JP2005116234A - 転位セグメント導体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、素線に生じる歪を許容歪み以下に抑制でき、安定した電気伝導特性を維持するとともに、高い長期信頼性が実現できる転位セグメント導体を提供する。
【解決手段】 本発明は、テープ状の素線を複数本、転位撚り合わせてなる転位セグメントを、管体の周囲に螺旋状に巻き付けてなる転位セグメント導体において、前記管体の直径をD[mm]、前記素線の厚さをt[mm]、前記素線の幅をW[mm]、前記素線の許容歪をεp、前記転位セグメントの転位渡り長をL[mm]、前記転位セグメントのスパイラルピッチをs[mm]とすると、下記式(1)及び式(2)を満足する構成とする。
εp≧[{t/(D+t)}cos2θ+3(W/L)2cos2φ]・・・・・・(1)
tan(θ+φ)=s/(πD)・・・・・・(2)
【選択図】 図10
【解決手段】 本発明は、テープ状の素線を複数本、転位撚り合わせてなる転位セグメントを、管体の周囲に螺旋状に巻き付けてなる転位セグメント導体において、前記管体の直径をD[mm]、前記素線の厚さをt[mm]、前記素線の幅をW[mm]、前記素線の許容歪をεp、前記転位セグメントの転位渡り長をL[mm]、前記転位セグメントのスパイラルピッチをs[mm]とすると、下記式(1)及び式(2)を満足する構成とする。
εp≧[{t/(D+t)}cos2θ+3(W/L)2cos2φ]・・・・・・(1)
tan(θ+φ)=s/(πD)・・・・・・(2)
【選択図】 図10
Description
本発明は、テープ状の超電導素線を複数本、転位撚り合わせてなる転位セグメント導体に関する。
従来、超電導ケーブルとして、図12に示されたように、テープ状の超電導体からなる素線102を複数本、転位撚り合わせてなる転位セグメント103を、円筒状コアからなる管体(通称フォーマと呼称する)104の周囲に螺旋状に巻き付けてなる転位セグメント導体101が広く知られている(例えば、特願2003−54188,特許文献1参照)。
この転位セグメント103では、各テープ状の超電導素線102が、その長手方向において順次その位置を代えて変位するように撚り合わされており、超電導素線102は、エッジワイズ曲げにより長手方向に歪みを受けることになる。
また、現在主に作製されているY系超電導材料の素線102は、幅Wが10mm程度、厚さtが0.1mm程度のテープ形状をなしている。このようなアスペクト比(W/t)が大きいテープ状の素線102を複数本、撚り合わせてなる転位セグメント103を、前記したフォーマ104に螺旋状に巻き付けた後、その上から絶縁テープなどの被覆テープを巻き付けた場合、テープ状の素線102は、フォーマ104の外周方向に、フォーマ104の直径D相当の曲げ径で曲げられ、大きな歪を受けることになる。
この転位セグメント103では、各テープ状の超電導素線102が、その長手方向において順次その位置を代えて変位するように撚り合わされており、超電導素線102は、エッジワイズ曲げにより長手方向に歪みを受けることになる。
また、現在主に作製されているY系超電導材料の素線102は、幅Wが10mm程度、厚さtが0.1mm程度のテープ形状をなしている。このようなアスペクト比(W/t)が大きいテープ状の素線102を複数本、撚り合わせてなる転位セグメント103を、前記したフォーマ104に螺旋状に巻き付けた後、その上から絶縁テープなどの被覆テープを巻き付けた場合、テープ状の素線102は、フォーマ104の外周方向に、フォーマ104の直径D相当の曲げ径で曲げられ、大きな歪を受けることになる。
近年、Y系超電導材料は、曲げ歪が0.4%を越えると電気伝導特性などが劣化することが報告されている(非特許文献1参照。)。
従って、Y系超電導素線を用いた場合、許容歪みが0.4%以下であるとすると、この許容歪みを上回る曲げ歪が素線102に加わると、極端な場合には転位セグメント103の内部で幅方向において中折れ現象が発生し、転位セグメント103の構造が乱れる恐れがあり、電気伝導特性を大きく阻害する要因となる。このように、電気ロスが生じたり、ひいては破断の危険性すらあるため、安定した電気伝導特性を維持するとともに、高い長期信頼性を確立するという側面からも、上記のような周方向の曲げ歪がほとんど発生しない構造を備えてなる転位セグメント導体101の開発が期待されていた。
