JP2005115724A - データ収集装置、データ収集方法およびデータ収集プログラム - Google Patents

データ収集装置、データ収集方法およびデータ収集プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介して接続される機器から、その機器で取得されたデータを簡略な構成に従って収集できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明では、これまでに収集したデータの中に含まれる最も新しく取得されたデータの取得日時情報を保持する保持手段を備えるようにして、この保持手段の保持する取得日時よりも後に取得されたデータを収集することで、データの欠落を招くことなくデータを収集することを実現する。このデータ収集処理により、ネットワークを介して接続される機器から、その機器で取得されたデータを収集する場合にあって、あたかも自コンピュータ内のメモリにアクセスするかの如くに、その機器内のメモリにアクセスしてデータを収集するようにしても、データの欠落を招くことなくそのデータ収集を実現できるようになるので、簡略な構成に従ってデータを収集できるようになる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ネットワークを介して接続される機器から、その機器で取得されたデータを収集するデータ収集装置と、そのデータ収集装置で実行されるデータ収集方法と、そのデータ収集装置の実現に用いられるデータ収集プログラムとに関する。
ネットワークを介して接続される機器から、その機器で取得されたデータを収集することで遠隔監視を行う場合、監視を行う装置があたかも自コンピュータ内のメモリにアクセスするかの如くに、その機器内のメモリにアクセスしてデータを読み取るという方法を用いることが考えられる。
この方法は極めて簡単な方法ではあるものの、ネットワークの信頼性が低い場合に、収集するデータの欠落を避けられないという問題がある。
すなわち、例えば、規定の収集周期に従ってデータ収集を行う場合にあって、ある収集周期の途中でネットワークに障害が発生すると、その収集周期のデータを収集できなくなることから、収集するデータの欠落を避けられないのである。
そこで、従来技術では、このような方法を用いずに、被監視装置となる機器の側にパーソナルコンピュータなどのようなコンピュータ機能を持たせるようにするとともに、その機器の側で監視対象となるデータを蓄積するようにして、被監視装置となる機器がそのコンピュータ機能を使って、監視を行う装置に対して、再送機能などを持つ高機能のファイル転送プロトコル(FTP)を使って、蓄積したデータを転送するという方法を用いている。
例えば、本出願人が開示した遠隔管理システムでも、被監視装置となる機器から状態情報を取得するパーソナルコンピュータを用意する構成を採って、このパーソナルコンピュータがネットワークを介して接続される遠隔管理サーバに対して、その取得した状態情報を送信するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−223483
しかしながら、このような従来技術に従っていると、被監視装置となる機器の側にパーソナルコンピュータなどのようなコンピュータ機能を持たせる必要があることから、被監視装置となる機器が簡略な構成で済む場合にも、パーソナルコンピュータなどのようなコンピュータ機能を持たせなくてならず、高価なものにならざるを得ないという問題がある。
さらに、監視対象となるデータをまとめて送信しているようにしていることから、データの収集周期が長くなり、リアルタイム性に欠けるという問題もある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、ネットワークを介して接続される機器から、その機器で取得されたデータを収集する処理を行うときにあって、簡略な構成に従いつつ、データの欠落を招くことなくデータを収集できるようにする新たなデータ収集技術の提供を目的とする。
本発明のデータ収集装置は、ネットワークを介して接続される機器から、その機器で取得されたデータを収集する処理を行うときにあって、簡略な構成に従いつつ、データの欠落を招くことなくデータを収集できるようにするために、(イ)これまでに収集したデータの中に含まれる最も新しく取得されたデータの取得日時情報を保持する保持手段と、(ロ)データ収集先となる機器に対して、最新の取得データを起点とする取得済みのデータの送信を要求することで、保持手段の保持する取得日時よりも後に取得されたデータを収集する収集手段と、(ハ)収集手段の収集したデータに付加されている取得日時情報に従って、それらのデータの中から最も新しく取得されたデータの取得日時を特定して、それに従って保持手段の保持する取得日時情報を更新する更新手段と、(ニ)収集手段の収集したデータの中に重複するデータが含まれている場合にはそれを取り除くとともに、収集手段の収集したデータの中に既に収集したデータが含まれている場合にはそれを取り除く除去手段とを備えるように構成する。
