JP2005125338A - 連続式混練機の管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現在あるいは毎日、毎月の混練状況、鋳物砂、樹脂および硬化剤の使用量および費用について表示して作業者・管理者がこれらを把握・確認・管理できる装置を提供する。
【解決手段】記憶手段21からのデータの読取りと、鋳物砂投入量計測手段22、樹脂添加量計測手段17および硬化剤添加量計測手段18からの情報の入力に基づき、第1算出手段23により鋳物砂に関する連続式混練機1への投入量と混練時間と投入量に基づく金額を、第2算出手段24により樹脂に関する連続式混練機1への添加量と、添加量と鋳物砂の割合と、添加量に基づく金額を、そして、第3算出手段25により硬化剤に関する連続式混練機1への添加量と、樹脂量との割合と、添加量に基づく金額をそれぞれ計量・計算した後、その結果を表示手段26によって表示する。
【選択図】図1
【解決手段】記憶手段21からのデータの読取りと、鋳物砂投入量計測手段22、樹脂添加量計測手段17および硬化剤添加量計測手段18からの情報の入力に基づき、第1算出手段23により鋳物砂に関する連続式混練機1への投入量と混練時間と投入量に基づく金額を、第2算出手段24により樹脂に関する連続式混練機1への添加量と、添加量と鋳物砂の割合と、添加量に基づく金額を、そして、第3算出手段25により硬化剤に関する連続式混練機1への添加量と、樹脂量との割合と、添加量に基づく金額をそれぞれ計量・計算した後、その結果を表示手段26によって表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、連続式混練機の管理装置に係り、より詳しくは、鋳物砂、樹脂および硬化剤を連続的に混練して自硬性鋳物砂を製造する連続式混練機において前記鋳物砂・樹脂・硬化剤を管理すべくこれらの使用量、費用および相互割合についてそれぞれ計測・算出しかつ表示する連続式混練機の管理装置に関する。
従来、上述した連続式混練機の一つとして、鋳物砂に添加される樹脂、硬化剤等の添加剤をそれぞれ流量計で計量して、実際に添加された量が設定値を逸脱した場合には異常として発信するようにものがある(例えば、特許文献1)。
特開平11−57932号公報
しかし、このように構成された従来の連続式混練機では、現在あるいは毎日、毎月における混練状況、鋳物砂、樹脂および硬化剤の使用量や、これらの費用について表示して作業者・管理者がこれらを容易に把握・確認・管理できるようにした装置はまだ無く、そのため、この種の業界からそのための装置の出現が強く要望されていた。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、現在あるいは毎日、毎月における混練状況、鋳物砂、樹脂および硬化剤の使用量や、これらの費用について表示して作業者・管理者がこれらを容易に把握・確認・管理できる装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明における連続式混練機の管理装置は、鋳物砂、樹脂および硬化剤を連続的に混練して自硬性鋳物砂を製造する連続式混練機において、前記鋳物砂・樹脂・硬化剤を管理すべくこれらの使用量・添加量、費用および相互割合についてそれぞれ計測・算出しかつ表示する装置であって、前記鋳物砂、樹脂および硬化剤に関する使用量、費用および相互割合についてそれぞれ算出するのに必要なデータを記憶する記憶手段と;前記連続式混練機への鋳物砂の投入量を計測する鋳物砂投入量計測手段と;前記連続式混練機への樹脂の添加量を計測する樹脂添加量計測手段と;前記連続式混練機への硬化剤の添加量を計測する硬化剤添加量計測手段と;前記記憶手段からのデータの読取りと前記鋳物砂投入量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における鋳物砂の混練時間と費用をそれぞれ算出する第1算出手段と;前記記憶手段からのデータの読取りと前記樹脂添加量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における前記樹脂と前記鋳物砂の相互割合と、費用をそれぞれ算出する第2算出手段と;前記記憶手段からのデータの読取りと前記硬化剤添加量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における前記樹脂と前記硬化剤の相互割合と、費用をそれぞれ算出する第3算出手段と;前記第1〜第3算出手段による算出結果をそれぞれ表示する表示手段と;を備えたことを特徴とする。
