JP2005124108A - Uwb通信システムのためのpskトランスミッタおよび相関器受信器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 対蹠PSK信号を発生する回路およびPSK(位相偏移キーイング)UWB伝送から情報を回復する相関器回路を提供すること。
【解決手段】 対蹠PSK信号を発生する回路およびPSK UWB伝送から情報を回復する相関器回路は、安定領域および不安定領域を交互に有する伝達関数を特徴とする回路部品を設けることを含む。動作点を安定領域または不安定領域に設定することによって、非振動または振動出力信号が生成され得る。
【選択図】 なし
【解決手段】 対蹠PSK信号を発生する回路およびPSK UWB伝送から情報を回復する相関器回路は、安定領域および不安定領域を交互に有する伝達関数を特徴とする回路部品を設けることを含む。動作点を安定領域または不安定領域に設定することによって、非振動または振動出力信号が生成され得る。
【選択図】 なし
Description
本発明は、UWB通信技術に関する。
2002年2月14日、連邦通信委員会(the Federal Communications Commission(FCC))は、UWB(超広帯域)技術のための第1報告および指令を発表した。それにより、UWB技術の商業的開発が認められた。スペクトルマスクを開放して、UWB信号がGPS(グローバルポジショニングシステム)などの高感度デバイスを干渉することがないことを確実にした。スペクトルマスクにおいては、EIRP放射レベル(dBm/MHz単位)が3.1GHz〜10.6GHzにおいて一定である大きな連続帯域が存在する。この帯域は、UWB通信アプリケーションにとって魅力あるものである。
マスクが導入される以前は、UWB信号技術の多くはDC〜数GHzの周波数スペクトルを占有するナノ秒ガウシアンパルスを利用していた。しかし、FCCによってマスクが導入されると、これらの多くのシステムは変更せざるを得なくなる。FCCの規則が出来る前は、ナノ秒ガウシアンパルスを生成し、かつ最適な相関検出を行うことは非常に簡単なシステムで容易に達成できた。しかし、その規則後は、有用なシステムは、3.1GHz〜10.6GHz範囲内のナノ秒パルスを生成し、同時に最適な相関を検出する必要がある。規則前のシステムを現行のFCCマスクに適合させ、かつ同時に最適な相関を検出するように変換することは容易でない。
対蹠(antipodal)PSK信号を発生する回路およびPSK(位相シフトキーイング)UWB伝送から情報を回復する相関器回路は、安定領域および不安定領域を交互に有する伝達関数を特徴とする回路部品を設けることを含む。動作点を安定領域または不安定領域に設定することによって、非振動または振動出力信号が生成され得る。送信器において、安定領域1から不安定領域に動作点を移動させることによって同相正弦波が発生され、安定領域2から不安定領域に動作点を移動させることによって違相正弦波が発生される。この伝送信号を発生させる方法が受信器において用いられて、伝送信号が相関されて、最適な検出が達成される。
本発明によると、超広帯域(UWB)信号として送信されるデジタル信号を受信する入力端子と、2つの安定動作領域と境界を接している不安定動作領域を有することを特徴とする伝達関数を有する第1の回路部であって、該回路部は、該不安定領域において動作する場合には第1の振動信号を生成し、該安定領域において動作する場合には非振動信号を生成する第1の回路部を含み、さらに、該第1の振動信号に対して、実質的に180°位相がずれている第2の振動信号の生成を行う第2の回路部を含む、対蹠信号発生器と、沈黙期によって分離されている第1および第2の振動信号を含む対蹠信号を生成する出力端子であって、該対蹠信号がUWB伝送に適する、出力端子と、を含む、超広帯域(UWB)通信システムが提供される。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路部は、第1の端子および第2の端子を有する第1のトンネルダイオード、該第2の端子とグラウンド基準との間に結合されている第1の誘導性素子、ならびに該第1の端子とバイアス電位との間に結合されているバイアス素子を含み、該第1の端子は、該デジタル信号を受信するように結合され、該第1の振動信号が該第2の端子において生成され、前記第2の回路部は、第3の端子および第4の端子を有する第2のトンネルダイオード、該第4の端子と該グラウンド基準との間に結合されている第2の誘導性素子を含み、該第3の端子は該入力信号を受信するように結合され、該第2の振動信号が該第4の端子において生成され、前記対蹠信号発生器は、該第1および第2の振動信号を受信して、該対蹠信号を生成するように結合されている結合回路をさらに含んでもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記対蹠信号発生器は、デジタル信号を受信し、正の方向に進むパルスおよび負の方向に進むパルスを含む中間信号の生成を実行するように結合されている反転ロジックをさらに含み、該正の方向に進むパルスは、該デジタル信号における第1のロジックレベルを表し、該負の方向に進むパルスは、該デジタル信号における第2のロジックレベルを表してもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路部は、前記第2の端子と前記グラウンド基準との間に結合されている第1の容量性素子をさらに含み、前記第2の回路部は、前記第4の端子と該グラウンド基準との間に結合されている第2の容量性素子をさらに含んでもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路部は、第1の端子および第2の端子を有するトンネルダイオード、ならびに該第2の端子とグラウンド基準との間に結合されている誘導性素子を含み、前記対蹠信号発生器は、該第1の端子に結合されているパルスソースと、該第2の端子に結合されている第1の入力と該デジタル信号を受信するように結合されている第2の入力とを有するミキシング部品とをさらに含み、該第1の回路部は、前記パルスに応答して該第2の端子において出力信号を生成し、該ミキシング部品は、該出力信号および該デジタル信号の関数として、前記対蹠信号を生成してもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路は、前記第2の端子と、前記ミキシング部品の前記第1の入力との間に結合されている高調波発生回路であって、前記出力信号のより高い高調波成分を生成するように構成される、高調波発生回路をさらに含んでもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記高調波発生回路は、前記出力信号のより高い高調波成分を生成するフィルタ部品を含んでもよい。
本発明によると、UWB(超広帯域)通信システムにおける信号処理方法であって、送信用のデジタル信号を受信する工程と、該デジタル信号を表す対蹠信号を生成する工程であって、該対蹠信号は、第1の振動信号成分、および、該第1の振動成分に対して実質的に180°位相がずれている第2の振動信号成分を含む、工程と該対蹠信号を伝送する工程と、を含み、該対蹠信号を生成する工程は、第1の安定動作領域と境界を接する不安定動作領域および第2の安定動作領域を有する伝達関数を特徴とする回路を動作させて、振動出力信号を生成する工程であって、該第1および第2の振動信号成分は、該振動出力信号に基づく、工程を含む、信号処理方法が提供される。
本発明の1つの実施形態は、前記デジタル信号を表す駆動信号を生成する工程をさらに含み、該駆動信号は、該デジタル信号において、それぞれ、第1のロジック状態および第2のロジック状態を表す正の方向に進むパルスおよび負の方向に進むパルスを有し、前記回路を動作させる工程は、該駆動信号で該回路を駆動させる工程を含み、該回路は、該駆動信号の該正に進むパルスによって駆動される場合に第1の振動を生成するように構成され、該方法は、該駆動信号でさらなる回路を駆動する工程をさらに含み、該さらなる回路は第1の安定動作領域および第2の安定動作領域と境界を接する不安的動作領域を有する伝達関数を特徴とし、該駆動信号の該負に進むパルスによって駆動される場合に、第2の振動を生成するように構成され、該第1の振動は、該第2の振動に対して実質的に180°位相がずれており、該第1および第2の振動信号成分は、それぞれ、該第1および第2の振動に基づいていてもよい。
本発明の1つの実施形態は、前記回路をパルス信号で駆動して、振動の期間および沈黙期を含む出力信号を生成する工程と、該出力信号を該デジタル信号で変更させて、前記対蹠信号を生成する工程をさらに含んでもよい。
本発明の1つの実施形態は、より高い振動出力信号の高調波を生成する工程をさらに含み、前記第1および第2の振動信号成分は、より高い高調波のうちの1つに基づいてもよい。
本発明によると、UWB(超広帯域)通信システムにおける信号処理方法であって、伝送信号を受信して、受信信号を生成する工程であって、該伝送信号はデジタル信号を表す、工程と、振動信号を提供する工程と、該受信信号を該振動信号と混合して、該デジタル信号を表す出力信号を生成する工程とを含み、該振動信号を提供する工程は、第1の回路を駆動して、該第1の回路を、第1の安定動作領域、不安定動作領域、第2の安定動作領域、該不安定動作領域、該第1の不安定動作領域において繰り返し動作させる工程を含む、信号処理方法が提供される。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路を駆動する工程は、該第1の回路の入力にパルス列を提供する工程を含んでもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路を駆動する工程は、DCオフセットで該第1の回路にバイアスをかける工程を含んでもよい。