この構成を採るときにあって、収集手段は、データ収集先となる機器から送信されてくるデータに付加されている取得日時情報に従って、保持手段の保持する取得日時情報が付加されているデータまでの個数を予測して、その予測した個数に従ってデータの送信を要求することがある。
以上の各処理手段が動作することで実現される本発明のデータ収集方法はコンピュータプログラムで実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、半導体メモリなどのような適当な記録媒体に記録して提供されたり、ネットワークを介して提供され、本発明を実施する際にインストールされてCPUなどの制御手段上で動作することにより本発明を実現することになる。
本発明を実現する場合、データ収集先となる機器は、例えば規定の取得周期に従ってデータを取得すると、そのデータに取得日時情報を付加して、その取得の順番に従って自機器内のメモリに格納していくように処理する。
これを受けて、上記のように構成される本発明のデータ収集装置では、収集手段は、例えば規定の収集周期に到達すると、例えば、データ収集先となる機器に対して、最新の取得データを起点とする規定個数の取得済みのデータの送信を要求し、その要求に応答して送信されてくるデータに付加されている取得日時情報と、保持手段の保持する取得日時情報とに従って、これまでに収集したデータまで送信されてきたのか否かを判断して、送信されてきていないことを判断するときには、先に要求したデータに続く規定個数のデータの送信を要求することを繰り返す。
このようにして、収集手段は、保持手段の保持する取得日時よりも後に取得されたデータを収集することで、データの欠落を招くことなくデータを収集することを実現する。
そして、この収集手段によるデータ収集を受けて、更新手段は、収集手段の収集したデータに付加されている取得日時情報に従って、それらのデータの中から最も新しく取得されたデータの取得日時を特定して、それに従って保持手段の保持する取得日時情報を更新する。
このデータ収集処理により、本発明のデータ収集装置は、ネットワークを介して接続される機器から、その機器で取得されたデータを収集する場合にあって、あたかも自コンピュータ内のメモリにアクセスするかの如くに、その機器内のメモリにアクセスしてデータを収集するようにしても、データの欠落を招くことなくそのデータ収集を実現できるようになる。
本発明によれば、ネットワークを介して接続される機器から、その機器で取得されたデータを収集する場合にあって、あたかも自コンピュータ内のメモリにアクセスするかの如くに、その機器内のメモリにアクセスしてデータを収集するようにしても、データの欠落を招くことなくそのデータ収集を実現できるようになることから、そのデータ収集方法を用いることが可能になることで、簡略な構成に従ってデータを収集できるようになる。
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
図1に、本発明の適用される遠隔監視システムのシステム構成の一例を図示する。
この図に示すように、本発明の適用される遠隔監視システムは、燃焼制御などのような規定の処理を実行する1つ又は複数の処理装置1と、処理装置1にインターネット3を介して接続されて、処理装置1の取得するデータを収集することで処理装置1を監視する処理を行う遠隔監視装置2とで構成されている。
図2に、処理装置1の装置構成の一例を図示し、図3に、遠隔監視装置2の装置構成の一例を図示する。
処理装置1は、図2に示すように、遠隔監視装置2に送信するデータを一時的に格納するバッファ10と、日時を刻む時計部11と、遠隔監視装置2に送信するデータを取得してバッファ10に格納するデータ取得部12と、遠隔監視装置2からのデータ要求に応答して、バッファ10からデータを読み出して遠隔監視装置2に送信するデータ送信部13とを備える。
一方、遠隔監視装置2は、図3に示すように、処理装置1からデータを収集するデータ収集部20と、これまでに収集したデータの中に含まれる処理装置1により最も新しく取得されたデータの取得日時情報を保持する収集済最新日時保持部21と、日時を刻む時計部22と、データ収集部20により収集されたデータを記憶するデータ記憶部23と、データ記憶部23に記憶されるデータに従って規定の監視処理を実行する監視実行部24とを備える。
図4に、処理装置1の備えるデータ取得部12の実行する処理フローの一例を図示し、図5に、遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20の実行する処理フローの一例を図示する。
次に、これらの処理フローに従って、本発明について詳細に説明する。最初に、処理装置1の備えるデータ取得部12の実行する処理について説明する。
処理装置1の備えるデータ取得部12は、例えば1分毎に設定される規定の取得周期に到達することで起動されると、図4の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ10で、遠隔監視装置2に送信することになるデータを取得する。
