JP2005116423A - 電気発光線配線具とそれに電気発光線を配線した電気発光線装備体と電気発光線装備体を用いた表示器 - Google Patents
電気発光線配線具とそれに電気発光線を配線した電気発光線装備体と電気発光線装備体を用いた表示器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 従来の保持具を用いて配線した電気発光線の所望の形状が崩れたり、電気発光線が破損したりしてしまうことがあった。
【解決手段】 基材の一面に接合面を設け、その基材に電気発光線を配線して収容可能な収容溝を接合面に開口して形成し、収容溝は1本又は複数本を形成し、基材は電気発光線からの発光を外部から透視可能な透明又は半透明である電気発光線配線具。前記電気発光線配線具に、電気発光線をまとめて収納できる溝又は穴の導出入口又は電源供給用コネクタを設けた。前記電気発光線配線具の1本又は複数本の収容溝に1本又は同じ発光色または異なる発光色の複数本の電気発光線を配線して、電気発光線からの発光を基材の外部から透視可能としたた電気発光線装備体。また、基材の接合面に接合材を接合して電気発光線が配線収容された収容溝を被覆し、電気発光線の発光を基材と接合材の双方又は基材から透視可能とした。
【選択図】図1
【解決手段】 基材の一面に接合面を設け、その基材に電気発光線を配線して収容可能な収容溝を接合面に開口して形成し、収容溝は1本又は複数本を形成し、基材は電気発光線からの発光を外部から透視可能な透明又は半透明である電気発光線配線具。前記電気発光線配線具に、電気発光線をまとめて収納できる溝又は穴の導出入口又は電源供給用コネクタを設けた。前記電気発光線配線具の1本又は複数本の収容溝に1本又は同じ発光色または異なる発光色の複数本の電気発光線を配線して、電気発光線からの発光を基材の外部から透視可能としたた電気発光線装備体。また、基材の接合面に接合材を接合して電気発光線が配線収容された収容溝を被覆し、電気発光線の発光を基材と接合材の双方又は基材から透視可能とした。
【選択図】図1
Description
本発明は電気が導通すると発光する電気発光線を配線収容可能な電気発光線配線具と、それに電気発光線が配線された電気発光線装備体に関し、電気発光線装備体は自動車、電子機器などに取付けて装飾品として使用したり、看板や案内板や標識板等の表示器に使用したりすることができるものである。
電気を導通すると発光する電気発光線(例えば、エレクトロルミネセンス線等)は各種分野で使用されている。電気発光線を所望形状に配線して、その形状を保持するために保持具が使用されている。その一つとして図5に示すような保持具がある。この電気発光線保持具は、軟質樹脂製の細長紐状の基材Aの上面に開口する収容溝Bが開口され、固定面Cが平面に成型され、外周面に間隔を開けて切り込みDが形成され、切り込みDは収容溝Bに開口して基材Aに可撓性を持たせて屈曲可能とし、また、所望位置の切り込みDから基材Aを切断できるようにしてある。
従来の保持具では収容溝Bに嵌め込んだ電気発光線Eが開口部Fに図5(b)のように剥き出しになっているため、保持具の端から外部に露出している電気発光線Eに人の手や足が触れて電気発光線Eが収容溝Cから外れたり、開口部Fから収容溝C内に塵芥が入って電気発光線Eが汚れたりして、電気発光線Eから発する光が変色して見えたり、外部まで届きにくくなるといったことがあった。これを防止するには、別途用意したカバーを開口部Fに被せなければならないという面倒があり、コスト高にもなった。
本発明は電気発光線を手軽に配線することができる電気発光線配線具と、それに電気発光線を配線した電気発光線装備体とを提供するものである。
本件出願の電気発光線配線具は、基材の一面に接合面が設けられ、その基材に電気を導通することにより発光する電気発光線を配線して収容可能な収容溝が接合面に開口して形成され、収容溝は1本又は複数本が並べて或いは間隔を開けて形成され、基材は電気発光線からの発光を外部から透視可能な透明又は半透明としたものである。基材に電源コード配線口又は電源供給用コネクタが設けられている。
