JP2005119375A - 走行架台 - Google Patents
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Abstract
【課題】走行部の走行ストロークを簡単に変更することが可能な走行架台を提供することにより、加工ライン変更時に要する作業工数の削減を可能とし、設備費を安価なものとする。
【解決手段】走行部の駆動源である数値制御可能なモータへの電源供給をトロリ方式とすると共に、架台に取り付けられるガイドレールならびに駆動用のラックの一端を架台長さに対し短くし、連結用ガイドレールと連結用ラックの取り付けスペースを設け、連結時に該取り付けスペースにおいてガイドレールとラックの連結を行うことで連結を行う架台の部品精度に影響されることなく連結を行うことが可能な装置構成とした。
【選択図】図2
【解決手段】走行部の駆動源である数値制御可能なモータへの電源供給をトロリ方式とすると共に、架台に取り付けられるガイドレールならびに駆動用のラックの一端を架台長さに対し短くし、連結用ガイドレールと連結用ラックの取り付けスペースを設け、連結時に該取り付けスペースにおいてガイドレールとラックの連結を行うことで連結を行う架台の部品精度に影響されることなく連結を行うことが可能な装置構成とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、加工ライン等において、複数の加工機間のワーク受け渡しを行う産業ロボット等の装置を搭載し、走行する走行架台に関するものである。
加工ラインにおいて複数の加工機へワークの供給排出を行う為に加工機前面に走行架台を配設し、該走行架台の走行部にワーク受け渡しを行う為の多軸ロボット等の装置を搭載し、該装置によって加工機間のワークの供給排出が一般的に行われている。
加工ラインにおいて使用される走行架台の走行部の駆動機構は、固定部に取り付けられたラックと走行部の数値制御可能なモータに取り付けられたピニオンによって構成され、駆動部である数値制御可能なモータへの電源供給には多くの場合ケーブルが使用され、該ケーブルは走行架台に平行に設置され一方を固定部に他端を走行部へ取り付けられたケーブルベア内に収容されている。
上記構成の様にケーブルベアによって走行部に電源を供給する方式の装置の場合、ワークの変更等の理由によるライン変更に対応することが非常に困難で、特にストロークの延長が必要な場合、電源供給用のケーブルや信号伝達用の配線等ケーブルベア内の全ての配線を変更しなければならず非常に多くの工数を必要とし問題となっている。
前記問題の他に架台を連結しストローク延長を行う際には、ガイドレールおよび駆動機構であるラックが高精度に連結されていないと連結部より破損をおこす場合が有るため、高精度に連結することが求められるが架台精度が低い場合が多く、ラックおよびガイドレールを高精度に位置決めを行うことに非常に多くの工数を必要とし問題となっていた。
前記した連結部の連結精度を解消する方法として特開2002−212903号公報に記載されたような連結部に調整ユニットを設ける方式が有るが、部品や設備費の増加につながり問題となっている。
特開2002−212903号公報 図1
本発明は、加工ライン変更に伴い走行架台の走行部のストロークの変更が必要とされる場合に簡単に走行部のストロークを変更することができる走行架台を提供することで設備費ならびにライン変更に要する作業工数の削減を図ることを目的とする。
本発明は、前記した課題を解決する手段として、走行部の駆動源である数値制御可能なモータへの電源供給をトロリ方式とし、該トロリユニットにおいて複数本のレールを連結して形成されるトロリレールの連結部と支柱に固定される取り付けベースの連結部が同一箇所での連結とならないようにトロリレールの連結部を取り付けベースの同一面上にて連結する装置構成とすると共に、ベースに取り付けられるガイドレールならびに駆動用のラックの一端をベース長さに対し短く形成し、連結用ガイドレールと連結用ラックの取り付けスペースを設け、連結時に該取り付けスペースにおいて延長用ガイドレールと延長用ラックの連結を行うことで連結を行うベースの部品精度に影響されることなく連結を行うことが可能な装置構成とした。
以上説明したように、ベースに配設した連結スペースを使用し、ガイドレールと駆動用のラックを同一面上で連結する方式としたことにより、ベースの加工精度を上げる事無く連結を行う事ができ、連結作業に要する作業工数ならびに設備費を大幅に削減することが可能となった。
また、走行部の駆動源である数値制御可能なモータへの電源供給をトロリ方式としたことにより同一レール上に複数の走行部を設けることや走行部を容易に交換が可能となり様々なライン構成に対応する事が出来る。
