
ここで、本第一実施形態においては、「印刷処理終了時」とは、エンジン部70により画像情報の印刷された用紙を排出する時点をいうものとするが、これに限るものではなく、例えば、印刷処理終了後に省エネモードに自動的に切り換わる設定の画像形成装置においては省エネモード移行時とすることもできる。
また、「次の操作」とは、主に入力手段50におけるキー操作を指すが、ネットワーク2及びネットワークインターフェース20を介して端末3から画像情報を入力することを含むものとする。
間隔時間蓄積部12−2は、例えば、メモリ等により構成され、第一計時部12−1により計時された過去の印刷間隔時間を蓄積する。したがって、印刷処理の回数を重ねる度に、蓄積されるデータ量は増加する。
ここで、本第一実施形態においては、「印刷処理終了時」とは、エンジン部70により画像情報の印刷された用紙を排出する時点をいうものとするが、これに限るものではなく、例えば、印刷処理終了後に省エネモードに自動的に切り換わる設定の画像形成装置においては省エネモード移行時とすることもできる。
また、「次の操作」とは、主に入力手段50におけるキー操作を指すが、ネットワーク2及びネットワークインターフェース20を介して端末3から画像情報を入力することを含むものとする。
間隔時間蓄積部12−2は、例えば、メモリ等により構成され、第一計時部12−1により計時された過去の印刷間隔時間を蓄積する。したがって、印刷処理の回数を重ねる度に、蓄積されるデータ量は増加する。
平均時間算出部12−3は、間隔時間蓄積部12−2に蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出し、記憶する。
図3は、本第一実施形態に係る画像形成装置における間隔時間算出部に蓄積された印刷間隔時間とその平均時間を示した表である。
同図において、カウント開始時刻、カウント終了時刻は、第一計時部12−1によるカウントの開始/終了の時刻を示しており、カウント時間[分]は、第一計時部12−1により計時されたカウント時間、すなわち、印刷間隔時間を示している。
このように、平均時間算出部12−3は、第一計時部12−1により計時された印刷間隔時間の平均時間を算出しているため、この第一計時部12−1により新たなカウント時間が蓄積される度に平均時間を改めて算出し、記憶されていた平均時間を新たに算出された平均時間にデータ更新している。
図3は、本第一実施形態に係る画像形成装置における間隔時間算出部に蓄積された印刷間隔時間とその平均時間を示した表である。
同図において、カウント開始時刻、カウント終了時刻は、第一計時部12−1によるカウントの開始/終了の時刻を示しており、カウント時間[分]は、第一計時部12−1により計時されたカウント時間、すなわち、印刷間隔時間を示している。
このように、平均時間算出部12−3は、第一計時部12−1により計時された印刷間隔時間の平均時間を算出しているため、この第一計時部12−1により新たなカウント時間が蓄積される度に平均時間を改めて算出し、記憶されていた平均時間を新たに算出された平均時間にデータ更新している。
第二計時部12−4は、印刷処理終了時からの経過時間を計時する。なお、第一計時部12−1と同様に、本第一実施形態においては、「印刷処理終了時」とは、エンジン部70により画像情報の印刷された用紙を排出する時点をいうものとするが、これに限るものではなく、例えば、印刷処理終了後に省エネモードに自動的に切り換わる設定の画像形成装置においては省エネモード移行時とすることもできる。
モード切換部12−5は、印刷処理終了時からの時間経過に応じて、内部装置に対して供給する電力を通常モード又は省エネモードに自動的に切り換えている。すなわち、モード切換部12−5は、第二計時部12−4により計時されている経過時間が設定時間を経過したとき、省エネモードへ自動的に移行するとともに、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、平均時間に達したとき、省エネモードを自動的に解除する。
また、画像形成装置1は、省エネモードから通常モードへ切り換わっても、装置内の電源を要する部品に電源が行き渡り、印刷処理が可能な状態になるまでに安定化時間を要する。
したがって、モード切換部12−5は、この安定化時間を考慮して、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、平均時間から安定時間を差し引いた立ち上がり予測時間に達したとき、省エネモードから通常モードへ自動的に切り換えることもできる。このようにすれば、利用者が装置を使用すると予測される時刻までには安定化時間を経過して、すぐに印刷処理を行える状態にしておくことが可能となり、利用者はよりスムーズに画像形成装置1を利用することができる。
