JP2005118497A - 運動用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】国民的課題である生活習慣病対策として、また女性を中心とするシェープアップ、ダイエット効果を得、また老若男女にかかわらず、筋力を鍛え、リハビリ効果も有し、子供には玩具として遊びながら脳神経を刺激し発育を援けるという一つの運動用具で、手、足を中心とした全身運動と老化や運動不足により低下する手指力、握力の強化及び足裏のつぼを刺激し全身の健康改善を複合的に図ることができる運動具が望まれていた。
【解決手段】人が手、または手と足を用いて運動を行う運動用具において、
人間の皮膚等を傷つけないよう表面、または全体が軟弾性を有する軟性把握具で構成し、前記軟性把握具を人が反動をつけて旋回することにより、回転慣性力を発生させ、全身運動が楽にできると共に、前記軟性把握具は、人の掌で把握できる大きさに構成し、把握の繰返し運動が、し易い合成樹脂、ゴム、スポンジ、または液体、気体、固体等を内含した袋体等で構成し、手指運動、握力運動を楽に繰り返すことができる複合運動用具、及びそれを用いた運動方法を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人が手、または手と足を用いて繰返し運動を行うための運動用具に関する。
従来より、カロリーの過剰摂取や運動不足により肥満や生活習慣病の増加が叫ばれ、いまや時代の最大のニーズともいわれる状況になってきている。
運動により体脂肪を燃焼させてダイエットや生活習慣病の防止のための運動が近年特に望まれ、女性や壮年者、老人等の運動不足を解消するために適した運動用具が数多く供給されてきたがいずれも実際上の欠点を有していた。
手、または手と足を用いて繰返し運動を行うための運動用具には、スプリング、ゴムベルト等によるエキスパンダーや、ダンベル、ボディブレード等があったが、主としてトレーニング用であったため、その操作にはかなりの力を要するため、身体に付いた体脂肪の燃焼よりも、筋肉が付いてしまい、中止すると付いた筋肉が以前よりたるんで太めになってしまいスリム化を目指す女性に反対の逆効果を与えてしまうため、必ずしも好まれないものとなっていた。また前述した如く、力を要するため疲れたり、単調さに飽きたりして面白味に欠けるため気軽に使用できず、よほどの忍耐力がないと続けられないという欠点があり、使用しなくなり、家庭内の大型、中型ゴミとなっていた。
また、掌で握ることにより、手指の運動を行い、握力を強化することで脳細胞を活性化し、血行を促進し、代謝機能を向上させることにより子供の脳の発達を図ったり、特に老人においては老化を防ぎ、若さを保ち続けることに極めて効果があることが叫ばれ、医学上証明されているが、その効果を合わせて一つの運動用具で可能になる複合運動用具が強く求められていた。
これらの問題の解消に関連した体操用具の例としては、[特開003−88599号](以下、「引例1」という)が提案されている。
しかしこの「引例1」においても、現実上の使用においては、多くの欠点を有するため、女性や壮年者、老人、子供等のニーズに答えられるものではなかった。
その欠点を具体的に述べると、
「引例1」中の体操用具1は、木材やアルミ等で形成された円盤2となっているが、これらの記述からして硬い材料で構成されている。このことは抵抗付与バー8が合成樹脂材等の可塑性のある材料と区別して選定していることより木材や金属等の硬質材料であることは明らかである。
しかるに、回転すると加速により例えば300回/分くらいの回転数にも達することがある。そうなると木材やアルミ等で形成された円盤2は、そのエッジが刃物のようになり、女性や老人、子供等の素肌に触れると擦り傷を発生させるという重大な欠点を有していた。
また高速回転を実際させてみると、相当な回転慣性力となるため少しバランスを壊すと方向が不安定となり身体の方に向かってきて、体にあたり打撲を与える危険も有していた。また、抵抗付与バー8も遠心力により外周側に飛び出してくるため、顔や身体に当り使いづらく、特に目に当ると大怪我となる危険性もあり実用に供せる物ではなかった。
