JP2005122462A - アクセス制御装置、表示制御装置および表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録装置の製造コストを高騰させることなく、記録装置に記録されているデータの意図しない消去や書き替えを確実に防止し得るアクセス制御装置を提供する。
【解決手段】主制御装置11から出力された書き込み用データWDをメモリカード4のレジスタに対して書き込み要求するライト信号WRをメモリカード4用のライト信号WRに変換して出力するライトサイクル出力部31を備え、ライトサイクル出力部31は、ライト信号WRをメモリカード4用のライト信号WRに変換するライトサイクル変換回路42と、書き込み禁止信号WPが出力されている状態において書き込み指示コマンドがレジスタにおけるコマンドレジスタへの書き込み用データWDに含まれていることを検出したときにライトサイクル変換回路42に対してメモリカード4へのライト信号WRの出力を禁止させるコマンド検出回路41とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】主制御装置11から出力された書き込み用データWDをメモリカード4のレジスタに対して書き込み要求するライト信号WRをメモリカード4用のライト信号WRに変換して出力するライトサイクル出力部31を備え、ライトサイクル出力部31は、ライト信号WRをメモリカード4用のライト信号WRに変換するライトサイクル変換回路42と、書き込み禁止信号WPが出力されている状態において書き込み指示コマンドがレジスタにおけるコマンドレジスタへの書き込み用データWDに含まれていることを検出したときにライトサイクル変換回路42に対してメモリカード4へのライト信号WRの出力を禁止させるコマンド検出回路41とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録装置に対するアクセスを制御するアクセス制御装置、表示制御装置および表示装置に関するものである。
ATA規格に準拠した記録装置(ストレージデバイス)として、ハードディスク装置やコンパクトフラッシュ(登録商標)等が従来から知られている。この種の記録装置は、データの書き込みおよび読み出しを比較的高速で実行可能な上に、比較的小形に構成されている。このため、今日では、パーソナルコンピュータを始め、数多くの電子機器において、データを記録するためにこの種の記録装置が用いられている。しかしながら、一般的に、この種の記録装置には、ライトプロテクト機能が備えられていないため、例えば、誤操作によって記録データの意図しない消去や書き替えが発生するおそれがあるという問題点が存在する。この問題点を解決可能な技術として、特開平10−3362号公報には、データの書き込み禁止が可能な磁気ディスク装置(ハードディスク装置)が開示されている。この磁気ディスク装置は、同公報中の図2に示すように、ハードディスク本体1およびインターフェイス基板3を備えて構成されている。ハードディスク本体1は、接続コネクタ6,7を介してインターフェイス基板3に接続されている。また、インターフェイス基板3は、CPUを備えた外部機器としてのシステム8にシステムコネクタ4を介して接続されている。また、インターフェイス基板3は、ハードディスク本体1に対するデータ書き込みの許可および禁止のいずれかを選択可能なライトプロテクトスイッチ5を備えている。
この磁気ディスク装置およびシステム8では、システム8のCPUが、上記公報中の図3に示す書き込み処理を実行する。この書き込み処理では、CPUは、まず、HDDライトコマンドがあるか否かを判別する(ST1)。この際に、HDDライトコマンドがあるときには、CPUは、ライトプロテクトスイッチ5が書き込み禁止状態か否かを判別する(ST2)。この場合、ライトプロテクトスイッチ5が書き込み禁止状態でないとき(ライトプロテクトスイッチ5がオフ(開)のとき)には、CPUは、HDDライトコマンドに基づいて書き込みを行って(ST3)、この書き込み処理を終了する。一方、ST2において、ライトプロテクトスイッチ5が書き込み禁止状態のとき(ライトプロテクトスイッチ5がオン(閉)のとき)には、CPUは、書き込み禁止状態である旨のメッセージを表示させると共に、例えば、書き込み用のデータを他のメモリに記憶させる。これにより、書き込み禁止状態におけるハードディスク本体1へのデータの書き込みが回避される。このため、ハードディスク本体1に記録されているデータの意図しない消去や書き替えの防止が可能となる。
特開平10−3362号公報(第2−3頁、第2−3図)
ところが、従来の磁気ディスク装置には、以下の課題がある。すなわち、この磁気ディスク装置では、外部機器としてのシステム8が書き込み処理を実行して書き込みの許可および禁止を制御している。このため、システム8が誤動作したり暴走したりしたときには、ライトプロテクトスイッチ5を書き込み禁止状態にしているにも拘わらず、書き込み処理が正常に実行されずにデータが書き込まれるおそれがある。したがって、この磁気ディスク装置には、記録されているデータの意図しない消去や書き替えを確実には防止することができないという問題点が依然として存在する。この場合、例えば、磁気ディスク装置自体に書き込みを制御する機能を設ける方法も考えられるが、この方法では、磁気ディスク装置がATA規格外となって互換性が失われる上に、磁気ディスク装置の製造コストが高騰するという問題点がある。したがって、この方法を採用するのは困難である。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、記録装置の製造コストを高騰させることなく、記録装置に記録されているデータの意図しない消去や書き替えを確実に防止し得るアクセス制御装置、表示制御装置および表示装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るアクセス制御装置は、外部制御部から出力された書き込み用データを記録装置のレジスタに対して書き込み要求する書き込み要求信号を記録装置用の書き込み要求信号に変換して当該記録装置に所定のライトサイクルで出力する出力制御部を備えて、前記外部制御部による前記記録装置に対するアクセスを制御するアクセス制御装置であって、前記レジスタは、データレジスタおよびコマンドレジスタを備え、前記出力制御部は、前記書き込み要求信号を前記記録装置用の書き込み要求信号に変換して出力する変換回路と、外部スイッチの操作によって書き込み禁止信号が出力されている状態において前記記録装置に対する前記書き込み用データの書き込みを指示する書き込み指示コマンドが前記コマンドレジスタへの当該書き込み用データに含まれていることを検出したときに前記変換回路に対して前記記録装置への前記書き込み要求信号の出力を禁止させるコマンド検出回路とを備えている。
