JP2005119691A - 残量視認窓付き不透明容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不透明容器内の中味残量を正確に判断することができ、さらに不透明容器内に充填した中味の劣化を防ぐことができる残量視認窓付き不透明容器を提供する。
【解決手段】 遮光性を有する不透明容器10において、この不透明容器10の側壁13に、中味残量を判断するための透明体からなる残量視認窓14を形成し、この残量視認窓14を完全に被覆することができる遮光性のあるレーベル片15を、この残量視認窓14の外側に剥離自在に取り付けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不透明容器に関し、さらに詳しくは使用者が不透明容器内の中味残量を容易に正確に判断できる残量視認窓付き不透明容器に関する。
従来より、紫外線などの光(以下、「紫外線」を代表例として説明する)によって劣化する性質の中味を充填するための容器として、中味に対する遮光性を確保した不透明容器が使用されている。
容器に遮光性を付与する手段としては、紫外線吸収剤を、樹脂やガラスなどの容器本体材料に混入したり、容器本体を塗装する塗料に混入したり、あるいは着色光反射材顔料を容器本体材料に混入したり、あるいは遮光性を確保した塗装を容器本体に施すなどの手段が講じられ、これにより、容器本体を不透明容器に形成していた。
一方、不透明容器内に充填された中味は、外部から見通せない状態になるため、容器本体内の中味残量が判断できなくなるという不都合が起きていた。
すなわち、不透明容器内の中味残量を正確に判断できないため、タイミングよく、新たな中味を注ぎ足したり、不透明容器全体を買い換えたりすることが難しくなっていた。
この不具合を解消するために、不透明容器の側壁に中味残量を判断するための透明窓を形成したものも知られている(例えば、特許文献1)。
実開昭59−112741号公報(第3〜4頁の記載、及び第1図)
特許文献1の容器は、不透明容器の側壁に透明窓を形成することで、不透明容器内の中味を透明窓から常時視認できるようにした。
これにより、不透明容器内の中味残量を常に判断できるようになり、タイミングよく、新たな中味を注ぎ足したり、不透明容器全体を買い換えたりすることができるようになった。
しかしながら、特許文献1の不透明容器は、側壁の一部に形成した透明窓から紫外線などが容器内に常時侵入することになり、不透明容器内の中味を短期間で劣化させるという問題を引き起こしていた。
特に、工場内で不透明容器に中味を充填して、販売店まで輸送する期間や、販売のため店頭に陳列する期間(すなわち、製品の使用開始の前段階)中に、不透明容器内の中味が紫外線で劣化してしまうという問題が引き起こされていた。
この発明は、不透明容器内の中味残量を容易かつ正確に判断できるものでありながら、不透明容器内に充填した中味の紫外線による劣化を防止できる残量視認窓付き不透明容器を提供するものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、遮光性を有する不透明容器において、この不透明容器の側壁に、中味残量を判断するための透明体からなる残量視認窓を形成し、この残量視認窓を完全に被覆することができる遮光性のあるレーベル片を、この残量視認窓の外側に剥離自在に取り付けたことを特徴とする。
本発明に係る不透明容器によれば、通常時には遮光性のあるレーベル片で残量視認窓を被覆しているので、紫外線などが不透明容器内に侵入することを防ぐことができる。
そして、不透明容器内に充填した中味残量を判断する場合には、遮光性のあるレーベル片の一部又は全部を残量視認窓から剥がし、視認可能となった残量視認窓から肉眼により中味残量を判断することになる。
請求項2は、前記レーベル片の裏面に粘着剤を備え、この粘着剤でレーベル片を前記残量視認窓の外側に剥離自在に取り付けたことを特徴とする。
このため、通常時にはレーベル片を残量視認窓に接着させておくことで、紫外線などが不透明容器内に侵入することを防ぎ、不透明容器内に充填した中味残量を判断する場合には、そのレーベル片の一部又は全部を残量視認窓から剥がして、視認可能となった残量視認窓から肉眼により中味残量を判断することとなる。
さらに、遮光性のあるレーベル片の裏面に粘着剤を備えるという簡単な構成を採用している。