本発明の1つの実施形態は、前記受信信号の位相に対して振動信号位相の位相を変化させる工程をさらに含んでもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路は、アノード端子およびカソード端子を有するトンネルダイオード、ならびに該カソード端子と基準電位との間に結合されている誘導性素子を含み、前記第1の回路を駆動する工程は、該アノード端子にパルス列を付与する工程または該アノード端子にDCオフセットを付与する工程のうちの1つを含み、該振動信号は、該カソード端子における出力信号に基づいていてもよい。
本発明によると、伝送信号を検出するように構成された受信器であって、該受信器は、該検出された伝送信号を表す受信信号を生成する、受信器出力を有する受信器と、信号出力を有する信号発生器と、該受信器出力に結合されている第1の入力および該信号出力に結合されている第2の入力を有するミキサーであって、該ミキサーは該伝送信号に含まれるデータを表す信号を生成するミキサー出力を有する、ミキサーとを含むUWB(超広帯域)システムであって、該信号発生器は、第1および第2の安定動作領域と境界を接する不安定動作領域を有することを特徴とする第1の回路を含み、該信号出力は該第1の回路の出力に基づく、システムが提供される。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路は、アノード端子およびカソード端子を有するトンネルダイオード、ならびに誘導性素子を含み、該誘導性素子は、該カソード端子と基準電位との間に結合されており、該信号発生器は、該アノード端子に結合され、パルス列を第1の回路に供給するパルスソースを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記基準電位はグラウンド電位であってもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路は、アノード端子およびカソード端子を有するトンネルダイオード、ならびに誘導性素子を含み、該誘導性素子は、該カソード端子と基準電位との間に結合されており、該アノード端子は、DCオフセットに結合されていてもよい。
本発明によると、伝送信号を受信して受信信号を生成する手段であって、該伝送信号は、デジタル信号を表す、手段と、
振動信号を生成する第1の回路手段であって、該第1の回路手段は、第1の安定動作領域および第2の安定動作領域と境界を接する不安定動作領域を有する伝達関数を特徴とする、第1の回路手段と、該第1の回路手段を駆動して、振動信号を生成するように結合されているドライブソースと、該第1の回路手段からの振動信号を受信するように結合されている第1の入力を有するミキサーであって、該受信信号を受信するように結合されている第2の入力を有し、該デジタル信号を表す出力を有するミキサーと、を含む、UWB(超広帯域)通信システムが提供される。
振動信号を生成する第1の回路手段であって、該第1の回路手段は、第1の安定動作領域および第2の安定動作領域と境界を接する不安定動作領域を有する伝達関数を特徴とする、第1の回路手段と、該第1の回路手段を駆動して、振動信号を生成するように結合されているドライブソースと、該第1の回路手段からの振動信号を受信するように結合されている第1の入力を有するミキサーであって、該受信信号を受信するように結合されている第2の入力を有し、該デジタル信号を表す出力を有するミキサーと、を含む、UWB(超広帯域)通信システムが提供される。
本発明の1つの実施形態において、前記第1の回路手段は、前記ドライブソースと電気通信するアノード端子および前記ミキサーと電気通信するカソード端子を有するトンネルダイオードと、該カソード端子と基準電位との間に結合されている誘導性素子とを含んでもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記ドライブソースは、一列のパルスであってもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記ドライブソースは、前記受信信号の位相に基づいて、該一列のパルスを遅らせるか、または進める手段をさらに含んでもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記ドライブソースは、DCオフセットであってもよい。
本発明の1つの実施形態において、前記受信信号は、対蹠信号であってもよい。
以下に、FCCマスク要件および最適な相関の検出の両方を満足するUWB通信システムのための非常に簡単でエレガントな解法を記載する。
図1は、本発明の例示的な実施形態の回路実施例を示す。この回路は、本発明のUWB送信に適切な対蹠(antipodal)信号を生成するためのものである。米国特許第6,259,390号は、本発明の回路に適用可能な回路および回路ダイナミックスを開示する。この文献はあらゆる目的のために本明細書中において参考として援用される。しかし、本発明の回路は、米国特許第6,259,390号にあるような離散パルスである発振信号とは異なり、連続(非離散)的な発振(正弦など)信号を生成するという予想外の挙動を有する。以下に明らかなように、本発明の回路の出力信号はUWBシステムに十分に適合される。