したがって、モード切換部12−5は、この安定化時間を考慮して、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、平均時間から安定時間を差し引いた立ち上がり予測時間に達したとき、省エネモードから通常モードへ自動的に切り換えることもできる。このようにすれば、利用者が装置を使用すると予測される時刻までには安定化時間を経過して、すぐに印刷処理を行える状態にしておくことが可能となり、利用者はよりスムーズに画像形成装置1を利用することができる。
ネットワークインターフェース20は、ネットワーク2と物理的に接続されており、端末3との間でデータを送受信するインターフェースである。
HDD30は、画像形成装置1における記憶装置であり、制御部10から画像情報を受け取ってこれを記憶する。なお、本第一実施形態では、画像情報等の記憶装置としてハードディスクドライブを用いているが、これに限るものではなく、記憶装置であればメモリやDVDなど他の装置を用いても構わない。
表示手段40は、例えば、液晶表示装置,ブラウン管表示装置等により構成され、画像処理部11から送られてきた情報データを画面表示する。
HDD30は、画像形成装置1における記憶装置であり、制御部10から画像情報を受け取ってこれを記憶する。なお、本第一実施形態では、画像情報等の記憶装置としてハードディスクドライブを用いているが、これに限るものではなく、記憶装置であればメモリやDVDなど他の装置を用いても構わない。
表示手段40は、例えば、液晶表示装置,ブラウン管表示装置等により構成され、画像処理部11から送られてきた情報データを画面表示する。
入力手段50は、画像形成装置1で行われる印刷処理の各種設定を行う。
なお、入力手段50は、表示手段40にタッチパネル方式を採用することにより、表示手段40と一体の構成とすることもできる。
また、入力手段50は、間隔時間蓄積部12−2で蓄積する印刷間隔時間を区分する時間間隔を設定することもできる。
スキャナー部60は、画像をスキャニングして、電子情報としての画像情報を作成し、これを制御部10に出力する装置である。
エンジン部70は、制御部10から画像情報を入力し、用紙への印刷を行う印刷装置であり、定着機,この定着機を過熱するヒータ(図示せず)等を含んでいる。
なお、入力手段50は、表示手段40にタッチパネル方式を採用することにより、表示手段40と一体の構成とすることもできる。
また、入力手段50は、間隔時間蓄積部12−2で蓄積する印刷間隔時間を区分する時間間隔を設定することもできる。
スキャナー部60は、画像をスキャニングして、電子情報としての画像情報を作成し、これを制御部10に出力する装置である。
エンジン部70は、制御部10から画像情報を入力し、用紙への印刷を行う印刷装置であり、定着機,この定着機を過熱するヒータ(図示せず)等を含んでいる。
次に、本第一実施形態の画像形成装置における間隔時間データの蓄積手順について、図4を参照して説明する。同図は、本第一実施形態の画像形成装置における間隔時間データの蓄積手順を示すフローチャートである。
まず、印刷ジョブの入力があると、それに基づきエンジン部70は印刷処理を開始し、その後、制御部10は印刷処理が終了したか否かを判断する(ステップS401)。
印刷処理が終了していると判断された場合には、第一計時部12−1は、その印刷処理が終了した時点からの経過時間の計時を開始する(ステップS402(第一計時ステップ))。また、印刷処理が終了していないと判断された場合には、印刷処理が終了するまでステップS401を繰り返す。
まず、印刷ジョブの入力があると、それに基づきエンジン部70は印刷処理を開始し、その後、制御部10は印刷処理が終了したか否かを判断する(ステップS401)。
印刷処理が終了していると判断された場合には、第一計時部12−1は、その印刷処理が終了した時点からの経過時間の計時を開始する(ステップS402(第一計時ステップ))。また、印刷処理が終了していないと判断された場合には、印刷処理が終了するまでステップS401を繰り返す。
制御部10は、例えば、入力手段50の操作ボタンからの入力等により印刷処理の開始操作がなされたか否かを判断し(ステップS403)、開始操作がなされていると判断された場合には、第一計時部12−1は、経過時間の計時を終了させる(ステップS404)。
また、開始操作がなされていないと判断された場合には、開始操作がなされるまでステップS403を繰り返す。すなわち、この間、第一計時部12−1は経過時間の計時を継続する。
ステップS404で、第一計時部12−1による計時が終了すると、間隔時間蓄積部12−2は、第一計時部12−1により計時された経過時間を蓄積する(ステップS405(間隔時間蓄積ステップ))。
また、開始操作がなされていないと判断された場合には、開始操作がなされるまでステップS403を繰り返す。すなわち、この間、第一計時部12−1は経過時間の計時を継続する。
ステップS404で、第一計時部12−1による計時が終了すると、間隔時間蓄積部12−2は、第一計時部12−1により計時された経過時間を蓄積する(ステップS405(間隔時間蓄積ステップ))。