請求項3は、遮光性を有する不透明容器において、この不透明容器の側壁に、中味残量を判断するための透明体からなる残量視認窓を形成し、さらに不透明容器の側壁外周にフィルム状の巻き体を回転自在に配設し、この巻き体の一部に、前記残量視認窓を完全に被覆することができる遮光性のある印刷部を形成したことを特徴とする。
このため、通常時には遮光性のある印刷部が残量視認窓を覆う位置に来るように、巻き体の配設位置を調節しておくことで、紫外線などが不透明容器内に侵入することを防ぎ、不透明容器内の中味残量を判断する場合には、巻き体を回転させて遮光性のある印刷部を残量視認窓を覆う位置からずらして、残量視認窓から中味残量を判断できる。
さらに、遮光性のある印刷部を巻き体の一部に形成したので、遮光性のある印刷部を簡単に得ることができる。
請求項4は、遮光性を有する不透明容器において、この不透明容器の側壁に、中味残量を判断するための透明体からなる残量視認窓を形成し、さらに不透明容器の側壁外周に熱収縮性のシュリンクフィルムを配設し、このシュリンクフィルムの一部に、前記残量視認窓を完全に被覆することができる遮光性のある印刷部を形成したことを特徴とする。
このようにすることにより、工場内で不透明容器に中味を充填した後、不透明容器をシュリンクフィルムでカバーして、残量視認窓を遮光性のある印刷部で完全に被覆した状態で、不透明容器を工場から販売店まで輸送し、ついで店頭に陳列する際に、製品出荷から店頭への陳列まで間の比較的長い期間に、不透明容器内の中味を紫外線などから保護できるようにした。
そして、不透明容器から中味を取り出す際には、不透明容器からシュリンクフィルムを剥がすので、不透明容器に形成した残量視認窓が露出することになり、製品の使用開始後は不透明容器内の中味残量は常に残量視認窓から判断できるようになる。
以上述べたように、請求項1による残量視認窓付き不透明容器によれば、製品の使用開始前は、遮光性のあるレーベル片で不透明容器の残量視認窓を完全に被覆して、紫外線などが不透明容器内に侵入することを防ぎ、不透明容器内の中味が紫外線で劣化することを防止できる効果がある。
そして、製品の使用開始後、不透明容器内に充填した中味残量を判断する場合には、遮光性のあるレーベル片の一部又は全部を残量視認窓から剥がして、視認できるようになった残量視認窓から、肉眼により中味残量を容易かつ正確に判断できる効果がある。
請求項2による残量視認窓付き不透明容器によれば、製品の使用開始前は、遮光性のあるレーベル片で不透明容器の残量視認窓を完全に被覆して、紫外線などが不透明容器内に侵入することを防ぎ、不透明容器内の中味が紫外線で劣化することを防止できる効果がある。
そして、製品の使用開始後、不透明容器内に充填した中味残量を判断する場合には、遮光性のあるレーベル片の一部又は全部を残量視認窓から剥がして、視認できるようになった残量視認窓から、肉眼により中味残量を容易かつ正確に判断できる効果がある。
さらに、遮光性のあるレーベル片の裏面に粘着剤を備えるという簡単な構成であるから、レーベル片の製造コストを抑さえることができる効果もある。
請求項3による残量視認窓付き不透明容器によれば、製品の使用開始前は、遮光性のある印刷部で不透明容器の残量視認窓を完全に被覆して、紫外線などが不透明容器内に侵入することを防ぎ、不透明容器内の中味が紫外線で劣化することを防止できる効果がある。
そして、製品の使用開始後、不透明容器内に充填した中味残量を判断する場合には、巻き体を回転させて、遮光性のある印刷部の一部又は全部を残量視認窓からずらすことで、視認できるようになった残量視認窓から、肉眼により中味残量を容易かつ正確に判断できる効果がある。
さらに、遮光性のある印刷部を巻き体の一部に形成したので、レーベル片を簡単な構成として、遮光性のある印刷部の製造コストを抑さえることができるという効果もある。
請求項4による残量視認窓付き不透明容器によれば、製品の使用開始前は、遮光性のある印刷部で不透明容器の残量視認窓を完全に被覆して、紫外線などが不透明容器内に侵入することを防ぎ、不透明容器内の中味が紫外線で劣化することを防止できる効果がある。
このようにすることにより、工場内で不透明容器に中味を充填した後、不透明容器をシュリンクフィルムでカバーして、残量視認窓を遮光性のある印刷部で完全に被覆した状態で、不透明容器を工場から販売店まで輸送し、ついで店頭に陳列する際に、製品出荷から店頭への陳列まで間の比較的長い期間に、不透明容器内の中味を紫外線などから保護できる効果がある。
そして、不透明容器から中味を取り出す際には、不透明容器からシュリンクフィルムを剥がすので、不透明容器に形成した残量視認窓が露出することになるから、製品の使用開始後は不透明容器内の中味残量は、残量視認窓から容易かつ正確に判断できる効果がある。