一般に、上記回路は、交互する安定および不安定な動作領域を有する伝達関数(I−V特性曲線)によって特徴付けられる。したがって、上記回路の動作点が不安定な動作領域にある場合は、回路は発振出力信号を生成する。逆に、回路の動作点が安定な動作領域にある場合は、回路出力は一般に非発振信号である。
本発明の特定の実施形態において、図1は、その伝達関数がN形状曲線を有するN型回路100を示す。回路は、アノード端子102aおよびカソード端子102bを有するトンネルダイオード構成要素102を含む。誘導要素104は、カソード端子と共通基準108との間に接続される。誘導要素は従来の離散構成要素であり得る。あるいは、この構成要素をIC(集積回路)チップ上に提供することが望ましくあり得る。トンネルダイオードを一体化することは、製造技術の進展により商業的に実施可能になりつつある。共通基準は、特定の実施において便利であるならば、接地基準であり得る。アノード端子は、入力信号Vinによって駆動される。カソード端子は出力として機能し、出力信号Voutを提供する。容量要素106または他の適切なフィルタ構成要素は、カソード端子と共通基準との間に結合され、出力信号の平滑化効果を得る。別の回路構成がSchnitzlerに与えられた米国特許第3,209,282号において示される。この文献はその全体が本明細書中において参考として援用される。
図2は、図1に示す回路100の入力信号Vinおよび出力信号Voutの信号パターンを表す。入力信号は、ある振幅Aを有する方形波信号である。パターンが示すように、入力信号の非ゼロ部分(スイッチオン)において、回路は発振出力信号を生成することによって実質的に瞬時に応答する。ここで、正弦波が生成される。発振は、方形波入力信号がゼロになる(スイッチオフ)と実質的に瞬時に停止する。
図3は、方形波入力信号Vinがスイッチオンおよびオフされた場合の回路100のダイナミックス示す。回路は、図示されるI−V伝達関数302によって特徴付けられる。伝達関数の正の傾きを有する部分は領域301および303内にあり、ここで出力信号Voutは実質的に発振しない。伝達関数の負の傾きを有する部分は、領域305内にあり、ここで出力信号は発振する。回路の動作点322は、回路の入力に印加される電圧および電流によって決定される。図から明らかなように、動作点の位置は、伝達関数上のその位置が不安定領域または安定領域に存在できるように調節され得、これにより発振または非発振出力を生成する。言い換えると、回路は適切な電圧および電流によって駆動されて発振または非発振出力を生成し得る。
図3から明らかなように、方形波入力信号が示される。動作点は、方形波がオフの場合、安定領域301内にある。方形波が印加されると、動作点は不安定領域305に移動する。この間、回路は発振している(すなわち、発振出力を生成する)。発振経路ABCDは、回路Voutで生成される正弦波形の1サイクルに対応する。図3の経路ABは、図2に示すVoutでの上位半サイクルの正弦波に対応する。これに平行して、経路CDは図2に示すVoutでの下位半サイクルの正弦波に対応する。
この知識を使用して、以下、対蹠正弦波形を生成する。発振がAから開始するようにして動作点が安定領域から不安定領域に移動するように制御することによって、位相偏移のない正弦波を生成する。これは、最初に動作点を安定領域1(正確にはA点)に配置することによって達成され得る。しかし、発振がCから開始するようにして動作点が安定領域から不安定領域に移動すると、180°の位相偏移を有する正弦波が生成される。これは、開始において(正確にはC点において)動作点を安定領域2内に配置することによって達成される。したがって、動作点の移動を操作することによって、一対の対蹠信号を得ることが出来る。
図2は、図1の回路の動作点が不安定領域305中へ移動する前に安定領域301内に配置され、したがってその結果、出力信号Voutが生成される実施例を示す。純粋に従来の事項として、この信号はゼロ位相偏移を有すると称される。図4は、DCオフセットVoffsetを有する入力信号V’inを示す。図4に示す入力信号は、負に向かうパルスである。DCオフセットは、Cにおける回路の動作点を安定領域303に配置する。負に向かうパルスは回路の動作点を不安定領域305中へ移動させる。動作点がCからDへ移動するように回路を動作させることによって、出力信号V’outを生成する。図から明らかなように、発振信号は図2に示すゼロ位相偏移信号に対して180°位相がずれる。したがって、信号VoutおよびV’outは一対の対蹠信号を表す。
図5は、本発明の実施形態による対蹠信号生成器500の実施例を例示する。この生成器500は、UWBトランスミッタ回路500における使用に適切である。生成器回路は、上記のように動作する2つの回路構成要素502および504を含む。回路構成要素502は、インダクタL1と直列に結合されたトンネルダイオードT1を含む。トンネルダイオードのアノード端子は信号522’と電気的に連絡する。インダクタはトンネルダイオードのカソード端子と基準電位(接地され得る)との間に結合される。キャパシタC1は、カソード端子と基準電位との間に提供され、カソードで出力信号の曲線形成を行う。
