JP2005116407A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、主に携帯用電子機器の補助電池として用いられる携帯型の電池パックに関し、携帯性に優れ、長時間駆動できる電池パックを提供することを目的とする。
【解決手段】電池パック1は、電池(不図示)を内蔵する電池内蔵部3aと別の電池(不図示)を内蔵する電池内蔵部3bとを有する電池ケース3を備えている。電池内蔵部3aと電池内蔵部3bとは、ヒンジ部5で開閉可能に支持されている。さらに、電池ケース3は、電子機器に電池ケース内部の電池の電力を供給する電源端子9を有している。電源端子9は、電池内蔵部3a内部に内蔵された保護回路(不図示)から取出し口13を介して引き出された電源ケーブル11に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に携帯用電子機器の補助電池として用いられる携帯型の電池パックに関する。
リチウムイオン2次電池は、1990年に発表されて以来、携帯電話機、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の携帯用電子機器の電源供給用素子として広く利用されている。通常、リチウムイオン2次電池や電気二重層キャパシタ等の電気化学素子単体(以下、素電池という)は、保護回路、電子機器との接続用端子、及びその他の種々の部材と共に、熱可塑性高分子材料で形成された電池ケース内部に内蔵され、これらが一体となった電池パックとして用いられている。
特許第3410960号公報 特開平10−50280号公報
しかしながら、電池パックを用いて電子機器を長時間駆動させるには大容量の素電池を複数用いる必要があるため、電池パックが大型化してしまい携帯性、可搬性が低下してしまうという問題が生じる。さらに、電池パックが大型になると、自動車内や列車内、あるいは航空機内のように比較的狭い作業空間では電池パックの設置場所の確保が困難になり作業性が低下してしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、携帯性に優れ、長時間駆動できる電池パックを提供することにある。
上記目的は、少なくとも2つの電池を内蔵する電池ケースを有する電池パックであって、前記電池ケースは、前記2つの電池の一方を内蔵する第1の電池内蔵部と、前記2つの電池の他方を内蔵する第2の電池内蔵部と、前記第1の電池内蔵部と前記第2の電池内蔵部とを開閉可能に支持するヒンジ部とを有することを特徴とする電池パックによって達成される。
上記本発明の電池パックであって、前記電池ケースは、電子機器に前記電池の電力を供給する電源端子を有することを特徴とする。
上記本発明の電池パックであって、前記ヒンジ部は、前記電池の充放電を制御する充放電制御回路を有していることを特徴とする。
上記目的は、電池と、前記電池を内蔵する電池ケースと、前記電池ケースに設けられ、別の電池パックを接続する第1の端子部とを有することを特徴とする電池パックによって達成される。
上記本発明の電池パックであって、前記電池ケースに設けられ、さらに別の電池パックに接続される第2の端子部を有することを特徴とする。
上記本発明の電池パックであって、前記第1又は第2の端子部の少なくとも一方に接続保持用の永久磁石を有することを特徴とする。
上記本発明の電池パックであって、前記電池ケースは、電子機器に前記電池の電力を供給する電源端子をさらに有することを特徴とする。
上記目的は、電池を内蔵する電池ケースを備えた電池パックであって、前記電池ケースは、紐状部材を通す穴部を有することを特徴とする電池パックによって達成される。
上記目的は、電池を内蔵した複数の電池パック相互を接続する接続端子を有することを特徴とする電池パック接続部品によって達成される。
上記本発明の電池パック接続部品であって、電子機器に前記電池の電力を供給する電源端子を有することを特徴とする。
本発明によれば、携帯性に優れ、長時間駆動できる電池パックを実現できる。
本発明の第1の実施の形態による電池パックについて図1乃至図3を用いて説明する。まず、本実施の形態による電池パック1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は、電池パック1の外観斜視図を示している。図1(a)は、電池パック1の電池ケース3を開いた状態の斜視図であり、図1(b)は、電池パック1の電池ケース3を閉じた状態の斜視図である。図2は、電池ケース3を開いた状態で、第1及び第2の電池内蔵部3a、3bの開閉対向面を透過して見た電池パック1の内部構造を示している。図1及び図2に示すように、電池ケース3は、直方体平板状の素電池19aを内蔵する直方体平板状の第1の電池内蔵部3aと、素電池19aと同一仕様の素電池19bを内蔵する直方体平板状の第2の電池内蔵部3bとを有している。また、電池ケース3は、第1の電池内蔵部3aと第2の電池内蔵部3bの一短辺側相互を回転可能に接続するヒンジ部5を有している。
