JP2005119672A - コンテナ位置決め具 - Google Patents

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Hiroyuki Takaguchi
博行 高口
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Taiyo Seiki Iron Works Co Ltd
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Taiyo Seiki Iron Works Co Ltd
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Abstract

【課題】多段に積み重ねられるコンテナの積み重ね高さの低減し、最上段のコンテナの安定化を図ることである。
【解決手段】積み重ねられたコンテナの上段側コンテナA1 の下部コーナ金具a1 と下段側コンテナA2 の上部コーナ金具a2 間に配置されるフランジ1の上下に各コーナ金具a1 、a2 の係合孔h1 、h2 に嵌合される一対の突出部2、3を設ける。フランジ1の外周に相反する方向に傾斜する一対のテーパ面15a、15bを設け、各テーパ面15a、15bを各係合孔h1 、h2 の開口部に設けられた面取りCに接触させるようにして積み重ねられたコンテナA1 、A2 の積み重ね高さの低減化を図り、最上段のコンテナの安定化を図る。
【選択図】図1

Description

この発明は多段に積み重ねられたコンテナの位置決め具に関するものである。
コンテナには40フィートの長さと、20フィートの長さの2種類が存在する。このようなコンテナを輸送するコンテナ船の船倉内にはコンテナの四隅を案内するセルガイドが設けられ、そのセルガイドによって多段に積み重ねられたコンテナのずれ動きを防止するようにしている。
一般に、セルガイドは、40フィートの長さのコンテナの四隅を案内するように設けられており、20フィートの長さのコンテナを積み込む場合は、2列に並べて多段に積み重ねるようにしている。
この場合、2列に積み重ねられたコンテナの対向面間には隙間があり、その対向面の隅部は何も支持されていないため、コンテナ船のピッチングやローリング等の揺れ動きによってずれ動くおそれがある。
そのような不都合を解消するため、上下のコンテナを位置決め具によって位置決めすることが行なわれている。
コンテナの位置決め具として、図4に示したものが従来から知られている。この位置決め具は、フランジ21の上下面に設けられた一対の突出部22、23のそれぞれを上段側コンテナA1 の下部コーナ金具a1 に設けられた係合孔h1 、および下段側コンテナA2 の上部コーナ金具a2 に設けられた係合孔h2 に挿入して上下のコンテナA1 、A2 を前後、左右方向のずれ動きを防止するようにしている。
ここで、コンテナA1 、A2 の積み重ねに際しては、積み重ねられるコンテナA1 の下部コーナ金具a1 にコンテナ位置決め具をセットし、そのコンテナA1 を予め先に積み込まれたコンテナA2 で支持されるまで下降させて、下部突出部23を上部コーナ金具a2 の係合孔h2 に挿入する積み重ね方法が採用される。
下部コーナ金具a1 に対してコンテナ位置決め具をセット状態に保持するため、下部突出部23に前後に貫通する貫通孔24を形成し、上部突出部22には上面から貫通孔24に至る軸挿入孔25を設け、その軸挿入孔25に挿入された回転軸26の上部に係合板27を設け、回転軸26の下部に設けられた操作ピン28により回転軸26を回動して係合板27を係合解除位置に変位させ、上部突出部22を下部コーナ金具a1 の係合孔h1 内に挿入したのち、回転軸26の下部に設けられたスプリング29の弾性により回転軸26を回転させて、係合板27の両端部を係合孔h1 を有する面板P1 の上面に係合させるようにしている。
ところで、図4に示す従来のコンテナ位置決め具においては、コンテナの位置決め状態で、上段側コンテナA1 の下部コーナ金具a1 と下段側コンテナA2 の上部コーナ金具a2 の対向面間に位置決め具のフランジ21の厚みに相当する間隙が形成されるため、多数のコンテナを積み重ねた場合に、積み重ね高さが高くなり、最上段のコンテナの安定性に問題が生じる。