DCオフセットに一端で結合されるプルアップデバイス512(プルアップレジスタなど)は、他端で回路構成要素502の入力に結合される。プルアップデバイスは、入力信号がない状態で動作点がCに位置するように回路構成要素をバイアスする(図3参照)。
同様に、回路構成要素504は、トンネルダイオードT2、インダクタL2、およびキャパシタC2に結合される。回路構成要素504に対するプルアップデバイスはない。その結果、入力信号がない状態で動作点はAに位置する(図3参照)。
バッファB1〜B4は、トンネルダイオード−インダクタ回路への負荷を最小限にするために提供される。回路構成502および504の出力は、それぞれB2およびB4を介して加算回路514に結合される。加算回路の出力508は、送信されるべき入力信号522を表す信号524である。
入力信号522は、適切な論理回路510の入力506に与えられ、そのバイナリディジットを、入力信号522を表す正および負に向かうパルス522’を生成する。図示の実施例において、従来のように正のパルスは「1」を表し、負のパルスは「0」を表す。スプリッタ516は、論理回路510の出力507に結合され、正/負パルス信号522’を受信する。信号は等分され、バッファB1およびB3を介してそれぞれ回路構成要素502および504に与えられる。
回路構成要素504は、入力信号522’の正振幅パルス部分に応答し、図2に示すようなものなどの「ゼロ」位相発振520bを生成する。しかし、回路構成要素504の出力は、入力信号の負振幅パルス部分によって駆動される場合には本質的に非発振である。逆に、回路構成要素502の出力は、入力信号の正振幅パルス部分によって駆動される場合には本質的に非発振である。しかし、回路構成要素502は、負振幅パルスに応答し、発振して図4に示すようなものなどの位相ずれ正弦波形520aを生成する。加算回路514の出力は、2つの回路構成要素の出力を組み合わせて対蹠出力信号を生成する。この対蹠信号は、ディジタルビット「1」および「0」にそれぞれ対応する同位相および位相ずれ正弦波形のバースト524aおよび524bを構成する。回路構成要素502および504を適切に調整することによって、これらのバーストはUWBトランスミッタに適切な周波数を有し得る。
図6は、UWBトランスミッタにおける使用に適切な本発明の別の実施形態による対蹠信号生成器600の別の実施例を示す。生成器回路は、図1に示す回路と同様の回路構成要素602を含む。トンネルダイオードT1はインダクタL1に結合される。ここで、オプションの容量要素(図1に示す)は生成されない。バッファが回路構成要素の入力および出力に提供される。パルス列614がバッファ入力606に提供される。バッファ化出力608’は、ミキサ構成要素612に与えられ、入力信号と混合されて、出力608において出力信号624を生成する。ミキサは従来のRFミキサ回路であり得る。
図6に示す回路は、例えば、5GHzで動作するように調整され得る。送信ビットレートTに等しいレートで繰り返す狭いパルス614(例えば、1ナノ秒パルス)の供給源は、バッファ化入力608に提供および印加された。応答として、サイレンス時間によって分離される同位相正弦波形のバーストは、出力608’において生成された。これらの正弦波形バーストは、ミキサ構成要素612を介して、送信されるべきディジタル情報を表すNRZ信号を用いて変調され得る。その結果得られた出力信号624は、サイレンス624cの期間によって分離されるディジタルビット「1」および「0」に対応する同位相624aおよび位相ずれ624b正弦波波形のバーストを含む。
上記回路は、UWBトランスミッタにおいて使用される高周波対蹠信号を生成するために適切に構成され得ることが理解され得る。高調波周波数生成の十分に理解された原理を使用して、UWB信号のために使用するさらに高い周波数成分を生成し得る。一般に、信号524および624のスペクトルを見ると、信号は単一のトーンのみからなるのではなく、むしろより高次の高調波を含むことが分かり得る。例えば、5GHz正弦波を基本波として生成する回路を用いると、正弦波が10GHz、15GHzなどで生成されることが分かり得る。これは、例えば図6Aに例示される。
したがって、UWBを10GHzで生成する必要がある場合、同じ5GHz回路を使用し、第2高調波のみを増幅し、適切なフィルタおよび増幅器を使用して10GHzUWB信号を得ることが出来ることが理解され得る。例えば、図5に示すバッファ要素B2およびB5ならびに図6に示すバッファ要素610は、適切なフィルタ構成要素を含み、所望のより高次の高調波を抽出し得ることが理解され得る。
ここで図7を参照する。本発明の実施形態による相関器回路700の実施例が示される。相関器回路は、本発明に従って生成され、送信されたUWB信号の複製を抽出するために適切である。図1に示す回路に同様の回路構成要素702は、トンネルダイオードT1および誘導要素L1を含む。トンネルダイオードのアノード端子は、パルス供給源714から信号を受信するように結合される。誘導要素は、トンネルダイオードのカソードと基準電位(接地電位であり得る)との間に結合され得る。入力および出力バッファが提供され得る。出力バッファ710の構成は、フィルタ構成要素を含み、上記のようにより高次の高調波を生成し得る。