ヒンジ部5は、第1の電池内蔵部3aの一短辺にほぼ平行な軸を有する一対の円筒状凸部15を両端に保持して第1の電池内蔵部3aの一短辺側に配置された円筒状凸部保持部7を有している。また、ヒンジ部5は、開閉時に第1の電池内蔵部3aの円筒状凸部保持部7と干渉しないように第2の電池内蔵部3bの一短辺側に設けた凹状部の両内側に、第1の電池内蔵部3aの一対の円筒状凸部15とそれぞれ嵌り合う一対の円筒状凹部17を有している。円筒状凸部15と円筒状凹部17とが嵌合して、第1の電池内蔵部3aと第2の電池内蔵部3bとは開閉可能に支持される。図1(b)に示すように、円筒状凸部保持部7は第2の電池内蔵部3bとほぼ同じ厚さに形成されているので、電池ケース3を閉じた状態では、円筒状凸部保持部7と第2の電池内蔵部3bとがほぼ同一面内に含まれるようになっている。
図2に示すように、ヒンジ部5の円筒状凸部15は端部が開口された中空状に形成されており、一方、円筒状凹部17の底部も開口されて第2の電池内蔵部3b内に通じている。これらの開口を介して第1の電池内蔵部3a側と第2の電池内蔵部3b側とを電気的に接続するケーブル等を配線することができる。これらの開口により、ヒンジ部5を回転させても当該ケーブル等にねじれや引っ張り等の外力を与えずに済むようになる。
第1の電池内蔵部3aの他短辺側には保護回路21から延出して携帯用電子機器の電源供給端子や外部充電器の電流出力端子に接続される電源端子9を端部に備えた電源ケーブル11の取り出し口13が設けられている。
第1及び第2の電池内蔵部3a、3bのほぼ中央部には、素電池19a、19bがそれぞれ配置されている。素電池19a、19bは、長辺の長さが約115mm、短辺の長さが約87mm、厚さが3mmの薄型形状を有している。素電池19a、19bの正極(不図示)は、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)を6重量%、LiNi1/3Mn1/3Co1/3を90重量%、及びグラファイトを4重量%にして混合した組成物をN−メチル−2−ピロリドンでペースト化し、アルミニウム箔集電体にドクターブレード法で塗布して乾燥して形成されている。また、素電池19a、19bの負極(不図示)は、PVDFを10重量%、及びMCMB(メソカーボンマイクロビーズ)を90重量%にして混合した組成物をN−メチル−2−ピロリドンでペースト化し、銅箔集電体にドクターブレード法で塗布して乾燥して形成されている。
こうして形成された正極(正極集電体も含む)と負極(負極集電体も含む)とは、厚さが25μmのポリオレフィン製のセパレータ(不図示)を介して対面して積層されている。正極、負極、及びセパレータは、エチレン−メタクリル酸共重合体の接着剤を塗布して固定されている。正極集電体にはアルミニウム製のプラス端子部23a(23b)が溶接され、負極集電体にはニッケル製のマイナス端子部25a(25b)が溶接されている。素電池19aの外装体20a内部に正極、負極、及びセパレータ、並びにプラス端子部23a及びマイナス端子部25aの一部が内蔵され、所定量の電解液を注入した注入口をヒートシールして素電池19aの外装体20aが密閉されている。素電池19bも外装体20b内部に正極、負極、及びセパレータ、並びにプラス端子部23b及びマイナス端子部25bの一部が内蔵されて密閉されている。電解液は、濃度が1mol/lのLiPFの電解質と、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとを混合(混合比は体積で1:1)した溶媒とが用いられている。また、外装体20a、20bは、アルミラミネート材料で形成されている。アルミラミネート材料は、厚さが12μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)と、厚さが40μmのAl(アルミニウム)と、厚さが50μmのPP(ポリプロピレン)の積層構造を有している。こうして形成された素電池19a、19bの公称容量は2500mAhである。
素電池19a、19bを充放電する充放電制御回路を構成し過充電/過放電を防止する保護回路21は、第1の電池内蔵部3a内に配置され、素電池19aと取り出し口13が形成された第1の電池内蔵部3a側壁との間に配置されている。保護回路21は4個の電極端子(不図示)を有し、そのうちの2個の電極端子には、素電池19aのプラス端子部23aとマイナス端子部25aとが接続されている。また、残りの2個の電極端子には、リード線29a、29bが接続されている。リード線29a、29bは素電池19a上部を引き回され、ヒンジ部5を通って第2の電池内蔵部3b内に載置された素電池19bのプラス端子部23bとマイナス端子部25bにそれぞれ接続されている。保護回路21に接続されたリード線29a、29bは円筒状凸部15の開口と円筒状凹部17の底部開口とを通って第2の電池内蔵部3b側に挿入されている。なお、素電池19a上部でリード線29a、29bは保護カバー27で覆われている。