本件出願の電気発光線装備体は、前記電気発光線収容具の1本又は複数本の収容溝に1本又は同じ発光色または異なる発光色の複数本の電気発光線を配線し、基材の接合面に接合材を接合して電気発光線が配線収容された収容溝を被覆し、電気発光線からの発光を基材と接合材の双方又は基材から透視可能としたものである。この場合、収容溝を浅くして収容溝に配線された電気発光線の周方向の一部が収容溝から外に突出するようにし、電気発光線の突出部に接合材を被せ、そのとき、接合材に形成されている嵌合溝を基材の収容溝から突出する電気発光線の突出部に被せて電気発光線が配線収容された収容溝を被覆し、基材のみ又は基材と接合材との双方を透明又は半透明にして収容溝内の電気発光線からの発光が基材のみ又は基材と接合材との双方から確認できるようにしてもある。
また、本件出願の電気発光線装備体は、基材が看板、標識板、案内板、広告板等の表示板としてあるものである。
本件出願の表示器は、電気発光線装備体が用いてあるものである。
本件出願の電気発光線配線具は次のような効果がある。
(1)基材の接合面に、電気発光線を配線して収容可能な収容溝が形成され、収容溝が接合面に開口しているので、収容溝への配線が容易である。
(2)収容溝は1本又は複数本が並べて或いは間隔を開けて形成されているので、用途に応じ収容溝の本数を選択して使い分けることができる。
(3)基材が電気発光線からの発光を外部から透視可能な透明又は半透明であるため、電気発光線からの発光をそのまま確認できる。
(4)基材に電源コード配線口又は電源供給用コネクタが設けられているので、収容溝の配線された電気発光線への電源供給が容易である。電源コードがすっきりと配線されて邪魔にならない。
(1)基材の接合面に、電気発光線を配線して収容可能な収容溝が形成され、収容溝が接合面に開口しているので、収容溝への配線が容易である。
(2)収容溝は1本又は複数本が並べて或いは間隔を開けて形成されているので、用途に応じ収容溝の本数を選択して使い分けることができる。
(3)基材が電気発光線からの発光を外部から透視可能な透明又は半透明であるため、電気発光線からの発光をそのまま確認できる。
(4)基材に電源コード配線口又は電源供給用コネクタが設けられているので、収容溝の配線された電気発光線への電源供給が容易である。電源コードがすっきりと配線されて邪魔にならない。
本件出願の電気発光線装備体は次のような効果がある。
(1)電気発光線配線具の収容溝に電気発光線が配線収容されて、電気発光線からの発光を基材の外部から透視可能としてあるので、電気発光線配線具を所望位置に取付けて、電気発光線からの発光を透視することができる。
(2)複数本の収容溝に同じ発光色の電気発光線を配線収容したものは、細い電気発光線で幅のある面を形成することができる。複数本の電気発光線を一つの電気発光線配線具に配線できるものは、配線作業が容易であり、複数本の電気発光線を整然と配線することもできる。
(3)複数本の収容溝に異なる発光色の電気発光線を配線収容したものは、細い電気発光線で幅のある面を形成することができ、しかも、色の変化に富んだ面を形成することができる。
(4)基材の接合面に接合材を接合して電気発光線が配線収容された収容溝を被覆して、電気発光線からの発光を基材と接合材の双方又は基材から透視可能としたので、電気発光線が収容溝から外れにくくなる。また、収容溝に塵芥が侵入せず、電気発光線が汚れないので、外部での使用にも適する。
(5)接合面に接合材を接合することにより収容溝に収容された電気発光線が保護されるので、電気発光線の形状が崩れたり、電気発光線が切断することも、破損することもなくなる。
(6)基材が可撓性を有するものである場合は、基材を変形させるとその変形に追随して電気発光線を変形するので、看板や、案内板や、交通標識や、広告板等の表示板や装飾体として使用するのに適する。その場合でも、電気発光線が無理に変形しないので、電気発光線が損傷しない。
(7)電気発光線配線具の基材の収容溝に沿って電気発光線を配線することができるので、収容溝を文字の形状や図形の形状等にしておけば、それら収容溝に電気発光線を配線して、収容溝の形状を発光させて発光文字や、発光模様や、発光図形や、発光画等を表現することができる。
