JP2005123842A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 観察環境下における表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理方法および画像処理装置を提案する
【解決手段】 観察環境下における表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理方法であって、前記観察環境化における前記表示装置に関するパラメータを設定する環境設定工程と、入力画像の色信号を、前記パラメータに基づいて三刺激値に変換する三刺激値変換工程と、三刺激値を標準色空間上の色信号に変換する標準色空間変換工程とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置を観察環境下と標準環境下で再現性の良い表示画像を実現するための画像処理方法およい画像処理装置に属する。
近年、カラーDTPやインターネットの急激な発展によって、カラー画像の正確な色再現が強く求められるようになり、デバイス依存であった画像データの色を、複数デバイス間で統一して制御/管理することが必要となった。表示装置などのカラー画像データの正確な色再現を実現する方法の一つとして、カラー画像データを構成する標準的な画像色空間sRGB(IEC61966−2−1)が提案され、RGBカラーコードと測色値との対応および画像の観察条件が標準化されている。この標準空間sRGBに準拠したカラー画像は、規定された観察条件下であれば標準ディスプレイに表示される画像と等しい色再現であることが期待される。
特開平03−110682号公報
ところが、上述した標準色空間sRGBは、平均的なCRTディスプレイの特性に基づいて制定されているが、その測色値との対応関係は、観察環境が暗黒下であることが前提となっている。すなわち、ディスプレイの管面反射光についてはなんら考慮されていないため、ディスプレイにおいて管面反射が生じた場合には、上述した管面反射の影響により、規格が意図する色味での再現ができないという問題があった。したがって、標準色空間に準拠する画像データをそのアピアランスが標準環境で意図したとおりになるように作成するためには、アピアランスを確認するためのディスプレイ表示を含む環境を暗黒下で行う必要があり非常に不便であった。本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、観察環境下における表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理方法および画像処理装置を提案することを示す。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理方法は以下の工程を備える。
すなわち、観察環境下における表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理方法であって、観察環境下における表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理方法であって、前記観察環境化における前記表示装置に関するパラメータを設定する環境設定工程と、入力画像の色信号を、前記パラメータに基づいて三刺激値に変換する三刺激値変換工程と、三刺激値を標準色空間上の色信号に変換する標準色空間変換工程とを有することを特徴とする。
例えば、前記色空間変換工程は前記入力画像の色信号を、前記標準色空間が規定される標準色空間環境下において前記表示装置に表示した場合に得られる三刺激値に変換する第1の工程と、該三刺激値を前記パラメータに基づいて補正する第2の工程とを有することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、観察環境下の照明やモニタの経時変化による表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換するためのモニタキャリブレーション方法を、少ないパッチの測色によって実現することが可能となる。
(第一の実施形態)
以下本発明に係る一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像処理装置100にディスプレイが接続されている様子を示し、画像処理装置100においては、特に入力されたカラー画像データに対して色変換処理を施すためのブロック構成を示す図である。本実施形態においては、暗黒下においてディスプレイ103上の表示画像を参照して作成(または編集)されたカラー画像データを、画像処理装置100においsRGBの標準色空間に準拠した画像データに変換することを特徴とする。図1においてディスプレイシミュレーション部101は、入力されたカラー画像の色信号[Ri、Gi、Bi]に基づき、該画像信号の作成時に、暗黒下においてディスプレイに表示されていたであろう色(測色値)[Xi、Yi、Zi]を推測する。一般に暗黒下と比較して観察照明下での色再現範囲においては、ディスプレイの管面反射の影響により明度の上昇と彩度の低下が生じる。色信号変換部は103は、標準色空間の規定に従い、上記測色値[Xo、Yo、Zo]に対応する色信号[Ro、Go、Bo]を求める。以上のように、入力されたカラー画像信号[Ri、Gi、Bi]は観察照明下においてディスプレイ103に表示された画像であるが、該信号が上記処理によって、標準色空間に準拠した信号[Ro、Go、Bo]へ変換される。