更に図20〜図24に示す出没片8b、8c及び、図34〜図46に示す抵抗付与バー8d、8eの如くは、いわゆる回転手裏剣や、回転のこぎり状となり、少しでも触れると身体を傷つけてしまったり、また外周の出没片8b、8c及び、抵抗付与バー8d、8eに人の衣服や紐が絡まり共に、全く人が使用することを考慮していないという極めて安全性の欠如した構造となっていた。
また、「引例1」の請求項1、請求項2、請求項3及び発明の実施の形態の中の〔0008〕の記述にある「両端部間が使用者のほぼ肩幅寸法となる紐」との発明特定事項及び発明の実施の形態の中の記述があるが、実際の使用では、ほぼ肩幅寸法では紐の捩れにより使用時は更に狭くなるため、近すぎて人の身体寸法から見て非常に使いづらい寸法構成となっており、両手を十分伸ばすことができないため縮みこもった運動となってしまい、運動量が不足し当初の目的からして現実的効果の期待できない構造となっていた。
長さ調整できるようにする記述は有るが、それが人体寸法と対比してどれ位にするかの記述は、前述のほぼ肩幅寸法の記述のみで、他に寸法上の明示がなされていなかった。
(3)また、両手を使っての運動は示されているが、一方を足に掛けて手で引っ張る使用方法はなく、もしその使い方をしようとすると、前述の長さの発明特定事項から見て短かすぎて極めて使いづらい物となっていた。
(4)また、両手を使っての運動は示されているが、上述した大事な要素としての手指運動、及び握力運動に使用することができず、複合機能のない単純な体操用具となっており効果の少ない欠点を有していた。
特開2003−88599
本発明は、前述した課題の全てに効果を発揮し、かつ、人が安全に、また人体寸法にマッチした複合運動用具、およびそれを用いた運動方法を提供するものである。
人が手、または手と足を用いて運動を行う運動用具において、
人の皮膚等を傷つけないとともに、当って打撲傷を起こさないよう表面または全体が軟弾性を有する軟性把握具には中央部分に少なくとも2以上の貫通孔があり、該貫通孔のそれぞれには、紐が挿貫され、夫々の紐は軟性把握体を貫通して出たところから左右に設けられた保護具に連結され、該保護具の端部に固定されるか、または該保護具の中央に設けられた紐用貫通孔を貫通して夫々一対の紐が連結され、前記保護具を人が手、または手と足を用いて保持し、前記軟性把握具を人が反動をつけて旋回することにより、紐の夫々を捩じらせ、その後前記紐に引張力を掛けることより軟性把握具に回転慣性力を発生させ、前記軟性把握具を低速から高速に自在に旋回させ、紐の伸張と弛みを繰返し、回転慣性力を正回転、逆回転交互に持続させることにより、容易に両手または手と足を繰返し動かすことによる全身運動が楽にできると共に、
前記軟性把握具は、掌で把持し易い大きさに構成され、把握の繰返し運動が、し易い軟質ウレタン樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂、ゴム、スポンジ、または液体、気体、固体等を内含した袋体等の軟弾性体で構成し、手指運動、握力運動を楽に繰り返すことができることを特徴とする複合運動用具を提供するものである。
人が手、または手と足を用いて運動を行う運動用具において、
人の皮膚等を傷つけないとともに、当って打撲傷を起こさないよう表面または全体が軟弾性を有する軟性把握具の表面には中央部分に少なくとも2以上の紐取付手段が接着等の固着手段で固着されており、該紐取付手段のそれぞれには、紐が取付けられ、夫々の紐は左右に設けられた保護具に連結され、該保護具の端部に固定されるか、または該保護具の中央に設けられた紐用貫通孔を貫通して夫々一対の紐が連結され、前記保護具を人が手、または手と足を用いて保持し、前記軟性把握具を人が反動をつけて旋回することにより、紐の夫々を捩じらせ、その後前記紐に引張力を掛けることより軟性把握具に回転慣性力を発生させ、前記軟性把握具を低速から高速に自在に旋回させ、紐の伸張と弛みを繰返し、回転慣性力を正回転、逆回転交互に持続させることにより、容易に両手または手と足を繰返し動かすことによる全身運動が楽にできると共に、