また、遮光性のある印刷部をシュリンクフィルムの一部に設けたので、遮光性のある印刷部を簡単な構成として、全体の製造コストを抑さえることができるという効果もある。
以下添付図面に基づいて、本発明に係る残量視認窓付き不透明容器の一実施の形態を詳説する。
図1は本発明に係る第1実施の形態の残量視認窓付き不透明容器にレーベル片を粘着する前の状態を示す斜視図、図2は本発明に係る第1実施の形態の残量視認窓付き不透明容器にレーベル片を粘着した状態を示す斜視図、図3は本発明に係る第1実施の形態のレーベル片を示す背面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は本発明に係る第1実施の形態のレーベル片と不透明容器との関係を示す説明図、図6は本発明に係る第1実施の形態の残量視認窓付き不透明容器からレーベル片の一部を剥がした状態を示す斜視図である。
図1〜図2に示した、第1実施の形態の残量視認窓付き不透明容器10は、紫外線などの光によって劣化する性質を持つ中味11を充填するためのもので、容器本体12を遮光性を有する不透明な材料で形成し、容器本体12の側壁13の一部に、中味11の残量を判断するための透明体からなる残量視認窓14を形成してあり、この残量視認窓14を完全に被覆することができ、かつ必要に応じて残量視認窓14から剥がすことも可能となる遮光性のあるレーベル片15を取り付けている。
この容器本体12は、その側壁13を、一例として円筒状に形成しており、その上端12aには中味11を取り出すための取出口が設けられ、側壁13の上端12aから下端12bに至る上下方向に延びる細幅状の残量視認窓14が、側壁13に形成されている。
このように残量視認窓14を細幅状に形成することで、残量視認窓14の面積を可能な限り小さく抑さえ、紫外線などが不透明容器10内に侵入し難くなるようにしている。
さらに、残量視認窓14を容器本体12の上端12aから下端12bまで延ばすことで、不透明容器10内の中味11の残量を目視しやすくしている。
容器本体12の取出口にはキャップ18が着脱自在に取り付けられ、このキャップ18も、容器本体12と同様に、遮光性を有する不透明体で形成される。
レーベル片15は、全長(上端から下端までの長さ)L1を、残量視認窓14の上端14aから下端14bまでの長さL2より僅かに長くなるように形成するとともに、全幅W1を、残量視認窓14の幅W2より僅かに広く形成してあり、レーベル片15の上端15aには突片16(すなわち、つまみ代)を形成してある。
このレーベル片15は、一例としてPET製で40μmの厚さに形成し、図3〜図4に示すように、その裏面15bに、例えばアクリル系粘着剤19を備え、この粘着剤19でレーベル片15を残量視認窓14に剥離可能に接着している。
これにより、レーベル片15にて残量視認窓14を剥離自在に覆うことができるようになる。
なお、レーベル片15は、PET40μmにアルミニウムを蒸着させ、蒸着させたアルミニウムにアクリル系粘着剤19を備えたものにすることもできる。
PET40μmにアルミニウムを蒸着することで、光の遮断効果をあげることができるという利点がある。
ここで、図5に示すように、レーベル片15の全長L1を容器本体12の高さHと同じ寸法にすることで、つまみ代となる突片16を容器本体12の上端部12aの上方に、突片の突出長さL3に相当する分だけ突出させることができる。
これにより、使用者は突片16をつまんで、図6に示すようにレーベル片15を残量視認窓14から簡単に剥がすことができる。
このため、製品の使用開始前には、図2に示すようにレーベル片15が残量視認窓14を完全に被覆しており、この状態では紫外線などが不透明容器10内に侵入することがなく、不透明容器10内の中味11が紫外線で劣化することを防止できる。
そして、製品の使用開始後、不透明容器10内に充填した中味11の残量を判断する場合には、図6に示すように、レーベル片15を残量視認窓14から剥がして、視認できるようになった残量視認窓14から肉眼により中味11の残量を容易かつ正確に判断できる。
さらに、図3〜図4に示すように遮光性のあるレーベル片15の裏面15bにアクリル系粘着剤19を備えるだけの簡単な構成とすれば、レーベル片15を簡単な構成として、レーベル片15の製造コストを抑さえることができる。
第1実施の形態のレーベル片15の変形例として、図7に示すように、レーベル片15の裏面15bの全体(突片16を含む)にアクリル系粘着剤19を塗布しておくことで、容器本体12の側壁13に突片16に至るまで全体を接着させることも可能である。