このアクセス制御装置によれば、コマンド検出回路が、外部スイッチの操作によって書き込み禁止信号が出力されている状態において書き込み指示コマンドがコマンドレジスタへの書き込み用データに含まれていることを検出したときに、変換回路に対して書き込み要求信号の出力を禁止させることにより、外部制御部が書き込み処理を実行することによってデータ書き込みの許可および禁止を制御する従来の構成とは異なり、たとえ外部制御部に誤動作や暴走が発生したとしても、書き込み禁止状態における記録装置に対するデータの書き込みを確実に回避することができる。したがって、記録装置に記録されているデータの意図しない消去や書き替えを確実に防止することができる。また、データの意図しない消去や書き替えの確実な防止を所定の規格に準拠した汎用で安価な記録装置に対して実現することができるため、記録装置を含めた電子機器を全体として安価に構成することができる。また、書き換えを不可にすべきプログラムデータや画像データなどを例えばROMに代えて例えばカード型の記録装置に記録して用いることができる。この場合、カード型の記録装置がROMと比較して大容量かつ比較的安価でしかも交換が容易なため、プログラムデータや画像データの大容量化を比較的安価でしかも容易に行うことができる。
また、本発明に係るアクセス制御装置は、上記のアクセス制御装置において、前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出したときに、前記変換回路に対して前記記録装置の前記コマンドレジスタへの前記書き込み用データの出力を禁止させる。
このアクセス制御装置によれば、コマンド検出回路が、書き込み禁止信号が出力されている状態において書き込み指示コマンドを検出したときに、変換回路に対して記録装置のコマンドレジスタへの書き込み用データの出力を禁止させることにより、書き込み禁止状態において、記録装置に対する書き込み用データ自体の出力を停止することができるため、記録装置に記録されているデータの意図しない消去や書き替えをより確実に防止することができる。
また、本発明に係るアクセス制御装置は、上記のアクセス制御装置において、前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出したときに、前記変換回路に対して前記記録装置への前記レジスタのアドレスの出力を禁止させる。
このアクセス制御装置によれば、コマンド検出回路が、書き込み禁止信号が出力されている状態において書き込み指示コマンドを検出したときに、変換回路に対して記録装置へのレジスタのアドレスの出力を禁止させることにより、書き込み禁止状態において、記録装置へのアドレスの出力も停止することができるため、記録装置に記録されているデータの意図しない消去や書き替えをさらに確実に防止することができる。
また、本発明に係るアクセス制御装置は、上記のアクセス制御装置において、前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出してから、前記書き込み指示コマンド以外のコマンドを検出するまでの間、前記変換回路に対して前記記録装置の前記データレジスタへの前記書き込み要求信号の出力を禁止させる。
このアクセス制御装置によれば、コマンド検出回路が、書き込み禁止信号が出力されている状態において書き込み指示コマンドを検出してから、書き込み指示コマンド以外のコマンドを検出するまでの間、変換回路に対して記録装置のデータレジスタへの書き込み要求信号の出力を禁止させることにより、外部制御部から書き込み指示コマンドが出力されてから、書き込み指示コマンド以外の例えば読み出し指示コマンドが出力されるまで、書き込み禁止状態における記録装置のデータレジスタへのデータの書き込みを確実に回避することができる。
また、本発明に係るアクセス制御装置は、上記のアクセス制御装置において、前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出してから、前記書き込み指示コマンド以外のコマンドをもう一度検出するまでの間、前記変換回路に対して前記記録装置の前記データレジスタへの前記書き込み用データの出力を禁止させる。
このアクセス制御装置によれば、コマンド検出回路が、書き込み禁止信号が出力されている状態において書き込み指示コマンドを検出してから、書き込み指示コマンド以外のコマンドを検出するまでの間、変換回路に対して記録装置のデータレジスタへの書き込み用データの出力を禁止させることにより、外部制御部から書き込み指示コマンドが出力されてから、書き込み指示コマンド以外の例えば読み出し指示コマンドが出力されるまで、書き込み禁止状態における記録装置のデータレジスタへの書き込み用データ自体の出力を停止することができるため、書き込み禁止状態における記録装置のデータレジスタへのデータの書き込みをより確実に回避することができる。
また、本発明に係るアクセス制御装置は、上記のアクセス制御装置において、前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出してから、前記書き込み指示コマンド以外のコマンドをもう一度検出するまでの間、前記変換回路に対して前記記録装置の前記データレジスタへの前記レジスタのアドレスの出力を禁止させる。