前記軟性把握具は、掌で把持し易い大きさに構成され、把握の繰返し運動が、し易い軟質ウレタン樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂、ゴム、スポンジ、または液体、気体、固体等を内含した袋体等の軟弾性体で構成し、手指運動、握力運動を楽に繰り返すことができることを特徴とする複合運動用具提供するものである。
前記軟性把握具の形状を球、楕円球、棒状体、またはコーナーにRを施した多角形体等の掌で把持しやすい形状で構成し、その相当直径Dは1.2cm以上〜8.0cm以下、相当長さLは1.2cm以上〜12.0cm以下、重量Wは10g以上〜100g以下に構成し、左右の前記保護具間の中心距離Sを人の肩幅Bに対し、S=1.1×B以上〜3.0×B以下に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の複合運動用具を提供するものである。
前記軟性把握具の貫通孔の内周部の全体、あるいは一部、または該貫通孔の外側表面あるいはその近傍に、前記軟性把握具が作用力により磨耗損傷しないための補強手段を設けたことを特徴とする請求項1、2、または請求項3記載の複合運動用具を提供するものである。
回転慣性力により人が手、または手と足を用いて楽に全身運動を行うと共に、前記軟性把握具を把握して楽に手指運動、握力運動等を行うことができる請求項1、2、3または4記載の複合運動用具を用いたことを特徴とする運動方法。
本発明の複合運動用具1は、下記のごとき多くの効果を有するものである。
1)軽くて持ち運びにも便利であり、簡単に使用できるためどこでも誰でも遊び感覚で楽しみながら使用でき、悪天候で散歩ができない時などでも、家の中でトレーニングできるため極めて実用性の高いものである。
2)医学的効果としては、太り易さ、太り難さはミトコンドリアの働きによると言われており、太り易い人はミトコンドリアの働きが悪くなっており、反対に太り難い人は、ミトコンドリアの働きが活発で、褐色脂肪細胞が脂肪をどんどん燃焼させているので肥満になりにくいと言われている。
褐色脂肪が分布しているのは、首の後、肩甲骨周辺、心臓や腎臓の周辺、脇の下等で身体の重要な部位であり、体温が低下しないよう維持するために働いている。
褐色脂肪細胞を刺激して働きを活発化することにより一層体脂肪を燃焼させるため、前述した本発明の方法による運動により筋力を付けながら、同時に極めて簡単にダイエット効果が得られるのである。
3)人は手を肩幅より大幅に広く伸張することにより、背筋、三角筋、大胸筋、上腕筋、腹筋等の全身の筋肉を大きく動かす運動をすることができ、脂肪を燃焼し、特に、本発明の特徴として、短時間で汗ばむほどの運動量を楽しくこなすことができる。その効果により、二の腕、両肩、バスト、腹部等の弛みを取り、シェープアップでき、血糖値や高血圧等の生活習慣病の改善に大きな効果があるのである。
4)本発明の複合運動用具1は、テレビを見ながら楽しく続けることができ、小さい子供から老若男女が遊び感覚で筋肉トレーニングやスリムアップ等に使用できる。
特にお年寄りには手、指、足等の介護、健康増進用具としてや、病後のリハビリなどの体力維持に大きな効果を発揮することが実使用により確かめられた。また、子供には玩具として使用でき、手指の運動が脳神経を知らない内に刺激し、脳神経機能の発達を助ける効果が得られるのである。
5)本発明方法の実施例として40〜60代の婦人10人が、一ヶ月使用した結果平均して二の腕の周囲が1.5cm減少、体脂肪率がマイナス8.0%低下、体重が4.0kg減少という大きな効果が得られた。
6)引張力や速度を加減することにより軟性把握具2の回転数を調節することができ、自らの慣性力により、休みながらの運動や、大きな運動量を得る等の調節が可能である。
7)図15に示すように片方を足に掛け、手を使って使用する場合も、幅Sが十分に大きいため、足首、太もも、ふくらはぎ等の弛みを引き締め、筋力アップ、シェープアップ等に効果があると共に、同様に血糖値や高血圧等の生活習慣病の改善に大きな効果があるのである。
