JP2005128094A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】全体の高級感を向上すると共に、表示する意匠マークの高級感及び視認性の向上を行うことのできる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】表面パネルの少なくとも一部を構成する透明または半透明の材質で形成されたスイッチノブ14の裏面側から所定の立体的な意匠マーク18を形成し、イグニッションスイッチ部32から供給されるイグニッションキーの動作位置の情報に応じて、イグニッションキーが動作状態位置にある場合、表示制御部34は、スイッチノブ14に形成された立体的な意匠マーク18をバルブ28により集中的に照明し浮き彫り表示する。また、イグニッションキーが非動作位置にある場合、バルブ28の照明を無効にし、意匠マーク18をスイッチノブ14中で無識別化し、スイッチノブ14の表面側から意匠マーク18を見えなくする。
【選択図】図4
【解決手段】表面パネルの少なくとも一部を構成する透明または半透明の材質で形成されたスイッチノブ14の裏面側から所定の立体的な意匠マーク18を形成し、イグニッションスイッチ部32から供給されるイグニッションキーの動作位置の情報に応じて、イグニッションキーが動作状態位置にある場合、表示制御部34は、スイッチノブ14に形成された立体的な意匠マーク18をバルブ28により集中的に照明し浮き彫り表示する。また、イグニッションキーが非動作位置にある場合、バルブ28の照明を無効にし、意匠マーク18をスイッチノブ14中で無識別化し、スイッチノブ14の表面側から意匠マーク18を見えなくする。
【選択図】図4
Description
本発明は、車両用表示装置、特に、車両用表示装置の全体の高級感を向上すると共に、表示する意匠マークの高級感及び視認性の向上を行うことのできる車両用表示装置の改良に関する。
従来から車両に搭載される電子機器、例えば、空気調和装置(以下、エアコンという)やオーディオ機器等では、その動作状態や操作スイッチの位置を明示するために、表面パネル上の各表示位置の意匠マークや操作スイッチ上の意匠マークが裏面側から照明されるようになっている。通常、このような意匠マークは、透光性の部材で表面パネルの表面に形成され、表面パネルの裏面側に配置されたバルブ等のランプの光が、その透光性の部材を通過することにより、あたかも意匠マークが発光しているように見せるものである。例えば、遮光性の表面パネルの表面をマスキングして所望の意匠マークを形成したり、2色成形により、非透光性の部材に意匠マークを示す透光性の部材を挿入配置して、裏面に配置されたバルブにより発光する意匠マークを形成していた。
しかし、一般的な、意匠マークは、前述したように、表面パネルの表面側に配置されているので、平面的な単調な表示のみしか行うことができない。
これに対し、平面的で単調な意匠マークを立体的なものにする手法として、例えば、特許文献1にあるように、透光性を有するプレートの内部に厚みを持たせた意匠マークを彫り込み形成する方法がある。この場合、プレートを表面側から見ると、立体的な意匠マークがプレート内部に浮き上がったように見え、平面的な意匠マークに比べ高級感を出すことができる。
近年、車両における運転席周辺の電子機器についても高級感を求める声があり、中でも表示形態の改善が望まれている。また、同時に、表示内容の視認性の向上も併せて求められている。
そこで、本発明は、車両用表示装置の全体の高級感を向上すると共に、表示する意匠マークの高級感及び視認性の向上を行うことのできる車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、車両用表示装置であって、車両用表示装置であって、表面パネルの少なくとも一部を構成する透明または半透明の材質で形成されたプレートであって、プレート内に裏面側から所定の立体意匠が形成された表面プレートと、前記表面プレートに形成された立体意匠を集中的に照明し立体意匠を浮き彫り表示するバックライトと、イグニッションキーの動作位置に応じて前記バックライトの照明を無効にし、前記立体意匠を表面プレート中で無識別化する表示制御部と、を含むことを特徴とする。
