JP2005118399A - 化粧料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切削皿に設けた切削刃を、切削皿下面より突出しないようにした化粧料容器を提供すること。
【解決手段】 容器本体と、該容器本体に回転、上下動自在に装着された切削皿とを具えた化粧料容器であって、切削皿には、多数の吐出口が穿孔され、吐出口の一方の側に切削刃が切削皿の下面と面一に設けられ、他方の側に下面との間に段差面を設けて、凹部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1


Description

本発明は、化粧料容器、とくに固形状化粧料を削り出し、粉末状とする切削皿を設けた化粧料容器に関する。
化粧料容器において、容器本体内に、粉末状化粧料を圧縮した固形状化粧料を収納した化粧皿を回転不能に取り付け、前記化粧皿に、下面に切削歯を設けた切削皿を回転と上下動を可能として嵌挿し、切削皿を廻動させることによって固形状化粧料を削り出し、切削皿上に溜めるようにした化粧料容器は、従来より知られている(特許文献1参照)。
特開平11−225822号公報
しかしながら、上記従来技術では、切削歯が切削皿の下面から突出しているため、化粧料が少なくなると、切削歯が切削皿に衝接して切削歯の突出高さだけの化粧料が削り出せないという問題があった。
無理して廻動を続けると、切削歯が、化粧皿の上面との接触により摩耗、変形したり、或いは、化粧皿が傷つけられるという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題として、切削皿に設けた切削刃を、切削皿下面より突出しないようにした化粧料容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、化粧料容器として、容器本体と、該容器本体に回転、上下動自在に装着された切削皿とを具えた化粧料容器であって、切削皿には、多数の吐出口が穿孔され、吐出口の一方の側に切削刃が切削皿の下面と面一に設けられ、他方の側に下面との間に段差面を設けて、凸部が形成されていることを特徴とする構成を採用する。
切削皿の実施態様として、切削皿の内面に、廻動操作用摘み部を設けたことを特徴とする構成を採用し、摘み部の実施例として、摘み部が、切削皿の側周壁に沿って底壁上面に設けられた凹部であること、または、摘み部が、切削皿の側周壁上面と底壁との間に架設された板状体であること、或いは、摘み部が、切削皿の側周壁に設けられた凹部であることを特徴とする構成を採用する。
切削皿の切削刃の刃先面を切削皿下面と面一に設けたから、化粧料が残り少なくなっても、切削刃と容器本体底壁とが摺接し、切削刃が変形したり、容器本体底壁が傷つくことをなくすことができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。
図1において、Aは容器本体、Bはキャップ、Cは容器本体に装着された切削皿、Dはパフである。
容器本体A、キャップB、切削皿Cは、いずれも合成樹脂で成形されている。
容器本体Aは、底壁1と側周壁2、該側周壁2の中間部に突設されたフランジ3と、該フランジ3の周縁より垂設された外筒4とから構成されている。
側周壁2の上端内周には係止環5が突設されており、側周壁2のフランジ3より上方部は容器口部6となっており、外周にはねじ7が螺設されている。
容器本体Aには、粉末状化粧料を圧縮して固めた固形状の化粧料が収納され、容器本体自体が化粧皿となっている。
キャップBは、頂壁8と側周壁9とからなっており、側周壁9内周上端には周方向に延びる複数の横条が刻設され、ゴム、またはエラストマー等から成形されたパッキン10が嵌着されている。
側周壁9内周下面は拡径され、容器口部6のねじ7に螺合するねじ11が螺設されている。
パッキン10は、U字形の嵌挿部12と、嵌挿部12の下方に設けられ、閉蓋時に容器口部6の天面に圧接される密封リング13とからなっている。
図2、3に示すように、切削皿Cは底壁15と側周壁16とからなり、底壁15には、円形または角形の吐出口17が穿孔されている。
吐出口17は、放射状に配列され、各吐出口17の下端には、径方向外方に向かって左側に、底壁15の下面15aと面一とした刃18と、刃面19を有する切削刃20が設けられており、各吐出口17の右側には、切削刃20の部分を除く吐出口17周縁より外方に位置する円弧21より上方に下面15aより一定高さの段差面22が設けられ、凹部23が形成されている。
吐出口17または切削刃20の刃18の切削皿中心からの位置は、各放射線群毎にずれるように配設され、切削皿Cの一回転で径方向にとぎれることなく切削できるようになっている。
底壁15上面の周縁には、摘み部24として、吐出口17と合致しない位置に一対の凹部25が穿設されており、凹部25に指先を差し込み、切削皿Cを廻動することができる。
側周壁16の外周面には、係止突条26が突出されている。
切削皿Cの底壁15上面には、図1に示すように、フィルム27が貼付され、その上にパフDが載置されている。
次に、摘み部に関する第1実施例について説明する。
摘み部24を一定巾の板状体28としたもので、図4に示すように、側周壁16内周上端から底壁15周辺部上面にかけて、一定巾の吐出口17と合致しない位置に板状体28が架設されており、前記実施形態のものと同様に、板状体28を摘んで切削皿Cを廻動させることができる。
次に、摘み部に関する第2実施例について説明する。