アンテナ718は、送信されたUWB信号722を受信し、その信号を増幅器718’に与えて、受信された信号を増幅する。受信された信号は、ミキシング構成要素712の入力に与えられる。ミキシング構成要素の出力は、低域通過フィルタ構成要素716に与えられる。
パルス供給源714は、パルス列(一続きのパルス)を回路702に与える。パルス列は回路702を、サイレンス期間714b’によって分離される一続きの同位相発振(ゼロ度位相偏移を有する正弦波)714a’を生成するように動作させる。回路702が、入力でパルスに応答して出力に位相ずれ発振(180度位相偏移を有する正弦波)を生成するように設計し得ることが理解され得る。このため、回路702は、入力パルス714がゲート機能を提供するゲート型発振器と見なされ得る。しかし、回路702は、パルス714の立ち上がり端で生成される正弦波が任意の位相であり得るという点で従来のゲート型発振器と異なる。回路702は常に、パルス714の立ち上がり端でゼロ度位相偏移を有する正弦波を生成する。この性質は、入力パルスとの同期を容易にするために非常に有用であり得ることが説明される。
続けて、信号714’は、ミキシング部品712の他の入力に供給される。信号714’は、伝送側で用いられる信号と周波数および形が一致する。最適な検出のため、信号714’の位相は、アンプ718’の出力において、同相または違相の正弦波のいずれかと同期する。信号714’がアンプ718’の出力において受信した信号と混合される場合、回路部品702の回路パラメータが送信側の回路部品(単数または複数)の回路パラメータと実質的に同じであるなら、伝送信号の複製が受信器側で生成され得る(図5および6参照)。ミキサーの出力は、ローパスフィルタ716を通過する。出力信号724は、期間Tによって隔てられている一列の正および負の振幅パルスである。正および負の振幅パルスは、デジタルビット「1」および「0」に対応し、容易に利用可能な方法によって、従来のバイナリ信号に変換され得る。従って、ローパスフィルタからの出力信号724は、伝送デジタル信号を表す。
信号714’とアンプ718’の出力との間の同期の達成を容易にするため、パルス714の立ち上がりエッジは、信号714’とアンプ718’の出力との間で最大の相関を達成するため、動的に遅らせられるか、または、進められ得る。本発明のこの局面は、スライディング(sliding)相関と呼ばれる一般的に公知な技術の非常に単純なインプリメンテーションを提供する。この技術は、パルス714の立ち上がりエッジを、図7に示す+または−Δt分だけ、単純に遅らせる(または、進める)ことによって、容易に達成され得る。
図7から分かるように、入来する伝送UWB信号722は、期間Tを有する。この信号は、アンプ718’によって増幅され、内部生成された正弦波714’と相関する。初期的には、受信器が、信号722の位相を知らないので、信号714’は最適に相関されない。しかし、信号722に対して従来のベースバンド処理を用いることによって、僅かに遅らせられた、または進められたパルス714が生成されて、回路702を、信号714’が受信した信号722とより良好に相関するような様態で励起し得る。このパルス714を僅かに遅らせるか、または進めるプロセスは、最大の相関が達成されるまで繰り返される。従来、これは、例えば、アナログ遅延ラインなどの各種の技術を用いて達成されていたが、これらの方法は、ASICソリューションにおいては実際的でない可能性がある。
図7Aに、パルスソース714の代わりにDCオフセット734が用いられ得る、別の実施形態を示す。DCオフセットは、回路702を動作させて、沈黙期がない連続的な振動信号734’を生成する。信号734’は、伝送側において用いられる信号と周波数が一致する。最適な検出性能のためには、信号734’の位相が、送信器で生成される同相または違相の正弦波と同期することを確実にすることが所望され得る。
相関器回路において、検出を最適にするためには、伝送UWB信号の正確な複製を有することが重要である。従来は、FCC規制を順守するため、送信器において、非常に狭いパルス(典型的には、1ナノセカンド以下のオーダーの幅)の高域フィルタを行っていた。この信号に一致するため、受信器で同じ動作が行われる必要があった。しかし、一致した信号が、送信器において送信されたものと同一であるか否かは疑わしい。他の技術として、アップコンバージョンがある。しかし、この方法は、送信局および受信局の両方において、発振器を必要とする。従来の発振器は、電力消費が大きいことが公知である。