素電池19aと素電池19bとは保護回路21内で直列又は並列に接続されており、所定電圧が得られるようになっている。保護回路21内で得られた電圧は電源ケーブル11を介して電源端子9から出力される。従って、電源端子9を携帯用電子機器の電源供給端子に接続すれば、電池パック1を携帯用電子機器の補助電池として用いることができる。
このように本実施の形態によれば、電池パック1は電池ケース3を折り畳んで小さくすることができるので、電池パック1の携帯性が向上する。また、電池ケース3を開いて電池パック1を使用すれば、放熱面積が広くなるので発熱による素電池19a、19bの劣化が抑制され、電池パック1は長時間の駆動が可能になる。
次に、本実施の形態の変形例について、図3を用いて説明する。上記実施の形態の電池パック1では、電池ケース3は第1及び第2の電池内蔵部3a、3bを有している。これに対し、本変形例では、電池ケース3は素電池を内蔵する第3の電池内蔵部3cをさらに備えている点に特徴を有している。図3は、本変形例の電池パック1の斜視図である。図1及び図2に示した上記実施の形態の電池パック1の構成要素と同一の作用・機能を奏する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
図3に示すように、第1の電池内蔵部3aと第2の電池内蔵部3bとはヒンジ部5を介して開閉可能に支持されている。また、第2の電池内蔵部3bと第3の電池内蔵部3cとはヒンジ部5’を介して開閉可能に支持されている。ここで、第1の電池内蔵部3aと第2の電池内蔵部3bとの成す角を90°より小さくし、同様に、第2の電池内蔵部3bと第3の電池内蔵部3cとの成す角を90°より小さくすれば、電池パック1を中空の三角柱形状に保持できる。これにより、電池パック1の放熱性が向上するので発熱による素電池の劣化が抑制され、長時間の駆動が可能になる。さらに、電池パック1を電池ケース3側面で机等の使用場所に立たせれば、電池パック1と使用場所との接触面積が小さくなるので、放熱性がさらに向上して、さらに長時間の駆動が可能になる。
上記のようにヒンジ部5、5’は電池パック1を小さく折り畳むための構造体であるが、電池パック1に対して、より高い機能を付加するために、充放電制御回路の収容部として用いることができる。例えば、ヒンジ部5、5’を保護回路21の収容に用いることができる。この場合、電池内蔵部3a及び電池内蔵部3bの内部に収容できる電池スペースが大きくなるので、電池内蔵部3a、3bの1個当りの体積容量を大きくすることができる。また、ヒンジ部5、5’の内部に補助電源、例えば、電気二重層キャパシタなどを収容することができる。この補助電源によって、駆動時の負荷変動が大きな装置においても安定した電力供給が可能となる。あるいは、素電池19a、19bの充放電の状態を確認できる電圧モニタ回路、電圧モニタ表示部、又は、充電完了表示部を設けることによって、電池内蔵部3a、3bの1個当りの体積容量を減らすことなく安全確保の機能を付加することができる。
このように本変形例によれば、電池パック1の放熱性がより向上するので、より長時間の駆動が可能になる。さらに、電池パック1は、電池ケース3を折り畳んで小さくすることができるので、携帯性が向上する。
本発明の第2の実施の形態による電池パックについて図4乃至図7を用いて説明する。まず、本実施の形態による電池パック2a、2bの概略構成について図4及び図5を用いて説明する。図4は、電池パック2a、2bの外観斜視図である。図4(a)は、電池パック2aの外観斜視図であり、図4(b)は、電池パック2bの外観斜視図である。図1及び図2に示した上記実施の形態の電池パック1の構成要素と同一の作用・機能を奏する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
図4(a)に示すように、電池パック2aは素電池(不図示)を内蔵する平板形状の電池ケース3を有している。電池ケース3の正面形状はほぼ長方形に形成されており、一短辺側の側面(右側面)には円筒形状の第1の端子部31が電池ケース3内側に向かって形成されている。第1の端子部31は、プラス端子部31aとマイナス端子部31bとを有し、この後で説明する電池パック2bの端子部35を挿入できるようになっている。さらに第1の端子部31は、プラス端子部31a及びマイナス端子部31bを挟んで電池ケース3正面の短辺方向に伸びる接続保持用の永久磁石33を有している。永久磁石33は、電池パック2aと別の電池パックとの接続強度を十分に保持するために用いられる。
