JP2005123689A - デジタル放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部入力端子を持つデジタル放送受信機において、使用メモリの低コスト化を実現する。
【解決手段】外部映像信号入力に対して、映像フォーマット検出部を持ち、映像フォーマット検出部によって検出されたフォーマットに従って、色差信号の表示用メモリへのラインデータの格納方法を決定する書き込み制御手段を持つことで、解像度の高いフォーマットであれば色差信号の解像度を落として格納することで、メモリ帯域及びメモリ容量を削減し、解像度が低いフォーマットであれば解像度を落とさずに格納することで画質を維持したまま表示することが可能となり、メモリに要するコストを削減することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部入力端子を持つデジタル放送受信機に関するものである。
近年、高画質化、多チャンネル化、高機能化を目的として、テレビジョン放送のデジタル化が進められている。このデジタル放送では、デジタル化された動画像の圧縮符号化方式としてMPEG(Moving Picture Experts Group)2方式が採用され、これまでに日本においては、BSデジタル放送、CSデジタル放送が開始されている。また、日本においてはさらに地上波デジタル放送が検討されており、より低コストで付加価値をあたえるデジタル放送受信機が求められている。
デジタル放送受信機の付加価値をあたえる方法の一つに、アナログ放送専用受信機と同様に放送受信以外の録画再生映像、ゲーム映像などを入力可能な外部入力端子を持ち、2画面表示などを行うマルチ画面表示機能がある。
高画質化放送や、高画質映像再生装置等の普及により、デジタル放送及び外部入力端子からの映像信号としては、SD(Standard Definition)映像(525Pや525Iフォーマット等)に加え、HD(High Definition)映像(1125Iや750Pフォーマット等)を扱う必要がある。この場合に、マルチ画面表示を実現する場合を考える。例えば2画面分のHD映像を処理する場合には、映像信号処理用のメモリ帯域、メモリ容量を非常に多く使用し、高速で大容量のメモリを使用するなどコストがかかるという欠点があった。一例として、1125I映像信号を考えると、1垂直走査期間中に、1画面分の輝度信号をメモリから読み出すだけで、
1920 x 540 = 1、036、800バイト
の転送量が必要であり、525I映像信号の場合は、
720 x 240 = 172、800 バイト
であることから、実に6倍もの帯域、容量を必要としている。
特許文献1にあるように、入力映像解像度と表示用映像出力解像度間において、フォーマット変換技術や拡大縮小技術を利用することでマルチ画面表示自体は実現できるが、スケーリング率によって処理を可変すること以外に、入力映像フォーマットに基いた使用メモリ容量及び帯域については考慮されていなかった。
特開2001−21822号公報 藤原 洋監修 「最新MPEG教科書」アスキー出版局 1994年
外部入力端子を持つデジタル放送受信機において、2画面表示などのマルチ画面表示機能を実現する場合、外部入力映像が解像度の高いフォーマットである場合、映像信号処理用のメモリ帯域、及びメモリ容量が増加してしまい、高速かつ大容量のメモリを使用するなどのコストがかかるという問題があった。
上記課題に対し、外部映像信号入力に対して、映像フォーマット検出部を持ち、映像フォーマット検出部によって検出されたフォーマットに従って、色差信号の表示用メモリへのラインデータの格納方法を決定する書き込み制御手段を持つことで、解像度の高いフォーマットであれば色差信号の解像度を落として格納することで、メモリ帯域及びメモリ容量を削減し、解像度が低いフォーマットであれば解像度を落とさずに格納することで画質を維持したまま表示することが可能となり、メモリに要するコストを削減することが可能となる。
解決しようとする問題点は、メモリに関するコストを削減し、高品質、高機能なデジタル放送受信機の実現に効果がある。
本発明は、外部映像信号入力に対して、映像フォーマット検出部を持ち、映像フォーマット検出部によって検出されたフォーマットに従って、色差信号の表示用メモリへのラインデータの格納方法を決定する書き込み制御手段を持つことを最も主要な特徴とする。メモリに関するコストを削減し、高機能なデジタル放送受信機を実現するという目的を、画質劣化を極力抑えながら実現した。
(実施の形態1)