次いで、平均時間算出部12−3が、間隔時間蓄積部12−2に蓄積された経過時間の平均時間を算出し、記憶する(ステップS406(平均時間算出ステップ))。
そして、第一計時部12−1が、計時した経過時間を初期化する(ステップS407)。
ステップS407で初期化の処理が終了した後、改めてステップS401へ戻り、その後のステップを繰り返すことにより、間隔時間蓄積部12−2の蓄積データを積み重ねるとともに、繰り返し各所定時間間隔ごとの平均時間を算出し新たな平均時間にデータ更新する。
このように、蓄積データを積み重ねて平均時間を繰り返し更新することにより、より精度良く、利用者が各所定時間ごとに印刷処理を実行する時間の間隔を算出することができる。
そして、第一計時部12−1が、計時した経過時間を初期化する(ステップS407)。
ステップS407で初期化の処理が終了した後、改めてステップS401へ戻り、その後のステップを繰り返すことにより、間隔時間蓄積部12−2の蓄積データを積み重ねるとともに、繰り返し各所定時間間隔ごとの平均時間を算出し新たな平均時間にデータ更新する。
このように、蓄積データを積み重ねて平均時間を繰り返し更新することにより、より精度良く、利用者が各所定時間ごとに印刷処理を実行する時間の間隔を算出することができる。
次に、本第一実施形態の画像形成装置における電力供給モードの切り換え手順について、図5を参照して説明する。同図は、本第一実施形態の画像形成装置における電源供給モード切り換え手順を示すフローチャートである。
はじめに、制御部10は、エンジン部70における印刷処理が終了したか否かを判断し(ステップS501)、終了していると判断された場合には、その時点からの経過時間を計時して予め設定されていた設定時間が経過したときに、モード切換部12−5は、電力供給状態を省エネモードに自動的に移行する(ステップS502(第一切換ステップ))。また、印刷処理が終了していないと判断された場合には、印刷処理が終了するまでステップS501を繰り返す。
はじめに、制御部10は、エンジン部70における印刷処理が終了したか否かを判断し(ステップS501)、終了していると判断された場合には、その時点からの経過時間を計時して予め設定されていた設定時間が経過したときに、モード切換部12−5は、電力供給状態を省エネモードに自動的に移行する(ステップS502(第一切換ステップ))。また、印刷処理が終了していないと判断された場合には、印刷処理が終了するまでステップS501を繰り返す。
そして、ステップS502で、省エネモードに切り換えると同時に、その時点からの経過時間を第二計時部12−4により計時する(ステップS503(第二計時ステップ))。
モード切換部12−5は、第一計時部12−1に計時された印刷間隔時間の平均時間から安定化時間を差し引いて立ち上がり予測時間を求め、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、立ち上がり予測時間に達したか否かを判断する(ステップS504)。
立ち上がり予測時間に達したと判断された場合には、省エネモードから通常モードへ電力供給状態を復帰させる(ステップS505(第二切換ステップ))。また、平均時間に達していないと判断された場合には、平均時間に達するまで、ステップS504を繰り返す。
そして、ステップS505で通常モードへ復帰された電力供給状態により、印刷処理の操作入力がなされるのを待機する(ステップS506)。
モード切換部12−5は、第一計時部12−1に計時された印刷間隔時間の平均時間から安定化時間を差し引いて立ち上がり予測時間を求め、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、立ち上がり予測時間に達したか否かを判断する(ステップS504)。
立ち上がり予測時間に達したと判断された場合には、省エネモードから通常モードへ電力供給状態を復帰させる(ステップS505(第二切換ステップ))。また、平均時間に達していないと判断された場合には、平均時間に達するまで、ステップS504を繰り返す。
そして、ステップS505で通常モードへ復帰された電力供給状態により、印刷処理の操作入力がなされるのを待機する(ステップS506)。
したがって、ステップS506では、通常モードにより待機状態となっているため、操作入力がなされた場合には、直ちに印刷ジョブを読み取って、印刷処理を実行することができる。
なお、ステップS504で、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、立ち上がり予測時間に達したと判断されるまでに、印刷操作があった場合にもステップS505の処理に移行し、通常モードに電力供給状態は復帰される。
なお、ステップS504で、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、立ち上がり予測時間に達したと判断されるまでに、印刷操作があった場合にもステップS505の処理に移行し、通常モードに電力供給状態は復帰される。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置について、図1及び図2を参照して説明する。