更に、トロリレールの連結部を支柱に固定された取り付けベースの同一面上にて連結したことにより高精度な連結が可能となり、接触子が連結部上を通過する際に発生していたノイズの発生を防止することが可能となるうえに連結部を接触子が通過する際に生じる摩耗も最小限に抑えることが可能となった。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように本実施例の走行架台は、ベースとベース上に配設された走行部を動作可能に保持するガイド部と、走行部に取り付けた数値制御可能なモータと、該モータの回転軸に取り付けられたピニオンと、ピニオンに噛合するラックからなる駆動機構部と数値制御可能なモータに電力の供給を行う電力供給部から構成される。
図1に示すように本実施例の走行架台は、ベースとベース上に配設された走行部を動作可能に保持するガイド部と、走行部に取り付けた数値制御可能なモータと、該モータの回転軸に取り付けられたピニオンと、ピニオンに噛合するラックからなる駆動機構部と数値制御可能なモータに電力の供給を行う電力供給部から構成される。
走行架台のベース中央には複数の支柱が等間隔に設けられ、該支柱側面部にはトロリユニットのシール部が取り付けられ、上面部にはトロリユニット部にゴミ等が付着することを防止するためのカバーがネジ止めされている。
ベースの両サイドにはそれぞれガイドレールが平行に取り付けられ、該ガードレールには複数のスライダーが動作可能に配設され、スライダーに走行部が取り付けられる。
走行部は、底面に開口部を有した箱形状をなし、内部には数値制御可能なモータとトロリユニットの接触子が支柱に固定された複数枚の取り付けベースに取り付けられたトロリレールに接触した状態で固定されている。
複数本のレールを連結し形成されるトロリレールは、トロリレールの連結部と取り付けベースの連結部が同一箇所での連結とならないようにトロリレールの連結部は取り付けベースの同一面上にて連結される。
走行部は、底面に開口部を有した箱形状をなし、内部には数値制御可能なモータとトロリユニットの接触子が支柱に固定された複数枚の取り付けベースに取り付けられたトロリレールに接触した状態で固定されている。
複数本のレールを連結し形成されるトロリレールは、トロリレールの連結部と取り付けベースの連結部が同一箇所での連結とならないようにトロリレールの連結部は取り付けベースの同一面上にて連結される。
数値制御可能なモータは、回転軸を走行部外部に突出した状態で取り付けられ、回転軸にはピニオンが固定されている。
該ピニオンは、ベースに取り付けられているガイドレールに平行して固定されたラックと噛合し、走行部の駆動機構を形成している。
ベースに固定されたガイドレールは、ベース長さに較べ若干短いガイドレールとベースに較べ短い部分を補う交換用ガイドレールの二本の組み合わせによって構成している。
ラックもガイドレールと同様にベース長さに較べ若干短いラックとベースに較べ短い部分を補う交換用ラックの二本の組み合わせによって構成されている。
該ピニオンは、ベースに取り付けられているガイドレールに平行して固定されたラックと噛合し、走行部の駆動機構を形成している。
ベースに固定されたガイドレールは、ベース長さに較べ若干短いガイドレールとベースに較べ短い部分を補う交換用ガイドレールの二本の組み合わせによって構成している。
ラックもガイドレールと同様にベース長さに較べ若干短いラックとベースに較べ短い部分を補う交換用ラックの二本の組み合わせによって構成されている。
次に走行架台のストローク延長を行う際の手順について述べる。
ライン構成の変更等により走行架台の走行ストロークの延長が必要となった場合、ベースに取り付けられた交換用ガイドレールと交換用ラックの取り外しを行う。次にベースに延長ストローク分の長さの延長ベースを連結プレートによって連結を行う。延長ベース連結完了後ベースと同様に延長ストローク分の延長ガイドレールと延長ラックの取り付けを行う。
ライン構成の変更等により走行架台の走行ストロークの延長が必要となった場合、ベースに取り付けられた交換用ガイドレールと交換用ラックの取り外しを行う。次にベースに延長ストローク分の長さの延長ベースを連結プレートによって連結を行う。延長ベース連結完了後ベースと同様に延長ストローク分の延長ガイドレールと延長ラックの取り付けを行う。
この時、延長用ガイドレールと延長用ラックは、ベースに固定されたガイドレールおよびラックと同一面上に固定されるためガイドレールおよびラックが簡単且つ高精度に連結することができる。
延長用ガイドレールとラックの取り付け完了後にベースから取り外しを行った交換用ガイドレールと交換用ラックを延長ベース上において延長用ガイドレールおよび延長用ラックと連結を行い最後にベース中央に等間隔に配設された支柱にストローク延長分のトロリレールを取り付け走行架台のストローク延長作業を完了する。