このアクセス制御装置によれば、コマンド検出回路が、書き込み禁止信号が出力されている状態において書き込み指示コマンドを検出してから、書き込み指示コマンド以外のコマンドを検出するまでの間、変換回路に対して記録装置のデータレジスタへのアドレスの出力を禁止させることにより、外部制御部から書き込み指示コマンドが出力されてから、書き込み指示コマンド以外の例えば読み出し指示コマンドが出力されるまで、書き込み禁止状態における記録装置のデータレジスタへのアドレスの出力も停止することができるため、書き込み禁止状態における記録装置のデータレジスタへのデータの書き込みをさらに確実に回避することができる。
また、本発明に係る表示制御装置は、上記のアクセス制御装置と、前記外部制御部としての主制御部とを備え、当該主制御部は、前記記録装置に記録されている記録データを前記アクセス制御装置を介して読み出すと共に当該読み出した記録データに基づく画像を表示部に表示させる。
この表示制御装置によれば、上記のアクセス制御装置を備えたことにより、上記のアクセス制御装置が有する効果と同様の効果を実現することができる。
また、本発明に係る表示装置は、上記の表示制御装置と、前記表示部とを備えている。
この表示装置によれば、上記の表示制御装置を備えたことにより、上記のアクセス制御装置および表示制御装置と同様の効果を実現することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るアクセス制御装置、表示制御装置および表示装置の最良の形態について説明する。
最初に、表示装置1の構成について、図面を参照して説明する。図1に示す表示装置1は、例えばゲーム機(図示せず)に搭載されて、ゲーム用の画像を表示可能に構成されている。具体的には、表示装置1は、表示部2および表示制御装置3を備えて構成されている。表示部2は、例えば、投射光を射出する光学エンジンと、その投射光を受光して画像を表示する透過型のスクリーン(いずれも図示せず)とを備えて、表示制御装置3の制御下で画像を表示する。表示制御装置3は、同図に示すように、主制御部11、RAM12、ROM13、アクセス制御装置14およびスイッチ15を備えて構成されている。
主制御部11は、本発明における外部制御部および主制御部に相当し、例えば、表示装置1が搭載されているゲーム機における制御部(図示せず)の制御信号に従って画像表示用の表示用画像データDgを出力することにより、表示部2に対してゲーム用の画像を表示させる。また、主制御部11は、表示用画像データDgの生成に際して、その生成に必要な表示手順データDsや図柄データDp(以下、両データを区別しないときには「記録データDr」ともいう)を後述するメモリカード(本発明における記録装置に相当する)4から、メモリカード4内部のデータレジスタ(図示せず)を、アドレスADで指定して読み出す。この場合、主制御部11は、記録データDrをメモリカード4から読み出す際に、記録データDrが記録されているLBA(Logical Block Address)の指定、記録データDrのサイズ等が設定されるメモリカード4内部の各レジスタをアドレスAで選択し、LBAの指定、記録データDrのサイズ等を含む書き込み用データWDとライト信号(書き込み要求信号)WRとを出力することで設定する。その後、読み出しを指示する読み出し指示コマンドを含んだ書き込み用データWDとメモリカード4内部のコマンドレジスタ(図示せず)を指定するアドレスAおよびライト信号WRを出力する。最後に、記憶装置が読み出し可能な状態になると、読み出しを要求するリード信号RRおよびメモリカード4内部のデータレジスタを示すアドレスAを出力すると共に、記録データDrを含む読み出し用データRDを取り込む。
また、主制御部11は、例えば、ゲームの得点等の保存データDkをメモリカード4に書き込む際には、保存データDkを書き込むLBAの指定、記録データDkのサイズ等が設定されるメモリカード4内部の各レジスタをアドレスAで選択し、LBAの指定、記録データDrのサイズ等を含む書き込み用データWDとライト信号WRを出力することで設定する。その後、書き込み指示コマンドを含んだ書き込み用データWDとメモリカード4内部のコマンドレジスタを指定するアドレスAおよびライト信号WRを出力する。最後に記憶装置が書き込み可能な状態になると、書き込みを要求するライト信号WRを出力すると共に、保存データDkを含んだ書き込み用データWDをアクセス制御装置14に出力する。
RAM12は、主制御部11が読み出した記録データDr等を一時的に記憶する。ROM13は、主制御部11の動作プログラムを記憶する。アクセス制御装置14は、主制御部11によるメモリカード4に対するデータの書き込みおよび読み出し(メモリカード4に対するアクセス)を制御可能に構成されている。具体的には、アクセス制御装置14は、図1に示すように、PIO部21およびDMA部22を備え、図外のCPUバスI/F回路および図外のATAI/F回路を介して主制御部11およびメモリカード4に接続されている。PIO部21は、PIO(Programmed I/O)モードで主制御部11がメモリカード4にアクセスする際に機能する回路であって、ライトサイクル出力部31およびリードサイクル出力部32を備えて構成されている。
ライトサイクル出力部31は、本発明における出力制御部に相当し、コマンド検出回路41、ライトサイクル変換回路42およびメモリ43を備えている。この場合、メモリ43には、上記した書き込み用データWDに含まれている各種の書き込み指示コマンド(PIOモードでの書き込みや消去、DMA(Direct Memory Access)モードでの書き込み等のデータが変更される可能性のあるコマンド)が記述されたコマンドルックアップテーブルが記憶されている。
