JP2005125823A - 自動灰皿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 煙草を吸いたいと思うと、又は煙草を吸い始めると同時に手を触れることなく灰皿の蓋部が自動的に開放される自動灰皿装置を得る。
【解決手段】 制御装置50を煙感知センサ48及び灰皿の蓋部16を開閉させるモータ52と接続させ、煙感知センサ48によって車室内に発生する煙が感知されると、制御装置50へ信号を出力するようにしている。煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ入力されると、制御装置50は、モータ52を駆動させ、灰皿の蓋部16を自動的に開放させて灰皿が使用状態となるようにすることで、煙草を吸い始めると同時に手を触れることなく灰皿の蓋部16が開放されることとなるため、大変便利である。
【選択図】 図6

Description

本発明は、車両室内に設けられた灰皿に関するものである。
一般的に、車両の運転席と助手席との間に配置されたセンターコンソールには、吸殻を収納する収納部に対して蓋部が回動可能となった灰皿が設けられており、手動により蓋部を開放させて、灰皿を使用可能な状態としている。灰皿は吸殻や灰等を捨てること以外に、非使用状態において、煙草の臭いを室内へ流出させないようにするため、喫煙中以外は蓋部が閉止された状態となっている。
したがって、車室内で喫煙をするとき、蓋部を手動で毎回開放させなければならず、運転手が喫煙をする際には、運転中に目視にて蓋部を探さなければならないという不都合があった。このため、既に本出願人が提案している特願2003−167841号による静電容量式センサを用い、蓋部にセンサ電極を配設して、該センサ電極に手を触れるだけで蓋部を開放させるようにする方法がある。
しかしながら、究極的には煙草を吸いたいと思うと、又は煙草を吸い始めると同時に手を触れることなく灰皿の蓋部が自動的に開放されることが望ましい。
本発明は上記事実を考慮し、煙草を吸いたいと思うと、又は煙草を吸い始めると同時に、手を触れることなく灰皿の蓋部が自動的に開放される自動灰皿装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、車両室内に設けられた灰皿を移動させ、使用状態又は非使用状態とする駆動手段と、前記車両室内に設けられた煙を感知する煙感知センサと、前記煙感知センサからの信号に基づいて、前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とする制御手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、車両室内に設けられた灰皿は、駆動手段によって移動し、使用状態又は非使用状態となる。一方、車両室内には煙を感知する煙感知センサを配設しており、煙感知センサからの信号が制御手段へ入力されると、制御手段によって駆動手段を操作し、灰皿を自動的に移動させて使用可能な状態とする。
このように、煙感知センサによって煙を感知させ、これにより制御手段によって灰皿を使用可能な状態とすることで、煙草を吸い始めると同時に、手を触れることなく灰皿が自動的に使用可能な状態となるため、大変便利である。
請求項2に記載の発明は、車両室内に設けられた灰皿を覆う蓋部を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段と、前記車両室内に配設され、煙を感知する煙感知センサと、前記煙感知センサからの信号に基づいて、前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とする制御手段と、を有することを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、車両室内に設けられた灰皿を覆う蓋部は、駆動手段によって移動し、蓋部の開閉によって灰皿を使用状態又は非使用状態としている。一方、車両室内には煙を感知する煙感知センサを配設しており、煙感知センサからの信号が制御手段へ入力されると、制御手段によって駆動手段を操作し、灰皿の蓋部を自動的に開放させて灰皿を使用可能な状態とすることで、請求項1に記載の発明と略同一の効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、車両室内に設けられた灰皿を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段と、前記車両室内に配設され、煙草の熱源を感知する熱源感知センサと、前記熱源感知センサからの信号に基づいて、前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とする制御手段と、を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、車両室内には煙草の熱源を感知する熱源感知センサを配設しており、熱源感知センサからの信号が制御手段へ入力されると、制御手段によって駆動手段を操作し、灰皿を自動的に移動させて使用可能な状態とする。