8)また、本発明の別の使用方法としては、図17に示すごとく、軟性把握具2を足で踏み、踏んだ足を前後に繰返し移動する運動を、1〜15分くらい繰り返すことにより、足裏のつぼである湧泉や土踏まずを刺激することにより青竹踏み等で認められている足のむくみや足裏のつぼ効果のある全身の治療に用いることもできるまさに複合的運動具なのである。
本発明は、発明の効果に前述した如く、すなわち、一つの運動用具で、手、足を中心とした全身運動と老化や運動不足により低下する手指力、握力の強化を複合的に計ることができる画期的な構成があることに気付いたものである。
なお、本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。以下図面に基づいて詳細を説明する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
この実施例は、図1から図5に示すように複合運動用具1のほぼ中央には、軟性把握具2が配置され、該軟性把握具2は、表面または全体が軟弾性を有する軟性材料で構成されている。中央部分に少なくとも2以上の貫通孔2aがあり、該貫通孔2aのそれぞれには、紐3が挿貫され、夫々の紐3は軟性把握具2の貫通孔2aを出たところから左右に設けられた保護具4に連結され、該保護具4の端部4aに固定されるか、あるいは該保護具4の中央に設けられた紐用貫通孔4bを貫通して夫々一対の紐が連結されている。
また、図9、図10に示す実施例は、請求項2に対応した構造である。図9は袋体5の内側に、内包物6を内包したもので、内包物は、液体、気体、または固体の粉状、粒状あるいは塊状等の把握力により変形若しくは変位するものであればいずれでも良い。特に図9は、液体を内包した実施例を示したものである。このように構成することで軟性把握具2を容易に製作でき、材料の選定により、より安価に製造することができる利点を有する。
また、袋体5は、内包物6により選択されるが、内部から漏洩する液体、気体、または粉状の固体等を内包する場合は、開孔のない袋体5が選択され、その材料は、掌で把握の繰返し運動が、し易い軟弾性を有する軟質ウレタン樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂、ゴム等の材料で構成される。また、内包物6が漏洩しない粒状、塊状の固体の場合は、上記の材料に加え、繊維、布、ネット等の袋物でも構成することができる。袋体5の中央部分の左右には、夫々に少なくとも1個以上の紐取付手段7が接着、溶着、あるいは一体成形等の固定手段8により取付けられて、一つの軟性把握具2を形成しており、該軟性把握具2に掛かる作用力を、紐3に伝達できるよう構成されている。また、内包物6が漏洩しない粒状、塊状の固体の場合は、請求項1記載の構成のように、紐3を軟性把握具2の中央部を貫通して設けても良い。
同様の考えで、図10においては、外皮体9の内部に内包物9を内包したもので、内包物10は、液体、気体、または固体の粉状、粒状あるいは塊状等の把握力により変形若しくは変位するものであればいずれでも良い。特に図10は、一つの実施例である硬質の内包物を内包した例を示したものである。
また、外皮体9は、内包物10により選択されるが、内部から漏洩する液体、気体、または粉状の固体等を内包する場合は、開孔のない外皮体9が選択され、その材料は、掌で把握の繰返し運動が、し易い軟弾性を有する軟質ウレタン樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂、ゴム等の材料で構成される。
また、内包物10が漏洩しない粒状、塊状の固体の場合は、上記の材料に加え、繊維、布、ネット等の袋物でも構成することができる。
中央部分の左右には、夫々に少なくとも1個以上の紐取付手段7が接着、溶着、あるいは一体成形等の固定手段8により取付けられて、一つの軟性把握具2を形成しており、該軟性把握具2に掛かる作用力を、紐3に伝達できるよう構成されている。また、内包物6が漏洩しない粒状、塊状の固体の場合は、請求項1記載の構成のように、紐3を軟性把握具2の中央部を貫通して設けても良い。このように構成することで同様に、軟性把握具2を容易に製作でき、材料の選定により、より安価に製造することができる利点を有する。