本第二実施形態に係る画像形成装置の構成は、上記第一実施形態と共通するため、各構成における異なる機能についてのみ以下に説明する。
間隔時間蓄積部12−2は、上記第一実施形態においては、第一計時部12−1により計時された過去の印刷間隔時間を順次蓄積していたが、本第二実施形態に係る画像形成装置の間隔時間蓄積部12−2は、一日を複数の時間帯に区分した時間帯区分を予め設定することができ、この設定された時間帯区分ごとに第一計時部12−1により計時された印刷間隔時間を振り分けて蓄積する。
次に、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置について、図1及び図2を参照して説明する。
本第二実施形態に係る画像形成装置の構成は、上記第一実施形態と共通するため、各構成における異なる機能についてのみ以下に説明する。
間隔時間蓄積部12−2は、上記第一実施形態においては、第一計時部12−1により計時された過去の印刷間隔時間を順次蓄積していたが、本第二実施形態に係る画像形成装置の間隔時間蓄積部12−2は、一日を複数の時間帯に区分した時間帯区分を予め設定することができ、この設定された時間帯区分ごとに第一計時部12−1により計時された印刷間隔時間を振り分けて蓄積する。
図6は、本第二実施形態に係る画像形成装置における間隔時間算出部に蓄積された印刷間隔時間とその平均時間を示した表である。
図6に示した例では、間隔時間蓄積部12−2に蓄積されるカウント時間[分](印刷間隔時間)を、0:00〜7:00/7:00〜9:00/9:00〜20:00/20:00〜24:00の4つの時間帯に振り分けている。
平均時間算出部12−3は、各時間帯ごとに、間隔時間蓄積部12−2により蓄積された印刷間隔時間の平均時間をそれぞれ算出する。したがって、ここでは、4つの時間帯区分に振り分けているため、印刷間隔時間の平均時間も各区分に対応して、4つ算出される。
図6に示した例では、間隔時間蓄積部12−2に蓄積されるカウント時間[分](印刷間隔時間)を、0:00〜7:00/7:00〜9:00/9:00〜20:00/20:00〜24:00の4つの時間帯に振り分けている。
平均時間算出部12−3は、各時間帯ごとに、間隔時間蓄積部12−2により蓄積された印刷間隔時間の平均時間をそれぞれ算出する。したがって、ここでは、4つの時間帯区分に振り分けているため、印刷間隔時間の平均時間も各区分に対応して、4つ算出される。
モード切換部12−5は、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、この経過時間の計時された時刻に該当する時間帯における平均時間に達したとき、省エネモードを解除する。
次に、本第二実施形態に係る画像形成装置における間隔時間データの蓄積手順、及び電力供給モードの切り換え手順について、図4及び図5を参照して説明する。
これら本第二実施形態における印刷間隔時間データの蓄積手順、及び電力供給モードの切り換え手順については、上記第一実施形態と大きく異なる点はないが、印刷間隔時間データを時間帯で区分していること、及び第二計時部12−4により計時されている時刻がどの時間帯に属するかによって、モード切換部12−5の基準となる平均時間が異なることによる差異がある。
これら本第二実施形態における印刷間隔時間データの蓄積手順、及び電力供給モードの切り換え手順については、上記第一実施形態と大きく異なる点はないが、印刷間隔時間データを時間帯で区分していること、及び第二計時部12−4により計時されている時刻がどの時間帯に属するかによって、モード切換部12−5の基準となる平均時間が異なることによる差異がある。
すなわち、図4に示した間隔時間データの蓄積手順において、ステップS405では、第一計時部12−1で計時された時刻が、間隔時間蓄積部12−2に予め設定された複数の時間帯区分のいずれに該当するかを判断した上で、その該当する時間帯区分に第一計時部12−1で計時された経過時間を蓄積する。
したがって、ステップS406では、各時間帯区分ごとに蓄積された経過時間の平均時間をそれぞれ算出し、記憶する。
したがって、ステップS406では、各時間帯区分ごとに蓄積された経過時間の平均時間をそれぞれ算出し、記憶する。
また、図5に示した電源供給モード切り換え手順において、ステップS504では、モード切換部12−5は、第二計時部12−4により計時された時刻に該当する時間帯を判断し、この時間帯における平均時間から安定化時間を差し引いて立ち上がり予測時間を求め、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、立ち上がり予測時間に達したか否かを判断する。
以上の点を除いては、図4及び図5に示した処理と変わるところはない。