この発明の課題は、多段に積み重ねられたコンテナの積み重ね高さの低減化を図ることができるようにしたコンテナ位置決め具を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、積み重ねられたコンテナの下段側コンテナの上部コーナ金具と上段側コンテナの下部コーナ金具間に配置されるフランジの上下面に各コーナ金具の係合孔に嵌合される位置決め用の突出部を設け、下部突出部には前後に貫通する貫通孔を形成し、上部突出部にはその上面から前記貫通孔に至る軸挿入孔を形成し、その軸挿入孔に挿入された回転可能な回転軸の上部に下部コーナ金具の係合孔に挿通可能とされ、前記回転軸の回転により両端部が前記係合孔を有する面板の上面に係合して上部突出部を抜け止めする係合板を設け、前記回転軸の下部にはその回転軸の半径方向に延び、前記貫通孔の開口一側縁に対する当接によって前記係合板を係合状態に保持する操作ピンを設け、この操作ピンが貫通孔の開口一側縁に当接する方向に回転軸を付勢するスプリングを設けたコンテナ位置決め具において、前記フランジの外周に下部コーナ金具および上部コーナ金具の各係合孔の開口縁に設けられた面取りに接触可能な2つの相反する方向に傾斜するテーパ面を設けた構成を採用したのである。
上記のように、フランジの外周に相反する方向に傾斜する2つのテーパ面を設けることによって、位置決め具により上下のコンテナを位置決めするコンテナの積み重ね状態において、フランジの上部テーパ面は下部コーナ金具における係合孔の開口縁に設けられた面取りに接触し、また、フランジの下部テーパ面は上部コーナ金具における係合孔の開口縁に形成された面取りに接触して、フランジの上下部が各コーナ金具の係合孔内に嵌合されるため、下部コーナ金具と上部コーナ金具の対向面間に形成される隙間は小さく、多段に積み重ねられたコンテナの積み重ね高さの低減化を図り、最上段のコンテナの安定性を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図示のように、上段側コンテナA1 の下部コーナ金具a1 と下段側コンテナA2 の上部コーナ金具a2 の対向面間に配置されるフランジ1の上下面には突出部2、3が設けられ、上部突出部2は下部コーナ金具a1 の係合孔h1 に対して嵌合可能とされ、一方、下部突出部3は上部コーナ金具a2 の係合孔h2 に対して嵌合可能とされている。
ここで、下部コーナ金具a1 および上部コーナ金具a2 の係合孔h1 およびh2 は両端が円弧状とされ、その両端面間の寸法が両側面間の寸法より大きい略長円状とされている。各係合孔h1 、h2 の開口縁には面取りCが形成されている。
上部突出部2および下部突出部3の断面形状は係合孔h1 、h2 の形状とほぼ一致し、各係合孔h1 、h2 に対して少しの余裕をもって嵌合されるようになっている。
上部突出部2の上部外周には、係合孔h1 に対する挿入を容易とするため、テーパ面4が設けられている。また、上部突出部2の前後面には軽量化を図るため凹部5が形成されている。
一方、下部突出部3の下部外周にも係合孔h2 に対する挿入を容易とするため、テーパ面6が設けられ、かつ前後面には凹部7が形成されている。
下部突出部3には前後に貫通する貫通孔8が形成され、一方、上部突出部2には上面から上記貫通孔8に至る軸挿入孔9が設けられている。
軸挿入孔9に挿入された回転可能な回転軸10の上部には係合板11が設けられている。係合板11は両端面間の寸法が両側面間の寸法より長い長方形をなし、その両端方向を上部突出部2の両端方向に一致させることによって、上部突出部2の上面外周内に納まり、その状態で下部コーナ金具a1 の係合孔h1 内に挿入し得るようになっている。
また、係合板11を係合孔h1 内に挿入し、回転軸10の回転によってほぼ90°回転させることにより係合板11の両端部が係合孔h1 を有する面板P1 の上面に係合して、上部突出部2が係合孔h1 から抜け出るのを防止するようになっている。
回転軸11の貫通孔8内に位置する下端部には操作ピン12が取付けられている。操作ピン12は回転軸11の半径方向に延び、下部突出部3の凹部7内において回動し得るようになっている。