特開平11−203961号公報
飯島康裕,アドバンス・イン・スーパーコンダクティビティー(Advance in Superconductivity)XI,シュプリンガー・フェアラーク・東京(Springer-Verlag Tokyo)株式会社,1999年,p.785−788
従って、Y系超電導素線を用いた場合、許容歪みが0.4%以下であるとすると、この許容歪みを上回る曲げ歪が素線102に加わると、極端な場合には転位セグメント103の内部で幅方向において中折れ現象が発生し、転位セグメント103の構造が乱れる恐れがあり、電気伝導特性を大きく阻害する要因となる。このように、電気ロスが生じたり、ひいては破断の危険性すらあるため、安定した電気伝導特性を維持するとともに、高い長期信頼性を確立するという側面からも、上記のような周方向の曲げ歪がほとんど発生しない構造を備えてなる転位セグメント導体101の開発が期待されていた。
本発明の目的は、上記した事情に鑑みなされたものである。すなわち、テープ状の素線に生じる歪を許容歪み以下に抑制でき、安定した電気伝導特性を維持するとともに、高い長期信頼性が実現できる転位セグメント導体を提供することを目的とする。
本発明に係る転位セグメント導体は、テープ状の素線を複数本、転位撚り合わせてなる転位セグメントを、管体の周囲に螺旋状に巻き付けてなる転位セグメント導体において、前記管体の直径をD[mm]、前記素線の厚さをt[mm]、前記素線の幅をW[mm]、前記素線の許容歪をεp、前記転位セグメントの転位渡り長をL[mm]、前記転位セグメントのスパイラルピッチをs[mm]とすると、下記式(1)及び式(2)を満足することを特徴とする。
εp≧[{t/(D+t)}cos2θ+3(W/L)2cos2φ]・・・・・・(1)
tan(θ+φ)=s/(πD)・・・・・・(2)
前記式(1)及び式(2)を満足することによって、素線に加わる歪みを許容歪εp以下とすることができ、転位セグメントの構造が乱れることが無くなり、安定した電気伝導特性が得られ、かつ高い長期信頼性が実現できる。
εp≧[{t/(D+t)}cos2θ+3(W/L)2cos2φ]・・・・・・(1)
tan(θ+φ)=s/(πD)・・・・・・(2)
前記式(1)及び式(2)を満足することによって、素線に加わる歪みを許容歪εp以下とすることができ、転位セグメントの構造が乱れることが無くなり、安定した電気伝導特性が得られ、かつ高い長期信頼性が実現できる。
かかる転位セグメント導体の構成において、前記素線の厚さtに対する幅Wの比で表されるアスペクト比(W/t)が20以上であることを特徴とする。
かかる転位セグメント導体の構成において、前記素線が、一般式Y1Ba2Cu3O7−xで表される酸化物超電導材料を備えてなることを特徴とする。
本発明の転位セグメント導体によれば、安定した電気伝導特性を維持するとともに、高い長期信頼性が実現できる。
以下、本発明に係る転位セグメント導体を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の転位セグメント導体1の一実施形態を示す斜視図であり、図2は、この転位セグメント導体1の概略断面図である。
転位セグメント導体1は、テープ状の超電導素線2を複数本転位撚り合わせした転位セグメント3が、パイプ状のフォーマ(管体)4の周囲に螺旋状に巻回されてなるものである。
図1は、本発明の転位セグメント導体1の一実施形態を示す斜視図であり、図2は、この転位セグメント導体1の概略断面図である。
転位セグメント導体1は、テープ状の超電導素線2を複数本転位撚り合わせした転位セグメント3が、パイプ状のフォーマ(管体)4の周囲に螺旋状に巻回されてなるものである。
前記転位セグメント3は、図3に示すようにテープ状の超電導素線2を複数本(図面では6本)転位撚り合わせてなる長尺の帯状のものである。この転位セグメント3では、各テープ状の超電導素線2が、その長尺方向において順次その位置を代えて変位するように撚り合わされている。
個々の超電導素線2は、その長さ方向において転位セグメント3の表面側(外層側)に位置する領域と底面側(内層側)に位置する領域が交互に繰り返されるように配置されている。このような転位セグメント3の巻回方向は、S巻(右巻)の方向またはZ巻(左巻)の方向となっている。この転位セグメント3のスパイラルピッチsとしては、通常50〜2000mm程度である。
