JP2005117762A - 位置制御用モータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 位置制御用モータにより、ショートストローク(短い移動量)を高精度で、かつ高速度で、位置決めができる位置制御用モータの制御装置を提供する。
【解決手段】 位置制御用モータのロータの位置センサ3と、演算部4と、電流制御部5と、指令部6とからなる前記モータの位置を制御する装置1において、一回の移動に要する指令情報が、加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号の3つの指令信号にて、前記モータの制御を行い、前記加速指令信号が入力されてから前記減速指令信号が入力されるまでの時間と、前記減速指令信号が入力されてから前記停止指令信号が入力されるまでの時間とにおける前記モータが発生するトルクの方向が互いに逆であり、前記2つの時間の時間幅をそれぞれ調整することにより、目標とする位置での前記モータの速度を零に近づけ、該モータ速度が零に近づいたときに、前記目標位置に対する位置制御を行うように前記停止指令信号を入力することにより、該目標位置に前記モータの位置決めを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サーボモータ、ブラシレスモータやステッピングモータなどのような位置制御用モータの制御装置に関し、特に、該位置制御用モータを高精度で、高速に位置決めするための制御装置に関する。
従来、この種の位置制御用モータの位置制御用途として、サーボモータやステッピングモータの制御装置が使用されている。このモータ制御装置に対する位置の指令方法としては、パルス発振器によるパルス列の指令が一般的である。また、該モータ制御装置として、通信手段を備え、通信データとしての位置指令を受け取るもののほか、パルス発振器の機能とモータ制御装置の機能とを一体化したものなどがある。
さらに、これらの位置制御用モータの制御装置としては、すでに各種の公知技術がある。
特開平11−113289号公報 特開平11−194829号公報
しかしながら、前述の位置制御用モータの位置制御用途では、サーボモータを使用した場合、サーボモータはフィードパック制御により、指令値と位置フィードバック値との偏差に応じて前記サーボモータが発生するトルクを制御しているため、僅かな偏差しか発生しない微小距離の位置決めにおいては、前記モータは小さなトルクしか発生できず、位置決めに要する時間が長くかかるという問題点があった。
また、この問題点を改善する手段として、制御ゲインを高くし、小さな偏差でも大きなトルクを発生するようにすることが考えられるが、高ゲインでは制御系の安定を保つのが難しく、該制御系が不安定になるため、限界があった。
他方、ステッピングモータは脱調の危険性があるため、該モータの能力に対して余裕をもった運転を行わなければならず、位置決め時間の短縮には限界があった。
そのためのその改良技術を、本願出願人が平成9年に特許出願し、すでに公開特許公報が発行されている。(前記特許文献1)
しかしながら、前記特許文献1に示す、特開平11−113289号公報にて提案された発明にあっても、次のような問題点があり、高精度で、高速の位置決めが困難であった。
すなわち、ステッピングモータの場合、位置決め運転時には、通常、目標位置に対して行き過ぎたり、戻り過ぎたりという減衰振動を行って停止するため、高精度で位置決めが必要な場合には、減衰振動が停止するまでに時間がかかるという間題点があった。
従来から、この種の振動を抑制する手段として、最終パルス遅延ダンピングや逆相ダンピングなどのパルス列指令を操作する手段が用いられてきたが、以下のような問題があった。
パルス発振器を使用する場合、パルス発振によるモータの運転プロフアイルに自由度が少ない。(ここで、モータの運転プロフアイルとしては、例えばステッピングモータのような、励磁切替えの指令を、横軸を時間、縦軸をパルス速度や励磁位置等で表したものである。)
すなわち、前記パルス発振器やドライバの最大応答周波数に制限があり、パルス指令による指令の伝送に時間がかかり、瞬時に大きな移動量の指示ができない。
このため、高分解能の制御が行えず、またパルス発振のプロファイル形状に制限があった。
さらに、前記パルス発振器とドライパとの制御の同期が取れていないため、カウンタ値の取り込むタイミングによってパルス数にぱらつきが生じ、その結果、応答性にばらつきが生じていた。
