JP2005124104A - Dtv装置及びdtv装置制御用プログラム並びにリモコン - Google Patents

Dtv装置及びdtv装置制御用プログラム並びにリモコン Download PDF

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重樹 森
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Satoru Fukuda
哲 福田
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Abstract

【課題】 ユーザが気になったチャンネルに簡単な操作で素早く戻ることができるDTV装置及びDTV装置制御用プログラム並びにリモコンを提供する。
【解決手段】 所定時間を超えて過去に視聴していた複数の番組のチャンネル情報、及び、ザッピングの途中で興味を持った複数の番組のチャンネル情報が複数記憶され、ユーザがザッピング操作を行った後、戻るボタンを押下すると、当該記憶されたチャンネル情報が実際にDTV装置101の選択するチャンネルとして設定され、当該チャンネル情報に対応する番組がモニタ311の画面上に表示される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、DTV装置及びDTV装置制御用プログラム並びにリモコン、特にリモコンによるチャンネルの選局を快適に行うことが可能なDTV装置及びDTV装置制御用プログラム並びにリモコンに関する。
従来より、DTV(Digital Television)装置においては、リモコン装置を用いて選局を行う際に、各種デジタル放送の普及に伴うチャンネル数の増大に対して、少しでも選局操作を快適に行うために、チャンネルのアップダウンダウンボタンによる選局、プリセットボタンによる選局、チャンネル番号を直接入力するダイレクト選局、図16に示すような電子プログラムガイド(EPG(Electronic Program Guide))による選局、チャンネルリストからの選局、裏番組リストからの選局、チャンネルインデックス画面からの選局、又は図17に示すような番組画面を表示しつつ番組リスト表示による選局等の様々な選局手段が用意されている。
アップダウンボタンやプリセットボタンによる選局は、リモコンの限られた特定のキーを操作することで、実際に番組を見ながら選局する、いわゆるザッピング視聴を行いながら選局できるために、通常、ユーザに最も良く操作される選局方法となっている。このアップダウンボタンによる選局の際には、リモコン装置のチャンネルアップボタンとチャンネルダウンボタンの間(指のホームポジション)に指を置き、チャンネルのアップ又はチャンネルのダウンを指の微少な移動で行い、選局をすることが可能である。
また、プリセットボタンによる選局は、通常「1」から「12」までのリモコン装置のボタンに予め割り当てられたチャンネルを、ボタンを押すだけで直接呼び出すことができ、チャンネルアップダウンボタンの場合と同様に、プリセットボタンの中央、例えば「5」の位置をホームポジションとして指を置き、概略、周囲のボタンを押すことで、次々に異なるチャンネルを選局することが可能である。
このように、各種の選局手段が用意されているDTV装置においても、ユーザがいわゆる家電として気軽にDTV装置を使用する際には、従来からの選局方法を選択することが一般的である。
また、カラーテレビやVTR等に使用される、放送の有るチャンネルを選局する自動選局プリセット機能付の選局装置が知られている(例えば、特許文献1参照)
特開平5−226978号公報
しかしながら、DTV装置においてユーザが上述のザッピング操作を行う場合、多数のチャンネルの中からユーザが所望のチャンネルの選択を行う必要があるため、ユーザは途中で見たいチャンネルが現れた際にも、取り敢えず、先のチャンネルに次々と進んで見ることを行う。結果として、前に発見したチャンネルが、ユーザが一番望んでいたチャンネルであった場合には、現在のチャンネルを所望のチャンネルまで延々と戻すための面倒な操作が必要であった。
また、チャンネルを戻す際、画面の情報のみを記憶していた場合には、先に発見したチャンネルがCM放映の最中であるとき、又はたまたま別の映像の放送中であるときには、先に発見したチャンネルを識別できず、チャンネルに戻れないという問題もあった。
さらには、戻るべきチャンネル番号を記憶している場合であっても、様々なチャンネルを経由して戻る際に、番組に注意を取られ、チャンネルの番号を忘れたり、間違えてしまうという問題もあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、ユーザが気になったチャンネルに簡単な操作で素早く戻ることができるDTV装置及びDTV装置制御用プログラム並びにリモコンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1のDTV装置は、チャンネルを選局し番組を視聴する際に、当該番組の視聴時間を計時するタイマ手段と、前記計時されたタイマ手段の値が所定値を超えた際に当該チャンネルの情報を複数蓄積する蓄積手段と、前記蓄積されたチャンネルを選局するように指示を出力するチャンネル選局指示手段と、前記チャンネル選局指示手段からの指示を受けて、前記蓄積されたチャンネルの情報に基づきチャンネルの選局を行うチャンネル選局手段とを備えることを特徴とする。
請求項2のDTV装置は、請求項1記載のDTV装置において、前記蓄積手段は、前記チャンネルの情報を蓄積する際に、複数のチャンネルの情報を順次入れ替え可能なテーブルで蓄積するテーブル手段を備え、前記チャンネル選局手段は前記テーブル手段に蓄積されたチャンネルの情報に基づきチャンネルの選局を順次行うことを特徴とする。
請求項3のDTV装置は、請求項1又は2記載のDTV装置において、前記タイマ手段はコマーシャルの視聴時間を除外して番組の視聴時間を計時することを特徴とする。