電池ケース3右側面と対向する他短辺側の側面(左側面)には、保護回路(不図示)から延出して携帯用電子機器の電源供給端子や外部充電器の電流出力端子に接続される端部に電源端子9を備えた電源ケーブル11の取り出し口(不図示)が設けられ、当該取り出し口から引き出された電源ケーブル11を介して電源端子9が保護回路に接続されている。電池ケース3内部の保護回路には、不図示の直列接続した4個の素電池(素電池群)が接続されている。各素電池は電圧が約3.6Vなので、素電池群の電圧は約14.4Vになる。また、保護回路内では、プラス端子部31aが素電池群のプラス側に、マイナス端子部31bが素電池群のマイナス側に接続されている。従って、電池パック2aに別の電池パックを接続すると、電池パック2aと当該別の電池パックとは並列に接続される。
次に、電池パック2bについて、図4(b)を用いて説明する。図4(b)に示すように、電池パック2bは電池パック2aとほぼ同一の平板形状の電池ケース3を有している。電池ケース3の右側面には、電池パック2aと同様に、第1の端子部31が形成されている。電池ケース3の左側面には、当該左側面から突出する円柱形状の第2の端子部35が設けられている。第2の端子部35は、プラス端子部35aとマイナス端子部35bとを有し、電池パック2aや別の電池パック2bの第1の端子部31に挿入できるように形成されている。さらに第2の端子部35は、プラス端子部35a及びマイナス端子部35bを挟んで電池ケース3正面の短辺方向に伸びる接続保持用の永久磁石(不図示)を有している。
電池パック2aと同様に、電池パック2b内部の保護回路(不図示)には、不図示の直列接続した4個の素電池(素電池群)が接続されている。各素電池は電圧が約3.6Vなので、素電池群の電圧は約14.4Vになる。保護回路内で、プラス端子部35aとプラス端子部31aとが接続され、マイナス端子部35bとマイナス端子部31bとが接続されている。従って、複数の電池パック2bを接続すると、各電池パック同士は並列に接続される。同様に、電池パック2aに電池パック2bを接続すると、電池パック2aと電池パック2bとは並列に接続される。
ここで、第1の端子部31と第2の端子部35との接続方法について図5を用いて説明する。図5は、電池パック2aに電池パック2bを接続する直前の、電池パック2aのプラス端子部31a及び電池パック2bのプラス端子部35a近傍の切断面を示している。図5に示すように、プラス端子部31aは電池ケース3内側に向かう円筒形状を有している。プラス端子部31a内壁は基準電位に接地されている。プラス端子部31a内部には、保護回路(不図示)に接続された円筒形状の電極部37が配置されている。電極部37の開口部を除く周囲には、絶縁材料で円筒形状に形成した支持部材39が配置されている。支持部材39とプラス端子部31a内壁との間には所定の間隙が設けられている。
一方、電池パック2bのプラス端子部35aは、電池ケース3から突出する絶縁材料で形成した円筒形状の保護部材43を有している。保護部材43外壁は不図示の導電性部材で覆われ、当該導電性部材は基準電位に接地されている。プラス端子部35aの外周はプラス端子部31aの内周とほぼ同一の直径を有している。保護部材43内部には、保護回路(不図示)に接続された円筒形状の電極部41が配置されている。電極部41外周は電極部37内周とほぼ同一の直径を有している。
プラス端子部31a、35aの互いの開口部を対面させて、プラス端子部35aをプラス端子部31aに押し込むと、保護部材43は、支持部材39とプラス端子部31a内壁との間の所定の間隙に挿入され、電極部41は電極部37に挿入される。これにより、電極部37と電極部41とが接触して、電極部37、41は電気的に接続される。また、電極部37、41の接続は機械的な接続にも寄与する。さらに、プラス端子部31a内壁と保護部材43外壁とが接触し、電池パック2a、2bの基準電位が同電位になる。また、支持部材39と保護部材43とは機械的な接続にも寄与する。さらに、電池ケース3の側面に備えられた永久磁石33で、電池パック2a、2bの接続強度が十分に保たれる。なお、端子部31と端子部35との接続で接続強度が十分に保てれば、永久磁石33を備えていなくてもよい。マイナス端子部31b、35bは、プラス端子31a、35aと同様の構成を有しているので、説明は省略する。
次に、本実施形態の電池パック2a、2bの使用形態について図6を用いて説明する。図6は、電池パック2aと2個の電池パック2bとを接続した状態の斜視図である。図6に示すように、電池パック2aと2個の電池パック2bとを連結すると、電池パック2a、2bは並列接続される。電源端子9の出力電圧値は約14.6Vであって、電池パック2a単体の出力電圧値と変わらないが、駆動時間を約3倍に伸ばすことができる。また、電池パック2a、2bを持ち運ぶ際は、電池パック2a、2bを分離して持ち運ぶことができるので、電池パック2a、2bの携帯性が向上する。
