JP2005124601A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯物の量を検知する布量検知手段の出力に基づいて給水する洗濯機において、使用者の意図で水位を上昇できるようにし、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭できるようにする。
【解決手段】略水平方向または略傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムを洗濯機本体に弾性的に支持した水受け槽に内包し、水受け槽内に給水弁14により給水し、回転ドラム内の洗濯物の量を布量検知手段30により検知し、制御手段20により運転コース等を入力する入力設定手段21の設定、布量検知手段30の出力等に基づいて給水弁14等を制御する。制御手段20は、布量検知手段30の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯物の量を検知する布量検知手段の出力に基づいて給水する洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、横軸に回転自在に支承された回転ドラム内に洗濯物を投入し、洗浄行程を開始すると、給水弁を通して水槽内に給水し、水位検知手段により洗浄水位より低い水位まで給水され、その後、布量検知手段により水を含んだ状態で投入された布量の検知を行い、この検知結果に対応した最適な洗浄水位を設定するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−291号公報(第4頁、図5)
このような従来の構成では、布量検知手段で検知された布量により設定される水量で洗濯を行うが、回転ドラムは水平方向の回転軸を中心に回転する構成で、開口部が横方向となり水位を十分に高くすることができない。また、節水を目的として少量の水で十分な洗浄性能を有するよう設計的な工夫がされているため、洗浄槽が垂直方向の回転軸を中心に回転する洗濯機と比較して布量に対する水位は極小である。
また、回転ドラムの開口部を開閉自在に覆う蓋体は、透明なガラスあるいは樹脂で構成しており、使用者は、洗濯中の状態を目視で確認することが可能であり、洗濯中の水位の予想以上の低さに洗浄能力に疑問を持つという問題を有していた。特に、洗浄槽が垂直方向の回転軸を中心に回転する洗濯機を使用していた使用者はこの感が大きいと思われる。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、使用者の意図で水位を上昇できるようにし、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭できるようにすることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、略水平方向または略傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムを洗濯機本体に弾性的に支持した水受け槽に内包し、水受け槽内に給水手段により給水し、回転ドラム内の洗濯物の量を布量検知手段により検知し、制御手段により運転コース等を入力する入力設定手段の設定、布量検知手段の出力等に基づいて給水手段等を制御するよう構成し、制御手段は、布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能としたものである。
これにより、使用者の意図で水位を布量検知手段の出力により設定された設定水位より上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
本発明の洗濯機は、使用者の意図で水位を布量検知手段の出力により設定された設定水位より上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
第1の発明は、略水平方向または略傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し洗濯機本体に弾性的に支持した水受け槽と、前記水受け槽内に給水する給水手段と、運転コース等を入力する入力設定手段と、回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段と、前記入力設定手段の設定、前記布量検知手段の出力等に基づいて前記給水手段等を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能としたものであり、布量検知手段の出力により設定された設定水位が使用者が予想している水位より低い場合に、使用者の意図で布量検知手段の出力により設定された設定水位より上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、制御手段は、入力設定手段の設定に基づいて、布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能としたものであり、布量検知手段の出力により設定された設定水位が使用者が予想している水位より低い場合に、入力設定手段の設定により布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、入力設定手段は、布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能とするスイッチを有するものであり、布量検知手段の出力により設定された設定水位が使用者が予想している水位より低い場合に、水位を上昇可能とするスイッチを操作することで、布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
第4の発明は、上記第1の発明において、制御手段は、布量検知手段により検知された布量により設定されるそれぞれの設定水位に応じて上昇する水位の幅を変化させるようにしたものであり、布量に応じて上昇させる最適な水位をあらかじめ設定することで、不必要に水位上昇しないようにできるとともに、オーバーフローしないようにでき、水位上昇が不十分なため見た目水位が上がったように見えないという問題にも対処できる。