また、第1実施の形態のレーベル片15のその他の変形例として、図8に示すように、製品の特徴を使用者に伝えるためのキャッチコピー21をレーベル片15の表面15cに表示することも可能である。
さらに、レーベル片15をキャップ18位置まで延ばすことで、レーベル片15をバージンシール(未開封であることを示すシール)として兼用することも可能である。
発明を実施するための異なる形態
次に、第2〜第3実施の形態について、図9〜図14に基づいて説明する。
なお、第2〜第3実施の形態において第1実施の形態と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
第2実施の形態
図9〜図10に示す第2実施の形態の残量視認窓付き不透明容器30は、遮光性のある印刷部を、容器本体12の側壁13の外周に回転自在に配設した巻き体31の一部に形成したもので、その他の構成は第1実施の形態の残量視認窓付き不透明容器10と同じである。
図10に示す巻き体31は、PET製の素材で肉厚60μmの透明なフィルム32を形成したもので、このフィルム32の周壁33の裏面には不透明容器30の残量視認窓14より一回り大きな遮光部としての印刷部35を印刷したものである。
このため、図9に示すように、巻き体31を矢印の方向に容器本体12に沿って回転させると、図11に示すように、印刷部35を、残量視認窓14を覆う位置に配置したり、残量視認窓14からずらした位置に配置したりできる。
これにより、図9に示すように、使用開始前あるいは不使用時には、印刷部35を残量視認窓14を覆う位置に形成することで、紫外線などが不透明容器30内に侵入することを防ぐことができる。
一方、不透明容器30内に充填した中味11の残量を判断する場合には、巻き体31を回転させて、図11に示すように、印刷部35を残量視認窓14からずらすことにより、中味残量を簡単に判断できるようになる。
さらに、第2実施の形態の残量視認窓付き不透明容器30によれば、遮光性のある印刷部35を巻き体31の一部に設けたので、巻き体31を簡単な構成として、巻き体31の製造コストを抑さえることができる。
第3実施の形態
図12〜図14に示す第3実施の形態の残量視認窓付き不透明容器40は、容器本体12の側壁13の一部に、中味残量を判断する透明な残量視認窓14を形成し、この残量視認窓14を覆う遮光性のある印刷部42を熱収縮性のシュリンクフィルム41に形成したもので、その他の構成は第1及び第2実施の形態の残量視認窓付き不透明容器10、30と同じである。
シュリンクフィルム41は、工場から出荷する際に、不透明容器40を保護する目的でカバーするように取り付けるものである。
このシュリンクフィルム41で不透明容器40をカバーする際には、まずシュリンクフィルム41を筒状に巻き(図13参照)、この筒状のシュリンクフィルム41を容器本体12(図14参照)に嵌め込む。
次に、シュリンクフィルム41を加熱して熱収縮させることにより、容器本体12の側壁13にシュリンクフィルム41を密着させる(図12参照)。
このように、容器本体12をシュリンクフィルム41でカバーすることで、残量視認窓14を印刷部42で覆って、不透明容器40の包装を完成させる。
この状態で、不透明容器40を工場から販売店まで輸送し、ついで店頭に陳列するので、出荷してから店頭に陳列するまでの間の比較的長い期間において、不透明容器40内の中味11を紫外線などから保護して、不透明容器40内の中味11が劣化することを防ぐ。
このシュリンクフィルム41は、通常、不透明容器40から中味11を取り出す際に、不透明容器40から除去するものである。よって、不透明容器40を使用する際には、残量視認窓14は露出される。
これにより、不透明容器40内の中味11の残量を残量視認窓14から簡単に判断することができるようになる。
なお、シュリンクフィルム41を不透明容器40から除去する時期は、不透明容器40の使用開始時が一般的であるが、不透明容器40の使用途中にシュリンクフィルム41を除去しても、同様に中味11の残量を判断できる。
第3実施の形態の残量視認窓付き不透明容器40は、シュリンクフィルム41を不透明容器40から除去した後の使用期間中は、残量視認窓14は露出されたままの状態になる。