図7は、ソケット形状に形成された電池パック2aの右側面と電池パック2bの左側面の概略の斜視図である。図7(a)は、左側面の開口部に永久磁石33を有する電池パック2bの端子部35の斜視図であり、図7(b)は、左側面の開口部に保護回路21を有する電池パック2bの端子部35の斜視図である。図7(a)に示すように、電池パック2b左側面の全面は開口しており、開口部内に平板状のプラス端子部35aとマイナス端子部35bとを有している。また、開口部の短辺側両端部には永久磁石33が配置されている。電池パック2a右側面の全面は電池パック2bの左側面が嵌合できるように開口部(不図示)を有している。電池パック2a右側面の開口部内には、電池パック2aを電池パック2bに挿入した際に、端子部35(プラス端子部35aとマイナス端子部35b)に接続される平板状の端子部(不図示)が配置されている。また、開口部の短辺側両端部には永久磁石(不図示)が配置されている。
図7(b)に示すように、永久磁石33に代えて、電池パック2bの開口部に保護回路21を配置し、同様に、電池パック2aの開口部に永久磁石に代えて保護回路21を配置する。電池パック2a、2bを接続すると、保護回路21の基準電位端子同士が接触するようにしておけば、電池パック2a、2bの基準電位を同電位にすることができる。また、電池パック2bの右側面を電池パック2aの右側面と同様の形状に形成すれば、複数の電池パック2bを連結することが可能になる。
このように本実施の形態によれば、電池パック2aと複数の電池パック2bを容易に接続することができるので、電池パック2a、2bの駆動時間を長くすることができる。また、電池パック2a、2bを分離して持ち運ぶことができるので、電池パック2a、2bの携帯性が向上する。
本発明の第3の実施の形態による電池パックについて図8を用いて説明する。本実施の形態による電池パック4の概略構成と使用形態について図8を用いて説明する。図8は、電池パック4及び電池パック接続部品45の外観斜視図を示している。図8(a)は、電池パック4及び電池パック接続部品45を分離した状態を示し、図8(b)は、電池パック4及び電池パック接続部品45の使用形態を示している。本実施の形態の電池パック4は、端子部35を備えていない点を除いて、上記実施の形態の電池パック2bと同様の構成を有している。図1乃至図7に示した上記実施の形態の電池パック1、2a、2bの構成要素と同一の作用・機能を奏する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
電池パック接続部品45は中空の薄型直方体形状に形成されている。電池パック接続部品45内部には保護回路(不図示)が内蔵されている。当該保護回路は電池パック2bの保護回路とほぼ同様の機能を発揮する。また、電池パック接続部品45の一平面には、プラス端子部35a及びマイナス端子部35bがそれぞれ2個ずつ配置されている。プラス端子部35a同士、マイナス端子部35b同士は保護回路内で接続されている。また、電池パック接続部品45の一平面に対向する他平面には、電源ケーブル11の取り出し口13が形成されており、端部に電源端子9を備えた電源ケーブル11が取り出し口13を介して保護回路に接続されている。
次に、電池パック4及び電池パック接続部品45の使用形態について説明する。図8(b)に示すように、右側面が同一平面内に含まれるように2個の電池パック4を重ね合わせる。次いで、プラス端子部35aをプラス端子部31aに挿入し、マイナス端子部35bをマイナス端子部31bに挿入して電池パック接続部品45を電池パック4に接続する。これにより、2個の電池パック4は電池パック接続部品45で並列に接続される。
このように本実施の形態によれば、電池パック接続部品45を用いて2個の電池パック4を容易に並列接続することができ、電池パック4の駆動時間を長くすることができる。また、電池パック4と電池パック接続部品45とを分離して持ち運ぶことができるので、電池パック4の携帯性が向上する。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、電池パック1、2a、2b、4の電池ケース3の一部に紐状部材を通す穴部を有していてもよい。当該穴部に紐を通して持ち運ぶことで、電池パック1、2a、2b、4の可搬性が向上する。また、当該電池ケース用穴部にワイヤロープを通し、ワイヤロープを机等に繋いでおけば、電池パック1、2a、2b、4の盗難を防止できる。