前記軟性把握具2の形状は、人の掌で把握できる大きさに構成し、図1〜6にはレモン形、または楕円球形としたものを示す。図7には球形としたものを示す。図8には、棒状体としたものを示している。また、コーナーにRを施した多面形体等の掌で把握しやすい形状で構成しても良い。(図示せず)
それらの直径の平均値である相当直径Dは1.2cm以上〜8.0cm以下に構成する。相当直径Dは1.2cm未満であると小さすぎて十分な回転慣性力が得らず運動量が不足し、また回転が不安定となるためである。また、8cmを超えると、回転慣性力が過大となり、反って筋肉を痛めるからである。
相当長さLは1.2cm以上〜12.0cm以下に構成する。
相当長さLは同様に、1.2cm未満であると小さすぎて十分な回転慣性力が得らず運動量が不足し、また回転が不安定となるためである。また、12.0cmを超えると、回転慣性力が過大となり、反って筋肉を痛めるからである。
前記軟性把握具2の重量Wは10g以上〜100g以下に構成する。
重量Wは同様の考えで、10g未満であると小さすぎて十分な回転慣性力が得らず運動量が不足し、また回転が不安定となるためである。また、100gを超えると、回転慣性力が過大となり、反って筋肉を痛めるからである。
また、前記軟性把握具2の材料は、掌で把握の繰返し運動が、し易い軟弾性を有する軟質ウレタン樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂、ゴム、スポンジ、または液体、気体、固体等を内含した袋体で構成し、握力運動を楽に繰り返すことができる。更に望ましくは、把握変形後、少し遅れて原形に復帰する可塑性を有する上記材料から構成される。
また、図6〜図10に示されるように、軟性把握具2は、前記材料で構成されるため回転時の遠心力により、破線で示される如く半径方向に伸張される。このことにより、慣性モーメントが大きくなるため、回転慣性力は加速度的に大きくなるため、使用時に、小さな力で回転力が得られるため、安定して回転すると共に、力を入れれば入れるほど、回転慣性力と回転スピードが増大し、運動が極めて楽になるという長所を発揮する。
回転数は、最小では30回転/分以上でもよく、また早くなると300回転/分となる。30回転未満では運動量が不足し、また回転が不安定となるためである。また、300回転/分を超えると反って回転慣性力が過大となり、前記と同様に反って筋肉を痛めるからである。
また、紐3の材質は天然繊維、合成繊維、合成樹脂、ゴム、金属のワイヤーやチェーン等の引張力に対し、十分な強度が有り、かつ柔軟性を有する材料であればよい。
前記紐3は結び目等の結束部を設けることにより長さの調節をしたり、紐3の交換をすることができる。
保護具4は、使用時手に痛みを感じさせたり、擦り傷を作らないための手段で、合成樹脂、布、皮、木、金属等の柔軟性のある材料、または定形性のある材料等のいずれかでも良い。
また、図11に示す如く、左右の前記保護具4間の中心距離である幅Sは、人の肩幅Bに対し、S=1.1×B以上〜3.0×B以下に構成する。
このように構成することにより、図11〜図14に示す如く、人は手を肩幅Bより大幅に広く伸張することにより、背筋、三角筋、大胸筋、上腕筋、腹筋等の全身の筋肉を大きく動かす運動をすることができ、脂肪を燃焼し、短時間で汗ばむほどの運動量を楽しくこなすことができる。その効果により、二の腕、両肩、バスト、腹部等の弛みを取り、シェープアップでき、血糖値や高血圧等の生活習慣病の改善に大きな効果があるのである。
従って、「引例1」のごとき、紐の長さがほぼ肩幅程度では、縮こまった運動となり、その効果は、上述したような身体全体の筋肉を使用しての運動と異なり、その目的に対し十分な効果を得ることのできない実用上の効果を考慮してないという欠点を有するものであった。
次に使用方法に対し述べると、図11〜図15に示す如く、前記保護具4を人が手、または手と足を用いて保持し、前記軟性把握具2を図11に示すように最初に保持し、図12のように、人が反動をつけてぶん回しすることにより、紐の夫々を捩じらせ、その後、前記保護具4を外側に引張力を掛けることより、軟性把握具2に回転慣性力を発生させ、前記軟性把握具2を高速旋回させ、紐の伸張と弛みを繰返し、回転慣性力を正回転、逆回転交互に持続させることにより、容易に両手または手と足を繰返し動かすことによる全身運動が楽にできるのである。