第5の発明は、上記第4の発明において、制御手段は、布量検知手段により検知された布量により設定される設定水位が高いときより低いときの方を上昇する水位の幅を大きくしたものであり、布量検知手段により検知された布量により設定される設定水位が低いときは、オーバーフローするまでの水位に余裕があるが、検知された布量により設定される設定水位が高いときは、オーバーフローするまでの水位に余裕がないため、布量により設定される設定水位が高いときより低いときの方を上昇する水位の幅を大きくすることで、オーバーフローしないようにできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図2に示すように、回転ドラム1は、有底円筒形に形成し外周部に多数の通水孔2を全面に設け、水受け槽3内に回転自在に配設している。回転ドラム1の回転中心に略傾斜方向に回転軸(回転中心軸)4を設け、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。この回転軸4に、水受け槽3の背面に取り付けたモータ5を連結し、回転ドラム1を正転、逆転方向に回転駆動する。回転ドラム1の内壁面に数個の突起板6を設けている。
水受け槽3の正面側の上向き傾斜面に設けた開口部を蓋体7により開閉自在に覆い、この蓋体7を開くことにより衣類出入口8を通して回転ドラム1内に洗濯物を出し入れできるようにしている。蓋体7を上向き傾斜面に設けているため、洗濯物を出し入れする際、腰を屈めることなく行うことができる。
水受け槽3は洗濯機本体9よりばね体10とダンパー11により揺動可能に吊り下げており、水受け槽3の下部に排水経路12の一端を接続し、排水経路12の他端を排水弁13に接続して水受け槽3内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁(給水手段)14は給水経路15を通して水受け槽3内に水を給水するものである。水位検知手段16は水受け槽3内の水位を検知するものである。
なお、本実施の形態では、回転ドラム1の回転中心に略傾斜方向に回転軸4を設け、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設しているが、回転ドラム1の回転中心に略水平方向に回転軸4を設け、回転ドラム1の軸心方向を略水平方向に配設してもよい。
また、図2には図示していないが、回転ドラム1内に温風を送風する送風ファン17と温風を加熱するヒータ18(図1参照)とを備え、回転ドラム1内の洗濯物を乾燥する乾燥機能を有している。
制御装置19は、図1に示すように構成しており、モータ5、排水弁13、給水弁14、送風ファン17、ヒータ18などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するマイクロコンピュータからなる制御手段20を有している。制御手段20は、運転コース等を設定するための入力設定手段21からの情報を入力して、その情報を基に表示手段22で表示して使用者に知らせるとともに、入力設定手段21により運転開始が設定されると、水受け槽3内の水位を検知する水位検知手段16等からのデータを入力して負荷駆動手段23を介して、排水弁13、給水弁14、送風ファン17、ヒータ18などの動作を制御し、洗濯・乾燥運転を行う。
このとき、制御手段20は、モータ5のロータの位置を検出する位置検出手段24からの情報に基づいて、駆動回路25を介してインバータ26を制御することによりモータ5を回転制御するようにしている。モータ5は直流ブラシレスモータで、図示していないが、3相巻線を有するステータと、リング上に2極の永久磁石を配設しているロータとで構成し、ステータは3相巻線を構成する第1の巻線5a、第2の巻線5b、第3の巻線5cをスロットを設けた鉄心に巻き付けて構成している。
インバータ26は、パワートランジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードの並列回路からなるスイッチング素子で構成している。第1のスイッチング素子26aと第2のスイッチング素子26bの直列回路と、第3のスイッチング素子26cと第4のスイッチング素子26dの直列回路と、第5のスイッチング素子26eと第6のスイッチング素子26fの直列回路で構成し、各スイッチング素子の直列回路は並列接続している。
ここで、スイッチング素子の直列回路の両端は入力端子で、直流電源を接続し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子の接続点に、それぞれ出力端子を接続している。出力端子は、3相巻線のU端子、V端子、W端子に接続し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子のオン・オフの組合せにより、U端子、V端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、解放の3状態にする。
スイッチング素子のオン・オフは、ホールICからなる3つの位置検出手段24a、24b、24cからの情報に基づいて制御手段20により制御される。位置検出手段24a、24b、24cは電気角で120度の間隔でロータが有する永久磁石に対向するように、ステータに配設されている。
ロータが1回転する間に、3つの位置検出手段24a、24b、24cは、それぞれ電気角で120度の間隔でパルスを出力する。制御手段20は、3つの位置検出手段24a、24b、24cのいずれかの信号の状態が変わったときを検知し、位置検出手段24a、24b、24cの信号を基に、スイッチング素子26a〜26fのオン・オフ状態を変えていくことで、U端子、V端子、W端子を正電圧、零電圧、解放の3状態にし、ステータの第1の巻線5a、第2の巻線5b、第3の巻線5cに通電して磁界を作り、ロータを回転させるよう構成している。
また、スイッチング素子26a、26c、26eはそれぞれパルス幅変調(PWM)制御され、例えば、繰り返し周波数10kHzでハイ、ローの通電比を制御することで、ロータの回転数を制御するようにしてあり、制御手段20は、3つの位置検出手段24a、24b、24cのいずれかの信号の状態が変わるたびにその周期を検出し、その周期よりロータの回転数を算出して、設定回転数になるようにスイッチング素子26a、26c、26eをPWM制御する。
電流検知手段27は、インバータ26の一方の入力端子に接続した抵抗28と、この抵抗28に接続した電流検知回路29とで構成し、インバータ26の入力電流値を検知し、その出力を制御手段20に入力している。モータ5が直流ブラシレスモータの場合は、トルクは入力電流にほぼ比例するので、抵抗28に接続した電流検知回路29により、インバータ26の入力電流値を検知することで、モータ5のトルクを検知することができる。
