JP2005127346A - 中空減速機付き中空モータ - Google Patents

中空減速機付き中空モータ Download PDF

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一夫 三浦
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Abstract

【課題】 エア、油などの配管や電線類の配線を中空減速機部および中空モータ部を貫通して設置することが可能で、組立後にグリス封入する必要がなく、インプットギヤが破損したり摩耗してもインプットギヤのみを交換できる中空減速機付きモータを提供する。
【解決手段】 中空モータ4および中空減速機1より構成される中空減速機付きモータであって、前記中空モータ4に設けられたモータ中空軸41の内周面に歯切り部3を取り付け、中空減速機1の減速機中空軸8の外周面にインプットギヤ2を取り付け、中空モータ4に設けられた歯切り部3をインプットギヤ2と噛み合うようにした中空減速機付きモータにおいて、インプットギヤ2を減速機中空軸8とは別体で構成し、これを減速機中空軸8に取り付けるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、中空減速機付き中空モータに関するもので、特にモータから中空減速機へ貫通する中空穴を確保することで、モータ部から中空減速機部へエア、油などの配管や電線類の配線を中空減速機部と中空モータ部を貫通して設置する中空減速機付き中空モータに関する。
従来の中空減速機付き中空モータは、例えば図2のようになっている。
図2は第1従来技術による中空減速機付き中空モータの側断面図を示している。
図において、1は中空減速機、2は中空減速機側に設けたインプットギヤ、5はモータ側に設けたインプットギヤ、7はモータ(この場合、モータは必ずしも中空タイプである必要は無い)を表している。
モータ7の回転はモータ側のインプットギヤ5を介して中空減速機側のインプットギヤ2へ伝達される。中空減速機1は中空減速機側のインプットギヤ2からの入力を減速し、最終的な出力として取り出すものであった。
しかしながら、第1従来技術では、中空減速機とモータとを同一軸上に配置しようとした場合、モータ側のインプットギヤ5が中空減速機1の中空穴をふさいでしまうことになるため、中空減速機1とモータ7とを同一軸上に配置することができなかった。
このため、中空穴が必要となるような用途に使用しようとした場合、中空減速機とモータとはお互いの中心をずらした位置で配置、設置する必要があった。さらに従来技術では、中空減速機およびモータを固定、設置するための中間ベース6が必要であった。
このため、第1従来技術の中空減速機付きモータは構造が複雑なものとなってしまい、また、使用する側にとっても大きな設置面積が必要となるという問題を抱えていた。
そこで、上記問題点を解決するため、本出願人は先に中空減速機と中空モータとを同一軸上に配置することで、中空穴を確保しつつも全体の構造を簡素化し、設置面積を小さくできる中空減速機付き中空モータを開発した(特許文献1参照)。
特開2002−315261号公報
以下、第2従来技術について図3に基づいて説明する。
図3は第2従来技術の実施例を示す中空減速機付き中空モータの側断面図で、(a)はその第1実施例、(b)は同じく第2実施例を示している。(a)において、11はモータの出力軸となる内部を中空としたモータ中空軸、12は中空減速機本体、13はモータ中空軸に設けられた歯切り部、14はインプットギヤ、15、16はオイルシール、17は減速機内部の空間(潤滑油充填用の空間)、18はモータブラケットを示す。本構造の第1実施例において、モータ中空軸11は中空減速機12の内部を貫通して取り付ける。この時、モータ中空軸11には予め歯切り部13を設けておく。
次に、第2従来技術の第2実施例である図3(b)において、21はモータ中空軸、22は中空減速機本体、23はモータ中空軸に設けられた軸内側歯切り部、24はインプットギヤ、25はモータブラケットを示す。モータ中空軸21は中空減速機22のインプットギヤ24で取り付ける。この時、モータ中空軸21には予め軸内側歯車部23を設けておく。
これにより、モータ中空軸は従来のセンターギヤと同等の機能を果たすようになり、モータのトルクをインプットギヤ14、24へ伝達できるとともに、モータ部から減速機部へと貫通する中空穴を確保することができる。
さらに、第1実施例の減速機の開放部についてはオイルシール15および16にてシールし、外部と遮断する。第2実施例については、グリース封入型の中空減速機22を用いることにより外部と遮断する。これにより、従来のキャップを使用した場合と同様の効果が得られる。上記の構造とすることで、モータブラケット18,25を直接中空減速機へ取り付けることができ、従来必要だったモータ部と減速機部の間のベースを省略することができる、というものであった。
ところが、第2従来技術の第1実施例では、ギヤの構造は密閉構造ではなく、開放構造となっているため、モータ部のシャフトをギヤ部に貫通させて、シャフトとギヤの空間にグリスを充填するものとなっている(回転部はオイルシールでシール)。すなわち、シャフトとギヤの組立後にグリス封入するため、グリス封入作業が難しく、グリス量の管理が難しい。封入状況が目視確認できないため、グリスが正しく封入されているかの確認が困難であった。また、構造上、ギヤとモータとの間にも本来不要なグリスを封入するため、グリスが多量に必要となった。分解時にグリスが流れ出るため、分解・組立時にグリス再封入が必要となった。