図13は両手を上に上げて異なった部位の筋肉運動を行い、図14は、背中の後で回転させるためさらに異なった部位の筋肉運動を行うことができる。このように様々の姿勢をとることにより全身の運動が自由に行えるのである。
医学的効果としては、太り易さ、太り難さはミトコンドリアの働きによると言われており、太り易い人はミトコンドリアの働きが悪くなっており、反対に太り難い人は、ミトコンドリアの働きが活発で、褐色脂肪細胞が脂肪をどんどん燃焼させているので肥満になりにくいと言われている。褐色脂肪が分布しているのは、首の後、肩甲骨周辺、心臓や腎臓の周辺、脇の下等で身体の重要な部位であり、体温が低下しないよう維持するために働いている。褐色脂肪細胞を刺激して働きを活発化することにより一層体脂肪を燃焼させるため、前述した本発明の方法による運動により筋力を付けながら、同時に極めて簡単にダイエット効果が得られるのである。
また、図15に示すように片方を足に掛け、手を使って使用する場合も、幅Sが十分に大きいため、足首、太もも、ふくらはぎ等の弛みを引き締め、シェープアップ、アキレス腱の強化に効果があると共に、同様に血糖値や高血圧等の生活習慣病の改善に大きな効果があるのである。
次に前述の如く、図16に示すように掌で把握して、繰返し運動を行う。軟性把握具2はその軟弾性により、握りやすく、適度な反発力で復元する材料で構成する。
前記軟性把握具2の材料は、前述の如く、掌で把握の繰返し運動が、し易い軟弾性を有する軟質ウレタン樹脂、シリコン樹脂等の合成樹脂、ゴム、スポンジ、または液体、気体、固体等を内含した袋体で構成し、握力運動を楽に繰り返すことができる。
更に望ましくは、把握変形後、少し遅れて原形に復帰する可塑性を有する上記材料から構成される。
把握運動は、手指を動かすことにより、脳神経を活性化する働きが有り、老人のボケ防止や、病後のリハビリ時の脳神経活動の活発化に大きな効果がある、当然成人者も同様であるが、子供においては、脳神経の刺激により、知的発育を促す重要な効果を有するものである。
また、掌は、東洋医学上から、身体全体に通じるつぼが集中しているところである。それらのつぼを刺激することにより、老若男女全てに、効果があると共に、血流を促し同様に血糖値や高血圧等の生活習慣病の改善に大きな効果があるのである。
また、本発明の別の使用方法としては、図17に示すごとく、軟性把握具2を足で踏み、踏んだ足を前後に繰返し移動する運動を、30〜120秒くらい繰り返すことにより、前述の東洋医学上の足裏のつぼである湧泉等や土踏まずを刺激することにより青竹踏み等で認められている足のむくみや足裏のつぼ効果のある全身の治療に用いることもできるまさに複合的運動具なのである。
本発明の複合運動用具1は、発明の効果に前述したごとく、軽くて持ち運びにも便利で、また簡単に使用できるためどこでも誰でも遊び感覚で楽しみながら使用でき、短時間で汗ばむほどの運動量をうることができる。悪天候で散歩ができない時などでも、家の中でトレーニングできるため使用者からも大変喜ばれ極めて実用性の高いものである。また、テレビを見ながら楽しく続けることができ、小さい子供から老若男女が遊び感覚で筋肉トレーニングやスリムアップ等に使用できるが特にお年寄りには手、指、足等の介護、健康増進用具としてや、病後のリハビリなどの体力維持に大きな効果を発揮することが実使用により確かめられた。子供には玩具として使用でき、知らない内に脳神経を刺激し発達を助ける効果が得られるのである。
本発明方法の実験体験例として40〜60代の婦人10人が、一ヶ月使用した結果平均して二の腕の周囲が1.5cm減少、体脂肪率がマイナス8.0%低下、体重が4.0kg減少という大きな効果が得られた。
また、図18〜図21は、長期の使用により前記軟性把握具2が作用力により磨耗損傷しないため、軟性把握具2の貫通孔2aの内周部の一部、または該貫通孔2aの外側表面あるいはその近傍に、補強手段を設けた構造を示すものである。