図2は、ディスプレイシミュレーション部101の詳細構成を示すブロック図である。同図においてXYZ変換部201は、ディスプレイ103の色再現特性を記述したモニタプロファイル204を参照して、入力色信号[Ri、Gi、Bi]を暗黒下でディスプレイに表示した際の三刺激値[Xi、Yi、Zi]に変換する。次に、黒レベル設定部205は、観察照明下における色信号[Ri、Gi、Bi]=[0、0、0]の三刺激値[X0、Y0、Z0]をユーザから受け取り黒レベル補正部202において、上記黒レベル補正部[X0、Y0、Z0]と、暗黒下でディスプレイ103に表示させた際の三刺激値[Xi、Yi、Zi]に基づいて、観察照明下でディスプレイ103に表示させた際の色の三刺激値[Xe、Ye、Ze]を求める。以下、図2の各構成について、さらに詳細に説明する。図3は、XYZ変換部201の詳細構成を示すブロック図である。ガンマ変換部301は、入力色信号[Ri、Gi、Bi]を輝度に線形なRGB信号[Rl、Gl、Bl]に変換する。ガンマ特性を有するディスプレイに表示されることを意図された画像データは、該表示の際に適正な輝度で表示されるように、予め逆ガンマ特性を持つように規定されている。sRGB空間においては、以下の式(1)、(2)、(3)により[Rl、Gl、Bl]を算出する。
Figure 2005123842
ここで、もし、R’、G’、B’0.04045であれば、
Figure 2005123842
とし、R’、G’、B’>0.04045であれば、
Figure 2005123842
とする。表色系変換部302は、線形なRGB信号[Rl、Gl、Bl]を3×3マトリクス演算によってXYZ表色系に変換する。この変換マトリクスは、RGB原刺激のXYZ表色系における色度座標、および白色刺激により求められる。なお、sRGB色空間においては、ITU−R BT.709に基づくリファレンスプライマリと白色点D65の色度座標から式(4)によって三刺激値[Xi、Yi、Zi]を求める。
Figure 2005123842
ディスプレイ103が、sRGBとは異なる独自のガンマおよびプライマリ色度点を有する場合は、これらの値がモニタプロファイル204に格納され、色信号[Ri、Gi、Bi]と三刺激値[Xi、Yi、Zi]の変換において参照される。例えば、式(4)におけるマトリクスの値や、[Ri、Gi、Bi]と[Rl、Gl、Bl]を変換する指数関数の指数部またはRiとRl、GiとGl、BiとBlとの対応テーブルが、モニタプロファイル204に格納される。また、ディスプレイ103が上記ガンマと表色系の変換モデルに適合しない場合には、色信号[Ri、Gi、Bi]とこれに対応する三刺激値[Xi、Yi、Zi]によって作成される3次元LUTをモニタプロファイル204に格納し、これを参照/補間することで両者間の変換を行なっても良い。
図4は、黒レベル設定部205における詳細処理を示すフローチャートである。黒レベル設定部205においては、まず黒色を示す色信号[Ri、Gi、Bi]=[0、0、0]を観察照明下でディスプレイに表示し(ステップS401)、該表示画像を放射輝度計等で測定することによって三刺激値[X0、Y0、Z0]を得る(ステップS402)。ここで、得られた三刺激値は、すなわち、観察照明下におけるディスプレイ103の管面反射の影響として測色された値である。次に、ユーザは該三刺激値[X0、Y0、Z0]を黒レベル設定ユーザインターフェース(UI)を用いて設定する(ステップS403)。図5は、上記ステップS403における黒レベル設定UI画面の一例を示す図である。同図において、51は三刺激値のX設定部、52はY設定部、53はZ設定部、54は設定ボタン、55はキャンセルボタンであるこの画面においてユーザはカーソル56を任意に移動することが可能であり、これによりX設定部51、Y設定部52、Z設定部53に対して、観察照明下における黒レベル[X0、Y0、Z0]の各成分をそれぞれ入力する設定ボタン54が押下されると、入力されたX0、Y0、Z0が設定され、以後この設定値[X0、Y0、Z0]が後述する黒レベル補正部202において使用される。なお、キャンセルボタンが押下されると現在の入力値は無視され、以前の設定値が用いられる。黒レベルの初期設定値は例えば[X0、Y0、Z0]=[0、0、0]であり、この場合、黒レベル補正部202において実質的な黒レベル補正が行なわれない。黒レベル補正部202では、不図示の標準的なディスプレイ暗黒下で再現されることが期待される色の三刺激値[Xi、Yi、Zi]をXYZ変換部201から受け取り、黒レベル設定部205による設定値[X0、Y0、Z0]を用いて、式(5)によって、暗黒下の標準ディスプレイにおける表示色の三刺激値を[Xe、Ye、Ze]を推定する。
Figure 2005123842
以上のように黒レベル補正部202では観察照明下の管面反射の影響を示す黒レベル設定値[X0、Y0、Z0]に基づき、暗黒下の標準ディスプレイにおいて再現される色[Xe、Ye、Ze]を予測して出力することができる。