図7に示す回路は、上述の問題のうちの多くを解決する。まず、回路702は、非常に単純である(必要な部品は2つだけである)。第2に、回路702は、パルス714によってイネーブルされる場合、パルス714の立ち上がり端において、ゼロ度の位相偏移(または、180度の位相偏移)を有する正弦波を常に生成する。この性質は、同期化において非常に有用であり、パルス714を遅らせることによって、スライディング相関器の手法を適用することを可能にする。第3に、発振器が必要とされないので、電力消費が大きくない。第4に、発生される波形が容易に繰り返される。送信器において伝送信号の発生に用いられる回路と同じ回路が用いられて、受信器において、一致する信号が発生され得る。また、相関器回路は、PSK UWBに非常に適しており、OOK、PPM、およびFSKなどの他のUWB変調方式に容易に適用され得る。
Claims (26)
- 超広帯域(UWB)信号として送信されるデジタル信号を受信する入力端子と、
2つの安定動作領域と境界を接している不安定動作領域を有することを特徴とする伝達関数を有する第1の回路部であって、該回路部は、該不安定領域において動作する場合には第1の振動信号を生成し、該安定領域において動作する場合には非振動信号を生成する第1の回路部を含み、さらに、該第1の振動信号に対して、実質的に180°位相がずれている第2の振動信号の生成を行う第2の回路部を含む、対蹠信号発生器と、
沈黙期によって分離されている第1および第2の振動信号を含む対蹠信号を生成する出力端子であって、該対蹠信号がUWB伝送に適する、出力端子と、
を含む、超広帯域(UWB)通信システム。 - 前記第1の回路部は、第1の端子および第2の端子を有する第1のトンネルダイオード、該第2の端子とグラウンド基準との間に結合されている第1の誘導性素子、ならびに該第1の端子とバイアス電位との間に結合されているバイアス素子を含み、該第1の端子は、前記デジタル信号を受信するように結合され、前記第1の振動信号が該第2の端子において生成され、
前記第2の回路部は、第3の端子および第4の端子を有する第2のトンネルダイオード、該第4の端子と該グラウンド基準との間に結合されている第2の誘導性素子を含み、該第3の端子は該入力信号を受信するように結合され、前記第2の振動信号が該第4の端子において生成され、
前記対蹠信号発生器は、該第1および第2の振動信号を受信して、該対蹠信号を生成するように結合されている結合回路をさらに含む、請求項1に記載のシステム。 - 前記対蹠信号発生器は、デジタル信号を受信し、正の方向に進むパルスおよび負の方向に進むパルスを含む中間信号の生成を実行するように結合されている反転ロジックをさらに含み、該正の方向に進むパルスは、該デジタル信号における第1のロジックレベルを表し、該負の方向に進むパルスは、該デジタル信号における第2のロジックレベルを表す、請求項2に記載のシステム。
- 前記第1の回路部は、前記第2の端子と前記グラウンド基準との間に結合されている第1の容量性素子をさらに含み、前記第2の回路部は、前記第4の端子と該グラウンド基準との間に結合されている第2の容量性素子をさらに含む、請求項2に記載のシステム。
- 前記第1の回路部は、第1の端子および第2の端子を有するトンネルダイオード、ならびに該第2の端子とグラウンド基準との間に結合されている誘導性素子を含み、前記対蹠信号発生器は、該第1の端子に結合されているパルスソースと、該第2の端子に結合されている第1の入力と該デジタル信号を受信するように結合されている第2の入力とを有するミキシング部品とをさらに含み、該第1の回路部は、前記パルスに応答して該第2の端子において出力信号を生成し、該ミキシング部品は、該出力信号および該デジタル信号の関数として、前記対蹠信号を生成する、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1の回路は、前記第2の端子と、前記ミキシング部品の前記第1の入力との間に結合されている高調波発生回路であって、前記出力信号のより高い高調波成分を生成するように構成される、高調波発生回路をさらに含む、請求項5に記載のシステム。
- 前記高調波発生回路は、前記出力信号のより高い高調波成分を生成するフィルタ部品を含む、請求項6に記載のシステム。
- UWB(超広帯域)通信システムにおける信号処理方法であって、
送信用のデジタル信号を受信する工程と、
該デジタル信号を表す対蹠信号を生成する工程であって、該対蹠信号は、第1の振動信号成分、および、該第1の振動成分に対して実質的に180°位相がずれている第2の振動信号成分を含む、工程と
該対蹠信号を伝送する工程と、
を含み、該対蹠信号を生成する工程は、第1の安定動作領域と境界を接する不安定動作領域および第2の安定動作領域を有する伝達関数を特徴とする回路を動作させて、振動出力信号を生成する工程であって、該第1および第2の振動信号成分は、該振動出力信号に基づく、工程を含む、信号処理方法。 - 前記デジタル信号を表す駆動信号を生成する工程をさらに含み、該駆動信号は、該デジタル信号において、それぞれ、第1のロジック状態および第2のロジック状態を表す正の方向に進むパルスおよび負の方向に進むパルスを有し、前記回路を動作させる工程は、該駆動信号で該回路を駆動させる工程を含み、該回路は、該駆動信号の該正に進むパルスによって駆動される場合に第1の振動を生成するように構成され、該方法は、該駆動信号でさらなる回路を駆動する工程をさらに含み、該さらなる回路は第1の安定動作領域および第2の安定動作領域と境界を接する不安的動作領域を有する伝達関数を特徴とし、該駆動信号の該負に進むパルスによって駆動される場合に、第2の振動を生成するように構成され、該第1の振動は、該第2の振動に対して実質的に180°位相がずれており、該第1および第2の振動信号成分は、それぞれ、該第1および第2の振動に基づく、請求項8に記載の方法。