以上の点を除いては、図4及び図5に示した処理と変わるところはない。
以上のように、本第二実施形態に係る画像形成装置1によれば、時間帯に区分したそれぞれの時間帯ごとに平均印刷間隔時間を算出することができるため、モード切換部12−5は、第二計時部12−4の計時する経過時間が、この経過時間の計時された時刻に該当する時間帯における平均時間に達したときに、省エネモードから通常モードへ切り換えることができる。
例えば、図6に示したような画像形成装置は、7:00〜9:00の間は印刷が頻繁に行われているが、これに対し、0:00〜7:00の間は印刷が殆んど行われていない。このように時間帯によって画像形成装置の使用頻度に偏りがある場合にまで、24時間一括して平均印刷間隔時間を算出してしまうと、その安定性に欠ける。
しかし、本第二実施形態に係る画像形成装置1によれば、時間帯により画像形成装置1の使用頻度に偏りがある場合であっても、各時間帯ごとに別個に算出した平均印刷間隔時間を有しているので、この時間帯ごとの平均印刷間隔時間に基づいて的確なタイミングで省エネモードから復帰させることができる。
例えば、図6に示したような画像形成装置は、7:00〜9:00の間は印刷が頻繁に行われているが、これに対し、0:00〜7:00の間は印刷が殆んど行われていない。このように時間帯によって画像形成装置の使用頻度に偏りがある場合にまで、24時間一括して平均印刷間隔時間を算出してしまうと、その安定性に欠ける。
しかし、本第二実施形態に係る画像形成装置1によれば、時間帯により画像形成装置1の使用頻度に偏りがある場合であっても、各時間帯ごとに別個に算出した平均印刷間隔時間を有しているので、この時間帯ごとの平均印刷間隔時間に基づいて的確なタイミングで省エネモードから復帰させることができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態に係る画像形成装置について、図7を参照して説明する。
同図は、本第三実施形態の画像形成装置における電源制御部の構成を示すブロック図である。
本第三実施形態は、図7に示すように、電源制御部12に週間予約部12−6を設けた点で、上記第一実施形態と異なる。すなわち、本第三実施形態に係る画像形成装置1では、各曜日ごとに装置のメイン電源の供給開始時刻と終了時刻とを設定可能にすることにより、曜日によって装置を全く使わない時間帯を電源供給モードの切り換え対象から除外するものである。
次に、本発明の第三実施形態に係る画像形成装置について、図7を参照して説明する。
同図は、本第三実施形態の画像形成装置における電源制御部の構成を示すブロック図である。
本第三実施形態は、図7に示すように、電源制御部12に週間予約部12−6を設けた点で、上記第一実施形態と異なる。すなわち、本第三実施形態に係る画像形成装置1では、各曜日ごとに装置のメイン電源の供給開始時刻と終了時刻とを設定可能にすることにより、曜日によって装置を全く使わない時間帯を電源供給モードの切り換え対象から除外するものである。
図7において、週間予約部12−6は、メイン電源の供給の開始時刻と終了時刻とを各曜日単位で予約する。したがって、曜日ごとに別個独立してメイン電源の開始時刻及び終了時刻を切り換えることができる。
図8は、本第三実施形態に係る画像形成装置における週間予約部における設定の一例である。
図8に示す例では、月曜日〜金曜日においては、7:00にメイン電源の供給を開始し、20:00には電源供給を終了する。したがって、0:00〜7:00,20:00〜24:00の間に画像形成装置1で印刷処理が行われたとしても、その間における印刷間隔時間は計時されない。また、土曜日、日曜日においては、終日メイン電源の供給はされないため、終日に渡って印刷間隔時間は計時されない。
図8は、本第三実施形態に係る画像形成装置における週間予約部における設定の一例である。
図8に示す例では、月曜日〜金曜日においては、7:00にメイン電源の供給を開始し、20:00には電源供給を終了する。したがって、0:00〜7:00,20:00〜24:00の間に画像形成装置1で印刷処理が行われたとしても、その間における印刷間隔時間は計時されない。また、土曜日、日曜日においては、終日メイン電源の供給はされないため、終日に渡って印刷間隔時間は計時されない。
平均時間算出部12−3は、各曜日ごとに、予約された開始時刻から終了時刻までの間に第一計時部12−1により計時された経過時間の平均時間を算出する。したがって、本第三実施形態に係る画像形成装置1において、メイン電源が供給されていない間の印刷処理間隔は、第一計時部12−1の計時対象外とすることができる。
モード切換部12―5は、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、印刷終了時の曜日に対応する平均時間に達したとき、省エネモードを解除すする。
モード切換部12―5は、第二計時部12−4により計時されている経過時間が、印刷終了時の曜日に対応する平均時間に達したとき、省エネモードを解除すする。