図6は、モニタ変動設定部206における詳細処理を示すフローチャートである。モニタ変動設定部205においては、観察環境下におけるリファレンスプライマリおよび白色を示す色信号[Ri、Gi、Bi]=[255、0、0]を観察環境下でディスプレイに表示し(ステップS701)、該表示画像を放射輝度計等で測定することによって三刺激値[X、Y、Z]を得る(ステップS602)。次に、Gチャネルのリファレンスプライマリ[Ri、Gi、Bi]=[0、255、0]を表示する(ステップS603)、次に該表示画像を放射輝度計等で測定することによって三刺激値[X、Y、Z]を得る(ステップS604)。次に、Bチャネルのリファレンスプライマリ[Ri、Gi、Bi]=[0、0、255]を表示する(ステップS605)。次に該表示画像を放射輝度計等で測定することによって三刺激値[X、Y、Z]を得る(ステップS606)。次に、白色[Ri、Gi、Bi]=[255、255、255]を表示する(ステップS607)。次に該表示画像を放射輝度計等で測定することによって三刺激値[Xw、Yw、Zw]を得る(ステップS608)。ここで、得られた三刺激値は、すなわち、観察環境下におけるディスプレイ103の測色値である。次に、ユーザは該三刺激値[Xd、Yd、Zd](d=R、G、B、W)をモニタ変動設定ユーザインターフェース(UI)を用いて設定する(ステップS609)。図7は、上記ステップS609におけるモニタ変動設定UI画面の一例を示す図である。同図において、701は三刺激値のX設定部、702はY設定部、703はZ設定部、704は三刺激値のX設定部、705はY設定部、706はZ設定部、707は三刺激値のX設定部、708はY設定部、709はZ設定部、710は三刺激値のX設定部、711はY設定部、712はZ設定部、713は設定ボタン、714はキャンセルボタンであるこの画面においてユーザはカーソル715を任意に移動することが可能であり、これにより701から712の各設定部に対して、観察環境下のリファレンスプライマリと白色の三刺激値[Xd、Yd、Zd](d=R、G、B、W)の各成分をそれぞれ入力する設定ボタン54が押下されると、入力されたXd、Yd、Zdが設定され、以後この設定値[Xd、Yd、Zd]が後述するモニタ変動補正部203において使用される。なお、キャンセルボタンが押下されると現在の入力値は無視され、以前の設定値が用いられる。モニタ変動の初期設定値は、例えばRGBプライマリカラーと白色のsRGB色空間の値であり、この場合、モニタ変動補正部203において実質的なモニタ変動補正が行なわれない。モニタ変動補正部203では、モニタ変動設定部206による設定値[Xd、Yd、Zd] (di=R、G、B、W)と黒レベル設定部202で設定された値を用いて、式(6)によって、モニタ変動を測定するために、リファレンスプライマリカラのー表示色の三刺激値を[Xe’d、Ye’d、Ze’d] (d=R、G、B、W)を推定する。
Figure 2005123842
次に、式(6)で推定された三刺激値[Xe’d、Ye’d、Ze’d] (d=R、G、B、W)から、式()にしたがって、三刺激値[Xe’、Ye’、Ze’]と色信号[Ro、Go、Bo]の変換行列を算出する。
Figure 2005123842
ここで、Δijはi行j列の小行列式を表す。また、M1、M、Mは式(8)で与えられる。
Figure 2005123842
式(8)において[x、y、z]は白色の三刺激値[Xe’w、Ye’w、Ze’w]から式(9)によって計算される。
Figure 2005123842
また、Sは白色の三刺激値の刺激和である。次に式(7)で算出された変換行列と式(4)の各成分を比較し、成分の差の最大値が0.0001を超えるか否かを判断し、超えない場合にはそのまま終了し、超える場合には暗黒下で再キャリブレーションする旨をディスプレイに表示して終了する。
図6は、色信号変換部103の詳細構成を示すブロック図である。同図において、表色系変換部801およびガンマ変換部においては、sRGB色空間の規定に基づき、三刺激値[X0、Y0、Z0]と色信号[Ro、Go、Bo]の相互変換を行なう。まず表色系変換部では、以下に示す式(10)によって[X0、Y0、Z0]を[Rl’、Gl’、Bl’]に変換する。
Figure 2005123842
次に、ガンマ変換部602において、次式によって[Ro、Go、Bo]を求める。もしR’、G’、B’<=0.04045であれば、
Figure 2005123842
Figure 2005123842
以上説明したように本実施形態によれば、観察照明のディスプレイ103における管面反射の影響を取得し、これを用いて観察照明下のディスプレイ103に実際に再現された色を予測することが可能となる。さらに黒レベルと観察環境下でのリファレンスプライマリおよび白色点から三刺激値と色信号の変換行列を算出し、暗黒下での成分と比較し、規定値を超えるかによって再キャリブレーションを判断することで、簡単な測定とUIによる設定により、モニタキャリブレーションを容易に行なうことが可能である。
<他の実施形態>