ここで、イグニッションキーの動作位置とは、イグニッションキーがイグニッションスロットに挿入されていない状態や単に挿入された状態、すなわち「OFF」または「LOCK」の位置にある状態、「ACC(アクセサリ)」の位置、「ON」の位置等である。
この構成によれば、イグニッションキーの動作位置に応じて、例えば、差されていない状態や「OFF」の位置にある場合、バックライトの照明が無効、例えば照明がオフされ、表面プレート中で立体意匠が無識別化される。その結果、例えば、イグニッションキーが差されていない状態や「OFF」の位置にある場合、表面プレートの表面側からは、立体意匠の確認がされず、車両用表示装置の表示面がシンプル化される。一方、イグニッションキーが例えば、「ACC」の位置や「ON」の位置の場合には、バックライト部の照明が有効となり、表面プレート中に立体意匠があたかも浮き上がったかのように表示され、車両用表示装置の高級感を増大させる。また、立体的な表示が行われることにより、意匠マークの視認性を向上することができる。また、イグニッションキーの動作位置により立体的な表示を制御することにより、動作開始への期待感を持たせたり、動作終了後の静粛性を持たせたりすることが可能になる。
また、本発明は、上記構成において、前記表面プレートは、当該表面プレートの立体意匠以外の部分への光を遮光する遮光部材を含むことを特徴とする。
ここで、遮光部材は、例えば、表面プレートの裏面に2色成形で配置することができる。
この構成によれば、バックライト部は、立体意匠のみに容易に光を集中させることができる。
また、本発明は、上記構成において、前記立体意匠は、表面プレートの裏面に開口を有する凹形状を呈し、当該凹形状の内面は、透光性を有する色彩膜が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、照明時には立体意匠を所望の色彩で発光させることができると共に、非照明時には、凹形状の後方の目隠しとなり、立体意匠への外光の差し込みを排除し、表面プレート中での立体意匠の無識別化を向上させる。
また、本発明は、上記構成において、前記色彩膜は、スパッタ加工により形成されることを特徴とする。
色彩膜は、バックライト部のからの光を直接透過させるものであるから、その厚みやその均質性により、立体意匠の照明特性が変化する。スパッタ加工の場合、色彩膜の厚みや均質性を高精度に調節可能なので、立体意匠の照明特性を容易に調整管理することができる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の車両用表示装置を適用した電子機器の一例として示したエアコン10の表面パネル12である。表面パネル12には、エアコン10の設定、例えば、モードの選択や空気の吹き出し位置の選択、空気吹き出し量の選択、温度設定等を行う複数のスイッチノブ14が配置されている。また、中央部には、スイッチノブ14の操作状態を一括表示する表示画面16が配置されている。図1は、表示構成の説明のため表面パネル12の表示可能な意匠マーク18及び表示画面16の表示可能な内容を全て表示している。図1に示すように、表面パネル12は、複数の表示プレートとしてのスイッチノブ14及び表示画面16で構成されている。ただし、本実施形態において、表面プレートとしてのスイッチノブ14に含まれる意匠マーク18は、スイッチノブ14の内部に立体的に形成された立体意匠であり、表面パネル12の表面に形成されているものではない。そのため、スイッチノブ14の少なくとも立体意匠の前面側は、透明または半透明の材質、例えば、アクリルやポリカーボネート等で形成されている。スイッチノブ14が半透明の場合、その色は任意であるが、好ましくは、スモーク系のグレーやブラウンが好ましい。また、スイッチノブ14の前側が透明の場合は、スイッチノブ14の裏面に有色の裏打ち材が配置される。
図2には、スイッチノブ14の拡大斜視図が示されている。図2(a)は、表面側斜視図であり、図2(b)は、裏面側斜視図である。図に示すように、本実施形態において、意匠マーク18は、スイッチノブ14(表面プレート)の裏面側から型加工または彫り込み加工により、奥行きのある立体的な形状とされている。図2(a),(b)においては、立体意匠である意匠マーク18として「MODE」を示している。
