JP2005125045A - 健康具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】体表面に密着させて使用するシート状の健康具において、圧電体フィルムの片面に少なくとも1つ以上の電極が設置され、電極部を体表面に接して保持し、該圧電体フィルムが歪むことによって体表面に電気刺激が加わるようにしたことを特徴とする健康具。
【選択図】図2
Description
(1)体表面に密着させて使用するシート状の健康具において、圧電体フィルムの片面に少なくとも1つ以上の電極が設置され、電極部を体表面に接して保持し、該圧電体フィルムが歪むことによって体表面に電気刺激が加わるようにしたことを特徴とする健康具。
(2)体表面に密着させて使用するシート状の健康具において、圧電体フィルムの表、裏の両面に電極が設置されており、該圧電体フィルムが歪むことによって表裏面それぞれに発生する電圧が体表面を電気的に刺激するようにしたことを特徴とする健康具。
(3)圧電体フィルム、あるいは電極が設置されている圧電体フィルムを体表面に密着させ、圧電体フィルムから発生した電圧を電極あるいは導電体を通して体表面の任意の場所を刺激すことができるようにしたことを特徴とする健康具。
(4)圧電体フィルムの屈曲によって発生する電圧が体表面を刺激することを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の健康具。
(5)体表面と接する面に粘着剤が塗布してあることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の健康具。
(6)体表面と接しない面に粘着剤つきのフィルムを貼り付け、健康具を体表面に粘着剤にて貼り付けることを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載の健康具。
(7)体表面に貼り付けたときにツボを刺激するように、表面に凹凸加工が施してあることを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載の健康具。
(8)前記(1)から(7)のいずれかに記載の健康具において、電極材料にチタン材料を含むことを特徴とする健康具。
(9)前記(1)から(8)のいずれかに記載の健康具において、電極材料の結晶構造にアモルファス層を含むことを特徴とする健康具。
(10)前記(1)から(9)のいずれかに記載の健康具が靴の中敷に設置してあることを特徴とする靴。
(11)前記(1)から(9)のいずれかに記載の健康具が肌着の内面に貼り付けてあることを特徴とする肌着。
(12)前記(1)から(9)のいずれかに記載の健康具がサポーターの内面に設置してあることを特徴とするサポーター。
圧電体は、例えば「圧電/電歪アクチュエータ −基礎から応用まで−」内野研二著、森北出版や、「誘電体現象論」株式会社オーム社に記載されているように、圧電体に歪が生じると電圧が発生することが知られている。圧電体の歪みによる電圧発生は、圧縮、引張り、捩れなどがあげられる。特にフィルム状の圧電体を用いた場合、該圧電体フィルムが屈曲した際には、屈曲の山側では引張り、屈曲の谷側では圧縮の歪みが生じるため、圧電体表裏面に大きな電圧が発生する。
また、圧電体フィルムの形状に関しては、円形であろうと、長方形、正方形、三角形などの形に特にこだわらない。サイズは特にこだわらない。
電極の形状はいかなる形でもかまわない。例えば半球状、円錐状、多角形などのものでもよい。特に電極の形状を利用して人体のツボ部を刺激するような構造にしてもかまわない。
(実施例1)
圧電体フィルム10として厚み約50μmのポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いた。このフィルムは厚み方向に分極処理を施してある。この圧電体フィルム上に少なくとも一つ以上の電極として、スクリーン印刷法によってAg電極20を設け、さらにその上部にTi薄膜をスパッタ法にて積層し本発明の健康具を作製した。図1(a)、(b)、(c)はそれぞれ得られた本発明の健康具の斜視図である。なお図においては図面の上側を体表面に貼り付ける面としてあり、その面を表面と称す。
該健康具の表面側すなわち電極面側を体表面に貼り付けた。体表面に貼り付けられた健康具は、人の運動等によって貼り付けた部位が動き、圧電体フィルムが屈曲や圧縮、引張りなどの歪みを受け、歪みを受けた圧電体フィルムは電圧を発生し、体表面に電気刺激を伝えることができた。
(実施例2)
体表面には、保護シートを取り付けたフィルム部30と、電極パッド40をそれぞれ貼り付けた。特にフィルム部30は歩行等の運動により、屈曲が生じやすい場所、例えば足裏、足首などに貼り付け、電極パッド40は体表面のツボ近傍に貼り付けた。体表面に貼り付けられた健康具は、人の運動等によって貼り付けた部位が動き、圧電体フィルムが屈曲や圧縮、引張りなどの歪みを受け、歪みを受けた圧電フィルムは電圧を発生し、体表面に電気刺激を伝えることができた。
(実施例3)
なお、図中の矢印50は分極方向を示している。
本発明の健康具のフィルム部30と電極パッド40をそれぞれ足裏に貼り付けて体表面に電圧を伝えることができた。この状態で日常生活を行ったところ、日常生活の動きに対応して電気刺激を受けることができた。
(実施例4)
(実施例5)
(実施例6)
実施例2で得られた健康具を肘用のサポーターの内側に貼り付けたサポーターを作製した。該サポーターを肘部に装着して、肘を動かすことによって、電気刺激を受けることができ、肘部の血行改善効果が見られた。
20 電極
22 被覆銅線
25 保護フィルム
30 フィルム部
40 電極パッド
50 圧電フィルムの分極方向
60 体表面刺激用凹凸部
70 足裏
Claims (12)
- 体表面に密着させて使用するシート状の健康具において、圧電体フィルムの片面に少なくとも1つ以上の電極が設置され、電極部を体表面に接して保持し、該圧電体フィルムが歪むことによって体表面に電気刺激が加わるようにしたことを特徴とする健康具。
- 体表面に密着させて使用するシート状の健康具において、圧電体フィルムの表、裏の両面に電極が設置されており、該圧電体フィルムが歪むことによって表裏面それぞれに発生する電圧が体表面を電気的に刺激するようにしたことを特徴とする健康具。
- 圧電体フィルム、あるいは電極が設置されている圧電体フィルムを体表面に密着させ、圧電体フィルムから発生した電圧を電極あるいは導電体を通して体表面の任意の場所を刺激すことができるようにしたことを特徴とする健康具。
- 圧電体フィルムの屈曲によって発生する電圧が体表面を刺激することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の健康具。
- 体表面と接する面に粘着剤が塗布してあることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の健康具。
- 体表面と接しない面に粘着剤つきのフィルムを貼り付け、健康具を体表面に粘着剤にて貼り付けることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の健康具。
- 体表面に貼り付けたときにツボを刺激するように、表面に凹凸加工が施してあることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の健康具。
- 請求項1から7のいずれか1項記載の健康具において、電極材料にチタン材料を含むことを特徴とする健康具。
- 請求項1から8のいずれか1項記載の健康具において、電極材料の結晶構造にアモルファス層を含むことを特徴とする健康具。
- 請求項1から9のいずれか1項記載の健康具が靴の中敷に設置してあることを特徴とする靴。
- 請求項1から9のいずれか1項記載の健康具が肌着の内面に貼り付けてあることを特徴とする肌着。
- 請求項1から9のいずれか1項記載の健康具がサポーターの内面に設置してあることを特徴とするサポーター。
Priority Applications (1)
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JP2003400647A JP2005125045A (ja) | 2003-10-26 | 2003-10-26 | 健康具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003400647A JP2005125045A (ja) | 2003-10-26 | 2003-10-26 | 健康具 |
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Family Applications (1)
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JP2003400647A Pending JP2005125045A (ja) | 2003-10-26 | 2003-10-26 | 健康具 |
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-
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- 2003-10-26 JP JP2003400647A patent/JP2005125045A/ja active Pending
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