本願発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的は前記間題点を解消し、位置制御用モータにより、ショートストローク(短い移動量)を高精度、かつ高速で位置決めができる位置制御用モータの制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明の構成は、位置制御用モータと、該位置制御用モータのロータ位置を検出する位置センサと、該位置センサからのフィードバック情報と位置の指令情報とを比較し、その偏差により、前記モータの巻線に流すべき電流に対応する信号を出力する演算部と、該演算部からの出力信号により、前記モータ巻線に流す電流を出力する電流制御部と、前記演算部に前記指令情報を与える指令部とからなり、前記指令情報により、前記モータの位置を制御する装置において、一回の移動に要する前記指令情報が、加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号の3つの指令信号にて、前記モータの制御を行い、前記加速指令信号が入力されてから前記減速指令信号が入力されるまでの期間と、前記減速指令信号が入力されてから前記停止指令信号が入力されるまでの期間とにおける前記モータが発生するトルクの方向が互いに逆であり、前記2つの期間の時間幅をそれぞれ調整することにより、目標とする位置での前記モータの速度を零に近づけ、該モータ速度が零に近づいたときに、前記目標位置に対する位置制御を行うように前記停止指令信号を入力することにより、前記モータの位置決めを行う位置制御用モータの制御装置である。
この構成によれば、積極的に大きな偏差になる指令を与えることで、前記モータが発生する最大トルクで加速した後、最大トルクで減速を行い、かつ、停止指令を与えるタイミング(前記モータ速度が零に近づいた時点)を、負荷条件や移動量に適するタイミングで行うことにより、目標位置での、停止時に前記モータに振動(又はハンチング)が発生しないような位置決め運転を行うことができる。
前記加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号が、位置を指令する数値データとして入力される位置制御用モータの制御装置である。
前記加速指令信号及び前記減速指令信号が、前記モータの巻線に流す電流指令(トルク指令)信号として入力され、前記停止指令信号が入力されるときに、位置制御に切り替えられる位置制御用モータの制御装置である。
前記加速指令信号及び前記減速指令信号が、前記モータの速度指令信号として入力され、前記停止指令信号が入力された時に位置制御に切り替えられる位置制御用モータの制御装置である。
位置制御用モータと、該位置制御用モータのロータ位置を検出する位置センサと、該位置センサからのフィードバック情報と位置の指令情報とを比較し、その偏差により、前記モータの巻線に流すべき電流に対応する信号を出力する演算部と、該演算部からの出力信号により、前記モータ巻線に流す電流を出力する電流制御部とからなり、前記指令情報により、前記モータの位置を制御する装置において、前記装置内に、一定時間ごとの位置指令データを保存するメモリを有するとともに、前記メモリのデータ値を個別に独立して設定できる手段を備え、運転時には、前記位置指令データを順次、前記演算部に出力することにより、前記モータの位置決め運転を行う位置制御用モータの制御装置である。
この構成によれば、運転プロファイルは時間ごとの移動量データとして前記メモリに保存される。そして、自在プロファイルドライバは、一定の制御周期、例えば78μsで運転プロファイル(移動量データ)や、ロータ位置センサ、例えばレゾルバからの位置情報の取り込みを行い、前記モータの各相に流す電流値の更新を行っている。
位置制御用モータと、該位置制御用モータのロータ位置を検出する位置センサと、位置指令情報と前記位置センサからのフィードパック情報とによって前記モータの巻線に流す電流位相を決定する励磁シーケンス制御部と、前記励磁シーケンス制御部から出力される信号に従って、前記モータの巻線に電流を流す電流制御部とからなり、位置指令情報と前記フィードバック情報との位置偏差が電気角で±90゜以内のときはオープンルーブ制御を行い、前記位置偏差が電気角で±90゜を超えるときは、前記モータがロータ位置に対し電気角で90゜先の励磁安定点となるようにクローズドループ制御を行うようにする位置制御用モータの制御装置において、 前記装置内に、一定時間ごとの位置指令データを保存するメモリを有するとともに、前記メモリのデータ値を個別に独立して設定できる手段を備え、運転時には、前記メモリに予め書き込まれた位置指令データを制御周期ごとに読み出して、前記励磁シーケンス制御部に出力する位置制御用モータの制御装置である。