コマンド検出回路41は、主制御部11からライト信号WRが出力された際に、後述する信号出力制御処理50を実行する。この場合、コマンド検出回路41は、図1に示すスイッチ15の操作によって書き込み禁止信号WPが出力されていない状態(スイッチ15がオフの状態)では、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送する。また、コマンド検出回路41は、書き込み禁止信号WPが出力されている状態(スイッチ15がオンの状態)では、アドレスADの比較を行い、アドレスADがメモリカード4内部のコマンドレジスタのアドレスやデータレジスタのアドレスと一致しない場合には、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送する。また、データレジスタと一致する場合であってもコマンド検出回路41内部の書き込み指示コマンドフラグ(主制御部11から送られた最新のコマンドが、書き込み指示コマンドであるか否かを保持するフラグ)が0の場合には、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送する。
また、コマンド検出回路41は、書き込み禁止信号WPが出力されている状態において、アドレスADの比較を行った結果、アドレスADとメモリカード4内部のコマンドレジスタのアドレスとが一致した場合には、書き込み用データWDに含まれているコマンドと、コマンドルックアップテーブルとを比較することにより、書き込み用データWD内から書き込み指示コマンドを検出する。この場合、コマンド検出回路41は、書き込み用データWD内に書き込み指示コマンドが含まれていないと判別したとき(書き込み指示コマンドを非検出のとき)には、書き込み指示コマンドフラグを0にリセットした後に、アドレスAD、ライト信号WR、および書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送する。また、書き込み用データWDに書き込み指示コマンドが含まれていると判別したとき(書き込み指示コマンドを検出したとき)には、コマンド検出回路41内部の書き込み指示コマンドフラグを1にセットした後に、アドレスAD、ライト信号WR、および書き込み用データWDのライトサイクル変換回路42への出力を停止する。また、コマンド検出回路41は、書き込み禁止信号WPが出力されている状態において、アドレスADの比較を行った結果、アドレスADとメモリカード4内部のデータレジスタのアドレスとが一致し、かつ書き込み指示コマンドフラグが1の場合にも、アドレスAD、ライト信号WR、および書き込み用データWDのライトサイクル変換回路42への出力を停止する。つまり、これらの場合には、コマンド検出回路41は、ライトサイクル変換回路42によるアドレスAD、ライト信号WR、および書き込み用データWDのメモリカード4への出力を禁止する。
ライトサイクル変換回路42は、本発明における変換回路に相当し、コマンド検出回路41から転送されたアドレスAD、ライト信号WR、および書き込み用データWDをメモリカード4用のアドレスA、ライト信号WR、および書き込み用データWDに変換して所定のライトサイクルでメモリカード4に出力する。
リードサイクル出力部32は、主制御部11から出力されたアドレスAD、リード信号RR、および読み出し用データRDをメモリカード4用のアドレスA、リード信号RR、および読み出し用データRDに変換して所定のリードサイクルでメモリカード4に出力する。また、リードサイクル出力部32は、メモリカード4から出力された記録データDrを主制御部11に出力(転送)する。DMA部22は、DMAモードでメモリカード4にアクセスする際に機能する回路であって、上記したCPUバスI/F回路を介して主制御部11のメインバスに接続されると共に、図外のメモリI/F回路を介してRAM12に接続されている。スイッチ15は、例えば、オン状態において、メモリカード4へのデータの書き込みを禁止する書き込み禁止信号WPをコマンド検出回路41に出力し、オフ状態において、書き込み禁止信号WPの出力を停止する。
一方、メモリカード4は、一例として、ATA規格に準拠したコンパクトフラッシュ(登録商標)等のカード型の記録装置(ストレージデバイス)であって、アクセス制御装置14のソケット(図示せず)に脱着可能に取り付けられている。また、メモリカード4は、例えば、メモリカード本体、バッファおよび制御部を備えている。この場合、メモリカード4のバッファは、メモリカード4用に変換されてアクセス制御装置14から出力された読み出し用データRDおよびに書き込み用データWDを一時的に記憶する。また、メモリカード4の制御部は、アクセス制御装置14から出力されたコマンドレジスタを指定するアドレスA、書き込み用データWDに含まれている読み出し指示コマンド、および同時に出力されるライト信号WRによって読み出し指示コマンドを認識し、その後に出力されるリード信号RRと、データレジスタを指定するアドレスAとに従って予め記録されている記録データDr(表示手順データDsや各種図柄データDp)の読み出しを実行する。また、メモリカード4の制御部は、コマンドレジスタを指定するアドレスA、書き込み用データWDに含まれている書き込み指示コマンド、および同時に出力されるライト信号WRによって書き込み指示コマンドを認識し、その後に出力されるライト信号WRと、データレジスタを指定するアドレスAとに従い、保存データDkの書き込みを実行する。
