JP2005119454A - 電動車両用車輪構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車軸方向にコンパクトな構成を有する電動車両用車輪構造の提供
【解決手段】 本発明の一局面によれば、ホイール1内に配置され、ホイール1に連結されるブレーキドラム40と、ブレーキドラム40の径方向内側に配置され、回転部がホイール1に連結される電動モータ10と、電動モータ10の外周部に支持されるブレーキシュー32とを有する電動車両用車輪構造が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホイール内に車輪駆動用電動モータが配置されるホイールインモータ型の電動車両用車輪構造に関する。
従来から、ホイール内に車輪駆動用電動モータが配置されたホイールインモータ型車輪構造において、車輪側に電動モータを近接させるため、ホイールシリンダをホイール内に設けず、ケーブルを介してブレーキシューを遠隔的に操作する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−291698号公報
しかしながら、上述の従来技術では、ブレーキドラムが車軸方向で電動モータとホイールの間に配置されているため、ブレーキドラムの軸方向の厚み分だけ電動モータがホイール側から離反し、ブレーキユニット及び電動モータを含む構造の車軸方向の寸法が依然として大きいという、問題点がある。
そこで、本発明は、車軸方向にコンパクトな構成を有することができるホイールインモータ型の電動車両用車輪構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一局面によれば、ホイール内に配置され、ホイールに連結されるブレーキドラムと、
ブレーキドラムの径方向内側に配置され、回転部がホイールに連結される電動モータと、
電動モータの外周部に支持されるブレーキシューとを有することを特徴とする、電動車両用車輪構造が提供される。
本局面による電動車両用車輪構造は、効果的には、ブレーキドラムから離れた位置に配置される駆動源と、駆動源とブレーキシューを接続するケーブルとを更に有する。ブレーキシューは、駆動源の駆動によりケーブルを介して作動される。
本局面において、電動モータは、ブレーキドラムの径方向内側に配置される部分を有する限り、その全体がブレーキドラムの径方向内側に配置されている必要はない。また、ブレーキシューは、電動モータの外周部に直接的に支持されてもよく、若しくは、バッキングプレートやブラケット等を介して電動モータの外周部に支持されてもよい。また、駆動源は、ブレーキドラムから離れた位置として、ブレーキドラムの径方向内側から露出した電動モータの外周部の部分や、車体等に配置されてよい。
本発明によれば、車軸方向にコンパクトな構成を有する電動車両用車輪構造を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明による電動車両用車輪構造の一実施例を示す断面図である。図2は、本実施例の電動車両用車輪構造に適用されてよいブレーキ機構の一実施例を示す側面図(車両内側から見た側面図)である。
本実施例の電動車両用車輪構造は、ホイール(ディスクホイール)1を有する。ホイール1は、その外周部を構成するホイールリム1aを有する。ホイールリム1aは、その径方向内側に略円柱形空間4を画成する円筒状の形状を有している。本明細書において、“ホイール1内”とは、円筒状のホイールリム1aの内部空間4を指す。ホイールリム1aの外周には、公知の如く、タイヤ(図示せず)が取り付けられる。
ホイール1内には、車輪駆動用の電動モータ10、及び、ブレーキ機構が少なくとも部分的に設けられる(図1に示す実施例では、電動モータ10が完全にホイール1内に収容されている)。電動モータ10は、その非回転部を構成するモータハウジング12を有する。モータハウジング12の内部には、電動モータ10の回転軸、該回転軸を回転可能に支持するベアリング、電動モータ10の回転トルクを発生するための永久磁石、コイル等(図示せず)が収容されている。電動モータ10の回転軸は、ハブ2等を介してホイール1に連結される。モータハウジング12には、サスペンションアーム(図示せず)が取り付けられ、これにより、モータハウジング12は、車輪と共に車体に対して遥動可能に支持される。