個々の超電導素線2は、その長さ方向において転位セグメント3の表面側(外層側)に位置する領域と底面側(内層側)に位置する領域が交互に繰り返されるように配置されている。このような転位セグメント3の巻回方向は、S巻(右巻)の方向またはZ巻(左巻)の方向となっている。この転位セグメント3のスパイラルピッチsとしては、通常50〜2000mm程度である。
ここで、本明細書では、転位セグメント3のうち、特定の超電導素線2が、隣接する他の超電導素線2上を渡って転位する転位部を転位渡り部31と言い、隣り合う転位渡り部31間を非転位渡り部32と言う。
前記転位セグメント3では、非転位渡り部32の所定箇所が保形テープ5によって結束されており、テープ状の超電導素線2の転位撚りが崩れないように固定されている。前記保形テープ5は、ポリイミド樹脂などから構成され、一方の面全体に粘着剤が塗布されたもので、この粘着剤を介して超電導素線2に貼着固定されている。
転位セグメント3のうち、保形テープ5によって結束された部分は素線保形部とも言い、以下、隣接する素線保形部間の距離を転位渡り長Lという。
前記転位セグメント3では、非転位渡り部32の所定箇所が保形テープ5によって結束されており、テープ状の超電導素線2の転位撚りが崩れないように固定されている。前記保形テープ5は、ポリイミド樹脂などから構成され、一方の面全体に粘着剤が塗布されたもので、この粘着剤を介して超電導素線2に貼着固定されている。
転位セグメント3のうち、保形テープ5によって結束された部分は素線保形部とも言い、以下、隣接する素線保形部間の距離を転位渡り長Lという。
前記フォーマ4は、ステンレス鋼などからなるものである。このようなフォーマ4の表面は、フォーマ4と転位セグメント3間の通電を抑制するために絶縁処理が施されている。このフォーマ4の内部は、液体窒素等の冷却媒体の流路とされ、テープ状の超電導素線2の冷却を行うことができるようになっている。
前記テープ状の超電導素線2としては、基材上に超電導層を形成したものや、断面視円形状の超電導多心素線(図示せず。)が圧延加工等により平坦化されたものなどが挙げられる。この超電導素線2の横断面形状は、矩形状とすることが好ましく、転位セグメント3とした際、各超電導素線2を密着させて配置させることができ、超電導素線2間の隙間を最小に抑えることができる。
前記超電導層となる材料としては、例えば、Y1Ba2Cu3O7−x(YBCO),Ho1Ba2Cu3O7−x,Nd1Ba2Cu3O7−xなどの希土類系の酸化物超電導材料、Bi2Sr2Ca1Cu2Ox(Bi2212),Bi2Sr2Ca2Cu3Ox(Bi2223),Bi1.6Pb0.4Sr2Ca2Cu3OxなどのBi系の酸化物超電導材料、Nb3Sn,Nb3AlなどのA15型材料からなる金属系の低温超電導材料などが好ましく適用できる。
これらは1種を単独で用いても良いし、複数種を併用しても良い。
これらは1種を単独で用いても良いし、複数種を併用しても良い。
また、前記基材としては、ステンレス鋼,ハステロイ合金などの金属基材、表面にNi酸化物層が形成されたNi金属基材や、これら金属基材上に中間層としてイットリア安定化ジルコニア(YSZ)が形成されたものなどが好ましく適用できる。
基材のヤング率は10GPa以上が好ましく、これにより剛性に優れ、破断し難い超電導素線2が得られる。
特に本発明では、超電導素線2としては、前記金属基材上にイットリア安定化ジルコニア(YSZ)中間層を介してY1Ba2Cu3O7−x(YBCO)が成膜されたものが好ましく、これにより、比較的高温度で高い臨界電流値が得られる。
基材のヤング率は10GPa以上が好ましく、これにより剛性に優れ、破断し難い超電導素線2が得られる。
特に本発明では、超電導素線2としては、前記金属基材上にイットリア安定化ジルコニア(YSZ)中間層を介してY1Ba2Cu3O7−x(YBCO)が成膜されたものが好ましく、これにより、比較的高温度で高い臨界電流値が得られる。
前記テープ状の超電導素線2の外周には、素線絶縁として絶縁層が設けられている。この絶縁層をなす絶縁材料としては、ポリエステル,ポリエステルイミド,ポリエステルイミドヒダントイン,エナメルなどが用いられる。このような絶縁層の厚みとしては、0.1〜100μm程度の範囲のものとされる。