このように、熱源感知センサによって煙草の熱を感知させ、これにより制御手段によって灰皿を使用可能な状態とすることで、灰皿を使用したいときに、手を触れることなく灰皿が自動的に使用可能な状態となるため、大変便利である。
請求項4に記載の発明は、車両室内に設けられた灰皿を覆う蓋部を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段と、前記車両室内に配設され、煙草の熱源を感知する熱源感知センサと、前記熱源感知センサからの信号に基づいて、前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とする制御手段と、を有することを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、車両室内には煙草の熱源を感知する熱源感知センサを配設しており、熱源感知センサからの信号が制御手段へ入力されると、制御手段によって駆動手段を操作し、灰皿の蓋部を自動的に開放させて灰皿を使用可能な状態とすることで、請求項3に記載の発明と略同一の効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の自動灰皿装置において、前記煙センサ又は前記熱源感知センサからの信号に基づいて、前記制御手段が車両室内に備えられた換気手段を操作して車室内を換気することを特徴としている。
車室内で喫煙するとき、車室内には煙が充満するため、車室内用の空調装置を用いて車室内へ外気を導入し、車室内を換気する必要があるが、車室内へ外気を導入するためには、センターコンソールに配設された空調装置用の操作パネルを操作しなければならず、目視により操作パネルの操作スイッチを選択して押圧することとなる。
このため、請求項5に記載の発明では、煙感知センサ又は熱源感知センサからの信号が制御手段へ入力されると、制御手段によって、車両室内に備えられた換気手段を操作し、車室内へ外気を導入するようにしている。したがって、喫煙するときに空調装置用の操作パネルを見て操作スイッチを選択する必要はなく、車室内へは自動的に外気が導入され、換気されることとなるため、大変便利である。
請求項6に記載の発明は、車両室内に設けられた灰皿を移動させ、使用状態又は非使用状態とする駆動手段を備え、車両室内に設けられたシガーライターを押圧すると、制御手段が前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とすると共に、車両室内に備えられた換気手段を操作して車両室内を換気することを特徴としている。
請求項6に記載の発明では、車両室内に設けられた灰皿は、駆動手段によって移動し、使用状態又は非使用状態となる。一方、車両室内にはシガーライターが配設されており、このシガーライターを押圧すると、制御手段によって、駆動手段を操作し、灰皿を自動的に移動させ使用状態とすると共に、車両室内に備えられた換気手段を操作して、車両室内へ外気を自動的に導入し車両室内を換気するため利便性が良い。
シガーライターは通常煙草の着火用に用いられ、このシガーライターを押圧するということは、これから喫煙するということを意味し、煙草を吸いたいと思うと同時に手を触れることなく灰皿が自動的に移動して使用可能な状態となり、車両室内が換気されることとなる。
請求項7に記載の発明は、車両室内に設けられた灰皿を覆う蓋部を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段を備え、車両室内に設けられたシガーライターを押圧すると、制御手段が前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とすると共に、車両室内に備えられた換気手段を操作して車両室内を換気することを特徴としている。
請求項7に記載の発明では、車両室内に設けられた灰皿を覆う蓋部は、駆動手段によって移動し、蓋部の開閉によって灰皿を使用状態又は非使用状態としている。一方、車両室内にはシガーライターが配設されており、このシガーライターを押圧すると、制御手段によって、駆動手段を操作し、灰皿の蓋部を自動的に開放させると共に、車両室内に備えられた換気手段を操作して、車両室内を換気することで、請求項6に記載の発明と略同一の効果を得ることができる。
本発明は、上記構成としたので、請求項1〜4の何れかに記載の発明では、煙草を吸い始めると同時に、手を触れることなく灰皿の蓋部が自動的に開放されることとなるため、大変便利である。
請求項5に記載の発明では、喫煙するときに空調装置用の操作パネルを見て操作スイッチを選択する必要はなく、車室内へは自動的に外気が導入され、換気されることとなるため、大変便利である。
請求項6又は7に記載の発明では、煙草を吸いたいと思うと同時に手を触れることなく灰皿の蓋部が自動的に開放され、車両室内が換気されることとなる。
以下、本発明の実施の形態に係る自動灰皿装置について説明する。
図1〜図3には、本発明の実施の形態に係る自動灰皿装置10が示されている。この自動灰皿装置10は車両の運転席と助手席との間に位置するセンターコンソール12に配置されており、箱状の灰皿14と灰皿14を開閉する蓋部16とで構成され、蓋部16が露出した状態でセンターコンソール12に凹設された凹部(図示省略)内に収容されている。そして、蓋部16が開放された状態(図3参照)で灰皿14が使用状態となり、蓋部16が閉止された状態(図2参照)で灰皿14が非使用状態となる。