布量検知手段30は、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知するもので、回転ドラム1を所定回転数(例えば、200r/min)に立ち上げるときの電流検知手段27からの信号により回転ドラム1内の洗濯物の量を検知するようにしている。
商用電源31は、ダイオードブリッジ32、チョークコイル33、平滑用コンデンサ34からなる直流電源変換装置を介して、インバータ26に接続している。ただし、これは一例であり、直流ブラシレスモータ5の構成、インバータ26の構成等は、これに限定されるものではない。
入力設定手段21は、図3に示すように、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ21a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ21b、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ21c、乾燥時間を設定する乾燥時間設定スイッチ21d、スタート・一時停止スイッチ21e、電源入りスイッチ21f、電源切りスイッチ21gなどを有している。また、第1のコース設定スイッチ21hと第2のコース設定スイッチ21iとを有し、さらに、乾燥設定スイッチ21jを設けている。
第1のコース設定スイッチ21hは、運転するコースを設定するもので、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を行うコースと、洗い、すすぎ、脱水の各行程を行うコースと、乾燥行程のみを行うコースとを、1回オンするごとに上記の順に切換設定できるようにしている。
第2のコース設定スイッチ21iは、おまかせコース、お急ぎコース、わたし流コース、毛布コース、1時間洗乾コースなどを切換設定するもので、1回オンするごとに上記の順に切り換えられるようにしている。乾燥設定スイッチ21jは乾燥行程でふんわりキープコースを設定するものである。
表示手段22は、洗い時間表示部22a、すすぎ回数表示部22b、脱水時間表示部22c、乾燥時間表示部22dと第2のコース設定スイッチ21iで設定されるコースを表示するコース設定表示部22eなどを有している。また、洗剤量表示部22f、残り時間表示部22g、数字表示部22hを有している。
ここで、制御手段20は、入力設定手段21の設定に基づいて、すなわち、例えば、第1のコース設定スイッチ21hと電源入りスイッチ21fを同時にオンしたとき、布量検知手段30の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能としている。
すなわち、布量検知手段30の出力により設定される設定水位をDn、上昇させる水位をHnとすると、第1のコース設定スイッチ21hと電源入りスイッチ21fを同時にオンしたときに給水する補正水位Dxは、
Dx=Dn+A×Hn
となるようにしている。ここで、Aは、第1のコース設定スイッチ21hと電源入りスイッチ21fを同時にオンしたとき1で、第1のコース設定スイッチ21hと電源入りスイッチ21fを同時にオンしないとき0の定数である。
このとき、(表1)に示すように、布量検知手段30により検知された布量により設定されるそれぞれの設定水位Dnに応じて、上昇水位Hnの幅を変化させるようにし、布量検知手段30により検知された布量により設定される設定水位が高いときより低いときの方を上昇する水位の幅を大きくしている。
Figure 2005124601
上記構成において図4を参照しながら動作を説明する。回転ドラム1内に洗濯物を投入し、ステップ40で動作を開始し、ステップ41で電源入りスイッチ21fをオンし、ステップ42にて電源入りスイッチ21fと第1のコース設定スイッチ21hとを同時押ししているかを判定し、同時押ししていればステップ43にて定数Aを1とし、同時押ししていなければステップ44にて定数Aを0としてステップ45に進む。
ステップ45にてスタート・一時停止スイッチ21fをオンすると、ステップ46にて布量検知手段30により回転ドラム1内に投入された衣類の量を検知する。ここで、布量検知の動作を開始すると、制御手段20は回転ドラム1内の洗濯物のバランスをとりながら回転数を上昇させ、回転ドラム1の回転数が150r/minから200r/minの範囲で、電流検知回路29で検知したインバータ26の入力電流値、いいかえればモータ5の電流値を積算し、この積算値に基づいて、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知する。
ついで、ステップ47にて給水弁14を開いて水受け槽3内に給水を開始しステップ48にて水位検知手段16により、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnを補正した補正水位Dxを検知するまで給水する。すなわち、ステップ42にて電源入りスイッチ21fと第1のコース設定スイッチ21hとを同時押ししていれば、設定水位Dn+上昇水位Hnまで給水し、ステップ42にて電源入りスイッチ21fと第1のコース設定スイッチ21hとを同時押ししていなければ、設定水位Dnまで給水する。そして、ステップ49にて給水を完了し、次行程に移る。
以上のように、本実施の形態においては、制御手段20は、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnより水位を上昇可能としたので、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnが使用者が予想している水位より低い場合に、使用者の意図で布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnより上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
また、制御手段20は、入力設定手段21の設定に基づいて、すなわち、第1のコース設定スイッチ21hと電源入りスイッチ21fを同時にオンしたとき、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnより水位を上昇可能としたので、入力設定手段21の設定により布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnより水位を上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