また、本第三実施形態に係る画像形成装置1の入力手段50においては、上記第一実施形態で述べた機能の他、週間予約部12−6における各曜日のメイン電源の供給開始時刻及び終了時刻を設定することもできる。
なお、ここで述べた機能以外については、上記第一実施形態と共通するため、その説明は省略する。
なお、ここで述べた機能以外については、上記第一実施形態と共通するため、その説明は省略する。
次に、本第三実施形態に係る画像形成装置における間隔時間データの蓄積手順、及び電力供給モードの切り換え手順について、図4及び図5を参照して説明する。
本第三実施形態における間隔時間データの蓄積手順、及び電力供給モードの切り換え手順については、上記第一実施形態と大きく異なる点はなく、ともに週間予約部14−6により各曜日単位で予約された開始時刻から終了時刻の間において、同様の処理が行われる。
すなわち、図4及び図5に示した始めのステップの前段階において、現在時刻はメイン電源供給時間帯であるか否かを判断するステップの処理が設けられている。そして、電源供給時間帯であると判断されれば、それぞれ図4又は図5に示した処理を実行する。また、電源供給時間帯であると判断されなければ、電源供給時間帯となるのを待つ。
本第三実施形態における間隔時間データの蓄積手順、及び電力供給モードの切り換え手順については、上記第一実施形態と大きく異なる点はなく、ともに週間予約部14−6により各曜日単位で予約された開始時刻から終了時刻の間において、同様の処理が行われる。
すなわち、図4及び図5に示した始めのステップの前段階において、現在時刻はメイン電源供給時間帯であるか否かを判断するステップの処理が設けられている。そして、電源供給時間帯であると判断されれば、それぞれ図4又は図5に示した処理を実行する。また、電源供給時間帯であると判断されなければ、電源供給時間帯となるのを待つ。
したがって、本第三実施形態に係る画像形成装置1によれば、週間予約部12−6は、メイン電源の供給の開始時刻と終了時刻を各曜日単位で予約することができるので、曜日ごとに画像形成装置1の使用開始時刻又は使用終了時刻に偏りがある場合であっても、適切な平均印刷間隔時間を算出することができる。
例えば、上記第二実施形態で用いた図6に示す、蓄積された印刷間隔時間データの例によれば、月曜日〜金曜日の0:00〜7:00及び20:00〜24:00の間は、殆んど印刷処理がされていない。また、土曜日,日曜日のデータについては図示していないが、終日に渡って印刷処理が殆んどない。
このように曜日単位によって画像形成装置1の使用頻度に偏りがある場合にまで、24時間一括して平均印刷間隔時間を算出してしまうと、その安定性に欠ける。
例えば、上記第二実施形態で用いた図6に示す、蓄積された印刷間隔時間データの例によれば、月曜日〜金曜日の0:00〜7:00及び20:00〜24:00の間は、殆んど印刷処理がされていない。また、土曜日,日曜日のデータについては図示していないが、終日に渡って印刷処理が殆んどない。
このように曜日単位によって画像形成装置1の使用頻度に偏りがある場合にまで、24時間一括して平均印刷間隔時間を算出してしまうと、その安定性に欠ける。
しかし、本構成による画像形成装置1は、週間予約部12−6により予約されている画像形成装置1の使用開始時刻前や使用終了時刻後の時間帯を第一計時部12−1の計時対象から除くことができる。したがって、平均印刷間隔時間を無闇に長くしてしまうことがなく、適切な平均印刷間隔時間を算出することができる。
このため、画像形成装置1は、過去の適切な時間帯における印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができるとともに、曜日により画像形成装置1の使用開始・終了時刻に偏りがある場合であっても、利用者が、印刷処理を行うタイミングを予測して省エネモードから復帰させることができる。
このため、画像形成装置1は、過去の適切な時間帯における印刷処理操作から平均して求めたタイミングで省エネモードから復帰させることができるとともに、曜日により画像形成装置1の使用開始・終了時刻に偏りがある場合であっても、利用者が、印刷処理を行うタイミングを予測して省エネモードから復帰させることができる。
以上、本発明の画像形成装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る画像形成装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記第二,第三実施形態においては、第一計時部12−1により計時された印刷間隔時間を、時間帯または曜日を振り分け単位として区分していたが、これに限るものではなく、時間帯,曜日,月,週,日,時,分,暦のいずれかを含む所定の振り分け単位に区分することもできる。この場合にも、振り分けて蓄積した、その振り分け単位ごとに平均時間を求めることにより、正確に印刷処理を行うタイミングを予測して省エネモードから復帰させることができる。