続いて、ステップ11で、時計部11から現在の取得日時を入手する。続いて、ステップ12で、バッファ10に格納されているデータを1つずつシフトさせることで先頭のメモリ域に空きを作る。続いて、ステップ13で、取得したデータをバッファ10の先頭のメモリ域に、入手した取得日時の情報とともに書き込む。
このようにして、処理装置1の備えるデータ取得部12は、規定の取得周期に到達することで起動されると、図6に示すように、バッファ10に格納されているデータを1つずつシフトさせることで先頭のメモリ域に空きを作って、そこに、今回取得したデータをその取得日時の情報とともに書き込むように処理するのである。
このデータ取得部12の処理に従って、処理装置1の備えるバッファ10には、図6に示すように、その先頭から、取得の新しい順番に従って、遠隔監視装置2に送信することになるデータがその取得日時の情報とともに格納されることになる。
次に、遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20の実行する処理について説明する。
遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20は、例えば5分毎に設定される規定の収集周期に到達することで起動されると、図5の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ20で、収集済最新日時保持部21から収集済最新日時の情報(これまでに収集したデータの中に含まれる、処理装置1により最も新しく取得されたデータの取得日時情報)を読み出す。
続いて、ステップ21で、バッファ10の先頭からのデータの個数を示す変数オフセットに“0”をセットする。すなわち、図2中に示すような形態で定義される変数オフセットに“0”をセットするのである。
続いて、ステップ22で、バッファ10の先頭アドレスからオフセット離れた位置を読取開始位置として、バッファ10からN個のデータを読み取ることを試みる。
すなわち、処理装置1に対して、例えばHTTPを使って、バッファ10の先頭アドレスと、バッファ10の先頭からのデータの個数を示すオフセットの値と、要求するデータの個数とを指定してデータの送信要求を発行し、この発行に応答して処理装置1のデータ送信部13から返信されてくるデータを受け取ることで、バッファ10の先頭アドレスからオフセット離れた位置を読取開始位置としてN個のデータを読み取ることを試みるのである。
このようして、データ収集部20は、あたかも自コンピュータ内のメモリにアクセスするかの如くに、処理装置1のバッファ10にアクセスしてデータを収集するように処理することになる。
ここで、このN個としては、例えば、収集周期の間に処理装置1により取得されることになるデータの個数が設定される。例えば、データ収集部20が5分毎の収集周期に従ってデータを収集するときにあって、データ取得部12が1分毎の取得周期に従ってデータを取得するときには、N個として5個が設定されることになる。
ステップ22で、バッファ10の先頭アドレスからオフセット離れた位置を読取開始位置としてN個のデータを読み取ることを試みると、続いて、ステップ23で、この読み取りに成功したのか否かを判断して、この読み取りに失敗したことを判断するときには、インターネット3などに障害が発生したことを判断して、この収集周期における処理を終了する。
一方、ステップ23で、この読み取りに成功したことを判断するときには、ステップ24に進んで、読み取ったデータの持つ取得日時の情報の中から、最も古い取得日時の情報を特定する。
続いて、ステップ25で、その特定した最も古い取得日時の情報と、収集済最新日時保持部21から読み出した収集済最新日時の情報とから、収集済最新日時を持つデータまで読み取ったのか否かを判断して、収集済最新日時を持つデータまで読み取っていないことを判断するときには、ステップ26に進んで、変数オフセットの値をN個インクリメントしてから、ステップ22に戻る。
すなわち、前回の収集周期(それよりも前の収集周期を含むこともある)でインターネット3などに障害が発生し、それにより処理装置1からのデータの読み取りに失敗していることで、今回の収集周期におけるN個のデータの読み取りだけでは収集済最新日時を持つデータまで読み取れない場合には、変数オフセットの値をN個インクリメントしてからステップ22に戻ることで、収集済最新日時を持つデータまでのデータの読み取りを行うように処理するのである。
一方、ステップ25で、収集済最新日時を持つデータまで読み取ったことを判断するときには、ステップ27に進んで、今回の収集周期で読み取ったデータの中から重複するデータを取り除くとともに、今回の収集周期で読み取ったデータの中から前回の収集周期で読み取ったデータを取り除いてから、その読み取ったデータをその取得日時の順にデータ記憶部23に書き込む。
すなわち、今回の収集周期におけるデータ収集を行っている間に、処理装置1の側でバッファ10に格納する新たなデータが発生した場合には、図6で説明したように、バッファ10に格納されているデータが1つずつシフトされることになることで、今回の収集周期で読み取ったデータの中に重複するデータが存在することになる。そこで、そのような重複するデータを取り除くのである。そして、今回の収集周期で収集済最新日時を持つデータよりも古いデータを読み取ることもあるので、そのような既に読み取ったデータを取り除くのである。