本実施形態の転位セグメント導体1では、下記式(1)及び式(2)を満足するように、超電導素線やフォーマなどの寸法などが定められており、これによりテープ状の素線に生じる歪を許容歪み以下に抑制できる。
ここで、式(1)及び式(2)中、Dは、フォーマ4の直径[mm]を示し、t,W,εpは、素線2の厚さ[mm],幅[mm],許容歪をそれぞれ示し、L,sは、転位セグメント3の転位渡り長[mm],スパイラルピッチ[mm]をそれぞれ示す。
ここで、式(1)及び式(2)中、Dは、フォーマ4の直径[mm]を示し、t,W,εpは、素線2の厚さ[mm],幅[mm],許容歪をそれぞれ示し、L,sは、転位セグメント3の転位渡り長[mm],スパイラルピッチ[mm]をそれぞれ示す。
εp≧[{t/(D+t)}cos2θ+3(W/L)2cos2φ]・・・・・・(1)
tan(θ+φ)=s/(πD)・・・・・・(2)
超電導素線2に加わる歪みと、前記式(1)及び式(2)との関係について以下に詳細に示す。
転位セグメント3では、図3に示されたように、各テープ状の超電導素線2が、その長尺方向において順次その位置を代えて変位するように撚り合わされており、超電導素線2には、エッジワイズ曲げによる長手方向の歪みが生じている(以下、エッジワイズ歪みεedとも言う。)。
この超電導素線2が転位撚り合わせられたことによって生じるエッジワイズ歪みεedは、以下の式(3)によって表されることが知られている。
転位セグメント3では、図3に示されたように、各テープ状の超電導素線2が、その長尺方向において順次その位置を代えて変位するように撚り合わされており、超電導素線2には、エッジワイズ曲げによる長手方向の歪みが生じている(以下、エッジワイズ歪みεedとも言う。)。
この超電導素線2が転位撚り合わせられたことによって生じるエッジワイズ歪みεedは、以下の式(3)によって表されることが知られている。
εed=3(W/L)2・・・・・・(3)
また、転位セグメント3は、フォーマ4に螺旋状に巻き付けられており、超電導素線2は、フォーマ4の直径D相当の曲げ径で曲げられ、フラットワイズ曲げによりフォーマ4の周方向に歪みが生じている(以下、フラットワイズ歪みとも言う。)。
超電導素線2がフォーマ4の直径D相当の曲げ径で曲げられると、図4に示されたように超電導素線2はその幅方向にフォーマ4の外周に沿って曲がると共に、その長手方向にもフォーマ4の外周に沿って曲がることになる。このため、フラットワイズ歪みεfl、すなわちフォーマ4の周方向の曲げ歪みは、超電導素線2の幅方向成分(以下、ε垂直と言う。)と長手方向成分(以下、ε平行と言う。)とに分離できる。
一般に、素線2のアスペクト比が20以上の場合、フラットワイズ歪みεflの最大値は、以下の式(4)で表される。このため、このεflの超電導素線2の幅方向成分ε垂直の最大値は、以下の式(5)で表され、またεflの転位セグメント3の長手方向成分ε平行の最大値は以下の式(6)で表される。
一般に、素線2のアスペクト比が20以上の場合、フラットワイズ歪みεflの最大値は、以下の式(4)で表される。このため、このεflの超電導素線2の幅方向成分ε垂直の最大値は、以下の式(5)で表され、またεflの転位セグメント3の長手方向成分ε平行の最大値は以下の式(6)で表される。
εfl=t/(D+t)・・・・・・(4)
ε垂直={t/(D+t)}cos2α={t/(D+t)}[s2/{s2+(πD)2}]・・・・・・(5)
ε平行={t/(D+t)}cos2β={t/(D+t)}[(πD)2/{s2+(πD)2}]・・・・・・(6)
ここで、式(5),式(6)中、角度αは、フォーマ4の長手方向と転位セグメント3の長手方向とのなす角度を示し、また角度βは、フォーマ4の周方向と転位セグメント3の長手方向とのなす角度をそれぞれ示す。
本発明者らは、以下に示されたようにして、転位セグメント3の超電導素線2に加わるε垂直とε平行を測定してεflを求め、測定結果と前記式(5)及び式(6)より算出される計算値との比較を行った。