図3(a)には、スイッチノブ14の正面図、図3(b)には、スイッチノブ14の構造を詳細に示すA−A断面図が示されている。スイッチノブ14は、図3(b)に示すように、多層構造を呈している。図3(b)において、スイッチノブ14の裏面に形成された凹部18aが実際の立体意匠になる。前述したように、意匠マーク18がスイッチノブ14の表面側から見て、浮き上がるようにするために、少なくとも意匠マーク18の前側部材20は透明または半透明の例えば、アクリルやポリカーボネート等で形成されている。また、前側部材20の背面には、後述する光源であるバルブからの光を意匠マーク18のみに集中的に提供する、つまり意匠マーク18以外の部分は光を遮光するための遮光部材22が配置されている。この遮光部材22は遮光効果を有するものであれば、材質や形成方法等は任意である。例えば、塗装や印刷等により遮光性を持たせてもよいが、意匠マーク18部分への遮光部材の入り込み等を防止すると共に、製造を容易に行えるという点で、例えば、スイッチノブ14の成形を2色成形で行うことにより、前側部材20と共に遮光部材22を容易に形成することができる。
なお、凹部18aの部分は、2色形成時に同時に形成してもよいし、前述したように、前側部材20及び遮光部材22で2色形成された板材の遮光部材22側から彫り込み加工を施すことによって形成してもよい。
立体意匠である意匠マーク18の形成が完了したら意匠マーク18部分に透過性のコーティング層24を形成する。このコーティング層24は必ずしも必要ではないが、スイッチノブ14を表面側から見た場合に、内部構造、例えばバルブ等が見えてしまうことを防止するために行うことが望ましい。なお、あくまでバルブ等の光を受けて意匠マーク18が浮かび上がるようにするため、コーティング層24は、透過性を持たせることが必要である。このコーティング層24の形成方法は任意であり、例えば、蒸着、塗装、スパッタ等で行うことが可能である。コスト面からその方法を選択すると塗装がよいが、コーティング層24は光源であるバルブ等の光を直接透過させるものであるから、その厚みやその均質性により、立体意匠の照明特性が変化する。塗装の場合、塗装膜厚が不安定になりやすく管理も容易でない。そこで、膜厚の厚みや均質性を高精度に調節可能なスパッタ加工によりコーティング層24を形成することが好ましい。この場合、立体意匠である意匠マーク18の照明特性もコーティング層24の厚みで容易に調整管理することもできる。なお、図3(b)においては、スイッチノブ14の裏面全面にコーティング層24を形成した例を示しているが、もちろん遮光部材22が存在しない部分、つまり、凹部18aの部分のみでもよい。また、必要に応じて、コーティング層24のさらに上に保護膜を形成してもよい。
ところで、本実施形態において、意匠マーク18は、バルブによる集中的な照明を受けて、スイッチノブ14の表面側から見た場合、立体的に浮き上がるが、照明が無効化された場合、スイッチノブ14の表面側から見た時に、意匠マーク18自体が無識別化、つまり、意匠マーク18自体がスイッチノブ14から消え、スイッチノブ14が無表情の部材になることが、照明・非照明時のメリハリを付ける上でも好ましく、またその変化が高級感を出すことにも寄与する。そのため、コーティング層24は、非照明の場合に、遮光部材22の前側部材20側の色と同化し易い色の色彩膜とすることが好ましい。なお、非照明の場合、透過性のコーティング層24は、バルブ側の黒が強調されるため、遮光部材22側の色をダーク系の色彩にしておけば、コーティング層24の色彩の選択範囲、つまり意匠マーク18の発光色の選択範囲をコーティング層24の色彩選択により拡大することができる。
このように構成されるスイッチノブ14を備えた車両用表示装置の動作について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、車両用表示装置を適用した電子機器の一例として示したエアコン10側の表示制御と、オーディオ26側の表示制御を一括して行う構成を示している。なお、図4は、表示に関し、最低限必要な構成のみを簡略的に図示したものであり、エアコン10やオーディオ26に含まれる複数のスイッチノブ14をまとめて照明する構成を示している。
図4に示すように、スイッチノブ14の背面には、光源であるバルブ28の光を複数のスイッチノブ14に導く導光部材30が配置されている。図3(b)に示すように、スイッチノブ14は、遮光部材22により意匠マーク18の部分のみ光を透過できる構造になっているので、導光部材30を介して、バルブ28の光を拡散しても、意匠マーク18のみの良好な照明を行うことができる。