ブレーキ機構は、ブレーキドラム40を有する。ブレーキドラム40は、図1に示すように、ハブ2とホイール1の間に挟まれる取り付け面41(ホイール1のディスク面と対向するブレーキドラム40の面)を有する。ブレーキドラム40は、取り付け面41を挿通するボルト3により、ホイール1にハブ2と共に共締めされてよい。取り付け面41の外周縁には、ブレーキドラム40の外周部42が車両内側方向に立設されている。外周部42は、モータハウジング12の外径より大きな内径を有する。従って、モータハウジング12の外周部と、ブレーキドラム40の外周部42とは、径方向に所定の距離Δだけ離間して互いに対向している。以下、“ブレーキドラム40の径方向内側”とは、ブレーキドラム40の外周部42の径方向内側の空間43を指す。
ブレーキドラム40の径方向内側には、図1及び図2に示すように、ブレーキシュー32が配置される。ブレーキシュー32は、ブレーキドラム40の外周部42と同様の円弧状の形状を有する対の部材であり、ブレーキドラム40の外周部42の内面から径方向内側に僅かに離間して配置される。ブレーキシュー32は、アンカーピン34を支点としてシュー・アジャスタを介し径方向に拡張(回動)するように構成されている。この拡張時、ブレーキシュー32(その外周面に固定されたブレーキライニング)が、ブレーキドラム40の外周部42の内面に押し付けられることで、制動力が発生される。尚、ブレーキシュー32を作動(拡張)させる機構は、ホイールシリンダを用いた機構や、レバーやカムを用いた機構であってよい(後に詳説する)。
ブレーキシュー32は、ブラケットを介してモータハウジング12に支持される。また、ブレーキシュー32は、バッキングプレート36にホールドダウンスプリング37(図2参照)により浮動的に支持される。バッキングプレート36は、ブレーキドラム40の車両内側の開口を覆うように、モータハウジング12の外周部まわりに配置される。バッキングプレート36は、モータハウジング12に固定される。
以上のように、本実施例によれば、ブレーキドラム40の外周部42がモータハウジング12の外周側に設定されるので、電動モータ10をブレーキドラム40の径方向内側に配置することでき、この結果、ブレーキドラムが電動モータとホイールとの間に直列的に設定される構成に比して、電動モータ10をよりホイール1側に配置することが可能となる。
また、ブレーキドラム40の外周部42とモータハウジング12の外周部との間の空間に、ブレーキシュー32、及び、モータハウジング12に対するブレーキシュー32の固定部(アンカーピン34)を配置することができ、この結果、ブレーキシューやその固定部が電動モータとホイールとの間に設定される構成に比して、電動モータ10をよりホイール1側に配置することが可能となる。
また、上述の如くホイール1側に電動モータ10を配置することで、電動モータ10の振動時等に発生するモーメントであって、電動モータ10とホイール1とを結ぶ部材(電動モータ10の回転軸やハブ2を含む)等に作用するモーメントが低減される。従って、本実施例によれば、ブレーキ機構及び電動モータ10をよりコンパクトにホイール1内に成立させることが可能となる。
次に、図1乃至図4を参照して、ブレーキシュー32を作動(拡張)させるシュー作動機構の一実施例について説明する。シュー作動機構の一実施例は、図2に示すように、トグルレバー82を含む。トグルレバー82は、回動軸83に回動可能に支持された2つの部材から構成されてよい。トグルレバー82の一方の部材には、図1及び図3に示すように、ワイヤーケーブル84(若しくはリンク)の一端が接続されている。ワイヤーケーブル84の他端は、図1に示すように、駆動源86(例えば、電動モータ)に接続されている。トグルレバー82の一方の部材が、駆動源86の駆動によりワイヤーケーブル84を介して引っ張られると、当該一方の部材が回動軸83まわりに回動される。これにより、トグルレバー82の各部材にそれぞれに係合する2つのブレーキシュー32のリム32aが、互いに離反する方向に移動させられ(図3の矢印参照)、上述のブレーキシュー32の拡張動作が実現される。
尚、駆動源86の駆動は、ブレーキペダルの操作に対応して実現される。また、駆動源86は、マスタシリンダーに接続される液圧源であってもよい。また、シュー作動機構は、図4に示すように、カム88を含むものであってよい。この場合であっても、シュー作動機構は、同様に、駆動源86の駆動によりワイヤーケーブル84を介して遠隔的に作動させられてよい。