図5は、フォーマ4に巻回された転位セグメント3の平面図である。非転位渡り部32を保形テープ5で結束し、転位渡り部31にはそれぞれ5箇所(□印、番号α1〜α10で示す部分)に歪ゲージを設けた状態を示している。厚さtが0.1mm、幅Wが5mmのテープ状の超電導素線2を6本撚り合わせて形成した転位セグメント3を用意し、歪ゲージを前記したとおり設け、この転位セグメント3を直径Dが22mmのフォーマ4にスパイラルピッチsが400mmとなるように螺旋巻きし、各位置におけるε垂直,ε平行を測定した。
本発明者らは、以下に示されたようにして、転位セグメント3の超電導素線2に加わるε垂直とε平行を測定してεflを求め、測定結果と前記式(5)及び式(6)より算出される計算値との比較を行った。
図5は、フォーマ4に巻回された転位セグメント3の平面図である。非転位渡り部32を保形テープ5で結束し、転位渡り部31にはそれぞれ5箇所(□印、番号α1〜α10で示す部分)に歪ゲージを設けた状態を示している。厚さtが0.1mm、幅Wが5mmのテープ状の超電導素線2を6本撚り合わせて形成した転位セグメント3を用意し、歪ゲージを前記したとおり設け、この転位セグメント3を直径Dが22mmのフォーマ4にスパイラルピッチsが400mmとなるように螺旋巻きし、各位置におけるε垂直,ε平行を測定した。
図6は、歪ゲージの取り付け位置とε垂直との関係を示す図である。図中、2点鎖線は、ε(={t/(D+t)}[s2/{s2+(πD)2}])=0.0044(0.44%)を満たす直線である。測定されたε垂直の極大値と前記2点鎖線とがほぼ一致することが確認された。
また、図7は、歪ゲージの取り付け位置とε平行との関係を示す図である。図中、2点鎖線は、ε(={t/(D+t)}[(πD)2/{s2+(πD)2}])=0.0001(0.01%)を満たす直線である。測定されたε平行の極大値と前記2点鎖線とがほぼ一致することが確認された。
以上により、前述した式(5)と式(6)は共に、測定結果と精度良く一致し、フラットワイズ歪みεflは、前述した式(4)により表されることがわかる。
また、図7は、歪ゲージの取り付け位置とε平行との関係を示す図である。図中、2点鎖線は、ε(={t/(D+t)}[(πD)2/{s2+(πD)2}])=0.0001(0.01%)を満たす直線である。測定されたε平行の極大値と前記2点鎖線とがほぼ一致することが確認された。
以上により、前述した式(5)と式(6)は共に、測定結果と精度良く一致し、フラットワイズ歪みεflは、前述した式(4)により表されることがわかる。
図8は、フォーマ4の外周に巻回された転位セグメント3の超電導素線2に加わるεedとεflを示す概略図である。
εedとεflとの合成歪みεとεflとのなす角度をθとし、合成歪みεとεedとのなす角度をφとすると、合成歪みεは以下の式(7)により表される。
εedとεflとの合成歪みεとεflとのなす角度をθとし、合成歪みεとεedとのなす角度をφとすると、合成歪みεは以下の式(7)により表される。
ε=εflcos2θ+εedcos2φ・・・・・・(7)
前記式(7)に、前述した式(3)及び式(4)を代入すると、以下の式(8)となる。また角度θとφとは、図8に示されたように以下の式(2)を満たすことがわかる。
ε={t/(D+t)}cos2θ+3(W/L)2cos2φ・・・・・・(8)
tan(θ+φ)=s/(πD)・・・・・・(2)
以上により、フォーマ4の外周に巻回された転位セグメント3の超電導素線2において、εedとεflとの合成歪みεが、前記した式(8)により表されることになる。この式(8)が許容歪みεp以下となるように、すなわち前述した式(1)を満たすように、超電導素線2やフォーマ4などの寸法(D,t,W,L,s)を定めることによって、超電導素線2に加わる合成歪みεを許容歪みεp以下とすることができる。
これにより、歪みによって転位セグメント3の構造が乱れることが無く、安定した電気伝導特性が得られ、かつ高い長期信頼性が実現できる。
これにより、歪みによって転位セグメント3の構造が乱れることが無く、安定した電気伝導特性が得られ、かつ高い長期信頼性が実現できる。
ここで、許容歪みεpとしては、特に限定されず、転位セグメント導体1に要求される電気伝導特性や使用条件に応じて適宜決定される。例えば、予め電気伝導特性と超電導素線2に加わる歪みの大きさとの関係を測定しておき、この測定結果をもとに許容歪みεpを求めることができる。