(8)基材の収容溝内に電気発光線の一部が収容され、その電気発光線のうち収容溝から突出する部分に接合材の嵌合溝が被せられているので、基材と接合材の肉厚が薄くても電気発光線を被覆することができる。基材と接合材を共に透明又は半透明にすれば電気発光線の発光を基材と接合材の両方から透視することができるため、両面看板等の両面表示板として使用することもできる。
(1)電気発光線配線具の収容溝に電気発光線が配線収容されて、電気発光線からの発光を基材の外部から透視可能としてあるので、電気発光線配線具を所望位置に取付けて、電気発光線からの発光を透視することができる。
(2)複数本の収容溝に同じ発光色の電気発光線を配線収容したものは、細い電気発光線で幅のある面を形成することができる。複数本の電気発光線を一つの電気発光線配線具に配線できるものは、配線作業が容易であり、複数本の電気発光線を整然と配線することもできる。
(3)複数本の収容溝に異なる発光色の電気発光線を配線収容したものは、細い電気発光線で幅のある面を形成することができ、しかも、色の変化に富んだ面を形成することができる。
(4)基材の接合面に接合材を接合して電気発光線が配線収容された収容溝を被覆して、電気発光線からの発光を基材と接合材の双方又は基材から透視可能としたので、電気発光線が収容溝から外れにくくなる。また、収容溝に塵芥が侵入せず、電気発光線が汚れないので、外部での使用にも適する。
(5)接合面に接合材を接合することにより収容溝に収容された電気発光線が保護されるので、電気発光線の形状が崩れたり、電気発光線が切断することも、破損することもなくなる。
(6)基材が可撓性を有するものである場合は、基材を変形させるとその変形に追随して電気発光線を変形するので、看板や、案内板や、交通標識や、広告板等の表示板や装飾体として使用するのに適する。その場合でも、電気発光線が無理に変形しないので、電気発光線が損傷しない。
(7)電気発光線配線具の基材の収容溝に沿って電気発光線を配線することができるので、収容溝を文字の形状や図形の形状等にしておけば、それら収容溝に電気発光線を配線して、収容溝の形状を発光させて発光文字や、発光模様や、発光図形や、発光画等を表現することができる。
(8)基材の収容溝内に電気発光線の一部が収容され、その電気発光線のうち収容溝から突出する部分に接合材の嵌合溝が被せられているので、基材と接合材の肉厚が薄くても電気発光線を被覆することができる。基材と接合材を共に透明又は半透明にすれば電気発光線の発光を基材と接合材の両方から透視することができるため、両面看板等の両面表示板として使用することもできる。
本件出願の表示器は、次のような効果がある。
(1)前記電気発光線装備体を用いているので、基材を表示板とした広告用看板や標識板や案内板等を構成できる他、それ以外にも、建物の窓に取付ける表示パネルとしても使用したり、広告用人形やマネキンや風船や気球等に取付ける等、広く広告や装飾目的の任意の用い方をしたり、この他にも自動車のボディや窓や方向指示機や、家電製品や小物等、電気発光線によって装飾が可能なものであれば任意のものに使用することも可能である。他にも例えば、自転車、スキー場のリフト、ロープウェイ、電車、気球、飛行機等の乗り物全般や、スロットマシン、ビリヤード台、玩具等の遊戯具全般や、帽子やヘルメット、服等の装身具全般にも用いることも可能である。
(1)前記電気発光線装備体を用いているので、基材を表示板とした広告用看板や標識板や案内板等を構成できる他、それ以外にも、建物の窓に取付ける表示パネルとしても使用したり、広告用人形やマネキンや風船や気球等に取付ける等、広く広告や装飾目的の任意の用い方をしたり、この他にも自動車のボディや窓や方向指示機や、家電製品や小物等、電気発光線によって装飾が可能なものであれば任意のものに使用することも可能である。他にも例えば、自転車、スキー場のリフト、ロープウェイ、電車、気球、飛行機等の乗り物全般や、スロットマシン、ビリヤード台、玩具等の遊戯具全般や、帽子やヘルメット、服等の装身具全般にも用いることも可能である。
(実施形態1)