また、図3及び図4に示すように、灰皿14の幅方向の一側壁には、ギア収納部18が設けられており、複数のギア26等が配設可能となっている。ギア収納部18の底部には、載置台22が設けられており、正逆回転可能なモータ24が載置されている。このモータ24にはウォームギア20が直結されており、モータ24が作動すると、モータ24の駆動力がウォームギア20へ伝達される。
このウォームギア20は軸部28に配設されたトルクリミッタ30を構成するギア34と噛み合っている。また、トルクリミッタ30にはクラッチギア32を備えており、ウォームギア20からの駆動力がギア34へ伝達されると、ギア34に固定された軸部28を介してクラッチギア32が回転する。このクラッチギア32にはギア26が噛み合っており、クラッチギア32の回転力はギア26へ伝達される。
ここで、クラッチギア32は所定値以上のトルクが負荷されると、軸部28に対して空転するようになっており、クラッチギア32と軸部28及びギア34との間で、駆動力が伝達されないようにして、モータ24に所定値以上のトルクが負荷されないようにしている。
一方、蓋部16の軸板16Aには、セクタギア36が形成されており、このセクタギア36がギア26に噛み合っている。これにより、ギア26に回転力が伝達されると、セクタギア36を介して蓋部16が回動し、灰皿14が開放又は閉止される。
ところで、図5(A)、(B)に示すように、セクタギア36の裏面側には、位置検出片62、64がセクタギア36の半径方向に沿ってセクタギア36の外縁部から張り出している。
位置検出片62、64の移動軌跡上には、断面が略U字状に形成された位置検出センサ65としてのフォトインタラプタ66が配設されており、位置検出片62、64によって、フォトインタラプタ66の側壁間を透過する光を遮断可能としている。
また、位置検出片64の移動軌跡上には、フォトインタラプタ66と略同一のフォトインタラプタ68も配設されており、位置検出片64によって、フォトインタラプタ68の側壁間を透過する光を遮断可能としている。
図5(A)に示すように、蓋部16が閉止された状態では、位置検出片64はフォトインタラプタ66の側壁の間に位置し、フォトインタラプタ66の光は遮断されるが、フォトインタラプタ68の光は側壁間を透過する状態が維持される。
また、図5(B)に示すように、蓋部16が開放又は閉止途中の状態では、位置検出片64、62がフォトインタラプタ66の側壁間を通過し、フォトインタラプタ66の光は位置検出片64、62の通過時において遮断されるが、フォトインタラプタ68の光は側壁間を透過する状態が維持される。
さらに、図4に示すように、蓋部16が開放された状態では、位置検出片64がフォトインタラプタ68の側壁間に位置し、フォトインタラプタ68の光は遮断されるが、フォトインタラプタ66の光は側壁間を透過する状態が維持される。
フォトインタラプタ66、68はそれぞれモータ52と接続された制御装置50(図6参照)に接続されており、フォトインタラプタ66、68の光が遮断されたか否かが制御装置50へ入力される。これにより、制御装置50では蓋部16が開放又は閉止された状態であることが認識され、モータ24を駆動停止させる。
一方、図3に示すように、蓋部16の自由端部上面の運転席側には、蓋部16の上面に手掛け部38が立設しており、手を引っ掛けて蓋部16を開閉できるようにしている。また、灰皿14の内壁面には、断面が逆L字状を成し、灰皿14の内側へ向かって水平方向に張り出す火消し部40が設けられている。この火消し部40の水平部42には、3つの穴部42Aが穿設されており、水平部42の表面が凹凸状となっている。この水平部42に煙草の火種部分を押し付けることで煙草の火を消すことができる。
また、図1に示すように、灰皿14の隣りには、凹部44が凹設されており、凹部44の中央部には、図示しないバッテリーと接続するソケット(図示省略)が配設されている。このソケット内にはシガーライター46が突出した状態で配設されており、ソケットの奥方へ押圧可能となっている。
このシガーライター46を押圧した状態で、シガーライター46はソケットを介してバッテリーに接続され、シガーライター46に備えられた電熱線が加熱される。このように加熱した状態の電熱線に煙草の先端部を接触させることで、煙草に火を付けることができる。
ところで、運転席側のルーフ47には、煙感知センサ48が配設されており、立ち昇る煙を感知できるようになっている。ここで、煙感知センサ48は、放射線の電離作用を利用して煙による電離電流の変化を感知するという、いわゆる「イオン化式」を用いるが、煙による光の透過度の変化を利用する「光電式」を用いても良い。
また、煙感知センサ48は、図6に示すように、制御装置50と接続されており、煙感知センサ48によって、車室内に発生する煙が感知されると、制御装置50へ信号が出力される。
一方、制御装置50は、灰皿14の蓋部16を開閉させるモータ52と接続しており、煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ入力されると、モータ52を駆動させて蓋部16を開放させ灰皿14を使用状態とする。また、制御装置50は、空調装置54に備えられたファンモータ56と接続しており、煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ入力されると、ファンモータ56を駆動させる。