また、Y系超電導材料では、曲げ歪が0.4%を越えると電気伝導特性などが大幅に劣化することが報告されており(飯島康裕,Advance in Superconductivity XI,1999年,p.785−788)、この報告をもとに超電導素線2としてY系超電導材料が用いられた場合、許容値を0.4%とすることができる。
また、Y系超電導材料では、曲げ歪が0.4%を越えると電気伝導特性などが大幅に劣化することが報告されており(飯島康裕,Advance in Superconductivity XI,1999年,p.785−788)、この報告をもとに超電導素線2としてY系超電導材料が用いられた場合、許容値を0.4%とすることができる。
なお、本実施形態では、超電導素線2を用いた場合を例示したが、テープ状の平角断面を備えた素線であれば、いかなる材料の素線であっても適用でき、本実施形態と同様の作用効果が得られる。
[具体例1]
テープ状の超電導素線2として、ステンレス鋼もしくはハステロイ合金などの金属基材上にイットリア安定化ジルコニア(YSZ)中間層を介してY1Ba2Cu3O7−x(YBCO)酸化物超電導膜が成膜されたものを用いた。
この超電導素線2の幅Wは2.4mmであり、厚さtは0.08mmである。
ここで、転位セグメントを形成する際に、強度が強く剛性の高い素線を転位撚り合わせ、転位渡り長Lで両端側に保形テープを設けて拘束すると、転位渡り部がエッジワイズ曲げされずに浮き上がる場合がある。しかし、実験的経験として、転位渡り長Lを以下の式(9)を満たす値とすることによって、張力が加わっても、転位セグメント3の転位渡り部31が浮き上がることがほとんどない。
テープ状の超電導素線2として、ステンレス鋼もしくはハステロイ合金などの金属基材上にイットリア安定化ジルコニア(YSZ)中間層を介してY1Ba2Cu3O7−x(YBCO)酸化物超電導膜が成膜されたものを用いた。
この超電導素線2の幅Wは2.4mmであり、厚さtは0.08mmである。
ここで、転位セグメントを形成する際に、強度が強く剛性の高い素線を転位撚り合わせ、転位渡り長Lで両端側に保形テープを設けて拘束すると、転位渡り部がエッジワイズ曲げされずに浮き上がる場合がある。しかし、実験的経験として、転位渡り長Lを以下の式(9)を満たす値とすることによって、張力が加わっても、転位セグメント3の転位渡り部31が浮き上がることがほとんどない。
L≧{W2/(0.6t)}・・・・・・(9)
前記式(9)にW=2.4,t=0.08を代入すると、L≧120となる。このため、転位渡り長Lを120mm以上とすることによって、転位セグメント3の転位渡り部31の浮き上がりをほとんどなくすることができる。そこで、転位渡り長Lを120mmとして転位セグメント3を製造した。
次に、前記転位セグメント3を、直径Dが21.4mmのフォーマ4の外周にスパイラルピッチsが131mmとなるように螺旋状に巻回した。このようにしてフォーマ4の外周に転位セグメント3を3層巻回し、転位セグメント導体1を製造した。
ここで、現在、3層一括導体では、直径Dが21.4mm以下のフォーマ4を用いるように規定されており、製造された転位セグメント導体1は、この規格に沿ったものである。
次に、前記転位セグメント3を、直径Dが21.4mmのフォーマ4の外周にスパイラルピッチsが131mmとなるように螺旋状に巻回した。このようにしてフォーマ4の外周に転位セグメント3を3層巻回し、転位セグメント導体1を製造した。
ここで、現在、3層一括導体では、直径Dが21.4mm以下のフォーマ4を用いるように規定されており、製造された転位セグメント導体1は、この規格に沿ったものである。
超電導素線2には、転位セグメント3を製造する際、転位撚り合わせに伴ってエッジワイズ歪みεed(=3(W/L)2)=0.0012(0.12%)が加わる。
また、転位セグメント3をフォーマ4の外周に巻回する際、超電導素線2には、フラットワイズ歪みεfl(=t/(D+t))=0.003724(0.3724%)が加わる。また、前述した式(2)よりtan(θ+φ)(=s/(πD))=1.9485となり、θ+φ=62.8°となる。
また、転位セグメント3をフォーマ4の外周に巻回する際、超電導素線2には、フラットワイズ歪みεfl(=t/(D+t))=0.003724(0.3724%)が加わる。また、前述した式(2)よりtan(θ+φ)(=s/(πD))=1.9485となり、θ+φ=62.8°となる。