上述した実施形態においては、観察環境下の黒レベル(三刺激値)を実際に放射輝度計等で測定する例について説明したが、予め一般的な照明下における黒レベルをモニタプロファイル204に格納しておき、このリストから観察環境に最も適した1条件をユーザに判断させても良い。例えば、一般照明下(例えば高演色性昼白色蛍光灯(5000K)および白色蛍光灯(4200K)の500lx、1000lx、1500lx、2000lx)における黒レベルを格納しておく。そして黒レベル設定部205では、照明選択UIによってモニタプロファイル504に保持される照明リストをユーザに提示し、ユーザは安価な照度計と使用蛍光ランプの種類に基づいて観察環境に最も適した1条件を選択し、そして選ばれた条件に対応する黒レベルが設定される。上記照明UIは、例えばプルダウンリストやラジオボタンによって実装される。このように、予め所定の照明条件を格納しておくことにより、高価な輝度計を用いることなく、観察環境に対応した黒レベルを設定することが可能となる。さらに、平均的なディスプレイ観察環境の黒レベルを予め特定しておき、黒レベル設定部205における設定値を該特定された値に固定するか、またはデフォルトの値としてもよい。また、上述した実施形態では、黒レベル補正部202において、観察照明の影響を色信号[Ri、Gi、Bi]=[0、0、0]における三刺激値を用いて補正する例を示したが、[0、0、0]以外の値を用いても良いことは言うまでもない。また、用準色空間がsRGB空間であることを仮定したが、観察照明条件および信号値と測色値との関係が規定された同等の色空間、カラーコードにおいても、本発明の目的は同様に達成される。さらに本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)、ディスク、ハードディスク、光ディスク、磁気ディスクCD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性メモリ、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部を行い、その処理によって上記実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明に係る一実施形態の画像処理装置において色変換処理のための構成を示すブロック図である。 ディスプレイシミュレーション部の詳細構成を示すフローチャートである。 XYZ部変換部の詳細構成を示すブロック図である。 黒レベル設定時における処理手順を示すフローチャートである。 黒レベル設定UI画面の一例を示す図である。 モニタ変動設定時における処理手順を示すフローチャートである。 モニタ変動設定時におけるUI画面の一例を示す図である。 ディスプレイシミュレーション部の詳細構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 ディスプレイシミュレーション部
102 色信号処理部
103 ディスプレイ
201 XYZ変換部
202 黒レベル補正部
203 モニタ変動補正部
204 モニタプロファイル
205 黒レベル設定部
206 モニタ変動設定部
301 ガンマ変換部
302 表色系変換部
501 X設定部
502 Y設定部
503 Z設定部
504 設定ボタン
505 キャンセルボタン
506 カーソル
701 X設定部
702 Y設定部
703 Z設定部
704 X設定部
705 Y設定部
706 Z設定部
707 X設定部
708 Y設定部
709 Z設定部
710 X設定部
711 Y設定部
712 Z設定部
713 設定ボタン
714 キャンセルボタン
715 カーソル
801 表色系変換部
802 ガンマ変換部

Claims (25)

  1. 観察環境下における表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理方法であって、前記観察環境化における前記表示装置に関するパラメータを設定する環境設定工程と、入力画像の色信号を、前記パラメータに基づいて三刺激値に変換する三刺激値変換工程と、三刺激値を標準色空間上の色信号に変換する標準色空間変換工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記色空間変換工程は前記入力画像の色信号を、前記標準色空間が規定される標準色空間環境下において前記表示装置に表示した場合に得られる三刺激値に変換する第1の工程と、該三刺激値を前記パラメータに基づいて補正する第2の工程とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記観察環境は観察照明環境および、観察位置、観察日時であり、前記標準観察環境とは、標準観察照明環境であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 前記パラメータは、前記表示装置の表示面における観察照明の反射の影響を示すことを特徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 前記パラメータは、前記反射の影響を示す三刺激値であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
  6. 前記パラメータは、前記観察環境下において前記表示装置に表示された基準色の測色結果であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
  7. 前記基準色は、黒色、白色および赤色、緑色、青色の一次色であることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前紀環境設定工程においては、前記パラメータをユーザがマニュアルで設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  9. 前記第2の変換工程においては、前記第1の変換工程で変換された三刺激値に前記パラメータとして設定された三刺激値を加算することを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