次に、表示装置1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。この場合、初期状態では、スイッチ15がオフ状態であるものとする。なお、DMA部22は、PIO部とは異なり、レジスタ構成等が規格化されていないため、例えば、書き込み禁止信号WPを入力して、DMAライト転送の開始を要求する信号を書き込み禁止信号WPでマスクする手法等の一般的な手法を用いるだけで、書き込み禁止を実現できる。また、DMA部22には、公知のDMA回路と同様の構成が採用されている。これらのことから、DMA部22については、発明の理解を容易とするために、その動作についての詳細な説明を省略する。この表示装置1では、搭載されているゲーム機の電源が投入された際に、主制御部11が、ROM13から動作プログラムを読み出して画像表示処理を開始する。次に、主制御部11は、初期状態の画像を表示するための表示用画像データDgの生成に必要な記録データDrの読み出しを要求するために、記録データDrが記録されているLBAの指定、記録データDrのサイズ、および読み出しを指示する読み出し指示コマンド等を含んだ書き込み用データWDと、それぞれのアドレスADと、ライト信号WRとを数回に分けて順番にライトサイクル出力部31のコマンド検出回路41に出力する。
これに応じて、コマンド検出回路41は、図2に示す信号出力制御処理50を実行する。この信号出力制御処理50では、システムリセット時に、コマンド検出回路41内部の書き込み指示コマンドフラグが0にリセットされる(ステップ51)。また、システムリセット時でない場合には、コマンド検出回路41は、書き込み禁止信号WPを入力しているか否かを判別する(ステップ52)。この場合、上記したように、初期状態では、スイッチ15がオフ状態のため、コマンド検出回路41には書き込み禁止信号WPが入力されていない。このため、コマンド検出回路41は、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送して(ステップ53)、この信号出力制御処理50を終了する。
続いて、ライトサイクル変換回路42は、コマンド検出回路41から転送されたアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをメモリカード4用のアドレスA、ライト信号WRおよび書き込み用データWDに変換してメモリカード4に出力する。この際に、この読み出し指示コマンドを含んだ書き込み用データWDを受け取ったメモリカード4では、指定されたLBAの記録されているデータを、制御部が、読み出し用データRDとしてバッファに記憶させる。次に主制御部11は、記録データDrを読み出すために、データレジスタのアドレスADと、リード信号RRとをアクセス制御装置14のリードサイクル出力部32に出力する。これに応じて、リードサイクル出力部32が、データレジスタを指定するアドレスADおよびリード信号RRをメモリカード4用のアドレスAおよびリード信号RRに変換してメモリカード4に出力する。一方、メモリカード4では、バッファに記憶している読み出しデータRD、をアドレスAおよびリード信号RRに従って記録データDrとしてアクセス制御装置14に出力する。次いで、リードサイクル出力部32が、メモリカード4から出力された記録データDrを主制御部11に出力する。続いて、主制御部11は、記録データDrをRAM12に記録した後に、記録データDrに基づいて表示用画像データDgを生成して表示部2に出力する。これにより、表示部2に初期状態の画像が表示される。
一方、スイッチ15が、オン状態に切り替えられたときには、書き込み禁止信号WPがコマンド検出回路41に出力される。この状態において、ゲーム機の制御部からLBAや記録データDrのサイズ、および読み出し指示コマンドが出力されたときには、主制御部11がアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDを出力し、コマンド検出回路41が信号出力制御処理50を実行する。この場合、上記したステップ52において、書き込み禁止信号WPが入力されているため、コマンド検出回路41は、アドレスADがコマンドレジスタを指定しているか否かを判別(検出)する(ステップ54)。この場合、LBAや記録データDrのサイズを書き込むアドレスは、コマンドレジスタのアドレスとは異なるため、これらのライトサイクル時に入力された、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDはそのままライトサイクル変換回路42に転送される。また読み出し指示コマンドは、コマンドレジスタに書き込まれるため、主制御部11から入力されるアドレスADは、コマンドレジスタのアドレスと一致する。この際に、コマンド検出回路41は、書き込み用データWDに含まれている読み出し指示コマンドと、メモリ43に記憶されているコマンドルックアップテーブルとを比較することにより、書き込み用データWDに書き込み指示コマンドが含まれているか否かを判別(検出)する(ステップ55)。この場合、リードサイクル時に送られるコマンドは、書き込み指示コマンドではないため、コマンド検出回路41は、書き込み指示コマンドフラグを0にリセット(ステップ56)した後に、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送して(ステップ53)、この信号出力制御処理50を終了する。その後、スイッチ15がオフ状態(書き込み禁止信号WPが入力されていない状態)の場合と同様な処理を行い、表示部2に初期状態の画像が表示される。