請求項4のDTV装置は、請求項1乃至3のいずれか1項記載のDTV装置において、前記蓄積手段は、視聴中の番組のジャンル及びサブジャンルの情報を取得する取得手段を備え、前記チャンネル選局手段は、当該取得されたジャンル及びサブジャンルの情報を有する放送中の番組であって、前記視聴中の番組とは異なる他の番組のチャンネルを選局することを特徴とする。
請求項5のDTV装置は、請求項1乃至4のいずれか1項記載のDTV装置において、選局可能な複数のチャンネルを一定時間毎に順次1つずつ選局する連続ザッピング手段と、前記連続ザッピング手段によるチャンネルの選局の最中に、前記連続ザッピング手段により選局されたチャンネルの情報を前記蓄積手段に記憶させることを指示するチャンネル情報記憶指示手段とを備え、前記蓄積手段は前記チャンネル情報記憶指示手段に指示されたチャンネルの情報を記憶することを特徴とする。
請求項6のDTV装置は、請求項2乃至5のいずれか1項記載のDTV装置において、前記テーブル手段が蓄積する複数のチャンネルの情報に基づいて、複数のチャンネルを一定時間毎に順次1つずつ選局することを特徴とする。
請求項7のリモコンは、前記チャンネル選局指示手段を備え、請求項1記載のDTV装置と共に使用されることを特徴とする。
請求項8のリモコンは、前記チャンネル情報記憶指示手段を備え、請求項5記載のDTV装置と共に使用されることを特徴とする。
請求項9のDTV装置制御用プログラムは、ネットワーク又は記憶媒体を介してDTV装置に組み込まれるプログラムにおいて、チャンネルを選局し番組を視聴する際に、当該番組の視聴時間を計時するタイマ工程と、前記タイマ工程により計時された値が所定値を超えた際に当該チャンネルの情報を複数蓄積する蓄積工程と、前記蓄積されたチャンネルを選局するように指示を出力するチャンネル選局指示工程と、前記チャンネル選局指示工程からの指示を受けて、前記蓄積されたチャンネルの情報に基づきチャンネルの選局を行うチャンネル選局工程とを前記DTV装置に実行させることを特徴とする。
以上詳細に説明したように、請求項1記載のDTV装置及び請求項9記載のDTV装置用制御プログラムによれば、所定時間を超えて視聴された番組のチャンネルの情報が複数蓄積され、チャンネルの選局が指示され、該蓄積されたチャンネルの情報に基づきチャンネルの選局が実行されるので、ザッピング操作により、ユーザが複数回チャンネルを変更した後でも、ユーザが気になった複数の番組のチャンネルに簡単な操作で素早く戻ることができ、番組の視聴中断を最小限に留め、所望の番組の視聴を続けることが可能となる。
請求項3記載のDTV装置によれば、タイマ手段はコマーシャルの視聴時間を除外して番組の視聴時間を計時するので、より正確にユーザの望むチャンネルへと戻ることが可能となる。
請求項4記載のDTV装置によれば、ユーザが一度見つけた興味ある番組について、他の同じジャンル及びサブジャンルの番組を容易に見比べることができ、よりユーザの見たい番組をユーザに選択させることが可能となる。
請求項5記載のDTV装置によれば、少ない操作でユーザがザッピングの最中に気になったチャンネルに簡単に戻ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るDTV装置の概略図である。
同図において、符号101はDTV装置本体を示し、符号102はDTV装置101を操作するリモコンを示し、符号103,105は各種放送を受信するためのアンテナを示し、符号104はDTV装置101へ電力を供給するための電線等を示す。
図2は、図1におけるリモコン102の概略構成を示す図である。
リモコン102は、DTV装置101の各種設定メニュー画面を操作するための上下左右移動ボタン202〜205及び中央の実行ボタン206と、デジタル放送時のデータ放送に用いられるカラーボタン207と、チャンネルをアップダウンさせるためのチャンネルアップダウンボタン208と、DTV装置101の音量を制御するための音量アップダウンボタン209と、元の視聴チャンネルに戻るための戻りボタン210とを備えている。
図3は、図1におけるDTV装置101の内部構成を示すブロック図である。
DTV装置101は、デジタル放送電波を受信するアンテナ301と、アンテナ301から受信された電波を選局し、かつ同調するためのチューナ302と、選局された電波を復調し信号に変換する復調回路303と、復調された信号からTS信号を分離するTSデコーダ回路304と、分離されたTS信号より映像デコードを行う映像デコーダ回路305と、TS信号より音声デコードを行う音声デコーダ回路306と、TS信号よりデータ放送のデコードを行うデータ放送デコーダ回路307と、DTV装置101の各種制御装置(不図示)からの情報を表示するOSD回路308と、各種アプリケーション309と、作成された各種映像情報を合成して出力する画像合成部310と、DTV装置101の表示画面となるモニタ311と、DTV装置101の各種制御のためのプログラム、搭載されたアプリケーションのプログラム及び各種データを格納するROM312と、これらのプログラムやデータを一時的に格納し、さらに、上記アプリケーションを動作させるためのワークエリアとなるRAM313と、DTV装置101の各種制御及びアプリケーションを実行するCPU314と、DTV装置101と外部機器(不図示)との通信を行うモデム315と、不図示のICカードを読み取り、DTV装置101の限定受信動作を行う際の認証動作又は外部機器(不図示)との各種情報のやり取りを行うICカード装置316と、DTV装置101の各回路ブロック間の情報伝達を行うバス317と、DTV装置101に接続された外部機器(不図示)との間で画像データを含む高速なデータの通信を行うインターフェース回路318とを備えている。