図9は、シミュレーションにより算出された超電導素線2に加わる合成歪みεと角度θとの関係を示す図である。図中、実線で示された合成歪みεは、前述した式(7)にεed=0.12%、εfl=0.3724%、φ=62.8°−θを代入して得られた以下の式(10)で表される。
ε(%)=0.3724cos2θ+0.12cos2(62.8°−θ)・・・・・・(10)
許容歪みεpを0.4%とすると、εed,εflは共に許容歪みεpよりも小さく、θ=0°では合成歪みεは0.397%となり、許容歪みεpよりも小さい。
しかし、θ=9°のとき、合成歪みεの極大値は0.405%となり許容歪みεpよりも大きくなる。このため、製造された転位セグメント導体1は、安定した電気伝導特性を維持することができないことがわかる。
以上のように、転位渡り長Lを前述した式(9)を満たす値として、転位セグメント3の転位渡り部31の浮き上がりをなくしても、前述した式(1)を満たすように超電導素線2やフォーマ4などの寸法(D,t,W,L,s)を定めなければ、超電導素線2の面内方向に加わる合成歪みεを許容歪みεp以下とすることができないことがわかる。
しかし、θ=9°のとき、合成歪みεの極大値は0.405%となり許容歪みεpよりも大きくなる。このため、製造された転位セグメント導体1は、安定した電気伝導特性を維持することができないことがわかる。
以上のように、転位渡り長Lを前述した式(9)を満たす値として、転位セグメント3の転位渡り部31の浮き上がりをなくしても、前述した式(1)を満たすように超電導素線2やフォーマ4などの寸法(D,t,W,L,s)を定めなければ、超電導素線2の面内方向に加わる合成歪みεを許容歪みεp以下とすることができないことがわかる。
[具体例2]
超電導素線2の厚さtを0.07mmとし、転位渡り長Lを140mmとする以外は、具体例1と同様にして、転位セグメント導体1を製造した。
図10は、シミュレーションにより算出された具体例2の超電導素線2に加わる合成歪みεと角度θとの関係を示す図である。
具体例2では、εed(=3(W/L)2)=0.088%となり、εfl(=t/(D+t))=0.326%となる。また、tan(θ+φ)(=s/(πD))=1.9485となり、θ+φ=62.8°となる。
図中、実線で示された合成歪みεは、前述した式(7)にεed=0.088%、εfl=0.326%、φ=62.8°−θを代入して得られた以下の式(11)で表される。
超電導素線2の厚さtを0.07mmとし、転位渡り長Lを140mmとする以外は、具体例1と同様にして、転位セグメント導体1を製造した。
図10は、シミュレーションにより算出された具体例2の超電導素線2に加わる合成歪みεと角度θとの関係を示す図である。
具体例2では、εed(=3(W/L)2)=0.088%となり、εfl(=t/(D+t))=0.326%となる。また、tan(θ+φ)(=s/(πD))=1.9485となり、θ+φ=62.8°となる。
図中、実線で示された合成歪みεは、前述した式(7)にεed=0.088%、εfl=0.326%、φ=62.8°−θを代入して得られた以下の式(11)で表される。
ε(%)=0.326cos2θ+0.088cos2(62.8°−θ)・・・・・・(11)
合成歪みεの極大値は、0.349%であり、許容歪みεpの0.4%よりも小さく、前述した式(1)を満たしていることがわかる。このように許容歪みεp以下であるため、歪みによって転位セグメントの構造が乱れることが無く、安定した電気伝導特性が得られ、かつ高い長期信頼性が実現できる。
[具体例3]
スパイラルピッチを200mmとする以外は、具体例1と同様にして、転位セグメント導体を製造した。
図11は、シミュレーションにより算出された具体例3の超電導素線に加わる合成歪みεと角度θとの関係を示す図である。
具体例3では、εed(=3(W/L)2)=0.12%となり、εfl(=t/(D+t))=0.372%となる。また、tan(θ+φ)(=s/(πD))=2.975となり、θ+φ=71.4°となる。
図中、実線で示された合成歪みεは、前述した式(7)にεed=0.12%、εfl=0.372%、φ=71.4°−θを代入して得られた以下の式(12)で表される。