続いて、ステップ28で、今回の収集周期で読み取ったデータの持つ取得日時の情報の中から、最も新しい取得日時の情報を特定して、それを収集済最新日時保持部21に書き込んで、処理を終了する。
このようにして、遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20は、規定の収集周期に到達することで起動されると、図7に示すように、処理装置1に対して、最新の取得データを起点とするN個(図7の例ではN=5個)の取得済みのデータの送信を要求し、その要求に応答して送信されてくるデータの持つ取得日時情報と、収集済最新日時保持部21の保持する収集済最新日時の情報とに従って、これまでに収集したデータまで読み取ったのか否かを判断して、読み取っていないことを判断する場合には、先に要求したデータに続くN個のデータの送信を要求することを繰り返すことで、収集済最新日時保持部21の保持する収集済最新日時よりも後に取得されたデータを収集するように処理するのである。
このデータ収集処理に従って、本発明の遠隔監視装置2によれば、ネットワーク3を介して接続される処理装置1から、その処理装置1で取得されたデータを収集することで遠隔監視を行う場合にあって、あたかも自コンピュータ内のメモリにアクセスするかの如くに、その処理装置1のバッファ10にアクセスしてデータを収集するようにしても、データの欠落を招くことなくそのデータ収集を実現できるようになることから、そのデータ収集方法を用いることが可能になることで、簡略な構成に従ってデータを収集できるようになる。
図8及び図9に、遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20の実行する処理フローの他の一例を図示する。
この図8及び図9の処理フローは、図5の処理フローのステップ26〜ステップ27の間に、ステップ26a〜ステップ26gという処理を行うことが図5の処理フローと異なる点である。
遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20は、図5の処理フローに従う場合には、図7に示すように、処理装置1のバッファ10からN個ずつデータを読み取っていくようにしているが、図8及び図9の処理フローに従う場合には、収集済最新日時を持つデータまでのデータ数を予測して、その予測したデータ数がN個よりも小さな数となる場合には、その予測数のデータを読み取っていくようにしている。
処理装置1が規定の取得周期に従ってデータを取得する場合には、あと何個のデータを読み取れば収集済最新日時を持つデータまで読み取ることになるのかを予測できるので、そのような予測を行ってデータを読み取っていくように処理するのである。
すなわち、遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20は、図8及び図9の処理フローに従う場合には、図5の処理フローのステップ20〜ステップ23の処理と同じ処理を行うことで、ステップ24で、読み取ったデータの持つ最も古い取得日時の情報を特定すると、続くステップ25で、収集済最新日時を持つデータまで読み取ったのか否かを判断して、収集済最新日時を持つデータまで読み取っていないことを判断するときには、ステップ26に進んで、変数オフセットの値をN個インクリメントする。
続いて、ステップ26aで、特定した最も古い取得日時と読み取ったデータの持つ取得日時の時間間隔とから、収集済最新日時を持つデータまでのデータ数を予測し、続くステップ26bで、その予測したデータ数がN個を超えるのか否かを判断して、N個を超えることを判断するときには、そのままステップ22に戻る。
一方、ステップ26bで、予測したデータ数がN個を超えないことを判断するときには、ステップ26cに進んで、バッファ10の先頭アドレスからオフセット離れた位置を読取開始位置として、バッファ10から予測個数のデータを読み取ることを試みる。
続いて、ステップ26dで、この読み取りに成功したのか否かを判断して、この読み取りに失敗したことを判断するときには、インターネット3などに障害が発生したことを判断して、この収集周期における処理を終了する。
一方、ステップ26dで、この読み取りに成功したことを判断するときには、ステップ26eに進んで、読み取ったデータの持つ取得日時の情報の中から、最も古い取得日時の情報を特定する。
続いて、ステップ26fで、その特定した最も古い取得日時の情報と、収集済最新日時保持部21から読み出した収集済最新日時の情報とから、収集済最新日時を持つデータまで読み取ったのか否かを判断して、収集済最新日時を持つデータまで読み取っていないことを判断するときには、ステップ26gに進んで、変数オフセットの値をN個インクリメントしてから、ステップ22に戻る。