しかしながら、残量視認窓付き不透明容器40の使用期間は、不透明容器40の出荷から購入されるまでの期間と比較するとかなり短いし、残量視認窓14は幅を狭くして最小限の面積で形成されているので、中身に対してある程度の遮光性を維持することができ、不透明容器40内の中味11の劣化を抑えることは十分可能である。
また、遮光性のある印刷部42を、従来から使用されているシュリンクフィルム41の表面の一部に形成しているので、印刷部42を簡単な構成にでき、印刷部42の製造コストを抑さえることができる。
なお、前記第2実施の形態では、巻き体31のフィルム32の大部分を透明体とし、印刷部35の部分を遮光部とした例について説明したが、これに限られることなく、巻き体31のフィルム32をの大部分を遮光部とし、一部を透明体としても(先の例とは、透明体と遮光部との配置が入れ替わった状態)、先の例と同様の使用性と、効果を得ることができる。
また、本発明の残量視認窓付き不透明容器は、第1〜第3実施の形態の円筒状の容器本体12に限られることはなく、基本的に遮光の必要な中味を入れるためのどの様な形状の容器にも適用可能である。
本発明は、紫外線などにより劣化しやすい製品を充填する容器を製造する産業で利用することができ、特に化粧品産業においてその利用価値は高い。
本発明に係る第1実施の形態の残量視認窓付き不透明容器にレーベル片を粘着する前の状態を示す斜視図である。 本発明に係る第1実施の形態の残量視認窓付き不透明容器にレーベル片を粘着した状態を示す斜視図である。 本発明に係る第1実施の形態のレーベル片を示す背面図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明に係る第1実施の形態のレーベル片と不透明容器との関係を示す説明図である。 本発明に係る第1実施の形態の残量視認窓付き不透明容器からレーベル片の一部を剥がした状態を示す斜視図である。 本発明に係る第1実施の形態の、変形例を示す背面図である。 本発明に係る第1実施の形態の、その他の変形例を示す正面図である。 本発明に係る第2実施の形態の残量視認窓付き不透明容器を示す斜視図である。 本発明に係る第2実施の形態の巻き体を示す斜視図である。 本発明に係る第2実施の形態の残量視認窓付き不透明容器の印刷部を残量視認窓位置からずらした状態を示す斜視図である。 本発明に係る第3実施の形態の残量視認窓付き不透明容器を示す斜視図である。 本発明に係る第3実施の形態のシュリンクフィルムを示す斜視図である。 本発明に係る第3実施の形態の残量視認窓付き不透明容器の容器本体を示す斜視図である。
符号の説明
10,30,40…残量視認窓付き不透明容器
11…中味
12…容器本体
13…容器本体の側壁
14…残量視認窓
15…レーベル片
15b…レーベル片の裏面
15c…レーベル片の表面
16…突片
18…キャップ
19…粘着剤
21…キャッチコピー
31…巻き体
32…フィルム
33…フィルムの周壁
35,42…遮光性のある印刷部
41…シュリンクフィルム
L1…レーベル片の全長
L2…残量視認窓の上端から下端までの長さ
L3…突片の突出長さ
W1…レーベル片の全幅
W2…残量視認窓の幅
H…容器本体の高さ

Claims (4)

  1. 遮光性を有する不透明容器において、この不透明容器の側壁に、中味残量を判断するための透明体からなる残量視認窓を形成し、この残量視認窓を完全に被覆することができる遮光性のあるレーベル片を、この残量視認窓の外側に剥離自在に取り付けたことを特徴とする残量視認窓付き不透明容器。
  2. 前記レーベル片の裏面に粘着剤を備え、この粘着剤でレーベル片を前記残量視認窓の外側に剥離自在に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の残量視認窓付き不透明容器。
  3. 遮光性を有する不透明容器において、この不透明容器の側壁に、中味残量を判断するための透明体からなる残量視認窓を形成し、さらに不透明容器の側壁外周にフィルム状の巻き体を回転自在に配設し、この巻き体の一部に、前記残量視認窓を完全に被覆することができる遮光性のある印刷部を形成したことを特徴とする残量視認窓付き不透明容器。
  4. 遮光性を有する不透明容器において、この不透明容器の側壁に、中味残量を判断するための透明体からなる残量視認窓を形成し、さらに不透明容器の側壁外周に熱収縮性のシュリンクフィルムを配設し、このシュリンクフィルムの一部に、前記残量視認窓を完全に被覆することができる遮光性のある印刷部を形成したことを特徴とする残量視認窓付き不透明容器。
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