本発明の第1の実施の形態による電池パック1の概略構成を示す斜視図である。図1(a)は、電池パック1の電池ケース3を開いた状態の斜視図であり、図1(b)は、電池パック1の電池ケース3を閉じた状態の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態による電池パック1の内部構造を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による電池パック1の変形例の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による電池パック2a、2bの外観斜視図である。図4(a)は、電池パック2aの外観斜視図であり、図4(b)は、電池パック2bの外観斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による電池パック2a、2bの電池パック2aのプラス端子部31a及び電池パック2bのプラス端子部35a近傍の切断面である。 本発明の第2の実施の形態による電池パック2a、2bにおいて、電池パック2aと2個の電池パック2bとを接続した状態の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による電池パック2a、2bの端子部31と端子部35とがソケット形状に形成された状態の斜視図である。図7(a)は、左側面の開口部に永久磁石33を有する電池パック2bの端子部35の斜視図であり、図7(b)は、左側面の開口部に保護回路21を有する電池パック2bの端子部35の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態による電池パック4及び電池パック接続部品45の外観斜視図である。図8(a)は、電池パック4及び電池パック接続部品45を分離した状態を示し、図8(b)は、電池パック4及び電池パック接続部品45の使用形態を示している。
符号の説明
1、2a、2b、4 電池パック
3 電池ケース
3a 第1の電池内蔵部
3b 第2の電池内蔵部
3c 第3の電池内蔵部
5、5’ ヒンジ部
7 円筒状凸部保持部
9 電源端子
11 電源ケーブル
13 取り出し口
15 円筒状凸部
17 円筒状凹部
19a、19b 素電池
20a、20b 外装体
21 保護回路
23a、23b、31a、35a プラス端子部
25a、25b、31b、35b マイナス端子部
27 保護カバー
29a、29b リード線
31 第1の端子部
35 第2の端子部
33 永久磁石
37、41 電極部
39 支持部材
43 保護部材
45 電池パック接続部品

Claims (10)

  1. 少なくとも2つの電池を内蔵する電池ケースを有する電池パックであって、
    前記電池ケースは、
    前記2つの電池の一方を内蔵する第1の電池内蔵部と、
    前記2つの電池の他方を内蔵する第2の電池内蔵部と、
    前記第1の電池内蔵部と前記第2の電池内蔵部とを開閉可能に支持するヒンジ部と
    を有することを特徴とする電池パック。
  2. 請求項1記載の電池パックであって、
    前記電池ケースは、電子機器に前記電池の電力を供給する電源端子を有すること
    を特徴とする電池パック。
  3. 請求項1又は2に記載の電池パックであって、
    前記ヒンジ部は、前記電池の充放電を制御する充放電制御回路を有していること
    を特徴とする電池パック。
  4. 電池と、
    前記電池を内蔵する電池ケースと、
    前記電池ケースに設けられ、別の電池パックを接続する第1の端子部と
    を有することを特徴とする電池パック。
  5. 請求項4記載の電池パックであって、
    前記電池ケースに設けられ、さらに別の電池パックに接続される第2の端子部を有すること
    を特徴とする電池パック。
  6. 請求項5記載の電池パックであって、
    前記第1又は第2の端子部の少なくとも一方に接続保持用の永久磁石を有すること
    を特徴とする電池パック。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の電池パックであって、
    前記電池ケースは、電子機器に前記電池の電力を供給する電源端子をさらに有すること
    を特徴とする電池パック。
  8. 電池を内蔵する電池ケースを備えた電池パックであって、
    前記電池ケースは、紐状部材を通す穴部を有すること
    を特徴とする電池パック。
  9. 電池を内蔵した複数の電池パック同士を接続する接続端子を有すること
    を特徴とする電池パック接続部品。
  10. 請求項9記載の電池パック接続部品であって、
    電子機器に前記電池の電力を供給する電源端子を有すること
    を特徴とする電池パック接続部品。
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