一方、ステップ26fで、収集済最新日時を持つデータまで読み取ったことを判断するときには、ステップ27に進んで、今回の収集周期で読み取ったデータの中から重複するデータを取り除くとともに、今回の収集周期で読み取ったデータの中から前回の収集周期で読み取ったデータを取り除いてから、その読み取ったデータをその取得日時の順にデータ記憶部23に書き込む。
続いて、ステップ28で、今回の収集周期で読み取ったデータの持つ取得日時の情報の中から、最も新しい取得日時の情報を特定して、それを収集済最新日時保持部21に書き込んで、処理を終了する。
そして、ステップ25で、収集済最新日時を持つデータまで読み取ったことを判断するときには、同様に、ステップ27に進んで、今回の収集周期で読み取ったデータの中から重複するデータを取り除くとともに、今回の収集周期で読み取ったデータの中から前回の収集周期で読み取ったデータを取り除いてから、その読み取ったデータをその取得日時の順にデータ記憶部23に書き込む。
そして、続くステップ28で、今回の収集周期で読み取ったデータの持つ取得日時の情報の中から、最も新しい取得日時の情報を特定して、それを収集済最新日時保持部21に書き込んで、処理を終了する。
このようにして、遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20は、図8及び図9の処理フローに従う場合には、収集済最新日時を持つデータまでのデータ数を予測して、その予測したデータ数がN個よりも小さな数となる場合には、その予測数のデータを読み取っていくようにしているのである。
ここで、予測したデータ数がN個よりも大きな数となる場合にも、その予測数のデータを読み取っていくようにしてもよいことは言うまでもない。なお、予測したデータ数が外れてしまっても、それに続くデータを読み取っていくことになることから何ら問題は起こらない。
処理装置1の備えるデータ取得部12は、図4の処理フローに従う場合には、図6に示したように、バッファ10に格納されているデータを1つずつシフトさせることで先頭のメモリ域に空きを作って、そこに、今回取得したデータをその取得日時の情報とともに書き込むように処理しているが、このようなバッファ10への書込方法以外の書込方法を用いることも可能である。
例えば、図10に示すように、ライトポインタ(図中に示すWP)の指すメモリ域にデータを書き込むというバッファ10への書込方法を用いることも可能である。この場合には、処理装置1のデータ取得部12は、図4の処理フローに代えて、取得したデータをライトポインタの指すメモリ域に書き込むとともに、その書き込みに合わせてライトポインタを1つずつずらしていくという図11の処理フローを実行することになる。
この図10に示すようなリングバッファ形式の書込方法を用いる場合には、遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20は、バッファ10の先頭アドレスの代わりに、ライトポインタを基準とするデータの送信を要求することになるが、ライトポインタが具体的にどの位置にあるのかを把握する必要はなく、ただ単に、ライトポインタを基準とするデータの送信を要求するだけで足りる。
また、遠隔監視装置2の備えるデータ収集部20は、図5の処理フローに従う場合には、図7に示すような形態で、処理装置1の備えるバッファ10からデータを読み取るように処理しているが、オフセットの概念を導入せずに、常にバッファ10の先頭アドレスから何個というような図12に示すような形態で、処理装置1の備えるバッファ10からデータを読み取るように処理してもよい。
本発明は、ネットワークを介して接続される機器の監視を司る様々な遠隔監視装置に適用することができる。
本発明の適用される遠隔監視システムのシステム構成図である。 処理装置の装置構成図である。 遠隔監視装置の装置構成図である。 処理装置の備えるデータ取得部の実行する処理フローである。 遠隔監視装置の備えるデータ収集部の実行する処理フローである。 処理装置の備えるデータ取得部の実行する処理の説明図である。 遠隔監視装置の備えるデータ収集部の実行する処理の説明図である。 遠隔監視装置の備えるデータ収集部の実行する処理フローである。 遠隔監視装置の備えるデータ収集部の実行する処理フローである。 バッファへのデータ書込方法の説明図である。 処理装置の備えるデータ取得部の実行する処理フローである。 遠隔監視装置の備えるデータ収集部の実行する処理の説明図である。
符号の説明
1 処理装置
2 遠隔監視装置
3 インターネット
10 バッファ
11 時計部
12 データ取得部
13 データ送信部
20 データ収集部
21 収集済最新日時保持部
22 時計部
23 データ記憶部
24 監視実行部

Claims (8)

  1. ネットワークを介して接続される機器から、該機器で取得されたデータを収集するデータ収集装置において、
    これまでに収集したデータの中に含まれる最も新しく取得されたデータの取得日時情報を保持する保持手段と、
    上記機器に対して、最新の取得データを起点とする取得済みのデータの送信を要求することで、上記保持手段の保持する取得日時よりも後に取得されたデータを収集する収集手段と、