本発明の電気発光線配線具及び電気発光線装備体の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。本発明の電気発光線配線具は図1(a)(b)に示すように、透明な樹脂製の細長板状の基材1に収容溝2を形成し、収容溝2を基材1の接合面3に開口させてある。図1の収容溝2は複数本の電気発光線4を並べて配線できる幅にしてある。
本発明の電気発光線配線具及び電気発光線装備体の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。本発明の電気発光線配線具は図1(a)(b)に示すように、透明な樹脂製の細長板状の基材1に収容溝2を形成し、収容溝2を基材1の接合面3に開口させてある。図1の収容溝2は複数本の電気発光線4を並べて配線できる幅にしてある。
基材1のうち、収容溝2よりも長手方向端部寄りには導出入口5が形成されている。導出入口5は電気発光線4の端部を集束して収納したり、電源コード6を収納したりすることのできる形状、寸法の溝や穴である。
基材1の接合面3は基材1とは別体の接合材7に接合する面であり、接着剤や糊等を付けてその上から剥離紙を貼るとか、両面テープを貼るなどしておき、剥離すると接合材7と接合できるようにしておくのが良い。それらを貼らずに接合材7に、接着剤、糊、両面テープ等を設けておくこともできる。
収容溝2内にも接着剤や糊等が付けられ、それに剥離紙を貼り付けておくとか、両面テープを貼りつけておき、収容溝2内に電気発光線4を配線収容する前にその剥離紙を剥離して、収容溝2内に収容された電気発光線4が固定されるようにすることもできる。
本発明の電気発光線4は図1(c)に示すように中心導線10の外周が絶縁材11で被覆され、その外周に外部導体12が巻かれ、その外側に軟質樹脂製の被覆13がカバーされた可撓性を備えた細い線である。被覆13には各種色彩のものが使用されている。中心導体10と外部導体12に電気が導通すると発光し、被覆13の色彩の色の光となって外部に発するものである。電気発光線4には例えば萬宇科技發展有限公司製のエレクトロルミネッセンスワイアがある。電気発光線4は線状のものに限られず、テープ状、シート状のものであっても良い。
前記接合材7は基材1の接合面3を貼り付けるもの、例えば、看板の取り付け板、自動車のボディや窓、家電製品といったものとか、基材1の収容溝2を閉塞するために基材1の接合面3に貼り付けるもの、例えば、裏蓋とか、それに類するものがある。
収容溝2内に配線した電気発光線4に通電して発光させると、その光を透明な基材1の外部から透視することができる。
前記電源コード6の端部には、図1(a)に示すように、シガープラグ8が備えられており、自動車等から電源を供給することができるようにしてある。また、電源供給手段は、シガープラグには限られず、商用電源用プラグを用いる等、用途や使用場所に応じたものを用いて電源を供給することができる。
(実施形態2)
本発明の電気発光線配線具及び電気発光線装備体の実施形態の他の例を、図2(a)(b)を参照して説明する。この実施形態の電気発光線配線具の基本的構造は図1のものと同じであり、異なるのは基材1に5本の収容溝2が間隔を開けて形成され、夫々の収容溝2に一本ずつ電気発光線4を収納することができるようにしたことと、基材1の幅方向両側にその長手方向に沿って止め部15を形成しておき、その止め部15に穴16を開けておき、その穴16に螺子とかビスとか釘などの固定具をねじ込んだり打ち込んだりして接合材7に固定することができるようにしたことである。
本発明の電気発光線配線具及び電気発光線装備体の実施形態の他の例を、図2(a)(b)を参照して説明する。この実施形態の電気発光線配線具の基本的構造は図1のものと同じであり、異なるのは基材1に5本の収容溝2が間隔を開けて形成され、夫々の収容溝2に一本ずつ電気発光線4を収納することができるようにしたことと、基材1の幅方向両側にその長手方向に沿って止め部15を形成しておき、その止め部15に穴16を開けておき、その穴16に螺子とかビスとか釘などの固定具をねじ込んだり打ち込んだりして接合材7に固定することができるようにしたことである。