スパイラルピッチを200mmとする以外は、具体例1と同様にして、転位セグメント導体を製造した。
図11は、シミュレーションにより算出された具体例3の超電導素線に加わる合成歪みεと角度θとの関係を示す図である。
具体例3では、εed(=3(W/L)2)=0.12%となり、εfl(=t/(D+t))=0.372%となる。また、tan(θ+φ)(=s/(πD))=2.975となり、θ+φ=71.4°となる。
図中、実線で示された合成歪みεは、前述した式(7)にεed=0.12%、εfl=0.372%、φ=71.4°−θを代入して得られた以下の式(12)で表される。
ε(%)=0.372cos2θ+0.12cos2(71.4°−θ)・・・・・・(12)
合成歪みεの極大値は、0.382%であり、許容歪みεpの0.4%よりも小さく、前述した式(1)を満たしていることがわかる。このように許容歪みεp以下であるため、歪みによって転位セグメント3の構造が乱れることが無く、安定した電気伝導特性が得られ、かつ高い長期信頼性が実現できる。
以上のように、前述した式(7)を用いることによって、シミュレーションにより超電導素線2に加わる合成歪みεを算出することができる。このため、種々の超電導素線2やフォーマ4などの寸法(D,t,W,L,s)について予め合成歪みεを算出し、この合成歪の最大値が許容歪みεp以下となる寸法を求めておく。そして、算出された寸法に応じて転位セグメント導体1を製造することによって、超電導素線2に加わる合成歪みεを許容歪みεp以下とすることができる。
以上のように、前述した式(7)を用いることによって、シミュレーションにより超電導素線2に加わる合成歪みεを算出することができる。このため、種々の超電導素線2やフォーマ4などの寸法(D,t,W,L,s)について予め合成歪みεを算出し、この合成歪の最大値が許容歪みεp以下となる寸法を求めておく。そして、算出された寸法に応じて転位セグメント導体1を製造することによって、超電導素線2に加わる合成歪みεを許容歪みεp以下とすることができる。
特に、具体例3は、具体例1に比べてスパイラルピッチsが異なるだけである。このように、超電導素線2,転位セグメント3,フォーマ4の寸法(D,t,W,L)を変化させなくとも、転位セグメント3をフォーマ4の外周に巻回する際のスパイラルピッチsのみを調整することによって、既存の超電導素線2やフォーマ4などを用いて、簡便に前述した式(1)及び式(2)を満たすようにすることができる。
本発明では、素線に加わる合成歪みεが許容歪みεp以下となる転位セグメント導体を実現できる。素線として超電導素線を用いた転位セグメント導体は、安定した電気伝導特性を維持するとともに高い長期信頼性し、かつ大容量の超電導ケーブルとして利用できる。
1‥‥転位セグメント導体、2‥‥超電導素線(素線)、3‥‥転位セグメント、4‥‥管体(フォーマ)、31‥‥転位渡り部
Claims (3)
- テープ状の素線を複数本、転位撚り合わせてなる転位セグメントを、管体の周囲に螺旋状に巻き付けてなる転位セグメント導体において、
前記管体の直径をD[mm]、前記素線の厚さをt[mm]、前記素線の幅をW[mm]、前記素線の許容歪をεp、前記転位セグメントの転位渡り長をL[mm]、前記転位セグメントのスパイラルピッチをs[mm]とすると、
下記式(1)及び式(2)を満足することを特徴とする転位セグメント導体。
εp≧[{t/(D+t)}cos2θ+3(W/L)2cos2φ]・・・・・・(1)
tan(θ+φ)=s/(πD)・・・・・・(2) - 前記素線の厚さtに対する幅Wの比で表されるアスペクト比(W/t)が20以上であることを特徴とする請求項1に記載の転位セグメント導体。
- 前記素線が、一般式Y1Ba2Cu3O7−xで表される酸化物超電導材料を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の転位セグメント導体。
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JP2003346122A JP2005116234A (ja) | 2003-10-03 | 2003-10-03 | 転位セグメント導体 |
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