この構成によれば、モータ、特にステッピングモータの脱調の心配のない脱調防止ドライバ機能と、運転プロファイルとを自由に操作できるコントローラ機能を一体化した脱調防止自在プロファイルドライバにより、前記モータにより、ショートストローク(短い移動量)を高精度、かつ高速で位置決めを行うことができる。
前記位置指令情報が、加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号の3つの指令信号にて、前記モータの位置決めを行う位置制御用モータの制御装置である。
本発明の位置制御用モータの制御装置は、前記請求項1の構成のとおりであるので、位置制御用モータによりショートストロークを、高精度で、かつ高速で位置決めすることができるとともに、特に位置制御用モータの能力を最大限に生かして、ショートストロークを最速で位置決めすることができるという優れた効果を奏する。また、パルス発振器が不要になるため、省スペース、省配線が可能になり、全体形状がコンパクトにまとめられ、かつ生産性が極めてよくなるという効果をも奏する。
前記請求項5の構成によれば、運転パターンを自在に設定できる自在プロファイルドライバは、ショートストロークを高速で位置決めすることができる。
また、請求項6の構成によれば、脱調防止機能を有する制御装置により、位置制御モータの能力を最大限に生かして、ショートストロークを最速で位置決め運転をすることができる。例えば、インデックステーブルの繰り返し高速位置決め運転が簡単に行なえるので、電子部品のテーピング装置や検査装置などの用途に最適である。また、従来は必要であったコントローラが不要になるため、省スペースや省配線が可能になるという効果を奏する。
以下、図面に基づいて本発明の最良の実施の形態を例示的に詳しく説明する。
図1は、本発明の位置制御用モータの制御装置の第1実施例を示すブロック構成図、図2は、該制御装置により最速位置決め運転を行う制御方法を示す説明図である。
図1に示す位置制御用モータの制御装置1は、位置制御用モータ、例えばステッピングモータ2と、該ステッピングモータ2のロータに結合して、そのロータ位置を検出する位置センサ3と、指令部6から指令される位置の指令情報(位置指令信号)と前記位置センサ3からの前記ロータ位置信号としてのフィードバック情報(フィードバック信号)とが入力され、前記指令信号と前記フィードバック信号とを比較し、その偏差により、前記モータ2の巻線に流すべき電流に対応する信号を出力する演算部4と、該演算部4からの出力信号により、前記モータ2の巻線に流す電流を出力する電流制御部5と、前記指令部6とからなり、前記位置指令信号により、前記モータ2のロータ位置を制御している。
図2によれば、前記制御装置1の入力側に、前記指令部6から指令される、一回の移動に要する前記指令情報は、加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号の3つの指令信号からなり、前記ステッピングモータ2をショートストローク(短い移動量)で位置決めを行う場合、位置決め時間が最短になるためには、図2に示すように、時間に対する前記モータ2の運転速度プロファイル(斜線で示す部分)が三角形状(理想的には、2等辺三角形状)になるときである。
まず、加速指令信号により、前記モータ2のもっている最大トルクで目標停止位置に向けて加速を行い、ある時点より前記減速指令信号により、前記加速方向とは逆方向に最大トルクで減速し、前記目標停止位置でモータ速度が零になるようにし、前記モータ2が前記目標停止位置で速度が零になったとき、前記停止指令信号により前記モータ2を停止すれば、前記モータ1に往復動による振動は発生せずに停止できる。これが、最も早く位置決めできる最速の運転プロファイルである。
図2の例では、ステップ数に対応する角度としての目標移動量7.2゜に対し、移動量の指令として、加速指令7.2゜、減速指令−7.2゜、停止指令7.2゜を入力している。
すなわち、前記加速指令信号が入力されてから前記減速指令信号が入力されるまでの期間(時間)と、前記減速指令信号が入力されてから前記停止指令信号が入力されるまでの期間(時間)とにおける前記モータ2が発生するトルクの方向を互いに逆にし、該モータ2の負荷条件や移動量に応じて、前記2つの期間の時間幅をそれぞれ調整することにより、目標とする位置での前記モータ2の速度を零に近づけ、該モータ速度が零に近づいたときに、前記目標位置に対する位置制御を行うように前記停止指令信号を入力するようにする。このような3個の移動量データからなる運転プロファイルを3点プロファイルと呼んでいる。