また、第2実施例では、インプットギヤが前記減速機の減速機中空軸と一体で構成されているので、何らかの理由でインプットギヤが破損したり摩耗したとき、減速機全体を取り替える必要があり、省資源の面から問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、エア、油などの配管や電線類の配線を中空減速機部および中空モータ部を貫通して設置することが可能で、組立後にグリス封入する必要がなく、インプットギヤが破損したり摩耗してもインプットギヤのみを交換できる中空減速機付きモータを提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、請求項1記載の発明は、中空モータおよび中空減速機より構成される中空減速機付きモータであって、前記中空モータに設けられたモータ中空軸の内周面に歯切り部を取り付け、前記中空減速機の減速機中空軸の外周面にインプットギヤを取り付け、前記中空モータに設けられた前記歯切り部を前記インプットギヤと噛み合うようにした中空減速機付きモータにおいて、前記インプットギヤを減速機中空軸とは別体で構成し、これを前記減速機中空軸に取り付けたことを特徴とする。
このようになっているため、中間ベース6が不要となり、全体の構成を簡素化することが可能となる。また、このような構成とすることで設置面積を小さくでき、設置場所設定の自由度を高めることが可能となる。
さらに、中空減速機部から中空モータ部へ貫通した中空穴を設けることができるため、エア、油などの配管や電線類の配線を中空減速機部、中空モータ部を貫通して設置することが可能となる。
中空減速機と中空モータとを同一軸上に配置することにより、中空減速機側からモータ側へと貫通する中空穴を確保しつつも、全体の構造は簡素なものとなり、従来技術による構造に比べ小さな設置面積でも設置できる。
第2従来技術に係る中空減速機付きモータと比較しても、ギヤは密閉タイプで、グリスの充填もギヤ単体で完結しているため、組立後にグリス封入する必要がなく、したがってグリス封入作業に伴う上記問題(グリス量の管理が難しい。グリスが正しく封入されているかの確認が困難)が無い。また、グリスを充填するのはギヤ部のみであるので、グリスが少量で済む。ギヤ部とモータ部がそれぞれ独立した構造となっているため、分解時にグリスが流れ出ることはなく、したがって分解・組立時にグリスの再封入のような問題は無い。
また、インプットギヤを別体で構成し、これを前記中空減速機の減速機中空軸に取り付けるようにしたので、何らかの理由でインプットギヤが破損したり摩耗しても、中空減速機全体を取り替える必要がなく、別体のインプットギヤのみを交換するだけで済むので、省資源に寄与する。
以下、本発明の具体的実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明による中空減速機付き中空モータの構造を示す側断面図である。
図において、1は中空減速機、2はインプットギヤ、3はモータ中空軸の歯切り部、4は中空モータ本体、41はモータ中空軸、8は中空減速機中空軸を表す。中空モータ4の出力はモータ中空軸の歯切り部3からインプットギヤ2を介し、中空減速機1へと伝達される。インプットギヤ2は減速機中空軸8とは別体で構成し、別体のインプットギヤ2を減速機中空軸8に取り付けて一体化している。中空減速機側ではインプットギヤ2からの入力を減速し、最終的な出力として取り出す。
このように、中空モータ4のモータ中空軸に歯切りを行い、中空減速機1の入力軸である減速機中空軸とインップトギヤ2を介して結合することで両者を同一軸上に配置することができる。また、本発明による方法で中空減速機1と中空モータ4を結合することで、従来必要であった中間ベース6が不要となり、構造を簡素化することができる。
その結果、設置面積を小さくすることが出来、設置場所設定の自由度を高めることが可能となる。さらに、中空減速機部から中空モータ部へ貫通した中空穴を設けることができるため、エア、油などの配管類や配線類を中空減速機部、中空モータ部を貫通して設置することが可能となる。
中空減速機と中空モータとを同一軸上に配置することにより、中空減速機側からモータ側へと貫通する中空穴を確保しつつも、全体の構造は簡素なものとなり、従来技術による構造に比べ小さな設置面積でも設置できる。
本発明を従来技術に係る中空減速機付きモータと比較しても、ギヤは密閉タイプで、グリスの充填もギヤ単体で完結しているため、組立後にグリス封入する必要がなく、したがってグリス封入作業に伴う上記問題(グリス量の管理が難しい。グリスが正しく封入されているかの確認が困難)が無い。また、グリスを充填するのはギヤ部のみであるので、グリスが少量で済む。ギヤ部とモータ部がそれぞれ独立した構造となっているため、分解時にグリスが流れ出ることはなく、したがって分解・組立時にグリスの再封入のような問題は無い。
また、インプットギヤを別体で構成し、これを前記中空減速機の減速機中空軸に取り付けるようにしたので、何らかの理由でインプットギヤが破損したり摩耗しても、中空減速機全体を取り替える必要がなく、別体のインプットギヤのみを交換するだけで済むので、省資源に寄与する。
本発明の実施例を示す中空減速機付き中空モータの側断面図である。 第1従来技術による中空減速機付き中空モータの側断面図である。 第2従来技術の実施例を示す中空減速機付き中空モータの側断面図で、(a)は第1実施例、(b)は第2実施例を示している。
符号の説明
1 中空減速機(本体)
2 インプットギヤ
3 歯切り部
4 中空モータ(本体)
41 モータ中空軸
8 減速機中空軸

Claims (1)

  1. 中空モータおよび中空減速機より構成される中空減速機付きモータであって、前記中空モータに設けられたモータ中空軸の内周面に歯切り部を取り付け、前記中空減速機の減速機中空軸の外周面にインプットギヤを取り付け、前記中空モータに設けられた前記歯切り部を前記インプットギヤと噛み合うようにした中空減速機付きモータにおいて、
    前記インプットギヤを減速機中空軸とは別体で構成し、これを前記減速機中空軸に取り付けたことを特徴とする中空減速機付きモータ。
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