図5に示すように、切削皿Cは、底壁29と側周壁30とからなり、側周壁30は肉厚に形成され、その下面内側には、底壁29周縁との間に環状溝31が設けられて、側周壁30内周面には、摘み部24として一対の凹部32が設けられている。
環状溝31を除く底壁29中央部には、前記実施形態と同様の吐出口17を穿孔し、環状溝31の部分には、斜め方向に吐出口33を設け、環状溝31には、底壁29の下面と面一に周縁と中央部との間に架設された切削刃34を設けることが好ましい。
切削刃34により削り出された環状溝31の下面粉末化粧料は、斜め方向の吐出口33を通じて送り出されるようになっている。
前記実施形態、各実施例では、吐出口を放射状に配列したが、化粧料の硬度や使用量等の条件より、吐出口を十字状や並列に配列したり、吐出口の数を調整するなど、吐出口は任意の配置形態で設けることができる。
また、摘み部の数も3個所、或いは4個所に設けてもよく、その数は、適宜選択することができる。
次に、本発明化粧料容器の使用形態と作用効果について説明する。
容器本体Aには、所定量の化粧料が収納される。
その上に、切削皿Cを、その係止突条26が容器本体Aの係止環5を乗り越え下降させて、化粧料を押圧するように載置される。
化粧料容器の使用にあたっては、図6に示すように、キャップBを開き、パフDを取り出した後にフィルム27を取り除き、摘み部24をもって切削皿Cを押さえながら、時計方向に一定量廻動すると、化粧料が切削皿Cの切削刃20によって削られ、一定量の粉末状化粧料が吐出口17より送り出される。
また、環状溝31に切削刃34を設けたときには、切削刃20と切削刃34とによって削られ、吐出口17と吐出口33より送り出される。
その際、化粧料は底壁15によって押圧力を受けるが、吐出口17の凹部23の部分、或いは、環状溝31の部分では化粧料上面を押圧しないので部分的に上方に盛り上がり、その部分が切削刃20或いは切削刃34によって削られ、吐出口17或いは吐出口33上方に押し出され、切削皿C上面に送り出されるのである。
切削皿C上の化粧料が少なくなると、再び摘み部24をもって切削皿Cを押圧しながら時計方向に廻動させると、一定量の粉末化粧料を切削皿C上に送り出すことができる。
化粧料の使用が終わったときは、キャップBをしておくと、パッキン10によって容器口部6が密封され、容器内部と外気とを遮断するので、化粧料中の香料が放散したり、外から湿気が入って変質したりすることはない。
化粧料の量が終わり近くなると、切削皿Cの底壁15が容器本体Aの底壁1に接することになるが、切削皿Cの切削刃20は、容器本体Aの底壁1との間で摺接するだけであるので、切削刃20は変形することはなく、また、容器本体Aの底壁1を傷つけることはない。
したがって、固形状化粧料をすべて使い切ることができる。
化粧料を使い切った後に、切削皿Cを取り外して新しい化粧料を一定量入れ、切削皿Cを装着すると、化粧料容器を廃棄しないで再使用できる。
切削皿により、一定量の化粧料を切削皿上に削り出すことができるので、固形状化粧料の粉末化に有効であり、また、練り状、或いは粉末状化粧料の適量吐出にも適用できる。
本発明化粧料容器の分解説明図である。 切削皿の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面側面図、(c)は底面図である。 切削皿の吐出口の拡大説明図で、(a)は上面図、(b)は断面側面図、(c)は底面図である。 摘み部の実施例の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面側面図、(c)は底面図である。 摘み部の他の実施例の説明図で、(a)は上面図、(b)は図(a)のA−O−B線における断面側面図、(c)は底面図である。 使用時の容器の説明図である。
符号の説明
A 容器本体
B キャップ
C 切削皿
D パフ
1 底壁
2 側周壁
3 フランジ
4 外筒
5 係止環
6 容器口部
7 ねじ
8 頂壁
9 側周壁
10 パッキン
11 ねじ
12 嵌挿部
13 密封リング
15、29 底壁
15a 下面
16、30 側周壁
17、33 吐出口
18 刃
19 刃面
20、34 切削刃
21 円弧
22 段差面
23 凹部
24 摘み部
25、32 凹部
26 係止突条
27 フィルム
28 板状体
31 環状溝

Claims (5)

  1. 容器本体と、該容器本体に回転、上下動自在に装着された切削皿とを具えた化粧料容器であって、
    切削皿には、多数の吐出口が穿孔され、
    吐出口の一方の側に切削刃が切削皿の下面と面一に設けられ、他方の側に下面との間に段差面を設けて、凹部が形成されていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 切削皿の内面に、廻動操作用摘み部を設けたことを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
  3. 摘み部が、切削皿の側周壁に沿って底壁上面に設けられた凹部であることを特徴とする請求項1、2記載の化粧料容器。
  4. 摘み部が、切削皿の側周壁上面と底壁との間に架設された板状体であることを特徴とする請求項1、2記載の化粧料容器。
  5. 摘み部が、切削皿の側周壁に設けられた凹部であることを特徴とする請求項1、2記載の化粧料容器。
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