詳しく説明すると、最初に入力する前記加速指令信号は、加速期間中の位置偏差が、最大トルクを発生させるのに十分な値であればよい。
次いで、前記減速指令信号を入力する。該減速指令信号を入力するタイミングは、前記加速指令信号に対して前記ロータが加速し、目標位置までの約半分の位置に該ロータが達したときである。なお、前記減速指令信号も減速期間中の位置偏差が最大トルクを発生させるのに十分な値であればよい。
前記モータ2は、前記加速指令信号によって、目標位置7.2゜に向かって加速する。次いで、前記減速指令信号が入り、前記モータ2は徐々に減速し、やがて該モータ2の速度は零となり、そのままにしておくと目標位置0゜(7.2゜−7.2゜)に向かって逆方向に加速する。該モータ速度が零となり回転方向が変わる点が、目標停止位置7.2゜に近づくように減速指令信号のタイミングを調整する。
次に、前記停止指令信号としては、目標とする移動量は7.2゜であるので、各指令の移動量の総和が7.2゜となるように、停止指令信号は7.2゜と設定する。
前記モータ速度が零で、前記ロータ位置が目標位置と一致するときに停止指令を入力して、該ロータ位置を励磁すると位置偏差も零になる。そのため、停止時に前記ロータは振動することなく、該モータ2を停止させることができる。
この運転は、前記モータ2を常に最大トルクで加減速を行い、停止時に振動を発生しないため、最速の位置決め運転となる。
本実施例の他例1として、前記加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号が、位置を指令する数値データとして入力される。
本実施例の他例2として、前記加速指令信号及び前記減速指令信号が、前記モータの巻線に流す電流指令(トルク指令)信号として入力され、前記停止指令信号が入力されるときに、前記制御装置1が位置制御に切り替えられる。
本実施例の他例3として、前記加速指令信号及び前記減速指令信号が、前記モータの速度指令信号として入力され、前記停止指令信号が入力されたときに、前記制御装置1が位置制御に切り替えられる。
図3は、本発明の位置制御用モータの制御装置の第2実施例を示す自在プロファイルドライバによる制御ブロック図であり、図4に示す位置制御用モータの制御装置は、図3の前記制御装置と比較のための、パルス列入力ドライバによる制御ブロック図である。
図3において、位置制御用モータの制御装置11は、位置制御用モータ、例えばステッピングモータ2と、該ステッピングモータ2のロータに結合して、ロータ位置を検出する位置センサ3と、自在プロファイルドライバ12とからなる。
前記自在プロファイルドライバ12は、それぞれ一定時間ごとの位置指令データを複数、保存できるメモリ13と、前記メモリ13から出力される位置指令情報(信号)と前記位置センサ3からのフィードバック情報(信号)とを比較し、その偏差により、前記モータ2の巻線に流すべき電流に対応する信号を出力する演算部14と、該演算部14からの出力信号により、前記モータ2の巻線に流す電流を出力する電流制御部15とからなり、前記位置の指令情報(信号)により、前記モータ2の位置を制御している。
そして、前記メモリ13に格納される一定時間ごとの位置指令データは、外部に接続された設定器16(例えばパーソナルコンピュータ等)から個別に独立して設定、編集が行えるようになっている。
他方、図4において、位置制御用モータの制御装置21は、位置制御用モータ、例えばステッピングモータ2と、該ステッピングモータ2のロータに結合して、ロータ位置を検出する位置センサ3と、パルス列入力ドライバ22とからなる。
前記パルス列入力ドライバ22は、外部から指令される位置の指令情報としての位置指令信号が、例えばパルス発振器23から入力されるパルスをカウントするパルスカウンタ24と、該パルスカウンタ24から出力される位置指令信号と前記位置センサ3からのフィードバック信号とを比較し、その偏差により、前記モータ2の巻線に流すべき電流に対応する信号を出力する演算部14と、該演算部14からの出力信号により、前記モータ2の巻線に流す電流を出力する電流制御部15とからなり、前記位置の指令信号により、前記モータ2の位置を制御している。
そして、前記自在プロファイルドライバ12及び前記パルス列入力ドライバ22のいずれも、位置指令信号を演算部14に送出する以後の動作は同じで、位置指令信号は制御周期78μsごとの移動量データとしてそれぞれの演算部14、14に送られる。