操作ピン12は貫通孔8の開口両側縁13a、13bに対する当接によって回動範囲が規制され、その操作ピン12を一方の側縁13aに当接させると、係合板11はその両端方向が上部突出部2の両端方向と直交する係合状態となり、また、他方の側縁13bに当接させると、係合板11は、その両端方向が上部突出部2の両端方向に一致する係合解除状態となる。
操作ピン12の下部にはスプリング14が支持されている。スプリング14は操作ピン12が貫通孔8の一側縁13aに当接する方向に回転軸10を付勢している。
図1および図3に示すように、フランジ1の外周には相反する方向に傾斜する2つのテーパ面15a、15bが上下に設けられ、上部テーパ面15aは下部コーナ金具a1 の係合孔h1 の開口縁に形成された面取りCに接触可能とされ、一方、下部テーパ面15bは上部コーナ金具a2 の係合孔h2 の開口縁に形成された面取りCに接触可能とされている。
実施の形態で示すコンテナ位置決め具は上記の構造から成り、上段側コンテナA1 の位置決めに際しては、その上段側コンテナA1 の下部コーナ金具a1 にコンテナ位置決め具をセットしたのち、上段側コンテナA1 を先に積み込まれた下段側コンテナA2 の上面で支持される位置まで下降させて、コンテナ位置決め具の下部突出部3を下段側コンテナA2 の上部コーナ金具a2 の係合孔h2 に挿入する。
上段側コンテナA1 の下部コーナ金具a1 に対するコンテナ位置決め具のセットに際しては、操作ピン12をスプリング14の弾性に抗して貫通孔8の他側縁13bに当接する位置まで回動して係合板11を係合解除位置としたのち、上部突出部2を下部コーナ金具a1 の係合孔h1 に挿入する。そして、上記係合板11が係合孔h1 を貫通する状態で操作ピン12の押圧を解除し、スプリング14の弾性により回転軸10を回転させて係合板11を係合位置に変位させ、係合孔h1 を有する面板P1 の上面に対する係合板11の両端の係合によって上部突出部2を抜け止めする。
上記コンテナ位置決め具の下部突出部3を下段側コンテナA2 の上部コーナ金具a2 の係合孔h2 に挿入して上段側コンテナA1 を位置決めすると、フランジ1の上部テーパ面15aは下部コーナ金具a1 の係合孔h1 に形成された面取りCに接触し、また、フランジ1の下部のテーパ面15bは上部コーナ金具a2 の係合孔h2 に形成された面取りCに接触し、フランジ1の上下部が上、下のコーナ金具a1 、a2 の係合孔h1 、h2 内に嵌合されることになる。
このため、下部コーナ金具a1 と上部コーナ金具a2 の対向面間にはフランジ1の厚みより小さい間隙が形成されることになり、複数のコンテナを多段に積み重ねた場合に、コンテナの積み重ね高さは従来の場合より低くなり、最上段のコンテナの安定化を図ることができる。
この発明にかかるコンテナ位置決め具の実施形態を示す正面図 図1の平面図 図1のIII −III 線に沿った断面図 従来のコンテナ位置決め具を示す正面図
符号の説明
1 フランジ
2 上部突出部
3 下部突出部
8 貫通孔
9 軸挿入孔
10 回転軸
11 係合板
12 操作ピン
13a 側縁
14 スプリング
15a、15b テーパ面
1 上段側コンテナ
1 下部コーナ金具
1 係合孔
2 下段側コンテナ
2 上部コーナ金具
2 係合孔

Claims (1)

  1. 積み重ねられたコンテナの下段側コンテナの上部コーナ金具と上段側コンテナの下部コーナ金具間に配置されるフランジの上下面に各コーナ金具の係合孔に嵌合される位置決め用の突出部を設け、下部突出部には前後に貫通する貫通孔を形成し、上部突出部にはその上面から前記貫通孔に至る軸挿入孔を形成し、その軸挿入孔に挿入された回転可能な回転軸の上部に下部コーナ金具の係合孔に挿通可能とされ、前記回転軸の回転により両端部が前記係合孔を有する面板の上面に係合して上部突出部を抜け止めする係合板を設け、前記回転軸の下部にはその回転軸の半径方向に延び、前記貫通孔の開口一側縁に対する当接によって前記係合板を係合状態に保持する操作ピンを設け、この操作ピンが貫通孔の開口一側縁に当接する方向に回転軸を付勢するスプリングを設けたコンテナ位置決め具において、前記フランジの外周に下部コーナ金具および上部コーナ金具の各係合孔の開口縁に設けられた面取りに接触可能な2つの相反する方向に傾斜するテーパ面を設けたことを特徴とするコンテナ位置決め具。
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