軟性材料は、強度が弱いものが多いため、長期の使用により、貫通孔2aの内周部の一部、または該貫通孔2aの外側表面が磨耗や遠心力により破損されるのを防止するため、補強手段11を設けたものである。この補強手段11は前記軟性把握具2に比較して磨耗強度、引張強度のある材料なら何れでも良く、例えば合成樹脂、布、木、金属等の材料により製作することができる。
[変形実施例]
この発明は次のように変形して実施することを含むものである。
(1)前記補強手段11の実施例としては、図18に示すような貫通孔2aの内側に挿着したスリーブ12を設けても良く、また図19に示す一部スリーブとフランジを一体にしたフランジ付きスリーブ13を設けても良い。
(2)または、図20、21に示すように、貫通孔2aの外側表面部に板状の保護板14を、接着、溶着、あるいは一体成形などの固定手段8を用いて取り付けても良い。図21はその部分側面図を示すもので、2つの貫通孔2aの距離を保持するため、保護効果が大きくなる。
(3)また、保護板14を固定せずに、前記外側表面部に紐を通して配置する等の様々な実施形態の何れでも良い。
(4)また、図19に示す一部スリーブとフランジを一体にしたフランジ付きスリーブ13において、図21に示すようにフランジを上下で結合し、2つの貫通孔2aの距離を保持する構造も可能である。
(5)図7、図9の如く、球形として左右、前後にも回転できるようにしたり、または図6、図8の如く紐3の方向に回転軸を有する横円筒形、横紡錘形として前後にも回転できるようにし、特に足裏の運動に便利の良いように構成する。
(6)図6、図7に示すように、軟性把握具2を把握し易い形状にしたり、図8の如く握り溝を設けたような形状としたもの。
(7)軟性把握具2をコーナーにRを施した多角形体等の掌で把持しやすい形状としたもの。(図示せず。)
本発明の活用例としては、以上説明したように、一つの運動用具で、手、足を中心とした全身運動と老化や運動不足により低下する手指力、握力の強化及び足裏のつぼを刺激し全身の健康改善を複合的に図ることができる画期的な構成とすることにより、いまや国民的課題である生活習慣病対策として、及び、女性を中心とするシェープアップ、ダイエット効果を得、また老人には筋力低下やリハビリ効果を与え、子供には玩具として遊びながら脳神経を刺激し発育を援けるという複合的効果を発揮する画期的運動具を提供するものである。
本発明の構造の実施例を示す正面図である。 本発明の構造の実施例を示す右側面図である。 本発明の構造の実施例を示すA−A断面の断面図である。 本発明の構造の実施例を示す平面図である。 本発明の構造の実施例を示す斜視図である。 軟性把握具2をレモン形あるいは楕円球形とした正面図である。 軟性把握具2を球形とした実施例を示す正面図である。 軟性把握具2を棒状体とした実施例を示す正面図である。 軟性把握具2として外周に袋体を用いた実施例を示す断面図である。 軟性把握具2として外表面層を軟性材料とし硬質材を内包した実施例を示す断面図である。 両手で保持したスタート状態の使用方法を示す状態図である。 反動を付け紐3をよじった状態の使用方法を示す状態図である。 肩の上部で使用した状態の使用方法を示す状態図である。 背面で使用した状態の使用方法を示す状態図である。 片方を足に掛け手で引っ張る状態の使用方法を示す状態図である。 掌で把握運動をする使用方法を示す状態図である。 足で踏み足裏の刺激を行う状態の使用方法を示す状態図である。 補強手段をスリーブとした実施例を示す断面図である。 補強手段をスリーブとフランジ部で構成した実施例を示す断面図である。 補強手段を平板状とした実施例を示す断面図である。 矢視C−Cより見た部分側面図である。
符号の説明
1 複合運動用具
2 軟性把持具
2a 貫通孔
3 紐
4 保護具
4a 端部
4b 紐用貫通孔
5 袋体
6 内包物
7 紐取付手段
8 固着手段
9 外皮体
10 内包物
11 補強手段
12 スリーブ
13 フランジ付きスリーブ
14 保護板

Claims (5)

  1. 人が手、または手と足を用いて運動を行う運動用具において、