前記複数本の収容溝2は、図2(b)に示すように、夫々電気発光線4が一本だけ収納できる形の円形溝に形成されている。各収容溝2は接合面3の開口部17を狭くして、一旦収容溝2内に収容して配線した電気発光線4が不用意に収容溝2から離脱しないようにしてある。また、収容溝2は、図2(a)(b)に示す5本には限られず、任意の本数とすることができる。収容溝2の深さや幅等も、配線する電気発光線の深さや本数に合わせて、任意の深さや幅とすることができる。
(実施形態3)
図3の電気発光線配線具の基本的構造は図1(a)のものと同じであり、異なるのは基材に電源コードを脱着可能なコネクタ20を設けたことである。
図3の電気発光線配線具の基本的構造は図1(a)のものと同じであり、異なるのは基材に電源コードを脱着可能なコネクタ20を設けたことである。
(実施形態4)
基材1の長さ、幅、形状等は用途に合わせて選択することができる。例えば、長方形や正方形の板状、筒状、棒状、紐状、塊状等、任意の形状とすることができ、星形、多角形、円形といった所望形状とすることもできる。また、接合面も一面のみに限られず、本体の複数面を接合面とすることもできる。基材1の肉厚、収容溝2の深さや幅や本数等も配線する電気発光線4の太さや本数等に合わせて適宜選択することもできる。また、収容溝2の形状も、図1〜3に示すように、直線形には限られず、配線する電気発光線4にあわせて、模様や文字等、任意の形状に形成することができる。
基材1の長さ、幅、形状等は用途に合わせて選択することができる。例えば、長方形や正方形の板状、筒状、棒状、紐状、塊状等、任意の形状とすることができ、星形、多角形、円形といった所望形状とすることもできる。また、接合面も一面のみに限られず、本体の複数面を接合面とすることもできる。基材1の肉厚、収容溝2の深さや幅や本数等も配線する電気発光線4の太さや本数等に合わせて適宜選択することもできる。また、収容溝2の形状も、図1〜3に示すように、直線形には限られず、配線する電気発光線4にあわせて、模様や文字等、任意の形状に形成することができる。
基材1は電気発光線4からの発光を外部から透視できるものであればよいため、半透明であってもよく、場合によっては、不透明な材質の一部に窓を開けて外部から内部を透視できるようにしたものでもよい。基材の材質は軟質樹脂に限らず、硬質樹脂、ガラス等であってもよい。基材1には切り込みを入れて曲がり易くすることもできる。
基材1の接合材7への固定方法も、前記各実施形態のように、接着剤、糊、両面テープや螺子、ビス、釘等には限られず、紐や針金で巻き付けたり縫い付けたりして固定したり、基材1と接合材7とを嵌め込み式に形成して嵌め込み固定する等、任意の方法によって固定することができる。
(使用例)
本発明の電気発光線装備体は例えば、図4(a)(b)に示すように看板のフレーム21に取付ける表示パネル22として使用することができる。この場合の電気発光線装備体は基材1を長方形の樹脂製プレート23とし、そのプレート23の内面(接合面)に文字や図形や模様や絵等の収容溝2を形成し、その収容溝2内に電気発光線4を収納して表示パネル22とし、その表示パネル22を看板のフレーム21に取付けたものである。プレート23に形成する収容溝2の形状、幅などは任意に選択することができ、その収容溝2内に電気発光線4を収納することにより、収容溝2の形状と同じ形状、模様の表示パネル22を作ることができる。この場合、収容溝2の幅を広くして、その収容溝2内に発光色の異なる電気発光線4を並列して収納して変化に富んだものとすることもできる。また、幅の狭い収容溝2に一本の電気発光線4を収容する場合でも、1本の収容溝2内に発光色の異なる電気発光線4を収容して、1本の収容溝2の発光色に変化を持たせることもできる。複数色の色の組み合わせは任意に選択可能である。看板は、図4に示す袖看板の他にも、立て看板等の他の看板であってもよく、また、両面看板と片面看板のいずれであってもよい。