- 前記回路をパルス信号で駆動して、振動の期間および沈黙期を含む出力信号を生成する工程と、該出力信号を該デジタル信号で変更させて、前記対蹠信号を生成する工程をさらに含む、請求項8に記載の方法。
- より高い振動出力信号の高調波を生成する工程をさらに含み、前記第1および第2の振動信号成分は、より高い高調波のうちの1つに基づく、請求項8に記載の方法。
- UWB(超広帯域)通信システムにおける信号処理方法であって、
伝送信号を受信して、受信信号を生成する工程であって、該伝送信号はデジタル信号を表す、工程と、
振動信号を提供する工程と、
該受信信号を該振動信号と混合して、該デジタル信号を表す出力信号を生成する工程とを含み、
該振動信号を提供する工程は、第1の回路を駆動して、該第1の回路を、第1の安定動作領域、不安定動作領域、第2の安定動作領域、該不安定動作領域、該第1の不安定動作領域において繰り返し動作させる工程を含む、信号処理方法。 - 前記第1の回路を駆動する工程は、該第1の回路の入力にパルス列を提供する工程を含む、請求項12に記載の方法。
- 前記第1の回路を駆動する工程は、DCオフセットで該第1の回路にバイアスをかける工程を含む、請求項12に記載の方法。
- 前記受信信号の位相に対して振動信号位相の位相を変化させる工程をさらに含む、請求項12に記載の方法。
- 前記第1の回路は、アノード端子およびカソード端子を有するトンネルダイオード、ならびに該カソード端子と基準電位との間に結合されている誘導性素子を含み、前記第1の回路を駆動する工程は、該アノード端子にパルス列を付与する工程または該アノード端子にDCオフセットを付与する工程のうちの1つを含み、該振動信号は、該カソード端子における出力信号に基づく、請求項12に記載の方法。
- 伝送信号を検出するように構成された受信器であって、該受信器は、該検出された伝送信号を表す受信信号を生成する、受信器出力を有する受信器と、
信号出力を有する信号発生器と、
該受信器出力に結合されている第1の入力および該信号出力に結合されている第2の入力を有するミキサーであって、該ミキサーは該伝送信号に含まれるデータを表す信号を生成するミキサー出力を有する、ミキサーとを含むUWB(超広帯域)システムであって、
該信号発生器は、第1および第2の安定動作領域と境界を接する不安定動作領域を有することを特徴とする第1の回路を含み、該信号出力は該第1の回路の出力に基づく、システム。 - 前記第1の回路は、アノード端子およびカソード端子を有するトンネルダイオード、ならびに誘導性素子を含み、該誘導性素子は、該カソード端子と基準電位との間に結合されており、該信号発生器は、該アノード端子に結合され、パルス列を第1の回路に供給するパルスソースを含む、請求項17に記載のシステム。
- 前記基準電位はグラウンド電位である、請求項18に記載のシステム。
- 前記第1の回路は、アノード端子およびカソード端子を有するトンネルダイオード、ならびに誘導性素子を含み、該誘導性素子は、該カソード端子と基準電位との間に結合されており、該アノード端子は、DCオフセットに結合されている、請求項17に記載のシステム。
- 伝送信号を受信して受信信号を生成する手段であって、該伝送信号は、デジタル信号を表す、手段と、
振動信号を生成する第1の回路手段であって、該第1の回路手段は、第1の安定動作領域および第2の安定動作領域と境界を接する不安定動作領域を有する伝達関数を特徴とする、第1の回路手段と、
該第1の回路手段を駆動して、振動信号を生成するように結合されているドライブソースと、
該第1の回路手段からの振動信号を受信するように結合されている第1の入力を有するミキサーであって、該受信信号を受信するように結合されている第2の入力を有し、該デジタル信号を表す出力を有するミキサーと、
を含む、UWB(超広帯域)通信システム。 - 前記第1の回路手段は、前記ドライブソースと電気通信するアノード端子および前記ミキサーと電気通信するカソード端子を有するトンネルダイオードと、該カソード端子と基準電位との間に結合されている誘導性素子とを含む、請求項21に記載のシステム。
- 前記ドライブソースは、一列のパルスである、請求項22に記載のシステム。
- 前記ドライブソースは、前記受信信号の位相に基づいて、該一列のパルスを遅らせるか、または進める手段をさらに含む、請求項23に記載のシステム。
- 前記ドライブソースは、DCオフセットである、請求項22に記載のシステム。
- 前記受信信号は、対蹠信号である、請求項21に記載のシステム。
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