RAM313は後述する視聴したチャンネルの情報(以下「チャンネル情報」という)の履歴を記憶するための履歴記憶領域を備えている。このチャンネルの履歴は、チャンネルが一定時間(後述する履歴記憶判定時間)を超えて変更されないときに限り、履歴記憶領域に記憶される。ROM312は後述する履歴記憶判定時間(例えば、30秒間)を記憶するが、この時間は、ユーザが自由に設定変更できるものとする。CPU314は不図示の履歴記憶判定タイマを備え、ユーザが視聴したチャンネルの視聴時間を計時する。
チューナ302と、復調回路303と、TSデコーダ回路304と、デコーダ回路307と、OSD回路308と、各種アプリケーション309と、画像合成部310と、ROM312と、RAM313と、CPU314と、モデム315と、ICカード装置316は、それぞれバス317に接続されている。
DTV装置101は、リモコン102から各種コマンドを受信する。
図4は、ユーザがザッピング操作(チャンネルをリモコンで次々に変える操作)を実行したときに、各チャンネルに対応する映像例と各チャンネルの視聴時間との関係を模式的に示す図である。より具体的には、図4はユーザがザッピング操作を開始し、チャンネルを変えようとする時点で見ていた番組のチャンネルBSD05から、リモコン102のチャンネルアップダウンボタン208のチャンネルアップボタンを操作することにより、チャンネルBSD06、チャンネルBSD07、チャンネルBSD08へとチャンネルを移動する様子をDTV装置101の画面を用いて示したものである。
同図において、符号401は今までユーザが視聴していた番組画面を示しており、符号402〜404は、ユーザのザッピング操作によりチャンネルが変更された際の夫々の番組画面を示している。符号405〜407はリモコン102のチャンネルアップボタン208の操作を表しており、さらに、符号408〜411はユーザが夫々のチャンネルにおいて視聴した視聴時間を模式的に示したものである。また、符号412は符号408〜411と同じスケールで表された履歴記憶判定時間の長さを模式的に示しており、符号413はリモコン102の戻りボタン210の操作を示しており、符号414はその結果としてチャンネルが切り替わり、表示された番組を示している。
次に、DTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理及び所望のチャンネルに戻るための元チャンネル処理を説明する。これらの処理は主として、ROM312に記憶されたプログラムをCPU314が実行することでなされる。
図5はDTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理を示すフローチャートであり、図6はDTV装置101が実行する所望のチャンネルに戻るための元チャンネル処理を示すフローチャートである。これらの処理は、DTV装置101の起動時からバックグラウンドで常に実行可能になっている。
まず、ユーザがリモコン102の電源スイッチを操作し、図4の符号401で示すように、チャンネルBSD05(尚、このチャンネル番号は一例にすぎない。)において、番組の視聴を開始すると、リモコン102の電源スイッチの操作と共に本処理がスタートし、履歴記憶領域のチャンネル情報がクリアされる(ステップS501)。このチャンネル情報は本処理のリセットがかかるまで履歴記憶領域に記憶される。
次いで、現在視聴中の番組のチャンネル情報、即ちBSD05が取得され(ステップS502)、履歴記憶判定タイマがリセットされ(ステップS503)、履歴記憶判定タイマがスタートされる(ステップS504)。
次に、履歴記憶判定タイマの計数値が一定時間、ここでは、図4の履歴記録判定時間412(例えば30秒間)を超えたか否かが判別され(ステップS505)、番組の視聴が開始されたばかりの場合は、履歴記録判定時間412を超えないため、ステップS506に進み、チャンネルが変更されたか否かが判別される(ステップS506)。
ステップS506の判別の結果、チャンネルが変更されていない場合、即ち、引き続きチャンネルBSD05の番組が視聴されている場合は、ステップS505に戻る。つまり、同じチャンネルの番組が視聴されている場合には、ステップS505からステップS506を繰り返し、チャンネルBSD05の視聴時間408が履歴記憶判定時間412を超えた場合には(ステップS505でYES)、履歴記憶領域に現在視聴中の番組のチャンネルBSD05が記憶され(ステップS507)、履歴記憶判定タイマがリセットされる(ステップS508)。この後、ステップS506へと進み、チャンネルBSD05を視聴中である限り、ステップS505〜ステップS506のループを繰り返し、履歴記憶判定時間412を経過する度にステップS507及びステップ508の処理を通過し、履歴記憶領域に現在視聴中の番組のチャンネルBSD05が記録され続ける。
上記ステップS506の判別の結果、チャンネルが変更された場合には、ステップS502に戻る。これは、例えば、ユーザが視聴中の番組に飽き、リモコン102のチャンネルアップボタン208を用いてザッピング操作を開始し、視聴中の番組のチャンネルがBSD05からBSD06へと変更された場合の処理に該当する。
ここで、ユーザがザッピング操作を実行し、チャンネルをBSD05からBSD08まで変更したが、視聴したいチャンネルを発見できず、最初に視聴し続けていた番組のチャンネルBSD05に戻りたいと感じ、チャンネルBSD08の視聴時間411(図4)が履歴記憶判定時間412を超えないうちにリモコン102の戻りボタン210を操作したとする。
この操作により図6に示す元チャンネル処理が開始される。
まず、履歴記憶領域に履歴情報としてチャンネル情報が記憶されているか否かを判別し(ステップS601)、チャンネル情報が記憶されていない場合、即ちDTV装置101の電源投入後、連続して長い時間視聴していた番組がない場合には、戻るべきチャンネルがないので、モニタ311の画面上に「履歴情報がありません。」との表示を一定時間表示し(ステップS602)、本処理を終了する。