また、制御手段20は、布量検知手段30により検知された布量により設定されるそれぞれの設定水位Dnに応じて上昇水位Hnの幅を変化させるようにしたので、布量に応じて上昇させる最適な水位をあらかじめ設定することで、不必要に水位上昇しないようにできるとともに、オーバーフローしないようにでき、水位上昇が不十分なため見た目水位が上がったように見えないという問題にも対処できる。
また、制御手段30は、布量検知手段30により検知された布量により設定される設定水位Dnが高いときより低いときの方を上昇水位Hnの幅を大きくしたので、布量検知手段30により検知された布量により設定される設定水位が低いときは、オーバーフローするまでの水位に余裕があるが、検知された布量により設定される設定水位が高いときは、オーバーフローするまでの水位に余裕がないため、布量により設定される設定水位Dnが高いときより低いときの方を上昇する水位の幅を大きくすることで、オーバーフローしないようにできる。
(実施の形態2)
図5に示すように、水位上昇スイッチ21kは、入力設定手段21を構成するもので、この水位上昇スイッチ21kをオンすることで、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnより水位を上昇できるようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
上記構成において図6を参照しながら動作を説明する。回転ドラム1内に洗濯物を投入し、ステップ51で電源入りスイッチ21fをオンして電源をオンし、ステップ52にて水位上昇スイッチ21kをオンしているかを判定し、オンしていればステップ53にて定数Aを1とし、オンしていなければステップ54にて定数Aを0としてステップ55に進む。
ステップ55にてスタート・一時停止スイッチ21fをオンすると、ステップ56にて布量検知手段30により回転ドラム1内に投入された衣類の量を検知する。布量検知の動作は上記実施の形態1と同じであるので説明を省略する。ついで、ステップ57にて給水弁14を開いて水受け槽3内に給水を開始しステップ58にて水位検知手段16により、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnを補正した補正水位Dxを検知するまで給水する。
すなわち、ステップ52にて水位上昇スイッチ21kをオンしていれば、設定水位Dn+上昇水位Hnまで給水し、ステップ42にて水位上昇スイッチ21kをオンしていなければ、設定水位Dnまで給水する。そして、ステップ59にて給水を完了し、次行程に移る。
以上のように、本実施の形態においては、入力設定手段21を構成する水位上昇スイッチ21kをオンすることで、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnより水位を上昇できるようにしたので、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnが使用者が予想している水位より低い場合に、水位上昇スイッチ21kを操作することで、布量検知手段30の出力により設定された設定水位より水位を上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
なお、本実施の形態では、電源をオンした後、水位上昇スイッチ21kをオンしているかを判定しているが、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnまで給水した後、布量検知手段30の出力により設定された設定水位Dnが使用者が予想している水位より低い場合に、水位上昇スイッチ21kをオンして補正水位Dxまで給水するようにしてもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
本発明にかかる洗濯機は、使用者の意図で水位を布量検知手段の出力により設定された設定水位より上昇することができ、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができるので、洗濯物の量を検知する布量検知手段の出力に基づいて給水する洗濯機として有用である。
本発明の実施の形態1の洗濯機の一部ブロック化した回路図 同洗濯機の側断面図 同洗濯機の入力設定手段および表示手段の拡大正面図 同洗濯機の要部動作フローチャート 本発明の実施の形態2の洗濯機の入力設定手段および表示手段の正面図 同洗濯機の要部動作フローチャート
符号の説明
1 回転ドラム
3 水受け槽
4 回転軸(回転中心軸)
9 洗濯機本体
14 給水弁(給水手段)
21 入力設定手段
30 布量検知手段
20 制御手段

Claims (5)

  1. 略水平方向または略傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包し洗濯機本体に弾性的に支持した水受け槽と、前記水受け槽内に給水する給水手段と、運転コース等を入力する入力設定手段と、回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段と、前記入力設定手段の設定、前記布量検知手段の出力等に基づいて前記給水手段等を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能とした洗濯機。
  2. 制御手段は、入力設定手段の設定に基づいて、布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能とした請求項1記載の洗濯機。
  3. 入力設定手段は、布量検知手段の出力により設定された設定水位より水位を上昇可能とするスイッチを有する請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 制御手段は、布量検知手段により検知された布量により設定されるそれぞれの設定水位に応じて上昇する水位の幅を変化させるようにした請求項1記載の洗濯機。
  5. 制御手段は、布量検知手段により検知された布量により設定される設定水位が高いときより低いときの方を上昇する水位の幅を大きくした請求項4記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011055940A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Toshiba Corp ドラム式洗濯機
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