延長用ガイドレールとラックの取り付け完了後にベースから取り外しを行った交換用ガイドレールと交換用ラックを延長ベース上において延長用ガイドレールおよび延長用ラックと連結を行い最後にベース中央に等間隔に配設された支柱にストローク延長分のトロリレールを取り付け走行架台のストローク延長作業を完了する。
走行架台の延長または短縮を行う際に多くの工数を要するうえに走行部の個数がが限定されてしまう汎用性に乏しい装置でなく、簡単にストロークの延長および短縮が可能なうえに同一レール上を複数の走行部が走行できる装置構成としたことにより様々な搬送対応することができる。
1 ベース
2 ガイドレール
3 ラック
4 交換用ガイドレール
5 交換用ラック
6 モータ
7 ピニオン
8 連結プレート
9 調整ボルト
10 トロリレール
11 トロリ接触子
12 延長用ガイドレール
13 延長用ラック
14 延長ベース
15 支柱
16 カバー
17 スライダー
18 走行部
19 回転軸
20 取り付けベース
2 ガイドレール
3 ラック
4 交換用ガイドレール
5 交換用ラック
6 モータ
7 ピニオン
8 連結プレート
9 調整ボルト
10 トロリレール
11 トロリ接触子
12 延長用ガイドレール
13 延長用ラック
14 延長ベース
15 支柱
16 カバー
17 スライダー
18 走行部
19 回転軸
20 取り付けベース
Claims (3)
- 架台に取り付けられたガイドレールにガイドされた状態で産業ロボット等の装置を搭載し走行をする走行部と、該走行部に取り付けられた数値制御可能なモータと、該モータの回転軸に取り付けられたピニオンと、ピニオンに噛合するラックからなる駆動機構を有した走行架台において、架台に取り付けられたガイドレールとラックを長いものと短いものとの組み合わせによって構成したことを特徴とする走行架台。
- 駆動機構を構成する数値制御可能なモータへの電源供給にトロリ方式を採用したことを特徴とする請求項1に記載の走行架台。
- 駆動機構を構成する数値制御可能なモータへの電源供給にトロリ方式を採用した走行架台において、トロリレールの連結部を取り付けベースの連結部が同一箇所とならないように配設したことを特徴とする請求項2に記載の走行架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003354271A JP2005119375A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 走行架台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003354271A JP2005119375A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 走行架台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005119375A true JP2005119375A (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=34612278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003354271A Pending JP2005119375A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 走行架台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005119375A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037111A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Komatsu Machinery Corp | ワーク搬送装置の走行架台 |
-
2003
- 2003-10-14 JP JP2003354271A patent/JP2005119375A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008037111A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Komatsu Machinery Corp | ワーク搬送装置の走行架台 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090728 |