一方、ステップS601の判別の結果、チャンネル情報が記憶されている場合には、当該チャンネル情報が読み込まれ(ステップS603)(本実施例ではチャンネルBSD05が読み込まれる)、当該チャンネル情報が実際にDTV装置101の選択するチャンネルとして設定され(ステップS604)、当該チャンネル情報に対応する番組がモニタ311の画面上に表示され、本処理が終了する。
上述したように、本実施の形態によれば、所定時間を超えて視聴された番組のチャンネル情報(履歴情報)が記憶され、ユーザがザッピング操作を行った後、戻るボタンを押下すると、当該記憶されたチャンネル情報が実際にDTV装置101の選択するチャンネルとして設定され、当該チャンネル情報に対応する番組がモニタ311の画面上に表示されるので、ザッピング操作により、ユーザが複数回チャンネルを変更した後でも、ユーザが気になった番組のチャンネルに簡単な操作で素早く戻ることができ、番組の視聴中断を最小限に留め、所望の番組の視聴を続けることが可能となる。
本実施の形態においては、ザッピング操作におけるチャンネルの選局はリモコン102のチャンネルアップダウンボタン208を用いて行われたが、チャンネルの選局は他のいかなるチャンネル変更手段を用いても良く、例えば、プリセットボタン選局ができるリモコン102の10キーボタン等を用いても構わないことは言うまでもない。
さらに、履歴記憶判定時間412は、常に予め定めた一定の値である必要はなく、ユーザの識別により切り替わる個人プロファイル情報と共に切り替わるものでも良い。この場合、個人プロファイル情報はROM312又はRAM313に記憶され、リモコン102からの所定の入力を受けて、CPU314がROM312又はRAM313から該個人プロファイル情報を読み込むようにする。
また、履歴記憶判定時間412は、各チャンネルの視聴時間に基づいて相対的に変化するものでも構わない。この場合、CPU314は戻りボタン210が押下されるまでの各チャンネルの視聴時間に基づいて履歴記憶判定時間412を決定する。
例えば、ユーザがザッピング操作の途中のチャンネルの番組に興味をもった場合、当該チャンネルの番組の視聴時間が多少長くなる場合が多い。このとき、CPU314が履歴記憶判定時間412を最適な値に設定することで、即ち、通常のザッピング操作中における各チャンネルの視聴時間(図4ではチャンネルBSD06の視聴時間409、チャンネルBSD07の視聴時間410、及びチャンネルBSD08の視聴時間411)よりも長く設定することで、上述のユーザが興味を持った番組のチャンネルをチャンネル情報として記憶することが可能であり、ザッピングの最中にユーザが興味を持った番組のチャンネルにより簡単に戻ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、履歴情報として1チャンネル分のチャンネル情報をRAM313(履歴記憶領域)に記憶したが、本実施の形態では、RAM313に図7に示すようなテーブルを用意して、チャンネル情報を複数記憶することで、過去に視聴した複数の番組のチャンネル又はザッピング操作を一時中断した際のチャンネルの複数を記憶することが可能となる点で第1の実施の形態と異なる。
本実施の形態に係るDTV装置及びリモコンは、第1の実施の形態に係るものと同様なので、同一の番号を付し、これらの説明は省略する。尚、RAM313に用意されるテーブルは履歴記憶テーブルという。
図7は履歴記憶テーブルの概略構成図である。
同図に示すように、履歴記憶テーブルは、履歴CH00〜履歴CH07の8つの履歴記憶領域を備え、各履歴記憶領域には、履歴記録判定時間を超えて視聴された番組のチャンネル情報が入力される。履歴記憶テーブルが備える履歴記憶領域は8つに限られるものではない。また、履歴記憶テーブルの複数のチャンネル情報のうち選択するチャンネル情報はポインタ(不図示)で指し示される。
図8は、ユーザがザッピング操作(チャンネルをリモコンで次々に変える操作)を実行したときに、各チャンネルに対応する映像例と各チャンネルの視聴時間との関係を模式的に示す図である。より具体的には、図8はユーザがザッピング操作を開始し、チャンネルを変えようとする時点で見ていた番組のチャンネルBSD05から、リモコン102のチャンネルアップダウンボタン208のチャンネルアップボタンを操作することにより、チャンネルBSD06、チャンネルBSD07、チャンネルBSD08へとチャンネルを移動する様子をDTV装置101の画面を用いて示したものである。
同図において、符号801は今までユーザが視聴していた番組画面を示しており、符号802〜804は、ユーザのザッピング操作によりチャンネルが変更された際の夫々の番組画面を示している。符号805〜808はユーザが夫々のチャンネルにおいて視聴した視聴時間を模式的に示したものである。また、符号809は符号805〜808と同じスケールで表された履歴記憶判定時間を模式的に示している。この時、チャンネルBSD07における視聴時間807は履歴記憶判定時間809よりも長い時間となっている。符号810,811は履歴記憶テーブルに記憶されたチャンネルBSD07、チャンネルBSD05の番組画面を示している。
次に、DTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理及び所望のチャンネルに戻るための元チャンネル処理を説明する。これらの処理は主として、ROM312に記憶されたプログラムをCPU314が実行することでなされる。
図9,10はDTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理を示すフローチャートであり、図11はDTV装置101が実行する所望のチャンネルに戻るための元チャンネル処理を示すフローチャートである。これらの処理は、DTV装置101の起動時からバックグラウンドで常に実行可能になっている。