本実施例において、駆動源86は、好ましくは、図1に示すように、ブレーキドラム40の径方向内側に配置されず、ブレーキドラム40から離れた位置に配置される。例えば、図1に示す実施例では、駆動源86は、モータハウジング12の外周部に固定されている。但し、本実施例では、取り回しの自由度が高いワイヤーケーブル84が用いられるので、駆動源86は、更にブレーキドラム40から離れた位置、例えば車体(サスペンションメンバやエンジンルーム)に設けることも可能である。この場合、駆動源86の重量分だけバネ下重量を低減することができる共に、駆動源86がブレーキドラム40の熱に晒されるのが防止される。
以上のように、本実施例によれば、ブレーキドラム40から離れた位置に駆動源86を配置することで、ブレーキドラム40の径方向内側のスペースを節約することができ、ホイール1内のブレーキ機構の構成をコンパクトにすることができる。これにより、電動モータ10の外径が比較的大きい場合であっても、モータハウジング12の外周部とブレーキドラム40の外周部42との間の限られた空間(距離Δ)を利用して、ブレーキ機構(ブレーキシュー32及びその固定部)をブレーキドラム40の径方向内側に成立させることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例において、ブレーキドラム40は、モータハウジング12より径方向外側でホイール1に固定されてもよい。この場合、ブレーキドラム40は、その外周部42がホイール1のディスク面(例えばスポーク部)若しくはホイールリム1aの内周面に締結されてもよい。これにより、ブレーキドラム40の取り付け面41をハブ2とホイール1の間に挟む必要が無くなり、取り付け面41の板厚分だけ更にホイール1側に電動モータ10を配置することが可能となる。また、制動時にブレーキドラム40に作用するモーメントが低減されるので、ブレーキドラム40の小型化・軽量化を図ることもできる。
また、図1に示す電動モータ10は、車軸方向でブレーキドラム40から離間しているが、図5に示すように、電動モータ10の搭載位置は、電動モータ10の車両最外側の部位がブレーキドラム40に実質的に接触する位置までホイール1側に寄せられてもよい。この場合、ハブ2は電動モータ10(モータハウジング12)内に実質的に組み込まれる。
また、上述した実施例において、シュー作動機構は、如何なる他の同様の機構であってよく、例えば、ブレーキシュー32の向かい合ううちの一端を互いに離反する方向に拡張する機構(ツーリーディングシュー型)であってもよい。
本発明による電動車両用車輪構造の一実施例を示す断面図である。 電動車両用車輪構造に適用されてよいブレーキ機構の一実施例を示す側面図である。 シュー作動機構の動作の説明図である。 その他の実施例によるシュー作動機構を示す図である。 その他の実施例による電動車両用車輪構造の一実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 ホイール
10 電動モータ
12 モータハウジング
32 ブレーキシュー
34 アンカーピン
36 バッキングプレート
40 ブレーキドラム
42 外周部
82 トグルレバー
84 ワイヤーケーブル
86 駆動源

Claims (2)

  1. ホイール内に配置され、ホイールに連結されるブレーキドラムと、
    ブレーキドラムの径方向内側に配置され、回転部がホイールに連結される電動モータと、
    電動モータの外周部に支持されるブレーキシューとを有することを特徴とする、電動車両用車輪構造。
  2. ブレーキドラムから離れた位置に配置される駆動源と、
    駆動源とブレーキシューを接続するケーブルとを更に有し、
    ブレーキシューは、駆動源の駆動によりケーブルを介して作動される、請求項1記載の電動車両用車輪構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019130657A (ja) * 2018-02-03 2019-08-08 株式会社シマノ 姿勢保持用関節装置及びそれを用いた姿勢保持支援装置

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