    人の皮膚等を傷つけないとともに、当って打撲傷を起こさないよう表面または全体が軟弾性を有する軟性把握具には、中央部分に少なくとも2以上の貫通孔があり、該貫通孔のそれぞれには、紐が挿貫され、夫々の紐は軟性把握体を貫通して出たところから左右に設けられた保護具に連結され、該保護具の端部に固定されるか、または該保護具の中央に設けられた紐用貫通孔を貫通して夫々一対の紐が連結され、前記保護具を人が手、または手と足を用いて保持し、前記軟性把握具を人が反動をつけて旋回することにより、紐の夫々を捩じらせ、その後前記紐に引張力を掛けることより軟性把握具に回転慣性力を発生させ、前記軟性把握具を低速から高速に自在に旋回させ、紐の伸張と弛みを繰返し、回転慣性力を正回転、逆回転交互に持続させることにより、容易に両手または手と足を繰返し動かすことによる全身運動が楽にできると共に、
    前記軟性把握具は、掌で把持し易い大きさに構成され、把握の繰返し運動が、し易い軟質ウレタン樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂、ゴム、スポンジ、または液体、気体、固体等を内含した袋体等の軟弾性体で構成し、手指運動、握力運動を楽に繰り返すことができることを特徴とする複合運動用具。
  2. 人が手、または手と足を用いて運動を行う運動用具において、
    人の皮膚等を傷つけないとともに、当って打撲傷を起こさないよう表面または全体が軟弾性を有する軟性把握具の表面の中央部分の左右には夫々に、少なくとも1以上の紐取付手段が接着等の固着手段で固着されており、該紐取付手段のそれぞれには、紐が取付けられ、夫々の紐は左右に設けられた保護具に連結され、該保護具の端部に固定されるか、または該保護具の中央に設けられた紐用貫通孔を貫通して夫々一対の紐が連結され、前記保護具を人が手、または手と足を用いて保持し、前記軟性把握具を人が反動をつけて旋回することにより、紐の夫々を捩じらせ、その後前記紐に引張力を掛けることより軟性把握具に回転慣性力を発生させ、前記軟性把握具を低速から高速に自在に旋回させ、紐の伸張と弛みを繰返し、回転慣性力を正回転、逆回転交互に持続させることにより、容易に両手または手と足を繰返し動かすことによる全身運動が楽にできると共に、
    前記軟性把握具は、掌で把持し易い大きさに構成され、把握の繰返し運動が、し易い軟質ウレタン樹脂、シリコン樹脂、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂、ゴム、スポンジ、または液体、気体、固体等を内含した袋体等の軟弾性体で構成し、手指運動、握力運動を楽に繰り返すことができることを特徴とする複合運動用具。
  3. 前記軟性把握具の形状を球、楕円球、棒状体、またはコーナーにRを施した多角形体等の掌で把持しやすい形状で構成し、その相当直径Dは1.2cm以上〜8.0cm以下、相当長さLは1.2cm以上〜12.0cm以下、重量Wは10g以上〜100g以下に構成し、左右の前記保護具間の中心距離Sを人の肩幅Bに対し、S=1.1×B以上〜3.0×B以下に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の複合運動用具。
  4. 前記軟性把握具の貫通孔の内周部の全体、あるいは一部、または該貫通孔の外側表面あるいはその近傍に、前記軟性把握具が作用力により磨耗損傷しないための補強手段を設けたことを特徴とする請求項1、2、または請求項3記載の複合運動用具。
  5. 回転慣性力により人が手、または手と足を用いて楽に全身運動を行うと共に、前記軟性把握具を把握して楽に手指運動、握力運動等を行うことができる請求項1、2、3または4記載の複合運動用具を用いたことを特徴とする運動方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013501552A (ja) * 2009-08-12 2013-01-17 ジーベンアイヒャー マルクス トレーニング装置
KR200465125Y1 (ko) * 2010-05-18 2013-02-07 김영숙 회전디스크의 회전 관성을 이용한 운동기구

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