本実施形態において、意匠マーク18は、エアコン10やオーディオ26の動作時(動作可能時)のみに表示され、非動作時に表示されない、言い換えれば、意匠マーク18の存在を認識させないようにするための制御を行っている。そのため、エアコン10やオーディオ26等の電子機器が現在動作時(動作可能時)であるか、非動作時であるかを判断するために、車両のイグニッションキーの状態を判断するイグニッションスイッチ部32からの信号を表示制御部34が受け付けるようになっている。
イグニッションスイッチ部32は、車両における各電子機器の動作開始を段階的に許容するように、イグニッションキーが非動作状態か否か、すなわちイグニッションキーがイグニッションスロットに差されていないか否か、または差された場合でも「OFF」の位置、或いは「LOCK」の位置にあるか否かの判断、イグニッションキーが差された後、アクセサリ「ACC」の位置であるか否か、さらに、「ON」の位置であるか否か等の判断結果を表示制御部34に供給している。表示制御部34においては、イグニッションキーの位置に応じて、バルブ28の照明を無効にし、意匠マーク18をスイッチノブ14中で無識別化するか否か、または、バルブ28の照明を有効にし、意匠マーク18をスイッチノブ14中で識別化するか否かを制御する。
一例として、図5のフローチャートを用いて表示制御例を示す。
表示制御部34は、常時イグニッションスイッチ部32からの信号を監視し、イグニッションキーの状態が「ACC」か否かの判断を行っている(S100)。もし、イグニッションキーの状態が「ACC」の場合、表示制御部34はオーディオ26側のバルブ28を発光させ、オーディオ26のスイッチノブ14に所定の意匠マーク18が浮き上がるようにする(S101)。もちろん、この状態で、オーディオ26自体の制御部(不図示)が動作可能状態となり、所定のオーディオ制御が可能になる。なお、イグニッションキーが非動作の位置、すなわち、イグニッションスロットに差されていない、または、差されても「OFF」或いは「LOCK」の位置に存在する場合は、表示制御部34はバックライト部、つまりバルブ28の照明を無効にし(例えば消灯)、意匠マーク18をスイッチノブ14(表面プレート)中で無識別化する。
前述したように、意匠マーク18は透明または半透明のスイッチノブ14の内部に形成されているので、照明が無効化された場合、意匠マーク18の部分は、スイッチノブ14の構成部材(透明または半透明の部材)に同化され、識別できなくなる。その結果、スイッチノブ14の表面側からは意匠マーク18が存在しない1枚のプレート部材にしか見えなくなる。
一方、表示制御部34は、イグニッションキーが一度「ACC」の位置に移動した後は、引き続きイグニッションスイッチ部32からの信号の監視を行い、イグニッションキーの状態が非動作位置、すなわち「OFF」の位置、または「LOCK」の位置、あるいはイグニッションスロットから抜き去られたか否かの判断を行う(S102)。もし、イグニッションキーの状態が非動作位置になった場合、表示制御部34はオーディオ26側のバルブ28の照明を無効にし(例えば消灯)、意匠マーク18をスイッチノブ14(表面プレート)中で無識別化し(S103)、一連の処理を終了する。もちろん、この時点で、オーディオ26自体の動作制御も終了する。
一方、ステップ(S102)において、イグニッションキーが非動作位置に移行していない場合、表示制御部34は、イグニッションキーがさらに「ON」の位置に移行したか否かの判断を行う(S104)。もし、「ON」に位置に移行した場合、表示制御部34はエアコン10側のバルブ28を発光させ、エアコン10のスイッチノブ14に所定の意匠マーク18が浮き上がるようにする(S105)。この状態で、エアコン10自体の制御部が動作可能状態となり、所定の空気調和制御が可能になる。
また、表示制御部34はステップ(S104)において、イグニッションキーが「ON」にならなかった場合、ステップ(S102)に戻り、イグニッションキーの移行位置の監視を継続的に行う。