図1は、本発明装置の一実施の形態のデジタル放送受信機の構成図である。デジタル放送の電波をアンテナ(図示せず)で受信されたRF信号は、チューナ100において選局され、デジタル復調処理を行った後、トランスポートストリームとして、TSデコーダ101に与えられる。TSデコーダ200は、指定されたPIDを持つトランスポートストリーム信号を選択して出力し、MPEGデコード部300に与えられる。MPEGデコード部300で、映像および音声の復号化を行った後、音声信号は、音声出力切替セレクタ903を介し、音声信号として出力される。外部入力音声信号は、ユーザ設定により出力要求があった場合には、音声出力切替セレクタ903より出力される。
映像信号は、MPEGの場合には、メモリ上に格納されたIピクチャ、Pピクチャ等の参照用画像を利用しながらMPEGデコード処理を行い、メモリ600内の表示用メモリ領域に格納される。MPEG2における画像圧縮方法では、4:2:0、4:2:2、4:4:4を選択可能である。BSデジタル放送などの放送波信号では、4:2:0を使用するのが一般的であり、MPEGデコードされた結果も4:2:0形式で、表示用メモリ領域に格納される。
一方、外部入力映像信号は、ADコンバータ500でデジタル化される。そのフォーマットは、ITU勧告601に準拠した4:2:2が一般的である。また、ADコンバータ部において、垂直及び水平同期信号の抽出も行う。
ADコンバータ500の出力は、映像信号処理400内において、まず有効映像信号データのみ選択され、輝度信号はそのままメモリ600内の表示用メモリ領域に格納される。一方。色差信号は、さらにフォーマット検出部410によって検出されたフォーマットに従って、ライン単位での色差信号に対するメモリ格納方式が決定され、メモリ600内の表示用メモリ領域に格納される。
メモリ600の表示用メモリ領域に格納されたデジタル放送受信映像及び、外部映像信号は、画面上の指定された範囲に表示されるようスケーリング処理部700においてスケーリングされる。スケーリング処理においては、4:2:0の映像信号は4:2:2形式への変換も実施される。
また、ユーザインターフェースとしてOSD(OnScreenDisplay)用画面データ等が、システム制御部900によって生成されメモリ600に格納される。OSD用画面データと前記したスケーリングされたデジタル放送受信映像及び外部映像信号が映像合成部800において合成され映像出力される。OSD生成機能以外にも、システム制御部900はプログラムを格納したROM910、作業用領域であるRAM920によって、ユーザ要求に対し、各ブロックを適切に制御する役目を持つ。例えば、受信している放送チャンネルの選択や、音声出力信号の選択等がある。
図6は、デジタル放送受信機における2画面表示の一例を示している。画面のデザインや映像のアスペクト情報等で、放送受信画面、外部入力映像画面の大きさや表示位置は変更される。また、ユーザにどちらからの入力かを示すために、OSDを利用して放送受信したチャンネル番号や、外部入力端子番号などを表示する。
図2は、本発明の特徴である外部映像信号処理部の詳細を示す図である。前記したADコンバータによって、デジタル化された外部映像信号のうち、映像期間検出部404においてH(水平同期)信号、V(垂直同期)信号を使用し、有効映像データ期間を検出する。
輝度信号は、検出された有効映像データ期間に従って、輝度書き込み制御部401によって、有効映像信号のラインデータのみが抽出され出力される。
次に色差信号も、輝度信号と同様に有効映像データ期間分のみを抽出され出力されるが、さらにフォーマット検出部410によって、有効映像データ期間分のデータのうち、毎ラインのデータを出力するか、1ライン置きのデータを出力するかが判定される。判定によって、フィルタ演算された色差信号または、演算処理されていない色差信号が、切替セレクタ405を経て出力され、色差書き込み制御部406によって毎ライン出力、または1ライン置き出力として出力される。1Hディレイ402は色差信号を1ライン遅延させる機能を持つ。フィルタ演算部403は、1ライン置き出力を行う際の折り返し歪み除去用のフィルタ処理を実施するためのものであり、現ラインと1Hディレイ402との間で演算された出力である。
次にフォーマット検出部410の一例を図3、図4を用い説明する。
図3において、411は、1垂直走査期間内の走査本数(Hの数)をカウントするカウンタ、412はカウンタ411の出力を1垂直走査期間単位で保持するためのレジスタである。レジスタ412の出力例としては、図4に示すように、映像フォーマットが525Iであれば、261か262(インターレス信号のため交互に出力)、525Pであれば、524、750Pであれば、749、1125iであれば562か563(インターレース信号のため交互に出力)となる。