ここで、制御装置50は、空調装置54のモード切替えダンパ58と接続しており、煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ信号が入力されると、モード切替えダンパ58を動作させて、車室外と車室内とを連通させるようにする。これにより、煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ入力され、ファンモータ56が駆動すると、車室内へ外気が導入されることとなり、車室内が換気される。
なお、煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ入力されるとき、車室外と車室内とが既に連通された状態の場合は、モード切替えダンパ58は動作しない。
次に、本発明の実施の形態に係る自動灰皿装置の作用について説明する。
図6に示すように、本形態では、制御装置50を煙感知センサ48及び灰皿14の蓋部16を開閉させるモータ52と接続させ、煙感知センサ48によって車室内に発生する煙が感知されると、制御装置50へ信号を出力するようにしている。
煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ入力されると、制御装置50は、モータ52を駆動させ、灰皿14の蓋部16を自動的に開放させて灰皿14が使用状態となるようにしている。これにより、煙草を吸い始めると同時に手を触れることなく灰皿14の蓋部16が開放されることとなるため、大変便利である。
また、制御装置50を空調装置54のファンモータ56及びモード切替えダンパ58と接続させ、煙感知センサ48によって車室内に発生する煙が感知され、制御装置50へ信号が入力されると、制御装置50は、ファンモータ56を駆動させると共に、モード切替えダンパ58を動作させ、車室外と車室内とを連通させるようにしている。これにより、煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ入力されると、ファンモータ56が駆動し、車室内へ外気が導入され、車室内が換気されることとなる。
例えば、手動により車室内へ外気を導入させるようにする場合、センターコンソール12に配設された空調装置54用の操作パネル60(図1参照)を操作しなければならず、目視により操作パネル60に表示されたモード(車室内の空気を循環或いは車室内へ外気を導入する)を選択しなければならない。
このため、煙感知センサ48からの信号が制御装置50へ入力されると、制御装置50によって、自動的に車室内へ外気を導入させるようにすることで、喫煙すると、自動的に換気がなされるため、操作パネル60を操作する必要はなく、大変便利である。
なお、ここでは、灰皿14の蓋部16が自動的に開放するということについて説明したが、該蓋部16を手動で開放しても良いのは勿論のことであり、この場合、クラッチギア32が空転するため、モータ24に所定値以上のトルクが負荷されることはない。
また、本形態では、車室内に発生する煙が感知されると、制御装置50によって、モータ52を駆動させ灰皿14を自動的に使用可能な状態にすると共に、モード切替えダンパ58を動作させファンモータ56を駆動させて、外気を自動的に導入して車室内を換気するようにしたが、両者を必ずしも満足させなければならないということはなく、どちらか一方を満足させるようにしても良い。
さらに、本形態では、煙感知センサ48を用い、車室内に発生する煙を感知させるようにしたが、これに限るものではない。例えば、熱源感知センサとしての赤外線センサを用いても良く、この場合、例えば、図1に示すように、灰皿14の近傍に赤外線センサ70を配設し、赤外線センサ70によって、煙草の熱源から放出される赤外線エネルギーを検出して、喫煙状態を感知させるようにしても良い。
また、これ以外にも、ホコリセンサを用いて煙の粒子を感知させるようにしても良いし、ニオイセンサを用いて、煙草の燃焼時に発生する水素ガスを検出し、喫煙状態を感知させるようにしても良い。
また、ここでは、喫煙している状態を感知すると、制御装置50へ信号が入力されるようしたが、図7に示すように、シガーライター46と制御装置50を接続し、シガーライター46を押圧することで、制御装置50へ信号が入力されるようにしても良い。
シガーライター46は通常煙草の着火用に用いられ、このシガーライター46を押圧するということは、これから喫煙するということを意味し、煙草を吸いたいと思うと同時に手を触れることなく灰皿14の蓋部16が自動的に開放されると共に、外気が自動的に導入され車室内を換気することとなるため、便利である。また、この場合においても、灰皿14の蓋部16の開放及び外気導入を必ずしも満足させなければならないということはなく、どちらか一方を満足させるようにしても良い。
ところで、本形態では、灰皿14に対して蓋部16を開閉させ、蓋部16の開閉によって灰皿14が使用状態又は非使用状態となるようにしたが、図8(A)、(B)に示すように、灰皿72が回動移動により、使用状態又は非使用状態となるタイプに適用させても良く、図9(A)、(B)に示すように、灰皿74がスライド移動により使用状態又は非使用状態となるタイプに適用させても良い。