表示制御部34はステップ(S105)において、エアコン10の意匠マーク18を照明した場合、イグニッションキーが「ACC」に戻るか否かの監視を行い(S106)、もし「ACC」に移行した場合には、表示制御部34はエアコン10側のバルブ28の照明を無効にし(例えば消灯)、意匠マーク18をスイッチノブ14(表面プレート)中で無識別化し(S107)、ステップ(S102)に移行し、イグニッションキーがさらに非動作位置に移行するか否かの監視を行い、上述のオーディオ26に関する照明制御を行い、オーディオ26の照明を継続するか、終了するかの判断を行う。なお、この時点では、エアコン10自体の動作制御は終了している。
このように、イグニッションキーの位置に応じて、バルブ28の照明の無効化を行うことにより、照明対象である電子機器が非動作状態の時には、意匠マーク18をスイッチノブ14中で無識別化して、スイッチノブ14を何ら表示の無い無表情の状態とすることができる。一方、イグニッションキーが「ACC」や「ON」のような動作状態に移行した場合には、バルブ28の照明を有効化し、意匠マーク18に集中的に照明を行い意匠マーク18すなわち立体意匠を浮き彫り表示する。その結果、電子機器の動作可能時には、高級感のある立体意匠が表示される。この時、無識別化した時とのメリハリがより強調され、高級感がより向上する。また視認性も向上する。
なお、本実施形態では、表示制御対象の電子機器として、オーディオ26及びエアコン10を例に取って説明したが、車両搭載機器で、固定的なマークの照明を行うものであれば適用可能であり、車両制御のための電子機器や各種スイッチ、エンブレム等においても同様な効果を得ることができる。また、表示制御対象の電子機器の表示開始タイミングは適宜選択可能であり、例えば、イグニッションキーをイグニッションスロットに差したか否かで、立体意匠の識別化、無識別化を行ったり、「ACC」の位置で全ての立体意匠の識別化、無識別化を行ってもよい。。
また、本実施形態では、1つのバルブ28で4個のスイッチノブ14に対する照明を一括して行う例を示したが、1つのバルブ28で照明する数は任意であり、個々のスイッチノブ14の照明を行うようにしてもよい。この場合、スイッチノブ14の操作状態に応じて、個別に発光量を変化させることができる。もちろん、図4の構成に加え、スイッチノブ14の操作時の照明量を増加する個別のバルブを設けてもよい。また、同一のスイッチノブ14に対し、複数ののバルブを準備し、必要に応じて照明色を変化させてもよい。また、バルブの発光量を段階的に変化させ、電子機器の状態に応じて、意匠マーク18の発光量を変化させてもよい。例えば、徐々に照明量を増加したり、減少することにより、表示パターンのバリエーションを増加することが可能になり、表示高級感をさらに増加することができる。
10 エアコン、12 表面パネル、14 スイッチノブ、16 表示画面、18 意匠マーク、18a 凹部、20 前側部材、22 遮光部材、24 コーティング層、26 オーディオ、28 バルブ、30 導光部材、32 イグニッションスイッチ部、34 表示制御部。
Claims (4)
- 車両用表示装置であって、
表面パネルの少なくとも一部を構成する透明または半透明の材質で形成されたプレートであって、プレート内に裏面側から所定の立体意匠が形成された表面プレートと、
前記表面プレートに形成された立体意匠を集中的に照明し立体意匠を浮き彫り表示するバックライトと、
イグニッションキーの動作位置に応じて前記バックライトの照明を無効にし、前記立体意匠を表面プレート中で無識別化する表示制御部と、
を含むことを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記表面プレートは、当該表面プレートの立体意匠以外の部分への光を遮光する遮光部材を含むことを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項2記載の装置において、
前記立体意匠は、表面プレートの裏面に開口を有する凹形状を呈し、当該凹形状の内面は、透光性を有する色彩膜が形成されていることを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項3記載の装置において、
前記色彩膜は、スパッタ加工により形成されることを特徴とする車両用表示装置。
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