なお、暦単位による振り分けは、暦の情報に基づいて平日、又は休日(土曜日,日曜日,祝日)のいずれかに振り分けるものとする。
例えば、上記第二,第三実施形態においては、第一計時部12−1により計時された印刷間隔時間を、時間帯または曜日を振り分け単位として区分していたが、これに限るものではなく、時間帯,曜日,月,週,日,時,分,暦のいずれかを含む所定の振り分け単位に区分することもできる。この場合にも、振り分けて蓄積した、その振り分け単位ごとに平均時間を求めることにより、正確に印刷処理を行うタイミングを予測して省エネモードから復帰させることができる。
なお、暦単位による振り分けは、暦の情報に基づいて平日、又は休日(土曜日,日曜日,祝日)のいずれかに振り分けるものとする。
また、上記実施形態に係る画像形成装置は、画像処理プログラムに制御されるコンピュータにより実行することができる。画像形成装置の画像処理プログラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、その他コンピュータで読み取り可能な任意の手段を使用することができる。
また、記録媒体に記録された画像形成装置の画像処理プログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしても良い。
また、記録媒体に記録された画像形成装置の画像処理プログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしても良い。
複数の利用者に共有して使用される復号装置やネットワークプリンタなどに好適に利用することが可能である。
1 画像形成装置
2 ネットワーク
3a,3b 情報端末装置
10 制御部
11 画像処理部
12 電源制御部
12−1 第一計時部(第一計時手段)
12−2 間隔時間蓄積部(間隔時間蓄積手段)
12−3 平均時間算出部(平均時間算出手段)
12−4 第二計時部(第二計時手段)
12−5 モード切換部(モード切換手段)
12−6 週間予約部(週間予約手段)
20 ネットワークインターフェース
30 HDD
40 表示手段
50 入力手段
60 スキャナー部
70 エンジン部
2 ネットワーク
3a,3b 情報端末装置
10 制御部
11 画像処理部
12 電源制御部
12−1 第一計時部(第一計時手段)
12−2 間隔時間蓄積部(間隔時間蓄積手段)
12−3 平均時間算出部(平均時間算出手段)
12−4 第二計時部(第二計時手段)
12−5 モード切換部(モード切換手段)
12−6 週間予約部(週間予約手段)
20 ネットワークインターフェース
30 HDD
40 表示手段
50 入力手段
60 スキャナー部
70 エンジン部
Claims (7)
- 印刷処理の実行されていない状態が所定時間経過すると、省エネモードに移行するモード切換手段を備えた画像形成装置であって、
印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時手段と、
前記第一計時手段により計時された印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積手段と、
前記間隔時間蓄積手段に蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出手段と、
前記印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時手段と
を備え、
前記モード切換手段は、前記第二計時手段により計時されている経過時間が、前記平均時間算出手段により算出された平均時間に達したとき、移行していた前記省エネモードを解除する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記第一計時手段は、前記印刷処理終了時に代えて、省エネモード移行時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時し、
前記第二計時手段は、前記印刷処理終了時に代えて、前記省エネモード移行時からの経過時間を計時する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記間隔時間蓄積手段は、前記第一計時手段により計時された前記印刷間隔時間を、月,週,日,曜日,時,分,時間帯,暦のいずれかを含む所定の振り分け単位で振り分けて蓄積し、
前記平均時間算出手段は、振り分け単位ごとに、前記間隔時間蓄積手段に蓄積された印刷間隔時間の平均時間をそれぞれ算出し、
前記モード切換手段は、前記第二計時手段により計時されている経過時間が、この経過時間に対応する前記振り分け単位における前記平均時間に達したとき、前記省エネモードを解除する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
メイン電源の供給の開始時刻と終了時刻とを各曜日単位で予約する週間予約手段を備え、