フォーマット判定部413では、1垂直走査期間のライン数が多いフォーマット(図例であれば、1125I、750P)時に色差信号の格納方法を1ライン置きとし、ライン素が少ないSD映像では、毎ラインデータ格納をする。
このようにフォーマット判定を行った上で、色差信号の格納方法を決定するので、表示用メモリへの書き込みバイト数は、図4に示すような量となりメモリアクセス時に必要とする帯域及び、使用メモリ容量を削減することが可能となる。図4の例では、本発明を実施しない場合にくらべ、メモリアクセスの使用帯域及び使用メモリ量は半減されており、また、これは、書き込みだけでなく、2画面合成を表示する際の読み出し時の帯域も半減されるので、メモリアクセスの帯域の絶対量はさらに削減される。
また、前述したようにデジタル放送で使用されるMPEGでは、4:2:0で圧縮される。従って、外部映像信号入力がHDの場合に色差信号を1ライン置きに格納しても、デジタル放送と同等程度の画質は保持できる。また、外部映像信号入力が、1垂直走査期間のライン数が少ないSDの場合には、毎ラインデータを書き込むので、元々の解像度が低い映像においては、色差信号の解像度情報を失うことなく、高画質のまま表示することが可能である。
本実施の形態では、フォーマット検出によって色差信号のメモリへの格納方法を制御しているが、例えば外部入力映像のみを表示する場合(全画面表示)などには、放送受信用のメモリ帯域及び容量を使用しないことを利用して書き込み制御方法を変更するなどの手段も可能である。
以上のように、本発明のデジタル放送受信機は、外部映像信号入力に対して、映像フォーマット検出部を持ち、映像フォーマット検出部によって検出されたフォーマットに従って、色差信号の表示用メモリへのラインデータの格納方法を決定する書き込み制御手段を持つことで、解像度の高いフォーマットであれば色差信号の解像度を落として格納することで、メモリ帯域及びメモリ容量を削減し、解像度が低いフォーマットであれば解像度を落とさずに格納することで画質を維持したまま2画面表示等をすることが可能となり、メモリに要するコストを削減することが可能となるものである。
本発明に係るデジタル放送受信機は、メモリ帯域及びメモリ容量を削減し、解像度が低いフォーマットであれば解像度を落とさずに格納することで画質を維持したまま2画面表示等をすることが可能となるものであり、2画面表示機能を持つ他の画像再生装置など用途にも適用可能である。
本発明の一実施の形態を示すデジタル放送受信機のブロック図 本発明の一実施の形態を示す外部映像信号処理部のブロック図 本発明の一実施の形態を示すフォーマット検出部のブロック図 フォーマット検出方法及び色差信号書き込み制御方法の対応を示す図 本発明を使用しない従来の外部映像信号処理部のブロック図 2画面表示の一例を示す図
符号の説明
100 チューナ
200 TSデコーダ
300 MPEGデコーダ
400 外部入力映像の映像信号処理部
401 輝度書き込み制御部
402 1Hディレイ部(ラインメモリ)
403 フィルタ演算部
404 映像期間検出部
405 書き込み信号切替セレクタ
406 色差信号書き込み制御部
410 フォーマット検出部
411 カウンタ
412 レジスタ
413 フォーマット判定部
414 色差書き込み制御信号生成部
500 ADコンバータ
600 メモリ
700 スケーリング処理部
800 映像合成部
900 システム制御部
910 ROM
920 RAM

Claims (4)

  1. 外部映像信号入力に対して、映像フォーマット検出部を持ち、映像フォーマット検出部によって検出されたフォーマットに従って、色差信号の表示用メモリへのラインデータの格納方法を決定する書き込み制御手段を持つことを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 前記色差信号格納方法が、有効映像信号を毎ライン書き込む方法と1ライン置きに書き込む方法の2種類を持つことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  3. 1ライン置きに書き込む色差信号が、1Hディレイを持った色差信号とのフィルタ演算結果であることを特徴とする請求項2記載のデジタル放送受信機。
  4. 前記映像フォーマット検出部におけるフォーマット検出方法が、1垂直走査期間あたりの走査本数の総量によって判定を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデジタル放送受信機。
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