このように構成されたものは、記憶手段からのデータの読取りと、鋳物砂投入量計測手段、樹脂添加量計測手段および硬化剤添加量計測手段からの情報の入力に基づき、第1算出手段により鋳物砂に関する連続式混練機への投入量と混練時間と投入量に基づく金額を、第2算出手段により樹脂に関する連続式混練機への添加量と、添加量と鋳物砂の割合と、添加量に基づく金額を、そして、第3算出手段により硬化剤に関する連続式混練機への添加量と、樹脂量との割合と、添加量に基づく金額をそれぞれ計量・計算した後、その結果を表示手段によって表示する。
以上の説明から明らかなように本発明は、鋳物砂、樹脂および硬化剤を連続的に混練して自硬性鋳物砂を製造する連続式混練機において前記鋳物砂・樹脂・硬化剤を管理すべくこれらの使用量、費用および相互割合についてそれぞれ計測・算出しかつ表示する装置であって、鋳物砂、樹脂および硬化剤を連続的に混練して自硬性鋳物砂を製造する連続式混練機において、前記鋳物砂・樹脂・硬化剤を管理すべくこれらの使用量・添加量、費用および相互割合についてそれぞれ計測・算出しかつ表示する装置であって、前記鋳物砂、樹脂および硬化剤に関する使用量、費用および相互割合についてそれぞれ算出するのに必要なデータを記憶する記憶手段と;前記連続式混練機への鋳物砂の投入量を計測する鋳物砂投入量計測手段と;前記連続式混練機への樹脂の添加量を計測する樹脂添加量計測手段と;前記連続式混練機への硬化剤の添加量を計測する硬化剤添加量計測手段と;前記記憶手段からのデータの読取りと前記鋳物砂投入量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における鋳物砂の混練時間と費用をそれぞれ算出する第1算出手段と;前記記憶手段からのデータの読取りと前記樹脂添加量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における前記樹脂と前記鋳物砂の相互割合と、費用をそれぞれ算出する第2算出手段と;前記記憶手段からのデータの読取りと前記硬化剤添加量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における前記樹脂と前記硬化剤の相互割合と、費用をそれぞれ算出する第3算出手段と;前記第1〜第3算出手段による算出結果をそれぞれ表示する表示手段と;を備えたから、現在あるいは毎日、毎月における混練状況、鋳物砂、樹脂および硬化剤の使用量や、これらの費用について表示して作業者・管理者がこれらについて容易かつ適確に把握・確認・管理できるなどの優れた実用的効果を奏する。
以下、本発明を適用して鋳物砂を連続的に混練する設備の一実施例について図1〜図3に基づき詳細に説明する。本設備は、図2に示すように、連続式混練機1と、この連続式混練機1を制御する制御盤2と、前記連続式混練機1を管理する管理装置3とで構成してある。そして、前記連続式混練機1は、トラフ4内に混練羽根(図示せず)を回転可能に設けた混練機本体5と、混練機本体5にホッパ6内の鋳物砂を搬送する搬送装置7と、前記ホッパ6の排出口と前記搬送装置7の搬入口の間に配設されたゲート式開閉装置8とで構成してある。また、前記混練機本体5には樹脂添加機構9と二組の硬化剤添加機構10・10が装着してあり、これら樹脂添加機構9と二組の硬化剤添加機構10・10においては、それぞれポンプ(図示せず)から吐出された樹脂・硬化剤が配管11〜13の途中に設けた開閉バルブ14〜16および第1・第2流量計17・18を順次通過して前記混練機本体1の前記トラフ4内に添加されるようになっている。
また、前記管理装置3は、図1に示すように、前記鋳物砂、樹脂および硬化剤の使用量、費用と、鋳物砂、樹脂および硬化剤の相互割合についてそれぞれ算出するのに必要なデータを記憶する記憶手段21と;前記連続式混練機1への鋳物砂の投入量を計測する鋳物砂投入量計測手段22と;前記連続式混練機1への樹脂の添加量を計測する樹脂添加量計測手段としての前記第1流量計17と;前記連続式混練機1への硬化剤の添加量を計測する硬化剤添加量計測手段としての前記二組の第2流量計18・18と;前記記憶手段21からのデータの読取りと前記鋳物砂投入量計測手段22からの情報の入力に基づき前記連続式混練機1における鋳物砂の混練時間と費用をそれぞれ算出する第1算出手段23と;前記記憶手段21からのデータの読取りと前記第1流量計17からの情報の入力に基づき前記連続式混練機1における前記樹脂と前記鋳物砂の相互割合と、費用をそれぞれ算出する第2算出手段24と;前記記憶手段21からのデータの読取りと前記鋳物砂投入量計測手段22からの情報の入力に基づき前記連続式混練機1における前記樹脂と前記硬化剤の相互割合と、費用をそれぞれ算出する第3算出手段25と;前記第1〜第3算出手段23〜25による算出結果をそれぞれ表示する表示手段としてのディスプレイ26と;によって構成してある。