一方、ゲームが開始された際には、主制御部11は、ゲーム機における制御部の制御信号に従って上記した画像表示処理を実行することにより、各種の画像を表示させるための表示用画像データDgを出力する。この場合、例えば、ゲームの進行中において、ゲームのリプレイ画像等の画像データを保存データDkとしてメモリカード4に書き込む旨の制御信号がゲーム機の制御部から出力されたときには、主制御部11は、保存データDkの書き込みを要求するために、保存データDkを書き込むLBAの指定、保存データDkのサイズ、および書き込みを指示する書き込み指示コマンド等を含んだ書き込み用データWDと、それぞれのレジスタアドレスADと、ライト信号WRとを数回に分けて順番にライトサイクル出力部31のコマンド検出回路41に出力する。これに応じて、コマンド検出回路41は、上記した信号出力制御処理50を実行する。この際に、コマンド検出回路41は、書き込み禁止信号WPを入力しているか否かを判別する(ステップ52)。この場合、例えば、スイッチ15がオフ状態のときには、コマンド検出回路41には書き込み禁止信号WPが入力されていない。このため、コマンド検出回路41は、ライトサイクル変換回路42にアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送して(ステップ53)、この信号出力制御処理50を終了する。続いて、ライトサイクル変換回路42は、コマンド検出回路41から転送されたアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをメモリカード4用のアドレスA、ライト信号WRおよび書き込み用データWDに変換してメモリカード4に出力する。この際に、この書き込み指示コマンドを含んだ書き込み用データWDを受け取ったメモリカード4では、制御部が次に送られてくる書き込み用データWDをバッファに記憶させる準備をする。
次に、主制御部11は、保存データDkを書き込むために、データレジスタのアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWD(保存データDk)をコマンド検出回路41に出力する。これに応じて、コマンド検出回路41は、信号出力制御処理50を実行する。この場合、上記と同様にして、書き込み禁止信号WPが入力されていないため、コマンド検出回路41は、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送して、この信号出力制御処理50を終了する。次いで、ライトサイクル変換回路42は、コマンド検出回路41から転送されたアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをメモリカード4用のアドレスA、ライト信号WRおよび書き込み用データWDに変換してメモリカード4に出力する。続いて、メモリカード4は、出力された書き込み用データWDをバッファに記憶した後に、予め指定されていたLBAに保存データDkを書き込む。
一方、スイッチ15が、オン状態に切り替えられたときには、書き込み禁止信号WPがコマンド検出回路41に出力される。この際に、ゲーム機の制御部から保存データDkをメモリカード4に書き込む一連の制御信号が出力されたときには、主制御部11がアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDを出力する毎に、コマンド検出回路41が信号出力制御処理50を実行する。この場合、上記したステップ52において、書き込み禁止信号WPが入力されているため、コマンド検出回路41は、アドレスADがコマンドレジスタを指定しているかを判別(検出)する(ステップ54)。この場合、LBAや保存データDkのサイズを書き込むレジスタのアドレスは、コマンドレジスタやデータレジスタのアドレスとは異なるため、これらのライトサイクル時に入力された、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDはそのままライトサイクル変換回路42に転送される。また書き込み指示コマンドは、コマンドレジスタに書き込まれるため、主制御部11から入力されるアドレスADは、コマンドレジスタのアドレスと一致する。この際には、コマンド検出回路41は、書き込み用データWDに含まれているコマンドと、メモリ43に記憶されているコマンドルックアップテーブルとを比較することにより、書き込み用データWDに書き込み指示コマンドが含まれているか否かを判別(検出)する(ステップ55)。この場合、書き込み用データWD内から書き込み指示コマンドを検出した(書き込み用データWD内のコマンドが書き込み指示コマンドであると判別した)ときには、コマンド検出回路41は、書き込み指示コマンドフラグを1にセットする(ステップ57)と共に、ライトサイクル変換回路42へのアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDの転送を停止する(ステップ58)。つまり、ライトサイクル変換回路42によるアドレスA、ライト信号WRおよび書き込み用データWD(書き込み指示コマンド)のメモリカード4への出力を禁止する。
また、主制御部11から、書き込み指示コマンドが入力した後に、実際の保存データDkが出力された場合には、以下の動作が行われる。まず、主制御部11から、アドレスAD(データレジスタのアドレス)、ライト信号WRおよび書き込み用データWD(保存データDk)が、コマンド検出回路41に入力される。続いて、コマンド検出回路41は、入力されたアドレスADとコマンドレジスタのアドレスとを比較してアドレスADがコマンドレジスタを指定しているか否かを判別する(ステップ54)。この際に、アドレスADがコマンドレジスタのアドレスとは異なるため、コマンド検出回路41は、アドレスADとデータレジスタのアドレスとを比較してアドレスADがデータレジスタを指定しているか否かを判別する(ステップ59)。この場合、アドレスADがデータレジスタと一致するため、次に、書き込み指示コマンドフラグが1(最後に出力したコマンドが書き込み指示コマンドであることを示す)であるか否かを判別する(ステップ60)。ここで、主制御部11からコマンド検出回路41に最後に出力されたコマンドが書き込み指示コマンドである場合には、この書き込み指示コマンドフラグが1であるため、コマンド検出回路41は、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWD(保存データDk)の転送を停止する(ステップ58)。つまり、ライトサイクル変換回路42によるアドレスA、ライト信号WRおよび書き込み用データWD(保存データDk)のメモリカード4への出力を禁止する。これにより、書き込み禁止信号WPを入力している状態では、ライト信号WRがアクセス制御装置14に出力されたとしても、書き込み指示コマンドを含む書き込み用データWD、アドレスA、およびライト信号WRのメモリカード4への出力や、保存データDkを含む書き込み用データWD、アドレスA、およびライト信号WRのメモリカード4への出力が確実に禁止されるため、記録データDr等の意図しない消去や書き替えが確実に防止される。