    上記収集手段の収集したデータに付加されている取得日時情報に従って、それらのデータの中から最も新しく取得されたデータの取得日時を特定して、それに従って上記保持手段の保持する取得日時情報を更新する更新手段とを備えることを、
    特徴とするデータ収集装置。
  2. 請求項1に記載のデータ収集装置において、
    上記収集手段は、上記機器に対して、最新の取得データを起点とする規定個数の取得済みのデータの送信を要求し、その要求に応答して送信されてくるデータに付加されている取得日時情報と、上記保持手段の保持する取得日時情報とに従って、これまでに収集したデータまで送信されてきたのか否かを判断して、送信されてきていないことを判断する場合には、先に要求したデータに続く規定個数のデータの送信を要求することを繰り返すことを、
    特徴とするデータ収集装置。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ収集装置において、
    上記収集手段は、上記機器から送信されてくるデータに付加されている取得日時情報に従って、上記保持手段の保持する取得日時情報が付加されているデータまでの個数を予測して、その予測した個数に従ってデータの送信を要求することを、
    特徴とするデータ収集装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデータ収集装置において、
    上記収集手段の収集したデータの中に重複するデータが含まれている場合にはそれを取り除くとともに、上記収集手段の収集したデータの中に既に収集したデータが含まれている場合にはそれを取り除く除去手段を備えることを、
    特徴とするデータ収集装置。
  5. ネットワークを介して接続される機器から、該機器で取得されたデータを収集するデータ収集装置で実行されるデータ収集方法であって、
    これまでに収集したデータの中に含まれる最も新しく取得されたデータの取得日時情報を保持する保持手段から、該取得日時情報を読み出す過程と、
    上記機器に対して、最新の取得データを起点とする取得済みのデータの送信を要求することで、上記読み出した取得日時よりも後に取得されたデータを収集する過程と、
    上記収集したデータに付加されている取得日時情報に従って、それらのデータの中から最も新しく取得されたデータの取得日時を特定して、それに従って上記保持手段の保持する取得日時情報を更新する過程とを備えることを、
    特徴とするデータ収集方法。
  6. 請求項5に記載のデータ収集方法において、
    上記収集する過程では、上記機器に対して、最新の取得データを起点とする規定個数の取得済みのデータの送信を要求し、その要求に応答して送信されてくるデータに付加されている取得日時情報と、上記保持手段の保持する取得日時情報とに従って、これまでに収集したデータまで送信されてきたのか否かを判断して、送信されてきていないことを判断する場合には、先に要求したデータに続く規定個数のデータの送信を要求することを繰り返すことを、
    特徴とするデータ収集方法。
  7. ネットワークを介して接続される機器から、該機器で取得されたデータを収集するデータ収集装置の実現に用いられるデータ収集プログラムであって、
    これまでに収集したデータの中に含まれる最も新しく取得されたデータの取得日時情報を保持する保持手段から、該取得日時情報を読み出す処理と、
    上記機器に対して、最新の取得データを起点とする取得済みのデータの送信を要求することで、上記読み出した取得日時よりも後に取得されたデータを収集する処理と、
    上記収集したデータに付加されている取得日時情報に従って、それらのデータの中から最も新しく取得されたデータの取得日時を特定して、それに従って上記保持手段の保持する取得日時情報を更新する処理とをコンピュータに実行させるためのデータ収集プログラム。
  8. 請求項7に記載のデータ収集プログラムにおいて、
    上記収集する処理では、上記機器に対して、最新の取得データを起点とする規定個数の取得済みのデータの送信を要求し、その要求に応答して送信されてくるデータに付加されている取得日時情報と、上記保持手段の保持する取得日時情報とに従って、これまでに収集したデータまで送信されてきたのか否かを判断して、送信されてきていないことを判断する場合には、先に要求したデータに続く規定個数のデータの送信を要求することを繰り返すことを、
    特徴とするデータ収集プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007233858A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Mitsubishi Electric Corp 障害監視システム及び障害監視方法
JP2015194797A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 富士通株式会社 監視漏れ特定処理プログラム,監視漏れ特定処理方法及び監視漏れ特定処理装置

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