そして、前記鋳物砂投入量計測手段22は、前記ゲート式開閉装置8の開口状態の時間を測定するタイマ(図示せず)によって構成してある。
また、前記記憶手段21と、前記第1算出手段23、前記第2算出手段24および前記第3算出手段25はコンピュータ27よって構成してある。
また、前記記憶手段21と、前記第1算出手段23、前記第2算出手段24および前記第3算出手段25はコンピュータ27よって構成してある。
次に、このように構成した設備を用いて鋳物砂、樹脂および硬化剤を連続的に混練する作動について説明する。連続式混練機1のゲート式開閉装置8を所要時間開いてホッパ6内の鋳物砂を搬送装置7を介してトラフ4内に供給し、さらに、樹脂添加機構9と二組の硬化剤添加機構10・10のポンプをそれぞれ所要時間駆動して樹脂・硬化剤をトラフ4内に添加する。これにより、トラフ4内の鋳物砂、樹脂および硬化剤は混練される。
そして、図3に示すように、記憶手段からのデータの読取りと、タイマ、第1流量計17および二組の第2流量計18・18からの情報の入力に基づき、コンピュータ27においては、第1算出手段23により鋳物砂に関する連続式混練機1への投入量と混練時間と投入量に基づく金額を、第2算出手段24により樹脂に関する連続式混練機1への添加量と、添加量と鋳物砂の割合と、添加量に基づく金額を、そして、第3算出手段25により硬化剤に関する連続式混練機1への添加量と、樹脂量との割合と、添加量に基づく金額をそれぞれ計量・算出した後、その結果をディスプレイ26によって表示する。
さらに、コンピュータ29は、毎日および/または毎月における前記鋳物砂・樹脂・硬化剤に関する使用量・添加量、費用および相互割合をついてそれぞれ計測・算出するようにしてもよい。
17 第1流量計
18 第2流量計
21 記憶手段
22 鋳物砂投入量計測手段
23 第1算出手段
24 第2算出手段
25 第3算出手段
26 ディスプレイ
27 コンピュータ
Claims (2)
- 鋳物砂、樹脂および硬化剤を連続的に混練して自硬性鋳物砂を製造する連続式混練機において、前記鋳物砂・樹脂・硬化剤を管理すべくこれらの使用量・添加量、費用および相互割合についてそれぞれ計測・算出しかつ表示する装置であって、
前記鋳物砂、樹脂および硬化剤に関する使用量、費用および相互割合についてそれぞれ算出するのに必要なデータを記憶する記憶手段と;
前記連続式混練機への鋳物砂の投入量を計測する鋳物砂投入量計測手段と;
前記連続式混練機への樹脂の添加量を計測する樹脂添加量計測手段と;
前記連続式混練機への硬化剤の添加量を計測する硬化剤添加量計測手段と;
前記記憶手段からのデータの読取りと前記鋳物砂投入量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における鋳物砂の混練時間と費用をそれぞれ算出する第1算出手段と;
前記記憶手段からのデータの読取りと前記樹脂添加量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における前記樹脂と前記鋳物砂の相互割合と、費用をそれぞれ算出する第2算出手段と;
前記記憶手段からのデータの読取りと前記硬化剤添加量計測手段からの情報の入力に基づき前記連続式混練機における前記樹脂と前記硬化剤の相互割合と、費用をそれぞれ算出する第3算出手段と;
前記第1〜第3算出手段による算出結果をそれぞれ表示する表示手段と;
を備えたことを特徴とする連続式混練機の管理装置。 - 請求項1に記載の連続式混練機の管理装置において、
毎日および/または毎月における前記鋳物砂・樹脂・硬化剤に関する使用量・添加量、費用および相互割合をついてそれぞれ計測・算出することを特徴とする連続式混練機の管理装置。
Priority Applications (1)
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2003
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