  10. 前記環境設定工程においては、前記パラメータを、複数の観察環境について予め用意しておき、前記複数の観察環境のいずれかを選択し、該選択された観察環境に応じたパラメータを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  11. 観察環境下における表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理装置であって、前記観察環境化における前記表示装置に関するパラメータを設定する環境設定手段と、入力画像の色信号を、前記パラメータに基づいて三刺激値に変換する三刺激値変換手段と、三刺激値を標準色空間上の色信号に変換する標準色空間変換手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  12. 前記色空間変換手段は前記入力画像の色信号を、前記標準色空間が規定される標準色空間環境下において前記表示装置に表示した場合に得られる三刺激値に変換する第1の手段と、該三刺激値を前記パラメータに基づいて補正する第2の手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  13. 前記観察環境は観察照明環境および、観察位置、観察日時であり、前記標準観察環境とは、標準観察照明環境であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  14. 前記パラメータは、前記表示装置の表示面における観察照明の反射の影響を示すことを特徴とする請求項3に記載の画像処理法。
  15. 前記パラメータは、前記反射の影響を示す三刺激値であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  16. 前記パラメータは、前記観察環境下において前記表示装置に表示された基準色の測色結果であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  17. 前記基準色は、黒色、白色および赤色、緑色、青色の一次色であることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  18. 前紀環境設定手段においては、前記パラメータをユーザがマニュアルで設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  19. 前記第2の変換手段においては、前記第1の変換手段で変換された三刺激値に前記パラメータとして設定された三刺激値を加算することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  20. 前記環境設定手段においては、前記パラメータを、複数の観察環境について予め用意しておき、前記複数の観察環境のいずれかを選択し、該選択された観察環境に応じたパラメータを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  21. 表示装置と、観察環境下における該表示装置の表示画像に基づいて、作成された画像データを入力して標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理装置とを接続した画像処理システムであって、該画像処理装置は、前記観察環境下における前記表示装置に関するパラメータを設定する環境設定手段と入力画像の色信号を、前記パラメータに基づいて三刺激値に変換する三刺激値変換工程と、三刺激値の前記色信号を、前記標準環境下における前記標準色空間上の色信号へ変換する標準色空間変換手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
  22. 善意色空間変換手段は、前記入力画像の色信号を、前記標準色空間が規定される標準環境下において前記表示装置に表示した場合に限られる三刺激値に変換する第一の変換手段と、該三刺激値を前記パラメータに基づいて補正する第2の変換手段とを有することを特徴とする請求項21に記載の画像処理システム。
  23. 観察環境下における表示装置の表示画像に基づいて作成された画像データを標準色空間に準拠した画像データに変換する画像処理のプログラムであって、前記観察環境下における前記表示装置に関するパラメータを設定する環境設定工程のコードと、均等色空間上の色信号を標準色空間上の色信号へ変換する標準色空間変換工程のコードとを有することを特徴とするプログラム。
  24. 前記色空間変換工程のコードは、前記入力画像の色信号を、前記標準色空間が規定される標準環境下において前記表示装置に表示した場合に得られる三刺激値に変換する第1の変換工程コードと、該三刺激値を前記パラメータに基づいて補正する第2の変換工程コードとを有することを特徴とする請求項21に、記載のプログラム。
  25. 請求項23または24に記載のプログラムを記録した記録媒体。
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