前記自在プロファイルドライバ12の場合、メモリ13に書き込まれた移動量データを制御周期ごとに読み出して前記演算部14に送り、前記パルス列入力ドライバ22の場合は、前記パルスカウンタ24において、制御周期内に前記パルス発信器23から入力されたパルス数をカウントし、移動量データに変換して、前記演算部14に送出する。
前記自在プロファイルドライバ12を使用した位置決め運転と、前記パルス列入カドライバ22を使用した位置決め運転との運転プロファイルの例を図5及び図6に示す。
単位移動量としては、それぞれ1回転の1/50の7.2°とすると、前記自在プロファイルドライバ12の分解能は51200ステップ/rev、前記パルス列入カドライバ22の分解能は1000ステップ/revであるので、移動量7.2°は、前記自在プロファイルドライバ12では1024ステップ、前記パルス列入力ドライバ22では20パルスの移動量データに相当する。
ところで、ショートストロークの高速位置決めに、一般的なコントローラとしての図4に示すように、前記パルス発振器23と前記パルス列入力ドライバ22との組み合わせで使用した場合、以下のような点が問題となる場合がある。
1)運転プロファィル(パルス発振プロファィル)の形状が決められており、パルス発振プロファイルの自由度が少なく、個別のパルスの間隔までは操作できない。
2)パルス発振器やドライバの最大応答周波数に制限があり、高分解能での制御が難しく、パルスによる指令の伝送には時間がかかり、瞬時に大きな移動量の指示ができない。
3)前記パルス発振器23と前記ドライバ22の制御の同期が取れていない。カウンタ値の取り込むタイミングによりパルス数にばらつきが生じる。したがって、応答性にばらつきが出やすい。
また、一般的なパルス発振器の場合、矩形又は台形、又はS字曲線加減速などの、特定の指令パターンが決められている。例えば、図6に示す台形パターンでは、初期速度、運転速度、パルス数、加減速時間など数個のパラメータ値を設定するだけでパルス発振が可能であり、設定自体は簡単であるが、指令パタ一ンの細かい調整などができず、停止時に振動が発生しないような運転パターンを作成することは困難である。
これに対して、前記自在プロファイルドライバ12の場合、制御時間ごとの移動量データを数値データとして直接指令することができ、図5に示すように、運転開始から終了までの制御周期ごとの移動量をデータNO.1から順に設定し、1つの運転プロファイルを作成する。設定しなければならないデータ量は多くなるが、設定できる指令プロファイルの自由度は高くなり、図5に示すような複雑な指令プロファイルの設定も可能になる。また数値データによる指令のため、指令位置を瞬間的に変化させることができる。
1つの運転プロファイルで最大500個の移動量データを設定できるようにすると、最長の位置決め時間は39ms(78μs×500データ)となる。
図7は、本発明の位置制御用モータの制御装置の第3実施例を示す自在プロファイルドライバによる制御ブロック図、図8は、前記位置制御用モータ(本実施例ではステッピングモータ)のロータの変位と発生トルクの関係を示す動作説明図である。
図7において、位置制御用モータの制御装置31は、位置制御用モータとしてのステッピングモータ2と、該ステッピングモータ2のロータに結合して、ロータ位置を検出する位置センサ3と、自在プロファイルドライバ32とからなる。
前記自在プロファイルドライバ32は、それぞれ一定時間ごとの位置指令データを複数、保存するメモリ33と、前記メモリ33から出力される位置指令信号と前記位置センサ3からのフィードバック信号との両信号の偏差とを入力し、それらにより、前記モータ2の巻線に流すべき電流位相に対応する信号を出力する演算部34と、該演算部34からの出力信号により、前記モータ2の巻線に流す電流を出力する電流制御部35とからなる。
そして、前記自在プロファイルドライバ32は、前記メモリ33に格納された一定時間ごとの位置指令データを、外部に接続された設定器16(例えばパーソナルコンピュータ等)から個別に独立して設定、編集が行えるようになっている。
前記演算部34は、さらに、前記メモリ33から出力される位置指令信号(パルス信号)をカウントする入力カウンタ34aと、前記位置センサ3からのフィードバック信号(パルス信号)をカウントするロータ位置カウンタ34bと、前記位置指令信号(パルス信号)と前記フィードバック信号(パルス信号)の偏差をカウントする偏差カウンタ34cと、前記入力カウンタ34a、前記ロータ位置カウンタ34b及び前記偏差カウンタ34cからのそれぞれのカウンタ値が入力され、前記モータ2の巻線に流すべき電流位相を決定する信号を出力する励磁シーケンス制御部34dとからなる。