一方、ステップ55において書き込み用データWD内から書き込み指示コマンドを検出しない(書き込み用データWD内のコマンドが書き込み指示コマンドではない)ときには、コマンド検出回路41は、書き込み指示コマンドフラグを0にリセットして(ステップ56)、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換回路42に転送する(ステップ53)。これに応じて、ライトサイクル変換回路42がアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをメモリカード4用のアドレスA、ライト信号WRおよび書き込み用データWDに変換してメモリカード4に出力し、メモリカード4が書き込み用データWDに含まれるコマンドに応じた処理を実行する。
このように、このアクセス制御装置14、表示制御装置3および表示装置1によれば、書き込み禁止信号WPが出力されている状態においてコマンド検出回路41が書き込み指示コマンドを検出したときに、ライトサイクル変換回路42へのライト信号WRの出力を停止することにより、例えば、外部制御部が書き込み処理を実行することによってデータ書き込みの許可および禁止を制御する従来の構成とは異なり、主制御部11に誤動作や暴走が発生したとしても、書き込み禁止信号WPが出力されている状態におけるメモリカード4に対するデータの書き込みを確実に回避することができる。したがって、メモリカード4に記録されている記録データDrの意図しない消去や書き替えを確実に防止することができる。また、記録データDrの意図しない消去や書き替えの確実な防止をATA規格に準拠した汎用で安価なメモリカード4に対して実現することができるため、メモリカード4を含めた表示制御装置3および表示装置1を全体として安価に構成することができる。また、書き換えを不可にすべきプログラムデータや画像データなどを例えばROMに代えてメモリカード4に記録して用いることができる。この場合、メモリカード4がROMと比較して大容量かつ比較的安価でしかも交換が容易なため、プログラムデータや画像データの大容量化を比較的安価でしかも容易に行うことができる。
また、書き込み禁止信号WPが出力されている状態において、コマンド検出回路41が、書き込み指示コマンドを検出したときに、ライトサイクル変換回路42への書き込み用データWDの出力を停止したり、その後のデータ書き込みサイクル時のアドレスAD、ライト信号WR、および書き込み用データWDの出力を停止することにより、書き込み禁止状態において、メモリカード4に対する書き込み用データWD自体の出力を停止することができるため、メモリカード4に記録されている記録データDrの意図しない消去や書き替えをさらに確実に防止することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、メモリカード4としてコンパクトフラッシュ(登録商標)を用いた例について上記したが、これに限定されず、ATA規格に準拠した各種のカード型ストレージデバイスをメモリカード4として用いることができる。また、本発明における記録装置としては、カード型ストレージデバイスに限定されず、ハードディスドライブ装置などのATA規格に準拠した各種の記録装置が含まれる。また、SDカード、メモリスティック(登録商標)、スマートメディア(登録商標)およびFDD(Flexible Disk Drive )や、USB(Universal Serial Bus)、SCSI(Small Computer System Interface )、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association )などの規格に対応した記録装置のように、コマンドベースのI/Fを備えた各種の記録装置に本発明を適用することもできる。さらに、NAND系のFlash ROM(フラッシュメモリ)用のコントローラ等に本発明を適用することもできる。
また、表示装置1を搭載するゲームには、家庭用ゲームやアーケードゲームなどの各種のゲームが含まれる。また、パチンコ台、スロットマシンおよびピンボールマシンなどの各種の遊技機に表示装置1を搭載することもできる。また、パーソナルコンピュータを始めとして、各種の電子機器にアクセス制御装置14を適用することができる。さらに、アクセス制御装置14を表示制御装置3とは別体に形成すると共に、表示制御装置3に対して脱着可能に構成することもできる。また、スイッチ15には、機械式の各種スイッチや電子式の各種スイッチが含まれる。また、書き込み禁止信号WPが出力されている状態において書き込み指示コマンドを検出したときに、コマンド検出回路41が、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDのすべての出力を停止し、かつその後のデータレジスタに対するアドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDのすべての出力を停止する例について上記したが、ライト信号WRのみの出力を停止させる構成を採用することもできるし、データレジスタに対する書き込み時には、何の処理もせずに、アドレスAD、ライト信号WRおよび書き込み用データWDをライトサイクル変換部42に出力する構成を採用することもできる。
1 表示装置、2 表示部、3 表示制御装置、4 メモリカード、11 主制御部、14 アクセス制御装置、15 スイッチ、31 ライトサイクル出力部、41 コマンド検出回路、42 ライトサイクル変換回路、Dp 図柄データ、Dr 記録データ、Ds 表示手順データ、WD 書き込み用データ、WR ライト信号、A,AD アドレス