まず、ユーザがリモコン102の電源スイッチを操作し、図8の符号801で示すように、チャンネルBSD05(尚、このチャンネル番号は一例にすぎない。)において、番組の視聴を開始すると、リモコン102の電源スイッチの操作と共に本処理がスタートし、履歴記憶テーブルのチャンネル情報がクリアされる(ステップS901)。このチャンネル情報は本処理のリセットがかかるまで履歴記憶テーブルに記憶される。
次いで、現在視聴中の番組のチャンネル情報、即ちBSD05が取得され(ステップS902)、履歴記憶判定タイマがリセットされ(ステップS903)、履歴記憶判定タイマがスタートされる(ステップS904)。
次に、履歴記憶判定タイマの計数値が一定時間、ここでは、図8の履歴記録判定時間809(例えば30秒間)を超えたか否かが判別され(ステップS905)、番組の視聴が開始されたばかりの場合は、履歴記録判定時間を超えないため、ステップS914に進み、チャンネルが変更されたか否かが判別される(ステップS914)。
ステップS914の判別の結果、チャンネルが変更されていない場合、即ち、引き続きチャンネルBSD05の番組が視聴されている場合は、ステップS905に戻る。つまり、同じチャンネルの番組が視聴されている場合には、ステップS905及びステップS914の判別を繰り返し、チャンネルBSD05の視聴時間805が履歴記憶判定時間809を超えた場合には(ステップS905でYES)、履歴記憶テーブルの履歴CH00領域にチャンネル情報が存在するか否かを判別する(ステップS906)。
ステップS906の判別の結果、履歴記憶テーブルの履歴CH00領域にチャンネル情報が存在しない場合、例えばDTV装置101の電源投入時の場合は、現在視聴中の番組のチャンネル情報(チャンネルBSD05)が履歴CH00領域に記憶され(ステップS912)、履歴記憶テーブルは図7(A)に示す状態となる。次いで、履歴記憶判定タイマがリセットされ(ステップS913)、ステップS914に進む。
上記ステップS906の判別の結果、履歴記憶テーブルの履歴CH00領域にチャンネル情報が存在する場合には、履歴CH00領域のチャンネル情報と現在視聴中の番組のチャンネル情報とが同一であるか否かが判別され(ステップS907)、履歴CH00領域のチャンネル情報と現在視聴中の番組のチャンネル情報とが同一である場合には、ステップS913に進む一方、履歴CH00領域のチャンネル情報と現在視聴中の番組のチャンネル情報とが同一でない場合には、履歴記憶テーブルをスキャンする(ステップS908)。
次に、履歴記憶テーブルの履歴CH00領域〜履歴CH07領域に現在視聴中の番組のチャンネル情報が既に記憶されているか否かを判別する(ステップS909)。
ステップS909の判別の結果、現在視聴中の番組のチャンネル情報が既にいずれかの領域に記憶されている場合には、同一のチャンネル情報を複数記憶する必要はないので、既に記憶されている、現在視聴中の番組のチャンネル情報と同一のチャンネル情報を削除し(ステップS910)、履歴CH00領域が空くように、各履歴記憶領域に記憶されたチャンネル情報を一つずつシフトする(ステップS911)。例えば、履歴CH01領域に記憶されたチャンネル情報が削除された場合は、履歴CH00領域に記憶されたチャンネル情報は履歴CH01領域にシフトする。そして、現在視聴中の番組のチャンネル情報を履歴CH00領域に記憶する(ステップS912)。
上記ステップS909の判別の結果、現在視聴中の番組のチャンネル情報がいずれの領域にも記憶されていない場合には、ステップS911に進み、履歴CH00領域が空くように、各履歴記憶領域に記憶されたチャンネル情報を一つずつシフトする。
上記ステップS914の判別の結果、チャンネルが変更された場合には、ステップS902の処理に戻る。これは、例えば、ユーザが視聴中の番組に飽き、リモコン102のチャンネルアップボタン208を用いてザッピング操作を開始し、視聴中のチャンネルがBSD05からBSD06へと変更された場合の処理に該当する。
ユーザがザッピング操作を実行しているときには、ステップS902〜ステップS914の処理が繰り返し行われる。図8の例では、チャンネルBSD05の視聴時間805及びチャンネルBSD07の視聴時間807が履歴記憶判定時間809を超えているので、これらのチャンネル情報(チャンネルBSD05、チャンネルBSD07)が履歴記憶テーブルに記憶される。このときの履歴記憶テーブルの構成を示したのが図7(B)である。
ここで、ユーザがザッピング操作を実行し、チャンネルをBSD05からBSD08まで変更したが、視聴したいと思われるチャンネルを発見できず、ザッピング操作の途中で気になったチャンネルBSD07、又は最初に視聴し続けていたチャンネルBSD05に戻りたいと感じ、チャンネルBSD08の視聴時間908が履歴記憶判定時間909を超えないうちにリモコン102の戻りボタン210を操作したとする。
この操作により図11に示す元チャンネル処理が開始される。
まず、履歴記憶テーブルの履歴記憶領域にチャンネル情報が記憶されているか否かを判別し(ステップS1001)、チャンネル情報が記憶されていない場合、即ちDTV装置101の電源投入後、連続して長い時間視聴していた番組がない場合には、戻るべきチャンネルがないので、モニタ311の画面上に「履歴情報がありません。」との表示を一定時間表示し(ステップS1011)、通常のチャンネルアップまたはチャンネルダウンによるチャンネル選択処理を実行可能とし(ステップS1012)、本処理を終了する。尚、通常のチャンネルアップまたはチャンネルダウンによるチャンネル選択処理とは、ボタンを押している間チャンネルを順次変化させる処理や、自動で所定時間ごとにチャンネルを変更してスキャンしていくような処理である。
一方、ステップS1001の判別の結果、チャンネル情報が記憶されている場合には、現在視聴中の番組のチャンネル情報(BSD08)を取得し(ステップS1002)、現在視聴中の番組のチャンネル情報が履歴記憶テーブルの履歴CH00領域に記憶されたチャンネル情報と同一であるか否かを判別する(ステップS1003)。