前記平均時間算出手段は、前記各曜日ごとに、予約された開始時刻から終了時刻までの間に前記第一計時手段により計時された経過時間の平均時間を算出し、
前記モード切換手段は、前記第二計時手段により計時されている経過時間が、前記印刷終了時の曜日に対応する前記平均時間に達したとき、前記省エネモードを解除する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記モード切換手段は、前記第二計時手段により計時されている経過時間が、前記平均時間から安定化時間を差し引いた時間に達したとき、前記省エネモードを解除することを特徴とする画像形成装置。 - 印刷処理の実行されていない状態が所定時間経過すると、省エネモードに移行する第一切換ステップを含む画像形成装置の制御方法であって、
前記印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時ステップと、
前記第一計時ステップで計時された印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積ステップと、
前記間隔時間蓄積ステップで蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出ステップと、
前記印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時ステップと、
前記第二計時ステップで計時されている経過時間が、前記平均時間算出ステップで算出された平均時間に達したとき、移行していた前記省エネモードを解除する第二切換ステップと
を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 印刷処理の実行されていない状態が所定時間経過すると、省エネモードに移行する第一切換ステップを含む画像形成装置の制御プログラムであって、
前記印刷処理終了時から次の操作がなされるまでの経過時間からなる印刷間隔時間を計時する第一計時ステップと、
前記第一計時ステップで計時された印刷間隔時間を蓄積する間隔時間蓄積ステップと、
前記間隔時間蓄積ステップで蓄積された印刷間隔時間の平均時間を算出する平均時間算出ステップと、
前記印刷処理終了時からの経過時間を計時する第二計時ステップと、
前記第二計時ステップで計時されている経過時間が、前記平均時間算出ステップで算出された平均時間に達したとき、移行していた前記省エネモードを解除する第二切換ステップと
を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003364808A JP2005128318A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003364808A JP2005128318A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005128318A true JP2005128318A (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=34643682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003364808A Pending JP2005128318A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 画像形成装置、その制御方法及びその制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005128318A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087353A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Kyocera Mita Corp | 省電力機能を備えた電子機器 |
JP2010014997A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2018187868A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置および画像形成システム |
-
2003
- 2003-10-24 JP JP2003364808A patent/JP2005128318A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008087353A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Kyocera Mita Corp | 省電力機能を備えた電子機器 |
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