Claims (8)
- 外部制御部から出力された書き込み用データを記録装置のレジスタに対して書き込み要求する書き込み要求信号を記録装置用の書き込み要求信号に変換して当該記録装置に所定のライトサイクルで出力する出力制御部を備えて、前記外部制御部による前記記録装置に対するアクセスを制御するアクセス制御装置であって、
前記レジスタは、データレジスタおよびコマンドレジスタを備え、
前記出力制御部は、前記書き込み要求信号を前記記録装置用の書き込み要求信号に変換して出力する変換回路と、外部スイッチの操作によって書き込み禁止信号が出力されている状態において前記記録装置に対する前記書き込み用データの書き込みを指示する書き込み指示コマンドが前記コマンドレジスタへの当該書き込み用データに含まれていることを検出したときに前記変換回路に対して前記記録装置への前記書き込み要求信号の出力を禁止させるコマンド検出回路とを備えているアクセス制御装置。 - 前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、
前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出したときに、前記変換回路に対して前記記録装置の前記コマンドレジスタへの前記書き込み用データの出力を禁止させる請求項1記載のアクセス制御装置。 - 前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、
前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出したときに、前記変換回路に対して前記記録装置への前記レジスタのアドレスの出力を禁止させる請求項1または2記載のアクセス制御装置。 - 前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、
前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出してから、前記書き込み指示コマンド以外のコマンドをもう一度検出するまでの間、前記変換回路に対して前記記録装置の前記データレジスタへの前記書き込み要求信号の出力を禁止させる請求項1から3のいずれかに記載のアクセス制御装置。 - 前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、
前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出してから、前記書き込み指示コマンド以外のコマンドをもう一度検出するまでの間、前記変換回路に対して前記記録装置の前記データレジスタへの前記書き込み用データの出力を禁止させる請求項1から4のいずれかに記載のアクセス制御装置。 - 前記変換回路は、前記書き込み用データを前記記録装置用の書き込み用データに変換し、
前記コマンド検出回路は、前記書き込み禁止信号が出力されている状態において前記書き込み指示コマンドを検出してから、前記書き込み指示コマンド以外のコマンドをもう一度検出するまでの間、前記変換回路に対して前記記録装置の前記データレジスタへの前記レジスタのアドレスの出力を禁止させる請求項1から5のいずれかに記載のアクセス制御装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載のアクセス制御装置と、前記外部制御部としての主制御部とを備え、当該主制御部は、前記記録装置に記録されている記録データを前記アクセス制御装置を介して読み出すと共に当該読み出した記録データに基づく画像を表示部に表示させる表示制御装置。
- 請求項7記載の表示制御装置と、前記表示部とを備えている表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003356541A JP2005122462A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | アクセス制御装置、表示制御装置および表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003356541A JP2005122462A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | アクセス制御装置、表示制御装置および表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=34613758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003356541A Withdrawn JP2005122462A (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | アクセス制御装置、表示制御装置および表示装置 |
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JP (1) | JP2005122462A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019168944A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 大日本印刷株式会社 | 電子情報記憶媒体、icカード、コマンド群実行方法及び、コマンド群実行プログラム |
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2003
- 2003-10-16 JP JP2003356541A patent/JP2005122462A/ja not_active Withdrawn
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