前記励磁シーケンス制御部34dは、さらに図8に示すように、前記偏差カウンタ34cのカウンタ値、すなわち、前記位置指令パルスと前記フィードバックパルスとの位置偏差が電気角で±90゜以内のときは、前記制御装置31の制御系を図示しない切替回路により切り替えてオープンルーブ制御を行い、前記位置偏差が電気角で90゜を超えたときは、前記モータ2がロータ位置に対し電気角で90゜先の励磁安定点となるように、前記制御系を図示しない切替回路により切り替えてクローズドループ制御を行うようにしている。
そして、運転時には、前記メモリ33に予め書き込まれた位置指令データを制御周期ごとに読み出して、前記演算部34に出力して、前記位置指令データにより、前記モータ2の位置を制御している。
この場合、前記位置指令データが、加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号の3つの指令信号にて、前記モータ2の位置決めを行っている。
さらに具体的に説明すると、前記ステッピングモータ2のロータ位置を検出する位置センサ3としては、VR(VariabIe Reluctance)型レゾルバが結合されている。前記演算部34内の前記励磁シーケンス制御部34dで、前記位置指令パルスとVR型レゾルバからのロータ位置のフィードバックパルスにより、前記モータ2に流す電流位相を決定し、それに対応する信号を前記電流制御部35に出力している。電流制御部35では、PWM(パルス幅変調)制御により、前記励磁シーケンス制御部34dから出力される電流に対応する信号どおりの電流を前記モータ2に供給する。
ここで、前記ステッピングモータ2は、50個の固定子小歯を有するハイブリッド型ステッピングモータで、その角度(ロータ変位)−トルク特性は、7.2°周期の正弦波状になる(電気角90°は、1.8°に相当)。
前記制御装置31は、前記位置偏差が1.8°(電気角で±90゜)以内のときは、通常のオープンループ制御を行い、前記位置偏差が1.8°(電気角で90゜)を超えるときは、前記位置センサ3からの位置フィードバックパルスを使用して、前記制御系をクローズドループ制御に切り替える。つまり、前記位置偏差が1.8°を超えると、常に前記ロータ位置の1.8°先を励磁して、クローズドループ制御により、最大トルクを発生させるように前記モータ2の励磁位置の切り替えを行う。また、停止時は、オープンループで制御されるので、サーボモータのようなゲイン調整が不要となる。
図8は、通常のオープンループ制御を行っているときの前記ステッピングモータ2(実線で示す)と、前記クローズドループ制御を行っているときの該ステッピングモータ2(破線で示す)とによる角度(ロータ変位)−トルク特性を示す図である。
通常のオープンループで制御されている前記ステッピングモータ2は、励磁安定点から1.8°ずれた位置で最大トルクを発生し、不安定点の3.6°を超えると発生トルクの方向が変わるため脱調してしまう。前記制御装置31によれば、前記ステッピングモータ2は1.8°を超えるずれが生じた場合は、最大トルクを発生するので脱調することはない。
本実施例の他例として、前記位置指令情報が、加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号の3つの指令信号にて、前記モータの位置決めを行う。
なお、本発明の技術は前記実施の形態における技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
本発明の位置制御用モータの制御装置の第1実施例を示すブロック構成図である。 本発明の位置制御用モータの制御装置により最速位置決め運転を行う制御方法を示す説明図である。 本発明の位置制御用モータの制御装置の第2実施例を示す自在プロファイルドライバによる制御ブロック図である。 図3の位置制御用モータの制御装置と比較のための、パルス列入力ドライバによる制御ブロック図である。 図3に示す自在プロファイルドライバの時間に対する移動量データを示す図である。 図4に示すパルス列入力ドライバにおける、時間に対するパルスカウンタ値と移動量データを示す図である。 本発明の位置制御用モータの制御装置の第3実施例を示す自在プロファイルドライバによる制御ブロック図である。 図7の位置制御用モータ(本実施例ではステッピングモータ)のロータの変位と発生トルクの関係を示す動作説明図である。
符号の説明
1,11,21,31 制御装置
2 ステッピングモータ(位置制御用モータ)
3 位置センサ
4,14,34 演算部