本発明の電気発光線装備体は例えば、図4(a)(b)に示すように看板のフレーム21に取付ける表示パネル22として使用することができる。この場合の電気発光線装備体は基材1を長方形の樹脂製プレート23とし、そのプレート23の内面(接合面)に文字や図形や模様や絵等の収容溝2を形成し、その収容溝2内に電気発光線4を収納して表示パネル22とし、その表示パネル22を看板のフレーム21に取付けたものである。プレート23に形成する収容溝2の形状、幅などは任意に選択することができ、その収容溝2内に電気発光線4を収納することにより、収容溝2の形状と同じ形状、模様の表示パネル22を作ることができる。この場合、収容溝2の幅を広くして、その収容溝2内に発光色の異なる電気発光線4を並列して収納して変化に富んだものとすることもできる。また、幅の狭い収容溝2に一本の電気発光線4を収容する場合でも、1本の収容溝2内に発光色の異なる電気発光線4を収容して、1本の収容溝2の発光色に変化を持たせることもできる。複数色の色の組み合わせは任意に選択可能である。看板は、図4に示す袖看板の他にも、立て看板等の他の看板であってもよく、また、両面看板と片面看板のいずれであってもよい。
(その他の使用例)
本発明の電気発光線装備体は、前記使用例のように、単なる広告等に用いられる看板には限られず、交通標識等の標識板や、建物のフロア案内や地図等の案内板等、広く表示板全般に用いることができる。また、看板のフレームに取付ける表示パネル以外にも、建物の窓に取付ける表示パネルとしても使用することができる。また、この他にも、広告用人形やマネキンや風船や気球等に取付ける等、広く広告や装飾目的の任意の用い方をすることができる。
本発明の電気発光線装備体は、前記使用例のように、単なる広告等に用いられる看板には限られず、交通標識等の標識板や、建物のフロア案内や地図等の案内板等、広く表示板全般に用いることができる。また、看板のフレームに取付ける表示パネル以外にも、建物の窓に取付ける表示パネルとしても使用することができる。また、この他にも、広告用人形やマネキンや風船や気球等に取付ける等、広く広告や装飾目的の任意の用い方をすることができる。
本発明の電気発光線保持方法及び電気発光線保持具は、自動車のボディや窓や方向指示機や、家電製品や小物等、電気発光線によって装飾が可能なものであれば任意のものに応用することができる。従って、他にも例えば、自転車、スキー場のリフト、ロープウェイ、電車、気球、飛行機等の乗り物全般や、スロットマシン、ビリヤード台、玩具等の遊戯具全般や、帽子やヘルメット、服等の装身具全般にも用いることができる。
1 基材
2 収容溝
3 接合面
4 電気発光線
5 導出入口
6 電源コード
2 収容溝
3 接合面
4 電気発光線
5 導出入口
6 電源コード
Claims (7)
- 基材の一面に接合面が設けられ、その基材に電気を導通することにより発光する電気発光線を配線して収容可能な収容溝が接合面に開口して形成され、収容溝は1本又は複数本が並べて或いは間隔を開けて形成され、基材は電気発光線からの発光を外部から透視可能な透明又は半透明であることを特徴とする電気発光線配線具。
- 請求項1記載の電気発光線配線具に、電気発光線をまとめて収納したり、電源コードを収納したりすることのできる溝又は穴の導出入口又は電源供給用コネクタが設けられたことを特徴とする電気発光線配線具。
- 請求項1又は請求項2記載の電気発光線配線具の1本又は複数本の収容溝に1本又は同じ発光色または異なる発光色の複数本の電気発光線が配線されて、電気発光線からの発光を基材の外部から透視可能としたことを特徴とする電気発光線装備体。
- 請求項1又は請求項2記載の電気発光線配線具の1本又は複数本の収容溝に1本又は同じ発光色または異なる発光色の複数本の電気発光線が配線し、基材の接合面に接合材を接合して電気発光線が配線収容された収容溝を被覆し、電気発光線からの発光を基材と接合材の双方又は基材から透視可能としたことを特徴とする電気発光線装備体。
- 請求項1又は請求項2記載の電気発光線配線具の1本又は複数本の収容溝に1本又は同じ発光色または異なる発光色の複数本の電気発光線の周方向の一部を収容して配線し、接合面に嵌合溝が形成されている接合材を基材の接合面に接合して、嵌合溝を収容溝から突出する電気発光線の外周の突出部に被せて収容溝を閉塞し、基材のみ又は基材と接合材との双方を透明又は半透明にして収容溝内の電気発光線からの発光が基材のみ又は基材と接合材との双方から確認できるようにしたことを特徴とする電気発光線装備体。
- 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の電気発光線装備体において、基材が看板、標識板、案内板、広告板等の表示板であることを特徴とする電気発光線装備体。