ここで、灰皿74を移動させる駆動手段としては、モータに限らず、ソレノイド76を用い、ソレノイド76に直結され出入するプランジャー78の先端面を灰皿74の後面に固定して、灰皿74をスライドさせるようにしても良い。
本発明の実施の形態に係る灰皿の配置を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る灰皿が閉止された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る灰皿が開放された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る灰皿の駆動系の正面図である。 本発明の実施の形態に係る灰皿の位置を検出する位置検出センサの正面図であり、(A)は蓋部が閉止された状態を示し、(B)は蓋部が開放又は閉止途中の状態を示している。 本発明の実施の形態に係る灰皿に備えられた制御装置のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る灰皿に備えられた制御装置の他の例を示すブロック図である。 (A)、(B)は本発明の実施の形態に係る灰皿の他の動作例を示す斜視図である。 (A)、(B)は本発明の実施の形態に係る灰皿のその他の動作例を示す斜視図である。
符号の説明
10 自動灰皿装置
14 灰皿
24 モータ
46 シガーライター
48 煙感知センサ
50 制御装置
52 モータ
54 空調装置(換気手段)
56 ファンモータ(換気手段)
58 モード切替えダンパ(換気手段)
70 赤外線センサ(熱源感知センサ)
72 灰皿
74 灰皿
76 ソレノイド(駆動手段)
78 プランジャー(駆動手段)

Claims (7)

  1. 車両室内に設けられた灰皿を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段と、
    前記車両室内に配設され、煙を感知する煙感知センサと、
    前記煙感知センサからの信号に基づいて、前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とする制御手段と、
    を有することを特徴とする自動灰皿装置。
  2. 車両室内に設けられた灰皿を覆う蓋部を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段と、
    前記車両室内に配設され、煙を感知する煙感知センサと、
    前記煙感知センサからの信号に基づいて、前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とする制御手段と、
    を有することを特徴とする自動灰皿装置。
  3. 車両室内に設けられた灰皿を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段と、
    前記車両室内に配設され、煙草の熱源を感知する熱源感知センサと、
    前記熱源感知センサからの信号に基づいて、前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とする制御手段と、
    を有することを特徴とする自動灰皿装置。
  4. 車両室内に設けられた灰皿を覆う蓋部を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段と、
    前記車両室内に配設され、煙草の熱源を感知する熱源感知センサと、
    前記熱源感知センサからの信号に基づいて、前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とする制御手段と、
    を有することを特徴とする自動灰皿装置。
  5. 前記煙感知センサ又は前記熱源感知センサからの信号に基づいて、前記制御手段が前記車両室内に備えられた換気手段を操作して車両室内を換気することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の自動灰皿装置。
  6. 車両室内に設けられた灰皿を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段を備え、
    車両室内に設けられたシガーライターを押圧すると、制御手段が前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とすると共に、車両室内に備えられた換気手段を操作して車両室内を換気することを特徴とする自動灰皿装置。
  7. 車両室内に設けられた灰皿を覆う蓋部を移動させ、前記灰皿を使用状態又は非使用状態とする駆動手段を備え、
    車両室内に設けられたシガーライターを押圧すると、制御手段が前記駆動手段を操作して前記灰皿を使用状態とすると共に、車両室内に備えられた換気手段を操作して車両室内を換気することを特徴とする自動灰皿装置。
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