ステップS1003の判別の結果、現在視聴中の番組のチャンネル情報が履歴記憶テーブルの履歴CH00領域に記憶されたチャンネル情報と同一でない場合には、履歴記憶テーブルをスキャンし(ステップS1004)、履歴記憶テーブルの中に現在視聴中の番組のチャンネル情報が記憶されているか否かを判別する(ステップS1005)。
ステップS1005の判別の結果、履歴記憶テーブルの中に現在視聴中の番組のチャンネル情報が記憶されている場合には、現在視聴中の番組のチャンネル情報が記憶されている履歴記憶領域にポインタをシフトし(ステップS1006)、ポインタが指す履歴記憶領域に記憶されているチャンネル情報を読み込み(ステップS1007)、当該チャンネル情報が実際にDTV装置101の選択するチャンネルとして設定され(ステップS1008)、当該チャンネル情報に対応する番組がモニタ311の画面上に表示される。そして、履歴記憶領域を指すポインタを1つシフトして(ステップS1009)、本処理を終了する。
上記ステップS1003の判別の結果、現在視聴中の番組のチャンネル情報が履歴記憶テーブルの履歴CH00領域に記憶されたチャンネル情報と同一である場合には、履歴CH00領域を指すようにポインタを移動し(ステップS1010)、ステップS1007に進む。また、上記ステップS1005の判別の結果、履歴記憶テーブルの中に現在視聴中の番組のチャンネル情報が記憶されていない場合には、ステップS1007に進む。
上記元チャンネル処理を実行することにより、ザッピング操作の途中で気になったチャンネルBSD07、又は最初に視聴し続けていたチャンネルBSD05に戻ることができる。
上述したように、本実施の形態によれば、過去に視聴していた複数の番組のチャンネル情報、及び、ザッピングの途中で興味を持った複数の番組のチャンネル情報を履歴記憶テーブルに記憶しておくことができる。そして、所定時間を超えて視聴された番組のチャンネル情報(履歴情報)が複数記憶され、ユーザがザッピング操作を行った後、戻るボタンを押下すると、当該記憶されたチャンネル情報が実際にDTV装置101の選択するチャンネルとして設定され、当該チャンネル情報に対応する番組がモニタ311の画面上に表示されるので、ザッピング操作により、ユーザが複数回チャンネルを変更した後でも、ユーザが気になった複数の番組のチャンネルに簡単な操作で素早く戻ることができ、番組の視聴中断を最小限に留め、所望の番組の視聴を続けることが可能となる。
(第3の実施の形態)
第1及び第2の実施の形態においては、特定のチャンネルの番組における視聴時間が所定時間を超えることを検出することで、ユーザが当該番組に何らかの興味を持って視聴をしていたと判定し、該番組のチャンネル情報を記憶していたが、第3の実施の形態では、特定のチャンネルの番組における視聴時間から当該チャンネルのコマーシャルの視聴時間を除く点で第1及び第2の実施の形態と異なる。
本実施の形態に係るDTV装置及びリモコンは、第1の実施の形態に係るものと同様なので、同一の番号を付し、これらの説明は省略する。
図12は、ユーザがザッピング操作(チャンネルをリモコンで次々に変える操作)を実行したときに、各チャンネルに対応する映像例と各チャンネルの視聴時間との関係を模式的に示す図である。より具体的には、図12はユーザがザッピング操作を開始し、チャンネルを変えようとする時点で見ていた番組のチャンネルBSD05から、リモコン102のチャンネルアップダウンボタン208のチャンネルアップボタンを操作することにより、チャンネルBSD06、チャンネルBSD07、チャンネルBSD08へとチャンネルを移動する様子をDTV装置101の画面を用いて示したものである。
同図において、符号1201は今までユーザが視聴していた番組画面を示しており、符号1202〜1204は、ユーザのザッピング操作によりチャンネルが変更された際の夫々の番組画面を示している。符号1205〜1208はユーザが夫々のチャンネルにおいて視聴した視聴時間を模式的に示したものである。また、符号1209は符号1205〜1208と同じスケールで表された履歴記憶判定時間を模式的に示しており、符号1210は符号1205〜1208と同じスケールで表されたCM視聴時間を模式的に示している。この時、チャンネルBSD07におけるCM視聴時間1210を除いた視聴時間1207は、履歴記憶判定時間1209よりも短い時間となっている。符号1211は履歴記憶テーブルに記憶されたチャンネルBSD05の番組画面を示している。
図13はDTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理を示すフローチャートであり、図9,10の履歴記憶タスク処理を示すフローチャートの一部の処理のみが異なる。図9,10と同一の処理は同一の番号・符号を付し、これらの説明は省略し、異なる処理のみを説明する。
ステップS904で、履歴記憶判定タイマがスタートされた後、視聴中の番組がCM(コマーシャル)中であるか否かを判別し(ステップS1301)、視聴中の番組がCM中である場合には、履歴記憶判定タイマを停止し(ステップS1302)、ステップS905の判別処理を実行する一方、視聴中の番組がCM中でない場合には、履歴記憶判定タイマの停止を解除し(ステップS1303)、ステップS905の判別処理を実行する。ステップS914の判別の結果、チャンネルが変更されていない場合は、ステップS1301に戻る。
上述したように、本実施の形態によれば、視聴中の番組がCM中である場合には、履歴記憶判定タイマを停止し視聴時間に含めないので、コマーシャルの視聴時間を含めたために番組の視聴時間が長くなり、当該番組をユーザが興味を持って見ていたと誤って判定することを防止することが可能となる。よって、より正確にユーザの望むチャンネルへと戻ることが可能となる。