5,15,35 電流制御部
6 指令部
12,32 自在プロファイルドライバ
13,33 メモリ
16 設定器(例えばパーソナルコンピュータ等)
22 パルス列入力ドライバ
23 パルス発振器
24 パルスカウンタ
34a 入力カウンタ
34b ロータ位置カウンタ
34c 偏差カウンタ
34d 励磁シーケンス制御部

Claims (7)

  1. 位置制御用モータと、該位置制御用モータのロータ位置を検出する位置センサと、該位置センサからのフィードバック情報と位置の指令情報とを比較し、その偏差により、前記モータの巻線に流すべき電流に対応する信号を出力する演算部と、該演算部からの出力信号により、前記モータ巻線に流す電流を出力する電流制御部と、前記演算部に前記指令情報を与える指令部とからなり、前記指令情報により、前記モータの位置を制御する装置において、
    一回の移動に要する前記指令情報が、加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号の3つの指令信号にて、前記モータの制御を行い、
    前記加速指令信号が入力されてから前記減速指令信号が入力されるまでの期間と、前記減速指令信号が入力されてから前記停止指令信号が入力されるまでの期間とにおける前記モータが発生するトルクの方向が互いに逆であり、
    前記2つの期間の時間幅をそれぞれ調整することにより、目標とする位置での前記モータの速度を零に近づけ、該モータ速度が零に近づいたときに、前記目標位置に対する位置制御を行うように前記停止指令信号を入力することにより、前記モータの位置決めを行うことを特徴とする位置制御用モータの制御装置。
  2. 前記加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号が、位置を指令する数値データとして入力されることを特徴とする請求項1に記載の位置制御用モータの制御装置。
  3. 前記加速指令信号及び前記減速指令信号が、前記モータの巻線に流す電流指令(トルク指令)信号として入力され、前記停止指令信号が入力されるときに、位置制御に切り替えられることを特徴とする請求項1に記載の位置制御用モータの制御装置。
  4. 前記加速指令信号及び前記減速指令信号が、前記モータの速度指令信号として入力され、前記停止指令信号が入力された時に位置制御に切り替えられることを特徴とする請求項1に記載の位置制御用モータの制御装置。
  5. 位置制御用モータと、該位置制御用モータのロータ位置を検出する位置センサと、該位置センサからのフィードバック情報と位置の指令情報とを比較し、その偏差により、前記モータの巻線に流すべき電流に対応する信号を出力する演算部と、該演算部からの出力信号により、前記モータ巻線に流す電流を出力する電流制御部とからなり、前記指令情報により、前記モータの位置を制御する装置において、
    前記装置内に、一定時間ごとの位置指令データを保存するメモリを有するとともに、前記メモリのデータ値を個別に独立して設定できる手段を備え、
    運転時には、前記位置指令データを順次、前記演算部に出力することにより、前記モータの位置決め運転を行うことを特徴とする位置制御用モータの制御装置。
  6. 位置制御用モータと、該位置制御用モータのロータ位置を検出する位置センサと、位置指令情報と前記位置センサからのフィードパック情報とによって前記モータの巻線に流す電流位相を決定する励磁シーケンス制御部と、前記励磁シーケンス制御部から出力される信号に従って、前記モータの巻線に電流を流す電流制御部とからなり、
    位置指令情報と前記フィードバック情報との位置偏差が電気角で±90゜以内のときはオープンルーブ制御を行い、前記位置偏差が電気角で±90゜を超えるときは、前記モータがロータ位置に対し電気角で90゜先の励磁安定点となるようにクローズドループ制御を行うようにする位置制御用モータの制御装置において、
    前記装置内に、一定時間ごとの位置指令データを保存するメモリを有するとともに、前記メモリのデータ値を個別に独立して設定できる手段を備え、
    運転時には、前記メモリに予め書き込まれた位置指令データを制御周期ごとに読み出して、前記励磁シーケンス制御部に出力することを特徴とする位置制御用モータの制御装置。
  7. 前記位置指令情報が、加速指令信号、減速指令信号及び停止指令信号の3つの指令信号にて、前記モータの位置決めを行うことを特徴とする請求項6に記載の位置制御用モータの制御装置。
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