- 請求項6に記載の電気発光線装備体を用いたことを特徴とする看板、標識板、案内板、広告板等の表示器。
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JP2003351564A JP2005116423A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 電気発光線配線具とそれに電気発光線を配線した電気発光線装備体と電気発光線装備体を用いた表示器 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003351564A Pending JP2005116423A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 電気発光線配線具とそれに電気発光線を配線した電気発光線装備体と電気発光線装備体を用いた表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005116423A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013089582A1 (ru) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | Zharov Aleksandr Alekseevich | Автомобильный шильдик с подсветкой |
WO2013089583A1 (ru) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | Zharov Aleksandr Alekseevich | Автомобильный шильдик с подсветкой |
WO2014189413A1 (ru) * | 2013-04-18 | 2014-11-27 | Zharov Aleksandr Alekseevich | Автомобильный шильдик с подсветкой |
JP2022146928A (ja) * | 2021-03-22 | 2022-10-05 | グイド ヴァレンティーニ | 細長い発光デバイスを備えた工具ハウジングを有する手持ち式の電動工具 |
-
2003
- 2003-10-10 JP JP2003351564A patent/JP2005116423A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013089582A1 (ru) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | Zharov Aleksandr Alekseevich | Автомобильный шильдик с подсветкой |
WO2013089583A1 (ru) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | Zharov Aleksandr Alekseevich | Автомобильный шильдик с подсветкой |
WO2014189413A1 (ru) * | 2013-04-18 | 2014-11-27 | Zharov Aleksandr Alekseevich | Автомобильный шильдик с подсветкой |
JP2022146928A (ja) * | 2021-03-22 | 2022-10-05 | グイド ヴァレンティーニ | 細長い発光デバイスを備えた工具ハウジングを有する手持ち式の電動工具 |
JP7431879B2 (ja) | 2021-03-22 | 2024-02-15 | グイド ヴァレンティーニ | 細長い発光デバイスを備えた工具ハウジングを有する手持ち式の電動工具 |
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