上記第1〜第3の実施の形態では、特定の番組を見ている視聴時間が所定時間を超えることを検出することで、ユーザが何らかの興味を持って番組を視聴をしたと判定し、視聴の履歴(チャンネル情報)を記憶していたが、図14に示すように、チャンネルアップダウンボタン208で次々にチャンネルを切り替えた際に(BSD05→BSD06→BSD07→BSD08→BSD09)、途中のチャンネルで放送中の番組のジャンル及びサブジャンルをそのチャンネル情報と共に履歴記憶テーブルに記録し、例えば、スポーツジャンルの野球サブジャンルの番組を視聴中に、リモコン102の特定のボタン(例えば、図15に示す元ジャンルボタン)を押すことで、当該ボタンを押した時点で視聴していた番組と同じジャンル及びサブジャンルの番組を履歴記憶テーブルより検索し、当該番組のチャンネルに切り替えるようにしてもよい。これにより、図15に示すように、例えば、スポーツジャンルの野球サブジャンルからなる番組に戻って視聴することが可能となる。また、さらに、リモコン102の特定のボタンを押すたびに、再び同じ動作を繰り返すことで、同一ジャンルの番組に戻る機能を続けて実現することができる。
DTV装置101をこの様な構成にすることで、ユーザが一度見つけた興味ある番組について、他の同じジャンルの番組を容易に見比べることができ、よりユーザの見たい番組をユーザに選択させることが可能となる。
また、過去にチャンネルを変更して視聴してきた番組について、そのジャンル及びサブジャンルを履歴記憶テーブルに記録し、検索の際にその履歴記憶テーブルを参照したが、ユーザが過去にそのチャンネルを視聴していない場合でも、リモコン102の「同一ジャンルの番組に戻る」ボタン(不図示)を初めて押した時点で視聴していた番組のジャンル及びサブジャンルの情報より、予めDTV装置101に蓄積されている番組サービス情報を基に、検索を行うことで、同じジャンル及びサブジャンルの新たな番組についても発見することが容易となり、より快適に見たいチャンネルを発見することが可能となる。
上記実施の形態の例においては、リモコン102のボタン操作により何らかの履歴情報に基づいて元のチャンネルやジャンルに戻る操作を行ったが、リモコン102に新たなボタンを設け、このボタンを元のチャンネルやジャンルを行き来するための「先に進むボタン」としても良い。
この様な構成にすることで、一度戻る操作をした直後に、戻す前のチャンネルに戻りたい場合に、戻る操作を何度か繰り返して戻らなくても、先に進むボタンの少ない操作により前のチャンネルに戻ることが可能となり、より快適な操作が可能となる。
上記実施の形態においては、チャンネル情報(履歴情報)を記録するために、当該チャンネルを変化させない時間を視聴時間として、その長さが一定の時間を超えたものを選択して記録していたが、DTV装置101の機能として、一定時間毎にチャンネルを切り替え、ユーザに順次チャンネルの内容を表示する自動ザッピング機能がついたDTV装置に関しては、当該自動ザッピング機能が作用中であるときに、選択されているチャンネルについて、本発明によるリモコン102の戻りボタンで参照可能とするための、先のチャンネル情報(履歴情報)に記録するための記録ボタンを設け、気になるチャンネルについては、該記録ボタンを押下することで逐次チャンネル情報を記録し、後に、リモコン102の戻りボタンで簡単に呼び戻せるようにすることで、少ない操作でユーザがザッピングの最中に気になったチャンネルに簡単に戻ることが可能となる。
さらに、先の気になるチャンネルについての記録操作が一通り完了した時点で、リモコン102の操作により、履歴記憶テーブルに蓄積されたチャンネル情報について、一定の時間毎に、当該蓄積されたチャンネルを選局し、順次、切り替えて選局、表示する手段を設けることで、ユーザは、さらに自分の見たいチャンネルについて絞り込みを行うことが可能となる。
また、気になるチャンネルについて、順次選局して視聴することで、擬似的に、多チャンネルについての同時視聴も可能となり、他チームの結果が気になるスポーツ番組なども、快適に視聴することが可能となる。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムをコンピュータ又は制御部(具体的にはCPU)に供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによっても本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
この場合、上記プログラムは、不図示の該プログラムを記録した記録媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
また、上記プログラムは、上述した実施の形態の機能をコンピュータで実現することができればよく、その形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態を有するものでもよい。
更にまた、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記録媒体をコンピュータに供給し、そのコンピュータが記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
プログラムを供給する記録媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−ROM、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムを記憶できるものであればよい。
本発明の第1の実施の形態に係るDTV装置の概略図である。 図1におけるリモコン102の概略構成を示す図である。 図1におけるDTV装置101の内部構成を示すブロック図である。 ユーザがザッピング操作(チャンネルをリモコンで次々に変える操作)を実行したときに、各チャンネルに対応する映像例と各チャンネルの視聴時間との関係を模式的に示す図である。 DTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理を示すフローチャートである。 DTV装置101が実行する所望のチャンネルに戻るための元チャンネル処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る履歴記憶テーブルの概略構成図であり、(A)は履歴記憶テーブルの履歴CH00領域にチャンネル情報が存在しない場合に、現在視聴中の番組のチャンネル情報(チャンネルBSD05)が履歴CH00領域に記憶されたときの履歴記憶テーブルを示し、(B)は履歴記憶判定時間809を超えて視聴されたチャンネルBSD05及びチャンネルBSD07のチャンネル情報(BSD05、BSD07)が登録された履歴記憶テーブルを示す。 ユーザがザッピング操作(チャンネルをリモコンで次々に変える操作)を実行したときに、各チャンネルに対応する映像例と各チャンネルの視聴時間との関係を模式的に示す図である。 DTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理を示すフローチャートである。 DTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理を示すフローチャートである。 DTV装置101が実行する所望のチャンネルに戻るための元チャンネル処理を示すフローチャートである。 ユーザがザッピング操作(チャンネルをリモコンで次々に変える操作)を実行したときに、各チャンネルに対応する映像例と各チャンネルの視聴時間との関係を模式的に示す図である。 DTV装置101が実行する履歴記憶タスク処理の一部を示すフローチャートである。 チャンネルアップダウンボタン208でザッピング操作を実行したときのチャンネルの切り替わる様子を示す図である。 元ジャンルボタンを押下することで、当該ボタンを押した時点で視聴していた番組と同じジャンル及びサブジャンルの番組を履歴記憶テーブルより検索し、当該番組のチャンネルに切り替える様子を示した図である。 DTV装置のチャンネル選局手段の一つとして用いられる電子プログラムガイド(EPG)の構成を示す図である。 番組画面と番組リストとを同時に表示するDTV装置のチャンネル選局手段の例を示す図である。
符号の説明
101 DTV装置
102 リモコン
208 チャンネルアップダウンボタン
209 音量アップダウンボタン
210 戻りボタン
301 アンテナ
302 チューナ
303 復調回路
304 TSデコーダ回路
305 映像デコーダ回路
306 音声デコーダ回路
307 データ放送デコーダ回路
308 OSD回路
312 ROM
313 RAM
314 CPU

Claims (9)

  1. チャンネルを選局し番組を視聴する際に、当該番組の視聴時間を計時するタイマ手段と、前記計時されたタイマ手段の値が所定値を超えた際に当該チャンネルの情報を複数蓄積する蓄積手段と、前記蓄積されたチャンネルを選局するように指示を出力するチャンネル選局指示手段と、前記チャンネル選局指示手段からの指示を受けて、前記蓄積されたチャンネルの情報に基づきチャンネルの選局を行うチャンネル選局手段とを備えることを特徴とするDTV装置。
  2. 前記蓄積手段は、前記チャンネルの情報を蓄積する際に、複数のチャンネルの情報を順次入れ替え可能なテーブルで蓄積するテーブル手段を備え、前記チャンネル選局手段は前記テーブル手段に蓄積されたチャンネルの情報に基づきチャンネルの選局を順次行うことを特徴とする請求項1記載のDTV装置。
  3. 前記タイマ手段はコマーシャルの視聴時間を除外して番組の視聴時間を計時することを特徴とする請求項1又は2記載のDTV装置。
  4. 前記蓄積手段は、視聴中の番組のジャンル及びサブジャンルの情報を取得する取得手段を備え、前記チャンネル選局手段は、当該取得されたジャンル及びサブジャンルの情報を有する放送中の番組であって、前記視聴中の番組とは異なる他の番組のチャンネルを選局することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のDTV装置。
  5. 選局可能な複数のチャンネルを一定時間毎に順次1つずつ選局する連続ザッピング手段と、前記連続ザッピング手段によるチャンネルの選局の最中に、前記連続ザッピング手段により選局されたチャンネルの情報を前記蓄積手段に記憶させることを指示するチャンネル情報記憶指示手段とを備え、前記蓄積手段は前記チャンネル情報記憶指示手段に指示されたチャンネルの情報を記憶することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のDTV装置。
  6. 前記テーブル手段が蓄積する複数のチャンネルの情報に基づいて、複数のチャンネルを一定時間毎に順次1つずつ選局することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載のDTV装置。
  7. 前記チャンネル選局指示手段を備え、請求項1記載のDTV装置と共に使用されることを特徴とするリモコン。
  8. 前記チャンネル情報記憶指示手段を備え、請求項5記載のDTV装置と共に使用されることを特徴とするリモコン。
  9. ネットワーク又は記憶媒体を介してDTV装置に組み込まれるプログラムにおいて、チャンネルを選局し番組を視聴する際に、当該番組の視聴時間を計時するタイマ工程と、前記タイマ工程により計時された値が所定値を超えた際に当該チャンネルの情報を複数蓄積する蓄積工程と、前記蓄積されたチャンネルを選局するように指示を出力するチャンネル選局指示工程と、前記チャンネル選局指示工程からの指示を受けて、前記蓄積されたチャンネルの情報に基づきチャンネルの選局を行うチャンネル選局工程とを前記DTV装置に実行させることを特徴とするDTV装置制御用プログラム。
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